台本読解クラスのアンケートが出揃いました!

先日の「台本読解」クラスのアンケートをたくさんいただきました。

それをアップさせていただきます。

私があれこれ言うより、これを読んでいただいた方が皆さんによくわかっていただけそうです。(笑)

 

今回の台本は、岸田國士作「驟雨」でした。

そして、私がプランしたことは・・・参加者みんなの自由で本音のディスカッション。

これは、ミネルバ大学という大変個性的な大学の取材番組を見て、これはとても大事な事だ!と思ったからでした。

日本人はディスカッションにも慣れていないし、演出家は「先生」という習慣があり、つい「先生」の指示待ちになる。これが「俳優」という立場での演劇・映画の創作活動に大いに良くない!と思っていました。

それが引いては「正解探し」といわれる演じ方に繋がっている・・・と。

「台本をちゃんと読みこなすこと」と「それを演出家と話し合えること」この両輪がとても大切。

 

そのためにはまず、「間違ってる」とか「くだらない」ことからでも自分で言葉にしていくこと!から始めたいと思い、やってみました。

 

時間が短かったので充分とは言えないけれど、やり続ける必要があると思えました。

どうぞ、読んでみて下さい。

 

 

 

『台本読解は課題であり、やりたかった。勿論今までもやって来ましたが、いまいち自信がなかった。今後も続けたい。

 

 

 

あまり戯曲をきちんと読む機会があまりないので、参加してみた。
初めて一人で読んだ時は、なんか(戯曲の)動きがあまり見えず(会話はちらほら面白そうな所はあったのですが)淡々としている話だなと感じていたが、皆んなで感想を述べ合った二日目以降は、だんだん台詞に対して引っかかるようになり、なんでこの人はこう言ったんだろうと言うのに疑問を持って考える事が増えた。
自分と違う意見も、そういう捉え方もある、そう感じるんだと発見もあり楽しかった。
自分の読み方と相手の読み方が違うのも面白かった。

 

 

一日一日がいい意味で重かったなと・・・

 

 

 

やはり1人では気に留めなかったところや、違う意見を聞く事で人間を深めていくことができたなあという印象だった!

 

 

 

戯曲、台本をじっくり読む大事さを改めて見直せた。そういう見解もあるんだといい刺激をうけ、これから本読みの幅を見つめ直せそう。事前にもう少し個人で読み込んでおくべきだったなと反省。

 

 

 

他の方の読解を聞くことでそんな考え方もあるんだ〜!と思ったり、事前に読んで疑問に思っていた箇所がたくさん質問項目にあがってきていて、「あのこと」とは妄想でこれかな、とか思っていたことが全然違ってすぐ後ろにヒントが書いてあったり整理できてとても良かった。

 

台本をもらったらすぐに読み始めていたが、時代や背景をまず調べるところから始めたいと思った。

 

 

 

自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。

 

 

 「自分はこう思った」と意見を言い、かつ人の「自分はこう思った」を聞くと、自分の読みの癖を知ることができたり、自分の引き出しにはない気付き方を知れたりするのでおもしろかった。

 

 

 

自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。

 

よく「正解はない」というものの、それと「自分の妄想」はまた違うし、わかりにくい本や癖のある人物だと「自分に引きつける」読み方で失敗したり行き詰まったりするので、時々こういう台本を読むレッスンには参加していきたいなと思った。

 

 

 

台本の読解には苦手意識があったが、改めてやってみるとやはり思い込みが結構激しく、感覚だけで誤って捉えていたことが多かった。

 

最初はシリアスなシーンとしか捉えていなかった。実は結構笑えるシーンだった。

 

たくさんの疑問を解きながら読んでいたつもりでも、疑問とも思わずスルーしてしまったところが山ほどあった。。。

 

また、時代背景に関するアンテナがとても低かったことにも気付いた。今までやってきたのは同世代の作家の現代の作品がほとんどだったので、もっと違う時代のものも知りたい。違う文化圏。

 

 

 

 

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