2022年

1月

04日

2022 あけましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。
昨年はコロナ禍の中にもかかわらず、アクターズワークスユニットのリーディング公演を開催することが出来ました。
皆様に感謝感謝です。
やはり俳優って「自分を表現する」動物なのだと改めて自覚しました。役者としてもっともっとわがままに生きていこうと思います。
今年も心折れずに前進!いや、折れても直して前進!!
今年は世界中に暖かい光が注ぐ一年になりますように・・・!
2022年1月吉日
柚木佑美(水田裕子)

2021年

11月

18日

リーディング公演を終えて

お陰様で無事公演を終えました。

ワークインプログレスということで、それも一生懸命お客様に語り掛けたら、たくさんのご意見をいただけたと思っております。

 

なにはともあれ、

「やっぱりライブはいいな・・・」

という一言が、とてもたくさんあったのが印象的です。

中には、ライブで実際のパフォーマンスが見られて、涙を流された方までいらっしゃいました。

 

やってよかった・・・ほんとに。

何度もくじけそうになりましたが、やってよかった!!!

 

 

みんな各々、次の公演やら、仕事やらに歩き出しております。

私も、ありがたいことに、次の仕事が入っていて先日衣装合わせに行ってまいりました。

アンケートなども、もうちょっとお時間をいただいて、お客様の感想をまとめてみたいと思います。

 

その前に・・・・

 

フォトアルバムを見てやってください!スライダーでどうぞ!

 

 

 

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まずは、若手公演「人に気も知らないで」!

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次は、「アフタープレイ」Aチームです。

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最後に「アフタープレイ」Bチームです。

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2021年

11月

10日

リーディング公演 いよいよ明日から

いよいよ明日から三日間です。

 

作品作りは三作品とも楽しい楽しい工程でした。

そして、どのキャストも「当たり役」です。

アフタープレイはダブルキャストですが、どちらもその俳優ならではのその役に仕上がっています。

若手チームも、もう、役の人物なのか本人なのか・・・(笑)

 

みんなで見合っていますが、もう「押し役」が出来てます。

 

そんなエネルギーを、ぜひぜひ受け取っていただけたらと思います。

 

13日19時は残念ながら、ソールドアウト

他の13日は多少お席がございます。

11日 12日はまだまだございます。

 

ぜひぜひ、私たちとエネルギー交換しましょう!お待ちしております。

2021年

10月

22日

今年最後のキャラクター&シーンクラス

「今年最後の」、、、もうこんな言葉を書かなくてはなりません。

無事、終わりました。

 

3回ぶりに、今年初めてシーンクラスが出来ました。

嬉しいことです。

シーン1組 2人 キャラクター4人の参加です。

今回のキャラクタークラスは、実在の人物2人、台本の役2人で、とてもバランスのいいクラスでした。

 

 

キャラクタークラスは、自分自身ではない「役の人物」をクリエイトする練習。

 

実在の人物・・・主に父母などになるのですが、これはエクササイズクラスから続いて自分自身をも見直す機会にもなります。

また、親というものは子供に「親」としての顔しか見せていません。そこから一人の人間を探し出す作業は、情報の少ない台本の役の人物を作りだす練習にもってこいです。

弱みを見せず働き続けた父親の苦悩。

愛情が深いからこそきびしくしつけをした母。

もう、このブログでもずーーーっと、ずーーーっと書いてきたことですが、どんな人にも必ず「ドラマ」があることを思い知ります。

「普通」に生きてきた人が、いきなり失業したり、病気になったり・・・。

その時迎える、本人・家族の葛藤。

自分のすぐそばの家族に起こった出来事は、そのまま台本の中で起こっていく出来事なのです。

それを身をもって体験していただけたと思います。

 

役の人物は、一人は仕事や結婚に悩む普通のOL役。

役の人物になって、自分のことをしゃべると、お客さまとなっている他の俳優たちが、ガンガン質問したり意見したり。それに役の人物のままで答えていきます。

今回、

「なんでそんなことしたんですか」

「それって社会人としてダメなんじゃないですか」

と、ボコボコに言われ、その役者さんは

「マジ怖かった」と。(笑)

見学に来てたOB俳優さんたちも

「キャラクターでここまでデッドヒートするの珍しいよね。すごいよね」と。

 

演じるにあたって、普通の人って意外と難しい。

きちんと背景が作れているからこそこういう現象が起きます。

 

そしてもう一人は・・・

役者定番、精神を病んだ人!の役。

ちょっと慣れた俳優なら、行っちゃった目をしたり、神経質な甲高い笑い声をだしたり、そんなことをすれば、気が狂ってる風にみえますが、それでは台本一冊持つわけない。

そういう人も、私たちと何も変わらない「人間」です。

何を求めて、何か手に入らなかったのか・・・何に対してどんな感情を抱くのか・・・

丁寧に「人間」を作っていく作業でした。

 

 

シーンクラスは、感情をもって相手と交流して、脚本家が求める場面・セリフをクリアする練習。

台本を読んで、自分なりに読解して臨みますが、相手から影響を受けたものを排除せず受け取って返す。

まさに「やりとり」を忠実に練習します。

自分の頭で考えたことより、目の前で起こったこと優先。

それをやっても台本が崩れない・・・ということを体験していただけたと思います。

 

 

ともあれ、本当に俳優一人一人課題は違うし、持っている「体」も違います。

ある人は、感情を表に出すのが苦手。

ある人は、感情表現は得意だけど小さい。

また、感情を出すけど相手に届かせず、相手の影響を受けられない。

え?そんなはずはない…普段、そんなに大胆やん!なぜ?

自分をさらけ出すのが怖くてそうなっているのか、単に演じる癖なのか、それとも発生の問題なのか・・・。一人一人原因が違う。毎日毎日そこを修正していく。

 

そして、ローマは一日にして成らず!

ゆっくりじっくり、自分と向き合って手に入れるのが実力になっていきます。

 

キャラシーンの後のブログって、結局いつもこんな解説みたいな、説教みたいなことになりますが、私自身、毎回、このことを見つめなおし実感し直しています。

 

 

今回、稽古に参加してくれた俳優さんが、実況ブログを書いてくれました。

ぜひ、こちらも読んでみて下さい。

 

佐野みかげさんです。
https://ameblo.jp/girlylife-mikage/

 

ああ、実感!

 

2021年

10月

20日

リーディング公演 若手チーム 稽古場ブログ1

若手チームも稽古順調!

 

稽古すればするほど、作家・横山拓也さんのキャラクターの面白さと、さりげない日常の中にしこんだ劇薬(?笑)の絶妙さに楽しさ爆上がりです!!!

横山さん、愛してますよ~~~~!!!

届け!この愛、大阪まで!

 

このお芝居は、現代女性の日常の一コマ。

役の人物と、演じる俳優が、だんだん境目がなくなって、どっちが本人かわからんくなってくる・・・これが面白い!

 

台本に向かう前稽古で、役の人物にどんどん質問をぶつける、その役を演じる俳優が役の人物としてフリートークで答えまくる・・・という稽古したら、もう俳優はタジタジしながらも答え切り、質問をする方もまるで本当に存在する人間に質問をぶつけ・・・

 

質問する人「綾さんは、どうして〇〇したんですか?」 

俳優「いや、それは、私は・・・○○さんに対して、そこまでやらないとわかってもらえないとおもったから・・・」

質問する人「それって人間としてどうなんですか?」

俳優「そうですかね?そういうことじゃ・・・ない、ような・・・」

 

こういう稽古を繰り返し、人間的でチャーミングな女子たちを、皆様の前にご披露いたします!!!

待っててねぇ~~~!

 

 

2021年

10月

16日

リーディング公演稽古場ブログ2

稽古してます!

演出の上野火山さん…

アフタープレイの稽古を始めた時、火山さんの私の役・ソーニャについての考えに…
「いやぁ、ソーニャはそんなんじゃないんじゃないかなぁ、そんな風にはならないんじゃないかなぁ…」
とか思っていたが、 

あれ?
あれれ?

だんだん、そんな風に、なって来ており・・・

ヤバい!ヤバいぞ!
誉め殺しボルケーノ!の手のひらで・・・

ころっ
ころころっ

ヤバい
楽しいぞ!

この転がされてる感、たまらんぞぉ!


アップした写真の笑いの意味は…ですね、
通しの時、柚木ソーニャが
「アンドレイの姿を見た時、思わず キモ!と思ったんですよねー」
という発言をしてしまったのです!

いえいえ、室さんがキモいわけではないです。💦 アンドレイ、アンドレイがね 😅
みなさん、キモいアンドレイ、見てみたくありませんかぁ?キモいですよぉ!

シニアの可愛い恋愛。キモ可愛い私たちを、ぜひ見にいらしてください!!!

2021年

10月

10日

リーディング公演稽古場ブログ1

絶賛稽古中!

チームごとなので、もうわちゃわちゃしながら・・・

 

一昨日の稽古終わりに相手役の室園さんと、稽古場片付けた後、座り込んだ。

二人とも、しばらく動けない・・・苦笑

いや、年のせいだよ、わかってるよ!!!(くっそーーー!年め!)

 

ただ、本当に消耗する。

役を生きるのは、どんな役でも自分の一生と被りまくる。

ドッと何かが抜け落ちる。何かが持っていかれる。爆

 

それでも、止められない!

 

室さん「一人でいると、何かぐーーーっと内側に入って出て来られなくなりそうな気がしてくる」と。

室さんは、お酒を飲む人だ。

稽古や仕事が終わった後、誰かと・・・、一人でもだが、いっぱいビールを飲んでご飯を食べて帰る・・・それが出来ないことがこんなに人間の気持ちに影響するとは・・・

 

私は、コロナ禍が始まって、不眠になった。

覚えている限り、毎日といっても過言でないくらい芝居をする夢を見ていた。

それが、この稽古を始めてから見なくなった。

起きられないほど眠い・・・(笑)

 

 

きっと、これが私たちにとって生きているということ!

 

皆さん、ぜひに見来てやってください!!!!

 

2021年

8月

03日

キャラクタークラスを終わらせることが出来ました!

先日、キャラクターが終わりました。

まだ2週間経っていませんが、兎にも角にも発熱などの報告はありません。今回もセーフだったことと思います。

 

感染者数は激増、今は何の病気や怪我で救急車呼んでも病院には行けない状況なのに、テレビをつければオリンピック。。。

何が現実なのか、どこが現実なのか・・・よくわからない...

 

稽古内容については、やはり全く少人数なのでゆっくり稽古できた。

他ですでに経験を積んでいる俳優さんは、今まで演出家に言われたコメントや自分の円食いの課題について、一回一回、こんどはこれ試してみよう!次はこれ!と、段階を踏んでお互いに納得のいく積み上げができたと思う。

新人さんや、根本的な課題に直面していいる方々は・・・

一言「直ぐに出来ると思わないで!」

焦っているのか・・・、自分でも長いこと悩んでいるから疲れ果てているのか・・・

(ま、焦るよね。私も20代の自分って焦っているイメージしかない。笑)

 

ウチのような「感情」を取り扱うレッスンでなくて、普通に劇団や映像の養成所とかで稽古してきた人も覚えがあると思うのですが・・・

役の人物が台本の中で「泣いたりわめいたりする」とする。

「泣いたりわめいたり」は出来るのだが、やったらそれは自分自身のようになってしまう。

演出家に「それじゃ違うよ」と言われ、苦悩して、挙句の糧「泣く・喚く」すらできなくなる。

 

「泣いたりわめいたり」は感情をオープンさせること。

それがちゃんと役の人物に見えること。これがキャラクター練習の問題。

 

単純に言うと、

①役の人物への洞察が甘い。

②自分自身の感情をオープンする問題が解消されていない。

この二点です。

 

「他人」というのは、自分とは感情表現の方法が違うのです。

①「怒る」ポイントが違う。

普段でも「え?そこでそんなに怒るの?」ってこと、あると思います。

なぜ、その人はそのポイントで怒るのか・・・これを理解する必要がある。

そして「怒った」時の表し方が違う。

ある人はストレートに「ムカつく」と叫んだり物を投げたりするが、ある人はそんなことはせず意地悪をする・・・とか。それをまた理解しなくてはならない。

②自分の個人的な感情が支配してしまう。

①の部分は理解できるけど、「怒り」始めたらその理解はぶっ飛んで自分が登場してしまう。

何をやっても同じ芝居に見える・・・と言われる人は、こういう課題が大きいのかと。

これは無意識のレベルだったり、習慣の問題だったりします。

 

いずれにしても、「ローマは一日にしてならず」!

正しい方法でじっくり取り組みましょう。

 

 

また、こんな状況で現場が止まってしまわないか心配な今日この頃。

もし、時間が出来たら、こんな時だからこそ自分を高めることに時間を使って、「来るべき日」の備えましょう!

ああ、待ち望むよね!「来るべき日」!!!

2021年

7月

02日

6月エクササイズクラス終わりました。

今回も無事、終わることが出来ました。

まだ、二週間経っていないのでわかりませんが、兎にも角にも開催中はみんな変わりありませんでした。感謝ですねぇ!

 

今回のチーム名を命名すると「甘えたいボーイズ」チーム。爆!

20~30代の男たちが、オープンしてみると押さえている感情は「甘えたい」。

ま、理にかなった反応かと思いますが、いやーなんで同じような人が揃うのかねぇ・・・。どっかでシンクロしてるのかな。笑

 

そして今回目立ったのが、男女ともに「相手のエリアに踏み込まない人」

 

このポイントこそがリピテションを行う大きな理由です。

よく日本で「感情解放」といいますが、演技で使う「感情」を「解放」しただけでは役に立たない。

なので私はこの言葉を使いません。

エクササイズを経て自分の感情に気づき、声に出して表現することができるようになって、いざ他に人と面と向かってリピテションをやって交流しようとする時。

作業(アクティビティ)という練習をやるのですが、その時、一人の人は「どうしても急いでやらなければならない作業」をやっているのです。もう一人はその人に「近づきたい」とか「構ってほしい」という気持ちを持つのですが、その気持ちは言えるのだが本当に近づこうとはしない。。。

摩擦を避けるのです。

 

アシスタントの一人が「今の人は本当に『いい子』で『相手の邪魔をしない』『他人との距離を詰めない』ことが多いですよね」と。

これをやってくれないと、相手に影響を与えられない!つまり関われない!

 

アシスタントの言う通り、今の人は『相手の状況を忖度する』ことを学習し過ぎているのかもしれません。

より、厄介になってきたのかもなあ・・・!!!!

 

 

そして、いつも「よかった」「成果がでた」とばかり言ってる気がするので(嘘ではないですが)、課題を書きます。

コロナ禍で回数を減らしチケット制にしたので、回数が少なくて終了する人がやはり多い。

そうするとやっぱり一定の結果が出るところまで行かない。

この練習は「感情」に対する考え方だけでなく習慣を変えなければならないので、頭でわかってもダメなのだよね。。。

 

最近は他にもリピテションを使うレッスンが増えているのらしいので、どこでもいいから、出来るようになるまで続けて欲しい。

これは筋トレと一緒なのだよ!!!!

 

ともあれ、次はキャラクターで待ってます!

 

 

 

2021年

6月

03日

アクターズワークスのエクササイズと「NEED」

先日、スーザン・ハドソンの「NEED」「TRUTH」から、ディープ1エクササイズクラスを新たに作り直した旨、

アップした。

昨年からこれを勉強すればするほど、元々今までアクターズワークスでやっていたエクササイズクラスはこれに基づいて作られたメニューではないかと思うに至っている。
このアクターズワークスのレッスンメニューは私の師匠、キャリー・ジベッツ女史が作ったものだ。
いや、キャリーさんもそのまた先生から引き継いだのかもしれない。
ともあれ、スーザンさんとキャリー先生はほぼ同年代のアメリカで、俳優・トレーナーとして生きてきた方々である。
当時のニューヨークでは、リー・ストラスバーグがアクターズスタジオをつくり、その一派からサンフォード・マイズナーが独立しネイバーフッドプレイハウスを作って覇権を争っていたと聞いている。
それらの出身俳優たちが卒業したりドロップアウトしたり・・・。新たな自分の境地を求めて様々な訓練方法が編み出されていったのだろう。
元々「NEED」でのレッスンを経験された某プロデューサーも、「アクターズワークスの稽古の方が実践的だ」と評価してくれていた。
実践から「NEED」を読んで勉強した私から見ると、こちらのエクササイズをやった人が「NEED」をやると、「NEED」のレッスン効果がとても高いと思う。
実際、こないだのメンバーも、とても深いところをピックアップしてくれていた。
そして、前回も書いた通り「頭」で考え付かない「事実」に行きついてくれた。
私としてはこのカップリングは大成功だったと思っている。
私はネイバーフッドプレイハウスの出身ではない。これはプロフィールで明言している。俳優として、日本でネイバーフッドプレイハウス出身のキャリー先生のレッスンを受けてトレーナーも始めた。
もう20年も前の話だ。
そして、ウチの練習は、ネイバーフッドプレイハウスそのものではやっていないエクササイズが入っている。
ただリピテションという、サンフォードマイズナーさんの画期的な発明ともいえる練習方法がベースであることは間違いない。その後のシーンまでの組み方も、彼の考え方に基づいて作られている。
私が若いころも今も、レッスン方法についてのすったもんだが繰り返されることがある。
そして長々トレーナーをやってきた私に問われることも多い。
俳優がスキルアップのために演技ワークショップなどを受けるように、トレーナーもどこかでスキルアップすることは大切だと思うが、そのやり方や考え方は人それぞれだと思う。
今回は、いわば2つのレッスン方法をくっつけたわけだが、これをうまく受講してくれる俳優さんに伝えられるか・・・が、私の能力!ということになる。
キャリー先生がレッスン中で言っていた言葉で彼女のこの言葉でこの先生を信じようになった一言がある。
「レッスンにいいレッスンと悪いレッスンはない。その人に必要なレッスンがその人にとっていいレッスンだ」
この言葉には、裏があると思っている。
裏を返せば・・・
俳優は、自分の演技にとって必要なことを自覚して、それを自分でつかみ取らなくてはならない・・・ということだ。
目指せ、自立。舞台の上では、カメラの前では、誰も助けてくれない。

2021年

6月

01日

新たなディープ1エクササイズクラス

コロナ禍が続いていて、昨年からディープエクササイズクラスが出来なかった。

昨年、なんとかしたいという気持ちと、家に閉じこもるしかなかった状況から新たな勉強をしようと、いやそうでもしてないとどうしようもない気持ちで勉強を始めた。

スーザン・ハドソンの「NEED」と言う本に書かれている演技訓練方法。

 

昨年の年明けに、その方法を勉強した某局のドラマのプロデューサーが久しぶりにご連絡くださって色々お話ししたり、こちらのクラスを見に来てくださったりしていた。

その後、コロナ!

昨年の緊急事態宣言中、「NEED」を読んで独学。その後夏~秋にアクターズワークス経験者の若手にお願いして、プレ稽古をし、そのプロデューサーの方に合流していただいたりして勉強会をやっていた。

 

今回、それを初めて開催した。

私も緊張しながら、手探りしながら進めていったが、あらなた局面を作り出せた気がした。

受講してくれた俳優さんが、そこに導いてくれた気がする。

 

これまでもアクターズワークスのエクササイズクラスで、あらゆる感情を正直に表現していくことをトライして、行きつくところはその人の「本当の姿」を表に出すこと。

スーザン・ハドソンの「NEED」の考え方を取り入れることによって、より明確に本人自身がそれを自覚して探し出すことに成功できたと思っている。

 

例えば、負担の多い子供時代を送った人。

父親がアル中、体の弱い母親と貧乏しながらの子供生活・・・とでもしておこうか。

子供ながらに体の弱い母親に気づかい、自分の気持ちを抑えて「いい子」を演じて育ってきた・・・。

としたら、頭では「きっとその子供は『怒り』とか『悲しみ』を抱えていることだろう。だってそんな不幸な生い立ちなんだもの」と考える。

ところが本当に、真実は小説より奇なり・・・

いや、下手な考え休むに似たり(だったっけ?)

見つけ出した「本当に感じていたこと」は「そんな不幸な中にも、私は両親に愛されていたのだ」ということだった。。。

 

そういうたぐいの出来事が満載だった。

 

 

本当に本当にやってみなければわからない、やってみて実感したことは何より力を持っている。

そんな今回のレッスンだった。

 

 

でも、でも、それでも・・・

リピテションが出来たら、もっともっといい稽古になった。

 

心底その俳優さんが「開いた」状態になれた時、本当のチャンスに相手とリピテション・交流できれば・・・!!!

ああ、悔し~~~~~い!

 

コロナ禍が終わったら、絶対今までのディープ1に今回の成果を結び付けて、最強のディープ1クラスを作ってやる!!!

見てろ!コロナぁ!

 

って何に向かっているのだ、ワタシ。(笑)

 

2021年

5月

14日

苦悩の稽古、続く・・・

9日にキャラクタークラスが終わりました。

4人という少人数、半分zoom、という感染対策稽古でした。

 

稽古の仕上がりは・・・

本来10人でやるのをたったの4人なので、充分な時間が取れ、何回もやり直せました。

モノローグドラマ状態になって、普段はそこまでできないのですがシーンのコメントまで出来て、細かい繰り返しも出来、納得の最後でした。

 

キャラクタークラスで実在の人物・・・自分の母親や父親を演じる、のですが、それにはこういう理由と効果があります。

まずは、役の人物には必ず「一生」という人生があり、どんな人にもドラマがある・・・ということを実感してもらうこと。

そして、エクササイズで経験した「親のからの言葉で身に着けたオートマッチクな習慣」を見つめる機会になる。

 

最初の効果はわかりやすいと思います。これは台本に行ったときに「脇役」「ちょっとしか出てこない役」にこそとても有効です。

2番目は、今回、それに匹敵する俳優さんが受講していました。

親は自分にとって「行動を規制する人」。子供を心配して「これはやっちゃダメ」「こうなりなさい」を強いて来ている存在。親を演じるためには、なぜそれをやっていたか・・・を肯定的に納得しなくてはならないのです。

親が「目の上のたん瘤」だったコが、「まあ、親も大変だったんだなと・・・」と言えればもう大丈夫。親を演じられることと親と言う存在を受け入れられることがイコールになる人がいます。

その場合、俳優として表現する根本的なところをクリアできることになります。

とても重要で、とても素晴らしい瞬間です!

 

素晴らしい4人とたっぷりな時間を共有しました!

 

 

ですが・・・

もう去年から会計的にはド赤字!

いや、みなさん同じと思いますが・・・。

昨年は文化庁さんのおかげでその赤字を埋め、何とか継続できましたが、これだけ緊急事態宣言などの締め付けが出まくるともう・・・

稽古中にも「〇〇給付金もらった?」「○○はどうやるの?」「柚木さん、忘れてた、領収書ください!!」などの会話が飛び交う。

ついつい「どうなっていくのだろう・・・」と不安な気持ちにもなる。

 

変異株で感染が広がっていて、自分自身にも受講してくれる若手俳優たちにも「感染させてはならない!」という緊張感が走る。もし後遺症が残って呼吸器に問題が起こったりしたら俳優生命にかかわる。

その反面、政府や東京都の対応には怒りを感じることを否定できない。

「不要不急の外出」???

我々芸能関係は不要不急なのだそうだ・・・!!!!

五輪は感染対策をしているので開催する。医師会の会長は政治資金パーティーをやる。それは黙って前を向いて飲食もしないから100人以上で集まって良くて・・・、なのに映画館は休館!

って、どうゆうことよ~~~~~~~!!!

 

と、叫びたい。

心が折れそうになる。

 

 

つい、「もうアタシなんか後の時間が少ないんだから、なんでこんな事になってんのよ」と言うと、若手は「柚木さんはもうキャリアがあるからいいじゃないですか。俺たち2年間もプロフィールに書く仕事がないんですよ。」と。

なるほど、やっぱりみんな苦労しているんだ。

仲間たちよ、耐えよう!全員で!

 

ちなみに、この話を仲のいい30歳の女優に話したら「そりゃ、柚木さん、ワカモノの方が大変ですよ」と一括された。。。えーーーん、だれか味方して!(笑)

 

2021年

4月

19日

なんとか、なんとか、なんとか終わったエクササイズクラス

第4波が終わらない今の状況ですが、緊急事態宣言の時短に翻弄され続けたエクササイズクラスがなんとか全メニューを終えることが出来ました。

感染数が増えている中、ギリギリのギリギリでした。

 

今は「10人で100㎡!」を合言葉に、必ず人と人の距離が1.5mとれる稽古場を原則にやっています。なので、公共施設を使わざるを得ません。

そこに!時短!

21時終了なので、いつもいつも20:45に私が「撤収!」と叫び、施設の外で最後のコメント、連絡事項・・・という稽古。

最後の2回は東京都の蔓延防止重点措置のためさらなる時短で19:30まで!!!ええええ!!!!

とりあえず一回だけ一般スタジオが空いていたのでそこに変更。4時間やりました。みんなぐでぐでになったことでしょうが、やはり、終わりを気にせずゆっくりできたのは、参加者の方々も充実感があったことでしょう。

 

※感染対策をすることに反対ではありません。この意味の分からない締め付け。補償が滞っていて全くの不平等。これに強い憤りを感じています。

 

 

そんな中だからこそ、一回一回積み上げて、一人一人「開いて」いくのが、いつもより心にしみました。

いつもそうですが、どんどん男っぽくなったり、顔がはっきりくっきりしてくる感じが手に取るようにわかり、生き生きと躍動してきます。

 

稽古できるのがこんなにも幸せだなんて!

 

その中で、一人、今回初めて参加して大変苦労している俳優さんがいらっしゃいました。

30代後半。このエクササイズは年齢が高いほど困難なのです。

積極的に前に出てやる。でもできない。躓くところはいつも同じ。私も何度も何度も同じコメントを繰り返す。。。。

 

本当にキツイと思います。

私は自分のことを思い出します。

 

そもそも、なぜ私がこんなにも長く「教える」羽目になったのか・・・

出来なかったからです。何度やっても何度やっても出来なくて、それでもあきらめるわけには行かなくて・・・

だから、他の人に提供できるくらいに熟知してしまったのです。

 

ずっと思いながらコメントを繰り返します。「これさえ越してくれれば・・・」と。

今、ずっと願っています。

あきらめず、きついけど我慢して続けて欲しい。この先にある新しい世界を見て欲しい!

それだけ!

 

 

今回、スタッフも大変で・・・写真を撮る余裕もほとんどなく、また、事務所所属の方が多くてみんな怪しいハートマークやカラフルな犯人目かくしをさせて頂きました。(笑)

 

 

2021年

2月

20日

2月 台本一冊全部読む アフタープレイ

この「アフタープレイ」はとぅびぃこんてぃにゅー!!!

先日、台本一冊全部読む アフタープレイが終わりました。
昨年から慌てて始めたこの企画、家田淳さんという演出家の登場で、新たな展開を迎えられそうです。
ちゃんと積み上げた作品作り…
おお!なんという素晴らしい響きなのでしょう!!!
zoomという、苦難の末のコロナの落とし子ではありますが、この新しい武器をプラスに変えて。
芝居の稽古は時間がかかります。
時間がかかるという事は、稽古場、参加者のスケジュール… ひいてはお金がかかる…
作品を世に出すとなれば、なかなかゆったり稽古していられないのが現実です。
この問題を、インターネットがかなり埋めてくれたのだと思います。
コロナ禍で不自由な中、「zoomでもこんなグレードの芝居、掛け合いが出来るのだ」というところにチャレンジして、出来得るならば配信まで持って行きたい!と、夢が広がります。
それの第一歩とすべき台本についてのトーク。
いつものとおり、全くのフリートークからスタート。
自分の考えを自分の言葉で語る。
失敗?周りの意見と違うことを恐れず受け入れる。
これも、自分を表現する大事な要素です。
アフタープレイについては、また繰り返していきますので、いつもより放置状態が加速。
いやー、楽しかったですねー!
次回は、誰も喋らなかったら私がずーっと喋るぞー!って言って始めようかしらん。
私、お喋りなんですよね。笑

2021年

1月

02日

2021 あけましておめでとうございます。

世界中が苦難の年が続く船出です。
心折れそうになっても、継続は力と信じて・・・。
芝居をやるしか生きようがない。
笑おう・・・
笑おう・・・
春だ!
2021年 新春  柚木佑美


2020年

12月

16日

2020、最後のキャラクタークラス終了。

本当に怒涛の2020年。最後のクラスはキャラクタークラスになった。

先日、無事終了。

とにかく、稽古中に感染者を出すことはなく、みんな元気で最終日を迎えられた。

 

今年は、まずそのことに感謝しかない。

 

キャラクタークラスはエクササイズのように対面で強く感情を表現することはないため、感染への心配は少しは楽だった。が、ここに来ての感染急拡大。毎日床からセットまで除菌清掃。

そして、窓を開けるが・・・寒い!

みんな防寒対策しての稽古だった。

 

 

今回、こんな中だが・・・いや、こんな中だからこそ本当に熱意のある人が集まってくれた。

 

今回、前半zoom、後半スタジオだったのだが・・・

「前半のzoomの日程だけでも全額払うから参加する」といって関西から参加した人。

そんなこと言われたら、あたしだってしゃーないやんけ!と言う気持ちになって、持ち運べるパソコンを新規購入。なんとこのアタシが2台持ち!

ビックカメラに買いになった時、「なんでここまで来て、この年で、アタシがパソコンで苦しまなきゃならないのか!」とビックにおにーさんに愚痴りまくった。

そしてスタジオには、一人だけ画像で参加していた。(笑)

 

静岡県から、後半4回、バスで通った人。

もう、マジか!って感じ。

 

養成所に行きながら、バイトもしながら、それでも10日間やり切った人たち。

キャラクタークラスは宿題の嵐なのだが・・・!

 

再演の舞台出演を控えた人。

初演でうまくいかず泥沼だった役を、リベンジを誓って参加。

 

次回のオーディションでの役を練習する人。

 

 

全員、確実な目的を決意をもって参加していた。

やはり、その気持ちを各々自分自身は裏切らない。

稽古途中でそのキャラクターを体にしみこませるために、よく設定の即興をやったりする。

その面白いことと言ったら・・・。

どんどんよくなって、最後はほんとにおもしろい「通し」になった。

そして自分の今いる位置と、今後の課題を確認できる。

 

 

そして、俳優はその役の人物の人生を「受け入れ」て「好き」になる。

演技がうまくいかなかった時の、俳優の状態として

「役への愛が薄れたのでは・・・」

「いや、薄れたつもりはないけど、それより自分への注意が上回った」

「役の人物はワガママだから、そうするとすぐそっぽを向く」

という話をした。

 

この会話、何気に私はとっても気に入っている。

今後使うだろうなぁ・・・この説明!(笑)

 

 

あああああああ!

来年こそ、ちゃんとした打ち上げしたいぃ~~~~~!!!!

 

 

2020年

11月

27日

今秋2クール目のエクササイズクラス、終わりました。

11月半ば、エクササイズクラス2クール目が終わりました。

感染が急速に拡大し、緊張感が増してきた中、滑り込みセーフみたいな気持ちでした。

もちろん、このWSの中での感染はありませんでしたが「バイト先で感染者が・・・」ということでのお休みも出てきて、じわじわと迫ってくる感じがありました。

演劇界、芸能界 いや日本中・世界中 頑張っていたのに・・・という落胆の気持ちは否めません。

 

が、若者たちは元気でした。

たくさんの感情を爆発させ、学んでいってくれました。

その「前進したい!!!」というエネルギーに涙が出る思いでした。

 

追加の回を見学に来てくれた俳優さんが言ってくれたことですが、

「やっている俳優さんの個性が際立っている」

この言葉が一番うれしい感想です。

 

まずは自分自身を表現する・・・これは簡単なことではありません。

自分の「見られては不都合な自分」を公にさらすのです。こんなキツイことはありません。

このエクササイズに来てくれる俳優さん方は、そのことに果敢にチェレンジしてくれているのです。

 

この冬はまた我慢の季節になりそうですが、負けないぞ!

果敢な若者たちにエネルギーチャージしてもらいました。

 

そして、しんどい時、家で見る映画にどれほど気持ちが助けられたか・・・

ほんの2時間、現実から夢の世界へ。

その時間がどれほど大切なものか。

私たちの仕事は、そういう仕事なのだ・・・と改めて強く思いました。

 

今秋2クールのエクササイズクラスに参加してくれた俳優さん方本当にありがとうございました!

またみんなで前に進もう!!!!

 

2020年

10月

29日

コロナ禍でのエクササイズクラス無事終了

先日9~10月エクササイズクラスが終了しました。

無事、本当に無事に、感染者もなく全メニューが終わりました。

まずはこのことに、参加者の方々、会場の方々、関わってくださった全ての皆様に

 

ありがとうございます!

 

です。

 

コロナ禍で新体制・・・週一回、チケット制、もう対応がバタバタでした。

政府の言う「7割経済」ですが、感染対策やらなにやらで仕事量は1.5倍。。。

真面目に体力勝負です。

今はお店もホテルも、コロナ禍で影響のある職場はみんなそうなのでしょうね。

 

本当に「皆さん、頑張りましょうね!」という気持ちです。

 

 

そして、内容。

メニューを一つ減らし、回数も8回。

「これで結果を残せるだろうか・・・。でも不安がっていても始まらない。やるならやるしかない」そう腹をくくって開催に舵を切りました。

無事終わった感想は「ワークショップは受講した人のものだな」です。

初めて来てくれた役者さん方は、以前を知らないわけで、今回の自分の経験を大切に思ってくれていました。

そして、ちゃんとした訓練の場に出来るかと言う、私の責任は私が負うべきこと。

だからこそ、受講してくださった方々のこの結果、この受け止めを私がきちんと把握して次を見ていく。これしかないと思いました。

 

どういう稽古もその俳優さん一人一人の成長こそが大切です。

トレーナーの能力はもちろん、一人一人の俳優さんが自覚して自立して成長する、それが一番その人のためになる・・・・

それを改めて感じたWSでした。

 

 

フェイスシールドマスクなどでの弊害も、もちろんあります。

何か体につけるということは、それだけ俳優の表現に大切な「身体」に規制をかけます。

こんな小さなものがこれほど影響するのか!と、やりながらとても歯がゆい思いもします。

でも、これも受け入れていくしかない現状です。

現場が十分に動いてない今、ただただ何もせず過ごすという選択はしないほうがいいと思います、特に成長段階の若手にとっては。

「今こそ訓練する時期だ」と思える気持ちが素晴らしい!

 

 

まだ10~11月クールのクラスは11月半ばまで続きます。

こちらも安全に最後まで・・・を祈りながら頑張っていきます。

 

神様仏様・・・!(普段、信心もないのにこんな時ばっかりですが・・・笑)

 

2020年

9月

10日

始まりましたー!新体制エクササイズクラス

秋とは思えない残暑!

その中で、ついに始まりました、エクササイズクラス。

GWは緊急事態宣言真っただ中。「延期」と言う名のキャンセルになってしまいました。

その後、それにエントリーしていただいた方々とも連絡を取りながら・・・ついに再開です!

 

感染対策として、広い稽古場、人数を減らして、もちろんフェイスシールド・マスク・換気。

いつどうなるか分からないので、チケット制導入。

基本、週1回。

・・・何かあっても継続できるように・・・。やめない覚悟!

 

 

といっても、週一のエクササイズクラスは私がトレーナーをやるにあたっては初めてのケース。

毎日であろうが週一であろうが、レッスンが始めると俳優たちは・・・なるようになる!

私自身が、気が短い・・・というか、「イラち」なので、どれだけのたうち回ろうともさっさと結果が出したくなってくる。

いかんいかん・・・

焦らず、じっくり、結果がすべて!と言い聞かせる。

 

私自身が初めて受講したときは、週一で2か月半かかって終わらせた。

効果というか結果はか変わらないと思う。

 

まだまだあまり現場が動いていない中、しっかり基礎固めを・・・と思って来てくれている俳優さんたちに確かな結果がでるように、じっくりと進んでいきます。

 

 

2020年

9月

03日

稽古場で、シーンクラス! 後半だけでも・・・!

8月はキャラクター&シーンクラスが出来ました!

前半はzoomで、後半は稽古場で。

まだまだ色々な状況の方がおり、対面はちょっと・・・と言う方、対策を講じて稽古場で・・・と言う方。双方の希望を叶えるため、半々で開催しました。

 

著名な演出家・俳優の方々の言葉通り、やはり芝居は

「暑い体をぶつけあって、唾を飛ばしあってなんぼ」

私もそう思います。

本当に「芝居」が出来るようになるまでまだ時間はかかりそうですが、今出来ることをやり続ける!

それしかないです。

 

zoomでは、

キャラクターはキャラクター分析と役の人物になってスピーチと会話、モノローグドラマのさわりまで。

シーンは、台本読解とやり取り、キャラクターの確認。

 

そして、後半は稽古場へ。

稽古場ではもちろん、感染対策の床掃除・セットの椅子やらテーブルやらを毎回全部拭いて。

ずっとフェイスシールドか透明マスクを取らずに練習。

一回シーンが終わるたびに窓全開。

ほんとに体力勝負やーーー!

病院や学校の方々は毎日これをやっているかと思うと頭が下がります。

 

 

そんなこんながあっても、フェイスシールドで飲み物を飲む動きが出来なくても・・・・

ああ!対面って最高!!!

人間を感じられるって最高!!!

 

稽古場初日の全員の言葉。「やっぱりコレだよね!!!」

 

 

ウチの稽古はやはりリアリティを重視するタイプの稽古です。

今回の稽古でも・・・いました。

勝手にアドリブ始めちゃう役者。

私が天然と言っているタイプの役者さんです。

そういう人は、私のように頭で、理屈で、芝居をしてしまう役者には羨ましいくらいコロコロと感情が動き、強い感情もがっつり表現できます。

でもその感覚が・・・楽しくなると、気が付くと、すぐアドリブ言ったり台本のストーリーをひっくり返したり・・・。

天然さんは、自分らしくやるのはいいけど、台本の理論・与えられたキャラクターをしっかり守ったまま自分の良さを出さなくてはなりません。

即興演劇でなければ、役者は「セリフ」を言ってなんぼ!

決められた動きが出来てなんぼ!

です。

私は若いころ、ここで右向いてこのセリフ言って・・・みたいなことを「上手」に出来ました。

そしてディレクターに「ちゃんとできている。でもおまえの芝居はちっとも面白くない」と言われ、このような稽古に足を突っ込んで、ここまで来ました。

こんな時期だからこそ、初心に戻って、

「台本に書かれたことを、毎回新鮮に。まるで初めてやるように。」

 

そして今回、ずーっと地道に続けてきた役者さんが、みごとに開眼!

その役者さんは、おとなしいタイプの人で、言葉遣いも優しく、自分に自信がないような感じでした。

最初はセリフも出てこないし、ただ叫ぶだけになるし、テトニー(体が固まること)起こすし・・・。

でも、稽古が進んでいくと、その原因はその俳優が「自分はまだまだできてないから、何もかもまだ足りない」と思うこと、自信がないこと・・・だということがわかってきました。だからすべて過剰にやってしまう。そうすると相手との交流もうまくいかず、シーンは台本通り進行しない。

自分が読み取った通りに、感じた通りに、失敗を恐れずシーンをやってみると、もう最高の出来でした。その人は今まで充分稽古を積んで力をつけていたのです。

それを自分自身で抑え込んでいたのです。

もったいない話ですね。

 

自分で自分を知って、勇気をもって表現していってほしいです。

基礎稽古って、そのためにあるのだから・・・!

 

写真は・・・

マスクなしの集合写真は、直前にマスクを取ってみんな口を真一文字に結んでいます。

稽古中の写真は、フェイスシールドと透明マスクの嵐。

残念ながら光って顔の表情が見えにくいのが悲しい。

それでも、やっぱり、芝居をしたい!!!!!

 

2020年

8月

22日

やっぱり人と関わるって素晴らしい!

8月、対面のリピテションが出来ました。

7月はzoomに変更しましたが、やはり、人と人が関わる姿は素晴らしい!

 

まずは、K’sスタジオさんに感謝です。

久しぶりに行ってみると、換気口が2つも増えて空気を回す扇風機やサーキュレーターを備えていました。安心感倍増でした!!!

 

今まで通り、養生テープで超えてはいけない川をつくって距離を取ってのリピテションが中心ですが、最後に一回だけその真ん中の「川」がだんだん消えていく・・・バージョンをやりました。

今はすでにみんな、相手と近づくことに緊張感を持っています。

それがきちんとリピテションに反映されていて、リピテション全体が丁寧に繊細になっているのを感じました。

距離を取ることが良い方に作用して、自分で自家発電の感情を振り回してもどうにもならないことが体に落とし込まれているようです。

これをプラスの遺産にしなくては。

 

転んでもただでは起きないぞ!!!

 

そして、キャラシーンクラスが昨日から始まっています。

Show must go on!!!!

 

 

2020年

7月

29日

7月はzoomリピテションでした!

7月は特別リピが中止になり、zoomでのリピテションでした。

 

zoomリピに初めて参加した方々もおり、繰り返していただきますが、このzoomリピは俳優としての感性のキープにはなりますが、実際に「人」が目の前にいないということはそれだけ「危険」度がないのです。

人間同士の交流、感情や人体そのもののぶつかり合い、その情熱が魅力の演技においては、本来の練習には及びません。

 

ですが、この状況を嘆いていても始まらない。

 

いるのは自分のウチ・・・という状況であっても、みなさん「イキイキ」感をキープしてもらえました。

中には、「え!この子こんな顔してたのか?こんな声してたのか?」とびっくりするコも。

自分のウチということで、リラックスしているのです。

やはり人間一歩外に出ると緊張は否めない、ということを再度実感しました。

 

来月はぜひ、稽古場でリピをやりたいと思います。

稽古場でもそれくらいリラックスして欲しい!

頑張ろう!人類!!!!

 

2020年

7月

24日

7月のzoomレッスンは・・・殺人犯!

先日、zoomでの「台本一冊全部読む」クラスが終了しました。

 

今回は映画のシナリオ。

戯曲と違って風景が動く!

当たり前ですが・・・・

映画監督さんのいう「絵」が、素晴らしい演技をしているのが実感できました。

 

そして、今回の台本の主人公は「殺人犯」。

今回も普段のアクターズワークスのシーンクラスではなかなか扱えない題材です。

そんな台本に出会えること。

zoomという武器で地方の人たちを会えること。

それはコロナの唯一の良かった面ですね。

 

何度もお仕事した某テレビ局のドラマのプロデューサーの方と先月でしたか・・・お話ししました。

「犯罪者と普通の人は何にも変わらない」

そう言われて、つい「それはそうなんですけどね・・・」という私がいました。

彼は諦めない!

「いや、そうなんだ!」

と。

本当にそれを気持ちの中に叩き込まなくては、こういう台本は理解できない。

途中で「自分とは違う人」というところに逃げそうになる。

私も、改めて立ち向かう覚悟をしました。

 

みんなで読み込むことの素晴らしさは、本当に多岐にわたる考え方を受け入れられること。

そこから、あきらめずに「殺人」という日常にない行為を落とし込んでいくことが出来ました。

読み方とか、役のキャラクターとかは人の数だけ幅があるということ。

本当にそれを体感したら、いわゆる「ダメ出し」を否定せずに受け入れられると思います。

ま、そこまで読み込まなきゃ!って話ですね。(笑)

 

 

8月にはキャラクター&シーンクラス

9月からはチケット制のエクササイズクラス

 

芝居を続けよう!!!

 

2020年

7月

01日

特別リピやりました!

特別リピを開催できました!!!

特別っていうのは、もちろん「ソーシャルディスタンスリピ」です。

いや、コロナ対策とかソーシャルディスタンスとか、いうのはちょっと悔しくて「特別リピ」と。

かすかな抵抗でしょうか・・・(笑)

 

緊急事態宣言前に同じリピをやった以来、なんと3か月ぶりです。

もちろん感染対策はできる限り・・・

普段は10人とかそれ以上でやっているのを参加者6人で。

床も椅子も拭いて、消毒用アルコールを並べて、アルコールティッシュも・・・

マスクに透明マスク、フェイスシールドはより取りみどり!(笑)

 

 

リピテションは、感情を交流させる練習です。

普段は、言葉と行動の両方ですが、この事態では

・2mの間隔をあけそれ以上は近づけないという制限付き

・椅子を背中合わせに配置、基本的に相手を見ることができない状態で

という2種類をやりました。

 

人間には、その人なりの「人間距離」というものがあり、他人がその距離から内側に入ってきたら「恐怖感」が作動し「警戒警報」が鳴るものなのです。逆に家族や恋人など親しい人とは「もっと近づきたい」と感じるので、距離があったら「寂しさ」などを感じます。

その距離が保たれているということは、「怖い」という気持ちが起こりにくいので感情の起伏は起こりにくくはありますが、ちゃんと相手を見ること、しっかり声を出して相手に伝えないといけないこと、などはこのほうが鍛えられるという側面もあります。

後ろ向きに至っては「視覚」を奪われるので、もっともっと集中して相手をキャッチしないと交流になりません。

これをやると、できてるかできていないかが露骨にわかる。。。

これも興味深い発見でした。

「こんな事態だからできない」ではなく、出来ることをあきらめないで続けていきたい・・・と改めて思わされました。

 

3か月ぶりに、生身のメンバーを集えたこと。

涙が出るほど嬉しかった!!!!

 

 

でも、やはりこの状態なのでみんな体が硬くなっています。

「恐怖感」を感じると人間は体を固くします。自分を守ろうとする本能ですね。

みんな自分が思っている以上にストレスを感じているのだですね。

運動やストレッチ、大切です。

そして、消毒、ああマジ大変!!!!それだけで一仕事!(苦笑)

それを踏まえて、一生懸命毎日開店しているお店や、病院・介護施設など、頭が下がります。

 

2020年

6月

19日

キャラクター&特別シーンクラスの延期について

ブログが大変久しぶりになってしまいました。

5月にはzoomレッスン「台本一冊全部読む」の「ヴェニスの商人」をやりました。

最初の「驟雨」でも書きました、全員がまず言いたい意見を自由に発言して行って台本を導き出していく時間を3日間取りました。

やはり、これはとても重要な時間です。

まずは、自分自身の意見を否定せず、その上で全体の台本の趣旨をくみ取っていく。

どちらが欠けてもダメなのです。

それを手に入れていける大切な時間でした。

 

その後、緊急事態宣言はどんどん解除され、あれよあれよという間に経済活動再開へ。

全国的にはもう何日も感染者が出ていないところも多く、私の実家のある岡山でも、まさに「日常」を取り戻しつつあるようです。

が、東京は・・・

演劇関係以外の友人からも「外に出ていいんだかいけないんだか全然わからない」と言う声が。

政府や東京都の方向性や対策も、相変わらずデータが示されないままの「掛け声」だけのものに、私には聞こえます。

 

東京都のステップに従って、対面してセリフを交わさない・いわゆる一人芝居の状態の「キャラクター&特別シーンクラス」を募集開始しましたが、思った以上に参加者の動きがありませんでした。

ここにきて東京都の様子が不安定であることと、それに対する都の対応がよくわからないことで、安心感が持てない人が多いのだと思います。

その感染の怖さもありますが、特に若者たちにとっての経済的不安定が想像以上に大きいと思いました。もちろん、若者だけではありません。事実、私自身も他人ごとではありません。

その2点で、「延期」の決断になりました。

 

延期を表明した後、メンバーの方々から

「恥ずかしながら収入が・・・」「バイトもやっと始まったばかり」

「親と同居で、やはりまだ不安」

などのコメントが寄せられました。

もちろん「参加を予定していたので残念」のメールも届きました。

こういうコメントをいただくと、延期したことが間違いだったのか・・・!と落ち込みもします。

 

 

テレビのニュースなどで、居酒屋で「やっとゆっくり飲める」と言ってビールを酌み交わすサラリーマンや、早々に温泉旅行に行ったりする家族の様子を見ると、「私たちの業界だけなんで!!!!」と、イジけた気持ちになってしまうのですが、「これは違う!みんな不安の中、工夫と努力をしている」と思い直し、気持ちを立て直す毎日です。

 

7月はもう一度、zoomで「台本一冊全部読む」を開催いたします。

これは格安ですので、皆さん、ぜひぜひご一緒に!

 

 

そして・・・私は・・・8月のエクササイズクラスを・・・・あきらめていません!!!

 

先日のニュースで、中学校の給食が一言もしゃべらず黙々と食べなくてはいけないので「つまらない」と。先生がなんとかしたい!と学校放送でDJを始め、生徒の投稿を読んだりほかの先生の心理テストをしたりで、受けに受けている・・・という記事を見ました。

いい話だと思いました。先生、すごい!

本当の新しいスタイルって、こういうことだな・・・と。

 

なんとか工夫を凝らして、8月にエクササイズクラスを!

そして、延期したキャラクター&特別シーンクラスを9月に!

 

 

3歩進んで2歩下がりながらも、前へ!!!

いつかは、思いっきり叫びあえる日が来ることを信じて!!!

2020年

5月

05日

台本読解のアンケートの追加です。

遅くなりましたが、追加のアンケートが来ました。

こちらもご一読ください。

アクターズワークスでは、第二弾を募集開始しました。次は「ヴェニスの商人」です。

あ~~~~大変!(笑)

 

=============

 

今回、zoomサポート・読解への参加ができてとても勉強になりました。

読解に関しては、最初のト書きの部分だけでこんなに想像できることがあるのかと驚きましたし、岸田國士が今でもたくさんの団体に上演されることに納得しました。

フリーディスカッションは、自分の部屋で話しているので実は稽古場で話すよりも話しやすかったです。相手の顔が一度に見えるのと、自分の手元は映らないので気軽にメモを取ることができたので自分にとってやりやすい環境だったのだと思います(今回の内容が喜劇寄りなことも関係あるかもしれません)

Aさんなど皆さんの解釈にも個性が出ており、それが読みに滲み出ているのが面白かったです。Bちゃんの大変個性的な家政婦(台本にちょっとだけでてくる役)とか。


戯曲読解は苦手意識が強かったのですが、今回のクラスやそれまで受けたクラスで、以前より前向きに取り組めるようになりました。
中々、自分の意見に自信を持つことができなくていつも中途半端な演技になりがちで、今回も意見を口にするとき恐る恐る……というところが多々ありました。しかし口にしてみると頷いてらっしゃる方もいましたし、違う場合は意見を言ってくださいましたし、正解不正解関係なくディスカッションを楽しむことができるようになっていきました。
ディスカッションをしている内に、新たな発見も生まれていきました。

今後、zoomで稽古やWSをする機会が増えていくと思うので、どうすれば有意義な時間にしていけるかの参考にもなりました。参加できてよかったです!


2020年

4月

28日

台本読解クラスのアンケートが出揃いました!

先日の「台本読解」クラスのアンケートをたくさんいただきました。

それをアップさせていただきます。

私があれこれ言うより、これを読んでいただいた方が皆さんによくわかっていただけそうです。(笑)

 

今回の台本は、岸田國士作「驟雨」でした。

そして、私がプランしたことは・・・参加者みんなの自由で本音のディスカッション。

これは、ミネルバ大学という大変個性的な大学の取材番組を見て、これはとても大事な事だ!と思ったからでした。

日本人はディスカッションにも慣れていないし、演出家は「先生」という習慣があり、つい「先生」の指示待ちになる。これが「俳優」という立場での演劇・映画の創作活動に大いに良くない!と思っていました。

それが引いては「正解探し」といわれる演じ方に繋がっている・・・と。

「台本をちゃんと読みこなすこと」と「それを演出家と話し合えること」この両輪がとても大切。

 

そのためにはまず、「間違ってる」とか「くだらない」ことからでも自分で言葉にしていくこと!から始めたいと思い、やってみました。

 

時間が短かったので充分とは言えないけれど、やり続ける必要があると思えました。

どうぞ、読んでみて下さい。

 

 

 

『台本読解は課題であり、やりたかった。勿論今までもやって来ましたが、いまいち自信がなかった。今後も続けたい。

 

 

 

あまり戯曲をきちんと読む機会があまりないので、参加してみた。
初めて一人で読んだ時は、なんか(戯曲の)動きがあまり見えず(会話はちらほら面白そうな所はあったのですが)淡々としている話だなと感じていたが、皆んなで感想を述べ合った二日目以降は、だんだん台詞に対して引っかかるようになり、なんでこの人はこう言ったんだろうと言うのに疑問を持って考える事が増えた。
自分と違う意見も、そういう捉え方もある、そう感じるんだと発見もあり楽しかった。
自分の読み方と相手の読み方が違うのも面白かった。

 

 

一日一日がいい意味で重かったなと・・・

 

 

 

やはり1人では気に留めなかったところや、違う意見を聞く事で人間を深めていくことができたなあという印象だった!

 

 

 

戯曲、台本をじっくり読む大事さを改めて見直せた。そういう見解もあるんだといい刺激をうけ、これから本読みの幅を見つめ直せそう。事前にもう少し個人で読み込んでおくべきだったなと反省。

 

 

 

他の方の読解を聞くことでそんな考え方もあるんだ〜!と思ったり、事前に読んで疑問に思っていた箇所がたくさん質問項目にあがってきていて、「あのこと」とは妄想でこれかな、とか思っていたことが全然違ってすぐ後ろにヒントが書いてあったり整理できてとても良かった。

 

台本をもらったらすぐに読み始めていたが、時代や背景をまず調べるところから始めたいと思った。

 

 

 

自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。

 

 

 「自分はこう思った」と意見を言い、かつ人の「自分はこう思った」を聞くと、自分の読みの癖を知ることができたり、自分の引き出しにはない気付き方を知れたりするのでおもしろかった。

 

 

 

自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。

 

よく「正解はない」というものの、それと「自分の妄想」はまた違うし、わかりにくい本や癖のある人物だと「自分に引きつける」読み方で失敗したり行き詰まったりするので、時々こういう台本を読むレッスンには参加していきたいなと思った。

 

 

 

台本の読解には苦手意識があったが、改めてやってみるとやはり思い込みが結構激しく、感覚だけで誤って捉えていたことが多かった。

 

最初はシリアスなシーンとしか捉えていなかった。実は結構笑えるシーンだった。

 

たくさんの疑問を解きながら読んでいたつもりでも、疑問とも思わずスルーしてしまったところが山ほどあった。。。

 

また、時代背景に関するアンテナがとても低かったことにも気付いた。今までやってきたのは同世代の作家の現代の作品がほとんどだったので、もっと違う時代のものも知りたい。違う文化圏。

 

 

 

 

2020年

4月

23日

zoomレッスン台本読解!

慌てまくってzoom体制をつくり、メンバーの方も「苦手なんだけど必死で」用意して「台本一冊読む」クラスを無事終えることができました。

 

リラックス&リピテションと違い、こちらはzoomで充分対応できるとは思っていました。

そのとおり。

普段アクターズワークスでは、一冊読んでの台本読解の練習はやらないので、私自身も大変勉強になりました。

 

やはり、台本は読めなくっちゃ!!!

 

台本読解に関しては、他の同じような稽古と変わらないと思います。

私が勉強になったと思ったのは、アクターズワークスでエクササイズクラスからシーンクラスまでのレッスンを地道に続けている人、あるいは他の練習でもきちんと継続していると思われる人は、やはり「読め」ている・・・という実感を持ちました。

 

「読めない」と思う人のある種は、「自分の思い込が強い」人だと思います。

自分の一方的な見方、価値観でしか、台本が読めない。

台本は、やはりとても客観的に論理的に読む必要があります。

主人公や自分の役の気持ちだけがわかっても台本が読めていることにはなりません。

 

ウチでやっているエクササイズというレッスンは「自分の感情を知る。認める。」という結果をもたらすので、「自分」がわかると「他人」がわかるようになる・・・、「自分と違う意見、気持ちを持っている他の人がいる」ということを納得するようになります。

そのことも、やはり「台本を読む」ことに効果的に作用していると思えました。

 

自分自身のコンプレックスや思考のクセを理解して、それはそれとして客観視して、ちゃんと台本を読むことができる・・・とても大切な役者の仕事です。

 

参加した方々は継続のリクエストを頂きました。

この状況が続く限り、頑張ろうと思います。

 

 

みんな、頑張ろう!頑張って生き抜こう!

 

いつかは必ず終わりが来る!

 

2020年

4月

13日

zoomを使ってのリピテションのレポート

本格的なコロナウィルスとの戦いが、いよいよ佳境に入ったと思われる今日この頃。

やっとzoomのレッスンの準備ができ、先日リラックス&リピのテストレッスンを2回行った。

 

これがこれが・・・思った以上の成果だった。

zoomくん、えらい!!!

 

正直リラックスはできると思っていたが、リピテションは大した効果は望めないと思っていて、「少しでもこの閉塞感を解消する手助け」くらいにしか思っていなかった。

が、俳優としての感覚を維持する効果ははっきりと認められると言っていい。

 

ちゃんとスタジオで練習する時と違って、ネットを使うのでまず声がちょっと遅れる。人によってネット環境が悪かったり、隣の部屋に家族がいたり、大きな声が出せなかったり・・・様々な規制・障害がある。

それをどれだけ「受け入れ」て、相手と交流できるか。

「受け入れる」というのは、「隣が気になるだから、上手くできない」ではなく、「隣が気になる」ことを無視せず「あ、今自分は隣を気にしている」ことに気づいて、その結果「イライラしている」という感情を相手に伝えられる・・・ということ。

演技に必要な「感情」というものは、自分で気づかなかったり蓋をしてなかったことにするとコントロールできなくなる。

障害が多いほど、いい訓練になっている。

 

また、音声の環境が悪いので、相手に言葉を伝えることにより神経を使い丁寧にやらないと伝わらない。

相手の言葉を聞くこともそうだ。ほんとに相手に集中しないと聞こえない。

だから、普段、自分一人で喋りがちな人はその欠点がより明らかになる。

 

どういう状況でも与えられた条件をフルに使って相手と交流する。

改めて、とても重要だと思わされた。

 

考えてみれば、特に映像のロケなどは障害だらけだ。

時代劇で山の中に連れていかれれば、それはそれで日常と違う環境がいい方に働く。(崖とか・・・笑)

が、そんなところばかりではない。

若いころ、ドラマのロケでごく平日の真っ昼間、普通の商店街でロケをした時、近所のおばちゃんたちが集まってきて指さされたりして、いきなりすっごく恥ずかしくなってドギマギしたことを思い出した。大したシーンではなかったと思う。ごく普通の日常会話のシーンで。

相手は有名な俳優さんだったと思う。

「みんな私なんか見てない」とか「私を見て無名な女優としか思っていないだろう」とか「店員の役で、地味な衣装が恥ずかしい。もっといい役だったらよかった。こんな私は見られたくない」とかとかとか・・・爆笑

もう、自意識のオバケ!

あ~あ、残念!(笑)

覚悟が足りなかったね。甘かったね。若かったね。(笑)

 

周りの環境は俳優に合わせてはくれない。俳優がそれを受け入れることが重要なのだ。

 

 

ただ、やはり、「キープ」に有効であり、「アップ」はあまり望めない。

エクササイズを終わった時点で俳優の感情の表現をブロックしているものにくさびを打ち込み、壊れるまで行かなくてもヒビは入っている。

それがリピテションクラスを継続することで壊れていく・・・そこまでの効果は望めないと思う。

あくまでもメンバーの人たち・・・つまり、このレッスンの内容や意味を理解している人たちへのキープクラスだろう。

 

それでも充分意味がある。

 

どういう形になるかわからないがいつかは終息する。いつかは・・・。

その時は一斉に芝居が始まる。舞台が・・・撮影が・・・急ピッチで。

その時にすぐ現場に出られるように!

みんな、生き抜こう!

 

2020年

3月

23日

俳優の声

マイズナーテクニックやメソッドなどを訓練した俳優は、セリフが聞こえない・・・と言われることがある。そういう俳優がいることは私も知っている。

自分の感情などを重視しすぎるあまり、ちゃんとした声を出さない人もいる。

 

あえて言うが、それはマイズナーテクニックなどの練習方法の問題ではないと思う。

俳優にとって、それは映像だけしかやらない俳優にとっても・・・、発声・滑舌はそれだけでもきちんと学ばなければならない重要な課題だ。

映画しか見てないが、ロバート・デ・ニーロの声が聞き取りにくいと思ったことはない。

 

念願の西山水木さんボイストレーニングをやっと受けられた。

水木さんに薦められてレポートを書いたので、ここにアップさせていただきます。

声の問題に悩んでいる俳優さん、声優さんがいらっしゃったらぜひ参考にして頂けたら幸いです。

 

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西山水木さんボイスクラス第一回 2020 3/18

 

 

 

念願の水木さんボイスを受講!半年以上かかったぜい!

 

 

 

最初は声を出す筋肉についてを図解で説明。

 

声を出すための筋肉とはいわゆる「横隔膜」だけでなく、いや、横隔膜を動かすためにも骨盤底筋をはじめとして脊髄起立筋など多くの筋肉が連携して声を出す。

 

腹筋だけ鍛えればいい・・・というものではない。

 

俳優は「ずっとしゃべり続ける」「いきなり大きな声を出す」「寒いロケ地で声を出す」など、通常会話だけできればいいというものではないので、声が出る仕組みを知って体からトレーニングすべき。「声」は体が出す。筋トレは必要。

 

ラジオ体操は素晴らしいボイトレ筋トレだそうだ。声を出す筋肉をまんべんなく動かせる。また背骨を波にように動かす「波運動」。これも効率的。

 

また、声モノマネは非常に有効ということ。

 

声でモノマネをすれば筋肉の「同調感覚」が作動して、その音の出し方を覚えていくということ。

 

 

 

私の若い時は「歌」の先生でボイストレーニングしてきた。当時はそれが当たり前だった。だが、水木さんのように「セリフ」を使ってボイトレしていくということは、「表現」に直結した声が作れると思った。普段の自分の癖で、どこの筋肉が弱いのか使い方が悪いのか・・・などがよくわかる。

 

 

 

滑舌について

 

これも「背骨でしゃべる」など、やはり体を使うことが基本のということ。

 

よく言われる「母音法」についての話があった。

 

これは劇団四季が採用した方法としてよく知られている。

 

日本語は母音と子音の組み合わせで出来ているので、言葉をすべて母音に直してしゃべることで滑舌をよくする。これは間違いない。私も高校生の頃、みんな四季にあこがれていて遊びのように普段の会話を全部母音でやっていた。本当に子供の頃遊びでやったものってしっかり体に見についている。いまでも何かペラっと文章を渡されてもほとんどすぐに母音に変えられる。

 

遊びのように・・・これが本当の「芝居の稽古」なのだろう。Don’t forget!「遊び心」

 

だがこの劇団四季流の「母音法」には一つ問題があって、ただ機械的にやっても変な日本語になる・・・ということだ。それが芝居のリアリティを無くしてしまうので否定する人もいる。

 

このことは滑舌の問題ではないかもしれない。

 

日本語は一音一音区切っては日本語に聞こえない。一文節リエゾンするように発音しなくては日本語の意味が通らない。

 

例えば「青い空が美しい」という言葉があったとして、「あ お い そ ら・・・」と素晴らしく明確にしゃべれても、まるでAIのようになる・・・ということ。

 

「青い空が美しい」だと2文節。「あ お い そ ら・・・」ではなく、「青い空」なのだ。

 

また、「青い空」という言葉にイメージやそれに付随する感情がある。「美しい」と来ているのだから、雲一つない・・・とか、そんなイメージか。そしてそれを見ている自分のそういう空を見ている何かしらの感情。それをひっくるめて人間は言葉を発する。

 

 

 

それをきちんと水木さんに説明してもらった凄く納得がいった。これをちゃんと理解していれば「母音法」は素晴らしい方法だ。現場で使おう!っと!

 

 

 

最後のエクササイズ

 

今回の最後は「声のレッスン」というペーパーを少しやった。

 

「明るい声」「暗い声」「大きな声」「小さな声」などが書かれていて、その指示に従った声を出す・・・というもの。

 

これは一人一人やっていって、水木さんが声を聴いて、一人一人にアドバイスしていく。

 

ある人は「明るい声」が明るく聞こえない。それをどうしたら「明るい」声が出せるか、水木さんの調整にしたがってやっていく。どこを響かせたらいいか・・・とか、どこの筋肉が使えてないからそれを使って・・・とか、どこを開けて・・・とか。

 

私はマイズナーをやっていて、それは人間の感情、つまり「インナー」と言われるものから演技をアプローチしていく。たった数分の「声を出す」練習とインナーは直結している。「明るい声」に指摘を受けた俳優さんはやはり「開ける」ということが苦手な人だった。

 

そして私は・・・。「暗い声」の「ら」に明るさが残る・・・ということ。

 

これは、私が「陽気で、前向きで、明るい」性格であるといったことではない。私の芝居の癖だ。「力で押す」「言葉の最初にエネルギーをたくさん出してしまって、尻切れトンボになってしまいがち」という・・・。

 

たった一言ですべてバレてしまう・・・。言葉ってスゴイ!

 

 

 

また、それを見抜く水木さん、凄かった。

 

なんでも歯医者さんと筋肉友達で、声を出すところの図解などもその歯医者さんから教えてもらったりしているそうだ。矢沢永吉のライブ映像を見ながら「すごいね~、この胸鎖乳突筋!声が出るわけだね~」とか言い合っているらしい・・・、

 

オタク度マックス!!!! ついていけるかしらん・・・()

 

 

2020年

3月

05日

キャラシーンクラスご報告 後半

先日、無事・・・? 今は何が無事なのかわからなくなってきましたが・・・、とにかく熱を出す人も咳き込む人もなく、キャラシーンクラス終了いたしました。

 

後半のクラスの進行状況をアップさせていただきます。今回も長い!(スミマセン)

 

 

第5~8日目

練習の中盤から後半。

 

キャラクタークラスは・・・

役の人物になって、みんなの前で役の人物の人生で大きな出来事を話す。

結婚やら大きな病気やら、親の介護や死、さらには日本の家庭ではタブー的な家庭の内情。。。

離婚、家族の誰かが引きこもっている、宗教にはまってしまった・・・などなど。

ここまでくるとまさに「劇」だ。

そのへんのドラマや戯曲と何も変わらない。

そして役の人物は、それを真っ向から他人に語ろうとなんてしない・・・という状況が出てくる。

わざといかにも軽いことのように笑いを混ぜたり、それには絶対触れず断固「自分は何も思っていない」という態度だったり。

 

エクササイズクラスのプリントに「言葉は感情を表す方法の一つに過ぎない」とある。まさにその通り。

ここまでくると、その人が本当のことを話せる設定が必要になってくる。

このあたりからフィクションの「設定」が登場する。

普通の人が辛いことや恥だと思っていることをモノローグドラマにしていく場合、本当はこんなことはなかったかもしれないが、この役の人物が本当の気持ち・普段は出さない感情を表現する場面を作っていく。

酔っぱらったり、亡くなった誰かの遺影に語りかけたり・・・。

今回のキャラクターでは、「えー!その話、人前でするんだ!」と逆にみんなが驚いたケースもあったが・・・(笑)

 

シーンは・・・

これまでの自分の課題を克服しつつ・・・

だんだん細かいセリフの「言葉の意味」やら、台本の大きな流れ、を注意していく。

これまで感情の流れを重視してやっていた、それを切らないようにしながら・・・たとえば「お父さん」という言葉にこの時どういう思い入れがあったか・・・とかを丁寧に入れていく。

また「ここでこの台本は流れが変わっている」というポイントをちゃんと読んでいく。

ここまでは仲良くやっていたのに、相手のこの言葉のせいでいきなり険悪になったり・・・という「折れ」を明確にしていく。

それがきちんと出来ればできるほど、作家がお客様に何を伝えたかったかがはっきりしてくる。見ていて「面白く」なっていく。

ここでも、やはり俳優個人個人のクセ、特徴が大いに見えてくる。

長所は短所、短所は長所だ。

短所がダメで直さなければならに所・・・ではない。

 

今回、一組は岸田國士の「紙風船」だった。

言わずと知れた名作で、私も21歳、養成所の時に練習台本としてもらって「これは何!どこがおもしろいの??」と思い、その年齢ではなんなのか全然わからなかった。(笑)

だから、今回の20代の二人ももう「読み」玉砕に近かった。(笑・・・えないが、もうこの年なので笑ったよ!)

一つは、頭では読めている・・・が身体では出来てない事例。

たとえば、この戯曲の途中で夫婦二人がエア旅行をする、「鎌倉」へ。

この昭和元年の時代。中流家庭の新婚夫婦が「鎌倉」へ旅行するのは、今の時代ではどういうことなのか!

「これはどういうこと?」と質問すると「この時代ではとても簡単には出来ない憧れの旅行」と言葉では答える。

が、それが感覚的にどういうことか、わかっていない。

「今、憧れの旅行って何?」とみんなに聞くと、「モルジィブ」とか「イタリアのモンサンミッシェル」とか答えが返ってくる。

ちゃんとそれを「感覚的」に入れてセリフを言えば、全然、シーンが変わってくる。生き生きしてくる。

また、シーンをやっていてその俳優「言えないセリフ」が自分ではっきりしてくる。

その言葉の意味がだんだん分からなくなってきた・・・とか、前のセリフと繋がらなくなっている・・・とか。

それをそのままにしない。そのセリフは、相手を取れていない、自分の気持ちや意味がついて行っていないなど、何か修正が必要な言葉なのだ。それを丁寧に修正していく。

 

 

 

第9~10日目

最後の詰めの日程。

 

キャラクターは、人生の一大事をモノローグドラマにしてその台本を自分で書いて演じていく。

ここで一番大きなことは「台本のマジック」だ。

これまでは、役の人物になってフリーに話していた。いわば即興。

ここで「台本」登場!

役者って「台本」となるといきなり「次のセリフは何だっけ?」「どうやって終わるんだっけ?」と「頭」が入ってきて、それまでの「自由」さがぶっ飛ぶ。

必ず一度その洗礼を受ける。

必要な体験だ。

こんなに「台本」に捕らわれてしまうのだ。

それがわかったうえで、「自分をオープンした状態に持っていく」「役の人物になる」「このシーンに至った状況を信じ、感情を感じ取っておく」を丁寧に繰り返し、相手を意識して毎回新鮮に相手に言いたいことをちゃんと言っていく。

その結果、これまでにように感情も変化していく。

 

 

シーンは・・・

これまで順調にくれば、一般に言う「ミザンス」を入れられる。

このセリフの時はここに座ってて・・・とか、この動きで相手にアプローチして・・・とか。決めていける。決めても自然な流れでそれをこなすことが出来るようになっている。

演出の方々は、相手との距離感で二人の緊張感を表そうとしたり、「見せ場」でどっちかの顔が隠れたりしないように動きを付けていくだろう。それにきちんと答えられる俳優になりたいものだ。

 

今回のシーンクラスで、とある劇団に所属した俳優さんが参加されていて、やはり「先にミザンスやセリフの言い方」ありきな方が参加されていた。

リピテションで培ってきた「相手とのやり取り」ありき・・・ではなく「ここでこう動く」「で、このセリフはこの動きで」と、決めてかかってしまう。

そのやり方が悪いワケではない。

 

作品作りは時間との闘いだ。いつまでも俳優の個人練習をしている時間はない。だからミザンスなどの「演出」はどんどんついて行って、「作品」を仕上げていく必要がある。

ただ、私は「俳優の技能訓練」をしている。

だから、それでは身に着かなかったことを、こういうワークショップを開いてスキルアップしようとしている。

その俳優さんにそれを心底理解してもらえなかったことは残念だった。

 

その場合、どうなったかの一例をあげてみたい。

例えば、『「こっちに来て」というセリフに80%の悲しみが必要だ』と思ったとする。そうするとシーンを進行する中でそのセリフが来ると80%の悲しみを充電するまで「間」をとってしまう。

その間が積もり積もって、全体では3分長い!間延びだ・・・客は飽きる。

そういう事が起きる。

何故、それにこだわるのか!!!

俳優のエゴか!

こういうことに対して、以前、小川絵梨子さんは「感情なんか後で来るんだ」と言った。

そういうことになるよね。

 

また、動きでもそういうことがある。台本ではとても繊細に「ちょっと触る」なのに、自分の感情ばかりに注視してしまってガバっと相手の手を握りしめてしまう。

台本では「ちょっと触る」から、二人の微妙な関係が表せるのに・・・。

そうすると「相手が手をそのままにしておくのはオカシイ」ということになってしまって、台本が書いているストーリーを変えてしまうことになる。

「この二人は結ばれる話なのに別れちゃうぞ!」

 

台本を成立させることが、我々俳優のなすべきこと!

 

 

もうずっと言い続けているが、俳優のスキルアップには、色々なやり方がある。

そして、いくつになってもこれでいいということはない。

 

 

西山水木さんが、セリフ、言葉をとても大切にしていらっしゃる。

そのことから表すことのできる大いなる可能性を。

感情や相手との交流を基礎にやってきた私だが、これから水木さんの「言葉」をもっと身に着けて、もっともっと先に進みたい。

そして、そこから見える景色を・・・その「境地」(?)を体験してみたい。

 

今は「コロナ危機」で芝居は休眠状態かもしれないが、いつかはこの危機は去っていく。

その時また、歩み始めたい。

 

2020年

2月

28日

キャラシーンクラス前半のダイアリー

今回はダイアリーにしてみました。

前半4日分です。

 

第一日目
チャート説明
学校のテストのように解答しただけではダメ。体に落とし込むためのステップ
1組シーン 読み合わせ
台本の読み方の浅さが露呈する。

第二日
キャラクターは、自分の演じる役の人をみんなの前で話す。
エクササイズを経験しているメンバーなので、本人と似ていいるところとそうでないところが鮮明に。
シーンは、昨日、台本の読み方についてコメントしたチームは、修正して来ている。
シーンの最初はリピテションのように、感情を使った交流を中心に読み合わせる。
そうすると、エクササイズの時の課題が如実に現れ、怒っているけど相手に届かない…チームがある。
エクササイズの重要性。
また、目的をどうしていいかわからなくなり、停滞することがある。だか、交流出来ていることが確認出来れば、感情を閉じないまま目的を達成しようとしてもらう。
見違えるほど、シーンが浮き上がる。


第三〜四日
キャラクター
役の人物になって、みんなの前で自己紹介。
みんな、自分に近しい親兄弟なので、はじめは冷静さを欠き、とにかくやってみる!という感じだが、ずっと近くで見ていたり、自分に似ていたりで、以外とやれる体験をする人が多い。
どうしてもわかんない…という人は、参加者の中で「私、わかる」という人にインタビューしたりして、役を自分のものにしていく。
近しい親兄弟をやっていると、自分では以外なほど感情が溢れてくる人が多い。
やはり、色々な意味で家族!なのだ。
シーン
まずキャラクターを入れて、シーンの背景を感情的に信じられたら、リピテションで練習した、相手に反応するやり方で、読み合わせる。
ここで、もし台本に背いてでも自分の感情の流れに従って、大いに脱線してもらう。
と言っても、役者はなかなか脱線出来ない。
台本の通りにやろうとする習慣がとことん邪魔をする。
だか、それをやろうとすると、ついさっきまで生き生きしていた姿が、あれあれ〜と、なんだかエネルギーのおかしな状態になったり、いきなりアンタ誰?って言いたいくらい全く別の人になったりする。
やはりエクササイズの成果はすごい!と思う。体は、自分と役が離れてしまうことをとても良く分かっている。
そうなったら、それは、自分が楽器を開いてないとか、キャラクターを理解出来てないとか、台本がわからないとか、何かしらの課題があるのだ。
それを毎回、修正していく。

 

レッスンは今日5日目。

5回目からは次回また経過をお知らせします。

 

コロナウィルスで大変な事態ですが、参加者・見学の人全員、稽古場に着いたらまず手洗い!みんな気を付けてやってくれています。

最終日まで何にも負けず頑張ります!

 

2020年

2月

22日

西山水木さんとの交換WS 遂に三回目だ!

先日、お忙しい水木さんのツアー公演の合間を縫って、3回目の交換WS.

 

水木さんの体力とパワーに頭が下がる。よくこんなスケジュールの間にWSまでやろうとするなぁ・・・。どこからそんなエネルギー、情熱、がでてくるのか・・・。

 

私の方が後輩なのだが、ついていくのが大変!反省して体力を付けねば・・・!!!!

 

 

 

二人で何も決めないゆる~い集まりを始めて3回目。

 

ほとんどまず、2人のオバサン女優の愚痴から始まる。() これをやれるのは精神衛生上非常に良い!!!

 

だが3回目を迎え、少なくとも二人の・・・いや、私の?方向性は見えてきたような気がする。

 

俳優が演技する能力を数値にして、ワークショップなどの訓練で身に着けられる点数が50点として、演出家が「こいつOK」と思える点数が60点だったとする。

 

私は自分のWSの中で、もちろん俳優が60点になるように一生懸命やっているが、それは理想論。その現実の中で「必ず違いを作って終わる」ということを自分に戒めている。

 

ある人は60点に達した!スゴイ! でも、そうでない人も20点だった人を20点のままでは帰さない。1点でも進めて終わらせる!・・・と。

 

私は演出家・監督ではないので「演出」でその人を生かしてあげることは出来ない。その代わりに私のWSでは「演出家・監督の前に出るまでに俳優がやっておかなければならないこと」に特化して練習しているつもりだ。

 

もちろん、どのトレーナーさんも自分のポリシーの元、一生懸命レッスンしてらっしゃると思う。

 

 

 

だが、やはり、現場に出たときにすぐに結果を出せるものではない。

 

 

 

もちろん、自分の点数と60点の差を自覚して、それを埋めるために何をしなければならないか理解して身に着けていくのは俳優一人一人の自己責任だが、少しでもその差を埋めるべくトレーナーが前進できることは何か。

 

 

 

水木さんが初回に「やっぱり発表会までやらないと」とおっしゃった。

 

私ではその経験はさせてあげられない。

 

私には演出はできない。

 

もちろん、シーンを成立させることはできる。が、それは作品を作る「演出」ではない。

 

 

 

 

 

今回の交換WSでは・・・

 

前回まで多くは私がやって来たマイズナーテクニックなるものの感覚を使い「交流」を重視したセリフのやり取りを、水木さんに見てもらったり私と水木さんでやってみたりした。

 

今日はそれに、水木さんの演出が加わったらどうなるのか・・・を試した。

 

私と黒澤君で「マクベス」を。

 

もちろん、セリフを覚えているわけではないし、細かく本を読み込んでキャラクターを作っているわけではない、ただセリフを使って交流と目的を意識して読み合わせ・・・から始まって、水木さんの「なんでマクベス夫人は夫にダンカン殺しをさせたいか」「なんでマクベスはこの短い時間に、一旦やめようと思った殺戮を、奥さんに叱咤されたくらいでやることに変わったか」などの思索が始まる。

 

水木さんは『誤読』という手法をつかって、そのキャラクターの裏側、奥、を探っていって深みを与え、まさに演技を引き上げていってくれた。

 

これは交換WSなので、私も自分自身が演出を受けて自分の何がどう変わっていくか・・・を気にしながらやってみられた。

 

自分の中の変化はとても興味深かった。

 

また、自分ではわからない自分がたくさんいて、それを水木さんが遠慮なくピックアップする。

 

へぇ~そんなふうに見えてるのか・・・

 

え?それはいいところ、面白いところなんだ・・・気が付かなかった。

 

などなど。

 

 

 

自分が教えているWSでは、出来るだけ自分で自覚する部分を多くして、自分で俳優として作品に挑めるようにアプローチしていくが、所詮、自分で自分のことが全部わかるわけではない。

 

演出家にゆだねて、引き上げて、色を塗ってもらうことの、面白さ大切さ。

 

 

 

これを多く体験することもとても重要なのだ。

 

車の運転と同じ、身に着くまでやれば自分の手足のように車を運転することが出来る。

 

だから、現場にたくさん出られる人はがどんどん上手くなるのだな・・・と改めて思った。

 

 

 

 

 

黒澤くんが「技術はあるが統合できない・・・」

 

と言った。

 

どういう意味かと言うと、今の若手俳優たちは色々な方法論で学んで、例えばマイズナーテクニックならリピテションをやる。それを使って相手と交流はできるがいるまでたってもミザンス通りに動けない。それでは芝居は構築できない。

 

ほんとは両方できるはずで、やればいいのに・・・なんで?

 

ということ。

 

 

 

これでは何のために基礎を学んでいるのかわからない。

 

 

 

何度も言うが、自分が一人前の俳優になるために結果を出すのは俳優の自己責任だ。

 

 

 

だが、マイズナーであれルコックであれ、その基礎を現場に繋げていくのは「演出」を付けてもらってやってみることでしか学べないことはたくさんある。

 

それをしながら、その場面を演出家の要求通りに表現していくために「だからこの練習をやったんだ!これだよ!」とオンタイムで指摘する稽古はとても重要な有益な稽古なのだと思う。

 

 

 

いろいろな優れた演技論、練習方法があるが、それを身に着けたうえで

 

方法論に固執しない。

 

それが見に着けば、きっときっと芝居というフィールドでいかにみんなで楽しく遊べるに違いない!

 

2020年

2月

14日

俳優のモチベーション

今月2回のリピテションが終わり、来週からキャラクター&シーンクラス。

ただいま絶賛台本選び中です。

 

アクターズワークス以外でも、演技トレーニングのご依頼を頂くことがあります。有難いことです。

色々な立場・状況の俳優たちが演技力を高め、いい仕事をゲットする、いいパフォーマンスをすることを目指して努力していく所存で頑張ってます。

そんな中で今、話題になっていることの一つに「モチベーション」のことがあります。

 

新国立のトレーナーをやっていた頃、新国がお招きしていたイギリスのラダという王立の演劇学校(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E7%AB%8B%E6%BC%94%E5%8A%87%E5%AD%A6%E6%A0%A1)の有名なチーフトレーナーとお話しする機会がありました。

その時の彼女が

「『私のセリフはどれ!!! 私にセリフを頂戴!!!』という気持ちだけは、教えることが出来ない」

とおっしゃったのを忘れることが出来ません。

 

 

私はアクターズワークスにおいても、他のレッスンに関しても「しつけはしません」とお願いしている。

ダラダラと遅刻したり、セリフを覚えてなかったり・・・そういう人を「怒る」ことは無意味だと思っており、怒られなければやらないならやめてしまえばいい!と思っている。

それはモチベーション?エネルギー?、日本流に言えば気合、を他に人に入れももらう行為だと思うので。自分でそれを高め、集中し、稽古に望めない人は、この仕事は無理だ・・・と。

 

確かに、10代のまだ高校生という人には教育的側面があるので難しいこともあると思うが、18歳・高校卒業以上は問答無用だと思う。

 

「役者になる」など、雲をつかむような話。

私自身も親に理解されるわけもなく、「許して欲しい」などとも言えず内容的には「家出」、強引にこの業界に飛び込んでしまった。それしかなかった。

簡単に仕事をもらえるわけではない。

アルバイトづくめの日々。

ずっとオーディション、キャスティングという「競争」にさらされ、隣には成功を収め収入と名声を手に入れた「スター」がいる。この格差状態!

 

そんな中で「芝居をしたい!」というモチベーションを保ち続けるのは・・・

夢とか、お金とか、意地とか・・・どういう言葉でも言い表せない。

 

一つ言えることは「自分で自分の心と逃げずに対自する」ことしかないと思う。

自分と同い年はサラリーマンになって家族をもって家でも買っている、自分はこのまま芝居をやっていていいのか、それで自分は幸せなのか、自分の人生が納得できるのか・・・

そういう人たちとも胸を張って一緒にお酒を酌み交わすことが出来るのか・・・

 

私自身もいまだにそれの連続だ。

役者としても、トレーナーとしても、逃げないで最後まで生き延びたいものだ。

・・・ふぁいと!みんな。ふぁいと!私!

 

 

(別記)

「モチベーション」のことに伴い、追記させていただきたいこと。

私&アクターズワークスは20年、この「しつけをしない」立ち位置を守っているのだが、それでも昨今、メールの返信の仕方とか、稽古に対する準備とかがまるで大人とは思えなかったり、「ワークショップなんだから、何か教えてもらえる」という態度だったりする人が増えてきた気はする。

ちょっと変わった人だったり、いわゆるあきらかに社会人不適応なヤツだったりは昔からいたが、普通の真面目な人もそうなって来た。

先日、とあるプロデューサーと話をしていて「今の若者は『大人』にならない。昔の20歳が今の30歳だ」という言葉が出た。

これもしばらく前から言われていたことだが、なおさら顕著になった気がする。

 

誰が「大人」教育をするのだろう・・・

その責任は・・・親?先生?

 

私自身の気持ちが路頭に迷う。

真面目に取り組んでいる人、可能性があるワカモノになら意見すべきか?

今のワカモノの親世代っていたら私も入るのだろう・・・

これは俳優だけではなく、すでに「教育」の問題なのだろうが・・・

 

ここ数年、この件については迷っている。

結論が出るまで迷うしかないが。。。。

 

こんな話も、水木さんとの交換WSでも出ている。色々なオトナのみなさんと話し合うことを続けて行こうと思う。

 

2020年

1月

19日

新年最初のエクササイズクラス

令和二年、年明け早々エクササイズクラスでした。
今回は…
参加メンバーの平均年齢が高い!身体のでっかい男性が多い!   
こ、これは要注意!アシスタントの人たちに緊急警報を発令!

でしたが、男性メンバー、優しい大型犬のようなメンズさんたちで…
やはり、エネルギーマックスなのは女性でした。笑


感情を表現するというのは、年齢が高いと難しいのです。
初日はシ~ンとした雰囲気。いちまつの不安。久々の高齢エクササイズ、大丈夫かしらん…
ところがところが、2日目からの怒涛の感情噴出ラッシュ。そして毎日毎日とどまるところを知らず続きました。
みんなへとへと。
それなのに、あきらめず逃げず挑み続ける凄さ。キャリア組というのは覚悟が違う!と思わさせました。
逆にこっちがダウンするかと…笑

そして、再受講がお二人。
継続は力!
ずっと悩み苦しんでいた二人が、トンネルを突破する瞬間に立ち会えました。
人は、自分のままでそこにいると文句無しに素晴らしい!
また、今回は俳優でなく演出家の方にもいらして頂けました。
演出家なのにガチ受講って、凄すぎます。
舞台の方で、身体からのルコックなどをやっていらして感情を扱うのは初めてという事でした。
昨年の西山水木さんといい、コラボが進みそうです。
そして10日間終了。
打ち上げの時、私、料理の焼きそばを自分のウーロン茶を入れたコップに取り分けてました。。。
いや、ウケ狙いでなく・・・マジで・・・・
ヤ・・・ヤバい・・・これは・・・年?
いや、違う!今回のメンバーが撮っても大変だっただけ!きっとそうに違いない!!!!うん!
(笑・・・えないかも)
新年早々、大変有意義なスタートです!

今年も前進!

 

 

2020年

1月

05日

謹賀新年!

新しい年を迎えました。

 

今年は8日のエクササイズクラスからスタートします。

毎月のリピテションはいつも通り。

2月はキャラクター&シーンクラスです。

 

今年も粛々と…ということになりますが、昨年ご縁のできた西山水木さんに「何かやりましょう」と言っていただけ、まずは西山水木さんのディレクターズワークショップを企画したいと思っています。

我々が・・・私も・・・どう進んでいけるのか!

ワクワクする令和2年です。

 

本年もどうぞよろしくお願いします。

2019年

12月

25日

今年最後・・・と言いましたが、もう一言

今年最後・・・とか言いながら、もう一度アップいたします。

忘年会も終わっていたのですが、本当に今年最後のリピテションクラスがありました。

ギリギリになって、それなりの人数が参加してくれました。

 

そのリピテションでは、何やらエクササイズクラスで俳優が抱える問題点がきれいに出揃った気がします。

このレッスン方法は、人間の感情の仕組みを知りコントロールすることから始めて、だんだんフィクションをリアルに演じて行けるようにする訓練方法です。

芝居はしょせん「嘘」です。

そこにどうやって人間のリアルを持ち込み、お客様に「嘘」の世界をまるで本当のことのように信じてもらえるか・・・!

当然、一筋縄では行きません。

感情も身体の動きも言葉も・・・どれも重要でないものはありません。

 

私自身も、役者として、トレーナーとして、自分を一から見つめ直してみたいと思います。

その意味でもこのお正月休みにエクササイズクラスのレッスン内容を、一旦整理し直して新年のクラスに臨むつもりです。

 

前回、「練習方法に良い悪いはない」と書きました。

ということは、裏を返せば方法論を使って演技指導する我々は、きちんした基礎訓練。それから台本を使った、本番を想定した現実的な演技までちゃんと導く責任がある。

 

今年、演出家・女優の西山水木さんとご縁がつながり、ぎゃはぎゃは笑いながら交換WSをやっていく中で、西山さんの演劇に対する明るく前向きなエネルギーに触れて、演出面からの質問を受け、それにこたえていくうちに「今なら私ももう一歩前に進める・・・、今がその時期だ。」と思えるようになりました。

 

多くの出会いに感謝しつつ、新年に向けて前進したいと思います。

 

※エクササイズクラス、まだまだ募集継続してます!

詳細はこちら

 

2019年

12月

17日

練習方法に良い練習と悪い練習はない。自分にとって役に立つかどうかだけ。

今年もあと半月。早いものですね。

今年最後のブログに、あえてこの題を書きました。

私の先生、キャリー・ジベッツさんの言葉です。

私はこの言葉に感銘を受けて、彼女のレッスンを「とことん身に着けよう」と思いました。

 

今、西山水木さんと「交換WS」と称して意見交換、実際演技しながら色々探っています。

水木さんは、「方法論とか関係なく」演技についてみて行きたい・・・とのコメントをフェイスブックに挙げてくださいました。

その通りだと思っています。大事なのは演技論ではなく自分の演技です。

 

 

そもそも演技論って・・・?

私もこの業界に生かされて、ここまで生きてくることが出来ました。

つたない知識で間違っていることもあると思いますが、

 

例えばスタニスラフスキー

当時、演劇と言えば古典のオペラの様な感じで、俳優が舞台に出てきてほぼ正面を向いてセリフを朗々切々と語る・・・みたいな感じだったそうで、スタニスラフスキーさんたち「もっと自分たちの身近な生な物語が見たい」と思った人たちが、色々考えだしたものだそうです。

 

例えばリー・ストラスバーグのメソッド

センソリーという練習をきわめて30秒で泣ける・・・とか。

これだけ聞くと「何それ?何の見世物?」と思うかもしれないけど、当時からブロードウェイなどではヒットした舞台はロングランで、ヒットすれば何年も続く。素晴らしいことだが裏を返せば同じ役を何年もやり続けなければならない・・・

それを思うとその俳優の負担はいかばかりかと・・・。

誠実にいい演技を、新鮮な感情を毎日舞台で表現したい・・・と思う役者たちが、この練習を編み出したことは賞賛されて当然のことだと思います。

 

演技論、演技の歴史はそうやってその時代に「もっとこんなものが作りたい」「もっとこんな演技がしたい」と思うクリエイティブな人びとの努力の結晶であると思っています。

 

時代は変わっていき、映像やマイクの性能などメカ技術が進化したりで、その時代時代で観客が何を見たいかが変化して行ったり・・・それにつれて我々俳優も、表現したい事、しなければならない事が変わって来たはずです。

それに我々が対応して、どうすれば面白い物、感動をお客様に届けられるか!

今、行きて、現場にいる私たちが何をしたいか!お客様に何を届けたいか!

そのためにどうするんだ?!

 

この原点を忘れず一人一人、自分に必要なものを身に着けていくこと。

これが大事なのでは・・・と思って止みません。

 

やりたいことをやる!自分が「これが面白い!」と思うものを表現する!そのために頑張る!

 

 

今回、今年の締めで「チェーホフ」の台本を使って

複数の役が出入りする。

「感情」も大切、「行動」も大切、同じ舞台にいる俳優同士が「かかわる」ことが大切。

という練習をやりました。

こうやってより本番想定の実践的シーンクラスをやると、アクターズワークスのシーンクラスでは見えない、個人個人の課題がより鮮明に見えました。

その役者さん一人一人が、それを知って、そこを解決する、より伸ばしていく稽古を積んでいい俳優になって現場に臨んで欲しいです!

 

その中で、前回のディレクターズワークショップでかなり監督に課題を浴びせられた女優さんが、私に「12月には必ず全部やります!」とタンカを切って(笑)いたコが、有言実行、ガツガツいい演技をしてくれました。

やりやがったなこのぉ~~~~~笑笑!!!

超嬉しいです!

 

来年もファイト!

 

年明けのエクササイズクラス募集中です!

詳細はこちらへ!

 

 

2019年

12月

04日

ウィークエンドワークショップ

今年のウィークエンドワークショップ・・・

ウィークエンドワークショップは書類審査なし!どなたでもいらっしゃってください!というワークショップ。

趣味や社会人として演劇をやっている人、エクササイズクラスとかの前にとにかく試してみたい人など、色々な方々が参加してくださる。

今年は人数は少なかったが、私自身が「え?これ、エクササイズクラス?・・・じゃない!やばいよやばいよ」と思ってしまうほど参加の皆さんの意識が高かった。

何がやばいか・・・というと、この日数では消化しきれない方向のことをバシバシしゃべりそうになって・・・(笑)

混乱させるだけになり無責任なことになるので、気を付けて気を付けて!!!!

 

ウィークエンドワークショップでは、「演技の基礎」と位置付けたエクササイズクラスと違って、短いシーンを使う。それにエクササイズクラスで練習する「感情」「衝動」などを使ったら、自分たちの演技がどう変化するか、を試してもらう。

 

毎回思うのだが、変わり方がスゴイ!

俳優の、いや人間の持っているポテンシャルの高さに感動する。

 

もちろん、これだけですぐ芝居が上手くなるとか・・・そんな簡単な話ではないが。

プロになる人は、継続して自分自身の物にして欲しい!

社会人の方々は、この面白さをぜひわかって芝居を愛し続けて欲しい。

 

 

2019年

11月

26日

演出家・西山水木さんとの密会!(笑)

今年からご縁が出来て、事あるごとに色々お話ししてきた、演出家・女優の西山水木さんと、先日、やっと密会(?・・・笑)した。

かねてから、水木さんは「日本の演劇教育はどこへ行くのだろう」という問いかけを、されていた。

で、「交換WS」を・・・という話になった。

 

マイズナーテクニックのWSを続けて来た私と、演出家・ボイストレーナーとしての水木さん。

インナーから演技を構築するマイズナーテクニック、作品を作っていく演出や表現方法の「声」を考えていくいわゆる外側の形。

これが、どう結びついて有効にいい俳優を作っていけるか・・・をコラボして新しい試みを見つけ出したい。

その第一回だ。

 

ま、オバサン二人が揃えば今の芸能・演劇界の現状をひとまずディスって・・・(笑)

冗談はさておき・・・、お互いが感じる若手俳優の現状や、何が必要か、何ができるか・・・。

たった二時間では当然話しきれず、今回はとりとめのない意見交換会になった。

 

私は、はからずも「マイズナーテクニック」という形で演技ワークショップをやっているが、かねてから方法論で演じられはしない!と言ってきた。

方法論は「上手くなるための指針」で、それを実践するのは俳優自身だ。

色々な価値観があり、現実の事情のある「現場」では、方法論を握りしめても無力だ。

理想を捨てず、体当たりで100%参加して表現していくしかないと思う。

そんな、今、この日本の現状で意味のある演技訓練を、水木さんと一緒に考えて行きたい。

 

 

まだまだ形のないものだが、何かワクワクする手ごたえが感じられた。

くしくも令和元年、始まった素敵なチャレンジだ。

必ず何かの形にしたい。

 

また、後ほど交換WSのルポも出る予定です!!!!

 

 

そしてリピテションのクラスも!

今回はプチ久々の人たちが集まった。

 

一人、なかなかうまく行かなかった人が何の表紙だろう・・・スッとトンネルを抜けた感じになった。

「それでいいんだよ!」

思わず、そんな言葉が出る。

この瞬間が嬉しい。

 

それを覚えて、身に着けてくれますように・・・!

 

2019年

11月

06日

谷口正晃監督のディレクターズワークショップ 三回目のチェレンジです!

谷口正晃監督のWS終了しました。
谷口監督とは3回めのお付き合いになりました。
アクターズワークスのブログの冒頭に推薦文も頂いています。

今回、私がアクターズワークスでディレクターズワークショップを始めた当初の目的に一定の成果を見ることが出来ました。

全工程が終わった後の打ち上げで

「何か監督の作品がらみでオーディションがございましたら、こちらのメンバーにお声掛けください」
と私がお願いしたことに
「もちろんです。柚木さんに連絡すればいいですか」
というお答えを頂けたこと・・・・!!!!



日本の芸能・演劇界にはちゃんとしたオーディションシステムが無い!
このブログでも何度か書いて来た。
偉いプロデューサーなどが、日本の俳優は下手だ、勉強しない…と言う。ある意味で事実だ。アメリカなどの層の厚さに比べ、悲しいほどだ。国策でエンターテイメントに力を入れる韓国にも追い越されている。
でも私は、言いたい!
正当な雇用機会均等システムがあれば事態は変わる!と。
ちゃんとオーディションをやらず、オトナの事情でばかりキャスティングを行うプロデューサーの人たちにも、日本の芸能界に対する自分たちの責任を痛感して頂きたい!と。

かく言う私も何の力があるわけでもなく、せめて私に出来る事は…と思って今まで演技ワークショップを続けて来た。
この年になると私だって責任者の一人だ。

そう思ってワークショップを受けてくれた人と現場を繋ごうと、ディレクターズワークショップも続けて来た。
もちろん、映画監督のワークショップをたくさんやって、オーディションそのものやオーディション代りの場作りを頑張っている制作会社もたくさんある。
そんな大手と対抗出来るとは思わないが、安価で、受講者一人一人をきちんと監督や演出家に見てもらえ、ひいては評価してもらえる場所にしようと頑張って来た。
その一つの成果が昨日、形になった気がする。

もちろん、たったこれだけのことで何も変わらないかもしれない。
でも、出来る事を粛々と…


今回参加した俳優さんがたも頑張ってくれた。

その経過を時間軸で示してみたい。
一日目
とりあえずキャスティングを発表し通してみる。
ところが・・・もう、ぐずぐず。芝居にも何にもなったものではない。また、上手にセリフを間違えずにしゃべっているが、何の交流も起きておらずどうにもならない。谷口監督の顔に「どうしたものか・・・」という言葉が見える。
今回は、若手、現場経験の浅い役者も多く、また舞台が中心で映像に慣れていない役者がほとんど。
私もかなりたいへんだろうな・・・と思っていたが予想を上回っていた。
監督が個々のノートをおっしゃってくれて、一組づつ2回目に入る。なかなか調整が出来ない。
3回目までやっていく。
役者さんたちがどんどん、迷宮に入る。
監督からの注文に、無意識のうちに表面だけで合わせようとして合わせきれず、内部崩壊が始まっていた。
役者の稽古の「あるある」状態だ。
監督「明日、自主トレなんでしょ。頑張ってみて、明後日お会いしましょう。」
と。
そこで私、「明日、自主トレではありますが、ガッツリやります!」
(笑)
二日目
とりあえず各チーム、一日自分で修正したもので通し。
あまり変わらない。。。。
その時私の感じていたこと。
「引くな!」「自滅するな!」
ディレクターズワークショップはすべからく「オーディション」と思え!だ。
それなのに「私どうしたらいいんでしょう」という濡れた捨て猫のような顔をしてここにいるな!!!
ああ、ついに言ってしまった!
このことすら、演技指導の藩中ではないし、自己責任だと思ってきたのでこれまで口にしたことはなかった。
でも、だんだん私もいい年になってきて、やはり言わなければ・・・いや、言うべきなのだ、という思いになって来た。
そして、リピテションという訓練を使って「交流」・・・これをしつこくやって来た私としては、ただひたすらそれを取り戻してもらう基礎練習をした。
男性チームは、スタート時の「状況を信じる」ことを、センソリーと言われる、頭で考えるのでなくて体に落とし込む方法を試す。
もう別人!
演じている本人たち。特にミュージカルの世界で主役まで張って来た俳優さんが180度別人に!
本人も「不思議!」と狐につままれたような感想を言ってくれた。
そこで私が一言「上野さん、私、去年も同じこと言ったよね。来年同じだったらもうな~んにも言わずにただ笑ってみててやる!」(笑)
女性チームは、4~5人が絡み合う、大変「交流」がむずかしいシーン。
こちらもセンソリーはやったが、それ以上に一度ちゃんと相手の顔を見ながらセリフを相手にかけ、相手を変えようとする目的を重視してセリフを交わしてみる。
たったこれだけのことで、驚くほどセリフが掛け合った。
やはり、基礎錬は嘘をつかないのだ!!!
シーンに力が戻って来た。
三日目
全員、昨日のレベルは見事に落とさずに初回の通し。
それを見た監督も、どんどん乗ってきてくれて細かいノートの嵐!
昨日、50代のオバサンの私が自分の若いころの恥も顧みずガツガツ説教したことを、若手メンバーは本当に頑張ってくれた。何度「うーん、まだまだだね」と言われても、マジ悔しそうで、折れそうな気持が透けて見えても、引かずに最後まで「少しでも前へ」進もうとしてくれた。
だんだん、「あ、よかったんじゃない」という、この時点では一つの完成形のチームが出来てきた。
監督が役者さんたちに「今のはいいと思う。僕はそういう表現の方を望みますね。」と。
最後は、役替えをしたりでトライヤルチームを試し楽しんだ。
それでもちゃんと「交流」は生きていたように思う。
もちろん、個々の課題は残り、それは私たち俳優がずっと求め続けて精進することだと思う。
最後に監督が「今日は僕も演出していて楽しかった。映像はどれだけ編集があるといっても、やはり俳優さんの生き生きしたいい演技、人間の機微を表してくれる演技がないと始まらない。それができれば必ずいい作品になる。それを信じて頑張って欲しい」という言葉をかけてくださって締めくくった。
そして、オーディションがあったらお声がけいただく・・・とい言葉をいただいた。

ディレクターズワークショップを企画して3年目。
やっとこの日が来た・・・という思い。
私がやっていることなど本当に微々たることだが、これからもこう言ってくださる監督、演出家を一人一人増やしていければ、何かが起こせるかもしれない・・・ちょっとだそう思えた。

2019年

10月

29日

ディープ2エクササイズクラス、終了

ディープ2 終わりました。

今回は参加人数が少なく見送りも検討されました。が、メンバーの顔触れを見て赤字覚悟の決行です。

人数が少ないと参加者の心身ともにの負担が・・・!

最初、わざわざそれを連絡して「体調を整えて!」と伝えたのに、初日は「大したことない」顔をしていた面々、最終日にはもうクタクタ!だから言ったじゃん(笑)

 

久々の「登場」の練習。

この練習では、本来の「登場」してくることの大切さも練習できますが、細かい動作、人相手ではなくもの相手にでも丁寧にリアクションすることも練習できます。

そして、アクティビティと言われる、何か作業をしながらのリピテション。

リピテションで感情をつかって相手とやりとりすることに、少しづつ「台本」の要素が入っていきます。

 

今回は、人数が少ないのでほんとに丁寧にみんなの話を聞け、細かく見られて、たった3日でしたがどんどん成長してくれました。

日に日にその人の素の顔が見えてきて、ある人はどこで行き詰っているかが明確になってきました。

やはり、努力は裏切らない。

 

とある俳優さんは、次回、ダブル主演の舞台が決まっておりそのために必死に頑張ってくれました。そういう人が来てくれて一生懸命やってくれ、そして成長してくれると本当に嬉しいです。

みんな「望む結果を手に入れる」ために頑張ろう!

 

そして早速来週はディレクターズワークショップ

またまた眠れない夜が続きます!

 

 

アクターズワークスでは、ただいまウィークエンドWS募集中!

みなさん、ご参加お待ちしております。

 

 

2019年

10月

10日

リピテションクラス 改めてリピテションって

月一のリピテションクラス。

初心に返って、相手と向き合う。

 

リピテションのクラスが終わった後、懇意にしていただいている西山水木さんの舞台の稽古を見に行かせていただいた。そこで、あっという間にシーンが立ち上がってくる面白さを見せていただきました。

また、水戸芸術館プロデュースの「最貧前線」を見て感動! 演出の一色さんとちょっとだけお話しし、「今度またお昼でも・・・色々感想を聞かせて」と言っていただいたり・・・。(「最貧前線」世田谷パブリックシアターでしたが、日本人にはめずらしくお客さんがマジのスタンディングオベーション。5回のカーテンコールでした。)

 

色々な演技レッスン方法があるが、やはり、お客様の前・カメラの前ではそんな方法論を振り回すことなど無に等しい。全身全霊、その空間に自分を置けるかどうか・・・ただそれだけ。

もちろん、自分がもっともっと上手くなるために、色々な訓練をする。それはとっても必要なこと。

だからこそ、、だからこその方法論なのだ!!!

 

そこで改めてリピテションということを見ると、オープンしている人には存在感がある。エネルギーがある。そして、人を惹きつける。

人としての気持ちが動き、それが身体の動きとなる。相手と関わる。そこに「何か」が生まれ。それは演技の基礎となる。

間違いない。

 

何度も言うが、この方法がすべてなどではない。

リピテションなど知らない俳優でも、オープンしている人は大勢いる。

私はたまたま、このやり方に出会い、自分に合っていた。

これを見につかなかったら今芝居はやっていないかもしれない。

前進したい俳優は、自分で自分の訓練方法を見つけて行かなくてはならない。

 

いい芝居は、人を元気にする!!!

 

2019年

9月

25日

キャラシーン終了。相変わらずバタバタでしたが・・・

キャラクター&シーンクラス、無事に終わりました。
なんか、今年多発した台風のような日々だった。

っていうのは、開催10日ほど前はさあ、「人数集まらないから延期しよう」とか、「ショートシーンと合体させて開催しよう」とか言って台本作っていたのに・・・。
間際になって定員オーバーになる勢い。
ど、どうした、みんな!!?

当然のごとく制作はバタバタ。うー!
結局、今回、シーンは「子供の時間」「蒲田行進曲」そしてキャラクターも「おやすみ母さん」のママとミュージカルチームが「ミス・サイゴン」のおキム、という台本多数状態でした。

でも、おかげ様で有意義なレッスンが出来ました。
ミュージカル作品のキャストのキャラクターを深堀し一曲歌う・・・という、以前から考えていたこともチャレンジできました。
今回、痛切に感じたのは「身体が語っている」という事。

役の人物になって場面でのやりとりが始まると、私たち俳優に与えられた武器はセリフを言う事と身体を動かす事だけ。
身体を使わないと、与えられたセリフだけでは表現しきれない。
身体の動き、最近の演技WSで流行りのようになっている「行動」も、おおいにこれに値する。
身体の動きを感じ取って演技に生かすことが出来れば、シーンはとても繊細になる、豊かになる。

ああ、やるべきことはたくさんあるなー!


また、私がエクササイズで「天然」とか「動物」とか呼ぶジャンルの人たち。
感情的にとても反応がいい、いわゆる楽器のいい、私としては大変羨ましい人たち。
この方々が演技すると落ち入りやすい状態は…「どんな役をやっても自分になる」。(笑)
映画や舞台を見て、あ、この役者さんいいなぁと思い他の作品も見てみたら、何かいつも同じって事、ないですか?
それです!

今回も天然さんがたくさんいらっしゃいまして、
感情的には伝わるしいいんだけどね、役の人物じゃないよね、役はそういう動き方しないよね…というコメントを出したら動きが取れなくなって固まる…
気持ちはわかる!

キャラクターの立ち居振る舞いは、自分が時間をかけて自分の身体に染み込ませなくてはならない。
でもこれは役者にとって、とても大事な作業なのだ。
わかりやすい言えば、綺麗なお姫様が泣く泣く恋人と別れ無ければならない場面で、中身は上手く表現出来ても、着物がはだけてしまってたり、着物の裾を踏んづけて転んでしまったら台無し!という事。
その時代の人はいつも着物を着ているのだから、気崩したりしないはず・・・。
役の気持ちだけでなく、立ち居振る舞いもちゃんと時間をかけて叩きむ必要があります。
そうすれば、動き・身体というものは、たくさんの事をお客様に伝えてくれる。
その場面は、どんどん豊かになる!
そして最後に、俳優たちよ「戯曲、シナリオ、本を読め~~~~~!!!」

この後は、ディープ2クラスとディレクターズWS。
まだまだ変に暑いけど、秋も頑張りましょうね!

2019年

9月

07日

遅くなってしまいました、夏の格闘技!エクササイズクラス終わりました!

ブログ、遅くなり申し訳ございません。先日毎年恒例、夏のエクササイズが終わりました。

 

今回の参加メンバーは、20代の若手の方々が多くメンバーも、俳優、声優、ミュージカル女優とまるでアラカルト。各方面を網羅していました。

スゴイ!

本当にバランスのいいクラスで、各方面でこれからの若手の方々にレッスン出来て嬉しい限りです。

 

エクササイズって、何故かまるで申し合わせたように似た人が集まることがあります。

これってホントに不思議。

今回は「悲しい」「怖い」を抱えた人が多かった。

「悲しい」ことを抑えつけた背景がある人、何かの背景のためでしょう「人に嫌われたくない」怖さを抱えた人が、猛暑に負けず戦ってくれました。

 

自分をオープンしていくことは、間違いなくその自分と向き合うこと。

参加者全員が、そこのところを逃げずに戦ってくれました。

自分を「さらせ」ば「さらす」ほど、我々はお客様に愛される存在になれると信じています。

と、カッコイイ言葉で言えばそうですが、人って「不幸」が好きなのです。

役者が、自分の好きな仕事していいお金稼いで、それでいて素人でもできそうなことやってたら・・・そりゃ誰でも「なにやねん!」と思いますよね。

スポーツ選手なんかは、一目見て素人にはできないことが出来ているのがわかります。でも、じゃ、役者は・・・。

まずは、自分の見せたくないところ・・・たとえば今回のように「悲しみ」をさらすこと。

その人間の「悲しみ」にお客様は感動してくれる・・・

私はそう思っています。

 

ブログが遅くなったのは、もう来週からキャラシーンクラスが始まるので、その台本決めの準備に翻弄されているからなのです。(いや、言い訳でなく・・・これがまた今回ややこしくて・・・苦笑)

今回のエクササイズから、こんなに近いにってなのに直行が2人もいます。

本当に自分の演技に真っ向向き合ってくれて嬉しいです。

 

 

もうずいぶん前になりますが、このエクササイズを教えるにあたっていくつかの心理学・およびそれに類するセミナーに行きました。その中の一つのセミナーのトレーナーが言っていた言葉です。

「セミナーが終わって、参加者がトレーナーを褒めるセミナーは失敗。参加者が本当に自分自身に目を向けて、打ち上げなどではその自分たち自身のことで盛り上がっていたら、それが成功。」

と。

私は、これを指針にワークショップをやってきました。

今回もみんな打ち上げとかでは、このWSの中で自分たちが「ああだった、こうだった」で大盛り上がり!

ここ数年、「おっさんたちのアクターズワークス」だったのが、ワークショップに参加してくださる人が若返って、その若者たちが真摯に自分に向き合ってくれて、ホントに嬉しいです。

 

この夏、みんな、頑張って一歩前に進んだぜ!!!

 

2019年

8月

08日

本気になる

昨日、リピテションクラスがあった。

久々の人たちが参加。

やはり、しばらくやらないと感覚が鈍る。

 

リピテションは私たちが思う「基礎」なので、リピテションが出来ないからと言って「芝居」が下手になるわけではない。

が、ほっとくと演技に影響が出る。

あるいは、自分の演技の欠点はこの基礎練で確実に見えてくる。

欠点は克服しなくては先がない。

後はやるだけ。きわめてシンプルだ。

 

そのことをどれだけ自分自身が受け入れられるか・・・。

 

私たちの仕事は、いつオーディションに受かるか、仕事が取れるかわからない。

いつまでたっても収入も不安定。

おまけに「演技」というものはとてもグレーで、

何がいいのか悪いのか・・・

どうしたらよくなるのか・・・

あっちの演出家はこう言ってた・・・こっちの監督はああだった・・・

最終的には「好き嫌い」で決められるハナシなのだ。

 

自分でも思う、芝居や映画を見て。

「この役役者は下手だ。でも好きだ。」「こっちの作品は名作だと思う。でもあっちが見たい。」

そんな世界だ。

 

それを踏まえて、やるかやめるか。

やるなら何をやるか。

その方向で、「上手くなる」「上達する」には何が必要か!

決めて・・・

やる・・・

出来るまで。

 

 

実際、前回のキャラクター&シーンクラスでもう2年越しにやっとトンネルを抜けられたコが、リピテションに来た。最初とは全く別人のパフォーマンスをやった。

2年だよ・・・2年。

「継続は力」を実践してくれた。

言葉で言うのは簡単、本当にやれる人が何人いるか・・・。

もう、泣きそうになる。

ここまでよく続いた。

こんなコが現場にたくさん出て欲しい。

 

エクササイズクラスも残席わずかとなっています。

本気で俳優を目指す人、お待ちしてます!!!

猛暑を締めくくりましょう!

 

 

2019年

7月

27日

ディープ1エクササイズクラス 感情と声

先日、ディープ1エクササイズクラス終了。

何度も書いたけど、「出にくい感情を出し切るまで出す!」という楽しい楽しいクラス。

 

初日、みんなタカをくくっているのかスロースタート。(私は内心イラっ!)

2回目、3回目とだんだんディープ1の洗礼に心身ともに追い込まれていく。

やはり最終発表が終わった後は、みんな抜け殻。

「いやー、こんなになるとは思わなかった」と。

私には聞きなれた言葉。ディープ1の打ち上げはみんな口数か少ない。

いや、気持ちは落ち込んではいない。しゃべる気力と体力が残らないだけ!(笑)

 

このクラスは間違いなくインナー。感情の問題を扱う。

今回はこのことと「声が出る」ということが、ものすごくリンクした人が多かった。

 

今回参加してくれた声優のコが、低い声が出ないことを、声優の先生?マネージャー?からも指摘を受けてそれが課題だったのだ。

身体を見ると「出ないわけはない」身体。

エクササイズクラスの時もそれはわかっていて、私も「ちゃんとした発声訓練が必要」と言った覚えがある。

その低音が見事に出たのだ。

まさに「怒り」を出すことで腹の底・炭田から声が出て、よく響くいい低音が聞けた。

ま、最終日は声がギリギリで、打ち上げももう声が出なくて「しゃべりたりない」と言って帰って行った。翌日は完全に飛んだだろう。(笑)

 

他の人も、強い「感情」を出そうとすると声がかすれてきてしまい言葉を出し切れない。

何故そうなるか・・・

一つは「発声器官」の訓練が出来ていないこと。これはわかりやすいことだと思う。

もう一つは、「感情」を閉じていること。

強い感情を表現するのは、物理的・精神的に大きなエネルギーを必要とする。

人間の体は脳が「この感情は表現しない方がい」と判断すると、筋肉を固めて出さないようにする。

日常生活で何か我慢をするとき、グッと力を入れている。それを同じようなことだ。

 

いつもは表現しない種類の「強い感情」を出そうとすると、声を出す筋肉はグッと力を入れ出すまいとする。そこを突き破って出そうとするのだから、声をからしてしまう人はたまにいる。

 

芝居のセリフとして声を出すというのは、いわゆる「発声器官」の訓練と、感情のオープンは連動し、双方うまく行くことが必要なのだ。

「発声器官」の訓練は、物理的にいい声を出すことはできる。

それに感情が結びつくことによって、お客様を感動させる声が出る。

・・・と、私は思っている。

物理的にいい声の人のセリフが必ずしも人を感動させるわけではないし、せっかく感動させられるセリフを言えても、三日目には声が出なくなっているのではプロの俳優とは言えない。

これは、声の専門家と言っていいい西山水木さんもそうおっしゃっている。

 

泣いたりわめいたり・・・感情が出せるだけでは「演技」ではない。

それは台本と連動し、長い公演でも真冬の海岸での連日のロケでもちゃんとパフォーマンスできるように・・・。

名実ともに「心身ともに」訓練が必要だ。

 

 

俳優、声優としてお客様を「別世界」にお連れするには精進あるのみ!

 

 

2019年

7月

17日

今月のリピテションは「目的!」

先日、リピテションクラスを開催。

おなじみの一日だけのキープアップクラス。

 

慣れた人が多かったので、たまにやる「目的」練習をしました。

相手と交流するリピテションをベースに、お互いが具体的な「目的」を持ち、お互いの名前だけ言いながら交流しつつ、目的達成をする・・・というシアターゲーム的な練習。

 

今回のペアは二人とも私が「能天気」をいうレッテルを張った二人。

もう最初から期待値満々!

そして・・・期待以上の超面白い時間になりました。

場内爆笑の連続。

もう、二人とも「ばぁ~か、ばぁ~か、ばぁ~か!!!」と指さして笑いたい。

写真をたくさん掲載しますので、お察しください!!!

 

とかくマイズナーとかメソッド、引いてはスタニスラフスキーとかいうと「深刻」なものに考えがち、なりがちなのですが、役者が自分のガードを取り払って素の自分をさらけ出しているとそれはとても面白いものです。いや、爆面白い!

相手をからかったり、思い通りに行かなかったらムカついたりすねたり、肉弾戦体当たりに男性は全然関係ないエロを感じ、女性はそれを利用したりスキを突いたり・・・。

そのモデルのような「目的」練習でした。

 

人間は面白い!!!!

 

 

それ以外のチームも、今回は少人数なのでゆっくりやることができました。

その中で、自分の「女王様キャラ」に気づいたり、「愛されたいキャラ」に気づいたり・・・。

気が付いてくれて、それを隠さず表に出してくれたら・・・もう、限りなく素敵!

 

 

ディープ1エクササイズクラスも何とか開催出来ることになりました。

ますますの参加をお待ちしております!

 

2019年

7月

13日

西山水木さんとお話ししたこと

前回のエクササイズクラスの時、演出家・女優の西山水木さんが見学に来て下さり、その後「演技を教えていくことに関して意見交換を・・・」とお誘いを頂き、ちょっとづつではありますがお話しさせていただいている。

まだたった1~2回ですが・・・

水木さんに問いかけられたことは「若手俳優に演技レッスンをして、その行方は。我々の演技指導というものはどこに向かっていくのだろう」ということだった。

 

 

先日、水木さんが今出演されている「世襲戦隊 カゾクマンⅢ」を見に行き、その後、数名の方々とお茶させていただいた席でもそのような話が出てきた。

その時のことだ。

私が

「自分に何かできたら・・・と思ってはいるし頑張ってはいるつもりなのだが、結局何もできず、WSに来てくれたり実際に依頼されたレッスンに参加してくれている若手のコたち・・・目の前の現実を必死にこなしていくことだけしか出来ていない。」

と言った。

そしたら水木さんが

「話すだけでもいいのよ。それは私たちにしかできないことだから。若い人ではなく私たちの仕事なのだから」

とおっしゃった。

 

そうなのか!

その発想はなかった。

・・・私の性格だろう。ちゃんと結論を出して、何か形にしなければそれは無意味だ・・・とどこか思っていたのかもしれない。

っていうか、それが私にとって当たり前の事になっているような気がする。

 

 

今まで自分がやってきたこと。

私は別に天才でもないし、大きなプロジェクトも出来ないし、会社とか作って大々的なことも出来なかったし、これからもそうだろう。

だけど、ほんとに「出来ることだけは」誠実にやってきたつもりだ。

誇れることがあるとしたら、それだけ。

 

でも、もしかしたら、水木さんとか、物凄く情熱と才能をお持ちの方と意見交換をすることだけでも、それを続けることからでも・・・何か進展していくのかもしれない・・・!

 

またまた、私は自分だけで何かしなければ・・・と、どこかで思っていたのかもしれない。

そんな力もないクセに・・・(笑)

 

 

100匹めの猿・・・だっただろうか。

どこかの猿が芋を洗って食べ始め、それを別の猿が見て真似て洗って食べる。

その猿がどっか別のところへ行って洗って食べるのを、またまた別の猿が真似て・・・

そういうことが繰り返されると、100匹めの猿が・・・全然見て真似るわけではない猿が・・・全く別の場所で芋を洗って食べ始める。

そしていつの間にか、猿はみんな芋を洗って食べるようになる。

 

そんな話を聞いたことがある。

 

 

話すだけでも、今後のことを未来を見て話していればいつかは何かが結実するのかもしれない。

 

 

尊敬する大先輩、西山水木さんとたくさんたくさんお話ししよう。

きっと、「次」が見える。

 

 

2019年

6月

29日

リピテション

今回のリピテションクラスは、久々の方が多かったです。

数年ぶり

一年半ぶり

半年ぶり

・・・

 

やはりリピテションって基礎トレーニングなので、スポーツでいうと筋トレのようなもの。

ある程度身に着くまでは続けて欲しい。

そうでないとせっかくのあの怒涛のエクササイズがもったいない。

 

とは言え、ワークショップなのでみんな色々スケジュールが・・・。

「なんとか養成所の稽古の合間を縫って、リピテションだけでも・・・」と言われると、「そっかぁ!!!」と思っていまう。

 

どの仕事や技術もそうだろうが、本当に人それぞれ個性があり、リピテションという練習にもそのひとそれぞれの歩み方がある。

明らかにオープンできていない人

自分の感情でいっぱいいっぱいな人

上手くいってるのについ心配して結果、自分にフォーカスが当たってしまう人

 

そして、必要なのはどういう時にうまく行くか行かないかを自分で把握してコントロール出来るようになること。

それもまた人それぞれ。

つい「会話」しそうになるのを「短い言葉で」と修正するだけでずっと細かくやり取りできるようになる人

やはり、もっと基本的に「オープン」することが必要な人。

 

自分でわかって修正できること。

それが必要だ。そのために稽古があると思う。

 

たった一月に一回で申し訳ないが、ぜひキープアップして現場に生かして欲しい!

 

 

7月はディープ1エクササイズクラス。

「出にくい感情を出し切るまで出す」ことによって自分をオープンしていく、楽しい楽しい三日間。

感情をオープンさせることによって、自分自身を隠さずお客様にさらせるようになる。

たとえば、プライドが高いことが課題の役者さんには「道化」と呼ぶメニューもある。

自分が人前に出るのに抵抗がある格好をして、お客様を笑わせる。

こういうのもなかなか楽しいものです。

 

ああ・・・自分がやると思うと超コワ!!!(笑)

 

2019年

6月

17日

今年最初のキャラクター&シーンクラスでした!

先日、今年最初のキャラクター&シーンクラスが終わりました。

今回はちょっと間が空いていました。

 

今回のチームは、ここ1~2年じっくり稽古してくれていた若手の面々が参加してくれました。

 

キャラクターはいつもの通り、実在の人物。

歴史を感じる「おばあちゃん」や両親を演じてくれました。

シーンは、アクターズワークス初の「人形の家」と「たとえば野に咲く花のように」のリベンジに挑むチーム。

 

キャラクターでは実際の自分の家族なので、「誰にも歴史があり、ドラマがある」ことを丁寧に実感してくれました。

ホントに毎回毎回同じこと書きますが、これを体験すると台本の中の役の人物に「一生分の人生がある」ことをすんなり受け入れられるのです。

そして、セリフの表面だけをしゃべらず「この人はなんでこんなことをするのだろう?なんでこんなことを言うのだろう?」と考えられるようになります。

 

みんな、じっくり一つ一つ前進してくれて

「以前も他でキャラクター作りをやったことがあるが、役の履歴をただ書いただけだった。こういう風にやるんだ・・・とわかった」

「養成所や舞台に出たとき演出家に色々いわれたことが、『ああ、こういうことだったんだ』とパズルがはまっていく」

と言ってくれる人が多かったです。

 

そして、ある役者さんがなんと発表に自分が演じている家族本人を連れてきてしまいました~~~!!!マジかぁ~~~~!

もう、心臓バクバクでした!苦笑

でも、とても楽しんでみて下さり、「とても面白かったです。こういうことはあることなんですよね。有意義なことなんですね。」と、我々役者にお言葉をくださいました。

 

「人形の家」では、ウチの稽古では「感情的」に葛藤の強いシーンを使うことが多いのですが(特に初回は)、全然そうではないサスペンスのようなシーンをやれました。

色々な気持ちがありつつ相手を追い詰めていく、辛くてエグいシーンを作り上げてくれました。

 

今回の目玉になったのは「たとえば野に咲く花のように」リターンズ!

このシーンで一昨年全然できなかった役者さんが、今回見事な「あかね」(「あかね」という役)を演じました。

まさに苦節2年。

2年越しのリベンジでした。

本人、そして全員の前でちゃんと言ったのですが「私は本当に○○ちゃんだけは無理なのではないか・・・と、思っていた。でもとある瞬間、『この人はすっごく頑張って勉強してきたのだ。台本の読み方は抜群に正しい』とわかることがあって、そこからは絶対イケる!と思ってやってきた。」と。

間違ってなかった!!!!

いつも「出来ない。どうしてこうなるかわからない」と苦しんできた彼女も「やれました」と!

よっしゃー!

 

 

ということで、打ち上げはもう近年にない盛り上がり!

今回は参加者みんなで準備して買い物して、まさに手弁当の打ち上げ。

もう、喋りが止まらない止まらない。

気が付いたら5時間以上、ずーーーーーっとみんなで飲んで食べて喋ってました。

用意した飲み物も食べ物も見事に全部胃袋の中。

ワカモノたち、おそるべし!

 

たかがお惣菜やの調理とスーパーのお惣菜。安い発泡酒やワインでしたが、みんな「こんなに美味しいご飯はないね」と言いながら過ごしました。

本当に幸せな時間。

 

帰りの地下鉄のホームで、「たとえば野に咲く花のように」をリベンジしたコが、

「本当に出来てよかった。ありがとうございました。」

と改めて言ってくれた。

ちょっとひねくれものの照れ屋なコなのですが、目の奥の奥に涙が見えて・・・思わず私も「ヤバい!泣く!」と思い、くっとこらえました。

本当に本当に頑張ったんです。

ここに到達するまでの気持ちを考えると・・・リスペクト以外ありません。

やれば出来るんだ・・・あきらめなければ・・・。

 

 

次回は「表現できない感情を出来るまで出しきる、楽しい楽しいディープエクササイズ1」です。

皆さん、お待ちしてますよ~~~!!!!

 

2019年

5月

10日

嵐が吹き荒れた改元エクササイズ!!!

エクササイズクラスはいつも怒涛だが、今回ほどいろいろな事が起こったエクササイズがあっただろうか!

 

まず、凄かったのがベテラン勢の頑張り。

今回は、参加メンバーがベテランと新人にはっきりと分かれた。

そのベテランも、すでに舞台・映像で充分活躍しているクラスのベテランの方々。

再受講で、温泉とか旅行に行っていたにもかかわらずそこから戻ってきて後半から参加とか・・・。

私も思わず「どういたの?何かあった?」と聞いてしまったほどだ。

 

初めて参加してくれたベテラン女優の顔が、後半になるにつれて子供のようにほどけていく。

無邪気な泣き顔。

まさに「幼稚園の子供」の様だった。

 

それに新人勢が一生懸命答えてくれた。

奥の方にいるその人自身が、だんだん表に出てくる感じ。

草食男子の実態が、だんだん暴かれて実は肉食男子の顔が登場した瞬間。

あ~、ホントはロールキャベツ男子だったんだ!(場内爆笑)

内気で声の小さいワカモノが、後半にはベテラン女優にはっきりと言い返していた。

 

見学に来て下さったベテランの演出家・女優さんも、「最終日も来ていい?」と言ってくださり、ひいては打ち上げまで参加してくださった。

 

 

どうしてみんな、ここまで頑張れるのだろう・・・

その情熱に圧倒されそうになった。

 

私はその情熱に答えて行けるのだろうか・・・と自問自答しつつ、私が今回集まってくれた全員に、最終日まで連れて行ってもらった感じだった。

毎日、私自身が初めて受講したころのことを思い出した。初心に帰った思い。

 

これも、平成から令和に、一から再出発ということだろうか。

 

 

「仕事」というものは、人の役に立って初めて成立する。

「人」や「社会」に繋がらないものは「仕事」にはならない。

だとしたら、こんなにダイレクトに人に繋がる「仕事」があるだろうか。

 

こんなに熱い人たちと、もう一回、頑張ってみよう!

きっと素晴らしい場所にたどり着けるような勇気をもらった。

 

2019年

4月

24日

リピテションクラス

先日のリピ、満員御礼の大人数でした。

東京で演技の訓練をし、いまや関西の劇団で頑張っているコ。

数年ぶりの参加者。

こないだのリレーションクラスの後、尿管結成で倒れ、私に初救急車を経験させてくれたコが元気になって参加。

などなど、多くのメンバーの元気な顔が見られました。

 

リピテションクラス、月一ではありますが、リピテションのキープアップとともに、ここでみんなの演技の上での近況を聞いたり課題を話し合ったりできる貴重な時間です。

 

特に、関西組のコはわざわざ劇団の休みとここのリピテションクラスの日程が合うと必ず来てくれます。もう、有難くて涙涙!

 

彼女が話してくれた前回の公演での失敗の話ですが・・・「目的ばっかりになってしまった」ということ。

演技を訓練する時に、私たちはどうやったらいい演技が出来るか、上手くなれるかを必死に追い求めますが、その結果、いわゆる方法論に寄ってしまうことがあります。

「目的ばっかりになってしまった」というのは、場面に登場する「役」はやるべきことを抱えて出てくる、感情を追いかけるとか何となくセリフを言うのではなく、ちゃんとやろうとしていることをやらなくてはならない・・・ということ。

とっても正しいことです。

でも、基本、お芝居って台本の中の一人の人間を体現する、二次元を三次元にする・・・ことなので、〇〇だけやっていれば芝居ができる・・・ワケではない。

彼女は、自分の役がやらなければならないことをやるだけになって、表面的な表現になってしまって、その裏にある本当に表現したいこと・・・例えばその役が抱える寂しさとか、背景を表せなかったのです。

 

一つ一つ積み上げて、色を重ねて、演じていく。

その努力や手間はきっと裏切らない。

役の人物の背景をにじませてくれることを信じている!

 

自分自身も含め、みんな、前進しようね!

 

エクササイズクラスもまだ募集してます!待ってるぜぃ!!!

 

 

2019年

4月

08日

2回目の声優クラスの感想

声優のためのWS、2回目のチャレンジでした。

残念ながら人数が少なくて、一日だけの短縮クラスになってしまいました。

が、とてもみんなの変化が顕著。

ああ、やっぱり声優さんも俳優の訓練をして間違いないんだ!と強く実感できました。

それは私が勝手に思うものでなく、終わった後の受講してくれた声優さんの顔を見たら、声を聞いたら一目瞭然でした。

とくに、昔、舞台俳優が声優になっていった過程は「やはり正しかった!」と。

声だけで表現しなければならない声優は、映像の俳優のように「目線」とか「かもし出す空気」で表現できないので、舞台俳優のようにセリフの「言葉」をしっかり理解して伝えなくてはならないのです。

今は声優にあこがれて声優を目指す人がほとんどになり、以前のように体を使う演技をほとんど経験していない人が多い。その結果、声だけ演技になり行き詰ってしまう。

 

私はもちろん、もう一人のトレーナー・声優の室園さんも、改めて「うーん、やっぱりな!!!」という瞬間でした。

 

一日になったので、すっごくハードな練習に耐えてくれた参加声優さん、お疲れ様でした!

楽しかったね!ぜひぜひまたやりましょう!

 

やれば出来る!

 

 

終わって私、室園さん、そして見学に来ていた舞台演出家の黒澤世莉さんと打ち上げつつ話した。

声優業界と俳優の実情の違い。

声優はすべてが「仕事」を求めて、専門学校や養成所に行く。

そして、新人としてデビューして数年は「新人ランク」のギャラで仕事をし、それを超えて生き残れる人はその人によってギャラは上がり、そうでない人は仕事がなくなっていく・・・そういう状態らしい。

それは、先人が声優を守るために「ユニオン」を作りそれを定着させたという。

 

一方俳優は状況が多様だ。

「仕事」を求めて事務所などに入る人。「自分の演劇、映画を追求し表現したい」という思いで劇団などに参加する人。

その複雑さに加えて、日本の場合、芸能事務所の意向などもあるのだろう・・・オーディションのシステムを確立することは難しいのだと思う。

だから、声優さん方のような状況はない。

羨ましい。そのシステムがあれば俳優たちももっと自分を磨いていくことに夢を持てると思ってやまない。

 

だからこそ、だからこそ、前回の私の発言になる。

「本気でやらなくては、現実を変えられない!」

一俳優にできることは、自分がしっかりと演技に向き合って、いい芝居をして、お客様に見てもらう事。

もちろんセルフプロデュースも大切でそっちも頑張って欲しい。

だが理想主義と言われるかもしれないが、私たちは役者だ。芝居をやるのが「仕事」なのだ。

 

本気で仕事しよう!その方がきっと面白い!

 

 

俳優全体でのオーディションシステムは難しいが、今もがんばってオーディションをやっている制作もたくさんあると思う。増えてきたと聞いています。そういった制作の方々、ぜひぜひ引き続きよろしくお願いいたします。我々俳優も精進します!

 

 

2019年

4月

01日

トライアルクラス終わりました。

先日、トライアルクラスを行いました。

この目的は、「自分をわかろう」でじた。

 

成長していくためには、いや、ぶっちゃけ上手くなる・いい役者になるには、自分の長所や欠点を知って、欠点は補い長所は伸ばしてこれをセールスポイントにしてオーディションに臨んだりしなければ・・・という思いでやってみました。

 

私にとっても初めてのチャレンジ。緊張しました。

 

そして終わってみて思う事。

 

自分を律し、不断の覚悟で努力しなくては、俳優として生き続けることはできない。!

 

ということでした。

 

最近の風潮というか傾向として、「楽しくやる」ということがあると思う。

全くその通りで、同じやるなら楽しく仕事したいものだ。

だが、多くの人が望むいわばあこがれの職業・俳優になるということは甘くはない!

それは、見ている人に多くのもの・・・感動・喜び・感慨など多くのエネルギーを「プレゼント」しなくてはならない仕事。楽して出来る仕事であるわけがない。

 

自分と向き合え!

自分から逃げるな!

 

私自身も、改めて自分自身を振り返る機会になったようです。

もう一度、身を引き締めて俳優業・トレーナー業に挑みたいと思います。

今、エクササイズクラス募集中です。

言わせていただきます。

 

本気で挑まない人、来ないでください!!!!

 

 

 

2019年

3月

19日

リレーション 人間関係というもの

先日、リレーション(人間関係)に特化したクラスを開催した。

 

参加してくれたメンバーは、ここ最近足しげく通ってくれている人たちばかりだった。

まずは、成長がすごかった。

これ、難しいんだよ!よくできました!!!

 

台本には、ただの友達・・・とかよりも、恋人だったり家族だったりと近い、濃い人間関係が圧倒的に多い。それをちゃんと表現することはとても難しい。

それにとても役立つ、具体的で即効性のある練習です。

映像の仕事においては、

「おはようございます」と挨拶したら、その数時間後に(早ければ1時間後?)、「アナタ」とか呼んで手を握ってたり・・・

舞台では、日頃からいや~~~な先輩(笑)が自分の母親役で、その人の胸に顔をうずめてさめざめ泣かなくてはならなかったり・・・

改めて思うと、変な仕事だ!

 

 

参加したメンバーは、相手を「親」だと信じられるだけで多くのことがうまく行く・・・のがとてもスムーズに行われていました。

 

人間の 脳は騙せる!

 

 

 

アクターズワークスで、私が挑んでいること。

「演じる」ために必要な色々な要素、それを一つづつ取り上げて訓練しその部分を強化して、演技のレベルを上げていくこと。

スポーツ選手が、試合の前に筋トレする。

この人は体幹を・・・この人は下半身を・・・

あるいはフォームの改善を、新しいサーブの習得を、

そうやって、試合に勝てるようにしていく。

 

演技もそうだと思っている。

人は一人一人違う。それが個性だし、自分の欠点も人によって違う。

ある人は感情は豊かだが、台本が読めない。ある人は台本の理屈ばかりになって感動が伝えられない・・・。

俳優は自立して、基礎トレで自分の欠点を克服し長所を伸ばして、自分の「演技力」を上げる。

そしてもっともっといい俳優になっていって欲しい!

 

 

2019年

2月

20日

2月 参加メンバーたちが歩き出す春!

なんだか私的な題名で・・・照れる。

 

先日のリピテション。

若者たちが大勢参加してくれた。

 

2月は年度替わり。多くの若手俳優たちにとって旅立ちの春!となっているようだ。

 

念願のプロダクションに受かったコ 

劇団から「ウチでやらない」と声をかけられたヤツ

そして卒業公演を迎えた人たちは、「公演ではいい評価だった」「思い切りやれた」なんて声も聞けた。希望しているコは劇団に残って欲しい!祈ってる!

 

いい知らせをたくさん聞いて嬉しい。

 

 

もちろん、希望が叶った知らせばかりではないが・・・。

「どうしても○○に入りたかった」「これからどうしたらいいんだろう」

と相談を受けることも多い今日この頃。

 

ワカモノたちよ!ちょっとだけ考えて欲しい。

「受かった」ら目の前には現実的にやらねばならないことが押し寄せる。その場合はやらねばならないことにまい進して欲しい。

でも、残念ながら「落ちた」ら、少し立ち止まって考えて欲しい。

私たち役者は、望まれてなんぼなのだ。

自分のやりたい場所に行くことも幸せなのだろうが、「望まれた」場所に行く・・・ということを。

私たちはお客様を楽しませることを、お客様に「何か」を提供することで「役者」でいられることを。

それでこそ、「仕事」が出来るのだから。

 

やめられないなら、自分の「居場所」を見つけるために・・・頑張ろう!

ぜひぜひハードルを越えて欲しい!

2019年

1月

29日

谷賢一氏WS これまでのことが一つになっていく感じ!

2019、最初のディレクターワークショップを谷賢一君が引き受けてくださいました。

知り合って、一回り!

久々にこのような時間が持てて幸せでした。

 

さてさて、今回はスタニスラフスキーが後期どのような考えを持っていたか・・・!

からワークショップが始まりました。

「大学と途中の留学一年、併せて5年もスタニスラフスキーを勉強したらしゃべりたくもなるんですよ」と。

スタさんは晩年、「行動」することによって「感情」が表現できるという理論になっていったそうな。

「悲しい」を表現しようとして、自分は本当にとっても悲しくても黙って座っているだけで誰かに「悲しさ」は伝わるか?いや伝わらない。「悲しい」から泣く・・・とか、「悲しい」から暴れる・・・とか、行動を起こすことで「悲しみ」を表すことができる、と。

逆を言えば、「行動」を起こすことで「感情」も引き起こされてくる・・・と。

 

 

さすがにこういう話は何度も聞いている。

だけど、2日間という短い時間で、台本の短いシーンを使って、身体で練習できるというのは素晴らしい体験だった。

やっぱり役者はやってみてなんぼだよね!

 

 

谷氏の説明は続く。

役者が、役のキャラクター(その役の人物はどんな人間なのか)や役の背景(その役の人物にどんなことがあったのか)を読み取り、「もし自分がその人だったら・・・」と気持ちを感じていく・・・。

これは現代演劇において、もはや常識。こういう考えをしない人はいないくらいだ、と。

だが、今回は、「行動」することから何が起こるか、どんな感情が起こるか、どう反応するか、をやってみよう・・・と。

 

 

特に私の世代は、「形」の演技から「本当に感じる」ことが重要視された世代。

わかりやすく言えば、涙がでない「泣き」は「カッコ悪い」のだ。

どうやってでも、ト書きに「泣く」と書いてあったら涙を流せるようにする! それができる役者に拍手!・・・みたいな。

当時「私、子供のころ飼っていた犬のタロウが死んだことを思い出すといつでも涙が出るんです」というセリフがギャグのように言われていた、ホントに。

それは今でも俳優の中に巣くっている。

どうしても「気持ちを作る」ということに重きを置きがちだ。

置きがち…だけならまだいいが、それに縛り付けられる。

 

今回、かなりの覚悟で「気持ちを作る」ことを封印して、「行動」すること、相手・小道具から影響を受けることに専念してみた。

「ここで『泣く』」みたいなことを期待しない。手放す。

言うは易し。実際にやってみるととても勇気がいる。

 

すごく面白い体感だった。

とても滑らかにシーンが進んでいく。

そして、ホントに予定しないところから思ってもいない「感情」が訪れる。

「感情」に縛り付けられない境地が、ちょっと見えてきた感じ。

 

演出家・谷賢一氏の説明。

「それを見つけ出したら、丁寧にその行動を繰り返すことによって確かなものになり、毎回その芝居ができるよになる」

 

きっと、今後の自分の演技にも、演技指導にも大きく影響がありそうな、いい予感!!!

 

 

昨年の年末、「複数のシーンクラス」も私自身それに近いアプローチをしていたはずだ。

ここ数年やってきたことが、だんだん一つにまとまって、私の中で形になっていく感覚が起こってきました!

 

谷君、お忙しい中、ホントにありがとうございました!

 

2019年

1月

21日

2019 最初のエクササイズクラスを終えて思う事。

あけましておめでとうございます。

ちょっと遅いですが。

 

最初のエクササイズクラスを終えて、複雑な思いを抱えています。

ある程度のキャリアの役者さんたちが、演技を伸ばせていないのはなぜなのだろう・・・。

 

色々あるのだろうが、一つには昨今のワークショップ流行の弊害が懸念される。

ワークショップ流行といっても、主催者側より俳優の自覚の問題だろう。

いや、ウチもワークショップだからと言って自分を擁護するつもりはない。

 

私が若かりし頃は、一度劇団などの養成所を卒業すると訓練する場所がなく、それを嘆いていた。

今は沢山のワークショップがあり、その場所には事欠かない。

が、色々なところを転々としているだけで、基礎を固められていないし、自分の欠点を見つめ直すようなこともできていない気がする。

「ワークショップで10日間は長い」

「ずっと○○が出来なくて・・・」

などの言葉が出るのはその証だろう。

 

自分の演技が10日間の稽古でなんとかなるものではない。

「ずっと出来ていない」のであれば、なぜそれを何とかする訓練をせず泣き言を言いながらオーディションだけ受けるのか!

落ちるに決まってんじゃん!!!!

 

 

悪気があってこうなっているとは思えない。

もちろん、私たちの若いころと同様、劇団や事務所に所属し続ける難しさ、生活の苦しさ、そういうことを乗り越えながら、自分の演技のシェイプアップをやるのは大変なことだ。

 

しかし、それができなければプロではない。

 

 

ああ、この言葉は言いたくない!!!のだが、言うぞ・・・

近頃の若者は・・・ああ、言っちゃった・・・実はちょっとのんびりしているのだろうか。

 

頑張れよ!ワカモノ!マジで!

 

自分のために!

自分から逃げない!

基礎力をつけろ!!!

 

2018年

12月

26日

今年最後の複数名でのシーンクラス&忘年会 終わりました!

今年最後の複数人数でのシーンクラスを開催出来ました。

ここ数年のアクターズワークスでの課題。

・2人だけでなく複数名のシーン

・「強い感情や葛藤」があるわけでなく、さりげない日常会話のシーン

大きくはこの二点。

2つ目は、俳優としての自分も確認し確実化していきたいものだった。

 

通常のキャラクター&シーンクラスの時人数か少なくて後半に大勢のシーンをちょっとやったり、役者としては4月のユニットの公演でさんざん頑張った。

これらをもとに、まとまった複数人数でのショートシーンのクラスが、やっと出来た感じ!

年末になって、ちょっとホッとし、達成感を感じることができました。

 

来年からは、通常の3つのロングコースとともに「ショートシーンクラス」として常態化できそうです!

 

クラス終了後、参加者や見学の方々からいただいた嬉しい言葉

(映画監督)「こういう何気ない場面で、役者にダメ出しするのは本当に難しいんだよ」

・・・監督とはまた来年、何かやっていこうと思います!もっともっと話を煮詰めたい。

(参加俳優)「エクササイズで学んだ『開く』ということは、ずっと気を付けてきました。会話劇は、時間を見つけてブラッシュアップしないと・・・」

・・・彼女は2年ぶりに参加してくれたのに本当にリピテションがきちんとキープされていました。嬉しい・・・)

(参加俳優)「このレッスンの後行った芝居の稽古で、ずっとうまく行かないと思っていた場面で、相手役が私に向けてすごく沢山やり取りしてくれていたことに初めて気づいた」

・・・ああ、こういうの聞くと、色々な思いもありつつ続けてよかったと!

(参加俳優)「こんなに楽でいいのか・・・と」

・・・私も実感(笑)

 

 

 

その後の忘年会。

なんと今日はクリスマス!!

この日程を決めた秋頃、ちょっと仕事でいっぱいいっぱいで実行委員の人が

「柚木さん、今年の忘年会、クリスマスだよね」

と言われたことに

「え?そんなことないでしょ!」

と、堂々と答えた。

クリスマスだった・・・・・。(はぁー(*´Д`))

 

こんな日程なのに、入れ替わりに大勢の人が参加してくれた。

アクターズワークス宴会部の日下氏が寿司の大盤振る舞い!

みんなで、大笑いしながら飲んで食べて・・・

幸せでした。

 

皆様、今年もありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします!!!!

 

2018年

12月

22日

エクササイズクラスの再受講をリニューアル

エクササイズクラスの再受講について新たな枠組みを考えました。

 

以前から

「もっとやりたいが10日間の日程を空けるのはキビシイ」

「最後の『セリフ』を使った練習だけ何度もやりたい」

「リピテションをもっと増やしてほしい」

などのご意見を頂いておりました。有難いことです。

 

ただ、現実問題、リピテションなどレッスン回数を増やすのも難しく、どうしたら「やりたい」という方々のご希望にお応えできるか・・・!

で、、「エクササイズクラスの時人数に空きがあれば、いらっしゃれる回数で受講して頂く」という方法を考えました。

 

今までも思わなかったわけではなかったのですが、レッスンの性質上、「2~3日かじっただけでは身につかない。返って受講料がもったいないのでは」と思っていました。

ですが、先日、リピテションクラスに超久しぶりの方が2人ほど来てくれて、予想以上の成果をしめしてくださったことと、皆さん頑張って現場で活動してくださっていて、だからこそ時間が取れない、だからこそやりたい!とおっしゃっていただき、決心しました。

 

早速、来年一月のエクササイズクラスから募集させていただきます。

役者を続けるのは一生の仕事。

みんなで前進していきたいですね。

 

そんな、前回のリピテションです!

 

 

2018年

12月

05日

リピテションと目的

今年ももう12月。

あ~あ、年々、時間が過ぎるのが早くなっていく・・・

って、昔、大人の人たちが言ってたなぁ~。

順調に私もそういう大人になっております。

 

今月は2回、リピテションクラスがある。

昨日は結構慣れた人たちが多かったので、「目的」の練習をやった。

 

リピテションって何か?(は、前述を見て下さませ!)

で、これらは基礎トレ。これを「芝居をやる」ことに役立てなかったらなんの意味もない。

 

で、台本には「役の人物」が登場する意味がある。

愛を告白したい・・・とか、謝りたい・・・とか、仕事する・・・とか、部屋を片付ける・・・とか・・・

その登場した目的を遂げるために「役」は出てくる。

 

その練習。

リピテションとかで身に着けた、相手と交流することを忘れずに「目的」と遂げる練習。

具体的に、「靴下を脱がす」とか「ほっぺにチューする」とか。

 

今回はこれで盛り上がった!

撃沈&変な奴が続出しました!(笑)(笑)

 

今月、もう一回あります!

 

そして、1月エクササイズクラス募集中です!

ぜひぜひ、ご一緒に!

2018年

11月

29日

キャラシーン、5日間の集中、再び!

夏に続き、午後~夜での5日間のキャラシーンクラスを開催。

やはり短期集中はキツイ!(笑)

おまけに台本が、長い!(笑笑)

 

今回は、キャラクターもシーンも、本当に普通の人々が普通に生きる大変さ、おかしみを表現するクラスになりました。

家ではダメダメだと思っていたお父さんが意外とちゃんと仕事しててかっこいいおやじだったり、明るく幸せな家族の過去の大ごと、その時の大変さとか。

 

シーンは、定番の「おかしな二人」

これは、今までにないオリーブとフローレンスに!

こんなオリーブ、こんなフローレンスもあったんだ! セリフの間の埋め方、自分で言っときながらやってみたらこんなになるんだ!(爆笑)

何度やっても、役者さんの個性は際限がない・・・演技に定番はない・・・ということを思い知らされるシーンになりました。

 

もう一つは、数年ぶりの「ヴァニティーズ」

いや~、改めて名作!

そして、感情の表現のみならず、最近気を付けている「人は気持ちを隠す」「普通の人が相手とやり取りする」「怒りたくないが、人とやり取りしている間に怒りが抑えられなくなる」が、ちゃんと出来たシーンになりました。

三年前だったか、小川絵梨子さんのWSで「リアクションを取ってーーー!」と叫ばれたことがそのままトライしてもらえました。

なんと、最終日まで全然通せず、いきなり通したら30分以上のシーンが・・・通った!!!

それに対応できた役者さんに拍手!!!です。

 

これはそのまま、年末の「複数シーンクラス」に試していきたいです。

 

2018年

11月

09日

リピテションというもの

アクターズワークスではリピテションという練習方法をつかう。

これが、サンフォード・マイズナーさんの特徴で、システムと言われるものだと自覚している。

 

俳優という名の付く先人たちも、しょせんフィクションである物語をどうやったら面白くお客様に見ていただけるか・・・ということを常に考えてきて、その一つが台本に書かれた「セリフ」がどうやったら「会話」になるか!という命題だ。

しかも、舞台ならこちとら毎日毎日同じことやらなきゃなんないのに!(笑)

 

その課題をクリアする練習方法の一つとして「リピテション」が考え出された。

リピート練習ということだ。

見えるもの「Tシャツ」とか、自分や相手の気持ち「嬉しい」とか「怒ってる」とか、を短い言葉で言って相手と言葉を繰り返していく練習方法。

 

そこで、相手と「やりとり」することを体得していくのだ。

 

ぜひ以下の画像データを見てください。

これは、台本のある「芝居」ではありません。

「リピテション」です。

この女性は、プリンを・・・食べ物を粗末にしたことに端を発して怒りが爆発していきました。

そして、迂闊な男は、後悔先に立たず・・・一人で床と壁に巻き散らかされたプリンを小さなスプーンですくい始めました。

 

このリピテションは稽古参加メンバー全員、目がキラキラ、胸がどきどきしました。

その一人が

「今、今までで一番、リピテションがやりたい!と思ってる」と。

 

もちろん、この稽古の後、全員でプリンを拭きまくりました。(笑)

プリン!ありがとう!

食べ物を粗末にしたかもしれないけど、あなたの死は無駄じゃない!

あなたの犠牲が若手俳優の素晴らしい肥やしになったよ!!!!

2018年

11月

08日

ディープ2エクササイズクラスの登場と「劇団ミスマガジン」

ディープ2エクササイズクラス、終了しました。

このクラスでは「登場」という練習をします。

 

シーンを演じるにあたって、場面に「出てくる」ということ場面から「出ていく」ということはとても大切な事なのです。

舞台も映像も、その場面の向こうにが広い世界を感じさせられるのは役者だけ。

 

たとえばその場面が、お金持ちの大広間だとする。

お客さんにはその部屋だけが見えている。

ドアの外には美しい庭。螺旋階段の上の部屋のドアには主人の寝室。これも豪華だ。

主人役の俳優が、出ていく前に豪華な寝室を想像し、場面に出て、美しい庭をクリエートして庭のテラスに召使の用意したコーヒーを飲みに行く。

ところが、セットには部屋の裏はモルタルの衝立と撮影所や劇場の殺風景なバックステージがあるだけ。

すべては、俳優の「創造力・想像力」だ。

 

 

そして、ディープ2エクササイズクラスでは、場面に出てくるだけ・・・から練習する。

これが意外と難しい。そして、とても大切であるということをまざまざと教えてくれる。

 

先週、ちょうど今公演中の「劇団ミスマガジン・『ソウナンですか』」の稽古を見に行った時のこと。

作・演出の竜史さん(劇団「20歳の国」主宰)と一緒に、出演者のミスマガジンでグランプリを取った若い女の子達のWSをやったが、その彼女たちが11/7日初日の舞台『ソウナンですか』の稽古の追い込みをやっていた。

彼女たちは場面の半ば、セリフをしゃべり気持ちが乗っているところはいいのだが、場面の始まり、終わって引っ込むところになると急に緊張感がなくなる。

初心者あるある(笑)といえばそれでだが、これをちゃんとやってもらうのがとても難しい。

「大きな出来事」でなく、とっても些細なことだから。

 

「登場」だけ特別に練習する意味はこういうところにあるのだ・・・と改めて心に刻んだ。

 

 

ディープ2エクササイズクラスは無事終了。

登場からはじまり、人と関わる、リピの稽古。

人の気持ちの移り変わりをたっぷり稽古させていただきました。

 

けっこうくたくた!(笑)

 

 

劇団ミスマガジン・『ソウナンですか』はただいま絶賛公演中です!!!

http://miss-maga.jp/

 

 

 

2018年

10月

31日

2019 1月 谷賢一氏のディレクターワークショップWS決定!

次回のディレクターワークショップは、上昇を続ける若手演出家・谷賢一氏だ。

忙しいスケジュールをぬって、やっていただけることになった。

 

楽しみだ!

 

いろんな意味で、楽しみだ!!!

 

 

 

谷賢一氏といえば、今年、氏が主宰するDULL-COLORED POPが活動再開し、2年の取材を費やしたという力作・福島三部作を上演した。

 

その時の谷氏から来たメールで

 

「この僕がもう36ですよ!

 

柚木さんと初めて会ったときは、たぶん24とかだったはずです……。ひとまわり! 谷」

 

と。

 

 

 

そ・・・・っか。。。

 

自分で、この文章を書いて、改めて笑っちゃった!もう笑うしかない!

 

 

 

ここから、普段呼んでいる谷君と呼ばせていただく。

 

谷君との出会いのきっかけは、時間堂の黒澤世莉くんだ。

 

まずもって、黒澤君が24くらいの時に、アクターズワークスのワークショップを受けてくれた。私のWSの一期生とも言える人だ。

 

その黒澤君が、小劇場の演劇界で頑張って王子小劇場で仕事をしている時、若手の役者・演出家が彼の周りにたくさんおり、それらの人々を集めてWSを開催した。

 

そこに参加していたのが谷賢一君だ。

 

当時、24歳、明治大学を卒業した後、DULL-COLORED POPを率いて演出家としての一歩を踏みだしたころだった。

 

 

 

もちろん、当時から演出家で、俳優志望ではなかった。

 

そして当時から「若手イケメン演出家」!

 

ワークショップの最初に全員揃った時、「わ、イケメン!ま、こういう人が役者を目指すんだよね~」とか思っていた。そうしたら、そのイケメンは演出家で、隣の残念なコが役者だったりして・・・(笑)

 

また、当時から「ヤンチャな演出家」で、演出家なんだけど舞台に登場したり、トークショーとかでゲストと合わなかったら、一人劇場のはしごを登って退場したり、自分の結婚式を劇場でやったり・・・、なかなかロックな彼だった。

 

 

 

私は、良くも悪くも・・・なんか、ずっと生活が変わらない。

 

粛々と仕事をこなしながら役者・トレーナーとして生きている。

 

 

 

そんな、時間が止まっているオバサンを尻目に、谷青年は

 

2度結婚し・・・(笑)  

 

2度ほど劇団を休止し・・・  

 

確か、飲みすぎとかなんとかで入院したのも2度? いや、これは未確定情報(笑)

 

今や、一児の父となり、親子でコスプレ、inディズニーランドの写真などがフェイスブックに踊っている。

 

 

 

ひとまわり!

 

 

 

演出家としての谷君も、もちろんその間どんどん成長を続けていった。

 

その活躍は、もうここでわざわざ書く必要もないものだろう。

 

 

 

 

 

私は、演出家・谷賢一の作品が好きだ。

 

これは別に若いころからの知り合い、ワークショップを受けてくれ、それを認めてくれたから・・・とかではなく。

 

谷君の作る舞台には「躍動感」がある。

 

見ていて楽しい。もちろん、すべての舞台を見ているわけでもないし、見たものすべてが「素晴らしい!」と思ったわけではない。(私の谷君ベスト・・・は、『1961 夜に昇る太陽』『従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン・・・』『テレーズ・ラカン』です。!!)

 

でも、どんな芝居でも、この「躍動感」はなくならない。

 

これがすべて。

 

 

 

私が、自分で演じる時も、トレーナーをやっている時も、一番基本に置いているのがこの「躍動感」。

 

演出の場合は作品が、俳優の場合はその人が、「生き生き」していること。

 

このことは、これ以上言葉では説明しづらい。

 

そういう意味では、谷君とは芝居の「好み」が近いのでは・・・と勝手に思っている。

 

 

 

 

 

もう一つ、作品作りの細かさ。

 

これは、もちろん、他の優秀な演出家の方々もそうなのだろう。

 

谷君も・・・というべきか。

 

とにかく、作品に埋没する。

 

その集中力。深さ。

 

それとともに、視野が広い気がする。

 

 

 

たった一度だけだが、演出家・谷賢一氏としてお仕事をさせて頂いたいたことがあった。

 

2012年 朗読劇「女優2人 読む」岩井志麻子・作「ぼっけぇきょうてぇ」だ。

 

演出していただく・・・ほどの、当方に経済力もなかったし、何より谷君の時間がなかったので、「ちょっとお手伝いしてほしい」ということだったのだが、稽古場に来たらもうすっかり「演出家」になっていた。

 

私が面食らって、慌てて後をついていった感じになった。

 

その時、まず、この朗読劇をどこでやるか・・・から意見を発していた。

 

「いや、ここでやりましょう。このリビングのような感じがいい。本を読む空間にお客様をお迎えする・・・っていう。○○(場所の名前)とか○○も考えられるんだけど・・・。柚木さん、倉庫みたいなところって見に行きません?いかないですよね、役者さんは。なんか、町でおもしろそうな建物とかあったら見ちゃうんですよ。」

 

なるほど、演出家ってスゴイ!と思った瞬間。

 

そして、役者のパフォーマンスだけでなく、いわゆる音響・照明・セットとどんどん自分の世界観を作り上げていく。

 

その後ろで、私はアタフタと場所を借り、金を払い、・・・実はそこは正規の劇場でもなんでもないスタジオで、防音設備がない。当時、震災後で原発反対デモがその下を通ることがあり、開演中にそれをやられたら台無し!なので、私は役所に電話してデモ情報を集めたり…(笑)

 

役者だけやっていたら、そのあたりの裏方さんの大変さを身に沁みないで来てしまう。

年齢的には私も甘やかされずに何でもやってきた方だが、小劇場からのたたき上げの芝居作りの根性・機動力を見せていただいた。

 

そして打ち上げで

 

「柚木さん、今回は時間がなさすぎです。やっとこれから稽古が始まるって感じです。今度はもっと時間を取ってもらって・・・」

 

という彼に

 

「いやいや、スケジュールがなかったのは谷君の方で・・・」

 

「あ、そうでした。」

 

忘れている・・・

 

芝居を作ること以外、、、なにもかも、、、忘れている・・・

 

すごいなぁ・・・(笑)

 

 

 

演出家・谷賢一の今は、センスとか才能とか運だけでなく、この行動力・集中力に裏打ちされた地位なのだろう。

 

 

 

 

 

なんだか、回顧録のようになってしまったが・・・。

 

 

 

このような貴重なご縁のある、演出家・谷賢一氏をワークショップにお迎えできるのは、本当に嬉しい。

 

そして、たとえワークショップであっても、演じる・・・という形でご一緒出来ることは、大いに『ワクワク、ドキドキ』である!

 

 

 

 

 

2018年

10月

21日

エクササイズクラス募集開始にあたって思うこと。

2019年 1月のエクササイズクラス募集が始まった。

もう、早速の応募いただいて嬉しい限りだ。

 

ウチのエクササイズクラス、「感情」を扱うのが特徴だ。

 

演技にも、流れ・・・というか、「流行」と言ってしまってもいいのか・・・があるように感じる。

私が芝居を始めたころは、「自然な演技」「『ふり』をしない本当の感情」がフューチャーされていて、私もそれを求めて日々努力の毎日だった。

最近は、「感情」を重視しない演技?

これも意味は、自分の感情を発させるために芝居をしない・・・、台本に書かれたそのシーンの「結果」を目指す「目的」をきちんとやっていく演技

が、よく言われる。

 

私もそう思う。

全く!

きっと若いころも、それを求めてやっていた。

 

そのためにも自分を「オープン」させなくては・・・とも思う。

 

「自分の感情を発させるための芝居」これはダメ!

つまり、自分が「泣ける」「笑える」だけでは芝居じゃない。

・・・「子供のころ飼ってた犬が死んだことを思い出すといつでも泣けるんです」はギャグになっている。

ただ、じゃ「目的」を達成すればいいんだろう・・・的な、安易に相手をコントロールする芝居も危険な気がする。

これも、一歩間違えるとこれも俳優の個人的な快感に向かうことがある。その結果、ストーリーは見えてくるけどその「人間」が見えてこない。

 

俳優が「オープン」な状態で、台本をよく理解し、台本に書かれた「目的」を遂行すること。

これは演技の「両輪」ではないか・・・

と私は思っている。

 

私も、もういい年(笑)だが、まだまだやれることはたくさんある。役者としても・・・トレーナーとしても。

 

 

ワカモノたち! いや、いい年のオッサン、オバサンも・・・ ともに進もう!!!

 

 

 

※上記の文章の内容をより理解していただくために、先日、矢柴俊博さんが書いていたフェイスブックの文章の一部を追加させていただきます。

(何度読んでもすごくシンプルわかりやすい文章! やっしー、ぐっじょぶ!)

 

シーンをやっているうちに結果的に生まれてきた「感情」は、再現してはいけない。

結果である感情を表現してはいけない。
一人で思いを込めたりする心理的な表現をしてはいけない。

流れが止まるから。
生きた人物にならないから。
他の人物との交流が死んでしまうから。
それゆえ台詞が独り言になってしまうから。

「感情」は演じられない。

ただ、
登場人物が目的を持って行動することは演じることが出来る、と。

「結果」は再現してはいけないが、
「目的」に向かうことなら再現できる。と。

だから、
ライブで芝居を!
イコール、ライブで行動をし続けて!
と。

その結果湧いたり湧かなかったりした感情なら、たとえ激しくなくたって、説得力がある。

 

 

 

2018年

10月

05日

声優のWS様子

今回もまた、台風で翻弄されました! 涙

でも、台風もソンタクしてくれたのか、ゆっくり来てくれたので、初企画、じっくりと開催出来ました。

打ち上げだけは無理だったのが残念でしたが。

 

 

このWSのメニューを決めるのに、ベテラン声優・Mさんと色々相談している時に私が質問しました。

「声優さんはどうして、『なだぎ友近』るのか?」

『なだぎ友近』る・・・とは、以前タレントの友近さんが「ビバリーヒルズ青春白書」の声優を誇張したネタをやっていた、あのしゃべりのこと。

Mさんは、「結局、芝居がわかっていないから。アメリカ人俳優がウーとかアーとか、向こうはちゃんとした芝居でやっているのを、そのまま声だけ出すから」と説明してくれていた。

 

声優ではない私は、それがうまく理解できなかったが、WSをやってみてよくわかった。

Mさん大正解!!!

 

まず、アフレコをやってもらい、それからアクターズワークスの基礎練習を触りだけだがやってもらって、普通に台本を練習し立ち稽古して、体も使って演じてもらって、最後にもう一度声を入れた。

 

全員、明らかな違いが出た。

まだ、現場に出ていない予備軍のい人も、もう経験者も全員。

 

自然だし、相手としゃべっているし、

参加声優さんの一人は「今までダメ出しされて、どう修正したらいいのかわからなかったが、それがよく分かった。すごくやりやすかった」と。

 

 

やはり、声優も芝居がわかんないとダメ!という基本的なことだ!

Mさんは劇団出身の俳優からの声優ではないが、養成所中はちゃんと舞台もやっており、今でもちゃんと体を使った芝居もできる。

今の若手声優さんたちの問題点の一つにその点を挙げていた。

このことがこんなに鮮明に出てくるとは・・・。

 

若手声優諸君! 

みなさんも、芝居の稽古しましょう!!!!

 

 

※※参加メンバーみんな、色々体験したことをしゃべりたくて仕方なかったのに、打ち上げできん

  かった・・・。台風のバカヤロー!!!

  みなさん、また会いましょうね!

 

2018年

9月

08日

この夏の締め、キャラシーンクラス

猛暑、台風、、、先日は地震まで。

どうなっていくんだ、地球!と突き付けられたこの夏。

とはいえ、自分の人生の事に向き合っていかなくてはならず、向き合っていけることの幸せを感じながら・・・向き合ったキャラシーンクラスでした。

 

キャラクタークラスは、相変わらず親族の実人生を追いました。

今回もまた、外側には「成功したいい家族」の中にいかに様々な葛藤を抱えて人が生きているか・・・を体現してくれました。

そして、客観的にみると・・・もう、喜劇!

どの家も、名匠・山田洋二監督の「家族はつらいよ」を地で行っている。

 

シーンは、「見よ、飛行機が高く飛べるを」と「令嬢ジュリー」

もちろん今回も色々だったが、今回の私が「なるほど」と思った二つの点は・・・

 

〇古典のハードル

古典は、その時代を研究しなければ内容がわからないというのは言わずもがなだ。

だが、もう一つの言わずもがな、「言葉」

現代の言葉で「訳」すことが如何に難しいか・・・。わかっているつもりでもこれに時間がかかる。

翻訳が現代の方で、私たちがいつも使っている言葉になっているならいいのだが・・・

それに加えて、もともとの役の人物が比喩的表現などされていてはもう二重苦だ。

「令嬢ジュリー」でも、貧乏人の子せがれが金持ちの家の庭の美味しそうなリンゴを盗もうとしたら警備がいた・・・というだけのことに「あいにく意地の悪い天使たちが大勢いて抜き身の剣で見張りをしている」となる。

シャークスピアなども「愛してます」というだけのことに3ページくらい費やしている。

私たち俳優は、それを自分の感性に触れるまで「現代語訳」しなくてはならない。

これに、いかに時間がかかることか・・・!

今回、午後~夜で6日間でWSを行ったので、またその実感が深まった。

台本を読むのは、時間との闘い!!!

 

〇セリフが出てこない・・・ということ

なかなかセリフが覚えられない人がいる。私も年のせいもあるが、セリフを覚えるのが遅い方だ。

「早い」という人は、多くはストーリーを入れ、自分で芝居の形を決めているケースが多い。

私も昔はそうしていた。自分でセリフの言い方とかが決まっている。それなら比較的覚えは早い。

そのこととは別に、覚えているのにセリフがでてこない・・・ということがある。

台詞を覚えることと、演じることが連携できない時だ。

一般的には「このセリフが出てこない」とか。

その言葉が腑に落ちてない時だ。

そういう場合、もう一から台本の読み直し・・・ということにまでなる。

 

当WSで、いわゆる天然系という方々がいる。

この方々は、とても大変だ。

天然系・・・というのは、感情的に豊かで自分自身での感情の動きが大きい。それを役の人物のように動かそうとするとうまくいかず、すべての機能が停止する。

すっごくセリフを覚えているのに、出てこない。

そうすると「なんで覚えてこないんだ!」という話になる。ますます追い詰められて出てこなくなる・・・そういう悲しい現実に直面することになる。

主にはキャラクターの問題なのだが・・・。

自分自身と役の違いがうまくいかなかくて、俳優としての衝動などを封じ込める・・・ということをやる。

まず、自分自身の言葉でしゃべらなければ芝居は面白くないが、そうしたら役の人物の要件がクリアできないからすべてを停止させるのだ。

こういう人がシーンをクリアするためには、セリフを覚えることよりもう一段深く台本を読み込むこと、それを相手に懸けることが必要になる。

それができると魔法みたいにセリフが出てくる。

 

今回、もっと早く私がそれを見抜けていたら、もっともっと先に進められたのに・・・という俳優がいた。

はあ~、なんてこったい!

せめて最終日に間に合ったことが幸いだった。

ああ、生きてる限り修行は続く!

 

 

向き合っていけることの幸せを感じながら前へ!

 

 

2018年

8月

23日

遅ればせながら先日のエクササイズ

猛暑、台風とワタワタして遅くなりました。

今月初め、エクササイズクラスを終えました。

今回は今のシステムになって以来、歴代初の少人数!!!

ゆっくりじっくり・・・

 

いつも思うのですが、その回その回に「ああ、だからこうなったのか」と思える理由があるのです。

ま、私的には・・・ですが。

今回は、そこそこいい年齢・・・20代後半から30代前半の方々が多く、新人というわけではなく一応は養成所や現場を経験し、その上で壁にぶつかっていたり、「もう自分の課題・突破口はこれしかない」的に自覚があり覚悟があるメンバーだった気がします。

新人さんの場合は、ある意味勢いでド~っと走ったりするのですが、今回はホントに自覚に基づき一歩一歩でした。

何人かが「やめるかやめないかを考えた」という発言が出ました。

 

ホントに、人生は選択です。

役者という人生も、やめるかやめないか・・・

自分で決めるしかない。誰かに決めてもらうことなどできないのです。

そしてやめないならやるしかない!のです。

 

そんなみんなの葛藤です!

2018年

7月

01日

キャラシーンクラス写真集

キャラシーンクラス、無事終了しました。

色々な説明より、今回は写真集をお届けします!

 

まずは、打ち上げ&不肖私がコメントさせていただいている様子。

キャラシーンクラスは、一組一組前に出て演じていただいて、その後シェアさせて頂いています。

 

 

次はキャラクタークラス。

今回はみんな、実在の人物を演じました。

ちょっと、ご想像ください。自分の親兄弟を劇の中の人物のように演じてみるって!

やってみると、平凡だ、ツマラナイ・・・と思っている自分の家族にもたくさんのドラマがあることに気づくことがあります。

また、そこら辺のドラマや映画より「え!?、これホント? これ、企画書出したらあまりにドラマみたいで企画通らないよ」と言いたくなるくらい二時間ドラマ&昼オビのよう!!な経歴も!

こういう歴史を持っている人が、あなたのすぐそばにいるって事実!!!

 

 

続いてシーンクラスの「欲望という名の電車」

ブランチとミッチの最後のシーン。9場。

ミッチがブランチの真実を知りいたたまれなくなって最後に会うシーンです。

ストーリーをご存知の方、どのセリフのところか想像しながらお楽しみを!

 

 

 

最後は「おかしな二人」2チームです。

こちらもできるだけ時系列でお届けします!

 

2018年

6月

27日

キャラシーンクラス 今 渦中

キャラシーンクラス、絶賛格闘中です。

 

今回のキャラクターは全員、実在の人物。家族親族です。

どんな「普通」に見える家族にもドラマあり!です。

台本は・・・「おかしな二人」と。。。「欲望という名の電車」

「おかしな二人」は当ワークショップで「登竜門」とか言われています。

ま、私が好きな本というのもありますが、「殺人」とか「狂気」とかでなく、友人とか恋人、家族のなかで葛藤をシンプルに描いた本なので、これとか「プルーフ」などよく使います。

「欲望という名の電車」は、参加俳優の希望で実現。

この年になると(笑)、演じるということがいかに難しいか・・・ということが身に染みるので、「マジか?ホントにやるの?」とか、正直に思います。

でも、そういえば若いころは、無謀というか勢いというか・・・わかっていない怖さですが、なんでも平気でチャレンジしてたな・・・。

っていうか、そんなでないと出来ない(笑)

若さのなせる業!ですね。

 

頑張ります!!!!

 

 

見学歓迎です。ぜひぜひ、雄姿を見に来て下さい。

 

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2018年

6月

22日

キャラクター&シーンクラス始まりました。

こないだ、今月のリピテションクラスが終わり、いよいよキャラクター&シーンクラス開始。

あ~、またこの10日間の攻防が始まってしまいました!!!

 

しばらくぶりにシーンクラスに参加した女優さんが「改めてキャラクター作りの大切さがわかった」と言ってくれた。

ウチのキャラクタークラスでは、初めての参加の時は基本的に「実在の人物」をやる。

初めてこれを自分の先生から聞いたときは愕然として、もう憂鬱でしかたなかった。

自分の親の人生など深く考えたこともなかったし、私の母はもう普通の田舎のおばさんで何のドラマもない人だ。そして、女優を目指し東京で一人暮らしをしていた私とは全く考えの違う人生なのだ。

さらに、私は父と性格が合わず色々確執を抱えていた。私の母とはその男性と結婚した女性なのだ。その女性を演じる、その女性の生き方を理解するなど・・・おーまいがー!!!だった。

 

ただ、フィクションの劇と違い実在の人物は絶対だ。

だって、ホントに生きている・・・生きていたのだから、圧倒的事実。

台本を読んで「こんな人いるぅ~?」と思うこともある。でもそんな言葉など通用しない。

 

最初にこれにぶつかった人の多くは、エクササイズクラスに値する大きな波に襲われる。

子供というのは、親のなる部分を否定しながら、それを自分なりに乗り越え大人になっていくものなので。そこに大きな抵抗、感情がある人は多い。

それを乗り越え、その人物を理解しなくてはならない。

 

 

そんな楽しい楽しいキャラシーンクラス。

30日までやってます。

見学歓迎!!!大歓迎!!!

 

こちらは前回のリピクラスです! ↓

2018年

5月

29日

エクササイズクラスとリピテション

 

リピテション・・・
役者関係者でも一般には、聞き慣れない言葉だと思う。
相手とセリフをやり取りという事を練習する、一つの手法だ。
当アクターズワークスのエクササイズクラスで使っている。
そして月一回、キープアップの為に、そのリピテションクラスを開いている。
久々にリピテションのお写真を!

 


演技においての「感情」の取り扱い方。
もう、何十年も芝居やってて、未だに霧の中だ。捕まえたと思ったらするりと指の間をすり抜けていく。

個人レッスンをしているとある若手女優さん。
彼女は私なんかより、よっぽど演技における感情表現は豊かだ。
ま、ぶっちゃけ、さっさと泣ける。
その彼女が、先日、現場で「泣けなかった!」と落ち込んでいた。
どうしてだろう?と聞かれた。
私は、考えられる事をいくつか話したが、確かなことは結局誰にも分からないのだ。自分で自分の体をコントロールする術を身につけるしかない。

エクササイズクラスで説明することなのだが、「感情」は、自分以外の誰か・何かから影響を受けて、感情が呼び起こされる。

 

演技ではその感情を「表現」する。

 

もちろん、演技はフィクション。台本があるのでその感情を、爆発させるのか、押さえた表現をするのか・・・。

 

 

 

役者が、その台本に臨む前の基礎練習として、人間が感じる様々な感情を感じ取って表現する練習。それをエクササイズクラスでやる。

 

スポーツ選手が競技の前に筋トレするように・・・。

 

スポーツ選手がその人その人によってどういう筋トレをしたらいいか違うように、感情表現も各々の役者によって違いがある。

私自身、散々、エクササイズクラスで「感情」を取り扱うレッスンを、受けたし、教えてもいるが、未だに「泣く」のは苦手だ。
先日の舞台でも、「ここで毎回さめざめと泣けたらどんなに面白いだろう!」と思いつつ、また、そういう事の得意な女優さんを思い浮かべて「◯◯ちゃんなら絶対毎回泣くんだろうな」とか愚痴りつつ、演じていた。(笑)

 

 

 

ただ「泣けばいい」「笑えばいい」ということではないのはもちろんだが、具体的にそれが要求されることもある。

 

それが役者という仕事だ。

 

そのために自分の身体を知って、コントロールの術を身に着ける。繊細で根気のいる仕事。

 

 

 

 

 

先述の若手女優さんへの究極の答え。

 

「役の人物の置かれた状況を丸ごと信じられること」

 

だ。

 

 

 

こんなにも理屈並べて、最後はそれかよ!!!という感じだが、この一つのことがいかに難しいことか・・・・。

 

 

2018年

5月

07日

GWエクササイズクラス終わりました!

毎回怒涛のエクササイズクラス終わりました。

 

今回は女子校状態!!!

ウチ、比較的男性率が高く、下手したらオッサンばっかり!・・・とかになるのですが、今回は・・

なんということでしょう・・・!!!

 

どうなることやら、半信半疑でスタートしたが最初っから凄いことに!

とにかく元気な女性陣、最初っから泣きわめきっぱなし。

実行委員アシスタントのみんなと「どうしたことか」と話し合いました。

やはり同性同士のリピテションは安全なのか?・・・などと悩みながら、恐るべき体力に負けないようにファイトしました。

 

ただ、ボロボロになりつつ頑張ってくれたみなさん。

たった二人の男性は、最初は引いたり照れたりしていたものの、最後はかなりの選り取り見取りで(笑)。

最後は、とてもいい結果でした。

もうディープ1も一緒に終わっちゃった感じ(笑)

 

で、で、打ち上げも何人も深夜までいくいく!!!私はほどほどの時間でくたばりました(笑)。

な、なんて元気なんだ!?

わ、若いのか!?

 

みなさ~ん、6月のキャラクタークラスでまってるよ~~~~~!

 

 

2018年

3月

04日

キャラシーンクラス&ディープ1クラス

2月 キャラシーンクラス

 

いつもいつも、前回と同じようなクラスは二つとない。

今回はシーンクラスの女の子が、シーンなのにまるでエクササイズだった。

もちろん、強い感情を吐露するシーンだからだが・・・。

ちょっとちょっと、これほどかい!!!!

人間、なんて複雑なんだろう。

 

また、久々に複数のシーンクラスではとてもとても!な発見が。

言葉を的確に相手にかける・・・という練習をしてもらった。

なんという成果!!!

いや、やってくれたみんなより自分にとって大きな収穫があった気がする。

なんというか、ハッとしたというか、ピカっとしたっていうか。

そうか、これだったんだ!

軽くするってこと!

感情にとらわれないってこと!

みたいな・・・。

いや、言葉だけではうまく言えないのだが。

 

これでまた少し先に進める気がした。

 

 

3月 ディープ1クラス

 

これもまた、もう数えきれないほどやっているがまた新種の俳優の登場だ。(笑)

絶対できない・・・と思い、1回目で全然上手くいかず、ただ暴れてくれた。

うん、この心理わかる(笑)ただし、この単純さ、久々に見る(笑笑)

 

もう一度、チャンスを!

ちょっと番外編だが、出来た!

そして出来たことの本人の反応が新鮮だった。

本当にできないと思っており、こういうことができたことが本人には初体験だったのだ。

全く人が変わったようになった。

しばらくは信じられないように放心していたのだろう。

顔、表情、表し方が全く違った。

 

それが私には驚きだった。

なんとか、これを演技に結び付けて将来を気づいて欲しい。

願うばかりです!

2018年

1月

16日

新年最初、谷口監督WS

新年最初のディレクターズワークショップ。

今年も自画自賛は続く・・・続きますが、今回監督が「リアリティを使ってフィクションを創る」話をされた。

まさにずっと心のどこかに引っかかっていたテーマ。

 

いや、当たり前のことです。だって芝居だもん!

私自身も何度も口にしている。

役者をやるにあたって、そこは演出家や監督の領域。役者はただ芝居をすればいい。そう思ってやってきた。

でも、色々と・・・そういってばかりもいられなくなっている。

自分の演技をどうするかも、ここにかかってくる・・・そう思うことが増えた。

 

自分の芝居の再点検と、台本の読み込みがしっかり整理できた気がする。

 

 

当たり前と言えば当たり前だが、監督の演出が揺るぎのないものだったからこそ成り立ったと思う。

「生き生きとして面白いシーン」が出来ても、やはり台本が求めているキャラクターはそうではない・・・とか、「ここは顔を上げて欲しい」とか、演出も細かく、それにきちんと自分を合わせていくことを要求された。

これが本当にいい練習になった。

 

また、今回の台本が今回参加した役者さんのテーマにピッタリだった気がする。

いい結果もそうでない場面も、各々の仮題をしっかり見せてくれ、方向性を指示して頂いた2日間だった。

 

 

なんだか胸の中にモヤモヤとしたものが渦巻き始めて2年くらい・・・。

一回づつディレクターズを重ねるごとに、一枚一枚ベールが取れていくような気がする。

 

谷口監督のおかげで、2018年のいいスタートが切れました!!!!

2018年

1月

02日

2018 あけましておめでとうございます。

迎春

 

あけましておめでとうございます。

友人の女優さんに「アクターズワークスは充実していってますね」と言っていただきました。

 

いやー、充実かなぁ・・・

ふらふらしながら、やっとこさっとこ歩いているだけのような気がします。

 

とりあえず、転んで崩壊しなければそれでよし!か!

 

今年も、楽しくヨタヨタと前に進みたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

柚木佑美

2017年

12月

30日

2017年集大成 エクササイズクラス

今年もあとわずか。

先日、エクササイズクラスが終わりました。

もう、みんなボロボロ(笑)

一瞬、ディープ1かと・・・。

 

今回は、撮影やオーディションなどで途中お休みの役者さんも多く、どうなることかとはらはらしました

が、みんな、ラストスパートで続々と駆け込んでくれました。

 

今回は、大先輩が受講してくださり、私自身が身の引き締まる思いでした。

本当にこのクラスは心身ともに大変です、特に年齢が高いと。

若手の進撃はすごかった。

そして、先輩が身を引きずるように来て下さることに、お返しできるとしたら「絶対、終わらさないでは帰さない!」でした。

言うだけのことを言ったら、あとはもう祈るしかなく、自分がやるほうがどれほどか楽です。

 

おかげさまで素晴らしい最終日でした。

あ~先輩、みんな、お正月、死んでるだろうなぁ・・・

 

今年の締めくくりとして、申し分ないラストを迎えさせていただきました。

 

そして、打ち上げ&忘年会。

「顔だけでも出そうと・・・」「今年最後で、お礼を言いたくて・・・」と、ホントに30分だけでも・・・と来てくれたメンバーもいらっしゃって、もう涙!です。。

 

今年一年、本当にお世話になりました。

来年も、みんなで前進しましょう! 楽しく楽しく・・・!!!

 

2017年

11月

22日

昨日のリピテションクラス

昨日のリピテションクラス、久々に3人以上のリピテションをやった。

リピテションっていうと、2人がほとんどなのですが、大勢でこの練習をやると、普段できないことができる。

一対一では、相手から逃れようがない・・・という長所があるが、複数、特に奇数だとそれだけで人間関係が生まれ、そこから感情が立ち上がり、交流が生まれる。

複数の人数ならではのエネルギーが沸き起こる。

楽しい!!!

 

最初の写真のこの、二人のオッサンのなんと素晴らしいアホ面(笑)!

生き生きと楽しそうなこと!!

意味もなくスタジオ中が笑う瞬間!

うん! 感情には意味はない!!!!

 

 

自分自身で演じることの基礎は何か把握し、それを訓練し、現場に繋げる・・・。

やはりこれを粛々と続けるしかない。

私自身、原点に戻される。

 

12月18-27 アクターズワークスの基礎クラス・エクササイズクラス

2018年1月10-11   谷口正晃監督WS

2月にはキャラシーンクラスと新生ウィークエンドクラスの予定です!

 

2017年

11月

05日

ウィークエンドWS 演じる人間の可能性を感じた二日間

今年もウィークエンドWSを開催できた。

これはいつものアクターズワークスのWSが、プロ・もしくはプロを目指す俳優さん方に向けたもので、社会人として演劇を続けている方々に入っていただけないことが多いから、そういう方々からのリクエストにお応えする形で始めた。

 

はじめはそう思わなかったのだが、ここ数年のこのWSは参加者のレベルが高くなったのか、内容が濃厚になっている気がする。

 

そもそも、アクターズワークスのエクササイズクラスを一日3時間で10日間にするのも、体力・精神力ともにきついものなので、一日・午後夜のペースでは難しいからだ。

普通の芝居の稽古なら朝から夜までやっても、可能だ。

でも、エクササイズクラスはちょっと違う。

 

ウィークエンドWSは、そのアクターズワークスのWSを体験してもらう・・・というコンセプトで行う。だから、一日6時間、エクササイズメニューを一つ、その後シーンを・・・ということになる。

おのずと、言い方は失礼だが「ちゃんとやったら物凄く大変」になる。

最近、ほんとにみんな「ちゃんと出来て」しまう優秀な方々が集まってくださっている。

 

今回もみなさん本当にお疲れ様でした。

ほぼ、ボロボロだと思う。

途中、「ここでやめといたほうが・・・」と思いながら、やはりみなさんこの12時間に対してお金を払ってくださっているので「明日、死んだように寝てもらって、やはり行こう!」という決断に至る。

 

プロ志望・・・とかではなくても、ちゃんとしたことをちゃんとやれば、人は伸びる!

演技を続ける人の「可能性」を感じる2日間だった。

 

 

2017年

10月

03日

一色監督WS

今年の第二弾 一色隆司監督のWSが終了。

いつも思うのだが、もっともっとやりたい!ずーっとこんなことをやっていたい!!!(笑)

 

私が言うのもナンですが、一色監督、スゴイ!

 

私は、役者目線なので自分にはない目線の宝庫!

演出家のどの方も、いろんなお話をして下さるが、俳優がシーンをやってそれを扱いながら演出家の見方や役者がどう演じて行ったらいいかをアシストしてくださるので、説得力と具体性が半端ない。

しかも12人全員。

本当に個人個人へのアドバイスが的を得ていた。

 

個人的な話をさせていいただければ、ここ数年、いろいろモヤモヤしていた。

役者としても、トレーナーやってる時も、今までやってきたことを間違っているとは思わないけれど、

その先ってなんだろう・・・

私には何が足りないんだろう・・・

これって、ただ現場の数が少なくてフラストレーションなだけ?

ああ、自分がもう一人いて自分に客観的にダメ出しできたら・・・!!!

と、常にグレーの塊を抱えていた気がする。

その正体が、少しわかってきたかも。落ち着いてその正体に向かいあえたかも。

まだ、うまく言葉にできないけれど・・・。

たった数時間だったが、WSの中では、ここ数年を濃縮体現するごとく右から左に振れまくっていた。っていうか、一色監督のおかげで安心して振れまくらせていただいた。

 

それもこれも、一色監督がお忙しい中、参加するすべての役者の情報をあらかじめ丹念に予習(?)して下さり、我々に向き合ってくださった結果だと思います。

改めて、監督、本当にありがとうございました!!!

 

 

と、いくら書いても結局役者はやってみなくてはわかんない。(笑)

こんな体験をしたい方、ウチのWSに参加したら、こんなことができるよぉ~~~ ひっひっひ!

って、どんだけ性格わるいんじゃあ!!!(爆笑)

 

2017年

9月

05日

8月キャラシーンクラス

エクササイズクラスからの引き続きの、キャラシーンクラス。

 

なんだか、最近、キャラクタークラスの評判アップ!っていうか、「キャラ、おもしろい!」というキャラファンが増えつつある。

キャラ好きの私としては、うれしいことだ。

 

人って本当に面白い。深い。

人間のおもしろかわいい姿に出会えると、思わず笑える。

今回は、動きに密着した面白さが際立った。

ずど~んと落ち込んだまま洗濯物をたたむと、なんだか妙に丁寧にたたむ!

すっごくイラついたまま、大根を切ると形がそろわない、思わず失敗してため息をつく、まな板がスベる(笑)!

几帳面な男はどんなになやんでいても、風呂上がりドライヤーで髪を乾かした後コロコロする!

 

シーンは・・・、やはり芝居はむずかしい!

この稽古は、「段取り」で動きをつけない。

自分が役としてどうしたいか・・・で動いてもらう。

それは、ほんとにキャラが染みついて、自由に動けるようにならないと、台本のよさを充分に表現するところまでいかない!

またまた痛感!

 

でも、素敵な美男美女のラブシーンと、おかしな四人が見られました。

ほんとにおかしなヤツもいたかも(笑)

私もか・・・(笑)(笑)

2017年

9月

05日

8月エクササイズクラス

真夏のエクササイズクラス。

いつものごとく、みんなへとへとでした。

 

今回は、まだ養成所に通っている最中や出たばっかりという、これからの人材が沢山集まってくれました。

じっくりじっくりの進展で、忍耐!の文字が頭を通り過ぎますが、最後にはとても自分の個性が光った最終日になりました。

 

このエクササイズは、演技に必要な「感情」について学ぶ・・・というレッスンですが、結果、自分の個性に出会ってもらえるのがとてもうれしいです。

2017年

6月

26日

リレーションクラス 終わりました。

6月 3連チャンのショートクラスが終わりました。

リレーション・・・つまり、人間関係を軸に練習して行くクラス。

 

芝居では濃い人間関係が扱われることが多いです。

家族、恋人、夫婦

しょせん他人なのに、毎晩7時になったら・・・、さっき会ったばかりの人と「ヨーイスタート」で・・・、キス! 

それが役者の仕事です。

 

よく言われること、「愛してる」と言いながら抱き着いて、でも腰が引けている・・・(笑)

 

そうならないように、どう自分を訓練していくのか。

 

 

毎回、こう書いてますけど、

いいクラスでした。

いい結果でした。

みんな面白かった。

 

もう、自画自賛の・・・どんだけバカな奴だと思われますよね。はい・・・その通り!

もう、仕方ない。(笑)

 

人間関係といえば、やりましたよ、不倫、二股 エトセトラ

女性三人で、妻、浮気相手、元カノをやった。

もう、サイコー! 怖い怖い(笑)

席で見ている男性諸氏。怖いもの見たさで・・・。楽しくて笑いが止まらない。

一人の男性を挟んでの、妻と不倫相手。

不倫相手と向かい合う時の、男の鼻の下のだらしなく伸び切った顔!相手の女性がテーブルの下で足を足をくっつけると、またさらに男の顔がデロデロに崩れていく(笑)。

終わってからの男性の役者さんのコメント

「幸せでした。」

って、どんだけアホやねん!!!!(笑)

 

これが芝居の醍醐味ですよね。

 

「こんなに台詞の裏の意味を感じたことはなかった」

「体がこんなに敏感だとは思わなかった」

「今まで本当に考えすぎていた。初めて芝居が楽しいと思った。芝居がしたい!」

などなど、参加してくれた役者さんからたくさんコメント貰いました。

 

有り難いことです。

私も頑張ろっと。

 

2017年

6月

13日

連続ディープクラス

ディープクラス・・・エクササイズクラスの後、もっと深い表現や自分の演技表現を邪魔しているものを取り除くための、エクササイズを行うクラスを、2週続けて開催した。

 

やっぱ、効果高いわぁ・・・!

 

元々、私の先生のときは続けて行っていたレッスンだった。

でも、すでに仕事をしている役者さんたちにとって練習のために長いスケジュールを取るのは大変。

だから2回に分けてバラバラに開催することにしてきた。

それでもいいんだけど・・・いいんだけど・・・、いやー、この効果の高さを改めてみるとね~~~。

 

「私、怒れません」とか言ってたコが、「肩幅が広い」と言われただけで瞬間沸騰!まさに胸元つかむ勢い!(笑)

メガネに指紋を付けられただけで、終わってもずーーーーーっと怒っている。(笑×2)

感情が表現できるようになるとともに、相手との交流率がガツンと上がる。

パフォーマンスの「面白さ」は、圧倒的に違う。

今回もまた、面白いものを見られました!!!

 

7月26日からまた、エクササイズクラスが始まる。

どんな役者さんたちと会えるか・・・楽しみだ!!!!

2017年

6月

06日

久々のディープ1 クラス

久々のディープ1

最近、ディープ1というと、表現する感情の種類、「怒り」が多かった。

日本人は「和」の民族なので、他人にNOが言えない・・・ひいては「怒り」が苦手な人が多い。

 

今回は・・・ハジケル系の人がいたぞ~~~!

うん、見る方は楽しくて  よい!!!

 

役者の稽古としては、自分が「これなら面白いはず・・・」ではなく、人前に出た時、その人を楽しませなくては!

お笑いとは違うが、人に表現することの難しさ・・・。

 

終わって、参加してくれた役者さんからメールが来た。

「未だに思い出すと恥ずかしい!二度とやりたくないような~・・・」

いやいや、それがクセになっていくのよ(笑)

 

頑張れ、ワカモノ!!!

2017年

5月

10日

GW 休んでません! キャラクター&シーンクラス

今年のGWはキャラクター&シーンクラスでした。

天気も良くて、さわやかな毎日。スタジオにこもって死闘の日々。

 

 

前回のエクササイズのメンバーが連続受講してくれたりして、引き続き若い女性花盛り!!!

どうした?アクターズワークス!!!

 

キャラクタークラスは、以前も書いた通り、「実在の人物」を取材しその人の「人生の一大事」をモノローグドラマにする。

女性が多いせいで、まさに「女の人生ドラマ」

子供が出来なくて不妊治療に悩む女性。

ダンナとの夫婦関係・・・ ダンナの浮気、離婚。子育てに協力してくれないダンナ、孤独。

ああ、現代の人生の縮図!

激しい人生の1シーンに、女性たちが果敢に挑んでくれました。

ってか、女はたくましい(笑)。

シーンは、珍しく映像シナリオ。黒沢映画の名作「静かなる決闘」の1シーン。

こちらも、終戦後、せっかく平和が訪れたのに様々な戦争の影響で、6年越しの婚約者と泣く泣く分かれる場面。

「切ない」が、束になって襲ってくる。

でも、久しぶりに読んだら、改めて難しい!!!

映画の中の三船敏郎と千石規子のスゴイこと!

 

 

番外コメント・・・

①死闘・・・とか、ブログ用のおもろい文章と思うでしょう? それがあまりギャグじゃない。

 今年のGW。さわやかだったけど気温の変化が激しくて、風邪を引きこみ途中の電車でダウンした

 り、稽古場に来たはいいけど、急性腸炎で夜間救急に駆け込んだり。マジに大変でした。

②K'sスタジオのトイレ。大活躍!

 なんと、スタジオのトイレを場面のトイレとして生使用するチーム続出。

 妊娠検査薬を持って出てくる新妻。

 二日酔いでデロデロ。「オェ~」とか言いながら出てくる。

 彼氏と喧嘩。トイレにこもって一人大泣き!

 などなど。

 舞台の奥ってお客の想像力を掻き立てるね~!

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2017年

5月

08日

GW 休みじゃないぞ! キャラクター&シーンクラス終了。

今年のGWはキャラクター&シーンクラスでした。

天気も良くて、さわやかな毎日。スタジオにこもって死闘の日々。

 

 

前回のエクササイズのメンバーが連続受講してくれたりして、引き続き若い女性花盛り!!!

どうした?アクターズワークス!!!

 

キャラクタークラスは、以前も書いた通り、「実在の人物」を取材しその人の「人生の一大事」をモノローグドラマにする。

女性が多いせいで、まさに「女の人生ドラマ」

子供が出来なくて不妊治療に悩む女性。

ダンナとの夫婦関係・・・ ダンナの浮気、離婚。子育てに協力してくれないダンナ、孤独。

ああ、現代の人生の縮図!

激しい人生の1シーンに、女性たちが果敢に挑んでくれました。

ってか、女はたくましい(笑)。

シーンは、珍しく映像シナリオ。黒沢映画の名作「静かなる決闘」の1シーン。

こちらも、終戦後、せっかく平和が訪れたのに様々な戦争の影響で、6年越しの婚約者と泣く泣く分かれる場面。

「切ない」が、束になって襲ってくる。

でも、久しぶりに読んだら、改めて難しい!!!

映画の中の三船敏郎と千石規子のスゴイこと!

 

 

番外コメント・・・

①死闘・・・とか、ブログ用のおもろい文章と思うでしょう? それがあまりギャグじゃない。

 今年のGW。さわやかだったけど気温の変化が激しくて、風邪を引きこみ途中の電車でダウンした

 り、稽古場に来たはいいけど、急性腸炎で夜間救急に駆け込んだり。マジに大変でした。

②K'sスタジオのトイレ。大活躍!

 なんと、スタジオのトイレを場面のトイレとして生使用するチーム続出。

 妊娠検査薬を持って出てくる新妻。

 二日酔いでデロデロ。「オェ~」とか言いながら出てくる。

 彼氏と喧嘩。トイレにこもって一人大泣き!

 などなど。

 舞台の奥ってお客の想像力を掻き立てるね~!

 

2017年

4月

10日

今年最初のエクササイズクラス 終わった!

ほんとに・・・、毎回集まる俳優さんたちのカラーで、全く違った様相を見せる。

 

今回は、若い女性が・・・一杯!!!

稽古場がピンク色!

アクターズワークスといえば、「おっさん」「むさい」というイメージが、主宰者側にもあったのに。

どうした???

何が起きた???

(笑)

 

叫ぶ声も、音程が高い。

そして、最初からみんなぶっ飛ばしまくり。

3回目くらいか、実行委員に「初めに一度ピークを作れば、一旦落ち着くと思うから・・・」とか話をした記憶があるが、なんのなんの、最後までフルスロットルで駆け抜けた。

若い・・・・・・・・・・・

「もう疲れて、ボロボロです。」とか言いながら、休憩中にサラダとかがっつく。

それ、ボロボロって言わないョ。。。。

 

オバサンは体力が・・・苦笑

 

でも、若く、これからの人たちが「一杯、学べた」「今まで色々な人たちに言われていたことが、よくわかった」「説明がわかりやすかった」「自分がこんなになれるとは思ってなかった」と言ってくれると、「よかった」と思う。

 

皆さん、お疲れ様!

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2017年

3月

24日

武正晴監督WS 2017

武正晴監督のWS終了。

 

昨年に引き続き2回目。

昨年の弾丸WSからのぉ~・・・・ 今年は「歌を歌って」

・・・・え?

 

スタジオにいらっしゃった時の今年の最初の一言。「楽でしょ、歌を歌うだけなんだから」

思わず「楽じゃないですよ、監督。かえって怖いですよ!」

 

で、始まった!

まず、一人一人みんなの前で歌を歌う。

そして、だれも予測の出来ない大即興連続歌唱大会!!!

でも、その中にシーンと同じ要素がぶっこまれている!

自分の歌の歌詞を読み込むこと、そして、急に与えられた設定の中で「自分の役としての動きをこなして」「相手の歌を聞いて」「その影響を受けて自分の歌を歌って」「次の相手に繋いでいく」

 

何かを握りしめると何かを忘れる、切れる。。。

 

去年より一日の時間が短いはずなのに、鉛のような疲れ。

みんな、家に帰ると倒れるように死んだようだ。

 

ちょっと感覚をつかんだと思ったら、次の瞬間、手の指の間からこぼれ落ちていく。

悔しい 悔しい 悔しい 悔しい!!!!

心はのたうち回る!

 

以前、後輩の女優さんからメールをもらったことがある。

「表現することのこの難しさは、いつなくなるのでしょう…。」

「一生無理」と返信した。

ああ、その言葉をまた自分自身、全身で浴びている。

 

 

武監督はおっしゃっている「ルーティーンなんだ。ずっとこれを続けること。」

井筒組鬼軍曹・武正晴! 

去年よりももっと優しい映画人に見えた。

 

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2017年

1月

25日

ウィークエンドWS

ウィークエンドWS終わりました。

 

いつものアクターズワークスのWSと違って、日ごろ働きながら演劇をやっている方々も参加できるWSです。

 

今回も、神戸や静岡から来て頂いて・・・有難いやら責任が重いやら・・・。

 

でも、今回も、最初にやったシーンと色々エクササイズやってから最後にやったシーンのグレードの違いにびっくり!!!

別にプロとして・・・でなくても、真面目に芝居やっている人の潜在能力はスゴイ!

 

※毎回、題材選びに苦労します。あんまり大変なシチュエーションを持ってくると、「大変」なことになるからな・・・と思って、出来るだけフツーのシーンにしたつもりだったけど・・・、やっぱり大変な人はタイヘンになっちゃった(笑)!

 

 

2017年

1月

09日

2017上半期の予定

2017上半期は、下記のスケジュールを予定しております。(予定なので、変更の可能性あり)

受講希望の皆様、ご参考になさってください。

 

3月  15日~25日くらい
    ショートクラスもしくはディレクターズWSを準備中。決まり次第募集いたします。
4月  第一週くらい エクササイズ
5月  GW キャラシーン

7月  末ごろエクササイズか?

2017年

1月

02日

今年もよろしくお願いいたします!

新しい年。

一歩づつ、一歩づつ、前へ。

焦らず、慌てず、でも確実に。

前へ!

今年もよろしくお願いいたします!

 

柚木佑美

2016年

12月

31日

今年、嬉しかったこと。

あっという間に、今年も暮れて行く。

 

今年、嬉しかったこと in  アクターズワークス。

もちろん、今年も沢山の役者さん方が受講してくださったことは言うまでもない。

が、一言コメントさせて頂くと・・・

 

〇武監督の弾丸WSで、もう打たれ放題だったが、なんだか初心に返れた。

「あ~、これこれ、芝居してるって・・・、演出されてるって・・・」と思えたこと。

 

〇受講してくれた参加者が、こちらのメンバーをオーディションに呼んでくれたこと。

 

〇篠原監督WSで、最初、監督が「〇〇養成所って、そういうところに行って役に立つの?」とおっしゃっていたのに、WSが終わって「役に立ってるよ。こんな面白いやつらがなんで出てこないんだろう・・・って思ってる」と言って頂けたこと。

 

〇その打ち上げで、参加俳優さんに「柚木さんのおかげ」と言ってもらえたこと。

 

〇最後のキャラシーンで、スゴイシーンが見られたこと。(これは、最近だから印象が新鮮なのかも・・・笑)

 

今年もありがとうございました!

来年もよろしくお願いいたします!

2016年

12月

29日

今年最後のキャラシーン 雄姿

今年最後はキャラクター&シーンクラスで締めくくりました。

 

いやー、いい出来!

私が言うな!って感じですが(笑)。ホントに!

 

さて、下の写真の3枚も写っている人、これは誰を演じているのでしょう?

打ち上げの時、なんでウサギさんのお耳があるのでしょう?

 

写真でしかお見せできないのが残念で残念で・・・。

今回、最終日のパフォーマンスを見学に来て下さった方がたくさんいらっしゃったのですが、皆さん、誰を演じているかスグ分かったと言って下さいました。

ホリエモン・・・(書いてよかったかな・・・)

また、ウサギさんのお耳を使った方のパフォーマンスは、「地下アイドルオタク」。

肖像権があるため写真NG。お見せできないのが残念です。

会場を「キモイ」一色に塗り替えて下さいました。

いやいや演技ですよ!

マジ、鳥肌もんでした。(笑)

他にも、秋田弁のおばちゃんやら、ぶち切れてる奥さんやら・・・

 

シーンも、ホントに「姉妹」って感じられる場面が見られました。

あ~~~、もう満腹!

 

もう見られないなんて残念過ぎる!

今後、動画に残すことを真剣にミーティングです!