練習方法に良い練習と悪い練習はない。自分にとって役に立つかどうかだけ。

今年もあと半月。早いものですね。

今年最後のブログに、あえてこの題を書きました。

私の先生、キャリー・ジベッツさんの言葉です。

私はこの言葉に感銘を受けて、彼女のレッスンを「とことん身に着けよう」と思いました。

 

今、西山水木さんと「交換WS」と称して意見交換、実際演技しながら色々探っています。

水木さんは、「方法論とか関係なく」演技についてみて行きたい・・・とのコメントをフェイスブックに挙げてくださいました。

その通りだと思っています。大事なのは演技論ではなく自分の演技です。

 

 

そもそも演技論って・・・?

私もこの業界に生かされて、ここまで生きてくることが出来ました。

つたない知識で間違っていることもあると思いますが、

 

例えばスタニスラフスキー

当時、演劇と言えば古典のオペラの様な感じで、俳優が舞台に出てきてほぼ正面を向いてセリフを朗々切々と語る・・・みたいな感じだったそうで、スタニスラフスキーさんたち「もっと自分たちの身近な生な物語が見たい」と思った人たちが、色々考えだしたものだそうです。

 

例えばリー・ストラスバーグのメソッド

センソリーという練習をきわめて30秒で泣ける・・・とか。

これだけ聞くと「何それ?何の見世物?」と思うかもしれないけど、当時からブロードウェイなどではヒットした舞台はロングランで、ヒットすれば何年も続く。素晴らしいことだが裏を返せば同じ役を何年もやり続けなければならない・・・

それを思うとその俳優の負担はいかばかりかと・・・。

誠実にいい演技を、新鮮な感情を毎日舞台で表現したい・・・と思う役者たちが、この練習を編み出したことは賞賛されて当然のことだと思います。

 

演技論、演技の歴史はそうやってその時代に「もっとこんなものが作りたい」「もっとこんな演技がしたい」と思うクリエイティブな人びとの努力の結晶であると思っています。

 

時代は変わっていき、映像やマイクの性能などメカ技術が進化したりで、その時代時代で観客が何を見たいかが変化して行ったり・・・それにつれて我々俳優も、表現したい事、しなければならない事が変わって来たはずです。

それに我々が対応して、どうすれば面白い物、感動をお客様に届けられるか!

今、行きて、現場にいる私たちが何をしたいか!お客様に何を届けたいか!

そのためにどうするんだ?!

 

この原点を忘れず一人一人、自分に必要なものを身に着けていくこと。

これが大事なのでは・・・と思って止みません。

 

やりたいことをやる!自分が「これが面白い!」と思うものを表現する!そのために頑張る!

 

 

今回、今年の締めで「チェーホフ」の台本を使って

複数の役が出入りする。

「感情」も大切、「行動」も大切、同じ舞台にいる俳優同士が「かかわる」ことが大切。

という練習をやりました。

こうやってより本番想定の実践的シーンクラスをやると、アクターズワークスのシーンクラスでは見えない、個人個人の課題がより鮮明に見えました。

その役者さん一人一人が、それを知って、そこを解決する、より伸ばしていく稽古を積んでいい俳優になって現場に臨んで欲しいです!

 

その中で、前回のディレクターズワークショップでかなり監督に課題を浴びせられた女優さんが、私に「12月には必ず全部やります!」とタンカを切って(笑)いたコが、有言実行、ガツガツいい演技をしてくれました。

やりやがったなこのぉ~~~~~笑笑!!!

超嬉しいです!

 

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