先日、リレーション(人間関係)に特化したクラスを開催した。
参加してくれたメンバーは、ここ最近足しげく通ってくれている人たちばかりだった。
まずは、成長がすごかった。
これ、難しいんだよ!よくできました!!!
台本には、ただの友達・・・とかよりも、恋人だったり家族だったりと近い、濃い人間関係が圧倒的に多い。それをちゃんと表現することはとても難しい。
それにとても役立つ、具体的で即効性のある練習です。
映像の仕事においては、
「おはようございます」と挨拶したら、その数時間後に(早ければ1時間後?)、「アナタ」とか呼んで手を握ってたり・・・
舞台では、日頃からいや~~~な先輩(笑)が自分の母親役で、その人の胸に顔をうずめてさめざめ泣かなくてはならなかったり・・・
改めて思うと、変な仕事だ!
参加したメンバーは、相手を「親」だと信じられるだけで多くのことがうまく行く・・・のがとてもスムーズに行われていました。
人間の 脳は騙せる!
アクターズワークスで、私が挑んでいること。
「演じる」ために必要な色々な要素、それを一つづつ取り上げて訓練しその部分を強化して、演技のレベルを上げていくこと。
スポーツ選手が、試合の前に筋トレする。
この人は体幹を・・・この人は下半身を・・・
あるいはフォームの改善を、新しいサーブの習得を、
そうやって、試合に勝てるようにしていく。
演技もそうだと思っている。
人は一人一人違う。それが個性だし、自分の欠点も人によって違う。
ある人は感情は豊かだが、台本が読めない。ある人は台本の理屈ばかりになって感動が伝えられない・・・。
俳優は自立して、基礎トレで自分の欠点を克服し長所を伸ばして、自分の「演技力」を上げる。
そしてもっともっといい俳優になっていって欲しい!
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