スゴイ本に出会いました。
「俳優のためのハンドブック 明日、舞台に立つあなたに必要なこと」
フィルムアート社
著作:メリッサ・ブルーダー他、デビット・マメットの弟子の皆さ
ん
訳者:絹川友梨
ウチは、サンフォード・マイズナーシステムでの訓練ですが、特にそれの解説本というわけではありません。
読ませていただいて、この本の著作の方々はスタニスラフスキーやメソッド、マイズナーあどをベースに訓練された方々が書き下ろしたものだと思われます。
私は常々思っています。クラスの中でも言ってるのですが・・・芝居は方法論でやるものではない!と。
「こんなふうに演じたい。こんな表現がしたい」「こんな役者になりたい」という気持ちがあって、それを実現するために様々な先人たちの知恵や工夫を利用させて頂くのだ・・・と。
何々論とか関係なく、役者にとって大変有効な本だと思いました。
特に台本の読み方、役者としての台本・場面の捉え方が具体的で素晴らしいと・・・。
役者の皆さんも、役者を目指す皆さんも、一度読んでおいて損はないと思います。ぜひ、ご一読を!
※すみません、写真、もうちょっと小さくカッコ良く載せようと思ったのですが、私のPCの技術が・・・。これで許して下さい!
柚木佑美