2026年
5月
27日
水
今月のリピテションクラスが終わりました。
今回は、3月のエクササイズクラスに参加してくれてたコや、しばらく頑張ってクラスに来ていてついに養成所に受かった子などの若者チームと、いつもの常連のオジサン・オバサン(笑)。
まずは、、、
3月のエクササイズクラスに参加してくれていた子が、別のところではあるけれど、リピリションを続けてくれていたことを知って、もう、すごく嬉しかった。
よかった。
以前、「マイスナーテクニックで傷ついた」と言う投稿があったと聞いて「トレーナーのパワハラなんかがあるんだったら、速攻で言うべきところに言うべき。または、途中でやめてしまったら傷ついただけで終わってしまう可能性がある」
と書いたことがある。
そのコも一回のエクササイズでは、開ききらない途中の状態で終わってしまった。
傷ついただけで諦めてしまわなくて、本当によかったと思った。
っていうか、ホッとした。
このやり方はとっても時間がかかります。(いやこれでなくても、演技を極めるのは一朝一夕ではいきませんよね)
特に「良い子」にとっては…。
以前若者に聞いたんだけど、今はSNSが発達したおかげで、私たち昭和のおばさん以上に忖度していきなければならない時代になってきたようだ。
子供の頃からLINEグループだとか、SNSにアップして問題になったらどうたらこうたらとか…
はみ出さないようにはみ出さないように生きてきているらしい。
役者をやると言う事は、普通じゃない人たちも演じるということで、人間のはみ出した部分、いやはみ出してはいないんだけれど、はみ出したいと思っている願望、これを表現しなければならない。
だから自分のその普段見せない裏の部分を、自覚して表現できるようにする必要がある。
これはとてもしんどい作業なのです。
リピテションは、その練習でもあるのだ。
リピテションをやると、相手の感情を受け取らなくてはいけない。相手がガチで怒っていたら、それを全部受けとらなくては(感じとらなくては)いけない。
相手がガチで怒ってたりしたら、そりゃこっちだって怖いわ、腹が立つわ、悲しいわ・・・わけわかんなくなる。普段の生活でそんなことめったにないから・・・。
ココロが揺れまくるに決まってる。まるで嵐の大海原を行く小舟のように。
その時にその感情から逃げてしまわないで、相手に表現し返す。これでリピテションが成立する。
第一段階が開くまで、本当にしんどいです。そりゃ傷つくさ。
ぜひぜひそこを乗り越えていただきたいと思うばかりです。
皆さん、その先に一筋の光が見えてくるんだよ。
いつもですが、ファイト!みんな!
アタシも頑張る!
2026年
5月
12日
火
ブログが大変遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
まずは先日終わりましたキャラクター&シークラスですが…
今回はベテラン勢(何度もいらっしゃっている方)が、大勢いらっしゃって…。
とても、今までにない細かいところ、よりシーン完成を目指して練習できた気がします。
シーンクラスの初参加の方は…
感情を交流させて、シーンを進行させる(台本の通りの結果に導く。目的ですね。
と言うことを目標とします。
エクササイズクラスでリピテションを練習した結果がここになる!ということがわかっていただきたいのです。
今回、それはもうわかっている方々は・・・
要所要所で、台本の要求することをきちんと踏まえていく…とでも言いましょうか。
分量が増すとか、話が折れると言う言葉で表現するのですが、
例えば、、、
「男女の友達が2人喋っている。ところが、男は、実は女に告白したい」というシーンだとすると、いざ告白すると言う瞬間には、エネルギーというか緊張感ががつっと上がるわけです。
こういうのを分量が増すとか、折れるとか言っているわけです。
こういう箇所をきちんきちんとやっていけば、台本はより面白くなり、見ている人は飽きないわけです。
それはもちろん作家さんが台本の中で狙って書いていることです。
場面がどんどんと進行していくところ、です。
今回は、ベテランゼばかりだったので、より、私の言葉もきつくなっていきました。笑
見学に来てくださった方もいらっしゃいますが、その方々も巻き込んで、シーンを見ていただいた後、
「さぁ、どのくらいで飽きた?」
とか遠慮なく突っ込んでおりました。
そうなのです。
きちんと台本の細かい箇所を踏んでいかないと、見ている人は30秒持たないです。
飽きるのです。
見ている人に
次はどうなるんだろう…。
また興味深い、面白いシーンが進むのであろう…。
と言う集中を惹きつけるためには、本当に繊細な役作りと交流が必要です。
その辺をがっつり突っ込んでみましたー!
相変わらず全員でへろへろ 笑
4月のリピティションクラスのブログも書けなかったのですが、こちらも慣れてきた方が多いので、そういう細かいところを突っ込んでみました。
だいぶ落ち込ませてしまいましたが…。
でも必要なことです。
だからやる事は尽きない、いつまでたってもまだまだ先がある…と感じます。
だからやめられないんですけどね。
※それを知ってか知らずか、みんな小難しい台本選ぶんだよね。わかりやすいの推薦したのに… .笑笑
新たに、新人プロカメラマンが撮影してくださった写真を追加いたします。
ほんとに、、、以前ワークショップを受けてくれていた方々が、仕事が変わっても訪れてくださるのはとても嬉しいです。
さすがのアップショット!!!
4月リピテションクラスの写真です。
2026年
4月
05日
日
先日、今年最初のエクササイズクラスが終わりました。
今回のクラスは、私にとって初心に返って身を引き締め直す体験になりました。
「人間」というものを分かった気になっていてはいけない!!それは傲慢というものだ!
今回、とっても楽器のいい役者さんがご参加くださっていました。
楽器がいい…とは、感情が豊かって言うか、、、まぁ、子供のような天然系の方、、、と思って頂けたら。
私は全く逆で、頭でコントロールをしまくってその結果「おまえの芝居はちゃんとやっているけどちっとも面白くない」と言われるタイプ。
そんな私なのに、うちにはなぜか天然動物系の方々が多くいらっしゃいます。羨ましい、、、、
以前も私は、動物系の方に「そんなに自由なのになんで私のところに来るのよ?自分が動物系のトレーナーのとこ行けば?」とか、よく言ったものです。
動物さん曰く「いや、柚木さん、違うんですよ。動物だからちゃんと社会で生きている為に必死で自分を抑えて生きて来て、それで芝居で『感情を出せ」とか言われても、もうどうしたらいいかわからないんですよ。でもって、同じ動物系のトレーナーの人は、もう動物だから何言ってるか全然わからない!」と、、、
なるほど・・・動物は動物でやはり苦労して社会生活をやっているのか・・・!みんな各々苦労があるんだ!とわかり、だいぶ彼らのパターンを理解したつもりでした。
ところが、今回の動物さんはスーパー野生動物とでも言いましょうか、、、自分で、リピテション中に「あの瞬間、何がなんだか分からなくなって、そのあとは覚えていない」と言ったリピテションで、そのあとも見事に素晴らしいリピテションになっている!という方。
とにかく、こちらには色々な状態でありのままに見えて!把握に苦労しました。「今日のは◯◯に見えたけど、どう?」「ん〜〜、でも、こういう相手にはこうしなきゃ、と決めているから、、、」
えーーー これが頭?オートマチックな習慣?
ぎょえーーー!!!!
このリピテションは、感情表現を使って相手と交流する、、、というシロモノ。自分では普段気づかない悲しみや怒りに、いきなりぶち当たる可能性があります。
だから、トレーナーは繊細に気を配らなくてはならないのです。
強い悲しみに、いきなりぶちあたったらそれは「傷つく」という事になります。だからこそ、感情というシロモノがどういうものか説明し、私たちは何のためにこんな事をやり、何処へ向かうのかをトレーナーは正しく導く必要があります。
そして、エクササイズ中にその役者さんが見せた深い悲しみ。。。
Take a time!
ゆっくり、時間をかけて・・・!
私は、自分の先生から「焦ってはいけない。無理強いしてはいけない。」と教わってきました。
繊細な人間の心、その人自身が「演技のために前進!」という覚悟ができた時にしか後押ししてはならないのです。
無理強いしても、「演技力向上」という結果は手に入らない!それどころかトレーナーと俳優の信頼関係が築けないから・・・。
他にもとても繊細に扱わなくてはならない俳優さんがいらっしゃいました。
焦ってはいけない!
でも、一歩づつ、それがわずか1cmであっても前に進めば、いつか結果はついてくるのです!
信じる者は救われます!!!
必ず!!!
「おまえの芝居はちゃんとやっているけどちっとも面白くない」と言われた私も、40年芝居続けたら何とかなったみたいです。笑笑
連休にキャラクター&シーンクラス開催です。
こちらも見学歓迎!!!
2026年
2月
28日
土
今月ももう終わり。そうそう2月は28日しかないんだ。なんだか焦る!!
今月のリピテションクラス。
みんなの写真に映った顔が面白過ぎます!
いや、冗談で言ってるのではなくこれこそ「生き生き」した表情!
こんな顔を芝居の中で見たいものです。
今日は「リピテションが出来るだけでは芝居は出来ない!」ことについて書いてみます。
別の稽古で、やはりマイズナーテクニックのレッスンをしている若手新人のコが「芝居ってリピテションだけじゃダメなんだな」としみじみ言ってたのが妙に頭にこびりついています。
まず、言いたい!
リピテションはただの基礎トレーニングの一つ!!!!芝居じゃない!!!
芝居は「物語」です。それなりに何重構造です。
例えば・・・「男女、好きなんだけど別れを告げるシーン」とします。
好きだから「好きと告白するシーン」ならわかりやすい。心の中にある「好き」という感情をそのままセリフに乗っければいいのです。
ところが「好き」なんだけど「別れる」というシーンだったら・・・
別れを切り出すにはなんだかの事情があるのです、もちろん。たとえば・・・実際には自分には奥さんがいる、それを黙ったまま気持ちを抑えられず付き合ってしまった、だとします。
そういう時に「役の人物の気持ちは何?」と聞かれて、よく新人さんは「いや、好きなんだけど、申し訳ないからもうやめないと・・・」などと答えます。
その分解の仕方は、頭が「考えて」いる説明なのです。
感情というのは、もっとシンプル。「好き」は「好き」、「嫌い」は「嫌い」なのです。2択オンリー!
上記の場合「好き」なのです。
だからまず俳優は、相手を「好き」と感じなければならないのです。
その上に、「別れなければならない。だって僕はもう結婚しているのだから・・・、あああ僕は彼女をだましてしまった」を重ねていくのです。
感情:好き
目的:別れる
です。
それを明確にしてセリフを行き来させると、頭で計算しないその場で相手を見て起こった感情が表現できます。
つまり「揺れる」のです。
この構造を身に付けるべきです。
で、リピテションの練習は、この「セリフを行き来させると、頭で計算しないその場で相手を見て起こった感情が表現できる」「揺れる」という事を身に付けるための訓練です。
芝居を全部作り上げるためには、そのうえで、キャラクターや台本の読解力、それを表現するための様々なハウツーを身に付けなければなりません。
エクササイズクラスの中で、よく説明に使う言葉ですが「リピテションは筋トレ」。
筋トレが出来て、いくら○○キロのバーベルがすいすい持ち上げられても、大谷翔平さんのようにホームランは打てない!
バットを持って球を打つ練習しろ!
ってことになります。
リピテションが出来ても(○○キロのバーベルは上げられても)、芝居は(ホームラン)は打てない、のです。
じゃ、野球の試合で大切なのは・・・「勝利」=「ホームラン」です。だって点取れないと勝てないもん。
芝居は、演技全体でお客様を感動させることが大切なのです!
3月のエクササイズクラス。
みなさん、手ぐすね引いて!エントリーをお待ちしております!!!
2026年
2月
06日
金
ショートシーンクラス、やりました!
先月、私自身がとある映画監督のワークショップを受け「やはり演技にも時代の流行りはある」などの、旬なオーディション事情を伺って、「とにかくポイント解説するぞーーーー」と前のめりに頑張りました。
今回は「台本当日渡しバージョン」です。
台本一冊読めるわけではない、つまり全体のストーリーはわからず、ペラ一枚をその場で渡されて演じる、というオーディションです。
その場で、台本のポイントをどう読み取るか・・・、今回は台本の中の「変化」をきちんと読み取り演じられること、をピックアップしてみました。
思う限り説明してみましたが、みんなに上手く伝わったか・・・
ただ、やっているうちに、やはりエクササイズクラスからキャラクター、シーンと進んでいくどの要素も削ることができない、と思うばかり・・・。
途中のみんなからのコメントで、、、
「○○のように読み取ったのでそうやってみたんですが・・・」柚「読み取りは間違ってない。でもそう見えないんだよ。」
この場合、もっと感情も身体もちゃんと表現ることが必要。エクササイズクラス!
「それは、私が間違ってるってことなんですか?」柚「いやいや、このペラ一枚だし、そもそも芝居は正解とか不正解とかではない。監督に要望されたらどう変えていけるかの問題」
この場合、いつも「正解」を求める気持ちがあって、それが自己表現を邪魔する・・・という可能背があり。シーンやってそれを習慣化する!勇気!
「なんか監督にコメントされたら、やってる最中にちゃんとできてるか気になって上手くいかなくなる」
演技をスタートしたら、そこにいるのは役の人物だけ。演技を心配している役者にならないこと!そのためには、スタートしたら相手に集中、考えない! ・・・失敗を恐れないことかな。いや、失敗に慣れること。これも習慣にすることと勇気!
などなど・・・
結局シーンクラスで言ってることが丸々やん!(笑)
芝居って「お客様」あってのものです。
ちょっと言葉の選び方は?ですが、見ている人が「つまんない、飽きた」と思ったらだめなのだと思います。
それはもちろん、「お客さんに媚びる」という意味でも「見せ方だけを上手になる」というのではありません。
人間の葛藤を描いている以上、相手と関わって何かが変わって最後を迎える。これがストーリーだと思います。
登場人物がずーっと同じ感情を持ち、なんの出来事も怒らないものをオーディションのシーンに持ってくるはずがないのです。
そもそも、台本というものが起承転結なのです。それをぎゅっと圧縮したと思った方がいいのかもしれません。
なんだか改めて、芝居って深いな・・・・、どこまでも道は続いているな・・・・と思った稽古でした。
俳優諸君、頑張りましょう!
3月エクササイズクラス、絶賛募集中です!!!
※2/24にリピテションクラスあり、見学歓迎! しっかり自分の目で見て自分のレッスンを決めましょう!!!
追伸
普段はほとんどやらないんだけど、「それをやりたいなら、こういう風やったらどう?」という、昔からの「やって見せる」ことを、今回はちょっとやりました。
オーディション対応ならでは・・・かな。
こうすれば、もっとやりたいことがお客様に伝わるんじゃない?という方法かと・・・。
なんだけど、このシーンはチャラい男が、行き遅れて結婚を焦っている年増女に自分の嘘を誤魔化すシーン。
実行委員曰く
「柚木さんが一番 スケコマシ てる」
だって。
・・・・無言
2026年
1月
16日
金
2026最初のリピテションクラスです。
今年も粛々と前進!です。
このリピテションを基本としたマイズナーテクニックも、他のどういう練習方法も魔法のようにすぐに結果が出るというものではないと思います。
「やってもやっても変わらない」と焦る気持ちもとてもとてもよく理解できます。
でも、気が付いたら少しづつ少しづつ変わっていくものだと思います。
今回も、昨年最後にダッシュして頑張った方々が息切れして「なんかエンジンがかからなくて・・・」などという、ちょっとした燃え尽き症候群も見られました。
俳優のみなさん、休憩もとりながら自分のペースでキープゴーイング!です!
今回は、リピテションの後ちょっとしたシアターゲーム的なエクササイズをやりました。
なんせワークショップだけの団体なので、このリピテションという基礎をどう芝居に生かしていくか・・・。
文字通り「わからないから焦る」ことも多いと思います。とりわけ演技経験の少ない新人さんたちは。
そのため、なんとか工夫して一日も早くいい演技を手に入れていい仕事をゲットしていただきたいと思っています。
今年もファイト!
自分で自分に言い聞かせています、「止めないなら前に進むしかない!」
早速3月にはエクササイズクラスをやります!
興味をお持ちの方ぜひ一度!
2025年
12月
31日
水
2025年、最後のリピテションクラスです。
前回のディープ1エクササイズクラスが終わったばかりの人や、久々のベテラン陣が揃いました。
もう、何も書くことはございません!
「開いている」「オープンしている」彼らの生き生きした表情をたっぷり見てやってください。
※顔出しNGで、出せない表情があるのがホントに悔しい!(笑)
一日も早くその人たちの顔・身体からあふれすエネルギー、舞台の上や画面の中に登場して欲しいです。
そして、今年もあと数時間。早いものです。
今年もワークショップを続けられたことには感謝しかありません。
皆さま、ありがとうございました。
来年も日本が平和で、努力して一皮も二皮も向けた役者さんがたくさん活躍できることを祈っております。
よいお年をお迎えください。
来年も、前進あるのみ!!!
2025年
12月
31日
水
アクターズワークスの今年最後のメインワークショップはディープ1エクササイズクラスでした。
まあ、それはそれは・・・濃厚な4日間でした。
こちらのレッスンの方向性などはその都度書かせていただいているので、今回は今年の〆として、「開いている状態 オープンした状態」について久々に書かせていただきます。
「開いている状態 オープンした状態」
は、なじみのある人とない人に分かれると思います。
これは何?
ウチのクラスでは「相手の感情を感じ取れ、自分の本当に感じている感情を相手に伝えられる状態」と規定しています。
重ねて・・・何それ?
つまり、芝居の台本において例えばメンズが好きな女子に告白する場面では、
まず、彼女を呼び出して対面する・・・両者「緊張」などの感情があります。
男性:そりゃまあ、想像に難くない。フラれるかもしれない・・・。ダメになったら友達でもいられないかも・・・。Etc
女性:自分も相手を好きだったりしたら「期待」「喜び」からの、相手の緊張感を受けて「緊張」「もし私の勘違いだったら・・・不安」など。
全然気にしてなかったら・・・最初は「何だろう?」くらいの状態が相手の緊張感を受けて変化していく。
これが感情の動きになります。
役者はまず、好きでもない相手を「好き」という感情を持ち込まなければならない。
設定を信じられることがお仕事になります。
いやいや、相手役は全然好みのタイプじゃないから無理!とか、自分はやってるつもりでも端から見たら「全然ドキドキしないじゃん!」みたいになったら、お仕事できていないワケです。
次に、相手の緊張感を感じ取ってこっちも「緊張する」とかが出来なくては、いわゆる一人で芝居してることになります。
これらを解消するためには「開いている状態 オープンした状態」を手に入れることが必要になります。
これ、実は結構大変。
人間は自分の都合のいい感情は感じ取りますが、そうではないものは排除します。
生きていくための知恵・・・みたいなものです。
親が子供を心配して色々助言する。これは愛情の表れです。だから子供は「いいコ」になろうとします。
もちろん、それで社会の中で生きていけるようになるのですが、本当の感情は「ウザい」とか「めんどくさい」などが潜んでいることがあります。
それは、自分にとって表現してはいけない感情であり生きていくためには不都合な感情なのです。
多くの人にはこの自覚はありません。
エクササイズクラスでなんとなく気づき、ディープ1エクササイズクラスではそれを白日の下にさらさなければなりません。
俳優はとても辛くしんどいことに対面し続ける4日間になります。
そして、隠し続けた「怒り」やら「悲しみ」やら「チャラい気持ち」などを出し切るまでやり続けます。
そうでないと「開いている状態 オープンした状態」にはなれないからです。
なんとも難儀な仕事です、役者って。
でも、それをやり遂げると本当に「生き生き」します。
その魅力を手に入れた役者さんたちをたくさん見てきていると、やはりやらずにはいられない・・・(笑)
年末に、みんな頑張ってくださいました。
どうぞ雄志の姿を見てやってください!!!
2025年
12月
13日
土
アップ、遅くなってしまいました。申し訳ございません。
今月初め、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
私は、こんなことを延々長々と・・・20年以上やってますが、芝居って本当に終わりのない芸ですね。
大変だけど、だから面白い。
ホントに小さな一歩一歩を歩んでくださっている人を見ていると感動します。
このレッスンのしくみなんかは、いつもいつも書いているので今回は少し違う視点で書いてみます。
稽古をしていると、「コレ、演技指導の問題か?」という所にたどり着くことがあります。
いや、これは演技だけでなくどんな仕事にも言えることと思いますが・・・。
色々わかっているのに上手くいかない・・・人。
なんか、一人で焦っていて、ちゃんとやれば出来るのに・・・とか、こないだは出来たのに・・・と思える人。
これはもう、他人の目を気にする・・・。「出来る人」でありたい・・・。
この気持ちが強く、それが無意識にその人を支配している以外考えられない。
「本当に自分がこう演じたい」という気持ちより「演出家がこうして欲しい」と思っているはず!だと無意識にオートマチックに思っている。
だからどうしたらいいのか、わけがわからなくなって自分から迷宮へ入っていく。
演技で説明するとわかりにくいかもしれないが、例えば化粧品のセールスとかで、マニュアルにハマって、ホントに目の前の人とコミュニケーションが取れない人とか・・・いません?
あんな感じに似てると思います。
そのお化粧品を勧めるなら、まず目の前のお客様と「話」ができること、そしてその後は自分がその化粧品をホントに好きで理解していること・・・ではないでしょうか?
まず「売らなきゃ」とか「ノルマ果たしてない」とか、「こういう風にしゃべらなきゃ」があったら、上手くいかないと思います。
これと同じではないかと思っています。
そりゃ仕事ですから・・・自分の好きな役が出来るわけではないけど、与えられた役を深く考察して(キャラクタークラスで特化してやります)、その役の人物に共感する。そして「だったら自分はこう演じてみたい」という気持ち!
私はこれが一番大切かな・・・と思っています。
だって、我々は「表現者」なのですから。
演出家の言う通り、何度も同じことをするなら、それこそAIでいいんじゃね?
私たちは心がある人間なのですから・・・!!!
この事は、せっかく身に付けた「演技」の技術を宝の持ち腐れにしてしまうと思います。
ちゃんと身に付けた通りにやれば、完璧じゃなくても一つ一つ階段を上がっていけるのに・・・。途中で「あ、アタシ、これでいいのかしら、上手くいっているのかしら」なんてオートマチック衝動が起こって、振り出しに戻り、いつまでもどこにも行きつけない。。。
ぜひぜひ、一度落ち着いて、自分がこれまでやってきたことを振り返って自分を信じていただければ・・・と切に思います。
「自分が本当にどうしたいか」
これを探れる稽古が、この後予定している「ディープ1エクササイズクラス」です。
うふふふふ・・・・
実は、私自身が一番苦しんだのもコレ、「自分が本当にどうしたいか」なのです。
ぜひ少しでも多くの人にいい結果を手に入れていただき、いい仕事を
して欲しいです!
今年の〆!
頑張りマス!
参加俳優の諸君!走るよぉ~~~~
見学歓迎!
2025年
11月
17日
月
もう、先月になってしまいましたが、
数年ぶりにリレーションクラス開催出来ました。
アップが遅くなって申し訳ございません。
リレーション・・・人間関係 それを作る練習です。
劇の設定は親子・夫婦・恋人など、親密というか関係の濃い設定がたくさん出てきます。
我々俳優は、ついつい「恋人」=仲良し、ラブラブ・・・・とか、頭のインプットが邪魔することが多々あります。
だけど現実は・・・
恋人と一言に言っても、愛しい気持ちになったり、可愛さ余って憎さ百倍!ってことも。
養成所とかのレッスンに行くと、どうもケンカするシーンの方が難しいようです。
「恋人なんだから、こんなケンカ出来ない」とか、真顔でいう人もいました。
ケンカするよ、コンビと何だから!って思いません?
ちょっと引いて考えるとそうなんですが、これが芝居をする大変さです。
また、特に映像の場合ですが「今日、柚木さんの旦那さん役のAさんです。」と紹介され、先方は関係を作ろうとか、一生懸命話しかけてくれるのですが、話しかけられれば話しかけられるほどアタシの心は離れていく・・・ヤバい!
これは私の昔の実体験です。(笑)
愛しかろうと、ウザかろうと、彼氏は彼氏!母親は母親・・・
どうにかしてこれを認めたいですね。
ウチのリレーション、そんな稽古でした。
今回も爆笑シーン連発!
自分の彼女が怪しい投資をやってることがわかって、イラっとするのですが、彼女役の女子に後ろから抱きしめられたら、一瞬で・・・落ちた!(笑)
あ~あ、このカップル結婚できんわ!!!
何するの??? そこは文章では上手く説明できませんが・・・うふふ
来年もエクササイズクラス、おそらく3月ごろには開催したいと思っています。ご興味がわいたらぜひぜひ!
只今、キャラクター&シーンクラスリスト絶賛開催中!見学歓迎!
2025年
10月
04日
土
猛暑からのエクササイズクラスが終了しました。
インフルエンザやらコロナまで、なぜかこの時期に流行って・・・、みんな体調が心配されましたが、無事乗り切りました。
今回は、またあの話・・・
「別のレッスンでパワハラを受けた」というコの参加が・・・!
全く、この期に及んでまだそんなことやってるヤツがいるのか!!!!
自分より若い、まだまだ何も知らない真っ白な20歳やそこらの新人に「バカ」だの「全然ダメ」だの見下して・・・自分が偉くなった気でもするんだろうか?何が面白いんだろう。全く理解できない。
オープンなワークショップの中でそのコを特別視することはないのだが、実行委員全員に共有して気を付けて見ていた。
パワハラをやるヤツはソイツが悪い!絶対!
ただ、我々役者は、交通事故のようにそういう目に合うことは、まだまだあるだろう。
だからこそ、強く言ったのは「自分の役者としての価値観をしっかり確立すること」。
そんな輩に、自分の人生を左右させないように・・・。
私はそのためにクラスを続け、その最初の一歩がこのエクササイズクラスをやっている。
まずは、自分自身が本当にどういうやつかを知って魅力的に生き生きすること!
それが、表現者の第一歩だと思う。
今回は、いいコ、良き社会人の集まりだった。
「先輩や演出家の意見に一喜一憂して、もう、私、どうしていいかわからない」
「なんか、声がちいさいと言われる。なんでかわからない」「大げさだと思われるのが怖い」
などが、アンケートで出ていた。
役者あるあるだ。誰でもそんな記憶がおありだろう。
レッスンが進むにつれ、日一日とその人の本当の顔、表情が表れてきて、本当に面白かった。
そのパワハラに傷ついた若いコは、自分自身では「エネルギーが少ないのが悩み」だと言っていたが・・・
最後にはオジサン相手のリピテションで、鼻の下を伸ばして近づいてくるのを一瞥で瞬殺、それでもニヤけている顔を見て「チョロい」と一言。オジサンは全然近づけない。
もう場内大爆笑!
ったく、どの口で「エネルギーが少ない」って言っていたのか・・・(笑笑)
最後のシェアでは、他の人がどんどん魅力的になっていくのを見て、自分も毎日楽しくて幸せだった・・・と。
色々な人の評価に一喜一憂してた役者さんは、女子ですが、オープンしたら「姉御」を通り過ぎて「オヤジ」の域に達していた。
女の子相手に「かわいい」を連発。年上美人にはまるで推し活してる女子が初めて推しに会って狂喜乱舞みたいな・・・(笑)もううるさいうるさい・・・
最終日にはまるで「極道の妻」のような迫力で風を切って歩いていた。(笑)
みんな抜群に素敵だった。
そうやって、まずは自分の表現体を明確にして行って、台本に臨んでいく。
「正解探し」でなく、自分の表現を持って演出家に対峙できるように俳優としての自分を磨いていって欲しい。
みなさん、俳優は表現者なのです。
表現・・・表に現す!
何を?
自分の役をもらって台本を読んで、「ああ!こんな風に演じてみたい!」
という気持ち。これを自分でどう体現できるか!
これがスタートだし、これがなかったら役者をやるのは面白くもなんともない!!!
そこから、役のキャラクター、台本の読解と進めて行って、「生き生きと演じる」
お客様もそんな役者に拍手をくれるのだと思います。
さあ、稽古しよう!!!
俳優として生き生きしているために・・・!
2025年
9月
13日
土
エクササイズクラス前のリピテションクラス。
次回に再受講する方々もいらっしゃいました。
じっくりと感じるのは、やっぱり「継続は力」
あんなに苦労した人が、こんなパフォーマンスを・・・!と思うと、もうウルウルしてしまう。
そして、やはり、ある程度出来るようになったら、「感情」というものはとてもシンプルなものだと・・・。
好きは好き だし、怒りは怒り。それ以外ではない。
それが自覚できると、相手との交流がすごく楽になるし、深くなる。
今回のリピテションで、
Aが相手の膝に足を乗っける。
Bはそれを嫌がってやり返す。
Aはかわす。まるで自分の方が運動神経がいいと自慢するように・・・。
B意地になっていたが、やがてまんざらでもなくちょっと楽しくなる
という交流が起こっていた。
感情的には
A 面白い
B むかつく
Aさらに楽しい
B むかつく、からの楽しい
ただそれだけ。(笑)
いやいや、膝にのっけてどうの・・・って、全く劇的ではない、なんことっちゃない友達同士の戯れ。そんなことが芝居に何の関係がある!と思われるかもしれないが、これが面白い!
こんなことでも、二人が本当にその時相手を感じ取りあっていたら、見ていて最高に面白い。飽きない。
大それた不倫ドラマも、国家存亡の政治ドラマもすべてはここから!
いよいよ来週からエクササイズクラススタート!
ご興味のある方は見学歓迎です!
2025年
9月
08日
月
久々にショートシーンクラスが出来ました。
オーディション対応・・・ということで、オーディション形式でやりました。
個々の俳優さんには色々あるのですが、コメントとしては結局いつもシーンクラスで言ってる事に集約してしまいました。
「セリフ」をいかに自分の「言葉」に落とし込んでこられるか・・・。
「(役として)セリフを言いたくないのに言ってる」
「相手と交流が出来ていない・・・相手を見られて、感じとれていない」
「相手のセリフを初めて聞けていない」
エトセトラエトセトラ
もう、ここからこのA4一枚で10日間のシーンクラス出来るぞぉおおお!
役者がオーディションを受けた時のあるある、「稽古場では出来てるのに・・・」とか「こないだの舞台ではあんなに良かったのに」とか言われる状態なのだな・・・と感じた。
舞台もワークショップなどの稽古場では何回か練習期間があるし、安全な場所になっている。
オーディションでは、そこで身に付けたものを失敗を恐れずにチャレンジをかける!
この精神を忘れない!!!という事ではないかと思う。
稽古場で60点の実力だったとする。それがオーディションでは失敗を恐れて50点とか40点の演技を自らやってしまっている。
そんな気がする。
例えば「行かないで」というセリフで、本当に相手をここにとどめて置きたいという設定なら、本来はその場で相手を感じ取ってその一言で相手をここにとどめられるセリフを相手に投げかける。そして(設定によるが)腕をつかむとか、回り込んで立ちふさがる・・・とかの動き、いうことになる。
それを、つい習慣的に、段取りで強めの語気でそこに立ったままセリフ言う・・・みたいな・・・。
もっとリスクを背負えーーーーー!と言いたい。
なんでこんな嫌な事言うか、、、
アタシの人生振り返って自分の失敗例を根限り伝えておきたいからです!!!
前任者の経験を肥やしにして乗り越えてください、お願いだからぁーーーー
今回、ちょっと私がしゃべっているところの動画をのっけてみました。
上記に書いたように、台本が「セリフ」なのでつい「どう台詞を言うか」になってしまう・・・という事案について、説明してます。
ちょっとわかってもらえると嬉しいです。
※写真、写真NGの人が多くて・・・💦一組だけアップしました。
2025年
7月
27日
日
先日、リピテションクラス終わりました。
超久々の方も参加してくれました!
で、今回はちょっと違った観点からコメントを・・・。
当アクターズワークスでは、どのクラスでも一番最初に「疑問・質問・言い分、なんでもどうぞ」みたいなシェアの時間がある。
この時間で、今回
「演技に事とは関係ないんだけど、最近のハラスメントのことで、後輩との接し方に苦労しているんですが・・・」
と。
あらら・・・
もちろん本来、そういうコーナーではなく、「緊張してます」とか、「次回の舞台の稽古で演出家に○○のようなダメだしされたのですが・・・」など、演技についてなのですが・・・。
でもでもでも・・・・
で、私の回答。
「○○くんの個人的事情は、ま、個人で解決していただくとして・・・」と前置きしたうえでですが。
いろいろなハラスメントがあるけれど、それが起きる大きな要因の一つに「相手を見ていない」ということがあると思う。「見る」というのは世間的には「相手の状況を理解する」ということになるのだが、こちらでいうと「相手を感じ取る」ことに繋がっている。
ハラスメントを行う時の人間は、自分の意見・言い分ばかりを優先しているのではないか。
パワハラやモラハラでは「自分は正しい」「自分は正義だ」とか・・・。
確かに正しいかもしれないが、相手の言い分は?都合は?気持ちは?
それをわかったうえで、あえてその自分の意見を言うなら、それは議論になっていくだろうが、相手を無視して強行すればハラスメントになっていくのでは・・・。
ここで、ウチで練習しているリピテションというのは「相手が何を感じているか」を感じ取ることの練習なのだ!
現実社会でもそうだが、演技はもっともと一方通行にならないことが重要なのだ。
私は別にクラスで人生相談しているわけではない。
そんな偉くもないし・・・。
ただ、本当に「演じる」とは「人間」を理解していくことにほかならない。そう考えると、どんな人のどんな言動も大事な教材なのだ!
「ハラスメント」が描かれている場面で、自分の役がパワハラをやっちゃう人の役だったら、どう演じるか・・・。
相手を自分の力でねじ伏せるようにセリフが言えたら、もしかしたら素晴らしい場面になるかも。
そして、その役の人物が「ハラスメント」を行ってしまうに至る状況とは・・・どんな背景があるのだろうか!
役者にとっては「人生」そのものが「教材」ですね!!!
いやー、やっぱり人間は面白い!いとおしい!
そのスタートであるエクササイズクラス。
次回は9月です!
ご興味ある方々、ぜひぜひご一報ください!!
2025年
7月
15日
火
先日、無事キャラクター&シーンが終わりました。
今年になって、エクササイズクラスにたくさんの方々が応募してくれて、そして次々とレッスンに応募してくれ、連続しての開催になりました。ありがたいことです。
今回は、前回キャラクタークラスにいらっしゃった方が直行でシーンへ!という方々で、シーンがたくさんあった。
今回は、「台本の主題」と「俳優の演技」関連について書こうと思う。
主題・・・テーマ・・・作り手(作家・演出家)がお客様に伝えたいこと。
マイズナーテクニックっていったら感情表現ばかりフューチャーされるが、私が初めてこのレッスンを受けた時に感動したのは、このキャラクター作りと台本の読み込みの圧倒的な「理論」だった。
今では、俳優のための演技論もたくさん紹介されているのだが、なんせ昭和~平成前半だったからねぇ。
演出の先生にダメだしされて「どうしたらいいんですか?」と質問したら、「盗め」と言われた。ダメダメだったアタシはどうしたらいいのよ!!!!って気持ち。
確かにその感性も必要なのはわかるが・・・。
テーマ「台本の主題」とは・・・
例えば鬼滅の刃。
(私、いくつかしかみないアニメの一つで、結構好きなの・・・うふふ)
大正時代。「鬼」が出てきて、剣士たちが人間を鬼から守る・・・というストーリー。
これを見て・・・っていうか、初めて見た時がなんせコロナ禍だったから、主役の少年・炭治郎が「あきらめるなーーー」と叫んで頑張る姿はを見てオバサンも、「う、アタシも生きなければ・・・」なんて思ったのですよ。(笑)
見ている人が「自分も頑張らないと」と思える。
これが「テーマ」
役者は自分の役をやる時に、それに従って「役作り」をやる・・・ということみんなよくわかってると思う。
それは、自分の役の背景を理解すること。
役の背景とは・・・
この役が、こうなる理由。
例えば炭治郎。
山で炭焼きをしてのどかに暮らしていたが、家族全員を鬼に殺され、妹も鬼にされてしまう。
見てる人が「そりゃあ、鬼をせん滅しようと思うよね」と納得!
鬼側も・・・。
例えば「遊郭編」というのに出てきた鬼。
貧乏で醜くて人から蔑まれて、ただ一人の肉親・妹を惨殺される。大正という貧富の差が激しい時代で人として扱われなかった過去が描かれる。
「そうか・・・。そんな人生だったら、もしかしたら僕も・・・」
これが役の背景。
役者はこれを読み取る必要がある。
これらは説明のために解かりやすい「鬼滅の刃」にしたけど、もっともっと読み取りが複雑なものもある。どんな台本でも、俳優は自分の役の背景を理解・共感するのがマスト!
「俳優の演技」関連
で、今回言いたいのは・・・「テーマ」を表現するように演じる。
「100通りの演じ方がある」とよく言われる。
じゃ、その100通りから、それを選ぶのよ???という話。
炭治郎の同期で実弥というのがいる。
炭治郎くんほど強くないので、炭治郎に反発しているし、鬼を食って怪我がすぐ治る体にして戦う・・・という禁じ手まで使う。
そして、炭治郎は正義の味方っぽいけど、実弥は性格の悪いし、根性の曲がったてコンプレックス強い。
青春ドラマとかでもよくあるパターン。
自分がこんな役であれば、その背景(実弥も、家族を鬼に殺されるという背景。)を作るだけでなく、この役が「テーマ」を表現するために必要なことは・・・?
お客様は「あきらめるな」のために、「鬼まで食った!スゴイ!自分も・・・」とはならないだろう。(笑)
ポイントは、戦いの中で反発していた炭治郎と協力し始めて一緒に鬼をやっつけること!その気持ちの変化。
「鬼を食う」のも炭治郎に反発するのも、自分が「弱い」というコンプレックス。
実際の鬼との闘いが始まって、一人ではなくチームで戦うことを身につけて行く。その過程をきちんと演じることが、テーマを表現することになる。
で、お客に納得してもらえるのはキレイごとではなく鬼との闘いはすさまじいもので、自分のちっぽけなコンプレックスなど言ってる場合じゃない!そんなことしてたらこっちが全滅!という「闘い」をきちんと描くこと。
このポイントを理解して演ずることができればお客様も「ああ、そうだよな、僕だって大した人間じゃない。コンプレックスにだらけで・・・。炭治郎にはなれないけど、『あきらめないーーー』」と思ってもらえることだろう。
そして、剣士の中にはいろいろな人がいて、みんなで闘っている・・・ことを描ければ、作品に厚みが出る。
お客様は「これ、面白い!」と思ってくれることだろう。
ちょっと例題に「鬼滅の刃」ってどうよ!とも思うのですが、色んな方がたにわかりやすく・・と思ってつい💦
たとえば、戦争物でもそのテーマが「戦争の悲惨さ、二度とこんなことを起こしてはいけない」なのか、「こんな参事があっても強く生きていく人間のたくましさ」なのか違うと思う。
その中で、自分の与えられた「役」をいかに客観的に読み取れるか・・・。
で、その役を、ちょっと軽い感じで演じるのか、重厚に演じるのか・・・どっちがより「テーマ」に生かせるのか・・・。
マイズナーテクニックは、私にそれを教えてくれました。
次回、エクササイズクラスは9月後半。
まもなく募集開始!
みんな、ファイト!!!!
2025年
5月
29日
木
先日、やっとキャラクター&シーンクラス終了しました。
大人数のエクササイズクラスからの、その参加者の方々が大量参加しまして・・・定員増加し、日程を一日増やし、時間も大幅に伸ばしてやっと終了いたしました。
って、それはいいんですが・・・
途中、5月なのに30度越えが3日ほど・・・自律神経のか弱いワタクシはめまいするやら胃腸不良やらで、コロナ後初めて東京でタクシーに乗ったとさ。。。
もう!!!いい加減にしてぇ~~~!
誰が悪いのぉ~~~~!
今年も猛暑のようで・・・皆様、お体にお気を付けて・・・。
キャラクタークラスは、お馴染みの丸ごと個人情報の身内のキャラクターを取材する激ハードバージョン。
これも、レッスン当初から新国立劇場研究所時代でも、何人も何人もいらっしゃる
「柚木さん、俺、親に役者反対されて、10年くらい音信不通なんですけど・・・」
という人たち。(笑)
それでも言います!
「ダメ、取材して!」
今回も、若干名いらっしゃいましたよ!
昔ですが・・・こういう方いらっしゃました。
親へ取材を悩みに悩んで決断できず、時間ばかりが経って、もう切羽詰まって、キャラクターチャートという取材のシートを黙ってFAXで父親あてに送り付けたら、数日後、深夜バイトから帰ったら家のFAXが巻物のごとく回答が来ていた・・・。
もうびっくり!と言ってましたが、やはり、どんなことであれ子供が自分に興味を持ってくれるなんて、嬉しくない親はほとんどいないのですヨ。
今回もそのパターンの方が・・・って、今はラインですけどね。(笑)
稽古が始まって、私に背中を押されてラインで情報を送ったら2日くらいか後、稽古場で
「返信、来ましたぁ~」
と発言。
稽古場全員、拍手!(笑)
ここで興味深いのは、子供は家庭での親はよく知っているけれど、親御さんがサラリーマンなど外で働いている場合、その時の顔を全く知らないことが多いということ。
家の中では威張っていても、会社では腰も低く、下手な冗談を言いまくっているとか・・・
その役の人物像は、外の世界の方が本人らしかったりもしますよね。
その役者さんは
「外の情報を初めて知ったので、色々、最終の『この人の人生で大変だったこと』のチョイスが全く変わってしまう」
と言いました。
家の中の仏頂面も、何とか職場でのあれこれの大変さを家庭に持ち込まないよう、一生懸命だったりするのです。
そこを体験できたのが素晴らしい!!!!
台本の人物も、そのお話が会社でのストーリーであっても必ず別の顔があることを忘れないようにしてくださいね。
シーンクラスでは、私もなるほど・・・と思わされる出来ごとが・・・。
その役者さんのシーンがどうしてもうまくいかず、私もそのコも理由がわからなかった。
リピテションは上手くいっている人なのに・・・
「もう、どうしていいかわからない・・・」
と言われ、私も困り果てて・・・。こっちも苦しくなり・・・。
で、最後の最後で
「私は体育会系育ちで、劇団も上下関係キビシイ完全昭和状態だった。とにかく怒られないように・・・。台本に「怒る」と書いてれば怒れるように・・・。演出家に嫌われないように過ごしてきた。ここではそんなことは必要ないとわかっていても、無意識にそうは出来なかった」
と話してくれた。
あのド激しいエクササイズクラス、ひっくり返りそうなダメージのキャラクタークラス、それを超えて、ここまで来てそんなことあるんだ!!!
ちょっと、愕然とした。
それほどまでに習慣って大きいんだ!!!
もちろん、「この稽古場は安全だ」とわかっていても現場ではなかなか・・・という事は多々ある。
演出家によってタイプは様々だし、なにより、作品作りというのは本番まで時間制限があるので、そりゃ「出来」ないと困るさ。そのプレッシャーに耐え、たくさんのスタッフや共演者の目の中で演じつ行かなくてはならないのだから。
とにかく、それを発見してからのそのコの演技ののびのびした感じは、忘れられない。
みなさん、まずは自分が本をちゃんと読んで、きちんと自分で練習したうえで「私はこう表現したいんだ!」ということを、勇気をもってやりましょう!!!!
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!!!
ですよ。
ファイト!!!!
================================
フォトギャラリー キャラクターチーム
================================
フォトギャラリー シーンチーム
2025年
4月
17日
木
先日エクササイズクラスが終わった。
久々の大人数!(何が起こったの???笑)
連休明けから、キャラクター&シーンクラスが始まるのだが、こちらも早々定員に達しその調整が大変だったのでブログが遅くなってしまった。
エクササイズクラスの内容とかに関しては、これまでもその都度書いてきたので、ちょっと置いといて…今回はちょっとした自
ウチのレッスンは、毎回、最終日にシェアして、一人一人「自分の課題はどうだったかクリアで
その時に、なんと2人から同じことを言われた。
「柚木さんの事は、信用できる。さらけ出しても安心だと思えた・・・!」
きゃー! ⤴⤴⤴(上がる、上がる、上がる!)
私は、実は相当なテレ屋だ。いやいや、プライドが高いだけなんだけれ
とは言え、ハラスメント問題が取り沙汰されている昨今、ト
「これってハラスメントになるの?ならないの?」
その挙句、ブラック企業ならぬホワイトすぎる企業が登場し、若者
どないせぇっちゅうねん!!!!
おじさんとおばさんはため息しかない。苦笑
演劇を活用して、こういうコミュニケーション問題を打開していく
結局は、お互いの信頼関係が構築できるかどうか…と言うところに
私の師匠、キャリーさんに言われたことがある。
人は自分を信用しなければ、絶対に自分の言う事は聞かない。俳優
ずるい言葉かもしれないが、やはりここに尽きると思う。
このエクササイズクラスのトレーニングは、まだ台本を扱わない。エクササイズクラスの中で「役」になることはない。
だからこそ、とてもプライベート内容になる。
よりセンシティブに・・・。
ある「感情」「衝動」を表現できない状態は、子供のころからの長い間の「習慣」の積み重ねなのだ。
例えば、最近のワカモノに特にみられる特徴だと思うが、「はみ出さないようにする」
仲間からはみ出すことをとても恐れる。
妙に仲良しなのだ・・・
イジメが陰湿になり激しくなっていると聞く。SNSの影響が大きいようだ・・・
その結果、自分が感じていることがストレートに言えない。
それが積もり積もって「怒り」になっていたりする。それに気づかず、感情が出せない。
この社会的問題はちょっと置いとして、俳優としてはそういうことの積み重ねが、その人の俳優としての言葉を空虚なものにし、ひいては存在感を希薄にしている。
そこに立ち向かうレッスンだ。
このレッスン期間は、心はとてももろくなり不安になったりする。
社会を生きているために手に入れた鎧を脱いだ状態だからだ。
そんな中で自分をわかってくれる人がいる…それは大きな力だ。
そう思ってくれたから、信頼してもらえたようだ。良かった。
いや、その結果、いい役者になってもらえたら・・・
昭和のおばさんにできることだったら、できる限りやるよ!
だから、1人でも多く、まっとうな方法で(早く日本はオーディシ
私も負けないぞ!頑張ろうっ・・・と。
で、連休後のキャンペーン&シーンクラスも引き続き大人数。キャンセル待ちまで出ている。
嬉しい限りだが、こっちも責任重大!
さあ、みんな、今度は頭・脳みそを戻して、しっかり調べて考えて・・・!
芝居、やるぞーーーーー!!!
2025年
2月
27日
木
急日程のキャラクター&シーンクラス終了。
なんか、私、いつもバタバタしている。
今回は、何度も出ている人と初シーン組に別れていて、私としても発見が多かった。
まずは、何度も参加のメンバー
本当に成長が止まってて、、、笑 (これを読んだら怒ってるかも…笑)
でも今回、何かを突破した!
そんな時、人は理屈じゃない。顔付きや言葉の端々が変わる。内側から何かが滲み出してくる。
ああ、苦しかったんだろうな。。。
嬉しい
私は、心からほっとする
こっちの言い分だけど、苦しんでいる役者相手に「違う」と言い続けるのは、楽じゃないのよ、、、
私も役者なので相手の気持ちは分かりすぎて、、、
俳優が直面する壁は10人いれば10通り。こっちは「え?!ここで止まるの???マジか!なんでよ!」となるのだが、その俳優の個性、環境(つまり、どういう仕事やレッスンを受けていて、普段何を言われているか…)。もう千差万別。最終的には本人が見つけ出すしかない。私はその手伝いしかできない。
「待つ」のみ!
とにかく、スキルを手に入れて現場に羽ばたいてくれる事を願うのみ!
で、新人チームですが、、、
二つに分かれる。
すでに現場経験や、色々なレッスンを経ている人は、もう何が課題か…ぶっちゃけ言えば、今までどんなダメ出しされて来たかわかっている。
それを克服したくて来ているのだ。
だけどね、頭ではわかっているけど、これが中々出来ないのよねー 笑笑
ほぼエクササイズクラス的な要因の場合が多い。
こういう役者さんは、それを乗り越えれば、芝居の経験はあるのでスラっと成長する。
打ち上げでは、自分で納得いくまで出来なかったのだろう「もう、何が何だかわからない!」と落ち込んで、先輩メンバーに「僕もそうだった」話を聞かせてもらっていた。
頑張れ!頑張れ!乗り越えろ!!!
それを超えたら新しい美しい草原がキミを迎えてくれるのだ!!!
そして、演技も新人さん。
こちらは、何をやっているか終着駅をミッシングしていた。
エクササイズクラスでは、普段表現できなくなっている衝動・感情を…。
キャラクタークラスでは、人には誰もかれも歴史がありドラマがあることを学習する。台本の中に出てくる役はなぜそんなことになっちゃっているのか、なぜそういうことをやるのか…その理由と共感し演られるように学習する。
その積み重ねの上でのシーンクラス。
ところが、その日その日の私のコメントで、それだけにとらわれ、結局表面的な結果になってしまった。
例えば、ある時は深い感情が表現できて、「よかった」となって、「でも、キャラクターが、なんかいい子過ぎるよね」みたいになったとしたら、次回はキャラクターいいのだけれど全然切なくないじゃん!!!…という感じ。
これも舞台の稽古場なんかではあるあるだ。
「一個だけできればいいってもんじゃない!」(笑)
そして、役者はつい無難な演技をする。演出家にダメ出しをされない演技を・・・・
つまんないじゃん!!!
まず、自分を表現しないと・・・
誰がやってもいいっていう演技になっちゃうよ。
奇をてらって…ではない。丁寧に積み上げてこそお客様に感動してもらえると、私は思っている。
頑張れ、ワカモノ!!!
いつもよりももっともっと怒涛のキャラクター&シーンクラスだった。
でも、やっぱり「芝居は面白い!!!!」
みんな、懲りずにまたやろうぜ!
次回キャラクター&シーンクラスは連休明けの予定!
レッスンに興味を持っている俳優の方々、ぜひ一緒にやりましょう!
エクササイズクラスは3/24からです。
まだまだ定員空いてます!(笑)
急日程のキャラクター&シーンクラス終了。
なんか、私、いつもバタバタしている。
今回は、何度も出ている人と初シーン組に別れていて、私としても発見が多かった。
まずは、何度も参加のメンバー
本当に成長が止まってて、、、笑 (これを読んだら怒ってるかも…笑)
でも今回、何かを突破した!
そんな時、人は理屈じゃない。顔付きや言葉の端々が変わる。内側から何かが滲み出してくる。
ああ、苦しかったんだろうな。。。
嬉しい
私は、心からほっとする
こっちの言い分だけど、苦しんでいる役者相手に「違う」と言い続けるのは、楽じゃないのよ、、、
私も役者なので相手の気持ちは分かりすぎて、、、
俳優が直面する壁は10人いれば10通り。こっちは「え?!ここで止まるの???マジか!なんでよ!」となるのだが、その俳優の個性、環境(つまり、どういう仕事やレッスンを受けていて、普段何を言われているか…)。もう千差万別。最終的には本人が見つけ出すしかない。私はその手伝いしかできない。
「待つ」のみ!
とにかく、スキルを手に入れて現場に羽ばたいてくれる事を願うのみ!
で、新人チームですが、、、
二つに分かれる。
すでに現場経験や、色々なレッスンを経ている人は、もう何が課題か…ぶっちゃけ言えば、今までどんなダメ出しされて来たかわかっている。
それを克服したくて来ているのだ。
だけどね、頭ではわかっているけど、これが中々出来ないのよねー 笑笑
ほぼエクササイズクラス的な要因の場合が多い。
こういう役者さんは、それを乗り越えれば、芝居の経験はあるのでスラっと成長する。
打ち上げでは、自分で納得いくまで出来なかったのだろう「もう、何が何だかわからない!」と落ち込んで、先輩メンバーに「僕もそうだった」話を聞かせてもらっていた。
頑張れ!頑張れ!乗り越えろ!!!
それを超えたら新しい美しい草原がキミを迎えてくれるのだ!!!
演技も新人さん。
こちらは、何をやっているか終着駅をミッシングしていた。
エクササイズクラスでは、普段表現できなくなっている衝動・感情を…。
キャラクタークラスでは、人には誰もかれも歴史がありドラマがあることを学習する。台本の中に出てくる役はなぜそんなことになっちゃっているのか、なぜそういうことをやるのか…その理由と共感し演られるように学習する。
その積み重ねの上でのシーンクラス。
ところが、その日その日の私のコメントで、それだけにとらわれ、結局表面的な結果になってしまった。
例えば、ある時は深い感情が表現できて、「よかった」となって、「でも、キャラクターが、なんかいい子過ぎるよね」みたいになったとしたら、次回はキャラクターいいのだけれど全然切なくないじゃん!!!…という感じ。
これも舞台の稽古場なんかではあるあるだ。
「一個だけできればいいってもんじゃない!」(笑)
そして、役者はつい無難な演技をする。演出家にダメ出しをされない演技を・・・・
つまんないじゃん!!!
まず、自分を表現しないと・・・
誰がやってもいいっていう演技になっちゃうよ。
奇をてらって…ではない。丁寧に積み上げてこそお客様に感動してもらえると、私は思っている。
頑張れ、ワカモノ!!!
いつもよりももっともっと怒涛のキャラクター&シーンクラスだった。
でも、やっぱり「芝居は面白い!!!!」
みんな、懲りずにまたやろうぜ!
次回キャラクター&シーンクラスは連休明けの予定!
レッスンに興味を持っている俳優の方々、ぜひ一緒にやりましょう!
エクササイズクラスは3/24からです。
まだまだ定員空いてます!(笑)
2025年
1月
21日
火
2025 ファーストコンタクト!(笑)
エクササイズクラスが延期になってしまったので、しゅんとしていたのですが、リピテションクラス大盛況!!!!マックスの人数で開催!!!
何が起こったの??!! 天変地異、起こらないでね!爆
数年ぶりの方々も参加
地方で数年にわたり劇団をやっていた役者さんがカムバック
エクササイズクラスだけしか終わってないけど、もうオーディション受けまくりで頑張ってきた人
みたいな方々と、去年くらいから常連となって精進していた人たちのコラボリピ!
継続チームも久しぶりチームも、現場でスキルアップしてくれてました。
みんながエクササイズクラスでたどり着いたところからさらに深い表現へ進んでくれていて、最高な出だしでした!
もーーーー、新年、明けましたぁぁぁ!おめでとうございますぅぅぅ!
複数人数のリピテションも復活しました。
基本、2人でやるリピテションも複数人になると、それだけで人間関係が出来、個々の感情表現も豊かになっていきます。
3人いて、関わりあうってことになると、2対1みたいになって、
「こっちむいてぇ!さびしいぃーーー!」と大声出してくれたり、わざとこっちの人を奪っちゃうヤツが出てきたり・・・・
それだけで面白い!!!!
お客様は、「ったく、人間って!」という「うふふ」な気持ちになる。
表情たっぷりの写真集をお楽しみください!
新年の素敵なスタートが切れた。
俳優の皆さん、色々大変な時代になって来たけど、、、頑張ろう!!!!
止めないならやるだけ!!!!
2025年
1月
04日
土
2024年
12月
24日
火
暮れも押し詰まって、懲りずにリピテションクラスでした。
さすがに少人数で、しかもみんな忙しく、遅刻や途中で体調不良早退など。
なんか、今の日本を投影した感じ・・・苦笑。
でも、なんか、スゴカッタ!
2024年を記念して最後の花火を打ち上げたかのような、激しいリピテションでした。
「今日って、ディープだっけ?」(笑)
ただリピテションなのに、怒号、号泣が乱れ飛び、悪魔の笑いが響きわたる💦
みんな、何があったの!!!!
って、冗談はさておき、今年熱心に通ってくれた人たちだったので、「開いて」いる。
今までよりもう一段階深いところへ進んだ気がする。
何度も書くが、「泣く」とか「怒る」が出来ることも大切だが、その結果、その俳優のほんとの顔が見えてくる。
プライドとか、社会的な顔が取れたまさに素顔。
それが俳優として何より魅力的だ。
一人の役者さんが、別の演技レッスンも受けている話をしてくれた。
私はよく知らないのだが、感情には着目しないで「身体が語る」ことを基礎とする(すみません、こんな感じの説明だったと思う)。
その先生に「身体から全然、訴えてこない」と言われた・・・と言った。
マイズナーでは、感情を言葉にして出すが、これは言葉で出さないようにして、身体からにじんで出る・・・ということをやるので、ずいぶん違うなぁ・・・と思ったそうだ。
いやいや、私に言わせれば違わないでしょ!
それを説明した。
こっちでも体を「緩める」というのはずいぶんやる。
感情というインナーの衝動を体・言葉に繋げて、表に出す・・・ことをやっている。
おそらく、彼女の言ったやり方は、同じことの過程の中で「言葉に出す」をやらず、身体で表現することをやっているのだと思う。
体の方が正直でストレートだからね。
※掲載した写真をご覧ください。
リピテション中の役者さんは、まるで、打ち上げでみんなとワイワイやっている時と同じように、それに近い、リラックスした体をしています。
なぜ、そのコが「違う」と思ったか。
それが彼女の課題なのだ。
やはりこっちでも、自分で体を緩ませてインナーを表現することは苦手なのだ。
そこをわかってくれたらなぁ・・・・嬉しいんだけど。
久々に書きますが、
「演技レッスンにいい・悪いはない!
自分に必要ならどんなものでも、それはいいレッスンだ!」
そして
「まっとうなレッスンなら、入口は違っても必ず同じ頂上にたどり着く。」
俳優の皆さん、自分が「必要」と思ったら、結果が出るまで何があっても続ける!
これしかない!
みなさん、一年お疲れ様でした。
来たる2025年も、がんばっていきまっしょい!!!
ちなみに 1~2月エクササイズクラス 絶賛募集中です!
ご興味のあるみなさん、ぜひぜひ!
お待ちしております!!!
2024年
12月
05日
木
今年も最後のキャラクター&シーンクラスが開催出来ました。
今回は4人のキャラクタークラスの参加者。
見学に来てくれた見学メンバーの一致した意見、「やっぱりキャラは重いですね~」(笑)
それは、生きている人間には誰にもがドラマがあるということ。
この20年、「実在の人物を演じる」というレッスンを続けていて、参加俳優さん方が、もうそんじょそこらの連ドラに負けないくらい生々しい経験をしている方々を見せてくれました。
実在の人物、多くはキャストの家族を演じています。
これまでの20年で、、、
第二次世界大戦、日本が無条件降伏し、その情報もよくわからないまま満州から引き揚げたおじいちゃん。後ろからソ連兵が追いかけてきていた・・・
新興宗教団体に老後に資金を全部寄付してしまった母親。
リーマンショックで自分の会社が潰れて自殺した父親。
などなど
本当に参加俳優の家族だったのです。
そのレベルのスゴイ家族を、昭和の私は「火サス」チームと呼んでいます。(昭和の「火曜サスペンス劇場」くらい劇的…という意味)
その人々は、参加俳優さん方の2~3割も・・・。
考えてみてください。
そこにいる人々の2~3割はニュースのメインになってもおかしくない人生なのです。電車に乗って同じ車両に10人いたらそのうちの3人くらいは、こんな感じの人生を背負っているかもしれないのです。
そう思うと何気に見ているドラマや映画がどれほど身近なものか・・・!
そこまで「劇的」ではなくても、普通に生きている人間には、人生で一回くらい「死にたい!」と思う事はあるはずです。99.9%死なないけど!
「消えてなくなりたい」「なんでこんな親のところに生まれたんだろう!」エトセトラ・・・
失恋、いじめ、死別、事故・・・
人はみんな、そんな思いを心に秘めて笑っている。。。
このキャラクタークラスを経験していただくと、そんな「人間のドラマ」を体で実感して台本を読めるようになっていけると思います。
それを通過しての、シーン。
今回は5名。
革命後の復讐劇や引きこもりの娘の将来を案じる、キャラの濃い母親などなど。
革命さえなかったら、この人たちは普通に生きていた・・・でも・・・
まずは、みんな「普通」の人たちなのです。それを見失わないで演じていかなくてはあなりません。
人はみな、「そんなひどいことはやりたくない」と思っていても、「やらなくては自分がやられる」「身内がひどい目にあった」「つい魔が差した」「こんなになるとは思ってもいなかった」・・・
気が付いたら「普通」の自分が、他人を殴っていた、女を強姦していた、盗みを働いていた・・・
(アレ?それって最近の「闇バイト事件」でよく聞く状況・・・って思いませんか?)
その台本のような状況になるのです。
そこをブレずに演じることがいかに大変か・・・!
「引きこもりの娘の将来を案じる母親」と聞けば、「いい母」「気の毒」なんて思うじゃないですか。でも・・・その母の性格は・・・超ウザい!ああ!(笑)
あるある・・・・これがリアルだと思いませんか?
そういう人、私の身近にもいます(笑)。
「生きる死ぬ」ではなくても、登場人物の心は大きく動いている。
いや、「生きる死ぬ」でないから、台本からその繊細なドラマを読み取り、演じるのはとても難しいです。
かれらの人生を体に落とし込んで、お客様の前に存在する!
それが出来れば、お客様の心をも動かくことができます。
今回、3名の見学者が来てくれました。
多くのシーンで、「息が詰まった」「はーーー深呼吸したい」「いいキャラだった」との感想をいただきました。
そんなキャラシーン。
見学メンバーも合流して、打ち上げ、大騒ぎでした!
エクササイズ以上に、なんだかわけのわからないところが開いてるっていうか、ナチュラルハイっていうか・・・、もううるさいうるさい(笑)
見学の方々もなんか、役者チーム以上にハイでした(爆)
今回は、そのハイな打ち上げ中の写真もアップしてみました。どうぞ見てやってください。
2024年
10月
28日
月
久しぶりのディープ1エクササイズクラスを開催出来ました。
コレ、毎回言ってますが、ディープはディープでした!
そもそもウチのワークショップは
「泣けない」
とか
「セリフに真実味がない、嘘っぽい」
とか言われることに対応出来る練習です。
演じていてなぜ「泣けない」のか?
・・・そりゃ、フィクションだからそんなに都合よく悲しくなんかなれないよね!
って、全くその通りなのです。
2024年
10月
20日
日
舞台のお仕事も終わり、リピテションクラス再開です!
久しぶりのメンバーさんが来てくれました。
そして、いつものメンバーの方でも、新たな自分の行動を発見したり・・・
やはりリピテションは面白い!人間の行動は深い!
今、ディープエクササイズクラスが始まりましたが、俳優にとって人間の「オートマチックな行動」に向き合う事の大切さをあたらめて感じます。
それは、対、相手との距離の持ち方・・・とでも言いますか・・・
つまり、我々役者は今日会った他人と「恋人役」とかやるワケです。
「私は役者だから、どんな相手でも平気!」な~んて、はっきり言いますが、嘘です!
そんなワケない!!だって人間ですもの。
本当は「私、こういうタイプの男性、苦手なのよね・・・」とか、ちゃんと「感じ」ている。
でも、なかなかそれが自覚できない。
それは、役者の心理としては「やらなきゃダメ、仕事だもの、出来ないなんて言えない・・・!」
だから自分で自分をごまかしていく。
そうすると魅力的な演技にならない・・・
大事なことは、まず、「私、この人苦手」ということを自覚できること。
そこから、色眼鏡をかけず、その瞬間瞬間の相手を本当に感じ取って、ゆっくり相手との距離を掴んでいくこと。
同じ目標を持っているもの同士、どこか共感できるところは必ずあるはず!
久しぶりに来てくれた役者さんが「最初より全然改善されている」と言ってくれました。
しっかり、今の自分を自覚して挑んでくれたことが嬉しかったです。
で、今回も、ちょっとだけ台本、やりましたーーー!
今回のテーマは、長ゼリをどう聞くか・・・!
今月初めまで、シェイクスピアやらギリシャ悲劇のセリフがちりばめられたワケのわからないタイプの難解系芝居に出演しておりまして・・・
「長ゼリを聞く」というのを死ぬほど練習いたしました!(笑)
その成果をおすそ分け!
ちゃんと聞いている人の存在の仕方は素晴らしかった!!!!
来月からのキャラクター&シーンクラスに活かしていきたいと思います。
2024年
9月
03日
火
9月に私が舞台の稽古中で出来ないため、8月2回目~~~~!
続けて参加してくださる俳優さんは、やはり伸びる。
どのレッスンも同じだろうが、継続は力なり!だし、鉄は熱いうちに打て!ということだ。
そして、面白い!!!!
人間が生き生きと動いている。
これを台本で出来るようになって欲しい!!!
で、最近人数が参加少ない事と、ウチのワークショップは「プロのための・・・」とか看板を掲げているので、みなさんオーディションやら舞台本番やらをやりつつ、参加してくれている。
そのためにも、メンバーをみつつリピテションクラスの後半、短いセリフを使ったゲームで、台本のシーンに、このリピテションというのがどう生きてくるか・・・という練習を組み込んでいる。
今回はほんの半ページのセリフを使って、相手を説得するという練習をした。
感情をバンバンぶつけるのではなく、「やり取りする中で感情も生まれてくる・・・という事」が出来るだけ明確にわかる場面を頑張って選んでみた。
いや!やはりリピテションが上手くいっている人たちのシーンは面白い!
どんな場面もそうだが、
役の人物で、その場に居て、相手と交流!これが出来ればとりあえず「おっけー」ですよね!
それを妨げるものとして、
①俳優個人の緊張とか・・・自意識とか・・・
②台本の読解が出来ていない・・・
③なんなら、セリフ覚えてない・・・・かぁ(笑)
3つ目は「覚えろよ!!!」で終わりだが、①と②は職業訓練が必要。
言わせていただけるなら、2つ目は演出家とか監督とか、誰かが説明すればかなり理解が出来る。だが、そこから自分の体に落とし込んで、役として立ち上げていく・・・・これが専門職たるゆえんだと思う。
ウチのワークショップは、①の部分に特化したエクササイズクラスを用意して、そこから台本に向けて発展させていく練習方法だ。
だから、短いシーンなら「読解」とかはさほど問題ではない。リピテションが上手くいっていると、そのシーンは面白くなる。
リアクションの取り方もわかってくる。
相手のセリフに「反応」していれば出来るのだから。
これをやっていると、演技初心者の人が今まで「ここでうなづいてもいいのかな・・・」とか、なぜか思っていたのが、嘘のように自由になってくる。
いいぞいいぞ~~~~
みんな、オーディション受かれぇ~~~~~~!!!!!
10月は楽しい楽しいディープ1エクササイズクラス。(ディープですよぉ~)
11~12月にキャラクター&シーンクラス。
来年の1~2月にエクササイズクラス。
見学歓迎!!!!
楽しいです!!!!キツイけど・・・・(笑)
2024年
8月
07日
水
前回のエクササイズクラス終了後、初めてのリピテションクラス。
前回初参加メンバーが何人も来てくれました。
その人たちが、全然戻っていない、むしろ進化していて・・・感動!!!
で、私のスケジュールの都合でしばらくリピテションクラスが出来ないかも・・・という事情で、「目的」のゲームからの、ほんの短いシーンへの移行の練習を入れてみました。
そのときにも、エクササイズで手に入れた個性を失わず、さらに相手とのやり取りもちゃんとできて「セリフ」言えました!
印象的だったのは・・・
〇俳優1:とってもしっかりした感じの女性
エクササイズでは、その人の弱い部分、「怖い」とか「つらい」みたいな・・・、これらは普段出さないので、演技してもなんかムダに頑張っている、力入ってる感じ。
その彼女が、「怖い」を隠さないで演じてみると、なんか弱いんだけど一生懸命なキャラがすんなりやれた。いやいや全然セリフ通りだよ!オーディションならなんかすごく印象的。
〇俳優2:真面目な感じ?自分を出さないと言われていた若手新人
エクササイズ中、特にシェアしているとき、そこコがおもしろいと感じる人にツボるようになった。
ゲラだったのだ!
ちゃんとしてないと「変なヤツ」と思われると、無意識に抑えていたようで・・・
その彼、リピテション中には「涙ながらに相手に要求する」「絶対引かない」状態に入り、相手に「めんどくせー」を連発されていた。場内爆笑!
セリフでは、なんだか自己中な、めんどくさい、自意識過剰な、すぐマウント取りたがるワカモノを「演じ」られた。これもセリフ通り! そして場内爆笑!
役者の個性が爆発してくれて、嬉しいよーーーー
ちなみに、9月のリピテションクラスはお休み・・・ですが、代わりに8月29日にもう一回やるよーーー!!!
2024年
7月
19日
金
終わりました。。。
もう!!!7月初めから35度って何!怒
ただでさえウチのエクササイズはみんな死ぬ思いなのに・・・!
2人ほど途中、熱中症っぽくなりました。
と、1人は押しとどめていた感情をさんざん出しまくったら、すっかり元気、イケイケ状態でしたが・・・(笑)
エクササイズクラスは最近、いつもなんだか似たタイプの人が集まる傾向です。
今回は、みんな「おとなしいです、私」的なメンバーでした。
いやいや、こういう人たちに限って・・・
という私の20年の積み重た経験値は大当たり。
もう、エネルギー強い強い。
俳優目指してて「おとなしい」と、周りから言われてる人、そういう人はエネルギーをため込んでるんですよ。これを「出す」ことを覚えれば、私みたいに一見強そうに?しっかりしてるように見せてる人より数段エネルギー強いです。
そういう方々、「おとなしそうに見えて頑固」とか言われてませんか? (笑)
内在したエネルギーを出しまくった10回でした。
今回興味深い発言は、もう最後の方に差し掛かったころ、とある男性がシェアしているだけで泣き出してしまうように楽器が開いた女性を見て、「僕はそんなに急に感情を出すことができない」と悔しそうに言った。
私は「えーーーーー!!!??? ちょっと〇〇ちゃん」
と別の女優さんに声かけた。
そしたら悔しそうだった俳優さんが、「ぶっ!」と噴き出して大笑い。
いや、その彼のツボにはまる女優さんの顔を見ただけで、ただ顔を見ただけ・・・
「急に感情出るじゃん」
と私。
俳優くん、すっごい納得!
なんか、役者で「感情表現」と言ったら、「泣く」とか「激怒」とか、なんなら若手の男性諸氏は「殺人」とか「世界を救う」的な、つらい・・・負の・・・感情ばっかりに目を向けがち。
特に日本は「マジメ」なお国柄だからかもしれませんが。
いやいやいやいや・・・・
笑う、おちゃらける、アホ丸出し
大事大事!
アホになれないと役者は出来まへん!!!
その彼は、まだまだ俳優になって年月が浅い若手さんで、やはり「レッスン」に来る以上真面目に・・・という頭が働いていたのでしょう。
もちろん、真面目にやっていただかなくてはダメですが、その彼がツボってゲラゲラ大笑いして、いつまでも止まらないのを見てたら、こっちまで可笑しくて・・・。それはお客様に笑いを届けているのです。
無事全員元気で10回を駆け抜け、打ち上げは大盛り上がりでした。
久々に酒豪女子が揃ってて・・・。最近のワカモノには珍しい。
自称「おとなしい」女子は酒豪なのか???? (笑笑)
2024年
6月
14日
金
先日、リピテションクラス開催!
これはエクササイズクラスが終わった方々のキープアップクラス。
最近は、常連も増えたためにリピテションだけではなく、参加メンバーの顔触れを見て「目的」を入れたシアターゲームみたいな稽古も取り入れている。
これもなかなか楽しい!
基本的には、ここは「リピテション」を基本として練習する。
リピテションという練習方法はサンフォードマイズナーさんのまさに「グッドジョブ」!
世紀の発明だと思っている、少なくともとっては・・・!
演技にとって一番大切な「相手」「感情を伴った相手との交流」のためにこんなに的確な練習はないと思っている。(もちろん「すべての俳優に」なんて「絶対」トークをするつもりはないけれど・・・)
でも、そこから台本の演技にむずびつけるのが難しい人も確かにいる。
アクターズワークスのエクササイズクラスでリピテションを経験しただけで「今までわからなかったことが、もう雲が晴れるみたいだった。オーディションにも受かるようになった」という人ももちろんいるが・・・。
「感情」を出しただけでは「演技」ではない。
色々な俳優がいる。
旧大全とした演技方法で、自分だけで芝居を「お上手」にやるタイプ。
映像演技で、アップ撮る感じで一人でカメラ前で「泣く」とか「怒る」とかで「OK」と思っているタイプ。
「言葉」では表現できるけど、連動して身体が動かない人。
逆に身体は動くけど「声」が出ない人。
などなど・・・
人によってポイントは様々。
その役者さんのどの部分が、課題として残るか、それはその人それぞれだ。
昨日はたとえば、「身体が動かない」タイプの人がいて、これがなかなか面白かった。
「とにかくリピテション中に体のどこかを動かしていて!」というノルマを課してリピテションスタート!
いや、「動く」と思えばうごくのよ!
探っていくとやはり、身体を動かすとエネルギーが相手に伝わり、そしたら必ず相手からのリアクションが返ってくる。「それが怖いのよぉぉぉ~」とリピテション中に叫んでいた。
あきらめろ! わはははは・・・・爆
何度も言いますが、我々トレーナーは自分の信じる様々な演技訓練方法で声・身体から演技に結び付けようを懸命にやっている。(もちろん!)
俳優各自がそのことによって、自分の課題を見つけ、それをクリアするレッスンを選んで受講して欲しい。
その人一人一人の大切な人生だから。
パワハラ、セクハラに負けず、そんなトレーナーや演出家はあっさり無視して、自分の本当のキャリアアップに邁進していただきたい。
先日のリピテションで、改めて心に染みてきたことは・・・一人の女優さんの発言。
演出家に「〇〇さんは、なんでそんな風に役を解釈するの?違うよね。」と言われ、改めて「私が世界標準じゃないんだ」としみじみ思った・・・と。
エクササイズクラスを経験すると、自分の備わっている価値観とか、ものの見方がどういう状態かがよくわかるようになる。
その女優さんは、精神的にかなりハードな人生を歩んできた。エクササイズクラスでも泣きわめきまくっていた。
そんな彼女だから台本をもらった時に、自分の「役」を無意識に自分と同じだと思って読んでしまう。「親子関係ってそんなものだ」という価値観がしみついているのだ。
台本では「両親に愛されて幸せに育った」女性なのに、本人を投影しすぎてしまう。
だから演出家に「〇〇さんは、なんでそんな風に役を解釈するの?違うよね。」と言われるまで、自分のキャラクター作りの何が違うのかわからなかった・・・と。
そして、エクササイズクラスで発見したことを改めて「こういうことか!」と。
そういう事なんだよね。。。
もちろん頭ではわかっている。
役者はおそらく自分よりもハードな人生の役を理解する方が楽なのかも・・・。
「親を殺した」な~んて設定だと、もう、ずーーーっとそれを探り続け、やっと本番までに入口くらいまでたどり着く?(笑) そんな毎日を過ごすだろう。
逆は・・・・???
自分より幸せな生い立ち。。。
私も・・・、いや、私はそんな劇的な悲劇を背負って生きてきたワケじゃないのですヨ・・・、キャラクタークラスの時「親には文句はない。ほんとによくしてくれた。大好きだ。尊敬している。僕もああいう父親になりたい。」と言ったワカモノに唖然とし、どっか信じられなかった。(よっぽど性格が悪い?・・・笑)
台本を、出来事を俯瞰で見るって本当に難しい。
でも、それをこのエクササイズとリピテションがわからせてくれ、自分ではない「役」という人物の人生に導いてくれる。
なんて素敵な仕事なんだろう!!!
皆さん、暑さの中のエクササイズクラスは超ハードですが・・・ぜひ一緒にやりましょう!!!!待ってるよーーーー!!!!
2024年
6月
02日
日
今、エクササイズクラス募集中。
そしてとある所でワカモノたちの演技指導のお仕事をしている私。
エクササイズクラス募集中ということもあり、「エクササイズクラス」って何なのよ?という疑問にお答えするような解説文を書いてみようと思います。
アクターズワークスでは
エクササイズクラス → キャラクタークラス → シーンクラス
と3つの段階を設けている。
何故か?
それは、よくやられている「短い台本を使った演技のレッスン」の「ダメ出し」はごちゃごちゃしていてわかりにくいからだ。
例えば今流行ってる「野球」(大谷サンか?(笑))なら、
基礎トレーニング → バッティング練習 → ゲーム練習 からの 本番の試合
こんな流れかな?細かくはわからないけど・・・。
試合を勝ち抜くためにオフの時に、筋トレして体を作って(オオタニサンは「一回り体が大きくなった」とか言われてますよね)、その後バッティング練習でフォームを確認したり、投げてもらっていろんなコースの球を打つ練習してるよね。
体は出来てきたけど、フォームが良くない・・・とか、カーブが打ちにくいとか、
この選手はどこが弱点で何をしたからよくなった!ということがわかりやすい!
それに比べてなんで芝居の稽古はごちゃごちゃなんだろう?と私は思っていた。
レッスンと言えば演出家・監督が「キミはここが違うんだよ」とか「ここはいいけど、なんでここは出来てないの?」とか「この場面のこの役はもっとつらい設定だよね」などなど。
言われてることは頭ではわかるけど、どーすればいいのよ?!ってなる。
これをもって「ごちゃごちゃ」と言っている。
野球になぞらえて・・・
〇基礎トレーニング
演技の基礎って何だろう? 発声?身体訓練?
多くの考え方があるが、そこで私が学んだマイズナーテクニックでは「感情表現」と「交流」になる。
「感情表現」を様々なエクササイズが、「交流」をリピテション練習が担っている。
〇バッティング練習=技能トレーニング
全部がイコールではないけど・・・
ここを一応、「キャラクター作り」と「台本の読解」にしている。
〇ゲーム練習
これは間違いなくシーンをやってみる練習。
私がマイズナーテクニックのこのメニューに基づいたレッスンを受けた時、なんだかほっとした。
自分の欠点がどこなのか、すごくよく分かった。そこを強化していけばもっと上手くなれる!と。
演技を習得したいワカモノ、ダメ出しされて悩む俳優さん方も、自分のどこが肝なのかわかったらもっと上手くなると思わないだろうか!!!
雇われシーンレッスンで、教えてても思うのだ、「彼は自分の起こった感情・衝動をもっと出すことが出来たらこのシーンクリア!だって台本は読めてるもん」とか「いやいやいやいや、さめざめと泣けてるけど、それはただのアナタの個人的感情。台本違うだろ!」とか。
「感情・衝動」を出すのが苦手なら、集中的にその稽古すれば上達は早いだろう。
台本読めてないなら、読解に力を入れようよ!
とってもシンプルだと思いません?
役者って、オオタニサンのように100何キロ?の小さい球をほんの何センチの木の棒でぶっ飛ばす身みたいな普段しないことをしているわけではない。
素人でもわかる「私には出来ない技」と。
それに比べて演技って、「話す」とか「泣く・笑う」とか、ひいては「息をする」とか・・・普段人間が生きてて普通にやっていることの積み重ね。
その中で、普通の人が出来ないことを身に付けるのが俳優と言いう仕事。スタートからわかりにくいよね(笑)
ただでさえややこしい演技の中で、自分のしっかりの訓練すべきポイントをしっかり見つけて、「演技」という「技」を身に付けたい!
「きっと私みたいな人がちょっとはいるに違いない」と思い、私はこのワークショップを続けている。
俳優を目指すワカモノたち、世間の「タイパ」に負けずしっかり2時間の物語を演じられる俳優になろうぜ!!!!
2024年
5月
29日
水
キャラシーンクラス終了。
気候変動で、女子チームの体調がボロボロ(風邪、自律神経失調症、からの良性発作性頭位めまい症まで。なんで男はこんな中で元気なの!!!)・・・の中、助け合ってみんなで最後まで走り切りました。!
今回は、キャラクターの人はエントリーがなく、シーンクラス3組でした。
でもしぶとく来てくれている再々?受講組が多く、内容の濃いレッスンになりました。
ある人は自分の苦手なキャラに・・・ある人は大作に・・・チャレンジ満載でした。
特に嬉しかったバージョン2つ!
養成所で演出に「違う」ばかり言われてたコ。
天然タイプで、確かに自分の感情のコントロールはむずかしい役者さん。
エクササイズクラスではとても苦労していました。最初は相手をシャットアウトして引きこもるか相手を殴りそうになって威嚇するか二択(笑・・・いや笑ってる場合じゃ・・・)
そこから約1年半。
地道に執念深く通ってくれ、相変わらず自分のことを説明する言葉は下手ですが、シーンにおいては天性のカンを発揮!相手との交流は天才的!
だんだん細かい読み込みもできてきて、一つコメントすると次には必ずそれをクリアしてくれました。
そして、根が天然なので毎回新鮮で面白い事この上なし!
養成所でも「変わった」と言われているみたいで、「次は一緒にシーンやりたい」とオファーを受け、みんなから「最大の誉め言葉」と言われていました!!!!
よっしゃーーーー!るんるんるん!!!!
新劇から、一人芝居が多い役者さん。
この方もド天然で・・・
いや、マジで、、、天然の方って自分を社会に適応するために完璧に自分の感情を抑えて世間に合わせている方が多く、自分の正直な感情をオープンさせると暴走する人がたくさんいます。野生動物みたい。。。
読み合わせでは上手くいってたのに、立ちに入ったらイキナリ「昔の新劇(ディスってません!絶対!)風のお芝居」を始めた。
なにこれ~~どしたぁ~~~~ って感じ💦
大きな舞台の役者さんでいるタイプです。
まずは「普通にしゃべろう!」
映像の演技というわけではなく、目の前の相手にきちんとセリフを言って相手に言葉を届けるところから始める必要があります。
舞台は広い客席の後ろまで声を届けなくては・・・という思いから「大芝居」をする人もいます。それはちょっと誤解。(歌舞伎の方でも映像演技抜群の方はたくさんいっらしゃいますね!)
まずは相手との空間できちんと演じ、大きな舞台はそれを失しないで客席への意識をもってエネルギーを大きくしていくものと思っている。
そこから始めると、びっくりするほどの変化。
もう~~~~~出来るじゃん!
本人もびっくり(笑)
2パターンの「天然」
そういえば昔、そのタイプの人が「エクササイズ終わって野生に返る快感を手に入れたら、台本は檻だから、どうやって台本に合わせて自由に演じたらいいかわからない。」
と泣かれて、私もうううーーーっと考えて
「檻じゃなく、牧場くらいは広い。そこなら動物は自由に駆け回っている」
と言ったら、
「わかった放牧!!!! それなら出来る!」
と言って、それからは素晴らしく生き生き演じてくれたことがあった。
ずーーーーっと「放牧」って言ってましたっけ(笑)
天然の人って、そう見えない人が多いけど実はとても頭いい。前述のように、他者に説明するのが苦手なだけで、とても理解力にたけている人が多いです。
そこを見いだせたことは、私の自慢です!!!
るんるんるん!!!!
毎回この〆ですはありますが、やっぱり芝居は面白い!
これでなくっちゃ生きてるって言えない。
そんな役者さん方、ぜひぜひ一緒にやりましょう!!!!
※今回は受講俳優さんも写真に参加。大量写真集です!!!✌
2024年
5月
17日
金
先日シーンクラスがスタートしました。
どんな練習をしているか、お知らせしようと思います。
最初は
このクラス独特の 読み合わせ
リピテションからのシーンなので、相手との交流を最重視!
その読み合わせは・・・
まず、キャラクターを入れて、設定を理解しその状態になる。
※たとえば恋人とケンカするシーンなら、ケンカの理由を理解して、怒りの気持ちを感じ取る。
2024年
4月
26日
金
今年もショートシーンクラスを開催しました。
参加してくれた俳優さんが、最後帰る前に
「何かつかめた気がする」
と言ってくれた。
こういうのが最高に嬉しい!!!!
このためにワークショップとかやってんだよねぇ!
その役者さんは、あまり自分を言葉で説明することが得意じゃない人。
私は、シーンやった後とかエクササイズの稽古後で、「どうでした?」と必ず聞くんですが、そういう時「うーん、よくわからない」「なんかこう・・・」と言う言葉しか出てこない感じの、こちらでいう「動物系」の方。
勘で、感性で、芝居するタイプ。
その人がはっきりと「見え方が変わった気がする」「うまくいっているときは〇〇だとわかった」といってくれた。
よっしゃ!!!!
嬉しいよね、こういう時って・・・ニコニコ😊👆
ショートシーンクラスをやる目的は・・・
①当ワークショップは、段階を踏んでエクササイズクラス→キャラクタークラス→シーンクラス、と進んでいただくのでどうしてもシーンを演じるまで時間がかかる、それまでせっかくエクササイズなどで身に付けたことを生かせない・・・のも悔しいので、とにかく「演じて」いただく機会を増やすため。
②当方のカリキュラムでカバーできない、複数人数でのシーンや、「行動」に着目しての練習、などを入れる。
この2点くらい。
今回のポイントは、「大きな感情を持っているが、それを表にあらわさない」シーンの練習。
これも、マイズナーテクニックやらメソッドでは陥りがちの
「感情ばっかり追いかける演技になりがち」
の欠点をカバーするため。
二人のシーンにしましたが、どちらの役もしんどい背景を持っているが、表面は明るくしゃべるシーンです。
こういうシーンって、俳優が本当に空っぽだと、本当になーんにもない何だかわからない場面になっちゃうんだよねー(笑)
でも、やはり、台本の中で感情を爆発させてやり取りする場面より、こういうさりげない場面のほうが多い。こういう稽古も本当に大事だと思います。
芝居はゴールがないねー だから楽しい!!!!
少人数特訓だったから、またまた私も飛び入り!(笑)
※番外コメント
今回、役の片方が「あまりしゃべらないキャラ」
たとえばいわゆる「オタク」?
で、私がお笑いの「宮下草薙」っていうコンビの草薙さんのほうが、再現ドラマで構成されるクイズ番組で「突破ファイル」っていう番組があって、その中で草薙さんが出る「バイトシリーズ」があって、草薙さんはオタクの役、相手に必ずイケメンで出来のいい役のコとコンビっていうシリーズがある。草薙さんの決まり台詞が
「黙れイケメン!!!!」
って言うのがあって、ワタシそれが大好きで。こういう演技って俳優はできないよね・・・って話をしてたら、次の通しでそのキャラをパクるヤツがいて・・・
柚木「すぐパクるじゃない!ばかぁぁぁ!!!」
今ではパワハラワードですが、会場中(やった本人も)大笑い!
いや、楽しくていいんだけどねーーー 笑って溜息
2024年
4月
24日
水
4月のリピテションクラス、やりました。
少人数特訓となり、私も参戦!(笑)
リピテションには慣れた人たちなので、「目的ゲーム」をやりました。
リピテションはあくまでも基礎稽古。それが上手になるだけで「芝居」が上手くなるわけではない。
リピテションをやる意味は・・・
場面に流れる役の人物の感情を、俳優が感じ取れ、相手との交流で「動く」ようにする練習。
普通に「演技する」ことは、その感情の流れの上に「ほんとは怒っているんだけど彼女に嫌われるのが怖いので笑う」とか、「目立ちたくないから黙ってる」などの人間そのものの行動をやるのが演技!って説明してもいいと思う。
そして、その場面には役の人物が登場する目的がある。
例えば「プロポーズする」とか「仕事もらう」とか、もっと心理的なものでは「認めてもらう」とか。
「目的ゲーム」はリピテションからシーンに行く途中練習するようなもの。
相手と交流をなくさないようにしながら、自分に与えられた具体的な目的、「相手の頬っぺたにチューする」とか「靴を脱がす」とか、を果たそうと行動していくゲーム。
リピテションで培った相手との交流をなくさず、目的達成までの行動をしていくと、様々な葛藤やら感情の爆発やらの豊かな表現ができてたいそう面白い。
今回、急遽私も参戦した
自分のことを話せば、こんな感じの練習。
私は、相手の若手男性のジャケットを脱がす・・・という目的だった。
最初は、なんせワタシ、先生なので上から命令してみようと思いやってみたが、すぐ破綻。(笑)
「やばい、どうしよう」と思いつつ相手をいじっていたら、
相手も何かしらの目的を持ってるから何かしらの仕掛けをして来るワケで・・・
なんかちょっといじったら何故か大きくジタバタするので、チャンスを見計らって腕が上に上がったとき思い切ってジャケットをはがした。
そうしたら、ゾンビのように両手を振り回して迫って来たから、ホントに!マジで!怖くなって、大声で叫びながらジャケットを振り回してぶったたきながら逃げ回った。
この辺りではもう考える余裕もなく、ひたすら逃げる!
こうなると会場大爆笑。
ここでタイムアップ!
もう、床にへたり込む。
タイムキープしてくれてたアシスタントの俳優さんが「いやー、柚木さんが困ってる逃げ回ってるのが面白かったので時間延ばそうかと思った」(「き、貴様ぁ~~~!」心の中で・・・)
そう、人が本気で困っているとか、わめいて逃げ回るって、こんなに面白いことはない。
相手のコの目的は「私の頬にさわる」。彼曰く「ジャケットを取られて、あ、これだったんだ、と思ったんだけど、ジャケットを脱がせで挙げたんだから交換条件だぁ~~~と思って迫ってみた。」
って。
だからゾンビのように両手で迫って来たみたい。
改めてみんなで大笑い。
あー、やっぱ、芝居はおもろいワ!
エクササイズクラス募集中!!!
みなさん、一緒にやりましょう!
2024年
3月
29日
金
先日リピテションクラスがありました。
コロナ禍以来、少人数開催ばかりでしたが、先日は久々に人数が集まりました。
経営上のこと・・・ももちろんありますが(笑)、芝居は「相手」があって初めて成立する表現です。色々の人が一緒にやることがとても大切で効果が高いのです。
また、超久しぶりのメンバーもいて気持ちが⤴でした。
久しぶりの方も、最初は「新人」なみでしたが、終わるころにはすっかりリカバー出来てました。
さすがですね!
そして、久々メンバーでこのところ頑張っていらしてくださっている俳優さんが終わってからコメントをくれました。
「本当にとーーーっても楽しいリピでした!!
もしかすると次に順番が回ってくるかもしれないような状況で、他の人がリピをやっているのを観て、心の底から楽しめる余裕を持ててた自分に驚いています…!
2024年
2月
22日
木
いよいよ本格的に2024のワークショップが始まった気持ちです。
何度も何度も書きますが、「目指せ、自立!」です。
現場で演出家のダメ出しに対応できず、ほぼほぼ稽古場のさらし者。
他のワークショップで「トラウマ」とか言いたいほどヘコまされる。
誰にも何も言われない・・・自分がいい芝居出来てるとは思わないのに・・・、自分なんか相手にされていない。
などなど、みなさん誰でもご経験がおありと思います。(演出家やトレーナーのパワハラの場合は、別問題ですが・・・)
そこで前進するのをやめるのか、自分の納得する演技を手に入れてまた現場に打って出るのか!
人生の選択です!!!
さあ、辞めないなら行きましょう!
今回はまだまだ少人数ながら、初日からうるさすぎる(笑)メンバーで・・・。これでたった6人か!と言う思いでスタート。
それから稽古が進むにつれて、本来ならおとなしく(? 笑)なることもあるのですが、今回のみなさんは全員最後までエネルギッシュでした。
そして、怪獣が三匹出来上がりました。(爆笑)
いるよね、幼稚園のお遊戯室に、わがまま放題の怪獣のような子供。アレです。アレ。
アレが、三匹もいました!(笑)
想像してください。そんな彼らがそのエネルギーをぐっと抑えて怪しい塊のようになって稽古場にうずくまっている姿。
不気味で、妖しくて、近寄りたくない・・・笑
いえいえ、冗談はさておき、、、
そういう場合、そのエネルギーをまず解き放って相手と交流し、芝居に使わなくては!
もったいない!
それが出来ると、とってもいい顔になって、生き生きしてきます。
今回「自立」と改めて書いたのは、一定の演出家、監督、トレーナーの価値観に縛られるワカモノが、一定数いること。
ま、自分が若いころを振り返っても、芝居を始める時に「養成所」とか「劇団」とかになると閉鎖社会だから、そこで「ダメ」とか「それは違う」とか言われると、もうそれでどこにも出口がなくなった挫折感を抱きますよね。
本当にダメかもしれない、自分は役者に向いてないかもしれない・・・でも、それを決めるのは自分だよ!!!
本当にダメか、職業替えするのか、いろんなことをやるだけやってから決めよう!自分自身で!!!
新年最初に私の先生、キャリー・ジベッツさんに言われた言葉
「レッスンにいいレッスンと悪いレッスンは無い。自分に合うレッスンが『いいレッスン』だ」
さあ、今年も「目指せ自立」!!!
続いて4月にキャラクター&シーンクラス、やるよ!
さらに自立だーーーーー!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
とっても面白かったので、写真が大量!
二段階分けました。
まずはエクササイズと言われるものからのリピテション系
コンプライアンスもあり、動画でお届けできないのが残念ですが、役者さんの表情の「生き生き」を見てやってください。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
次は「アクティビティ」と言われるものです。
~からのぉ~~~ 打ち上げぇ!!!
2024年
1月
14日
日
今年最初のリピテションクラス。
昨年から引き続き、少人数なのでほぼほぼ個人レッスン。
そして、私もリピテションなどなどに登場しましたぁ~~~~~!
久々にリピテションできて嬉しかった!
ま、私のことはさておき・・・
少人数の時は、リピテションなど「自分のまま、役ではない」ことから「役!自分じゃない」とか「セリフを使って感情表現する」など。インプロのように勝手にセリフやキャラづくりするわけにはいかないけど、その中で自在に自分を動かす練習をたくさんできました。
新年早々言いますが!!!!
リピテションができるだけじゃ、芝居じゃないからね!!!!
リピテションの感覚から、それを台本をに生かすことには、多くの練習が必要です。
今年も、ここもちゃんとやって行きましょう!
で、嬉しいことに昨年頑張って通ってくれたワカモノが、どんどん舞台、映像に出て行ってくれています。
年末年始には私も見に行かせていただきました。
で、終わって話すと
「うまくいかなかった」「シーンの時のようには出来ない」「途中まではうまくいったんだけど、〇〇なことがあってから崩れた」などなど。
一言言わせてください。
そんなん当たり前じゃ~~~~~~!
いくつになっても、どんなベテランでも、いつもいつも100点取れるなんてない!
大谷くんでも毎回ホームラン売ってるわけじゃないでしょ。三振の時のほうが多いでしょ。
おおくん、2023年の打率は3割。それで「物凄い」って言われてんだよ。
いろんな稽古場で自分の苦手なところをレベルアップして、で、仕事に出る。そこでまたうまくいけるようにチャレンジする。
これの繰り返しです。
明石家さんま師匠の言葉だったと思うが
「出来ひんのは当たり前やんけ。失敗した!って落ち込むなんか100年早いわ!」
でござりますよぉ~。
今年も前進あるのみです!!!!!
私もですが。。。。。(笑)
2024年
1月
02日
火
2023年
12月
22日
金
今年最後のリピクラス終了!
今年もみんな頑張った!
人数が少なかったので、リピ以外にもシアターゲームをやりました。
これが結構面白い!!!
リピテションというものをどう台本に繋げるか…が手軽に体感できる。
二人組になって、自分与えられた短いセリフを相手に言って、相手に伝わっているかどうか感じとる。相手もセリフが一つ与えられそれを相手に伝える。そして相手からくるもので影響されて変化しつつ、頑張って自分の言葉を相手に伝えるべく続けていく。
これで、相手を受けられているかどうか・・・、自分が相手にちゃんと言葉を言えているかどうか、よくわかる。
で、そのセリフを言う背景を入れたり、キャラクターを入れたり・・・。
うちの10回のクラスでは、人間一人作り上げる作業だが、これはさっと遊び感覚でやっていく。それでも十分台本の要求を体験できるのがとっても楽しい!
こういう文字通り考えず、芝居=プレイ=遊び のようにやって行くのもとても大事。
今回、インプロをやっている人が台本をやるときに、どんどん台本から離れていく・・・という問題を提起した俳優さんがいた。
そーなのよ!ここ大事なのよ。(いきなりおばさんになって言ってます 笑)
インプロやると、すべては「自分」なので、とても実感がある。ところが台本は所詮他人が書いた「物語」なので、言葉遣いも自分と違ったり、そもそも「あたし、こんな人好きになんてならないし!」なのだ。
それを、まさにインプロやっているときのように「台本通り」に持って行くのは、大きなハードルがある。
まじめに、そこ大変!
エクササイズクラスなどで、自分の殻を脱ぎ捨てて、自分の嫌な部分に直面して乗り越えていくのもとても大変だけど、話はそこで終わらない。
同じくらい、この「実感」のあるまま、台本に書いてあることをクリエイトするのが、また一山超えなくてはならない。
だからこそ、リピテションを会得した後、キャラクター・シーンをきちんとやることがとても大事なのです!
ただ好き勝手にセリフ言って自分が楽しくっても芝居にはならない!・・・ことがほとんど。(笑)
でも、この山越えがまた楽しいんだな!
興味のある皆様、エクササイズクラス募集中!ぜひぜひ!
とにかく、今年も赤字を抱えながらも無事終わっていく。
まわりの世界も戦争やら、災害やら・・・、それでも私たちにできることは芝居だけ。
来年こそ、平穏で明るい一年であって欲しい。
2023年
12月
13日
水
先日、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
なんと、もう今年もあと二週間って!焦ります!
今回のクラス、何人もが苦戦していました。
アクターズワークス のやり方の基本は、各俳優さん方が、一歩でも前進して仕事に生かしてくれる事。
いつも、その考え方に即して個別のは俳優さんに対応しているつもりです。
今回は、シーンに初参加の人が、
「そっか…やはりここか…。これを乗り越えるのは、彼にとって大変なんだ。」
と、チェックポイントがはっきり出てくる人もいれば、、、
「なんでぇ!なんでこの人がここで引っ掛かるの???」
と、私自身、頭を抱えるようもありました。
このレッスンで最終発表に上手く整えるより、毎回各個人のテーマが一歩でも前に進めるように身に付けて欲しくて・・・
でも、ご本人も「ああ、台本・お芝居として上手く出来た」と思えた方がいいのか、つまり見ている方として面白いシーンになるように演出のような手を加えた方がいいのか。
悩めるところなのです。。。
もう一つ、参加俳優から多く出たコメントが「自分の自意識にとらわれて自滅する」という内容のもの。
自意識というのは、そもそも「恥ずかしい」とか、「うまくやろうとする」とか。広げていえば「台本にこう書かれているから」と無意識にそれに沿った演技をする、というのもそうだと言えなくもないかな・・・。
これに対応するためにエクササイズクラスをやっているのですが、エクササイズクラスで自然な感情の流れを知ってしまったがために、そのなっているかどうかが気になってしまう・・・これが曲者!!!!
だからこそ、後半の稽古では「その気持ちを放り捨てて、相手に対応する!感情なんか後からついてくる!この場にしっかり存在する!相手!相手!」を強調しまくりました。
俳優として演じる組み立てはごくシンプル。身に付けてしまえば、この分野は習慣になってくれるから・・・。
でもでもでも、やはり、俳優業は一筋縄ではいかない。一生モノの芸なんだな。
私にとっても学びが多かった今年最後の稽古、最後に迷走していた一人の役者さんが「ちょっとだけだけど、こんな感じでいいのか・・・とつかめたような気がします」と言ってくれた言葉に、涙が出そう・・・(笑)
シビアに稽古できました!
打ち上げは・・・・楽しかったよーーーー!
みんなみんな帰りたくなかった。終電ギリギリ!(笑)
あーーーー、芝居だけして生きていたいねぇ、みんな!!!!
2023年
11月
22日
水
初めて体験型のオープンクラスをやりました。
少人数だった事もあり、初めてお会いする方にじっくりお話し出来て、新鮮な出会い!
2023年
10月
29日
日
ディープ1エクササイズクラスが終わりました。
いつもの事ですが、ディープはディープ!
ディープ1エクササイズクラスとは、自分が役者として表現することを妨げるものを取り除く!コーナー
今回は取りこぼした人もいて、悔しかった。
私のアシストが不十分だったのか?
甘くしてしまったのか? 結果を出すことが大切だけれども、その俳優が「自分でやれる」という自力も鍛えていただかなくては・・・といつも思っている。
トレーナーの優秀さをひけらかす場所ではない!だからそのバランスは難しい。
だからこそ、私自身もゆっくり反省しなくては・・・!
だが、やはりある程度継続している人は、のたうちまわりながらもクリアしてくれた。
2023年
10月
13日
金
昨今、芸能界でもハラスメント問題が沸き起こっている。
私としてはこれを機に、業界全体が良い方向にアップデートして欲しいと願っている。
そういう昨今の中「マイズナーテクニックのレッスンでうまくいかなかった」という話が耳に入ってくる機会が増えた気がする。
これは、マイズナーテクニックに限らない話としてなのだが、悲しいことに「トレーナーに否定された」という内容のことを言う若手に出会っているのは事実だ。
もちろん、すべての人が『〇〇テクニックのレッスン』などですぐに上手くいって名優になれるはずなどないのだが・・・がしかし、そういう人から話を聞くと「その言い方は今は通用しないよな~」という事案や、さらには明らかにトレーナーが自分の権威を示したくて発した言葉としか思えない事案もあるようだ。
私はマイズナーテクニックでのワークショップを20年以上続けてきた人間だ。ほかのテクニック・メソッドについてあれこれ言えないが、自分がこれだ!と思い続けてきたマイズナーテクニックでそういう事案が起こることについては残念!!!以外ない。
たしかにマイズナーテクニックでそれをやられるとダメージは大きいと、私も思う。
何度もこのブログで書いてきたが、このレッスンではまず最初に「感情」を扱う。
だからこそ、いきなり「自分自身に向き合う」体験をする。その入り口でパワハラなどを受けたり、何人もいる参加メンバーの中で明らかに否定されたりすると、心がどうなるか想像に難くない。
私は師匠から、『これは繊細なレッスンで、だからこそ関係者以外見学禁止、俳優は丁寧に扱われなくてはならない』と教えられた。
それまで昭和の昔は、役者の稽古は根性論でかたずけられ、演出家は「先生」であり「絶対君主」だった。どこが悪いのか、何をどう直していけばいいのか・・・演出家に言葉をぶつけると「出来ない役者」と思われ、「〇〇くんの芝居を盗め」と言われる。
上手い人の演技を見るだけでうまくなりゃ稽古なんていらない!!!!
そんな昭和で、これに出会った。きちんとした理論に基づいて、俳優がこんなにも大切にされることに感動したものだ。
もちろん、師匠の個性もある。私の先生はアメリカ人でネイバーフッドプレイハウス出身なのだ。
そんなテクニックなのに、いつの間にそんなことが起こるようになったのか・・・!!!
悲しいし情けない。
そんな若手俳優に対し、まずは自分のモチベーションをリカバーし、自分で自分自身を大切にする機会を作ろう!とこの企画になった。
また、実行委員の意見として
「傷つくまでいかないが、進行が速すぎてついていけなくて、何をやっているかわからない」という人も多い」
という事もあった。
そういう「じゃ〇万円払って何日も・・・ってはどうよ?。でも納得いかないんだよね」と迷っている若手の方の迷いだけでもすっきりさせられれば・・・。
演技未経験の方々に対しても、今やネットの時代でググったときに「マイズナーテクニック パワハラ」とか出てくると、すっかり誤解される。
あああ!ダメじゃん! マイズナーテクニックってそんなんじゃない!
そんな悲しいことは、何とかしたい!
全部の俳優ってわけではないが、こういうレッスンが必要な人、これで上手くいく私のような俳優は確かにいるのだ。
まずは、体験して自分で選んでいただきたい。
演技を上達させる方法はマイズナーテクニックだけではない。
私は「私にはこれが一番合っていた」と思ったから続けているだけで、私の師匠の言葉通り「出来るようになればなんでもOK」なのだ。
要は、それを自分で見つけること!
レッスンの内容も、トレーナーも、自分で自分の成長をあきらめず、探して、見つけて、結果を出して、
仕事しようーーーーー!芝居しようーーーーー!
2023年
10月
01日
日
先日、ショートシーンをやりました。
2023年
9月
19日
火
最近参加者が少なく(愚痴かよ!笑、)来てくれた俳優さんとじっくりゆっくり向き合える。
先日のリピテションクラスに、長々来ている役者さんで「感情」が表現しづらいタイプの役者さんが久々に来てくれた。
じっくり対応でき、2歩も3歩も進めた気がして嬉しい!
その人は感情表現は抑えるタイプだが、いい役者で、目の奥に「悲しみ」とか湛えられる役者だ。
だが、言葉にしたときに嘘っぽくなり相手に伝わらない。
そんなもったいない人だった。
その人が思わず大声を出して、相手にすがるような稽古ができ、私としては「よっしゃー!」だった。
今日は久々に基本的なことをまとめてみようと思う。俳優さんたちが混乱しないように!
ちょっと今日は長文だ、ごめんよー!!
前回のブログで書いたが、
発声・活舌
身体の動き
感情表現(開いていること)
は、仕事の台本をもらってからやっても、遅い!!!! 無理!!!!
役をもらって本番までの稽古では、日頃の力を充分発揮することが大切だ。
言い換えれば、普段の実力以上は出ない!!!!
(例)
台本に「泣く」とト書きがある
練習で泣こうと頑張る
泣けない
演出家が「ここは役は家族から見捨てられて孤独感にさいなまれて一番辛い場面なんだよ!役者なら泣けて当たり前だろ!」とキツイダメ出し
役者あるあるだ。こんな状況は誰でも一度くらい経験があるだろう。
「日頃2オクターブしか出ない人が、いきなり舞台で3オクターブは出ない」
感情表現・インナーも、常日頃発声練習と同じように、日頃2オクターブしか出ない人が3オクターブ出るように基礎錬しなくてはならない。
本番の稽古が始まってから、いきなり「自分の孤独感」を探り始めでも遅いことがほとんどなのだ。
上記の例で、演出家に「おまえ、親と衝突したことくらいあるだろ」とか言われ、その時のことを思い出しても簡単に涙が出るものでもない。
挙句の果て、一生懸命に泣こうとし、やっと泣けたら今度は涙が止まらなくなって
「おまえの個人的な感情なんて必要ないんだよ!!!」
と怒鳴られる。
これは実際にあった話だ。(経験のある人も多々いらっしゃることと・・・苦笑)
映像などでは、個人的な感情であっても「ま、泣いてくれてれば編集で何とか出来るか」とか裏でディレクターがぼやく・・・みたいな。
この問題に関して、では、役者がどんな基礎稽古をしておけばいいか・・・
(感情の仕組み)
小さな男の子は、転んでひざをすり向いて「泣く」
お父さんとか、おじいちゃんとか、「男の子が泣いてたらおかしいぞー」とか言う
子供の脳は「泣いたらおかしいんだ」と学習する
次に我慢して泣かなかったら「偉いぞー」と褒められる
子供の脳は「これでいいんだ!認められてる!愛されている」とインプット
そして徐々に「泣く」という感情すら忘れ去って、オートマチックに「泣かない」男が出来上がる。
全ての人間は、大人になるいうことは多かれ少なかれ、どんな種類の感情かはひとそれぞれで、このようになっている。こうでないと大人としての社会生活はできない。
でも俳優はこれではマズイ!
いっちょ前の男性が「泣か」なくてはならないのだ。
台本をもらう、いきなり頑張って自分の悲しみをほじくり返して「泣こう」とする。
ところが、すでにオートマチックになって、自分の「泣く」という感情・衝動はどこにあるのか自分でもわからない。
必死に「泣こう」として、やっと泣けたら今度は溜まりに溜まった感情が止まらなくなってしまう。
で、「おまえの個人的な感情なんて・・・!」
これが上記にある現象の解説だ。
感情表現の俳優の基礎稽古とは、「感情」を出す習慣を取り戻しておくことだ。
ここのワークショップでは、様々なエクササイズを行って、色々な感情を感じでもらい、何かを感じたらそれを声に出して表現する練習を繰り返し行う。
そして、感情の種類も。
「えー!私もこんな風に感じるんだ」とかをたくさん見つけて、出す!こと。
俳優に与えられた方法は「声を出すこと」と「体を動かすこと」しかないのだから。
最初に書いた、「感情表現は抑えるタイプだが、いい役者で、目の奥に「悲しみ」とか湛えられる役者」さんは、日頃からあまり感情を出さない穏やかなタイプの人だ。だが、「目の奥に・・・」ということは「感情」が乏しいわけではなく豊かな感情を持っている人なのだ。
声にしても噓っぽくならないように、普段から「出す」練習をすることが必要なのだ。
この役者さんは、前々から来てくれている人だと書いた。
そう、この練習はそんなに簡単にできるものではない。
一回泣けたからもう千秋楽まで大丈夫・・・という都合のいいものではないのだ。
歌手の方々は、仕事の合間でも本番前でも発声練習をし続けているではないか。
この役者さんに、「目の奥で感情をたたえる」だけでなく「大声で叫ぶ」が加わったら、役者の幅を広げられる。
今までキャスティングされたのとはまた違う役も取れるかもしれない!!!
ワクワクする!
俳優の基礎訓練は、発声活舌と身体訓練だけではないと思っている。
自分の「感情」を取り扱えるようにしておくこと。
そうすれば、台本を読んだら自分の役の状況がまるで自分のことのように「感じ」られ、その感情を表現できる。
必要なのは「役」に共感した「感情」であって、役者の個人的な感情はいらない・・・というのはそういう意味だ。
演出家とかわされる言葉の中には、また、台本のト書きには、形容詞がたくさんある。
抽象的だ。
それをまさに具体化するのが俳優の仕事なのだ。
追記だが・・・
これを身に付けてくだされば、その俳優の本質が見えてくる。
「泣く」ことを忘れ、「俺は強い男」だった人が、「弱さ」「卑屈さ」なども表現できるようになるのだ。
今までとは違うキャラクターにキャスティングされることができるだろう。
また、
セリフのない、立っているだけの存在感
お客様に愛される魅力
そういうものも身について行っている。
2023年
9月
15日
金
とある稽古で・・・。
レッスンしている俳優のみなさん!
声を大にして言います。
俳優の基礎とは・・・・色々言われるが、
身体がきちんと動くこと
発声活舌
プラス 私は 感情表現のためにオープンしていること
この3つは、仕事に入る前に手に入れておいてください!
台本もらってから、何とかできるものでは、原則・・・ない!!!!!
舞台の稽古に入ってから、ドラマの撮影に入ってから、できる稽古は、台本の読解、キャラクター作り、それくらい。
上の3つは、どんなに天才的な演出家でもトレーナーでも・・・無理!!!!
プロになるなら、心して研鑽してください。
自分自身のために・・・。
2023年
9月
10日
日
少人数だし、開催直前から体調不良も続出のピンチなエクササイズクラスだった。
いや~マジ、ほんとにやれるとは思わなかった(笑)。
だが、来てくれた人たちは意識高くて。人数が少ないので一人づつ掘り下げることができた。
止めなくてよかった。
今回、女子は強え~!
男は、結局甘えたいんかい!(笑)
エクササイズクラスの目的は、役者として自分をガードして邪魔するものに気づいてコントロールできるようにすること。
ちょっと間違うと、「トラウマ」とかという言葉が飛び交って心理学セミナーみたいになりがち。
人間の「感情」の在り方は変わらないのだろうが、目的は「演技!」だ。
これを踏まえて、書いていきます。
今回の「強え~」女子たち。
人間はすべからく、ただ強い人もただ弱い人もいない。
何らかの理由で「弱み」を見せられなくなっているから、「強え~」ところを相手に見せてふるまっていくのだ。
その理由は一人ひとり様々。
私も典型的な「弱みを見せることが苦手な女子」であるが、私の理由は、主には「父親」。
父は私を大変愛していた。
そして、昭和一桁生まれ。
その価値観たるや・・・、ざっくり言えば「男は強く弱音を吐かず家庭を守る。女は父親や亭主に従って立てて生きる」である。
今はだいぶアップデートされてきた。私は早く生まれすぎた女なのだろう、その価値観を全く受け入れられなかった。だから弱みを見せたら「男に従わなくてはならない」のだ。都合が悪い!
私は、男に従うくらいならどんな困難も一人で耐えて見せる!!!・・・だから「弱みは見せられない」女になった。
こんな感じで、医者やカウンセラーが必要な「トラウマ」などではなく、人はみんな社会で生きていくパターンを持っている。
今回の「強え~」女子たちもそれぞれに、パターン・理由を持っている。
「甘えたい」男。
いや、今回だけではなく、ほとんどの男はこれを隠すのか・・・。
やはり男はある意味「強く」なくてはならない、としみついているのだろう。
レッスンでの問題は・・・素直に甘てくれりゃあ問題ないのだが、甘えるまでがまぁーーーー大変!
甘えられなくて不機嫌になって相手を拒絶してみたり、相手から「甘えたい」ことを察してもらおうと画策したり・・・(笑)
あーめんどくせー!爆
「演技」の訓練なので、それらを問題視して何か解決していくコーナーではない。
そのことに気づいて、役を演じていくうえで「弱さ」を見せられるようになること!これが目的だ。
気づいて、認めなければ、そういう台本で観客の心を打つ芝居ができない。
普段強がっている人が、色々な出来事に合い本音をカミングアウトする・・・それがちゃんとできたら、素晴らしいシーンになることだろう。
だからこそ、それに向けて、頑張れ!みんな頑張れ!
いい芝居を見せておくれ!
2023年
8月
16日
水
先日、お盆ですがリピ!でした。
最近残念なことに少人数。
ですが、丁寧に俳優さんたちを見られます。
続けてきてくれている人も多くて、やはり稽古時間は裏切らない!
私もちゃんと発見できて伸びてくれているのは実感します。
久しぶりに参加する俳優さんに改めてここでコメントを。
出来うるならば、アクターズワークスのレッスンや「感情を開ける、オープンさせる」タイプのレッスン(「スーザン・ハドソン」のメソッドとか)は、ある程度集中して受けることをお勧めする。
もちろんそれは、「開けた」状態を自分である程度キープできるために。
私の師匠、キャリー先生の名言がある。
「エクササイズは、社会で生きるために不都合だからわざわざ忘れている感情を無理やり引っ張り出しているのだから、一度できるようになればそれでいい。こんなこと何度もやっているとおかしくなる」
と。
私はこう説明する。
「怪我をしたら血が出て、治るためにカサブタができる。このエクササイズは、わざとこのカサブタをはがして血を流すようなもの。必要以上に何度もやったら炎症を起こして治らなくなってしまう。」
とても心身ともにキツいレッスンを、いい俳優になるために挑むのだ。
でもそれは、演じるために一度見に付ければ、何度もやる必要はない。
そのためには、この「開いた状態」を演じることに結び付けて、「使える」ようにするまでは一定時間続けていただきたい。
それが心身にもベストだし、費用対効果も〇!
「使える」ようになれば、一年ぶり・・・とかでもリカバーは早い。
車の免許を取ってすぐ乗らなくなったらただのペーパードライバーに成り果て、ずっと乗ってた人は何年ぶりに運転しようと思ったらすぐ慣れて乗れるようになる・・・これと同じ。
もちろん、みんな
「参加したい参加したと思っていたんですけど、日にちが合わなくて」
と言ってくれるし、
先日見学したマイケルチェーホフのクラスでも
「舞台の間にワークショップ取るのが難しい。もっと身に付けたいんだけど・・・」
と言ってる俳優さんが。
みんな何とかうまくなりたいと、一生懸命なのだ。
時間と金、焦る気持ちの板挟み!!!
痛いほどわかる。昔の自分を見ているみたい。
だけど、トレーナーとしてはあえてこの文章を書きました。
なんとか、一人でも多くいい仕事をして頂きたい!
ご自分のトレーナーさんと色々細かくお話しするのもいいことだと思う。
私はいつでもメールくださいね!なるだけ早く対応するように頑張ってます。
ぜひ、時間をうまくマネージメントしてください!
エクササイズクラス、まだまだ募集中。これも回数受講というルールを作ってメンバーさんは一回でも受けてもらえる。
仕事の台本に対するサポートクラスも作った。
頑張ろう!仕事しよう!芝居しよう!
2023年
8月
09日
水
谷氏のセクハラ問題で、アクターズワークスの推薦文を削除した件について、また文章の内容について、様々なご意見をいただいた。
その中で、私が一番「ああ!」と思ったのは、
掲載が遅すぎる!
というご意見だ。
私が心を悩ませていたのは、すでに書かせていただいた通り「自分自身がこの目で見ていない、真実
を確認できない案件を、公式のHPでどう扱っていいのか」といこと。
今現在の私自身の個人的な見解は、「残念だが黒」である。
私自身が信頼し尊敬する演劇人で、実際に彼の言動を見聞きしている人からの多数の話を聞いて、「これは黒やむなし」と思っている。
だが、どの時点で「黒」を認定するのか・・・
やはり公には裁判の結果を待つしかないのが法治国家の約束事ではないか・・・。
私のこの意見について、意見をくださった現場のスタッフの方は、
「掲載のタイミングは、事件が明るみになってすぐだ。すぐに何らかのアクションを!」
と言ってくださった。なぜなら・・・
「若い俳優たちで自分が成長するために練習先を探している人たちが、こういうHPで探している。それなのに長々と推薦文を掲載していると『何か特別なつながりがあるのでは?』と疑ってしまう。」
ということだった。
なるほど・・・
と、反省しかない。
そして言ってくださった。
「セクハラやパワハラが多い中、また特にマイズナーテクニックの別の講師の中でセクハラ・パワハラ問題が明るみに出て、マイズナーテクニック自体が敬遠される雰囲気がある中、僕は柚木さんのレッスンはとてもいいレッスンだと思う。だから誤解を生むようなことは避けて欲しい」
ありがたいお言葉で、返す言葉がない。
正直、アクターズワークスでハラスメント問題が起こったことはない。
私の周りで、直接の知り合いでも事件は、谷賢一氏が初めてのことだ。
だから、ちょっとよそ事になっていたのか。。。
ジャニーズ問題もニュースを騒がせ、日本より欧米でより大きな問題になっている。
日本中がアップデートしなければならない。さもないと日本の芸能が世界から取り残されてしまう。
何より、あってはならない!
何かしらの「力」で他人を自分の思い通りに動かそうなどと、許されることではない!
今、誰もが手探りだと思うが、これを反省点として今後、きちんと学習していきたい。
2023年
7月
29日
土
猛暑の中、リピテションやりました。
集まってくれた俳優さんたち、
こないだ舞台が終わりました。
撮影が終わりました。
9月に舞台があります!
みたいな人が大勢!
いやー、嬉しい嬉しい!
こうでなくっちゃ!
いよいよ本当にアフターコロナになって来た!
仕事も動いてきて・・・
お願い!経済ももっと動いて!!!(笑)
※いや、笑い事じゃなくて・・・・
でもその中にも、
「うまく出来なかった。学んできたことは全部ちゃんとやったのに・・・何故かわからない。」
という人も。。。。
もちろん、ちょっと稽古したからと言って何もかもすぐうまく出来るわけはない。
一番問題は「何故かわからない!」ということ。
「あー、あれマズった」とか「もう全然時間なくて間に合わなかった」なら、まだいい。
何が自分の体に起こっているかわかっているから。。。
「なんだかわからない」場合、おそらくはとてもくだらない問題のような気がする。
たとえば・・・
相手役とうまくいってない とか
この台本があまり好きになれない とか
そんなことは「高尚な演技、作品作りにはこんなこと言ってはいけない。関係ない個人的なこと」と思われるが、ところがどっこい、役者という職業はこういうメンタルがとても大切なのだ。
自覚しなくてはならない。
相手役とうまくいかない場合
このことは一見演技とは関係ない・・・ただやりにくいだけ・・・と考える人も多いが、それで対応できる役者は本当に上手いベテラン、もしくはかなり根性の入った役者さん。
これは演技に大きく影響する。
まあぶっちゃけ、あまりお出来にならない役者さんほど相手に注文を付ける傾向はある。
「今のセリフじゃ伝わってこない」とか「ここの場面もうちょっとこうして欲しい」とか・・・溜息
そういった話は若手さんからよく聞く。
俳優同士で簡単に相手に注文を出すのはいかがなものか・・・と個人的には思うが・・・、言ってくるものは仕方ない!(※キチンとコミュニケーションがとれている場合は違います。)
みなさん!
それに動じないくらいの演技力と精神力を身に着けよう!
稽古が終わって相手に文句言うなんて情けないことだと思おう!
自分の演技で相手を変えられるくらい、自分の役の言葉を相手に伝えることを肝に銘じて!
しんどい話だが、それができるようになれば鬼に金棒!
そのために普段の稽古がある!
精進がある!
ファイトだ!
台本に納得いかない場合
そりゃあ、全部の台本が「岸田戯曲賞」「アカデミー賞」というワケにはいかないさ。
作家だって、新人もいれば、スランプもある。
自分の演技力を顧みてみよう。「あ~、人のこと言えない」と思いはしまいか。
何も台本全体を好きになる必要なない。
自分の役を愛そう!
そのために「実在の人物」の一生を使ってキャラクタークラスをやっている。
一人に人間は必ず、どこかに共感するところ、愛らしいところがあるはずだ。
モンスターのような殺人鬼も、なぜそうなっていったのかを丁寧に探ることによって共感できるところがあるはずだ。
というか、見つけるのだ。
「いや、僕の役は2シーンしか出てこないチョイ役だから、そんなのわからない」
チョイ役!?
チャ~~~~ンス!!!!
だって、どうとでも作れるではないか!
1シーンで主役をいじめるだけの部活の先輩役だったら・・・
その子だって新入生の時にいじめられていたかもしれない。そこから「自分が上になったらそんな奴にはなりたくない!」と思っていたはずなのにそうなってしまった時間、物語がある!
面白い!
いつか、自分が大きな役を掴むときに生かせるではないか!
それが引き出しになるのだ。
先日の俳優さんは、こんな理由ではないかもしれない。
本当には、「ダメだった」という俳優さんにじっくり話を聞かなければ本当に理由はわからない。
でも、だからこそ、何もないときには 稽古しよう!!!
稽古は裏切らない!!!
しかし・・・悔しい。。。
上手くいかなかったと聞くと、自分が至らなかったと思えてくる。。。(よくない癖だが・・・)
メンバー向けの、本番にあたっての相談コーナー、新設しようかな。
それ言ったら「やってくれ」コールをもらった。。。
そう言われるとだんだんその気になってくる。
よくない癖?(笑)
でも、必要なのかも・・・・
ちょっと検討してみる!!!ハイ!!!
2023年
7月
19日
水
酷暑の中、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
いやー暑かった!
午後からの日、駅から徒歩7分くらいのスタジオの時は集まってから30分くらい休まないと始められなかった・・・。
みなさん、大丈夫ですか?
9人参加、キャラクター3人シーン3組! コロナ前のキャラクター&シーンクラスが開催出来ました! もう3年ぶりくらい!
おまけに、途中で見学の方も多数、最終日にはお客様が6人。
心底嬉しい!!! 芝居!芝居!
参加俳優さんの出来も良かった。
「出来」というのは、各々が具体的に学んだこと、ちゃんと変化を実感してくれた人が多かった。
誰と比べるわけでなく、昨日の自分より一歩でも二歩でも前進して終わって欲しい。
キャラクタークラス
1人目は役が抱えた本音を申し分なく爆列させてくれた。
エクササイズクラスから引き続いて、役が言いたいことと自分の感情が見事にリンクしていた。
2人目。自分からかけ離れた個性の人物を演じた。
ところが、とても楽しそうに、まさに生き生きと演じてくれた。
その人は自分のことを内向的だと言う。役の人物はもうわがまま?思った通りのことを周りが何と思おうと言ってやってしまう性格。「自分にはできないからうらやましい」と言いつつ、すっごい楽しそう!(笑)。こういう人は本当は内面にイケイケの自分を抱えているんだよー(笑)
3人目は・・・
うーん、あまりうまく役と共感できなかったようだった。
アクターズワークスのレッスンでは、必ず「シェア」する。
まずは俳優さんがやっていてどうだったかを話してもらう。そして私の意見を言って話し合う。3人目の役者さんはどうも昨日の発言を今日の言ってることが違っているように聞こえて、聞き手は「え?」となってしまう。自分自身の中でも混乱してしまうのだろう。
こういう俳優さんは、エクササイズクラス的な課題が残っているような気がする。
俳優は自分で自分のことを客観的にみられて、よくわかっていくことが必須なのだ。
シーン3つ。
一番目、エクササイズクラスから引き続いて「強い感情」をはっきりとぶつけ合うシーン。
人間は生きていて、大人になっていくにつれて「本当のこと」は言わなくなる。
しつけ・教育されて「社会的な自分」を作り上げていく。
最初のシーン参加の方はできるだけ、その「本当の感情」を出さない人間が、本音で相手とぶつかる場面を選ぶことが多い。
初シーンクラスのお二人で組んでもらった。もう爆列シーン!(笑)
初回は、全然掛け合えなくて、片方がガンガン行くとこう片方は恥ずかしくなってにやにや笑ってしまったりして、不成立連発だったが、最終発表日は「やれば出来るじゃん!」な仕上がり。
2つ目はコメディ。
今までシリアスな場面ばかりやってきた俳優さんがやってみると、なんだ合うじゃんこんな役!って感じ。この役者さんとは言わないが、なんかシリアスな役ばかりやりたがる役者さんっている。本当はへらへらした役とか、コメディが似合ったりする。うふふ・・・。
本当にバタバタと天然な感じがよかった。
そして、最後は何度もやっているメンバーで3人のシーン。
最初は感情をぶつけ合うシーンをやるが、もうベテラン勢なので、「本音を隠して葛藤する」シーン。
最初はレアな感情を出せばいいが、本音を隠したシーンは、文字通り隠さなくてはならないので余計高度なシーンになる。
単純に言えば、両方がニコニコして話してるが、テーブルの下で蹴りあっているようなヤツ。
こういうシーンは本音、例えば怒りとかをちゃんと抱えて、それを笑顔で隠してセリフをかわし、会話するごとに変化しなければならない。
別の参加俳優の言葉を借りると「初回は柚木さんが言うように、そわそわ動くことでいろんな衝動を逃がしてしまって相手に負けしまっていたのに(役はお互いがっぷり四つに組んでやりあわなければならないシーン)、最後はどんと座ったまま、セリフと存在感が強い強い」という風に仕上がりました。
ほとんどの人が、前進してくれた。
ここで重要なのは、現場で一人でできること。
これもほとんどの人が、意識しながら10回の稽古に臨んでくれた。
ワークショップなど稽古でいい出来だったからよかった!のではなくて、自力でできる能力を少しでも伸ばしてくれること!
これが一番大切。
そのことも自覚して、次を見ていてくれた人が多かったので、それが一番良かった!
最終日の発表会。
「コロナのおかげで最終日、お客様が入るのをすっかり忘れていました。久しぶりのお客様前の芝居で、伝える相手が相手役だけでなく、お客様にも伝えるんだ~と改めて思えました。」というコメントをくださった方がいて、この方は声優さんだからお客様が入るのは本当に久々ということだが、俳優陣もこのスタジオ発表って、一番きついと思う。
部隊本番やらカメラ前のほうがよっぽど楽だ。本番は照明やら音楽・衣装などなどがあるが、スタジオはもう本当の「素」なので。
いっぱい怖い思いをすれば、仕事やオーディションが楽になる!うん!
打ち上げ!打ち上げ!
みんな、まずは無言で飲む!食う!
暑さと緊張感で、よっぽど体力と精神力を使ったのだね!微笑
で・・・、
参加俳優さん「柚木さん、〇〇チーム、最後いきなりスゴイ良くかったですよね!」
柚木「アタシはもう、『できるんならさっさとやってよ!』って思ってた!」
・・・本人がいてもみんな爆笑!
柚木「みんなの出来が良かったら、一人で『それはみんなアタシの力』って思って寝る。誰もほめてくれないから!」
参加俳優さん「いやいや、柚木さんがいなかったらみんなこんなにうまく出来ませんよ。柚木さんのおかげです。」
・・・と言いながらも全員で爆笑!
充実した時間だった。
また頑張ろう!
いい芝居をしよう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キャラクタークラス
シーンクラス
最後のシェア そして 打ち上げ
2023年
7月
03日
月
リピテション。
少人数でしたが開催しました。
少人数・・・経営的にはどうしたものか!!!ですが(笑)、一人一人とじっくり向き合えて、稽古としては大変重要な時間でした。
リピテションって、同じ人とばかりやっていてもマンネリ化する危険性もありますが、やはりじっくりその人と向き合えます。
もちろん、いろいろな人とリピテションするのも、初めての人とやるのも物凄く大切!
最初のエクササイズクラスは、嵐のように過ぎ去ります。
やってる最中は説明しながらやるので、「なるほどそうか」なんて思ってやっているのですが、色々衝撃が強すぎてぶっ飛びます。実体験(笑)
それを体に定着させるのに月一リピなんかをぜひぜひ利用して欲しいです。
「日程合わないんです!行きたいのに!!」
あー!はい!すみません!頑張って短いクラス増やします。。。
夏の終わりのエクササイズクラスリベンジ!に向けて、ダッシュ!(笑)
2023年
6月
16日
金
6月25日から予定しておりました、エクササイズクラスですが、参加人数が少ないため8月末に延期を決定いたしました。
大変残念ですし、楽しみにしてくださっていた方には本当に申し訳ございません。
コロナ禍があけ、前回も人数が多かったので正直「あれ?」という感じですが、舞台・映像ともども本格的に動き出していることを思えば、嬉しいことです。
また、コロナ禍での我々の業界の収入源の問題も・・・悲しい。
みなさん、一日も早く仕事も収入も取り戻し、また頑張りましょう!
私も負けずに頑張ります。
2023年
6月
12日
月
先日、ショートシーンクラスを開催できた。
ここ一年くらい熱心に来てくださっている方々、久しぶりの方々などワカモノたちの元気な顔が見られました。
このクラスの目的は、「エクササイズクラスで体得した『相手と関わる』ことを実践的に体験すること」だ。
もちろん、それをちゃんとやるのは10回のシーンクラスだが、こっちはぺら一枚のレッスン用の台本を使う。だから「オーディション対策」も兼ねている。
先日のディープ2エクササイズクラスもそうだったが、「積み上げている」ことの偉大さを感じる!
一冊台本を読んで役作りをして・・・というわけではないので、俳優自身の「自分っぽさ」をより鮮明に出してほしいのだが、「相手と本当にやり取りする」ことのちょっとした違いで天と地ほど見え方が違う。
一度入れたシーンの情報を一旦捨てて、ちゃんとやり取りする・・・するとその俳優がもごとに「生きて」くる。
あー!その面白さを早く体得して!
やっぱり芝居は面白い。面白いよ!!!
声を大にしてお伝えしたいことがある。
演技力は向上できる。必ずできる。時間がかかる人もいるが、人それぞれ、自分に合う方法を見つけ、あきらめずやり続ければ必ず光明はある。問題はそれに耐えられるかどうかだ。
アクターズワークスはワークショップ形式でしか開催できないので、よく「柚木さんのところ行きたいけどスケジュールが合わない!!!」と言われる。
(ほんとに申し訳なございません!私も頑張ってるの~!!!)
初回のエクササイズクラスを受講してもらってから、実際の台本をもって演じるシーンクラスまで一年くらいかかる。
その補強のためにも、もうちょっとこんなレッスンを入れたほうがいいんだな。。。
頑張ります。
2023年
5月
23日
火
今月のリピテションは・・・
参加者の俳優さんたちの成長は確実だ!!!
今は、コロナ禍の一期生状態だと思っている。
みんな熱心に積み上げている方々なので、確実に前進している。
このやり方でさっと伸びる人とこれが苦手な人は、当然いる。
どういうやり方であれ、どういう演出家との仕事であれ「合う合わない」「向き不向き」はあるが、肝心なのは個人個人が「自分に何が必要で、何を身につけなければならないか自覚し、それと向き合い、手に入れるまでやり続けること」
苦手な人も、ちょっとづつ前進して、前回とは全然違う顔を見せている。
また、私のほうからも「ああ、この人、ここなんだ!」というポイントが確実に見えてくる。そうするとお互いの進歩は加速する。
まさに「継続は力」
楽し~~~~~い!!!
写真は沸き立つ会場のものを最初に集めてみました。
見ている人が「楽しい」「目が離せない」って何だろう。
芝居になったら、もちろんストーリーがある。
俳優にとっては?
その人が魅力的であり、舞台に出ている人たちがちゃんと関わりあって、見ている人は「次はどうなるんだろう」と思って目が離せなくなること!
私は、まずはこのことだと思う。
早くこのメンバーをシーンまで持って行きたい!
いい演技を見せてくれる日を、私もとっても楽しみにしています!
ファイトだ~~~~~!
※気づいていただけましたでしょうか?
フェイスシールド、なくなってます!!!!!
嬉しい~~~~~~!!!!
この状態が続くことを願ってやみません。
2023年
5月
10日
水
何年振りかのディープ2エクササイズクラスが開催できマました!!!
ほんとに、4年ぶり????
エクササイズクラスからの、だんだんシーンに繋げていく興味深いレッスン。
コロナ禍で、「開く」ことを重視して、ディープ1をリピテション使わない方法にリニューアルしてやってましたが、このディープ2も「開く」ね~~~~!
私自身が超久しぶりなので、こんなに開くとは!!!!(「やらせといて何言ってんだ!」って言われそうですが・・・笑)
やはり、人と関わって行くということの重要性を改めて再認識しました。
今回、写真をめっちゃアップします。(いやー、アシスタントの方々が燃えてくれて、写真多い多い!笑)
よく見ていただくと、「ちょっと待て!なんでこんな格好なの?」というとんでもない変な恰好してる人たちがたくさんいます。
これは・・・・なんでこんな格好になってるんでしょう???
舞台やドラマの芝居の風景の写真と明らかに違う。
リピテションで相手と関わっていると、絶対に自分で予期せね出来事が起こります。それにその場その場で対応するから、なんだか変なことになっていく。。。
なんでVの字に曲がってんねん?
なんで、相手に拝んでんねん?
爆笑
まさにセリフの先読みをしないことにつながります。
そしてここから台本のストーリーをクリアしていく・・・これが次のシーンの練習です。
台本の要求をクリアしてるけど、先を予測しない、何が起こるかわからない!これが新鮮な演技につながるのだと信じます。
そして、これが「相手と一緒に演じる」こと!
稽古中に
「○○くん、キャラやったの? いいなーーー! ほんとに早く○○のキャラクターがやりたいのに、スケジュールが合わない」
と言ってくれた役者さんがいました。
この3年「いつまで続けられるんだろう・・・」と先の分からない時間が続いて、私の中で何かが抜け落ちていたようです。
「あ、こんなに待っててくれる役者さんたちがいるんだ」と、思わずその時泣きそうでした。
もちろん、そんなことしませんでしたよ、なんたってアタシ、先生ですから(笑)
今書いていると、ヤバいです!
コロナが5類になり、連休もどこも人でいっぱい、お店も観光地も以前の姿を取り戻していきます。
やはりうれしい・・・
心の一部、身体の一部の何か冷たくて硬いものが、溶けてほぐれていく感じがします。
で、全員の総意で、打ち上げ!やりましたぁーーーーーーー!!!
堂々と写真、載っけました。
まだまだ注意は怠らず、、、
でも、アクターズワークスも元に戻すぞ!
キャラシーンもショートシーンもやるよ!
芝居しよう! 芝居!!!
最後に・・・、ワークショップが開催できて救われているのは、間違いなく私の方です。
参加してくださっている皆さん、応援してくださっている皆さん、手伝ってくださっている方々、本当にありがとうございます。
2023年
4月
06日
木
先日、キャラクタークラスが無事終了。
今回は、シーンの希望はなく、なんとキャラクターだけ7人!
私も今まで経験したことがない、大変興味深いクラスとなりました。
2023年
2月
11日
土
今年最初のエクササイズからの~リピテションクラスだった。
みんな世間がコロナ禍から脱してきたのだろうか、昨年末くらいからリピテションクラスの人数もだんだん増え始めた。
今年のエクササイズクラスも、雰囲気は「もう、コロナ、いいや」みたいな・・・。
もちろん、まだまだ警戒しながらだが、確実に前進を始めたと思われる。
今回のリピテションクラスも、先日終わったばかりの人から、10年選手なんかも、大勢が集った。
そして、やはりこうやってキープアップクラスに顔を出すくらいの人は、自分の能力をキープしており、いやーーーー面白かった!
人間がだんだん自分の本性をさらしていく姿は、その勇気とともに、喜怒哀楽全方向に感動する。
遠慮なくマウントの取り合いをしたり、よろしい年齢の男性は、コロナになってから何故かリピテションするたびに意味もなく泣く!爆笑
いや、ちゃんとした人間として責任を持って生きている人たちは、表には出さないがストレスをため込んでいるのだろう・・・・。
そして、すでに舞台の稽古を控えた人たちは、このテクニックを現場でどう生かしていくのか・・・、現実に苦慮している。
私から見れば、素晴らしい努力!ということになるが、本人たちは必死!
やはり、演技は、感情を出せるだけでもダメ。本が読めるだけでもダメ。
たくさんのことをこなしていかなくてはならない。
ワークショップを開催する私がこんなことを言っては身のフタもないが、出来るだけ経験を積むしかないのだ。
学問に王道なし!
ローマは一日にして成らず!
千里の道も一歩より!
みんな、頑張ろう!私も頑張る!
※コロナからの復活、今募集中のキャラクター&シーンクラスも応募、早!!!
ご希望方、お早めに!!!!
2023年
2月
02日
木
今年もエクササイズクラスでスタートできました。
そして、無事終了!
思えば、この2年、いつもこの時期に予定しても「緊急事態宣言」だったっけ?そんなヤツで延期・延期を繰り返していました。
それを思うと、感慨深いです。
昨年は、いくつか外注の演技指導をやらせていただき、いかに「結果を出すか・・・」「俳優さんに違いを作るか」ひいては「成長してもらえるか」が難しいことか、身に染みて思いなおしていました。
トレーナーの力もさることながら、環境作り・・・。
「俳優が自分の欠点さえもさらけ出せる安全な場所」を作れるか、そこで参加者みんながそれを共有できるか・・・が大切か、ということを再認識しました。
年齢もキャリアも、普段の活動場所が舞台なのか映像なのか、声優なのか・・・バラバラなパフォーマーが本音でぶつかり合える場所。
これを作れるかどうか・・・そのことが大きく影響していると。
そしてそれを基盤に、受講してくれる俳優さんに「信用してもらえるか」どうか・・・それが勝負なのだということを。
やはり、どんな仕事も始める前の準備でほとんど勝負はついているのか・・・!
改めて、今までアクターズワークスがやってきたことを重く受け止め、やめないで続けていこうと決意しました。
そんな今回、地方からわざわざの参加者という事案も復活し、とても活発なクラスでした。
今回、一人、今まで見た中でダントツで、周りと関わる俳優さんがいました。
その人が、このリピテションという練習に長けているかどうかではなく、エクササイズ・・・ゲームのような基礎練習の時でさえ、周りを巻き込みみんなで大騒ぎ!が何度起こったことか・・・。
とても素晴らしい光景でした。
人から人へ、エネルギーが伝播して何かが起こっていく。
素晴らしい才能だと思いました。
これも改めて思ったことですが、ドラマというのは「見ている人=相手・人間」あってのものなのだと。
関わってなんぼ。
さあ、今年も、みんな関わって行きましょう!!!!
2023年
1月
05日
木
明けましておめでとうございます。
新年なので、景気のいいこと言いたいところですが・・・
コロナが完全に収束するということはなく、新年がスタート。
この状況は我々の業界にとって、心底、打撃がのしかかっています。
そんな中での新しいスタート。
心と体を大切にしながら、サバイバルしましょう!
昨年の数少ないレッスンの中でも「やはり、この丁寧なシステムは結果を残せる」という確信がたくさん生まれました。
気張らずあきらめず、ゆるゆると今まで通り前進していきたいと思います。
開けない夜はない!
2022年
12月
19日
月
例えば
2022年
11月
20日
日
先日、無事に終わりました。
たった3人なので、もう個人レッスンでした。(笑)
受講してくれた方々には満足していただけたようです。
普段できないこと・・・
そのシーンに必要な、台本に書かれていない場面の即興やら、
コロナ禍になってから全くできていない、「登場」の台本版やら・・・
この二つ目は、「芝居をやる時、スタートがとっても大切!」という話。
今回の例でいうと・・・
このシーンは、
家族のために一生懸命に腹立いている夫・仕事を家に持ち込んで休日もパソコンに向かっている。
一生懸命働いているのはわかっているが、家族とも自分ともちゃんと向き合って話をしない夫に不安を感じ、往来の不安にもう限界の妻。
この二人が衝突する場面。(あるあるでんな~)
台本は、二人が口論する場面。
俳優は、ついその場面の状況やら、必要な感情(怒らなきゃ・・・とか、泣かなきゃ・・・とか)だけに注意が行ってしまう。
もちろんそれは重要!
だけど、始まるときに夫は何をしているか・・・
必死でパソコンを打っている。資料を見ながら、仕事相手からのメールに返信したい!!!
なのです。
これをおろそかにしがち。
これをちゃんとやらないと、芝居が始まっていかない。
なんか「お芝居してるぅ~」になってしまう。
だって、夫は早くメール返信して、なんなら自分だって休日は休みたい!昼からビール飲んでグダグダしたい!子供と過ごしたい!と思っていないワケはないのだ。それが人間なのだ!!!!
俳優は「芝居」をしたいから、そういうものがおろそかになる。
それダメぇ~~~~~(笑)
こんな、細かいことが沢山できました!!!!るん!!!
ああ、楽しかった!!!
参加した役者は、男性陣で、終わって「打ち上げ」代わりの「おしゃべり会」をやっていたら、
「こんなに構ってもらえるなんて・・・遠慮なく質問できるなんて・・・、信じられない」
と喜んでいた。
・・・って、
「構ってもらった」・・・そこかい!!!
男ってマジ‼ホンマに!!
「質問」も、遠慮するなよ!いつでも!!!! 時間取っとるやん!!!!
でも、ほんとに、芝居は、ちゃんと時間をかければかけるほど、ちゃんとできるようになる・・・!
改めてそう思いました。
ねばーぎぶあっぷ! やぁ~
2022年
10月
29日
土
先日、リピテションクラスやりました。
久々の6人!おー!!!!
コロナ禍以来、エクササイズクラス以外は特に少人数ばかりなのでちょっと「おー!」です。
町には人があふれハロウィーンも行動制限がないそうですが、ウチの業界は・・・・
相変わらずの7割経済、マスクでの稽古、ストレスがおりの様にたまって来ています。
だからこそ、やはりリピテションは最高!
そしてワカモノのエネルギーの爆発に元気をもらえました。
笑って、泣いて、怒って、転げまわって・・・
芝居は・・・こうでなくっちゃ!!!
どの世代もどの職業も、学生さんも、それぞれに負担をしょって生き抜いていると思います。
そんな人類に元気を感じてもらえる芝居が、早く、自由に、やりたい!!!!
2022年
9月
19日
月
夏、感染拡大して延期になったエクササイズクラス。
これも人数が少数で・・・どうしようか迷いました。
このコロナ禍が今後どうなっていくのか見えなくて、いったんアクターズワークスをお休みした方がいいのか・・・とまで悩みました。
が、エントリーしてくださった方々の意識がとっても高い方々で「これならやれる!」と、開催に踏み切りました。
いやー、楽しかった!
って、私が楽しんでどうする!ってことなのですが・・・
「楽しい」のは参加してくれる俳優さん方が頑張ってくれ、日々、成長してくれるのを実感出来るからです。
お仕事で色々、演技指導に行かせていただくこともあるのですが、そこのタレントさんたちが、「役者になりたい」と言うものの、本当は迷っていたり、何かに抵抗していて一歩踏み出せないままでいるたりすると、どんな稽古をしてもなかなか成果が出てこないものです。
それに比べて、自分で決めて覚悟のうえで参加しているメンバーは、やはり踏ん張りますねー!!!
途中、「いや~、20年やってても人ってわからないものだ」と思ったりもしましたが、やはり「人間は人間」喜怒哀楽を心に宿して生きていることを実感させていただきました。
今回、また再認識したことですが・・・
他の稽古場で全然出来なかったことがあるという俳優さんがいて、同じことをやってもらったのですが、私から見てうまくいかないポイントは明確で、ほんのちょっとしたことでした。
今回は、ほんとに普段の三分の一の人数だったので、やり直してもらえる時間があり、そのポイントを踏まえてやってもらったら、あっさり出来ました。
「やれるじゃん!」
って感じ!
ちょっくら、私の指導能力の自画自賛?(笑)
ですが、そうでもなくて・・・
ちゃんとしたことを、ちゃんとやれば、時間はかかるかもしれないけどほぼほぼ必ず出来る!と思っています。
全員ゼッタイ出来る!とは言いませんが、大体はできない自分にあきらめたり、それを改善する方法を探し出せなくてあきらめたりするのだと・・・。
私自身も、今やっているようなリアルな演技ではなく、「見せる」芝居やら、「お客様を笑わせる」だとかは長い間縁がなく、全くできなったですが、それが自分で自分を許せず、3年越しでやりました。
そう、私は執念深いのです。(爆)
今回はそういう、粘り強いメンバーでした。
みんなの有志をアップさせていただきます。
2022年
7月
18日
月
今、感染者数が増えていたり・・・
社会が動き始めているので、みんなこぞって出演しているので(これは嬉しいこと!)、ワークショップ参加者は今年に入ってからとても少ない。
今はたとえ少人数でも「やりたい!」と思ってエントリーしてくれる人がいればやる!
で、先日、やりました~!
やっぱり面白い!!!
しっかり「感情の楽器」が空いている人たちが、しっかり交流できているリピテションは、最高に面白い!!!!
今回は少人数でたっぷり時間があったので、最初に2人でリピテション、それにだんだん人を加えていくリピテションをたっぷり試せた。
2人以上のリピテションをやると、そこに自然に人間関係が出来てきて、そこでまた新たな感情が生まれてくるのだ。
最初の二人は若い女性。
もう女子!女子丸出し!(笑)
相手を「かわいい」とか「(胸が豊かで)うらやましい」とか・・・
「会話ではないので短い言葉だが、説明すると、
もう、ヤダ、あなたかわいい!
そんなことない、そんなこと言われるの嫌!(容姿にコンプレックスがあるのだろう)
ううん、目が素敵。あ、ウエストほっそ~い!あり得ない!
えー!えー!あ!おっぱい!(すでに触っている)、ある!すっごい!いいなぁ!うらやましい!
え!ううんううん、これいらない、アタシいらない!(と、おっぱいを放り出すしぐさ)
なんでなんで、いーじゃんいーじゃん、捨てるなら欲しい。(とそれを拾う仕草)
もうありありと伝わってくる。
あ~~~!女子高の更衣室か!!爆笑
もうばかばかしすぎるのに、ずーーーーっと見ていられる。
面白すぎる!!!
と、そこへオジサン1投入。
もう、オジサン1、どう関っていいのかわからず、しばし周囲を周回。
やっと気づいてもらって、嬉しそうーに微笑む。
女子1はオジサンに警戒モード全開。
オジサン1は、構ってもらうために上から言ったりした手に出たり・・・(笑)
なんとか女子たちに接近を試みる。
もう、まるで、女子高の生徒に話しかけてあしらわれている学校の学年部長先生みたい。爆
またまたそこへオジサン2投入。
オジサンの見方を得たオジサン1はがぜん元気に!(笑)
ここからまた4人の人間関係含めた、もろもろバトルが展開される!!!!
あー楽しかった。
やっぱリピテション最高!
リピテションという人間の交流がうまくいくと、上記に書いたようにまるで何かのシーンを見ているように思えてくる。
そうなると〆たもの!これを持ち込んでシーンをやると、自然にいろいろな葛藤、深みが出てきて格段に面白なる。
8月エクササイズクラス、まだまだ募集中ですがちょっと人数が厳しそうです。
ご興味のある方はぜひぜひ!
これがダメでもあきらめず続けます。
あ~、早く大人数で、やりたい!
キャラシーンもやりたい!!!
やっぱ楽しい!
※スミマセン、写真ありません、なんせアシスタントさん方も総動員でやりました。(笑)
2022年
6月
30日
木
なんとなんと、今年初めてのブログ更新になるなんて・・・。
申し訳ございません!
ディープ1エクササイズクラス、無事終わりました。
なかなか、コロナ前と同じような活動が帰ってくるわけではありませんね。
いろいろアップデートしなくてはなりません 💦
ですが、アクターズワークスの基本姿勢は変わりません。
ディープ1エクササイズクラスでは、「俳優が自分を表現することに邪魔しているものを取り除く」ことを行っています。
一昨年前から、スーザンハドソンの「ニード」の考え方を取りれ、このクラスを行っています。
たった3人ですが、猛暑もあり、でろでろに疲れました。(笑)
『表現を邪魔するもの』は、たいへんパーソナルな問題です。
そして、ある意味では「え?そんなこと?」と思われる些細なことです。
例えば、家族や兄弟を愛しているからこそ「そういうことはやめてよ」と言えない些細な出来事が、長年積み重なって俳優自身が「悲しみ」を表現できなくなっていたり・・・
小さな子供のころに、親が愛情のために「○○ちゃんはそんなことしなくていいよ」と声をかけたことが、「自分にはできないんだ」と、あきらめる習慣をつけてしまっていたり・・・
人が人生を生きていく間に、そんなことが起こっているのです。
気づいて、それを安全な場所で表現できるようにしていくこと。
エクササイズクラスから引き続いた、重要なクラスです。
今回も、最終日は全員、体中固まりまくりながら(テトニーといいます)、号泣しながらのパフォーマンスになりました。
全く、素晴らしいカオスでした!!!(笑顔)
今年3月にエクササイズクラスは開催したものの、なんだかいろいろな意味で疲れ果てて・・・。
ついついブログが書けませんでした。
今回も、キャラシーンクラスを募集したのですが、なかなかメンバーが揃わず、ディープ1エクササイズクラスに変更になりました。
今、何が起こっているのか・・・
舞台やら撮影やらが、一気に再開しているのです。
コロナを生き延びた俳優たちは今、頑張っています!!!!
嬉しいことです!!!
やっぱり、ゆっくりゆっくり、いわゆる「新しい日常」になっていくのですね。
焦らず、慌てず、気負わず・・・・少しづつ継続! ですね。
参加の皆様、猛暑の中お疲れ様でした!
みんなの舞台、楽しみにしてるよ!!!!
2022年
1月
04日
火
2021年
11月
18日
木
お陰様で無事公演を終えました。
ワークインプログレスということで、それも一生懸命お客様に語り掛けたら、たくさんのご意見をいただけたと思っております。
なにはともあれ、
「やっぱりライブはいいな・・・」
という一言が、とてもたくさんあったのが印象的です。
中には、ライブで実際のパフォーマンスが見られて、涙を流された方までいらっしゃいました。
やってよかった・・・ほんとに。
何度もくじけそうになりましたが、やってよかった!!!
みんな各々、次の公演やら、仕事やらに歩き出しております。
私も、ありがたいことに、次の仕事が入っていて先日衣装合わせに行ってまいりました。
アンケートなども、もうちょっとお時間をいただいて、お客様の感想をまとめてみたいと思います。
その前に・・・・
フォトアルバムを見てやってください!スライダーでどうぞ!
=============================================
まずは、若手公演「人に気も知らないで」!
=============================================
=============================================
次は、「アフタープレイ」Aチームです。
=============================================
=============================================
最後に「アフタープレイ」Bチームです。
=============================================
2021年
11月
10日
水
いよいよ明日から三日間です。
作品作りは三作品とも楽しい楽しい工程でした。
そして、どのキャストも「当たり役」です。
アフタープレイはダブルキャストですが、どちらもその俳優ならではのその役に仕上がっています。
若手チームも、もう、役の人物なのか本人なのか・・・(笑)
みんなで見合っていますが、もう「押し役」が出来てます。
そんなエネルギーを、ぜひぜひ受け取っていただけたらと思います。
13日19時は残念ながら、ソールドアウト
他の13日は多少お席がございます。
11日 12日はまだまだございます。
ぜひぜひ、私たちとエネルギー交換しましょう!お待ちしております。
2021年
10月
22日
金
「今年最後の」、、、もうこんな言葉を書かなくてはなりません。
無事、終わりました。
3回ぶりに、今年初めてシーンクラスが出来ました。
嬉しいことです。
シーン1組 2人 キャラクター4人の参加です。
今回のキャラクタークラスは、実在の人物2人、台本の役2人で、とてもバランスのいいクラスでした。
キャラクタークラスは、自分自身ではない「役の人物」をクリエイトする練習。
実在の人物・・・主に父母などになるのですが、これはエクササイズクラスから続いて自分自身をも見直す機会にもなります。
また、親というものは子供に「親」としての顔しか見せていません。そこから一人の人間を探し出す作業は、情報の少ない台本の役の人物を作りだす練習にもってこいです。
弱みを見せず働き続けた父親の苦悩。
愛情が深いからこそきびしくしつけをした母。
もう、このブログでもずーーーっと、ずーーーっと書いてきたことですが、どんな人にも必ず「ドラマ」があることを思い知ります。
「普通」に生きてきた人が、いきなり失業したり、病気になったり・・・。
その時迎える、本人・家族の葛藤。
自分のすぐそばの家族に起こった出来事は、そのまま台本の中で起こっていく出来事なのです。
それを身をもって体験していただけたと思います。
役の人物は、一人は仕事や結婚に悩む普通のOL役。
役の人物になって、自分のことをしゃべると、お客さまとなっている他の俳優たちが、ガンガン質問したり意見したり。それに役の人物のままで答えていきます。
今回、
「なんでそんなことしたんですか」
「それって社会人としてダメなんじゃないですか」
と、ボコボコに言われ、その役者さんは
「マジ怖かった」と。(笑)
見学に来てたOB俳優さんたちも
「キャラクターでここまでデッドヒートするの珍しいよね。すごいよね」と。
演じるにあたって、普通の人って意外と難しい。
きちんと背景が作れているからこそこういう現象が起きます。
そしてもう一人は・・・
役者定番、精神を病んだ人!の役。
ちょっと慣れた俳優なら、行っちゃった目をしたり、神経質な甲高い笑い声をだしたり、そんなことをすれば、気が狂ってる風にみえますが、それでは台本一冊持つわけない。
そういう人も、私たちと何も変わらない「人間」です。
何を求めて、何か手に入らなかったのか・・・何に対してどんな感情を抱くのか・・・
丁寧に「人間」を作っていく作業でした。
シーンクラスは、感情をもって相手と交流して、脚本家が求める場面・セリフをクリアする練習。
台本を読んで、自分なりに読解して臨みますが、相手から影響を受けたものを排除せず受け取って返す。
まさに「やりとり」を忠実に練習します。
自分の頭で考えたことより、目の前で起こったこと優先。
それをやっても台本が崩れない・・・ということを体験していただけたと思います。
ともあれ、本当に俳優一人一人課題は違うし、持っている「体」も違います。
ある人は、感情を表に出すのが苦手。
ある人は、感情表現は得意だけど小さい。
また、感情を出すけど相手に届かせず、相手の影響を受けられない。
え?そんなはずはない…普段、そんなに大胆やん!なぜ?
自分をさらけ出すのが怖くてそうなっているのか、単に演じる癖なのか、それとも発生の問題なのか・・・。一人一人原因が違う。毎日毎日そこを修正していく。
そして、ローマは一日にして成らず!
ゆっくりじっくり、自分と向き合って手に入れるのが実力になっていきます。
キャラシーンの後のブログって、結局いつもこんな解説みたいな、説教みたいなことになりますが、私自身、毎回、このことを見つめなおし実感し直しています。
今回、稽古に参加してくれた俳優さんが、実況ブログを書いてくれました。
ぜひ、こちらも読んでみて下さい。
佐野みかげさんです。
https://ameblo.jp/girlylife-mikage/
ああ、実感!
2021年
10月
20日
水
若手チームも稽古順調!
稽古すればするほど、作家・横山拓也さんのキャラクターの面白さと、さりげない日常の中にしこんだ劇薬(?笑)の絶妙さに楽しさ爆上がりです!!!
横山さん、愛してますよ~~~~!!!
届け!この愛、大阪まで!
このお芝居は、現代女性の日常の一コマ。
役の人物と、演じる俳優が、だんだん境目がなくなって、どっちが本人かわからんくなってくる・・・これが面白い!
台本に向かう前稽古で、役の人物にどんどん質問をぶつける、その役を演じる俳優が役の人物としてフリートークで答えまくる・・・という稽古したら、もう俳優はタジタジしながらも答え切り、質問をする方もまるで本当に存在する人間に質問をぶつけ・・・
質問する人「綾さんは、どうして〇〇したんですか?」
俳優「いや、それは、私は・・・○○さんに対して、そこまでやらないとわかってもらえないとおもったから・・・」
質問する人「それって人間としてどうなんですか?」
俳優「そうですかね?そういうことじゃ・・・ない、ような・・・」
こういう稽古を繰り返し、人間的でチャーミングな女子たちを、皆様の前にご披露いたします!!!
待っててねぇ~~~!
2021年
10月
16日
土
稽古してます!
演出の上野火山さん…
アフタープレイの稽古を始めた時、火山さんの私の役・ソーニャについての考えに…
「いやぁ、ソーニャはそんなんじゃないんじゃないかなぁ、そんな風にはならないんじゃないかなぁ…」
とか思っていたが、
あれ?
あれれ?
だんだん、そんな風に、なって来ており・・・
ヤバい!ヤバいぞ!
誉め殺しボルケーノ!の手のひらで・・・
ころっ
ころころっ
ヤバい
楽しいぞ!
この転がされてる感、たまらんぞぉ!
アップした写真の笑いの意味は…ですね、
通しの時、柚木ソーニャが
「アンドレイの姿を見た時、思わず キモ!と思ったんですよねー」
という発言をしてしまったのです!
いえいえ、室さんがキモいわけではないです。
アンドレイ、アンドレイがね 
みなさん、キモいアンドレイ、見てみたくありませんかぁ?キモいですよぉ!
シニアの可愛い恋愛。キモ可愛い私たちを、ぜひ見にいらしてください!!!
2021年
10月
10日
日
絶賛稽古中!
チームごとなので、もうわちゃわちゃしながら・・・
一昨日の稽古終わりに相手役の室園さんと、稽古場片付けた後、座り込んだ。
二人とも、しばらく動けない・・・苦笑
いや、年のせいだよ、わかってるよ!!!(くっそーーー!年め!)
ただ、本当に消耗する。
役を生きるのは、どんな役でも自分の一生と被りまくる。
ドッと何かが抜け落ちる。何かが持っていかれる。爆
それでも、止められない!
室さん「一人でいると、何かぐーーーっと内側に入って出て来られなくなりそうな気がしてくる」と。
室さんは、お酒を飲む人だ。
稽古や仕事が終わった後、誰かと・・・、一人でもだが、いっぱいビールを飲んでご飯を食べて帰る・・・それが出来ないことがこんなに人間の気持ちに影響するとは・・・
私は、コロナ禍が始まって、不眠になった。
覚えている限り、毎日といっても過言でないくらい芝居をする夢を見ていた。
それが、この稽古を始めてから見なくなった。
起きられないほど眠い・・・(笑)
きっと、これが私たちにとって生きているということ!
皆さん、ぜひに見来てやってください!!!!
2021年
8月
03日
火
先日、キャラクターが終わりました。
まだ2週間経っていませんが、兎にも角にも発熱などの報告はありません。今回もセーフだったことと思います。
感染者数は激増、今は何の病気や怪我で救急車呼んでも病院には行けない状況なのに、テレビをつければオリンピック。。。
何が現実なのか、どこが現実なのか・・・よくわからない...
稽古内容については、やはり全く少人数なのでゆっくり稽古できた。
他ですでに経験を積んでいる俳優さんは、今まで演出家に言われたコメントや自分の円食いの課題について、一回一回、こんどはこれ試してみよう!次はこれ!と、段階を踏んでお互いに納得のいく積み上げができたと思う。
新人さんや、根本的な課題に直面していいる方々は・・・
一言「直ぐに出来ると思わないで!」
焦っているのか・・・、自分でも長いこと悩んでいるから疲れ果てているのか・・・
(ま、焦るよね。私も20代の自分って焦っているイメージしかない。笑)
ウチのような「感情」を取り扱うレッスンでなくて、普通に劇団や映像の養成所とかで稽古してきた人も覚えがあると思うのですが・・・
役の人物が台本の中で「泣いたりわめいたりする」とする。
「泣いたりわめいたり」は出来るのだが、やったらそれは自分自身のようになってしまう。
演出家に「それじゃ違うよ」と言われ、苦悩して、挙句の糧「泣く・喚く」すらできなくなる。
「泣いたりわめいたり」は感情をオープンさせること。
それがちゃんと役の人物に見えること。これがキャラクター練習の問題。
単純に言うと、
①役の人物への洞察が甘い。
②自分自身の感情をオープンする問題が解消されていない。
この二点です。
「他人」というのは、自分とは感情表現の方法が違うのです。
①「怒る」ポイントが違う。
普段でも「え?そこでそんなに怒るの?」ってこと、あると思います。
なぜ、その人はそのポイントで怒るのか・・・これを理解する必要がある。
そして「怒った」時の表し方が違う。
ある人はストレートに「ムカつく」と叫んだり物を投げたりするが、ある人はそんなことはせず意地悪をする・・・とか。それをまた理解しなくてはならない。
②自分の個人的な感情が支配してしまう。
①の部分は理解できるけど、「怒り」始めたらその理解はぶっ飛んで自分が登場してしまう。
何をやっても同じ芝居に見える・・・と言われる人は、こういう課題が大きいのかと。
これは無意識のレベルだったり、習慣の問題だったりします。
いずれにしても、「ローマは一日にしてならず」!
正しい方法でじっくり取り組みましょう。
また、こんな状況で現場が止まってしまわないか心配な今日この頃。
もし、時間が出来たら、こんな時だからこそ自分を高めることに時間を使って、「来るべき日」の備えましょう!
ああ、待ち望むよね!「来るべき日」!!!
2021年
7月
02日
金
今回も無事、終わることが出来ました。
まだ、二週間経っていないのでわかりませんが、兎にも角にも開催中はみんな変わりありませんでした。感謝ですねぇ!
今回のチーム名を命名すると「甘えたいボーイズ」チーム。爆!
20~30代の男たちが、オープンしてみると押さえている感情は「甘えたい」。
ま、理にかなった反応かと思いますが、いやーなんで同じような人が揃うのかねぇ・・・。どっかでシンクロしてるのかな。笑
そして今回目立ったのが、男女ともに「相手のエリアに踏み込まない人」
このポイントこそがリピテションを行う大きな理由です。
よく日本で「感情解放」といいますが、演技で使う「感情」を「解放」しただけでは役に立たない。
なので私はこの言葉を使いません。
エクササイズを経て自分の感情に気づき、声に出して表現することができるようになって、いざ他に人と面と向かってリピテションをやって交流しようとする時。
作業(アクティビティ)という練習をやるのですが、その時、一人の人は「どうしても急いでやらなければならない作業」をやっているのです。もう一人はその人に「近づきたい」とか「構ってほしい」という気持ちを持つのですが、その気持ちは言えるのだが本当に近づこうとはしない。。。
摩擦を避けるのです。
アシスタントの一人が「今の人は本当に『いい子』で『相手の邪魔をしない』『他人との距離を詰めない』ことが多いですよね」と。
これをやってくれないと、相手に影響を与えられない!つまり関われない!
アシスタントの言う通り、今の人は『相手の状況を忖度する』ことを学習し過ぎているのかもしれません。
より、厄介になってきたのかもなあ・・・!!!!
そして、いつも「よかった」「成果がでた」とばかり言ってる気がするので(嘘ではないですが)、課題を書きます。
コロナ禍で回数を減らしチケット制にしたので、回数が少なくて終了する人がやはり多い。
そうするとやっぱり一定の結果が出るところまで行かない。
この練習は「感情」に対する考え方だけでなく習慣を変えなければならないので、頭でわかってもダメなのだよね。。。
最近は他にもリピテションを使うレッスンが増えているのらしいので、どこでもいいから、出来るようになるまで続けて欲しい。
これは筋トレと一緒なのだよ!!!!
ともあれ、次はキャラクターで待ってます!
2021年
6月
03日
木
先日、スーザン・ハドソンの「NEED」「TRUTH」から、ディープ1エクササイズクラスを新たに作り直した旨、
2021年
6月
01日
火
コロナ禍が続いていて、昨年からディープエクササイズクラスが出来なかった。
昨年、なんとかしたいという気持ちと、家に閉じこもるしかなかった状況から新たな勉強をしようと、いやそうでもしてないとどうしようもない気持ちで勉強を始めた。
スーザン・ハドソンの「NEED」と言う本に書かれている演技訓練方法。
昨年の年明けに、その方法を勉強した某局のドラマのプロデューサーが久しぶりにご連絡くださって色々お話ししたり、こちらのクラスを見に来てくださったりしていた。
その後、コロナ!
昨年の緊急事態宣言中、「NEED」を読んで独学。その後夏~秋にアクターズワークス経験者の若手にお願いして、プレ稽古をし、そのプロデューサーの方に合流していただいたりして勉強会をやっていた。
今回、それを初めて開催した。
私も緊張しながら、手探りしながら進めていったが、あらなた局面を作り出せた気がした。
受講してくれた俳優さんが、そこに導いてくれた気がする。
これまでもアクターズワークスのエクササイズクラスで、あらゆる感情を正直に表現していくことをトライして、行きつくところはその人の「本当の姿」を表に出すこと。
スーザン・ハドソンの「NEED」の考え方を取り入れることによって、より明確に本人自身がそれを自覚して探し出すことに成功できたと思っている。
例えば、負担の多い子供時代を送った人。
父親がアル中、体の弱い母親と貧乏しながらの子供生活・・・とでもしておこうか。
子供ながらに体の弱い母親に気づかい、自分の気持ちを抑えて「いい子」を演じて育ってきた・・・。
としたら、頭では「きっとその子供は『怒り』とか『悲しみ』を抱えていることだろう。だってそんな不幸な生い立ちなんだもの」と考える。
ところが本当に、真実は小説より奇なり・・・
いや、下手な考え休むに似たり(だったっけ?)
見つけ出した「本当に感じていたこと」は「そんな不幸な中にも、私は両親に愛されていたのだ」ということだった。。。
そういうたぐいの出来事が満載だった。
本当に本当にやってみなければわからない、やってみて実感したことは何より力を持っている。
そんな今回のレッスンだった。
でも、でも、それでも・・・
リピテションが出来たら、もっともっといい稽古になった。
心底その俳優さんが「開いた」状態になれた時、本当のチャンスに相手とリピテション・交流できれば・・・!!!
ああ、悔し~~~~~い!
コロナ禍が終わったら、絶対今までのディープ1に今回の成果を結び付けて、最強のディープ1クラスを作ってやる!!!
見てろ!コロナぁ!
って何に向かっているのだ、ワタシ。(笑)
2021年
5月
14日
金
9日にキャラクタークラスが終わりました。
4人という少人数、半分zoom、という感染対策稽古でした。
稽古の仕上がりは・・・
本来10人でやるのをたったの4人なので、充分な時間が取れ、何回もやり直せました。
モノローグドラマ状態になって、普段はそこまでできないのですがシーンのコメントまで出来て、細かい繰り返しも出来、納得の最後でした。
キャラクタークラスで実在の人物・・・自分の母親や父親を演じる、のですが、それにはこういう理由と効果があります。
まずは、役の人物には必ず「一生」という人生があり、どんな人にもドラマがある・・・ということを実感してもらうこと。
そして、エクササイズで経験した「親のからの言葉で身に着けたオートマッチクな習慣」を見つめる機会になる。
最初の効果はわかりやすいと思います。これは台本に行ったときに「脇役」「ちょっとしか出てこない役」にこそとても有効です。
2番目は、今回、それに匹敵する俳優さんが受講していました。
親は自分にとって「行動を規制する人」。子供を心配して「これはやっちゃダメ」「こうなりなさい」を強いて来ている存在。親を演じるためには、なぜそれをやっていたか・・・を肯定的に納得しなくてはならないのです。
親が「目の上のたん瘤」だったコが、「まあ、親も大変だったんだなと・・・」と言えればもう大丈夫。親を演じられることと親と言う存在を受け入れられることがイコールになる人がいます。
その場合、俳優として表現する根本的なところをクリアできることになります。
とても重要で、とても素晴らしい瞬間です!
素晴らしい4人とたっぷりな時間を共有しました!
ですが・・・
もう去年から会計的にはド赤字!
いや、みなさん同じと思いますが・・・。
昨年は文化庁さんのおかげでその赤字を埋め、何とか継続できましたが、これだけ緊急事態宣言などの締め付けが出まくるともう・・・
稽古中にも「〇〇給付金もらった?」「○○はどうやるの?」「柚木さん、忘れてた、領収書ください!!」などの会話が飛び交う。
ついつい「どうなっていくのだろう・・・」と不安な気持ちにもなる。
変異株で感染が広がっていて、自分自身にも受講してくれる若手俳優たちにも「感染させてはならない!」という緊張感が走る。もし後遺症が残って呼吸器に問題が起こったりしたら俳優生命にかかわる。
その反面、政府や東京都の対応には怒りを感じることを否定できない。
「不要不急の外出」???
我々芸能関係は不要不急なのだそうだ・・・!!!!
五輪は感染対策をしているので開催する。医師会の会長は政治資金パーティーをやる。それは黙って前を向いて飲食もしないから100人以上で集まって良くて・・・、なのに映画館は休館!
って、どうゆうことよ~~~~~~~!!!
と、叫びたい。
心が折れそうになる。
つい、「もうアタシなんか後の時間が少ないんだから、なんでこんな事になってんのよ」と言うと、若手は「柚木さんはもうキャリアがあるからいいじゃないですか。俺たち2年間もプロフィールに書く仕事がないんですよ。」と。
なるほど、やっぱりみんな苦労しているんだ。
仲間たちよ、耐えよう!全員で!
ちなみに、この話を仲のいい30歳の女優に話したら「そりゃ、柚木さん、ワカモノの方が大変ですよ」と一括された。。。えーーーん、だれか味方して!(笑)
2021年
4月
19日
月
第4波が終わらない今の状況ですが、緊急事態宣言の時短に翻弄され続けたエクササイズクラスがなんとか全メニューを終えることが出来ました。
感染数が増えている中、ギリギリのギリギリでした。
今は「10人で100㎡!」を合言葉に、必ず人と人の距離が1.5mとれる稽古場を原則にやっています。なので、公共施設を使わざるを得ません。
そこに!時短!
21時終了なので、いつもいつも20:45に私が「撤収!」と叫び、施設の外で最後のコメント、連絡事項・・・という稽古。
最後の2回は東京都の蔓延防止重点措置のためさらなる時短で19:30まで!!!ええええ!!!!
とりあえず一回だけ一般スタジオが空いていたのでそこに変更。4時間やりました。みんなぐでぐでになったことでしょうが、やはり、終わりを気にせずゆっくりできたのは、参加者の方々も充実感があったことでしょう。
※感染対策をすることに反対ではありません。この意味の分からない締め付け。補償が滞っていて全くの不平等。これに強い憤りを感じています。
そんな中だからこそ、一回一回積み上げて、一人一人「開いて」いくのが、いつもより心にしみました。
いつもそうですが、どんどん男っぽくなったり、顔がはっきりくっきりしてくる感じが手に取るようにわかり、生き生きと躍動してきます。
稽古できるのがこんなにも幸せだなんて!
その中で、一人、今回初めて参加して大変苦労している俳優さんがいらっしゃいました。
30代後半。このエクササイズは年齢が高いほど困難なのです。
積極的に前に出てやる。でもできない。躓くところはいつも同じ。私も何度も何度も同じコメントを繰り返す。。。。
本当にキツイと思います。
私は自分のことを思い出します。
そもそも、なぜ私がこんなにも長く「教える」羽目になったのか・・・
出来なかったからです。何度やっても何度やっても出来なくて、それでもあきらめるわけには行かなくて・・・
だから、他の人に提供できるくらいに熟知してしまったのです。
ずっと思いながらコメントを繰り返します。「これさえ越してくれれば・・・」と。
今、ずっと願っています。
あきらめず、きついけど我慢して続けて欲しい。この先にある新しい世界を見て欲しい!
それだけ!
今回、スタッフも大変で・・・写真を撮る余裕もほとんどなく、また、事務所所属の方が多くてみんな怪しいハートマークやカラフルな犯人目かくしをさせて頂きました。(笑)
2021年
2月
20日
土
2021年
1月
02日
土
2020年
12月
16日
水
本当に怒涛の2020年。最後のクラスはキャラクタークラスになった。
先日、無事終了。
とにかく、稽古中に感染者を出すことはなく、みんな元気で最終日を迎えられた。
今年は、まずそのことに感謝しかない。
キャラクタークラスはエクササイズのように対面で強く感情を表現することはないため、感染への心配は少しは楽だった。が、ここに来ての感染急拡大。毎日床からセットまで除菌清掃。
そして、窓を開けるが・・・寒い!
みんな防寒対策しての稽古だった。
今回、こんな中だが・・・いや、こんな中だからこそ本当に熱意のある人が集まってくれた。
今回、前半zoom、後半スタジオだったのだが・・・
「前半のzoomの日程だけでも全額払うから参加する」といって関西から参加した人。
そんなこと言われたら、あたしだってしゃーないやんけ!と言う気持ちになって、持ち運べるパソコンを新規購入。なんとこのアタシが2台持ち!
ビックカメラに買いになった時、「なんでここまで来て、この年で、アタシがパソコンで苦しまなきゃならないのか!」とビックにおにーさんに愚痴りまくった。
そしてスタジオには、一人だけ画像で参加していた。(笑)
静岡県から、後半4回、バスで通った人。
もう、マジか!って感じ。
養成所に行きながら、バイトもしながら、それでも10日間やり切った人たち。
キャラクタークラスは宿題の嵐なのだが・・・!
再演の舞台出演を控えた人。
初演でうまくいかず泥沼だった役を、リベンジを誓って参加。
次回のオーディションでの役を練習する人。
全員、確実な目的を決意をもって参加していた。
やはり、その気持ちを各々自分自身は裏切らない。
稽古途中でそのキャラクターを体にしみこませるために、よく設定の即興をやったりする。
その面白いことと言ったら・・・。
どんどんよくなって、最後はほんとにおもしろい「通し」になった。
そして自分の今いる位置と、今後の課題を確認できる。
そして、俳優はその役の人物の人生を「受け入れ」て「好き」になる。
演技がうまくいかなかった時の、俳優の状態として
「役への愛が薄れたのでは・・・」
「いや、薄れたつもりはないけど、それより自分への注意が上回った」
「役の人物はワガママだから、そうするとすぐそっぽを向く」
という話をした。
この会話、何気に私はとっても気に入っている。
今後使うだろうなぁ・・・この説明!(笑)
あああああああ!
来年こそ、ちゃんとした打ち上げしたいぃ~~~~~!!!!
2020年
11月
27日
金
11月半ば、エクササイズクラス2クール目が終わりました。
感染が急速に拡大し、緊張感が増してきた中、滑り込みセーフみたいな気持ちでした。
もちろん、このWSの中での感染はありませんでしたが「バイト先で感染者が・・・」ということでのお休みも出てきて、じわじわと迫ってくる感じがありました。
演劇界、芸能界 いや日本中・世界中 頑張っていたのに・・・という落胆の気持ちは否めません。
が、若者たちは元気でした。
たくさんの感情を爆発させ、学んでいってくれました。
その「前進したい!!!」というエネルギーに涙が出る思いでした。
追加の回を見学に来てくれた俳優さんが言ってくれたことですが、
「やっている俳優さんの個性が際立っている」
この言葉が一番うれしい感想です。
まずは自分自身を表現する・・・これは簡単なことではありません。
自分の「見られては不都合な自分」を公にさらすのです。こんなキツイことはありません。
このエクササイズに来てくれる俳優さん方は、そのことに果敢にチェレンジしてくれているのです。
この冬はまた我慢の季節になりそうですが、負けないぞ!
果敢な若者たちにエネルギーチャージしてもらいました。
そして、しんどい時、家で見る映画にどれほど気持ちが助けられたか・・・
ほんの2時間、現実から夢の世界へ。
その時間がどれほど大切なものか。
私たちの仕事は、そういう仕事なのだ・・・と改めて強く思いました。
今秋2クールのエクササイズクラスに参加してくれた俳優さん方本当にありがとうございました!
またみんなで前に進もう!!!!
2020年
10月
29日
木
先日9~10月エクササイズクラスが終了しました。
無事、本当に無事に、感染者もなく全メニューが終わりました。
まずはこのことに、参加者の方々、会場の方々、関わってくださった全ての皆様に
ありがとうございます!
です。
コロナ禍で新体制・・・週一回、チケット制、もう対応がバタバタでした。
政府の言う「7割経済」ですが、感染対策やらなにやらで仕事量は1.5倍。。。
真面目に体力勝負です。
今はお店もホテルも、コロナ禍で影響のある職場はみんなそうなのでしょうね。
本当に「皆さん、頑張りましょうね!」という気持ちです。
そして、内容。
メニューを一つ減らし、回数も8回。
「これで結果を残せるだろうか・・・。でも不安がっていても始まらない。やるならやるしかない」そう腹をくくって開催に舵を切りました。
無事終わった感想は「ワークショップは受講した人のものだな」です。
初めて来てくれた役者さん方は、以前を知らないわけで、今回の自分の経験を大切に思ってくれていました。
そして、ちゃんとした訓練の場に出来るかと言う、私の責任は私が負うべきこと。
だからこそ、受講してくださった方々のこの結果、この受け止めを私がきちんと把握して次を見ていく。これしかないと思いました。
どういう稽古もその俳優さん一人一人の成長こそが大切です。
トレーナーの能力はもちろん、一人一人の俳優さんが自覚して自立して成長する、それが一番その人のためになる・・・・
それを改めて感じたWSでした。
フェイスシールドマスクなどでの弊害も、もちろんあります。
何か体につけるということは、それだけ俳優の表現に大切な「身体」に規制をかけます。
こんな小さなものがこれほど影響するのか!と、やりながらとても歯がゆい思いもします。
でも、これも受け入れていくしかない現状です。
現場が十分に動いてない今、ただただ何もせず過ごすという選択はしないほうがいいと思います、特に成長段階の若手にとっては。
「今こそ訓練する時期だ」と思える気持ちが素晴らしい!
まだ10~11月クールのクラスは11月半ばまで続きます。
こちらも安全に最後まで・・・を祈りながら頑張っていきます。
神様仏様・・・!(普段、信心もないのにこんな時ばっかりですが・・・笑)
2020年
9月
10日
木
秋とは思えない残暑!
その中で、ついに始まりました、エクササイズクラス。
GWは緊急事態宣言真っただ中。「延期」と言う名のキャンセルになってしまいました。
その後、それにエントリーしていただいた方々とも連絡を取りながら・・・ついに再開です!
感染対策として、広い稽古場、人数を減らして、もちろんフェイスシールド・マスク・換気。
いつどうなるか分からないので、チケット制導入。
基本、週1回。
・・・何かあっても継続できるように・・・。やめない覚悟!
といっても、週一のエクササイズクラスは私がトレーナーをやるにあたっては初めてのケース。
毎日であろうが週一であろうが、レッスンが始めると俳優たちは・・・なるようになる!
私自身が、気が短い・・・というか、「イラち」なので、どれだけのたうち回ろうともさっさと結果が出したくなってくる。
いかんいかん・・・
焦らず、じっくり、結果がすべて!と言い聞かせる。
私自身が初めて受講したときは、週一で2か月半かかって終わらせた。
効果というか結果はか変わらないと思う。
まだまだあまり現場が動いていない中、しっかり基礎固めを・・・と思って来てくれている俳優さんたちに確かな結果がでるように、じっくりと進んでいきます。
2020年
9月
03日
木
8月はキャラクター&シーンクラスが出来ました!
前半はzoomで、後半は稽古場で。
まだまだ色々な状況の方がおり、対面はちょっと・・・と言う方、対策を講じて稽古場で・・・と言う方。双方の希望を叶えるため、半々で開催しました。
著名な演出家・俳優の方々の言葉通り、やはり芝居は
「暑い体をぶつけあって、唾を飛ばしあってなんぼ」
私もそう思います。
本当に「芝居」が出来るようになるまでまだ時間はかかりそうですが、今出来ることをやり続ける!
それしかないです。
zoomでは、
キャラクターはキャラクター分析と役の人物になってスピーチと会話、モノローグドラマのさわりまで。
シーンは、台本読解とやり取り、キャラクターの確認。
そして、後半は稽古場へ。
稽古場ではもちろん、感染対策の床掃除・セットの椅子やらテーブルやらを毎回全部拭いて。
ずっとフェイスシールドか透明マスクを取らずに練習。
一回シーンが終わるたびに窓全開。
ほんとに体力勝負やーーー!
病院や学校の方々は毎日これをやっているかと思うと頭が下がります。
そんなこんながあっても、フェイスシールドで飲み物を飲む動きが出来なくても・・・・
ああ!対面って最高!!!
人間を感じられるって最高!!!
稽古場初日の全員の言葉。「やっぱりコレだよね!!!」
ウチの稽古はやはりリアリティを重視するタイプの稽古です。
今回の稽古でも・・・いました。
勝手にアドリブ始めちゃう役者。
私が天然と言っているタイプの役者さんです。
そういう人は、私のように頭で、理屈で、芝居をしてしまう役者には羨ましいくらいコロコロと感情が動き、強い感情もがっつり表現できます。
でもその感覚が・・・楽しくなると、気が付くと、すぐアドリブ言ったり台本のストーリーをひっくり返したり・・・。
天然さんは、自分らしくやるのはいいけど、台本の理論・与えられたキャラクターをしっかり守ったまま自分の良さを出さなくてはなりません。
即興演劇でなければ、役者は「セリフ」を言ってなんぼ!
決められた動きが出来てなんぼ!
です。
私は若いころ、ここで右向いてこのセリフ言って・・・みたいなことを「上手」に出来ました。
そしてディレクターに「ちゃんとできている。でもおまえの芝居はちっとも面白くない」と言われ、このような稽古に足を突っ込んで、ここまで来ました。
こんな時期だからこそ、初心に戻って、
「台本に書かれたことを、毎回新鮮に。まるで初めてやるように。」
そして今回、ずーっと地道に続けてきた役者さんが、みごとに開眼!
その役者さんは、おとなしいタイプの人で、言葉遣いも優しく、自分に自信がないような感じでした。
最初はセリフも出てこないし、ただ叫ぶだけになるし、テトニー(体が固まること)起こすし・・・。
でも、稽古が進んでいくと、その原因はその俳優が「自分はまだまだできてないから、何もかもまだ足りない」と思うこと、自信がないこと・・・だということがわかってきました。だからすべて過剰にやってしまう。そうすると相手との交流もうまくいかず、シーンは台本通り進行しない。
自分が読み取った通りに、感じた通りに、失敗を恐れずシーンをやってみると、もう最高の出来でした。その人は今まで充分稽古を積んで力をつけていたのです。
それを自分自身で抑え込んでいたのです。
もったいない話ですね。
自分で自分を知って、勇気をもって表現していってほしいです。
基礎稽古って、そのためにあるのだから・・・!
写真は・・・
マスクなしの集合写真は、直前にマスクを取ってみんな口を真一文字に結んでいます。
稽古中の写真は、フェイスシールドと透明マスクの嵐。
残念ながら光って顔の表情が見えにくいのが悲しい。
それでも、やっぱり、芝居をしたい!!!!!
2020年
8月
22日
土
8月、対面のリピテションが出来ました。
7月はzoomに変更しましたが、やはり、人と人が関わる姿は素晴らしい!
まずは、K’sスタジオさんに感謝です。
久しぶりに行ってみると、換気口が2つも増えて空気を回す扇風機やサーキュレーターを備えていました。安心感倍増でした!!!
今まで通り、養生テープで超えてはいけない川をつくって距離を取ってのリピテションが中心ですが、最後に一回だけその真ん中の「川」がだんだん消えていく・・・バージョンをやりました。
今はすでにみんな、相手と近づくことに緊張感を持っています。
それがきちんとリピテションに反映されていて、リピテション全体が丁寧に繊細になっているのを感じました。
距離を取ることが良い方に作用して、自分で自家発電の感情を振り回してもどうにもならないことが体に落とし込まれているようです。
これをプラスの遺産にしなくては。
転んでもただでは起きないぞ!!!
そして、キャラシーンクラスが昨日から始まっています。
Show must go on!!!!
2020年
7月
29日
水
7月は特別リピが中止になり、zoomでのリピテションでした。
zoomリピに初めて参加した方々もおり、繰り返していただきますが、このzoomリピは俳優としての感性のキープにはなりますが、実際に「人」が目の前にいないということはそれだけ「危険」度がないのです。
人間同士の交流、感情や人体そのもののぶつかり合い、その情熱が魅力の演技においては、本来の練習には及びません。
ですが、この状況を嘆いていても始まらない。
いるのは自分のウチ・・・という状況であっても、みなさん「イキイキ」感をキープしてもらえました。
中には、「え!この子こんな顔してたのか?こんな声してたのか?」とびっくりするコも。
自分のウチということで、リラックスしているのです。
やはり人間一歩外に出ると緊張は否めない、ということを再度実感しました。
来月はぜひ、稽古場でリピをやりたいと思います。
稽古場でもそれくらいリラックスして欲しい!
頑張ろう!人類!!!!
2020年
7月
24日
金
先日、zoomでの「台本一冊全部読む」クラスが終了しました。
今回は映画のシナリオ。
戯曲と違って風景が動く!
当たり前ですが・・・・
映画監督さんのいう「絵」が、素晴らしい演技をしているのが実感できました。
そして、今回の台本の主人公は「殺人犯」。
今回も普段のアクターズワークスのシーンクラスではなかなか扱えない題材です。
そんな台本に出会えること。
zoomという武器で地方の人たちを会えること。
それはコロナの唯一の良かった面ですね。
何度もお仕事した某テレビ局のドラマのプロデューサーの方と先月でしたか・・・お話ししました。
「犯罪者と普通の人は何にも変わらない」
そう言われて、つい「それはそうなんですけどね・・・」という私がいました。
彼は諦めない!
「いや、そうなんだ!」
と。
本当にそれを気持ちの中に叩き込まなくては、こういう台本は理解できない。
途中で「自分とは違う人」というところに逃げそうになる。
私も、改めて立ち向かう覚悟をしました。
みんなで読み込むことの素晴らしさは、本当に多岐にわたる考え方を受け入れられること。
そこから、あきらめずに「殺人」という日常にない行為を落とし込んでいくことが出来ました。
読み方とか、役のキャラクターとかは人の数だけ幅があるということ。
本当にそれを体感したら、いわゆる「ダメ出し」を否定せずに受け入れられると思います。
ま、そこまで読み込まなきゃ!って話ですね。(笑)
8月にはキャラクター&シーンクラス
9月からはチケット制のエクササイズクラス
芝居を続けよう!!!
2020年
7月
01日
水
特別リピを開催できました!!!
特別っていうのは、もちろん「ソーシャルディスタンスリピ」です。
いや、コロナ対策とかソーシャルディスタンスとか、いうのはちょっと悔しくて「特別リピ」と。
かすかな抵抗でしょうか・・・(笑)
緊急事態宣言前に同じリピをやった以来、なんと3か月ぶりです。
もちろん感染対策はできる限り・・・
普段は10人とかそれ以上でやっているのを参加者6人で。
床も椅子も拭いて、消毒用アルコールを並べて、アルコールティッシュも・・・
マスクに透明マスク、フェイスシールドはより取りみどり!(笑)
リピテションは、感情を交流させる練習です。
普段は、言葉と行動の両方ですが、この事態では
・2mの間隔をあけそれ以上は近づけないという制限付き
・椅子を背中合わせに配置、基本的に相手を見ることができない状態で
という2種類をやりました。
人間には、その人なりの「人間距離」というものがあり、他人がその距離から内側に入ってきたら「恐怖感」が作動し「警戒警報」が鳴るものなのです。逆に家族や恋人など親しい人とは「もっと近づきたい」と感じるので、距離があったら「寂しさ」などを感じます。
その距離が保たれているということは、「怖い」という気持ちが起こりにくいので感情の起伏は起こりにくくはありますが、ちゃんと相手を見ること、しっかり声を出して相手に伝えないといけないこと、などはこのほうが鍛えられるという側面もあります。
後ろ向きに至っては「視覚」を奪われるので、もっともっと集中して相手をキャッチしないと交流になりません。
これをやると、できてるかできていないかが露骨にわかる。。。
これも興味深い発見でした。
「こんな事態だからできない」ではなく、出来ることをあきらめないで続けていきたい・・・と改めて思わされました。
3か月ぶりに、生身のメンバーを集えたこと。
涙が出るほど嬉しかった!!!!
でも、やはりこの状態なのでみんな体が硬くなっています。
「恐怖感」を感じると人間は体を固くします。自分を守ろうとする本能ですね。
みんな自分が思っている以上にストレスを感じているのだですね。
運動やストレッチ、大切です。
そして、消毒、ああマジ大変!!!!それだけで一仕事!(苦笑)
それを踏まえて、一生懸命毎日開店しているお店や、病院・介護施設など、頭が下がります。
2020年
6月
19日
金
ブログが大変久しぶりになってしまいました。
5月にはzoomレッスン「台本一冊全部読む」の「ヴェニスの商人」をやりました。
最初の「驟雨」でも書きました、全員がまず言いたい意見を自由に発言して行って台本を導き出していく時間を3日間取りました。
やはり、これはとても重要な時間です。
まずは、自分自身の意見を否定せず、その上で全体の台本の趣旨をくみ取っていく。
どちらが欠けてもダメなのです。
それを手に入れていける大切な時間でした。
その後、緊急事態宣言はどんどん解除され、あれよあれよという間に経済活動再開へ。
全国的にはもう何日も感染者が出ていないところも多く、私の実家のある岡山でも、まさに「日常」を取り戻しつつあるようです。
が、東京は・・・
演劇関係以外の友人からも「外に出ていいんだかいけないんだか全然わからない」と言う声が。
政府や東京都の方向性や対策も、相変わらずデータが示されないままの「掛け声」だけのものに、私には聞こえます。
東京都のステップに従って、対面してセリフを交わさない・いわゆる一人芝居の状態の「キャラクター&特別シーンクラス」を募集開始しましたが、思った以上に参加者の動きがありませんでした。
ここにきて東京都の様子が不安定であることと、それに対する都の対応がよくわからないことで、安心感が持てない人が多いのだと思います。
その感染の怖さもありますが、特に若者たちにとっての経済的不安定が想像以上に大きいと思いました。もちろん、若者だけではありません。事実、私自身も他人ごとではありません。
その2点で、「延期」の決断になりました。
延期を表明した後、メンバーの方々から
「恥ずかしながら収入が・・・」「バイトもやっと始まったばかり」
「親と同居で、やはりまだ不安」
などのコメントが寄せられました。
もちろん「参加を予定していたので残念」のメールも届きました。
こういうコメントをいただくと、延期したことが間違いだったのか・・・!と落ち込みもします。
テレビのニュースなどで、居酒屋で「やっとゆっくり飲める」と言ってビールを酌み交わすサラリーマンや、早々に温泉旅行に行ったりする家族の様子を見ると、「私たちの業界だけなんで!!!!」と、イジけた気持ちになってしまうのですが、「これは違う!みんな不安の中、工夫と努力をしている」と思い直し、気持ちを立て直す毎日です。
7月はもう一度、zoomで「台本一冊全部読む」を開催いたします。
これは格安ですので、皆さん、ぜひぜひご一緒に!
そして・・・私は・・・8月のエクササイズクラスを・・・・あきらめていません!!!
先日のニュースで、中学校の給食が一言もしゃべらず黙々と食べなくてはいけないので「つまらない」と。先生がなんとかしたい!と学校放送でDJを始め、生徒の投稿を読んだりほかの先生の心理テストをしたりで、受けに受けている・・・という記事を見ました。
いい話だと思いました。先生、すごい!
本当の新しいスタイルって、こういうことだな・・・と。
なんとか工夫を凝らして、8月にエクササイズクラスを!
そして、延期したキャラクター&特別シーンクラスを9月に!
3歩進んで2歩下がりながらも、前へ!!!
いつかは、思いっきり叫びあえる日が来ることを信じて!!!
2020年
5月
05日
火
遅くなりましたが、追加のアンケートが来ました。
こちらもご一読ください。
アクターズワークスでは、第二弾を募集開始しました。次は「ヴェニスの商人」です。
あ~~~~大変!(笑)
=============
今回、zoomサポート・読解への参加ができてとても勉強になり
読解に関しては、最初のト書きの部分だけでこんなに想像できるこ
フリーディスカッションは、自分の部屋で話しているので実は稽古
Aさんなど皆さんの解釈にも個性が出ており、それが読みに滲
戯曲読解は苦手意識が強かったのですが、今回のクラスやそれまで
中々、自分の意見に自信を持つことができなくていつも中途半端な
ディスカッションをしている内に、新たな発見も生まれていきまし
今後、zoomで稽古やWSをする機会が増えていくと思うので、
2020年
4月
28日
火
先日の「台本読解」クラスのアンケートをたくさんいただきました。
それをアップさせていただきます。
私があれこれ言うより、これを読んでいただいた方が皆さんによくわかっていただけそうです。(笑)
今回の台本は、岸田國士作「驟雨」でした。
そして、私がプランしたことは・・・参加者みんなの自由で本音のディスカッション。
これは、ミネルバ大学という大変個性的な大学の取材番組を見て、これはとても大事な事だ!と思ったからでした。
日本人はディスカッションにも慣れていないし、演出家は「先生」という習慣があり、つい「先生」の指示待ちになる。これが「俳優」という立場での演劇・映画の創作活動に大いに良くない!と思っていました。
それが引いては「正解探し」といわれる演じ方に繋がっている・・・と。
「台本をちゃんと読みこなすこと」と「それを演出家と話し合えること」この両輪がとても大切。
そのためにはまず、「間違ってる」とか「くだらない」ことからでも自分で言葉にしていくこと!から始めたいと思い、やってみました。
時間が短かったので充分とは言えないけれど、やり続ける必要があると思えました。
どうぞ、読んでみて下さい。
『台本読解は課題であり、やりたかった。勿論今までもやって来ましたが、いまいち自信がなかった。今後も続けたい。』
『あまり戯曲をきちんと読む機会があまりないので、参加してみた。
初めて一人で読んだ時は、なんか(戯曲の)動きがあまり見えず(会話はちらほら面白そうな所はあったのですが)淡々としている話だなと感じていたが、皆んなで感想を述べ合った二日目以降は、だんだん台詞に対して引っかかるようになり、なんでこの人はこう言ったんだろうと言うのに疑問を持って考える事が増えた。
自分と違う意見も、そういう捉え方もある、そう感じるんだと発見もあり楽しかった。
自分の読み方と相手の読み方が違うのも面白かった。』
『一日一日がいい意味で重かったなと・・・』
『やはり1人では気に留めなかったところや、違う意見を聞く事で人間を深めていくことができたなあという印象だった!』
『戯曲、台本をじっくり読む大事さを改めて見直せた。そういう見解もあるんだといい刺激をうけ、これから本読みの幅を見つめ直せそう。事前にもう少し個人で読み込んでおくべきだったなと反省。』
『他の方の読解を聞くことでそんな考え方もあるんだ〜!と思ったり、事前に読んで疑問に思っていた箇所がたくさん質問項目にあがってきていて、「あのこと」とは妄想でこれかな、とか思っていたことが全然違ってすぐ後ろにヒントが書いてあったり…整理できてとても良かった。
台本をもらったらすぐに読み始めていたが、時代や背景をまず調べるところから始めたいと思った。』
『自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。』
『 「自分はこう思った」と意見を言い、かつ人の「自分はこう思った」を聞くと、自分の読みの癖を知ることができたり、自分の引き出しにはない気付き方を知れたりするのでおもしろかった。』
『自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。
よく「正解はない」というものの、それと「自分の妄想」はまた違うし、わかりにくい本や癖のある人物だと「自分に引きつける」読み方で失敗したり行き詰まったりするので、時々こういう台本を読むレッスンには参加していきたいなと思った。』
『台本の読解には苦手意識があったが、改めてやってみるとやはり思い込みが結構激しく、感覚だけで誤って捉えていたことが多かった。
最初はシリアスなシーンとしか捉えていなかった。実は結構笑えるシーンだった。
たくさんの疑問を解きながら読んでいたつもりでも、疑問とも思わずスルーしてしまったところが山ほどあった。。。
また、時代背景に関するアンテナがとても低かったことにも気付いた。今までやってきたのは同世代の作家の現代の作品がほとんどだったので、もっと違う時代のものも知りたい。違う文化圏。』
2020年
4月
23日
木
慌てまくってzoom体制をつくり、メンバーの方も「苦手なんだけど必死で」用意して「台本一冊読む」クラスを無事終えることができました。
リラックス&リピテションと違い、こちらはzoomで充分対応できるとは思っていました。
そのとおり。
普段アクターズワークスでは、一冊読んでの台本読解の練習はやらないので、私自身も大変勉強になりました。
やはり、台本は読めなくっちゃ!!!
台本読解に関しては、他の同じような稽古と変わらないと思います。
私が勉強になったと思ったのは、アクターズワークスでエクササイズクラスからシーンクラスまでのレッスンを地道に続けている人、あるいは他の練習でもきちんと継続していると思われる人は、やはり「読め」ている・・・という実感を持ちました。
「読めない」と思う人のある種は、「自分の思い込が強い」人だと思います。
自分の一方的な見方、価値観でしか、台本が読めない。
台本は、やはりとても客観的に論理的に読む必要があります。
主人公や自分の役の気持ちだけがわかっても台本が読めていることにはなりません。
ウチでやっているエクササイズというレッスンは「自分の感情を知る。認める。」という結果をもたらすので、「自分」がわかると「他人」がわかるようになる・・・、「自分と違う意見、気持ちを持っている他の人がいる」ということを納得するようになります。
そのことも、やはり「台本を読む」ことに効果的に作用していると思えました。
自分自身のコンプレックスや思考のクセを理解して、それはそれとして客観視して、ちゃんと台本を読むことができる・・・とても大切な役者の仕事です。
参加した方々は継続のリクエストを頂きました。
この状況が続く限り、頑張ろうと思います。
みんな、頑張ろう!頑張って生き抜こう!
いつかは必ず終わりが来る!
2020年
4月
13日
月
本格的なコロナウィルスとの戦いが、いよいよ佳境に入ったと思われる今日この頃。
やっとzoomのレッスンの準備ができ、先日リラックス&リピのテストレッスンを2回行った。
これがこれが・・・思った以上の成果だった。
zoomくん、えらい!!!
正直リラックスはできると思っていたが、リピテションは大した効果は望めないと思っていて、「少しでもこの閉塞感を解消する手助け」くらいにしか思っていなかった。
が、俳優としての感覚を維持する効果ははっきりと認められると言っていい。
ちゃんとスタジオで練習する時と違って、ネットを使うのでまず声がちょっと遅れる。人によってネット環境が悪かったり、隣の部屋に家族がいたり、大きな声が出せなかったり・・・様々な規制・障害がある。
それをどれだけ「受け入れ」て、相手と交流できるか。
「受け入れる」というのは、「隣が気になるだから、上手くできない」ではなく、「隣が気になる」ことを無視せず「あ、今自分は隣を気にしている」ことに気づいて、その結果「イライラしている」という感情を相手に伝えられる・・・ということ。
演技に必要な「感情」というものは、自分で気づかなかったり蓋をしてなかったことにするとコントロールできなくなる。
障害が多いほど、いい訓練になっている。
また、音声の環境が悪いので、相手に言葉を伝えることにより神経を使い丁寧にやらないと伝わらない。
相手の言葉を聞くこともそうだ。ほんとに相手に集中しないと聞こえない。
だから、普段、自分一人で喋りがちな人はその欠点がより明らかになる。
どういう状況でも与えられた条件をフルに使って相手と交流する。
改めて、とても重要だと思わされた。
考えてみれば、特に映像のロケなどは障害だらけだ。
時代劇で山の中に連れていかれれば、それはそれで日常と違う環境がいい方に働く。(崖とか・・・笑)
が、そんなところばかりではない。
若いころ、ドラマのロケでごく平日の真っ昼間、普通の商店街でロケをした時、近所のおばちゃんたちが集まってきて指さされたりして、いきなりすっごく恥ずかしくなってドギマギしたことを思い出した。大したシーンではなかったと思う。ごく普通の日常会話のシーンで。
相手は有名な俳優さんだったと思う。
「みんな私なんか見てない」とか「私を見て無名な女優としか思っていないだろう」とか「店員の役で、地味な衣装が恥ずかしい。もっといい役だったらよかった。こんな私は見られたくない」とかとかとか・・・爆笑
もう、自意識のオバケ!
あ~あ、残念!(笑)
覚悟が足りなかったね。甘かったね。若かったね。(笑)
周りの環境は俳優に合わせてはくれない。俳優がそれを受け入れることが重要なのだ。
ただ、やはり、「キープ」に有効であり、「アップ」はあまり望めない。
エクササイズを終わった時点で俳優の感情の表現をブロックしているものにくさびを打ち込み、壊れるまで行かなくてもヒビは入っている。
それがリピテションクラスを継続することで壊れていく・・・そこまでの効果は望めないと思う。
あくまでもメンバーの人たち・・・つまり、このレッスンの内容や意味を理解している人たちへのキープクラスだろう。
それでも充分意味がある。
どういう形になるかわからないがいつかは終息する。いつかは・・・。
その時は一斉に芝居が始まる。舞台が・・・撮影が・・・急ピッチで。
その時にすぐ現場に出られるように!
みんな、生き抜こう!
2020年
3月
23日
月
マイズナーテクニックやメソッドなどを訓練した俳優は、セリフが聞こえない・・・と言われることがある。そういう俳優がいることは私も知っている。
自分の感情などを重視しすぎるあまり、ちゃんとした声を出さない人もいる。
あえて言うが、それはマイズナーテクニックなどの練習方法の問題ではないと思う。
俳優にとって、それは映像だけしかやらない俳優にとっても・・・、発声・滑舌はそれだけでもきちんと学ばなければならない重要な課題だ。
映画しか見てないが、ロバート・デ・ニーロの声が聞き取りにくいと思ったことはない。
念願の西山水木さんボイストレーニングをやっと受けられた。
水木さんに薦められてレポートを書いたので、ここにアップさせていただきます。
声の問題に悩んでいる俳優さん、声優さんがいらっしゃったらぜひ参考にして頂けたら幸いです。
=======================
西山水木さんボイスクラス第一回 2020 3/18
念願の水木さんボイスを受講!半年以上かかったぜい!
最初は声を出す筋肉についてを図解で説明。
声を出すための筋肉とはいわゆる「横隔膜」だけでなく、いや、横隔膜を動かすためにも骨盤底筋をはじめとして脊髄起立筋など多くの筋肉が連携して声を出す。
腹筋だけ鍛えればいい・・・というものではない。
俳優は「ずっとしゃべり続ける」「いきなり大きな声を出す」「寒いロケ地で声を出す」など、通常会話だけできればいいというものではないので、声が出る仕組みを知って体からトレーニングすべき。「声」は体が出す。筋トレは必要。
ラジオ体操は素晴らしいボイトレ筋トレだそうだ。声を出す筋肉をまんべんなく動かせる。また背骨を波にように動かす「波運動」。これも効率的。
また、声モノマネは非常に有効ということ。
声でモノマネをすれば筋肉の「同調感覚」が作動して、その音の出し方を覚えていくということ。
私の若い時は「歌」の先生でボイストレーニングしてきた。当時はそれが当たり前だった。だが、水木さんのように「セリフ」を使ってボイトレしていくということは、「表現」に直結した声が作れると思った。普段の自分の癖で、どこの筋肉が弱いのか使い方が悪いのか・・・などがよくわかる。
滑舌について
これも「背骨でしゃべる」など、やはり体を使うことが基本のということ。
よく言われる「母音法」についての話があった。
これは劇団四季が採用した方法としてよく知られている。
日本語は母音と子音の組み合わせで出来ているので、言葉をすべて母音に直してしゃべることで滑舌をよくする。これは間違いない。私も高校生の頃、みんな四季にあこがれていて遊びのように普段の会話を全部母音でやっていた。本当に子供の頃遊びでやったものってしっかり体に見についている。いまでも何かペラっと文章を渡されてもほとんどすぐに母音に変えられる。
遊びのように・・・これが本当の「芝居の稽古」なのだろう。Don’t forget!「遊び心」
だがこの劇団四季流の「母音法」には一つ問題があって、ただ機械的にやっても変な日本語になる・・・ということだ。それが芝居のリアリティを無くしてしまうので否定する人もいる。
このことは滑舌の問題ではないかもしれない。
日本語は一音一音区切っては日本語に聞こえない。一文節リエゾンするように発音しなくては日本語の意味が通らない。
例えば「青い空が美しい」という言葉があったとして、「あ お い そ ら・・・」と素晴らしく明確にしゃべれても、まるでAIのようになる・・・ということ。
「青い空が美しい」だと2文節。「あ お い そ ら・・・」ではなく、「青い空」なのだ。
また、「青い空」という言葉にイメージやそれに付随する感情がある。「美しい」と来ているのだから、雲一つない・・・とか、そんなイメージか。そしてそれを見ている自分のそういう空を見ている何かしらの感情。それをひっくるめて人間は言葉を発する。
それをきちんと水木さんに説明してもらった凄く納得がいった。これをちゃんと理解していれば「母音法」は素晴らしい方法だ。現場で使おう!っと!
最後のエクササイズ
今回の最後は「声のレッスン」というペーパーを少しやった。
「明るい声」「暗い声」「大きな声」「小さな声」などが書かれていて、その指示に従った声を出す・・・というもの。
これは一人一人やっていって、水木さんが声を聴いて、一人一人にアドバイスしていく。
ある人は「明るい声」が明るく聞こえない。それをどうしたら「明るい」声が出せるか、水木さんの調整にしたがってやっていく。どこを響かせたらいいか・・・とか、どこの筋肉が使えてないからそれを使って・・・とか、どこを開けて・・・とか。
私はマイズナーをやっていて、それは人間の感情、つまり「インナー」と言われるものから演技をアプローチしていく。たった数分の「声を出す」練習とインナーは直結している。「明るい声」に指摘を受けた俳優さんはやはり「開ける」ということが苦手な人だった。
そして私は・・・。「暗い声」の「ら」に明るさが残る・・・ということ。
これは、私が「陽気で、前向きで、明るい」性格であるといったことではない。私の芝居の癖だ。「力で押す」「言葉の最初にエネルギーをたくさん出してしまって、尻切れトンボになってしまいがち」という・・・。
たった一言ですべてバレてしまう・・・。言葉ってスゴイ!
また、それを見抜く水木さん、凄かった。
なんでも歯医者さんと筋肉友達で、声を出すところの図解などもその歯医者さんから教えてもらったりしているそうだ。矢沢永吉のライブ映像を見ながら「すごいね~、この胸鎖乳突筋!声が出るわけだね~」とか言い合っているらしい・・・、
オタク度マックス!!!! ついていけるかしらん・・・(笑)
2020年
3月
05日
木
先日、無事・・・? 今は何が無事なのかわからなくなってきましたが・・・、とにかく熱を出す人も咳き込む人もなく、キャラシーンクラス終了いたしました。
後半のクラスの進行状況をアップさせていただきます。今回も長い!(スミマセン)
第5~8日目
練習の中盤から後半。
キャラクタークラスは・・・
役の人物になって、みんなの前で役の人物の人生で大きな出来事を話す。
結婚やら大きな病気やら、親の介護や死、さらには日本の家庭ではタブー的な家庭の内情。。。
離婚、家族の誰かが引きこもっている、宗教にはまってしまった・・・などなど。
ここまでくるとまさに「劇」だ。
そのへんのドラマや戯曲と何も変わらない。
そして役の人物は、それを真っ向から他人に語ろうとなんてしない・・・という状況が出てくる。
わざといかにも軽いことのように笑いを混ぜたり、それには絶対触れず断固「自分は何も思っていない」という態度だったり。
エクササイズクラスのプリントに「言葉は感情を表す方法の一つに過ぎない」とある。まさにその通り。
ここまでくると、その人が本当のことを話せる設定が必要になってくる。
このあたりからフィクションの「設定」が登場する。
普通の人が辛いことや恥だと思っていることをモノローグドラマにしていく場合、本当はこんなことはなかったかもしれないが、この役の人物が本当の気持ち・普段は出さない感情を表現する場面を作っていく。
酔っぱらったり、亡くなった誰かの遺影に語りかけたり・・・。
今回のキャラクターでは、「えー!その話、人前でするんだ!」と逆にみんなが驚いたケースもあったが・・・(笑)
シーンは・・・
これまでの自分の課題を克服しつつ・・・
だんだん細かいセリフの「言葉の意味」やら、台本の大きな流れ、を注意していく。
これまで感情の流れを重視してやっていた、それを切らないようにしながら・・・たとえば「お父さん」という言葉にこの時どういう思い入れがあったか・・・とかを丁寧に入れていく。
また「ここでこの台本は流れが変わっている」というポイントをちゃんと読んでいく。
ここまでは仲良くやっていたのに、相手のこの言葉のせいでいきなり険悪になったり・・・という「折れ」を明確にしていく。
それがきちんと出来ればできるほど、作家がお客様に何を伝えたかったかがはっきりしてくる。見ていて「面白く」なっていく。
ここでも、やはり俳優個人個人のクセ、特徴が大いに見えてくる。
長所は短所、短所は長所だ。
短所がダメで直さなければならに所・・・ではない。
今回、一組は岸田國士の「紙風船」だった。
言わずと知れた名作で、私も21歳、養成所の時に練習台本としてもらって「これは何!どこがおもしろいの??」と思い、その年齢ではなんなのか全然わからなかった。(笑)
だから、今回の20代の二人ももう「読み」玉砕に近かった。(笑・・・えないが、もうこの年なので笑ったよ!)
一つは、頭では読めている・・・が身体では出来てない事例。
たとえば、この戯曲の途中で夫婦二人がエア旅行をする、「鎌倉」へ。
この昭和元年の時代。中流家庭の新婚夫婦が「鎌倉」へ旅行するのは、今の時代ではどういうことなのか!
「これはどういうこと?」と質問すると「この時代ではとても簡単には出来ない憧れの旅行」と言葉では答える。
が、それが感覚的にどういうことか、わかっていない。
「今、憧れの旅行って何?」とみんなに聞くと、「モルジィブ」とか「イタリアのモンサンミッシェル」とか答えが返ってくる。
ちゃんとそれを「感覚的」に入れてセリフを言えば、全然、シーンが変わってくる。生き生きしてくる。
また、シーンをやっていてその俳優「言えないセリフ」が自分ではっきりしてくる。
その言葉の意味がだんだん分からなくなってきた・・・とか、前のセリフと繋がらなくなっている・・・とか。
それをそのままにしない。そのセリフは、相手を取れていない、自分の気持ちや意味がついて行っていないなど、何か修正が必要な言葉なのだ。それを丁寧に修正していく。
第9~10日目
最後の詰めの日程。
キャラクターは、人生の一大事をモノローグドラマにしてその台本を自分で書いて演じていく。
ここで一番大きなことは「台本のマジック」だ。
これまでは、役の人物になってフリーに話していた。いわば即興。
ここで「台本」登場!
役者って「台本」となるといきなり「次のセリフは何だっけ?」「どうやって終わるんだっけ?」と「頭」が入ってきて、それまでの「自由」さがぶっ飛ぶ。
必ず一度その洗礼を受ける。
必要な体験だ。
こんなに「台本」に捕らわれてしまうのだ。
それがわかったうえで、「自分をオープンした状態に持っていく」「役の人物になる」「このシーンに至った状況を信じ、感情を感じ取っておく」を丁寧に繰り返し、相手を意識して毎回新鮮に相手に言いたいことをちゃんと言っていく。
その結果、これまでにように感情も変化していく。
シーンは・・・
これまで順調にくれば、一般に言う「ミザンス」を入れられる。
このセリフの時はここに座ってて・・・とか、この動きで相手にアプローチして・・・とか。決めていける。決めても自然な流れでそれをこなすことが出来るようになっている。
演出の方々は、相手との距離感で二人の緊張感を表そうとしたり、「見せ場」でどっちかの顔が隠れたりしないように動きを付けていくだろう。それにきちんと答えられる俳優になりたいものだ。
今回のシーンクラスで、とある劇団に所属した俳優さんが参加されていて、やはり「先にミザンスやセリフの言い方」ありきな方が参加されていた。
リピテションで培ってきた「相手とのやり取り」ありき・・・ではなく「ここでこう動く」「で、このセリフはこの動きで」と、決めてかかってしまう。
そのやり方が悪いワケではない。
作品作りは時間との闘いだ。いつまでも俳優の個人練習をしている時間はない。だからミザンスなどの「演出」はどんどんついて行って、「作品」を仕上げていく必要がある。
ただ、私は「俳優の技能訓練」をしている。
だから、それでは身に着かなかったことを、こういうワークショップを開いてスキルアップしようとしている。
その俳優さんにそれを心底理解してもらえなかったことは残念だった。
その場合、どうなったかの一例をあげてみたい。
例えば、『「こっちに来て」というセリフに80%の悲しみが必要だ』と思ったとする。そうするとシーンを進行する中でそのセリフが来ると80%の悲しみを充電するまで「間」をとってしまう。
その間が積もり積もって、全体では3分長い!間延びだ・・・客は飽きる。
そういう事が起きる。
何故、それにこだわるのか!!!
俳優のエゴか!
こういうことに対して、以前、小川絵梨子さんは「感情なんか後で来るんだ」と言った。
そういうことになるよね。
また、動きでもそういうことがある。台本ではとても繊細に「ちょっと触る」なのに、自分の感情ばかりに注視してしまってガバっと相手の手を握りしめてしまう。
台本では「ちょっと触る」から、二人の微妙な関係が表せるのに・・・。
そうすると「相手が手をそのままにしておくのはオカシイ」ということになってしまって、台本が書いているストーリーを変えてしまうことになる。
「この二人は結ばれる話なのに別れちゃうぞ!」
台本を成立させることが、我々俳優のなすべきこと!
もうずっと言い続けているが、俳優のスキルアップには、色々なやり方がある。
そして、いくつになってもこれでいいということはない。
西山水木さんが、セリフ、言葉をとても大切にしていらっしゃる。
そのことから表すことのできる大いなる可能性を。
感情や相手との交流を基礎にやってきた私だが、これから水木さんの「言葉」をもっと身に着けて、もっともっと先に進みたい。
そして、そこから見える景色を・・・その「境地」(?)を体験してみたい。
今は「コロナ危機」で芝居は休眠状態かもしれないが、いつかはこの危機は去っていく。
その時また、歩み始めたい。
2020年
2月
28日
金
今回はダイアリーにしてみました。
前半4日分です。
第一日目
チャート説明
学校のテストのように解答しただけではダメ。体に落とし込むため
1組シーン 読み合わせ
台本の読み方の浅さが露呈する。
第二日
キャラクターは、自分の演じる役の人をみんなの前で話す。
エクササイズを経験しているメンバーなので、本人と似ていいると
シーンは、昨日、台本の読み方についてコメントしたチームは、修
シーンの最初はリピテションのように、感情を使った交流を中心に
そうすると、エクササイズの時の課題が如実に現れ、怒っているけ
エクササイズの重要性。
また、目的をどうしていいかわからなくなり、停滞することがある
見違えるほど、シーンが浮き上がる。
第三〜四日
キャラクター
役の人物になって、みんなの前で自己紹介。
みんな、自分に近しい親兄弟なので、はじめは冷静さを欠き、とに
どうしてもわかんない…という人は、参加者の中で「私、わかる」
近しい親兄弟をやっていると、自分では以外なほど感情が溢れてく
やはり、色々な意味で家族!なのだ。
シーン
まずキャラクターを入れて、シーンの背景を感情的に信じられたら
ここで、もし台本に背いてでも自分の感情の流れに従って、大いに
と言っても、役者はなかなか脱線出来ない。
台本の通りにやろうとする習慣がとことん邪魔をする。
だか、それをやろうとすると、ついさっきまで生き生きしていた姿
やはりエクササイズの成果はすごい!と思う。体は、自分と役が離
そうなったら、それは、自分が楽器を開いてないとか、キャラクタ
それを毎回、修正していく。
レッスンは今日5日目。
5回目からは次回また経過をお知らせします。
コロナウィルスで大変な事態ですが、参加者・見学の人全員、稽古場に着いたらまず手洗い!みんな気を付けてやってくれています。
最終日まで何にも負けず頑張ります!
2020年
2月
22日
土
先日、お忙しい水木さんのツアー公演の合間を縫って、3回目の交換WS.。
水木さんの体力とパワーに頭が下がる。よくこんなスケジュールの間にWSまでやろうとするなぁ・・・。どこからそんなエネルギー、情熱、がでてくるのか・・・。
私の方が後輩なのだが、ついていくのが大変!反省して体力を付けねば・・・!!!!
二人で何も決めないゆる~い集まりを始めて3回目。
ほとんどまず、2人のオバサン女優の愚痴から始まる。(笑) これをやれるのは精神衛生上非常に良い!!!
だが3回目を迎え、少なくとも二人の・・・いや、私の?方向性は見えてきたような気がする。
俳優が演技する能力を数値にして、ワークショップなどの訓練で身に着けられる点数が50点として、演出家が「こいつOK」と思える点数が60点だったとする。
私は自分のWSの中で、もちろん俳優が60点になるように一生懸命やっているが、それは理想論。その現実の中で「必ず違いを作って終わる」ということを自分に戒めている。
ある人は60点に達した!スゴイ! でも、そうでない人も20点だった人を20点のままでは帰さない。1点でも進めて終わらせる!・・・と。
私は演出家・監督ではないので「演出」でその人を生かしてあげることは出来ない。その代わりに私のWSでは「演出家・監督の前に出るまでに俳優がやっておかなければならないこと」に特化して練習しているつもりだ。
もちろん、どのトレーナーさんも自分のポリシーの元、一生懸命レッスンしてらっしゃると思う。
だが、やはり、現場に出たときにすぐに結果を出せるものではない。
もちろん、自分の点数と60点の差を自覚して、それを埋めるために何をしなければならないか理解して身に着けていくのは俳優一人一人の自己責任だが、少しでもその差を埋めるべくトレーナーが前進できることは何か。
水木さんが初回に「やっぱり発表会までやらないと」とおっしゃった。
私ではその経験はさせてあげられない。
私には演出はできない。
もちろん、シーンを成立させることはできる。が、それは作品を作る「演出」ではない。
今回の交換WSでは・・・
前回まで多くは私がやって来たマイズナーテクニックなるものの感覚を使い「交流」を重視したセリフのやり取りを、水木さんに見てもらったり私と水木さんでやってみたりした。
今日はそれに、水木さんの演出が加わったらどうなるのか・・・を試した。
私と黒澤君で「マクベス」を。
もちろん、セリフを覚えているわけではないし、細かく本を読み込んでキャラクターを作っているわけではない、ただセリフを使って交流と目的を意識して読み合わせ・・・から始まって、水木さんの「なんでマクベス夫人は夫にダンカン殺しをさせたいか」「なんでマクベスはこの短い時間に、一旦やめようと思った殺戮を、奥さんに叱咤されたくらいでやることに変わったか」などの思索が始まる。
水木さんは『誤読』という手法をつかって、そのキャラクターの裏側、奥、を探っていって深みを与え、まさに演技を引き上げていってくれた。
これは交換WSなので、私も自分自身が演出を受けて自分の何がどう変わっていくか・・・を気にしながらやってみられた。
自分の中の変化はとても興味深かった。
また、自分ではわからない自分がたくさんいて、それを水木さんが遠慮なくピックアップする。
へぇ~そんなふうに見えてるのか・・・
え?それはいいところ、面白いところなんだ・・・気が付かなかった。
などなど。
自分が教えているWSでは、出来るだけ自分で自覚する部分を多くして、自分で俳優として作品に挑めるようにアプローチしていくが、所詮、自分で自分のことが全部わかるわけではない。
演出家にゆだねて、引き上げて、色を塗ってもらうことの、面白さ大切さ。
これを多く体験することもとても重要なのだ。
車の運転と同じ、身に着くまでやれば自分の手足のように車を運転することが出来る。
だから、現場にたくさん出られる人はがどんどん上手くなるのだな・・・と改めて思った。
黒澤くんが「技術はあるが統合できない・・・」
と言った。
どういう意味かと言うと、今の若手俳優たちは色々な方法論で学んで、例えばマイズナーテクニックならリピテションをやる。それを使って相手と交流はできるがいるまでたってもミザンス通りに動けない。それでは芝居は構築できない。
ほんとは両方できるはずで、やればいいのに・・・なんで?
ということ。
これでは何のために基礎を学んでいるのかわからない。
何度も言うが、自分が一人前の俳優になるために結果を出すのは俳優の自己責任だ。
だが、マイズナーであれルコックであれ、その基礎を現場に繋げていくのは「演出」を付けてもらってやってみることでしか学べないことはたくさんある。
それをしながら、その場面を演出家の要求通りに表現していくために「だからこの練習をやったんだ!これだよ!」とオンタイムで指摘する稽古はとても重要な有益な稽古なのだと思う。
いろいろな優れた演技論、練習方法があるが、それを身に着けたうえで
方法論に固執しない。
それが見に着けば、きっときっと芝居というフィールドでいかにみんなで楽しく遊べるに違いない!
2020年
2月
14日
金
今月2回のリピテションが終わり、来週からキャラクター&シーンクラス。
ただいま絶賛台本選び中です。
アクターズワークス以外でも、演技トレーニングのご依頼を頂くことがあります。有難いことです。
色々な立場・状況の俳優たちが演技力を高め、いい仕事をゲットする、いいパフォーマンスをすることを目指して努力していく所存で頑張ってます。
そんな中で今、話題になっていることの一つに「モチベーション」のことがあります。
新国立のトレーナーをやっていた頃、新国がお招きしていたイギリスのラダという王立の演劇学校(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E7%AB%8B%E6%BC%94%E5%8A%87%E5%AD%A6%E6%A0%A1)の有名なチーフトレーナーとお話しする機会がありました。
その時の彼女が
「『私のセリフはどれ!!! 私にセリフを頂戴!!!』という気持ちだけは、教えることが出来ない」
とおっしゃったのを忘れることが出来ません。
私はアクターズワークスにおいても、他のレッスンに関しても「しつけはしません」とお願いしている。
ダラダラと遅刻したり、セリフを覚えてなかったり・・・そういう人を「怒る」ことは無意味だと思っており、怒られなければやらないならやめてしまえばいい!と思っている。
それはモチベーション?エネルギー?、日本流に言えば気合、を他に人に入れももらう行為だと思うので。自分でそれを高め、集中し、稽古に望めない人は、この仕事は無理だ・・・と。
確かに、10代のまだ高校生という人には教育的側面があるので難しいこともあると思うが、18歳・高校卒業以上は問答無用だと思う。
「役者になる」など、雲をつかむような話。
私自身も親に理解されるわけもなく、「許して欲しい」などとも言えず内容的には「家出」、強引にこの業界に飛び込んでしまった。それしかなかった。
簡単に仕事をもらえるわけではない。
アルバイトづくめの日々。
ずっとオーディション、キャスティングという「競争」にさらされ、隣には成功を収め収入と名声を手に入れた「スター」がいる。この格差状態!
そんな中で「芝居をしたい!」というモチベーションを保ち続けるのは・・・
夢とか、お金とか、意地とか・・・どういう言葉でも言い表せない。
一つ言えることは「自分で自分の心と逃げずに対自する」ことしかないと思う。
自分と同い年はサラリーマンになって家族をもって家でも買っている、自分はこのまま芝居をやっていていいのか、それで自分は幸せなのか、自分の人生が納得できるのか・・・
そういう人たちとも胸を張って一緒にお酒を酌み交わすことが出来るのか・・・
私自身もいまだにそれの連続だ。
役者としても、トレーナーとしても、逃げないで最後まで生き延びたいものだ。
・・・ふぁいと!みんな。ふぁいと!私!
(別記)
「モチベーション」のことに伴い、追記させていただきたいこと。
私&アクターズワークスは20年、この「しつけをしない」立ち位置を守っているのだが、それでも昨今、メールの返信の仕方とか、稽古に対する準備とかがまるで大人とは思えなかったり、「ワークショップなんだから、何か教えてもらえる」という態度だったりする人が増えてきた気はする。
ちょっと変わった人だったり、いわゆるあきらかに社会人不適応なヤツだったりは昔からいたが、普通の真面目な人もそうなって来た。
先日、とあるプロデューサーと話をしていて「今の若者は『大人』にならない。昔の20歳が今の30歳だ」という言葉が出た。
これもしばらく前から言われていたことだが、なおさら顕著になった気がする。
誰が「大人」教育をするのだろう・・・
その責任は・・・親?先生?
私自身の気持ちが路頭に迷う。
真面目に取り組んでいる人、可能性があるワカモノになら意見すべきか?
今のワカモノの親世代っていたら私も入るのだろう・・・
これは俳優だけではなく、すでに「教育」の問題なのだろうが・・・
ここ数年、この件については迷っている。
結論が出るまで迷うしかないが。。。。
こんな話も、水木さんとの交換WSでも出ている。色々なオトナのみなさんと話し合うことを続けて行こうと思う。
2026年
5月
27日
水
今月のリピテションクラスが終わりました。
今回は、3月のエクササイズクラスに参加してくれてたコや、しばらく頑張ってクラスに来ていてついに養成所に受かった子などの若者チームと、いつもの常連のオジサン・オバサン(笑)。
まずは、、、
3月のエクササイズクラスに参加してくれていた子が、別のところではあるけれど、リピリションを続けてくれていたことを知って、もう、すごく嬉しかった。
よかった。
以前、「マイスナーテクニックで傷ついた」と言う投稿があったと聞いて「トレーナーのパワハラなんかがあるんだったら、速攻で言うべきところに言うべき。または、途中でやめてしまったら傷ついただけで終わってしまう可能性がある」
と書いたことがある。
そのコも一回のエクササイズでは、開ききらない途中の状態で終わってしまった。
傷ついただけで諦めてしまわなくて、本当によかったと思った。
っていうか、ホッとした。
このやり方はとっても時間がかかります。(いやこれでなくても、演技を極めるのは一朝一夕ではいきませんよね)
特に「良い子」にとっては…。
以前若者に聞いたんだけど、今はSNSが発達したおかげで、私たち昭和のおばさん以上に忖度していきなければならない時代になってきたようだ。
子供の頃からLINEグループだとか、SNSにアップして問題になったらどうたらこうたらとか…
はみ出さないようにはみ出さないように生きてきているらしい。
役者をやると言う事は、普通じゃない人たちも演じるということで、人間のはみ出した部分、いやはみ出してはいないんだけれど、はみ出したいと思っている願望、これを表現しなければならない。
だから自分のその普段見せない裏の部分を、自覚して表現できるようにする必要がある。
これはとてもしんどい作業なのです。
リピテションは、その練習でもあるのだ。
リピテションをやると、相手の感情を受け取らなくてはいけない。相手がガチで怒っていたら、それを全部受けとらなくては(感じとらなくては)いけない。
相手がガチで怒ってたりしたら、そりゃこっちだって怖いわ、腹が立つわ、悲しいわ・・・わけわかんなくなる。普段の生活でそんなことめったにないから・・・。
ココロが揺れまくるに決まってる。まるで嵐の大海原を行く小舟のように。
その時にその感情から逃げてしまわないで、相手に表現し返す。これでリピテションが成立する。
第一段階が開くまで、本当にしんどいです。そりゃ傷つくさ。
ぜひぜひそこを乗り越えていただきたいと思うばかりです。
皆さん、その先に一筋の光が見えてくるんだよ。
いつもですが、ファイト!みんな!
アタシも頑張る!
2026年
5月
12日
火
ブログが大変遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
まずは先日終わりましたキャラクター&シークラスですが…
今回はベテラン勢(何度もいらっしゃっている方)が、大勢いらっしゃって…。
とても、今までにない細かいところ、よりシーン完成を目指して練習できた気がします。
シーンクラスの初参加の方は…
感情を交流させて、シーンを進行させる(台本の通りの結果に導く。目的ですね。
と言うことを目標とします。
エクササイズクラスでリピテションを練習した結果がここになる!ということがわかっていただきたいのです。
今回、それはもうわかっている方々は・・・
要所要所で、台本の要求することをきちんと踏まえていく…とでも言いましょうか。
分量が増すとか、話が折れると言う言葉で表現するのですが、
例えば、、、
「男女の友達が2人喋っている。ところが、男は、実は女に告白したい」というシーンだとすると、いざ告白すると言う瞬間には、エネルギーというか緊張感ががつっと上がるわけです。
こういうのを分量が増すとか、折れるとか言っているわけです。
こういう箇所をきちんきちんとやっていけば、台本はより面白くなり、見ている人は飽きないわけです。
それはもちろん作家さんが台本の中で狙って書いていることです。
場面がどんどんと進行していくところ、です。
今回は、ベテランゼばかりだったので、より、私の言葉もきつくなっていきました。笑
見学に来てくださった方もいらっしゃいますが、その方々も巻き込んで、シーンを見ていただいた後、
「さぁ、どのくらいで飽きた?」
とか遠慮なく突っ込んでおりました。
そうなのです。
きちんと台本の細かい箇所を踏んでいかないと、見ている人は30秒持たないです。
飽きるのです。
見ている人に
次はどうなるんだろう…。
また興味深い、面白いシーンが進むのであろう…。
と言う集中を惹きつけるためには、本当に繊細な役作りと交流が必要です。
その辺をがっつり突っ込んでみましたー!
相変わらず全員でへろへろ 笑
4月のリピティションクラスのブログも書けなかったのですが、こちらも慣れてきた方が多いので、そういう細かいところを突っ込んでみました。
だいぶ落ち込ませてしまいましたが…。
でも必要なことです。
だからやる事は尽きない、いつまでたってもまだまだ先がある…と感じます。
だからやめられないんですけどね。
※それを知ってか知らずか、みんな小難しい台本選ぶんだよね。わかりやすいの推薦したのに… .笑笑
新たに、新人プロカメラマンが撮影してくださった写真を追加いたします。
ほんとに、、、以前ワークショップを受けてくれていた方々が、仕事が変わっても訪れてくださるのはとても嬉しいです。
さすがのアップショット!!!
4月リピテションクラスの写真です。
2026年
4月
05日
日
先日、今年最初のエクササイズクラスが終わりました。
今回のクラスは、私にとって初心に返って身を引き締め直す体験になりました。
「人間」というものを分かった気になっていてはいけない!!それは傲慢というものだ!
今回、とっても楽器のいい役者さんがご参加くださっていました。
楽器がいい…とは、感情が豊かって言うか、、、まぁ、子供のような天然系の方、、、と思って頂けたら。
私は全く逆で、頭でコントロールをしまくってその結果「おまえの芝居はちゃんとやっているけどちっとも面白くない」と言われるタイプ。
そんな私なのに、うちにはなぜか天然動物系の方々が多くいらっしゃいます。羨ましい、、、、
以前も私は、動物系の方に「そんなに自由なのになんで私のところに来るのよ?自分が動物系のトレーナーのとこ行けば?」とか、よく言ったものです。
動物さん曰く「いや、柚木さん、違うんですよ。動物だからちゃんと社会で生きている為に必死で自分を抑えて生きて来て、それで芝居で『感情を出せ」とか言われても、もうどうしたらいいかわからないんですよ。でもって、同じ動物系のトレーナーの人は、もう動物だから何言ってるか全然わからない!」と、、、
なるほど・・・動物は動物でやはり苦労して社会生活をやっているのか・・・!みんな各々苦労があるんだ!とわかり、だいぶ彼らのパターンを理解したつもりでした。
ところが、今回の動物さんはスーパー野生動物とでも言いましょうか、、、自分で、リピテション中に「あの瞬間、何がなんだか分からなくなって、そのあとは覚えていない」と言ったリピテションで、そのあとも見事に素晴らしいリピテションになっている!という方。
とにかく、こちらには色々な状態でありのままに見えて!把握に苦労しました。「今日のは◯◯に見えたけど、どう?」「ん〜〜、でも、こういう相手にはこうしなきゃ、と決めているから、、、」
えーーー これが頭?オートマチックな習慣?
ぎょえーーー!!!!
このリピテションは、感情表現を使って相手と交流する、、、というシロモノ。自分では普段気づかない悲しみや怒りに、いきなりぶち当たる可能性があります。
だから、トレーナーは繊細に気を配らなくてはならないのです。
強い悲しみに、いきなりぶちあたったらそれは「傷つく」という事になります。だからこそ、感情というシロモノがどういうものか説明し、私たちは何のためにこんな事をやり、何処へ向かうのかをトレーナーは正しく導く必要があります。
そして、エクササイズ中にその役者さんが見せた深い悲しみ。。。
Take a time!
ゆっくり、時間をかけて・・・!
私は、自分の先生から「焦ってはいけない。無理強いしてはいけない。」と教わってきました。
繊細な人間の心、その人自身が「演技のために前進!」という覚悟ができた時にしか後押ししてはならないのです。
無理強いしても、「演技力向上」という結果は手に入らない!それどころかトレーナーと俳優の信頼関係が築けないから・・・。
他にもとても繊細に扱わなくてはならない俳優さんがいらっしゃいました。
焦ってはいけない!
でも、一歩づつ、それがわずか1cmであっても前に進めば、いつか結果はついてくるのです!
信じる者は救われます!!!
必ず!!!
「おまえの芝居はちゃんとやっているけどちっとも面白くない」と言われた私も、40年芝居続けたら何とかなったみたいです。笑笑
連休にキャラクター&シーンクラス開催です。
こちらも見学歓迎!!!
2026年
2月
28日
土
今月ももう終わり。そうそう2月は28日しかないんだ。なんだか焦る!!
今月のリピテションクラス。
みんなの写真に映った顔が面白過ぎます!
いや、冗談で言ってるのではなくこれこそ「生き生き」した表情!
こんな顔を芝居の中で見たいものです。
今日は「リピテションが出来るだけでは芝居は出来ない!」ことについて書いてみます。
別の稽古で、やはりマイズナーテクニックのレッスンをしている若手新人のコが「芝居ってリピテションだけじゃダメなんだな」としみじみ言ってたのが妙に頭にこびりついています。
まず、言いたい!
リピテションはただの基礎トレーニングの一つ!!!!芝居じゃない!!!
芝居は「物語」です。それなりに何重構造です。
例えば・・・「男女、好きなんだけど別れを告げるシーン」とします。
好きだから「好きと告白するシーン」ならわかりやすい。心の中にある「好き」という感情をそのままセリフに乗っければいいのです。
ところが「好き」なんだけど「別れる」というシーンだったら・・・
別れを切り出すにはなんだかの事情があるのです、もちろん。たとえば・・・実際には自分には奥さんがいる、それを黙ったまま気持ちを抑えられず付き合ってしまった、だとします。
そういう時に「役の人物の気持ちは何?」と聞かれて、よく新人さんは「いや、好きなんだけど、申し訳ないからもうやめないと・・・」などと答えます。
その分解の仕方は、頭が「考えて」いる説明なのです。
感情というのは、もっとシンプル。「好き」は「好き」、「嫌い」は「嫌い」なのです。2択オンリー!
上記の場合「好き」なのです。
だからまず俳優は、相手を「好き」と感じなければならないのです。
その上に、「別れなければならない。だって僕はもう結婚しているのだから・・・、あああ僕は彼女をだましてしまった」を重ねていくのです。
感情:好き
目的:別れる
です。
それを明確にしてセリフを行き来させると、頭で計算しないその場で相手を見て起こった感情が表現できます。
つまり「揺れる」のです。
この構造を身に付けるべきです。
で、リピテションの練習は、この「セリフを行き来させると、頭で計算しないその場で相手を見て起こった感情が表現できる」「揺れる」という事を身に付けるための訓練です。
芝居を全部作り上げるためには、そのうえで、キャラクターや台本の読解力、それを表現するための様々なハウツーを身に付けなければなりません。
エクササイズクラスの中で、よく説明に使う言葉ですが「リピテションは筋トレ」。
筋トレが出来て、いくら○○キロのバーベルがすいすい持ち上げられても、大谷翔平さんのようにホームランは打てない!
バットを持って球を打つ練習しろ!
ってことになります。
リピテションが出来ても(○○キロのバーベルは上げられても)、芝居は(ホームラン)は打てない、のです。
じゃ、野球の試合で大切なのは・・・「勝利」=「ホームラン」です。だって点取れないと勝てないもん。
芝居は、演技全体でお客様を感動させることが大切なのです!
3月のエクササイズクラス。
みなさん、手ぐすね引いて!エントリーをお待ちしております!!!
2026年
2月
06日
金
ショートシーンクラス、やりました!
先月、私自身がとある映画監督のワークショップを受け「やはり演技にも時代の流行りはある」などの、旬なオーディション事情を伺って、「とにかくポイント解説するぞーーーー」と前のめりに頑張りました。
今回は「台本当日渡しバージョン」です。
台本一冊読めるわけではない、つまり全体のストーリーはわからず、ペラ一枚をその場で渡されて演じる、というオーディションです。
その場で、台本のポイントをどう読み取るか・・・、今回は台本の中の「変化」をきちんと読み取り演じられること、をピックアップしてみました。
思う限り説明してみましたが、みんなに上手く伝わったか・・・
ただ、やっているうちに、やはりエクササイズクラスからキャラクター、シーンと進んでいくどの要素も削ることができない、と思うばかり・・・。
途中のみんなからのコメントで、、、
「○○のように読み取ったのでそうやってみたんですが・・・」柚「読み取りは間違ってない。でもそう見えないんだよ。」
この場合、もっと感情も身体もちゃんと表現ることが必要。エクササイズクラス!
「それは、私が間違ってるってことなんですか?」柚「いやいや、このペラ一枚だし、そもそも芝居は正解とか不正解とかではない。監督に要望されたらどう変えていけるかの問題」
この場合、いつも「正解」を求める気持ちがあって、それが自己表現を邪魔する・・・という可能背があり。シーンやってそれを習慣化する!勇気!
「なんか監督にコメントされたら、やってる最中にちゃんとできてるか気になって上手くいかなくなる」
演技をスタートしたら、そこにいるのは役の人物だけ。演技を心配している役者にならないこと!そのためには、スタートしたら相手に集中、考えない! ・・・失敗を恐れないことかな。いや、失敗に慣れること。これも習慣にすることと勇気!
などなど・・・
結局シーンクラスで言ってることが丸々やん!(笑)
芝居って「お客様」あってのものです。
ちょっと言葉の選び方は?ですが、見ている人が「つまんない、飽きた」と思ったらだめなのだと思います。
それはもちろん、「お客さんに媚びる」という意味でも「見せ方だけを上手になる」というのではありません。
人間の葛藤を描いている以上、相手と関わって何かが変わって最後を迎える。これがストーリーだと思います。
登場人物がずーっと同じ感情を持ち、なんの出来事も怒らないものをオーディションのシーンに持ってくるはずがないのです。
そもそも、台本というものが起承転結なのです。それをぎゅっと圧縮したと思った方がいいのかもしれません。
なんだか改めて、芝居って深いな・・・・、どこまでも道は続いているな・・・・と思った稽古でした。
俳優諸君、頑張りましょう!
3月エクササイズクラス、絶賛募集中です!!!
※2/24にリピテションクラスあり、見学歓迎! しっかり自分の目で見て自分のレッスンを決めましょう!!!
追伸
普段はほとんどやらないんだけど、「それをやりたいなら、こういう風やったらどう?」という、昔からの「やって見せる」ことを、今回はちょっとやりました。
オーディション対応ならでは・・・かな。
こうすれば、もっとやりたいことがお客様に伝わるんじゃない?という方法かと・・・。
なんだけど、このシーンはチャラい男が、行き遅れて結婚を焦っている年増女に自分の嘘を誤魔化すシーン。
実行委員曰く
「柚木さんが一番 スケコマシ てる」
だって。
・・・・無言
2026年
1月
16日
金
2026最初のリピテションクラスです。
今年も粛々と前進!です。
このリピテションを基本としたマイズナーテクニックも、他のどういう練習方法も魔法のようにすぐに結果が出るというものではないと思います。
「やってもやっても変わらない」と焦る気持ちもとてもとてもよく理解できます。
でも、気が付いたら少しづつ少しづつ変わっていくものだと思います。
今回も、昨年最後にダッシュして頑張った方々が息切れして「なんかエンジンがかからなくて・・・」などという、ちょっとした燃え尽き症候群も見られました。
俳優のみなさん、休憩もとりながら自分のペースでキープゴーイング!です!
今回は、リピテションの後ちょっとしたシアターゲーム的なエクササイズをやりました。
なんせワークショップだけの団体なので、このリピテションという基礎をどう芝居に生かしていくか・・・。
文字通り「わからないから焦る」ことも多いと思います。とりわけ演技経験の少ない新人さんたちは。
そのため、なんとか工夫して一日も早くいい演技を手に入れていい仕事をゲットしていただきたいと思っています。
今年もファイト!
自分で自分に言い聞かせています、「止めないなら前に進むしかない!」
早速3月にはエクササイズクラスをやります!
興味をお持ちの方ぜひ一度!
2025年
12月
31日
水
2025年、最後のリピテションクラスです。
前回のディープ1エクササイズクラスが終わったばかりの人や、久々のベテラン陣が揃いました。
もう、何も書くことはございません!
「開いている」「オープンしている」彼らの生き生きした表情をたっぷり見てやってください。
※顔出しNGで、出せない表情があるのがホントに悔しい!(笑)
一日も早くその人たちの顔・身体からあふれすエネルギー、舞台の上や画面の中に登場して欲しいです。
そして、今年もあと数時間。早いものです。
今年もワークショップを続けられたことには感謝しかありません。
皆さま、ありがとうございました。
来年も日本が平和で、努力して一皮も二皮も向けた役者さんがたくさん活躍できることを祈っております。
よいお年をお迎えください。
来年も、前進あるのみ!!!
2025年
12月
31日
水
アクターズワークスの今年最後のメインワークショップはディープ1エクササイズクラスでした。
まあ、それはそれは・・・濃厚な4日間でした。
こちらのレッスンの方向性などはその都度書かせていただいているので、今回は今年の〆として、「開いている状態 オープンした状態」について久々に書かせていただきます。
「開いている状態 オープンした状態」
は、なじみのある人とない人に分かれると思います。
これは何?
ウチのクラスでは「相手の感情を感じ取れ、自分の本当に感じている感情を相手に伝えられる状態」と規定しています。
重ねて・・・何それ?
つまり、芝居の台本において例えばメンズが好きな女子に告白する場面では、
まず、彼女を呼び出して対面する・・・両者「緊張」などの感情があります。
男性:そりゃまあ、想像に難くない。フラれるかもしれない・・・。ダメになったら友達でもいられないかも・・・。Etc
女性:自分も相手を好きだったりしたら「期待」「喜び」からの、相手の緊張感を受けて「緊張」「もし私の勘違いだったら・・・不安」など。
全然気にしてなかったら・・・最初は「何だろう?」くらいの状態が相手の緊張感を受けて変化していく。
これが感情の動きになります。
役者はまず、好きでもない相手を「好き」という感情を持ち込まなければならない。
設定を信じられることがお仕事になります。
いやいや、相手役は全然好みのタイプじゃないから無理!とか、自分はやってるつもりでも端から見たら「全然ドキドキしないじゃん!」みたいになったら、お仕事できていないワケです。
次に、相手の緊張感を感じ取ってこっちも「緊張する」とかが出来なくては、いわゆる一人で芝居してることになります。
これらを解消するためには「開いている状態 オープンした状態」を手に入れることが必要になります。
これ、実は結構大変。
人間は自分の都合のいい感情は感じ取りますが、そうではないものは排除します。
生きていくための知恵・・・みたいなものです。
親が子供を心配して色々助言する。これは愛情の表れです。だから子供は「いいコ」になろうとします。
もちろん、それで社会の中で生きていけるようになるのですが、本当の感情は「ウザい」とか「めんどくさい」などが潜んでいることがあります。
それは、自分にとって表現してはいけない感情であり生きていくためには不都合な感情なのです。
多くの人にはこの自覚はありません。
エクササイズクラスでなんとなく気づき、ディープ1エクササイズクラスではそれを白日の下にさらさなければなりません。
俳優はとても辛くしんどいことに対面し続ける4日間になります。
そして、隠し続けた「怒り」やら「悲しみ」やら「チャラい気持ち」などを出し切るまでやり続けます。
そうでないと「開いている状態 オープンした状態」にはなれないからです。
なんとも難儀な仕事です、役者って。
でも、それをやり遂げると本当に「生き生き」します。
その魅力を手に入れた役者さんたちをたくさん見てきていると、やはりやらずにはいられない・・・(笑)
年末に、みんな頑張ってくださいました。
どうぞ雄志の姿を見てやってください!!!
2025年
12月
13日
土
アップ、遅くなってしまいました。申し訳ございません。
今月初め、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
私は、こんなことを延々長々と・・・20年以上やってますが、芝居って本当に終わりのない芸ですね。
大変だけど、だから面白い。
ホントに小さな一歩一歩を歩んでくださっている人を見ていると感動します。
このレッスンのしくみなんかは、いつもいつも書いているので今回は少し違う視点で書いてみます。
稽古をしていると、「コレ、演技指導の問題か?」という所にたどり着くことがあります。
いや、これは演技だけでなくどんな仕事にも言えることと思いますが・・・。
色々わかっているのに上手くいかない・・・人。
なんか、一人で焦っていて、ちゃんとやれば出来るのに・・・とか、こないだは出来たのに・・・と思える人。
これはもう、他人の目を気にする・・・。「出来る人」でありたい・・・。
この気持ちが強く、それが無意識にその人を支配している以外考えられない。
「本当に自分がこう演じたい」という気持ちより「演出家がこうして欲しい」と思っているはず!だと無意識にオートマチックに思っている。
だからどうしたらいいのか、わけがわからなくなって自分から迷宮へ入っていく。
演技で説明するとわかりにくいかもしれないが、例えば化粧品のセールスとかで、マニュアルにハマって、ホントに目の前の人とコミュニケーションが取れない人とか・・・いません?
あんな感じに似てると思います。
そのお化粧品を勧めるなら、まず目の前のお客様と「話」ができること、そしてその後は自分がその化粧品をホントに好きで理解していること・・・ではないでしょうか?
まず「売らなきゃ」とか「ノルマ果たしてない」とか、「こういう風にしゃべらなきゃ」があったら、上手くいかないと思います。
これと同じではないかと思っています。
そりゃ仕事ですから・・・自分の好きな役が出来るわけではないけど、与えられた役を深く考察して(キャラクタークラスで特化してやります)、その役の人物に共感する。そして「だったら自分はこう演じてみたい」という気持ち!
私はこれが一番大切かな・・・と思っています。
だって、我々は「表現者」なのですから。
演出家の言う通り、何度も同じことをするなら、それこそAIでいいんじゃね?
私たちは心がある人間なのですから・・・!!!
この事は、せっかく身に付けた「演技」の技術を宝の持ち腐れにしてしまうと思います。
ちゃんと身に付けた通りにやれば、完璧じゃなくても一つ一つ階段を上がっていけるのに・・・。途中で「あ、アタシ、これでいいのかしら、上手くいっているのかしら」なんてオートマチック衝動が起こって、振り出しに戻り、いつまでもどこにも行きつけない。。。
ぜひぜひ、一度落ち着いて、自分がこれまでやってきたことを振り返って自分を信じていただければ・・・と切に思います。
「自分が本当にどうしたいか」
これを探れる稽古が、この後予定している「ディープ1エクササイズクラス」です。
うふふふふ・・・・
実は、私自身が一番苦しんだのもコレ、「自分が本当にどうしたいか」なのです。
ぜひ少しでも多くの人にいい結果を手に入れていただき、いい仕事を
して欲しいです!
今年の〆!
頑張りマス!
参加俳優の諸君!走るよぉ~~~~
見学歓迎!
2025年
11月
17日
月
もう、先月になってしまいましたが、
数年ぶりにリレーションクラス開催出来ました。
アップが遅くなって申し訳ございません。
リレーション・・・人間関係 それを作る練習です。
劇の設定は親子・夫婦・恋人など、親密というか関係の濃い設定がたくさん出てきます。
我々俳優は、ついつい「恋人」=仲良し、ラブラブ・・・・とか、頭のインプットが邪魔することが多々あります。
だけど現実は・・・
恋人と一言に言っても、愛しい気持ちになったり、可愛さ余って憎さ百倍!ってことも。
養成所とかのレッスンに行くと、どうもケンカするシーンの方が難しいようです。
「恋人なんだから、こんなケンカ出来ない」とか、真顔でいう人もいました。
ケンカするよ、コンビと何だから!って思いません?
ちょっと引いて考えるとそうなんですが、これが芝居をする大変さです。
また、特に映像の場合ですが「今日、柚木さんの旦那さん役のAさんです。」と紹介され、先方は関係を作ろうとか、一生懸命話しかけてくれるのですが、話しかけられれば話しかけられるほどアタシの心は離れていく・・・ヤバい!
これは私の昔の実体験です。(笑)
愛しかろうと、ウザかろうと、彼氏は彼氏!母親は母親・・・
どうにかしてこれを認めたいですね。
ウチのリレーション、そんな稽古でした。
今回も爆笑シーン連発!
自分の彼女が怪しい投資をやってることがわかって、イラっとするのですが、彼女役の女子に後ろから抱きしめられたら、一瞬で・・・落ちた!(笑)
あ~あ、このカップル結婚できんわ!!!
何するの??? そこは文章では上手く説明できませんが・・・うふふ
来年もエクササイズクラス、おそらく3月ごろには開催したいと思っています。ご興味がわいたらぜひぜひ!
只今、キャラクター&シーンクラスリスト絶賛開催中!見学歓迎!
2025年
10月
04日
土
猛暑からのエクササイズクラスが終了しました。
インフルエンザやらコロナまで、なぜかこの時期に流行って・・・、みんな体調が心配されましたが、無事乗り切りました。
今回は、またあの話・・・
「別のレッスンでパワハラを受けた」というコの参加が・・・!
全く、この期に及んでまだそんなことやってるヤツがいるのか!!!!
自分より若い、まだまだ何も知らない真っ白な20歳やそこらの新人に「バカ」だの「全然ダメ」だの見下して・・・自分が偉くなった気でもするんだろうか?何が面白いんだろう。全く理解できない。
オープンなワークショップの中でそのコを特別視することはないのだが、実行委員全員に共有して気を付けて見ていた。
パワハラをやるヤツはソイツが悪い!絶対!
ただ、我々役者は、交通事故のようにそういう目に合うことは、まだまだあるだろう。
だからこそ、強く言ったのは「自分の役者としての価値観をしっかり確立すること」。
そんな輩に、自分の人生を左右させないように・・・。
私はそのためにクラスを続け、その最初の一歩がこのエクササイズクラスをやっている。
まずは、自分自身が本当にどういうやつかを知って魅力的に生き生きすること!
それが、表現者の第一歩だと思う。
今回は、いいコ、良き社会人の集まりだった。
「先輩や演出家の意見に一喜一憂して、もう、私、どうしていいかわからない」
「なんか、声がちいさいと言われる。なんでかわからない」「大げさだと思われるのが怖い」
などが、アンケートで出ていた。
役者あるあるだ。誰でもそんな記憶がおありだろう。
レッスンが進むにつれ、日一日とその人の本当の顔、表情が表れてきて、本当に面白かった。
そのパワハラに傷ついた若いコは、自分自身では「エネルギーが少ないのが悩み」だと言っていたが・・・
最後にはオジサン相手のリピテションで、鼻の下を伸ばして近づいてくるのを一瞥で瞬殺、それでもニヤけている顔を見て「チョロい」と一言。オジサンは全然近づけない。
もう場内大爆笑!
ったく、どの口で「エネルギーが少ない」って言っていたのか・・・(笑笑)
最後のシェアでは、他の人がどんどん魅力的になっていくのを見て、自分も毎日楽しくて幸せだった・・・と。
色々な人の評価に一喜一憂してた役者さんは、女子ですが、オープンしたら「姉御」を通り過ぎて「オヤジ」の域に達していた。
女の子相手に「かわいい」を連発。年上美人にはまるで推し活してる女子が初めて推しに会って狂喜乱舞みたいな・・・(笑)もううるさいうるさい・・・
最終日にはまるで「極道の妻」のような迫力で風を切って歩いていた。(笑)
みんな抜群に素敵だった。
そうやって、まずは自分の表現体を明確にして行って、台本に臨んでいく。
「正解探し」でなく、自分の表現を持って演出家に対峙できるように俳優としての自分を磨いていって欲しい。
みなさん、俳優は表現者なのです。
表現・・・表に現す!
何を?
自分の役をもらって台本を読んで、「ああ!こんな風に演じてみたい!」
という気持ち。これを自分でどう体現できるか!
これがスタートだし、これがなかったら役者をやるのは面白くもなんともない!!!
そこから、役のキャラクター、台本の読解と進めて行って、「生き生きと演じる」
お客様もそんな役者に拍手をくれるのだと思います。
さあ、稽古しよう!!!
俳優として生き生きしているために・・・!
2025年
9月
13日
土
エクササイズクラス前のリピテションクラス。
次回に再受講する方々もいらっしゃいました。
じっくりと感じるのは、やっぱり「継続は力」
あんなに苦労した人が、こんなパフォーマンスを・・・!と思うと、もうウルウルしてしまう。
そして、やはり、ある程度出来るようになったら、「感情」というものはとてもシンプルなものだと・・・。
好きは好き だし、怒りは怒り。それ以外ではない。
それが自覚できると、相手との交流がすごく楽になるし、深くなる。
今回のリピテションで、
Aが相手の膝に足を乗っける。
Bはそれを嫌がってやり返す。
Aはかわす。まるで自分の方が運動神経がいいと自慢するように・・・。
B意地になっていたが、やがてまんざらでもなくちょっと楽しくなる
という交流が起こっていた。
感情的には
A 面白い
B むかつく
Aさらに楽しい
B むかつく、からの楽しい
ただそれだけ。(笑)
いやいや、膝にのっけてどうの・・・って、全く劇的ではない、なんことっちゃない友達同士の戯れ。そんなことが芝居に何の関係がある!と思われるかもしれないが、これが面白い!
こんなことでも、二人が本当にその時相手を感じ取りあっていたら、見ていて最高に面白い。飽きない。
大それた不倫ドラマも、国家存亡の政治ドラマもすべてはここから!
いよいよ来週からエクササイズクラススタート!
ご興味のある方は見学歓迎です!
2025年
9月
08日
月
久々にショートシーンクラスが出来ました。
オーディション対応・・・ということで、オーディション形式でやりました。
個々の俳優さんには色々あるのですが、コメントとしては結局いつもシーンクラスで言ってる事に集約してしまいました。
「セリフ」をいかに自分の「言葉」に落とし込んでこられるか・・・。
「(役として)セリフを言いたくないのに言ってる」
「相手と交流が出来ていない・・・相手を見られて、感じとれていない」
「相手のセリフを初めて聞けていない」
エトセトラエトセトラ
もう、ここからこのA4一枚で10日間のシーンクラス出来るぞぉおおお!
役者がオーディションを受けた時のあるある、「稽古場では出来てるのに・・・」とか「こないだの舞台ではあんなに良かったのに」とか言われる状態なのだな・・・と感じた。
舞台もワークショップなどの稽古場では何回か練習期間があるし、安全な場所になっている。
オーディションでは、そこで身に付けたものを失敗を恐れずにチャレンジをかける!
この精神を忘れない!!!という事ではないかと思う。
稽古場で60点の実力だったとする。それがオーディションでは失敗を恐れて50点とか40点の演技を自らやってしまっている。
そんな気がする。
例えば「行かないで」というセリフで、本当に相手をここにとどめて置きたいという設定なら、本来はその場で相手を感じ取ってその一言で相手をここにとどめられるセリフを相手に投げかける。そして(設定によるが)腕をつかむとか、回り込んで立ちふさがる・・・とかの動き、いうことになる。
それを、つい習慣的に、段取りで強めの語気でそこに立ったままセリフ言う・・・みたいな・・・。
もっとリスクを背負えーーーーー!と言いたい。
なんでこんな嫌な事言うか、、、
アタシの人生振り返って自分の失敗例を根限り伝えておきたいからです!!!
前任者の経験を肥やしにして乗り越えてください、お願いだからぁーーーー
今回、ちょっと私がしゃべっているところの動画をのっけてみました。
上記に書いたように、台本が「セリフ」なのでつい「どう台詞を言うか」になってしまう・・・という事案について、説明してます。
ちょっとわかってもらえると嬉しいです。
※写真、写真NGの人が多くて・・・💦一組だけアップしました。
2025年
7月
27日
日
先日、リピテションクラス終わりました。
超久々の方も参加してくれました!
で、今回はちょっと違った観点からコメントを・・・。
当アクターズワークスでは、どのクラスでも一番最初に「疑問・質問・言い分、なんでもどうぞ」みたいなシェアの時間がある。
この時間で、今回
「演技に事とは関係ないんだけど、最近のハラスメントのことで、後輩との接し方に苦労しているんですが・・・」
と。
あらら・・・
もちろん本来、そういうコーナーではなく、「緊張してます」とか、「次回の舞台の稽古で演出家に○○のようなダメだしされたのですが・・・」など、演技についてなのですが・・・。
でもでもでも・・・・
で、私の回答。
「○○くんの個人的事情は、ま、個人で解決していただくとして・・・」と前置きしたうえでですが。
いろいろなハラスメントがあるけれど、それが起きる大きな要因の一つに「相手を見ていない」ということがあると思う。「見る」というのは世間的には「相手の状況を理解する」ということになるのだが、こちらでいうと「相手を感じ取る」ことに繋がっている。
ハラスメントを行う時の人間は、自分の意見・言い分ばかりを優先しているのではないか。
パワハラやモラハラでは「自分は正しい」「自分は正義だ」とか・・・。
確かに正しいかもしれないが、相手の言い分は?都合は?気持ちは?
それをわかったうえで、あえてその自分の意見を言うなら、それは議論になっていくだろうが、相手を無視して強行すればハラスメントになっていくのでは・・・。
ここで、ウチで練習しているリピテションというのは「相手が何を感じているか」を感じ取ることの練習なのだ!
現実社会でもそうだが、演技はもっともと一方通行にならないことが重要なのだ。
私は別にクラスで人生相談しているわけではない。
そんな偉くもないし・・・。
ただ、本当に「演じる」とは「人間」を理解していくことにほかならない。そう考えると、どんな人のどんな言動も大事な教材なのだ!
「ハラスメント」が描かれている場面で、自分の役がパワハラをやっちゃう人の役だったら、どう演じるか・・・。
相手を自分の力でねじ伏せるようにセリフが言えたら、もしかしたら素晴らしい場面になるかも。
そして、その役の人物が「ハラスメント」を行ってしまうに至る状況とは・・・どんな背景があるのだろうか!
役者にとっては「人生」そのものが「教材」ですね!!!
いやー、やっぱり人間は面白い!いとおしい!
そのスタートであるエクササイズクラス。
次回は9月です!
ご興味ある方々、ぜひぜひご一報ください!!
2025年
7月
15日
火
先日、無事キャラクター&シーンが終わりました。
今年になって、エクササイズクラスにたくさんの方々が応募してくれて、そして次々とレッスンに応募してくれ、連続しての開催になりました。ありがたいことです。
今回は、前回キャラクタークラスにいらっしゃった方が直行でシーンへ!という方々で、シーンがたくさんあった。
今回は、「台本の主題」と「俳優の演技」関連について書こうと思う。
主題・・・テーマ・・・作り手(作家・演出家)がお客様に伝えたいこと。
マイズナーテクニックっていったら感情表現ばかりフューチャーされるが、私が初めてこのレッスンを受けた時に感動したのは、このキャラクター作りと台本の読み込みの圧倒的な「理論」だった。
今では、俳優のための演技論もたくさん紹介されているのだが、なんせ昭和~平成前半だったからねぇ。
演出の先生にダメだしされて「どうしたらいいんですか?」と質問したら、「盗め」と言われた。ダメダメだったアタシはどうしたらいいのよ!!!!って気持ち。
確かにその感性も必要なのはわかるが・・・。
テーマ「台本の主題」とは・・・
例えば鬼滅の刃。
(私、いくつかしかみないアニメの一つで、結構好きなの・・・うふふ)
大正時代。「鬼」が出てきて、剣士たちが人間を鬼から守る・・・というストーリー。
これを見て・・・っていうか、初めて見た時がなんせコロナ禍だったから、主役の少年・炭治郎が「あきらめるなーーー」と叫んで頑張る姿はを見てオバサンも、「う、アタシも生きなければ・・・」なんて思ったのですよ。(笑)
見ている人が「自分も頑張らないと」と思える。
これが「テーマ」
役者は自分の役をやる時に、それに従って「役作り」をやる・・・ということみんなよくわかってると思う。
それは、自分の役の背景を理解すること。
役の背景とは・・・
この役が、こうなる理由。
例えば炭治郎。
山で炭焼きをしてのどかに暮らしていたが、家族全員を鬼に殺され、妹も鬼にされてしまう。
見てる人が「そりゃあ、鬼をせん滅しようと思うよね」と納得!
鬼側も・・・。
例えば「遊郭編」というのに出てきた鬼。
貧乏で醜くて人から蔑まれて、ただ一人の肉親・妹を惨殺される。大正という貧富の差が激しい時代で人として扱われなかった過去が描かれる。
「そうか・・・。そんな人生だったら、もしかしたら僕も・・・」
これが役の背景。
役者はこれを読み取る必要がある。
これらは説明のために解かりやすい「鬼滅の刃」にしたけど、もっともっと読み取りが複雑なものもある。どんな台本でも、俳優は自分の役の背景を理解・共感するのがマスト!
「俳優の演技」関連
で、今回言いたいのは・・・「テーマ」を表現するように演じる。
「100通りの演じ方がある」とよく言われる。
じゃ、その100通りから、それを選ぶのよ???という話。
炭治郎の同期で実弥というのがいる。
炭治郎くんほど強くないので、炭治郎に反発しているし、鬼を食って怪我がすぐ治る体にして戦う・・・という禁じ手まで使う。
そして、炭治郎は正義の味方っぽいけど、実弥は性格の悪いし、根性の曲がったてコンプレックス強い。
青春ドラマとかでもよくあるパターン。
自分がこんな役であれば、その背景(実弥も、家族を鬼に殺されるという背景。)を作るだけでなく、この役が「テーマ」を表現するために必要なことは・・・?
お客様は「あきらめるな」のために、「鬼まで食った!スゴイ!自分も・・・」とはならないだろう。(笑)
ポイントは、戦いの中で反発していた炭治郎と協力し始めて一緒に鬼をやっつけること!その気持ちの変化。
「鬼を食う」のも炭治郎に反発するのも、自分が「弱い」というコンプレックス。
実際の鬼との闘いが始まって、一人ではなくチームで戦うことを身につけて行く。その過程をきちんと演じることが、テーマを表現することになる。
で、お客に納得してもらえるのはキレイごとではなく鬼との闘いはすさまじいもので、自分のちっぽけなコンプレックスなど言ってる場合じゃない!そんなことしてたらこっちが全滅!という「闘い」をきちんと描くこと。
このポイントを理解して演ずることができればお客様も「ああ、そうだよな、僕だって大した人間じゃない。コンプレックスにだらけで・・・。炭治郎にはなれないけど、『あきらめないーーー』」と思ってもらえることだろう。
そして、剣士の中にはいろいろな人がいて、みんなで闘っている・・・ことを描ければ、作品に厚みが出る。
お客様は「これ、面白い!」と思ってくれることだろう。
ちょっと例題に「鬼滅の刃」ってどうよ!とも思うのですが、色んな方がたにわかりやすく・・と思ってつい💦
たとえば、戦争物でもそのテーマが「戦争の悲惨さ、二度とこんなことを起こしてはいけない」なのか、「こんな参事があっても強く生きていく人間のたくましさ」なのか違うと思う。
その中で、自分の与えられた「役」をいかに客観的に読み取れるか・・・。
で、その役を、ちょっと軽い感じで演じるのか、重厚に演じるのか・・・どっちがより「テーマ」に生かせるのか・・・。
マイズナーテクニックは、私にそれを教えてくれました。
次回、エクササイズクラスは9月後半。
まもなく募集開始!
みんな、ファイト!!!!
2025年
5月
29日
木
先日、やっとキャラクター&シーンクラス終了しました。
大人数のエクササイズクラスからの、その参加者の方々が大量参加しまして・・・定員増加し、日程を一日増やし、時間も大幅に伸ばしてやっと終了いたしました。
って、それはいいんですが・・・
途中、5月なのに30度越えが3日ほど・・・自律神経のか弱いワタクシはめまいするやら胃腸不良やらで、コロナ後初めて東京でタクシーに乗ったとさ。。。
もう!!!いい加減にしてぇ~~~!
誰が悪いのぉ~~~~!
今年も猛暑のようで・・・皆様、お体にお気を付けて・・・。
キャラクタークラスは、お馴染みの丸ごと個人情報の身内のキャラクターを取材する激ハードバージョン。
これも、レッスン当初から新国立劇場研究所時代でも、何人も何人もいらっしゃる
「柚木さん、俺、親に役者反対されて、10年くらい音信不通なんですけど・・・」
という人たち。(笑)
それでも言います!
「ダメ、取材して!」
今回も、若干名いらっしゃいましたよ!
昔ですが・・・こういう方いらっしゃました。
親へ取材を悩みに悩んで決断できず、時間ばかりが経って、もう切羽詰まって、キャラクターチャートという取材のシートを黙ってFAXで父親あてに送り付けたら、数日後、深夜バイトから帰ったら家のFAXが巻物のごとく回答が来ていた・・・。
もうびっくり!と言ってましたが、やはり、どんなことであれ子供が自分に興味を持ってくれるなんて、嬉しくない親はほとんどいないのですヨ。
今回もそのパターンの方が・・・って、今はラインですけどね。(笑)
稽古が始まって、私に背中を押されてラインで情報を送ったら2日くらいか後、稽古場で
「返信、来ましたぁ~」
と発言。
稽古場全員、拍手!(笑)
ここで興味深いのは、子供は家庭での親はよく知っているけれど、親御さんがサラリーマンなど外で働いている場合、その時の顔を全く知らないことが多いということ。
家の中では威張っていても、会社では腰も低く、下手な冗談を言いまくっているとか・・・
その役の人物像は、外の世界の方が本人らしかったりもしますよね。
その役者さんは
「外の情報を初めて知ったので、色々、最終の『この人の人生で大変だったこと』のチョイスが全く変わってしまう」
と言いました。
家の中の仏頂面も、何とか職場でのあれこれの大変さを家庭に持ち込まないよう、一生懸命だったりするのです。
そこを体験できたのが素晴らしい!!!!
台本の人物も、そのお話が会社でのストーリーであっても必ず別の顔があることを忘れないようにしてくださいね。
シーンクラスでは、私もなるほど・・・と思わされる出来ごとが・・・。
その役者さんのシーンがどうしてもうまくいかず、私もそのコも理由がわからなかった。
リピテションは上手くいっている人なのに・・・
「もう、どうしていいかわからない・・・」
と言われ、私も困り果てて・・・。こっちも苦しくなり・・・。
で、最後の最後で
「私は体育会系育ちで、劇団も上下関係キビシイ完全昭和状態だった。とにかく怒られないように・・・。台本に「怒る」と書いてれば怒れるように・・・。演出家に嫌われないように過ごしてきた。ここではそんなことは必要ないとわかっていても、無意識にそうは出来なかった」
と話してくれた。
あのド激しいエクササイズクラス、ひっくり返りそうなダメージのキャラクタークラス、それを超えて、ここまで来てそんなことあるんだ!!!
ちょっと、愕然とした。
それほどまでに習慣って大きいんだ!!!
もちろん、「この稽古場は安全だ」とわかっていても現場ではなかなか・・・という事は多々ある。
演出家によってタイプは様々だし、なにより、作品作りというのは本番まで時間制限があるので、そりゃ「出来」ないと困るさ。そのプレッシャーに耐え、たくさんのスタッフや共演者の目の中で演じつ行かなくてはならないのだから。
とにかく、それを発見してからのそのコの演技ののびのびした感じは、忘れられない。
みなさん、まずは自分が本をちゃんと読んで、きちんと自分で練習したうえで「私はこう表現したいんだ!」ということを、勇気をもってやりましょう!!!!
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!!!
ですよ。
ファイト!!!!
================================
フォトギャラリー キャラクターチーム
================================
フォトギャラリー シーンチーム
2025年
4月
17日
木
先日エクササイズクラスが終わった。
久々の大人数!(何が起こったの???笑)
連休明けから、キャラクター&シーンクラスが始まるのだが、こちらも早々定員に達しその調整が大変だったのでブログが遅くなってしまった。
エクササイズクラスの内容とかに関しては、これまでもその都度書いてきたので、ちょっと置いといて…今回はちょっとした自
ウチのレッスンは、毎回、最終日にシェアして、一人一人「自分の課題はどうだったかクリアで
その時に、なんと2人から同じことを言われた。
「柚木さんの事は、信用できる。さらけ出しても安心だと思えた・・・!」
きゃー! ⤴⤴⤴(上がる、上がる、上がる!)
私は、実は相当なテレ屋だ。いやいや、プライドが高いだけなんだけれ
とは言え、ハラスメント問題が取り沙汰されている昨今、ト
「これってハラスメントになるの?ならないの?」
その挙句、ブラック企業ならぬホワイトすぎる企業が登場し、若者
どないせぇっちゅうねん!!!!
おじさんとおばさんはため息しかない。苦笑
演劇を活用して、こういうコミュニケーション問題を打開していく
結局は、お互いの信頼関係が構築できるかどうか…と言うところに
私の師匠、キャリーさんに言われたことがある。
人は自分を信用しなければ、絶対に自分の言う事は聞かない。俳優
ずるい言葉かもしれないが、やはりここに尽きると思う。
このエクササイズクラスのトレーニングは、まだ台本を扱わない。エクササイズクラスの中で「役」になることはない。
だからこそ、とてもプライベート内容になる。
よりセンシティブに・・・。
ある「感情」「衝動」を表現できない状態は、子供のころからの長い間の「習慣」の積み重ねなのだ。
例えば、最近のワカモノに特にみられる特徴だと思うが、「はみ出さないようにする」
仲間からはみ出すことをとても恐れる。
妙に仲良しなのだ・・・
イジメが陰湿になり激しくなっていると聞く。SNSの影響が大きいようだ・・・
その結果、自分が感じていることがストレートに言えない。
それが積もり積もって「怒り」になっていたりする。それに気づかず、感情が出せない。
この社会的問題はちょっと置いとして、俳優としてはそういうことの積み重ねが、その人の俳優としての言葉を空虚なものにし、ひいては存在感を希薄にしている。
そこに立ち向かうレッスンだ。
このレッスン期間は、心はとてももろくなり不安になったりする。
社会を生きているために手に入れた鎧を脱いだ状態だからだ。
そんな中で自分をわかってくれる人がいる…それは大きな力だ。
そう思ってくれたから、信頼してもらえたようだ。良かった。
いや、その結果、いい役者になってもらえたら・・・
昭和のおばさんにできることだったら、できる限りやるよ!
だから、1人でも多く、まっとうな方法で(早く日本はオーディシ
私も負けないぞ!頑張ろうっ・・・と。
で、連休後のキャンペーン&シーンクラスも引き続き大人数。キャンセル待ちまで出ている。
嬉しい限りだが、こっちも責任重大!
さあ、みんな、今度は頭・脳みそを戻して、しっかり調べて考えて・・・!
芝居、やるぞーーーーー!!!
2025年
2月
27日
木
急日程のキャラクター&シーンクラス終了。
なんか、私、いつもバタバタしている。
今回は、何度も出ている人と初シーン組に別れていて、私としても発見が多かった。
まずは、何度も参加のメンバー
本当に成長が止まってて、、、笑 (これを読んだら怒ってるかも…笑)
でも今回、何かを突破した!
そんな時、人は理屈じゃない。顔付きや言葉の端々が変わる。内側から何かが滲み出してくる。
ああ、苦しかったんだろうな。。。
嬉しい
私は、心からほっとする
こっちの言い分だけど、苦しんでいる役者相手に「違う」と言い続けるのは、楽じゃないのよ、、、
私も役者なので相手の気持ちは分かりすぎて、、、
俳優が直面する壁は10人いれば10通り。こっちは「え?!ここで止まるの???マジか!なんでよ!」となるのだが、その俳優の個性、環境(つまり、どういう仕事やレッスンを受けていて、普段何を言われているか…)。もう千差万別。最終的には本人が見つけ出すしかない。私はその手伝いしかできない。
「待つ」のみ!
とにかく、スキルを手に入れて現場に羽ばたいてくれる事を願うのみ!
で、新人チームですが、、、
二つに分かれる。
すでに現場経験や、色々なレッスンを経ている人は、もう何が課題か…ぶっちゃけ言えば、今までどんなダメ出しされて来たかわかっている。
それを克服したくて来ているのだ。
だけどね、頭ではわかっているけど、これが中々出来ないのよねー 笑笑
ほぼエクササイズクラス的な要因の場合が多い。
こういう役者さんは、それを乗り越えれば、芝居の経験はあるのでスラっと成長する。
打ち上げでは、自分で納得いくまで出来なかったのだろう「もう、何が何だかわからない!」と落ち込んで、先輩メンバーに「僕もそうだった」話を聞かせてもらっていた。
頑張れ!頑張れ!乗り越えろ!!!
それを超えたら新しい美しい草原がキミを迎えてくれるのだ!!!
そして、演技も新人さん。
こちらは、何をやっているか終着駅をミッシングしていた。
エクササイズクラスでは、普段表現できなくなっている衝動・感情を…。
キャラクタークラスでは、人には誰もかれも歴史がありドラマがあることを学習する。台本の中に出てくる役はなぜそんなことになっちゃっているのか、なぜそういうことをやるのか…その理由と共感し演られるように学習する。
その積み重ねの上でのシーンクラス。
ところが、その日その日の私のコメントで、それだけにとらわれ、結局表面的な結果になってしまった。
例えば、ある時は深い感情が表現できて、「よかった」となって、「でも、キャラクターが、なんかいい子過ぎるよね」みたいになったとしたら、次回はキャラクターいいのだけれど全然切なくないじゃん!!!…という感じ。
これも舞台の稽古場なんかではあるあるだ。
「一個だけできればいいってもんじゃない!」(笑)
そして、役者はつい無難な演技をする。演出家にダメ出しをされない演技を・・・・
つまんないじゃん!!!
まず、自分を表現しないと・・・
誰がやってもいいっていう演技になっちゃうよ。
奇をてらって…ではない。丁寧に積み上げてこそお客様に感動してもらえると、私は思っている。
頑張れ、ワカモノ!!!
いつもよりももっともっと怒涛のキャラクター&シーンクラスだった。
でも、やっぱり「芝居は面白い!!!!」
みんな、懲りずにまたやろうぜ!
次回キャラクター&シーンクラスは連休明けの予定!
レッスンに興味を持っている俳優の方々、ぜひ一緒にやりましょう!
エクササイズクラスは3/24からです。
まだまだ定員空いてます!(笑)
急日程のキャラクター&シーンクラス終了。
なんか、私、いつもバタバタしている。
今回は、何度も出ている人と初シーン組に別れていて、私としても発見が多かった。
まずは、何度も参加のメンバー
本当に成長が止まってて、、、笑 (これを読んだら怒ってるかも…笑)
でも今回、何かを突破した!
そんな時、人は理屈じゃない。顔付きや言葉の端々が変わる。内側から何かが滲み出してくる。
ああ、苦しかったんだろうな。。。
嬉しい
私は、心からほっとする
こっちの言い分だけど、苦しんでいる役者相手に「違う」と言い続けるのは、楽じゃないのよ、、、
私も役者なので相手の気持ちは分かりすぎて、、、
俳優が直面する壁は10人いれば10通り。こっちは「え?!ここで止まるの???マジか!なんでよ!」となるのだが、その俳優の個性、環境(つまり、どういう仕事やレッスンを受けていて、普段何を言われているか…)。もう千差万別。最終的には本人が見つけ出すしかない。私はその手伝いしかできない。
「待つ」のみ!
とにかく、スキルを手に入れて現場に羽ばたいてくれる事を願うのみ!
で、新人チームですが、、、
二つに分かれる。
すでに現場経験や、色々なレッスンを経ている人は、もう何が課題か…ぶっちゃけ言えば、今までどんなダメ出しされて来たかわかっている。
それを克服したくて来ているのだ。
だけどね、頭ではわかっているけど、これが中々出来ないのよねー 笑笑
ほぼエクササイズクラス的な要因の場合が多い。
こういう役者さんは、それを乗り越えれば、芝居の経験はあるのでスラっと成長する。
打ち上げでは、自分で納得いくまで出来なかったのだろう「もう、何が何だかわからない!」と落ち込んで、先輩メンバーに「僕もそうだった」話を聞かせてもらっていた。
頑張れ!頑張れ!乗り越えろ!!!
それを超えたら新しい美しい草原がキミを迎えてくれるのだ!!!
演技も新人さん。
こちらは、何をやっているか終着駅をミッシングしていた。
エクササイズクラスでは、普段表現できなくなっている衝動・感情を…。
キャラクタークラスでは、人には誰もかれも歴史がありドラマがあることを学習する。台本の中に出てくる役はなぜそんなことになっちゃっているのか、なぜそういうことをやるのか…その理由と共感し演られるように学習する。
その積み重ねの上でのシーンクラス。
ところが、その日その日の私のコメントで、それだけにとらわれ、結局表面的な結果になってしまった。
例えば、ある時は深い感情が表現できて、「よかった」となって、「でも、キャラクターが、なんかいい子過ぎるよね」みたいになったとしたら、次回はキャラクターいいのだけれど全然切なくないじゃん!!!…という感じ。
これも舞台の稽古場なんかではあるあるだ。
「一個だけできればいいってもんじゃない!」(笑)
そして、役者はつい無難な演技をする。演出家にダメ出しをされない演技を・・・・
つまんないじゃん!!!
まず、自分を表現しないと・・・
誰がやってもいいっていう演技になっちゃうよ。
奇をてらって…ではない。丁寧に積み上げてこそお客様に感動してもらえると、私は思っている。
頑張れ、ワカモノ!!!
いつもよりももっともっと怒涛のキャラクター&シーンクラスだった。
でも、やっぱり「芝居は面白い!!!!」
みんな、懲りずにまたやろうぜ!
次回キャラクター&シーンクラスは連休明けの予定!
レッスンに興味を持っている俳優の方々、ぜひ一緒にやりましょう!
エクササイズクラスは3/24からです。
まだまだ定員空いてます!(笑)
2025年
1月
21日
火
2025 ファーストコンタクト!(笑)
エクササイズクラスが延期になってしまったので、しゅんとしていたのですが、リピテションクラス大盛況!!!!マックスの人数で開催!!!
何が起こったの??!! 天変地異、起こらないでね!爆
数年ぶりの方々も参加
地方で数年にわたり劇団をやっていた役者さんがカムバック
エクササイズクラスだけしか終わってないけど、もうオーディション受けまくりで頑張ってきた人
みたいな方々と、去年くらいから常連となって精進していた人たちのコラボリピ!
継続チームも久しぶりチームも、現場でスキルアップしてくれてました。
みんながエクササイズクラスでたどり着いたところからさらに深い表現へ進んでくれていて、最高な出だしでした!
もーーーー、新年、明けましたぁぁぁ!おめでとうございますぅぅぅ!
複数人数のリピテションも復活しました。
基本、2人でやるリピテションも複数人になると、それだけで人間関係が出来、個々の感情表現も豊かになっていきます。
3人いて、関わりあうってことになると、2対1みたいになって、
「こっちむいてぇ!さびしいぃーーー!」と大声出してくれたり、わざとこっちの人を奪っちゃうヤツが出てきたり・・・・
それだけで面白い!!!!
お客様は、「ったく、人間って!」という「うふふ」な気持ちになる。
表情たっぷりの写真集をお楽しみください!
新年の素敵なスタートが切れた。
俳優の皆さん、色々大変な時代になって来たけど、、、頑張ろう!!!!
止めないならやるだけ!!!!
2025年
1月
04日
土
2024年
12月
24日
火
暮れも押し詰まって、懲りずにリピテションクラスでした。
さすがに少人数で、しかもみんな忙しく、遅刻や途中で体調不良早退など。
なんか、今の日本を投影した感じ・・・苦笑。
でも、なんか、スゴカッタ!
2024年を記念して最後の花火を打ち上げたかのような、激しいリピテションでした。
「今日って、ディープだっけ?」(笑)
ただリピテションなのに、怒号、号泣が乱れ飛び、悪魔の笑いが響きわたる💦
みんな、何があったの!!!!
って、冗談はさておき、今年熱心に通ってくれた人たちだったので、「開いて」いる。
今までよりもう一段階深いところへ進んだ気がする。
何度も書くが、「泣く」とか「怒る」が出来ることも大切だが、その結果、その俳優のほんとの顔が見えてくる。
プライドとか、社会的な顔が取れたまさに素顔。
それが俳優として何より魅力的だ。
一人の役者さんが、別の演技レッスンも受けている話をしてくれた。
私はよく知らないのだが、感情には着目しないで「身体が語る」ことを基礎とする(すみません、こんな感じの説明だったと思う)。
その先生に「身体から全然、訴えてこない」と言われた・・・と言った。
マイズナーでは、感情を言葉にして出すが、これは言葉で出さないようにして、身体からにじんで出る・・・ということをやるので、ずいぶん違うなぁ・・・と思ったそうだ。
いやいや、私に言わせれば違わないでしょ!
それを説明した。
こっちでも体を「緩める」というのはずいぶんやる。
感情というインナーの衝動を体・言葉に繋げて、表に出す・・・ことをやっている。
おそらく、彼女の言ったやり方は、同じことの過程の中で「言葉に出す」をやらず、身体で表現することをやっているのだと思う。
体の方が正直でストレートだからね。
※掲載した写真をご覧ください。
リピテション中の役者さんは、まるで、打ち上げでみんなとワイワイやっている時と同じように、それに近い、リラックスした体をしています。
なぜ、そのコが「違う」と思ったか。
それが彼女の課題なのだ。
やはりこっちでも、自分で体を緩ませてインナーを表現することは苦手なのだ。
そこをわかってくれたらなぁ・・・・嬉しいんだけど。
久々に書きますが、
「演技レッスンにいい・悪いはない!
自分に必要ならどんなものでも、それはいいレッスンだ!」
そして
「まっとうなレッスンなら、入口は違っても必ず同じ頂上にたどり着く。」
俳優の皆さん、自分が「必要」と思ったら、結果が出るまで何があっても続ける!
これしかない!
みなさん、一年お疲れ様でした。
来たる2025年も、がんばっていきまっしょい!!!
ちなみに 1~2月エクササイズクラス 絶賛募集中です!
ご興味のあるみなさん、ぜひぜひ!
お待ちしております!!!
2024年
12月
05日
木
今年も最後のキャラクター&シーンクラスが開催出来ました。
今回は4人のキャラクタークラスの参加者。
見学に来てくれた見学メンバーの一致した意見、「やっぱりキャラは重いですね~」(笑)
それは、生きている人間には誰にもがドラマがあるということ。
この20年、「実在の人物を演じる」というレッスンを続けていて、参加俳優さん方が、もうそんじょそこらの連ドラに負けないくらい生々しい経験をしている方々を見せてくれました。
実在の人物、多くはキャストの家族を演じています。
これまでの20年で、、、
第二次世界大戦、日本が無条件降伏し、その情報もよくわからないまま満州から引き揚げたおじいちゃん。後ろからソ連兵が追いかけてきていた・・・
新興宗教団体に老後に資金を全部寄付してしまった母親。
リーマンショックで自分の会社が潰れて自殺した父親。
などなど
本当に参加俳優の家族だったのです。
そのレベルのスゴイ家族を、昭和の私は「火サス」チームと呼んでいます。(昭和の「火曜サスペンス劇場」くらい劇的…という意味)
その人々は、参加俳優さん方の2~3割も・・・。
考えてみてください。
そこにいる人々の2~3割はニュースのメインになってもおかしくない人生なのです。電車に乗って同じ車両に10人いたらそのうちの3人くらいは、こんな感じの人生を背負っているかもしれないのです。
そう思うと何気に見ているドラマや映画がどれほど身近なものか・・・!
そこまで「劇的」ではなくても、普通に生きている人間には、人生で一回くらい「死にたい!」と思う事はあるはずです。99.9%死なないけど!
「消えてなくなりたい」「なんでこんな親のところに生まれたんだろう!」エトセトラ・・・
失恋、いじめ、死別、事故・・・
人はみんな、そんな思いを心に秘めて笑っている。。。
このキャラクタークラスを経験していただくと、そんな「人間のドラマ」を体で実感して台本を読めるようになっていけると思います。
それを通過しての、シーン。
今回は5名。
革命後の復讐劇や引きこもりの娘の将来を案じる、キャラの濃い母親などなど。
革命さえなかったら、この人たちは普通に生きていた・・・でも・・・
まずは、みんな「普通」の人たちなのです。それを見失わないで演じていかなくてはあなりません。
人はみな、「そんなひどいことはやりたくない」と思っていても、「やらなくては自分がやられる」「身内がひどい目にあった」「つい魔が差した」「こんなになるとは思ってもいなかった」・・・
気が付いたら「普通」の自分が、他人を殴っていた、女を強姦していた、盗みを働いていた・・・
(アレ?それって最近の「闇バイト事件」でよく聞く状況・・・って思いませんか?)
その台本のような状況になるのです。
そこをブレずに演じることがいかに大変か・・・!
「引きこもりの娘の将来を案じる母親」と聞けば、「いい母」「気の毒」なんて思うじゃないですか。でも・・・その母の性格は・・・超ウザい!ああ!(笑)
あるある・・・・これがリアルだと思いませんか?
そういう人、私の身近にもいます(笑)。
「生きる死ぬ」ではなくても、登場人物の心は大きく動いている。
いや、「生きる死ぬ」でないから、台本からその繊細なドラマを読み取り、演じるのはとても難しいです。
かれらの人生を体に落とし込んで、お客様の前に存在する!
それが出来れば、お客様の心をも動かくことができます。
今回、3名の見学者が来てくれました。
多くのシーンで、「息が詰まった」「はーーー深呼吸したい」「いいキャラだった」との感想をいただきました。
そんなキャラシーン。
見学メンバーも合流して、打ち上げ、大騒ぎでした!
エクササイズ以上に、なんだかわけのわからないところが開いてるっていうか、ナチュラルハイっていうか・・・、もううるさいうるさい(笑)
見学の方々もなんか、役者チーム以上にハイでした(爆)
今回は、そのハイな打ち上げ中の写真もアップしてみました。どうぞ見てやってください。
2024年
10月
28日
月
久しぶりのディープ1エクササイズクラスを開催出来ました。
コレ、毎回言ってますが、ディープはディープでした!
そもそもウチのワークショップは
「泣けない」
とか
「セリフに真実味がない、嘘っぽい」
とか言われることに対応出来る練習です。
演じていてなぜ「泣けない」のか?
・・・そりゃ、フィクションだからそんなに都合よく悲しくなんかなれないよね!
って、全くその通りなのです。
2024年
10月
20日
日
舞台のお仕事も終わり、リピテションクラス再開です!
久しぶりのメンバーさんが来てくれました。
そして、いつものメンバーの方でも、新たな自分の行動を発見したり・・・
やはりリピテションは面白い!人間の行動は深い!
今、ディープエクササイズクラスが始まりましたが、俳優にとって人間の「オートマチックな行動」に向き合う事の大切さをあたらめて感じます。
それは、対、相手との距離の持ち方・・・とでも言いますか・・・
つまり、我々役者は今日会った他人と「恋人役」とかやるワケです。
「私は役者だから、どんな相手でも平気!」な~んて、はっきり言いますが、嘘です!
そんなワケない!!だって人間ですもの。
本当は「私、こういうタイプの男性、苦手なのよね・・・」とか、ちゃんと「感じ」ている。
でも、なかなかそれが自覚できない。
それは、役者の心理としては「やらなきゃダメ、仕事だもの、出来ないなんて言えない・・・!」
だから自分で自分をごまかしていく。
そうすると魅力的な演技にならない・・・
大事なことは、まず、「私、この人苦手」ということを自覚できること。
そこから、色眼鏡をかけず、その瞬間瞬間の相手を本当に感じ取って、ゆっくり相手との距離を掴んでいくこと。
同じ目標を持っているもの同士、どこか共感できるところは必ずあるはず!
久しぶりに来てくれた役者さんが「最初より全然改善されている」と言ってくれました。
しっかり、今の自分を自覚して挑んでくれたことが嬉しかったです。
で、今回も、ちょっとだけ台本、やりましたーーー!
今回のテーマは、長ゼリをどう聞くか・・・!
今月初めまで、シェイクスピアやらギリシャ悲劇のセリフがちりばめられたワケのわからないタイプの難解系芝居に出演しておりまして・・・
「長ゼリを聞く」というのを死ぬほど練習いたしました!(笑)
その成果をおすそ分け!
ちゃんと聞いている人の存在の仕方は素晴らしかった!!!!
来月からのキャラクター&シーンクラスに活かしていきたいと思います。
2024年
9月
03日
火
9月に私が舞台の稽古中で出来ないため、8月2回目~~~~!
続けて参加してくださる俳優さんは、やはり伸びる。
どのレッスンも同じだろうが、継続は力なり!だし、鉄は熱いうちに打て!ということだ。
そして、面白い!!!!
人間が生き生きと動いている。
これを台本で出来るようになって欲しい!!!
で、最近人数が参加少ない事と、ウチのワークショップは「プロのための・・・」とか看板を掲げているので、みなさんオーディションやら舞台本番やらをやりつつ、参加してくれている。
そのためにも、メンバーをみつつリピテションクラスの後半、短いセリフを使ったゲームで、台本のシーンに、このリピテションというのがどう生きてくるか・・・という練習を組み込んでいる。
今回はほんの半ページのセリフを使って、相手を説得するという練習をした。
感情をバンバンぶつけるのではなく、「やり取りする中で感情も生まれてくる・・・という事」が出来るだけ明確にわかる場面を頑張って選んでみた。
いや!やはりリピテションが上手くいっている人たちのシーンは面白い!
どんな場面もそうだが、
役の人物で、その場に居て、相手と交流!これが出来ればとりあえず「おっけー」ですよね!
それを妨げるものとして、
①俳優個人の緊張とか・・・自意識とか・・・
②台本の読解が出来ていない・・・
③なんなら、セリフ覚えてない・・・・かぁ(笑)
3つ目は「覚えろよ!!!」で終わりだが、①と②は職業訓練が必要。
言わせていただけるなら、2つ目は演出家とか監督とか、誰かが説明すればかなり理解が出来る。だが、そこから自分の体に落とし込んで、役として立ち上げていく・・・・これが専門職たるゆえんだと思う。
ウチのワークショップは、①の部分に特化したエクササイズクラスを用意して、そこから台本に向けて発展させていく練習方法だ。
だから、短いシーンなら「読解」とかはさほど問題ではない。リピテションが上手くいっていると、そのシーンは面白くなる。
リアクションの取り方もわかってくる。
相手のセリフに「反応」していれば出来るのだから。
これをやっていると、演技初心者の人が今まで「ここでうなづいてもいいのかな・・・」とか、なぜか思っていたのが、嘘のように自由になってくる。
いいぞいいぞ~~~~
みんな、オーディション受かれぇ~~~~~~!!!!!
10月は楽しい楽しいディープ1エクササイズクラス。(ディープですよぉ~)
11~12月にキャラクター&シーンクラス。
来年の1~2月にエクササイズクラス。
見学歓迎!!!!
楽しいです!!!!キツイけど・・・・(笑)
2024年
8月
07日
水
前回のエクササイズクラス終了後、初めてのリピテションクラス。
前回初参加メンバーが何人も来てくれました。
その人たちが、全然戻っていない、むしろ進化していて・・・感動!!!
で、私のスケジュールの都合でしばらくリピテションクラスが出来ないかも・・・という事情で、「目的」のゲームからの、ほんの短いシーンへの移行の練習を入れてみました。
そのときにも、エクササイズで手に入れた個性を失わず、さらに相手とのやり取りもちゃんとできて「セリフ」言えました!
印象的だったのは・・・
〇俳優1:とってもしっかりした感じの女性
エクササイズでは、その人の弱い部分、「怖い」とか「つらい」みたいな・・・、これらは普段出さないので、演技してもなんかムダに頑張っている、力入ってる感じ。
その彼女が、「怖い」を隠さないで演じてみると、なんか弱いんだけど一生懸命なキャラがすんなりやれた。いやいや全然セリフ通りだよ!オーディションならなんかすごく印象的。
〇俳優2:真面目な感じ?自分を出さないと言われていた若手新人
エクササイズ中、特にシェアしているとき、そこコがおもしろいと感じる人にツボるようになった。
ゲラだったのだ!
ちゃんとしてないと「変なヤツ」と思われると、無意識に抑えていたようで・・・
その彼、リピテション中には「涙ながらに相手に要求する」「絶対引かない」状態に入り、相手に「めんどくせー」を連発されていた。場内爆笑!
セリフでは、なんだか自己中な、めんどくさい、自意識過剰な、すぐマウント取りたがるワカモノを「演じ」られた。これもセリフ通り! そして場内爆笑!
役者の個性が爆発してくれて、嬉しいよーーーー
ちなみに、9月のリピテションクラスはお休み・・・ですが、代わりに8月29日にもう一回やるよーーー!!!
2024年
7月
19日
金
終わりました。。。
もう!!!7月初めから35度って何!怒
ただでさえウチのエクササイズはみんな死ぬ思いなのに・・・!
2人ほど途中、熱中症っぽくなりました。
と、1人は押しとどめていた感情をさんざん出しまくったら、すっかり元気、イケイケ状態でしたが・・・(笑)
エクササイズクラスは最近、いつもなんだか似たタイプの人が集まる傾向です。
今回は、みんな「おとなしいです、私」的なメンバーでした。
いやいや、こういう人たちに限って・・・
という私の20年の積み重た経験値は大当たり。
もう、エネルギー強い強い。
俳優目指してて「おとなしい」と、周りから言われてる人、そういう人はエネルギーをため込んでるんですよ。これを「出す」ことを覚えれば、私みたいに一見強そうに?しっかりしてるように見せてる人より数段エネルギー強いです。
そういう方々、「おとなしそうに見えて頑固」とか言われてませんか? (笑)
内在したエネルギーを出しまくった10回でした。
今回興味深い発言は、もう最後の方に差し掛かったころ、とある男性がシェアしているだけで泣き出してしまうように楽器が開いた女性を見て、「僕はそんなに急に感情を出すことができない」と悔しそうに言った。
私は「えーーーーー!!!??? ちょっと〇〇ちゃん」
と別の女優さんに声かけた。
そしたら悔しそうだった俳優さんが、「ぶっ!」と噴き出して大笑い。
いや、その彼のツボにはまる女優さんの顔を見ただけで、ただ顔を見ただけ・・・
「急に感情出るじゃん」
と私。
俳優くん、すっごい納得!
なんか、役者で「感情表現」と言ったら、「泣く」とか「激怒」とか、なんなら若手の男性諸氏は「殺人」とか「世界を救う」的な、つらい・・・負の・・・感情ばっかりに目を向けがち。
特に日本は「マジメ」なお国柄だからかもしれませんが。
いやいやいやいや・・・・
笑う、おちゃらける、アホ丸出し
大事大事!
アホになれないと役者は出来まへん!!!
その彼は、まだまだ俳優になって年月が浅い若手さんで、やはり「レッスン」に来る以上真面目に・・・という頭が働いていたのでしょう。
もちろん、真面目にやっていただかなくてはダメですが、その彼がツボってゲラゲラ大笑いして、いつまでも止まらないのを見てたら、こっちまで可笑しくて・・・。それはお客様に笑いを届けているのです。
無事全員元気で10回を駆け抜け、打ち上げは大盛り上がりでした。
久々に酒豪女子が揃ってて・・・。最近のワカモノには珍しい。
自称「おとなしい」女子は酒豪なのか???? (笑笑)
2024年
6月
14日
金
先日、リピテションクラス開催!
これはエクササイズクラスが終わった方々のキープアップクラス。
最近は、常連も増えたためにリピテションだけではなく、参加メンバーの顔触れを見て「目的」を入れたシアターゲームみたいな稽古も取り入れている。
これもなかなか楽しい!
基本的には、ここは「リピテション」を基本として練習する。
リピテションという練習方法はサンフォードマイズナーさんのまさに「グッドジョブ」!
世紀の発明だと思っている、少なくともとっては・・・!
演技にとって一番大切な「相手」「感情を伴った相手との交流」のためにこんなに的確な練習はないと思っている。(もちろん「すべての俳優に」なんて「絶対」トークをするつもりはないけれど・・・)
でも、そこから台本の演技にむずびつけるのが難しい人も確かにいる。
アクターズワークスのエクササイズクラスでリピテションを経験しただけで「今までわからなかったことが、もう雲が晴れるみたいだった。オーディションにも受かるようになった」という人ももちろんいるが・・・。
「感情」を出しただけでは「演技」ではない。
色々な俳優がいる。
旧大全とした演技方法で、自分だけで芝居を「お上手」にやるタイプ。
映像演技で、アップ撮る感じで一人でカメラ前で「泣く」とか「怒る」とかで「OK」と思っているタイプ。
「言葉」では表現できるけど、連動して身体が動かない人。
逆に身体は動くけど「声」が出ない人。
などなど・・・
人によってポイントは様々。
その役者さんのどの部分が、課題として残るか、それはその人それぞれだ。
昨日はたとえば、「身体が動かない」タイプの人がいて、これがなかなか面白かった。
「とにかくリピテション中に体のどこかを動かしていて!」というノルマを課してリピテションスタート!
いや、「動く」と思えばうごくのよ!
探っていくとやはり、身体を動かすとエネルギーが相手に伝わり、そしたら必ず相手からのリアクションが返ってくる。「それが怖いのよぉぉぉ~」とリピテション中に叫んでいた。
あきらめろ! わはははは・・・・爆
何度も言いますが、我々トレーナーは自分の信じる様々な演技訓練方法で声・身体から演技に結び付けようを懸命にやっている。(もちろん!)
俳優各自がそのことによって、自分の課題を見つけ、それをクリアするレッスンを選んで受講して欲しい。
その人一人一人の大切な人生だから。
パワハラ、セクハラに負けず、そんなトレーナーや演出家はあっさり無視して、自分の本当のキャリアアップに邁進していただきたい。
先日のリピテションで、改めて心に染みてきたことは・・・一人の女優さんの発言。
演出家に「〇〇さんは、なんでそんな風に役を解釈するの?違うよね。」と言われ、改めて「私が世界標準じゃないんだ」としみじみ思った・・・と。
エクササイズクラスを経験すると、自分の備わっている価値観とか、ものの見方がどういう状態かがよくわかるようになる。
その女優さんは、精神的にかなりハードな人生を歩んできた。エクササイズクラスでも泣きわめきまくっていた。
そんな彼女だから台本をもらった時に、自分の「役」を無意識に自分と同じだと思って読んでしまう。「親子関係ってそんなものだ」という価値観がしみついているのだ。
台本では「両親に愛されて幸せに育った」女性なのに、本人を投影しすぎてしまう。
だから演出家に「〇〇さんは、なんでそんな風に役を解釈するの?違うよね。」と言われるまで、自分のキャラクター作りの何が違うのかわからなかった・・・と。
そして、エクササイズクラスで発見したことを改めて「こういうことか!」と。
そういう事なんだよね。。。
もちろん頭ではわかっている。
役者はおそらく自分よりもハードな人生の役を理解する方が楽なのかも・・・。
「親を殺した」な~んて設定だと、もう、ずーーーっとそれを探り続け、やっと本番までに入口くらいまでたどり着く?(笑) そんな毎日を過ごすだろう。
逆は・・・・???
自分より幸せな生い立ち。。。
私も・・・、いや、私はそんな劇的な悲劇を背負って生きてきたワケじゃないのですヨ・・・、キャラクタークラスの時「親には文句はない。ほんとによくしてくれた。大好きだ。尊敬している。僕もああいう父親になりたい。」と言ったワカモノに唖然とし、どっか信じられなかった。(よっぽど性格が悪い?・・・笑)
台本を、出来事を俯瞰で見るって本当に難しい。
でも、それをこのエクササイズとリピテションがわからせてくれ、自分ではない「役」という人物の人生に導いてくれる。
なんて素敵な仕事なんだろう!!!
皆さん、暑さの中のエクササイズクラスは超ハードですが・・・ぜひ一緒にやりましょう!!!!待ってるよーーーー!!!!
2024年
6月
02日
日
今、エクササイズクラス募集中。
そしてとある所でワカモノたちの演技指導のお仕事をしている私。
エクササイズクラス募集中ということもあり、「エクササイズクラス」って何なのよ?という疑問にお答えするような解説文を書いてみようと思います。
アクターズワークスでは
エクササイズクラス → キャラクタークラス → シーンクラス
と3つの段階を設けている。
何故か?
それは、よくやられている「短い台本を使った演技のレッスン」の「ダメ出し」はごちゃごちゃしていてわかりにくいからだ。
例えば今流行ってる「野球」(大谷サンか?(笑))なら、
基礎トレーニング → バッティング練習 → ゲーム練習 からの 本番の試合
こんな流れかな?細かくはわからないけど・・・。
試合を勝ち抜くためにオフの時に、筋トレして体を作って(オオタニサンは「一回り体が大きくなった」とか言われてますよね)、その後バッティング練習でフォームを確認したり、投げてもらっていろんなコースの球を打つ練習してるよね。
体は出来てきたけど、フォームが良くない・・・とか、カーブが打ちにくいとか、
この選手はどこが弱点で何をしたからよくなった!ということがわかりやすい!
それに比べてなんで芝居の稽古はごちゃごちゃなんだろう?と私は思っていた。
レッスンと言えば演出家・監督が「キミはここが違うんだよ」とか「ここはいいけど、なんでここは出来てないの?」とか「この場面のこの役はもっとつらい設定だよね」などなど。
言われてることは頭ではわかるけど、どーすればいいのよ?!ってなる。
これをもって「ごちゃごちゃ」と言っている。
野球になぞらえて・・・
〇基礎トレーニング
演技の基礎って何だろう? 発声?身体訓練?
多くの考え方があるが、そこで私が学んだマイズナーテクニックでは「感情表現」と「交流」になる。
「感情表現」を様々なエクササイズが、「交流」をリピテション練習が担っている。
〇バッティング練習=技能トレーニング
全部がイコールではないけど・・・
ここを一応、「キャラクター作り」と「台本の読解」にしている。
〇ゲーム練習
これは間違いなくシーンをやってみる練習。
私がマイズナーテクニックのこのメニューに基づいたレッスンを受けた時、なんだかほっとした。
自分の欠点がどこなのか、すごくよく分かった。そこを強化していけばもっと上手くなれる!と。
演技を習得したいワカモノ、ダメ出しされて悩む俳優さん方も、自分のどこが肝なのかわかったらもっと上手くなると思わないだろうか!!!
雇われシーンレッスンで、教えてても思うのだ、「彼は自分の起こった感情・衝動をもっと出すことが出来たらこのシーンクリア!だって台本は読めてるもん」とか「いやいやいやいや、さめざめと泣けてるけど、それはただのアナタの個人的感情。台本違うだろ!」とか。
「感情・衝動」を出すのが苦手なら、集中的にその稽古すれば上達は早いだろう。
台本読めてないなら、読解に力を入れようよ!
とってもシンプルだと思いません?
役者って、オオタニサンのように100何キロ?の小さい球をほんの何センチの木の棒でぶっ飛ばす身みたいな普段しないことをしているわけではない。
素人でもわかる「私には出来ない技」と。
それに比べて演技って、「話す」とか「泣く・笑う」とか、ひいては「息をする」とか・・・普段人間が生きてて普通にやっていることの積み重ね。
その中で、普通の人が出来ないことを身に付けるのが俳優と言いう仕事。スタートからわかりにくいよね(笑)
ただでさえややこしい演技の中で、自分のしっかりの訓練すべきポイントをしっかり見つけて、「演技」という「技」を身に付けたい!
「きっと私みたいな人がちょっとはいるに違いない」と思い、私はこのワークショップを続けている。
俳優を目指すワカモノたち、世間の「タイパ」に負けずしっかり2時間の物語を演じられる俳優になろうぜ!!!!
2024年
5月
29日
水
キャラシーンクラス終了。
気候変動で、女子チームの体調がボロボロ(風邪、自律神経失調症、からの良性発作性頭位めまい症まで。なんで男はこんな中で元気なの!!!)・・・の中、助け合ってみんなで最後まで走り切りました。!
今回は、キャラクターの人はエントリーがなく、シーンクラス3組でした。
でもしぶとく来てくれている再々?受講組が多く、内容の濃いレッスンになりました。
ある人は自分の苦手なキャラに・・・ある人は大作に・・・チャレンジ満載でした。
特に嬉しかったバージョン2つ!
養成所で演出に「違う」ばかり言われてたコ。
天然タイプで、確かに自分の感情のコントロールはむずかしい役者さん。
エクササイズクラスではとても苦労していました。最初は相手をシャットアウトして引きこもるか相手を殴りそうになって威嚇するか二択(笑・・・いや笑ってる場合じゃ・・・)
そこから約1年半。
地道に執念深く通ってくれ、相変わらず自分のことを説明する言葉は下手ですが、シーンにおいては天性のカンを発揮!相手との交流は天才的!
だんだん細かい読み込みもできてきて、一つコメントすると次には必ずそれをクリアしてくれました。
そして、根が天然なので毎回新鮮で面白い事この上なし!
養成所でも「変わった」と言われているみたいで、「次は一緒にシーンやりたい」とオファーを受け、みんなから「最大の誉め言葉」と言われていました!!!!
よっしゃーーーー!るんるんるん!!!!
新劇から、一人芝居が多い役者さん。
この方もド天然で・・・
いや、マジで、、、天然の方って自分を社会に適応するために完璧に自分の感情を抑えて世間に合わせている方が多く、自分の正直な感情をオープンさせると暴走する人がたくさんいます。野生動物みたい。。。
読み合わせでは上手くいってたのに、立ちに入ったらイキナリ「昔の新劇(ディスってません!絶対!)風のお芝居」を始めた。
なにこれ~~どしたぁ~~~~ って感じ💦
大きな舞台の役者さんでいるタイプです。
まずは「普通にしゃべろう!」
映像の演技というわけではなく、目の前の相手にきちんとセリフを言って相手に言葉を届けるところから始める必要があります。
舞台は広い客席の後ろまで声を届けなくては・・・という思いから「大芝居」をする人もいます。それはちょっと誤解。(歌舞伎の方でも映像演技抜群の方はたくさんいっらしゃいますね!)
まずは相手との空間できちんと演じ、大きな舞台はそれを失しないで客席への意識をもってエネルギーを大きくしていくものと思っている。
そこから始めると、びっくりするほどの変化。
もう~~~~~出来るじゃん!
本人もびっくり(笑)
2パターンの「天然」
そういえば昔、そのタイプの人が「エクササイズ終わって野生に返る快感を手に入れたら、台本は檻だから、どうやって台本に合わせて自由に演じたらいいかわからない。」
と泣かれて、私もうううーーーっと考えて
「檻じゃなく、牧場くらいは広い。そこなら動物は自由に駆け回っている」
と言ったら、
「わかった放牧!!!! それなら出来る!」
と言って、それからは素晴らしく生き生き演じてくれたことがあった。
ずーーーーっと「放牧」って言ってましたっけ(笑)
天然の人って、そう見えない人が多いけど実はとても頭いい。前述のように、他者に説明するのが苦手なだけで、とても理解力にたけている人が多いです。
そこを見いだせたことは、私の自慢です!!!
るんるんるん!!!!
毎回この〆ですはありますが、やっぱり芝居は面白い!
これでなくっちゃ生きてるって言えない。
そんな役者さん方、ぜひぜひ一緒にやりましょう!!!!
※今回は受講俳優さんも写真に参加。大量写真集です!!!✌
2024年
5月
17日
金
先日シーンクラスがスタートしました。
どんな練習をしているか、お知らせしようと思います。
最初は
このクラス独特の 読み合わせ
リピテションからのシーンなので、相手との交流を最重視!
その読み合わせは・・・
まず、キャラクターを入れて、設定を理解しその状態になる。
※たとえば恋人とケンカするシーンなら、ケンカの理由を理解して、怒りの気持ちを感じ取る。
2024年
4月
26日
金
今年もショートシーンクラスを開催しました。
参加してくれた俳優さんが、最後帰る前に
「何かつかめた気がする」
と言ってくれた。
こういうのが最高に嬉しい!!!!
このためにワークショップとかやってんだよねぇ!
その役者さんは、あまり自分を言葉で説明することが得意じゃない人。
私は、シーンやった後とかエクササイズの稽古後で、「どうでした?」と必ず聞くんですが、そういう時「うーん、よくわからない」「なんかこう・・・」と言う言葉しか出てこない感じの、こちらでいう「動物系」の方。
勘で、感性で、芝居するタイプ。
その人がはっきりと「見え方が変わった気がする」「うまくいっているときは〇〇だとわかった」といってくれた。
よっしゃ!!!!
嬉しいよね、こういう時って・・・ニコニコ😊👆
ショートシーンクラスをやる目的は・・・
①当ワークショップは、段階を踏んでエクササイズクラス→キャラクタークラス→シーンクラス、と進んでいただくのでどうしてもシーンを演じるまで時間がかかる、それまでせっかくエクササイズなどで身に付けたことを生かせない・・・のも悔しいので、とにかく「演じて」いただく機会を増やすため。
②当方のカリキュラムでカバーできない、複数人数でのシーンや、「行動」に着目しての練習、などを入れる。
この2点くらい。
今回のポイントは、「大きな感情を持っているが、それを表にあらわさない」シーンの練習。
これも、マイズナーテクニックやらメソッドでは陥りがちの
「感情ばっかり追いかける演技になりがち」
の欠点をカバーするため。
二人のシーンにしましたが、どちらの役もしんどい背景を持っているが、表面は明るくしゃべるシーンです。
こういうシーンって、俳優が本当に空っぽだと、本当になーんにもない何だかわからない場面になっちゃうんだよねー(笑)
でも、やはり、台本の中で感情を爆発させてやり取りする場面より、こういうさりげない場面のほうが多い。こういう稽古も本当に大事だと思います。
芝居はゴールがないねー だから楽しい!!!!
少人数特訓だったから、またまた私も飛び入り!(笑)
※番外コメント
今回、役の片方が「あまりしゃべらないキャラ」
たとえばいわゆる「オタク」?
で、私がお笑いの「宮下草薙」っていうコンビの草薙さんのほうが、再現ドラマで構成されるクイズ番組で「突破ファイル」っていう番組があって、その中で草薙さんが出る「バイトシリーズ」があって、草薙さんはオタクの役、相手に必ずイケメンで出来のいい役のコとコンビっていうシリーズがある。草薙さんの決まり台詞が
「黙れイケメン!!!!」
って言うのがあって、ワタシそれが大好きで。こういう演技って俳優はできないよね・・・って話をしてたら、次の通しでそのキャラをパクるヤツがいて・・・
柚木「すぐパクるじゃない!ばかぁぁぁ!!!」
今ではパワハラワードですが、会場中(やった本人も)大笑い!
いや、楽しくていいんだけどねーーー 笑って溜息
2024年
4月
24日
水
4月のリピテションクラス、やりました。
少人数特訓となり、私も参戦!(笑)
リピテションには慣れた人たちなので、「目的ゲーム」をやりました。
リピテションはあくまでも基礎稽古。それが上手になるだけで「芝居」が上手くなるわけではない。
リピテションをやる意味は・・・
場面に流れる役の人物の感情を、俳優が感じ取れ、相手との交流で「動く」ようにする練習。
普通に「演技する」ことは、その感情の流れの上に「ほんとは怒っているんだけど彼女に嫌われるのが怖いので笑う」とか、「目立ちたくないから黙ってる」などの人間そのものの行動をやるのが演技!って説明してもいいと思う。
そして、その場面には役の人物が登場する目的がある。
例えば「プロポーズする」とか「仕事もらう」とか、もっと心理的なものでは「認めてもらう」とか。
「目的ゲーム」はリピテションからシーンに行く途中練習するようなもの。
相手と交流をなくさないようにしながら、自分に与えられた具体的な目的、「相手の頬っぺたにチューする」とか「靴を脱がす」とか、を果たそうと行動していくゲーム。
リピテションで培った相手との交流をなくさず、目的達成までの行動をしていくと、様々な葛藤やら感情の爆発やらの豊かな表現ができてたいそう面白い。
今回、急遽私も参戦した
自分のことを話せば、こんな感じの練習。
私は、相手の若手男性のジャケットを脱がす・・・という目的だった。
最初は、なんせワタシ、先生なので上から命令してみようと思いやってみたが、すぐ破綻。(笑)
「やばい、どうしよう」と思いつつ相手をいじっていたら、
相手も何かしらの目的を持ってるから何かしらの仕掛けをして来るワケで・・・
なんかちょっといじったら何故か大きくジタバタするので、チャンスを見計らって腕が上に上がったとき思い切ってジャケットをはがした。
そうしたら、ゾンビのように両手を振り回して迫って来たから、ホントに!マジで!怖くなって、大声で叫びながらジャケットを振り回してぶったたきながら逃げ回った。
この辺りではもう考える余裕もなく、ひたすら逃げる!
こうなると会場大爆笑。
ここでタイムアップ!
もう、床にへたり込む。
タイムキープしてくれてたアシスタントの俳優さんが「いやー、柚木さんが困ってる逃げ回ってるのが面白かったので時間延ばそうかと思った」(「き、貴様ぁ~~~!」心の中で・・・)
そう、人が本気で困っているとか、わめいて逃げ回るって、こんなに面白いことはない。
相手のコの目的は「私の頬にさわる」。彼曰く「ジャケットを取られて、あ、これだったんだ、と思ったんだけど、ジャケットを脱がせで挙げたんだから交換条件だぁ~~~と思って迫ってみた。」
って。
だからゾンビのように両手で迫って来たみたい。
改めてみんなで大笑い。
あー、やっぱ、芝居はおもろいワ!
エクササイズクラス募集中!!!
みなさん、一緒にやりましょう!
2024年
3月
29日
金
先日リピテションクラスがありました。
コロナ禍以来、少人数開催ばかりでしたが、先日は久々に人数が集まりました。
経営上のこと・・・ももちろんありますが(笑)、芝居は「相手」があって初めて成立する表現です。色々の人が一緒にやることがとても大切で効果が高いのです。
また、超久しぶりのメンバーもいて気持ちが⤴でした。
久しぶりの方も、最初は「新人」なみでしたが、終わるころにはすっかりリカバー出来てました。
さすがですね!
そして、久々メンバーでこのところ頑張っていらしてくださっている俳優さんが終わってからコメントをくれました。
「本当にとーーーっても楽しいリピでした!!
もしかすると次に順番が回ってくるかもしれないような状況で、他の人がリピをやっているのを観て、心の底から楽しめる余裕を持ててた自分に驚いています…!
2024年
2月
22日
木
いよいよ本格的に2024のワークショップが始まった気持ちです。
何度も何度も書きますが、「目指せ、自立!」です。
現場で演出家のダメ出しに対応できず、ほぼほぼ稽古場のさらし者。
他のワークショップで「トラウマ」とか言いたいほどヘコまされる。
誰にも何も言われない・・・自分がいい芝居出来てるとは思わないのに・・・、自分なんか相手にされていない。
などなど、みなさん誰でもご経験がおありと思います。(演出家やトレーナーのパワハラの場合は、別問題ですが・・・)
そこで前進するのをやめるのか、自分の納得する演技を手に入れてまた現場に打って出るのか!
人生の選択です!!!
さあ、辞めないなら行きましょう!
今回はまだまだ少人数ながら、初日からうるさすぎる(笑)メンバーで・・・。これでたった6人か!と言う思いでスタート。
それから稽古が進むにつれて、本来ならおとなしく(? 笑)なることもあるのですが、今回のみなさんは全員最後までエネルギッシュでした。
そして、怪獣が三匹出来上がりました。(爆笑)
いるよね、幼稚園のお遊戯室に、わがまま放題の怪獣のような子供。アレです。アレ。
アレが、三匹もいました!(笑)
想像してください。そんな彼らがそのエネルギーをぐっと抑えて怪しい塊のようになって稽古場にうずくまっている姿。
不気味で、妖しくて、近寄りたくない・・・笑
いえいえ、冗談はさておき、、、
そういう場合、そのエネルギーをまず解き放って相手と交流し、芝居に使わなくては!
もったいない!
それが出来ると、とってもいい顔になって、生き生きしてきます。
今回「自立」と改めて書いたのは、一定の演出家、監督、トレーナーの価値観に縛られるワカモノが、一定数いること。
ま、自分が若いころを振り返っても、芝居を始める時に「養成所」とか「劇団」とかになると閉鎖社会だから、そこで「ダメ」とか「それは違う」とか言われると、もうそれでどこにも出口がなくなった挫折感を抱きますよね。
本当にダメかもしれない、自分は役者に向いてないかもしれない・・・でも、それを決めるのは自分だよ!!!
本当にダメか、職業替えするのか、いろんなことをやるだけやってから決めよう!自分自身で!!!
新年最初に私の先生、キャリー・ジベッツさんに言われた言葉
「レッスンにいいレッスンと悪いレッスンは無い。自分に合うレッスンが『いいレッスン』だ」
さあ、今年も「目指せ自立」!!!
続いて4月にキャラクター&シーンクラス、やるよ!
さらに自立だーーーーー!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
とっても面白かったので、写真が大量!
二段階分けました。
まずはエクササイズと言われるものからのリピテション系
コンプライアンスもあり、動画でお届けできないのが残念ですが、役者さんの表情の「生き生き」を見てやってください。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
次は「アクティビティ」と言われるものです。
~からのぉ~~~ 打ち上げぇ!!!
2024年
1月
14日
日
今年最初のリピテションクラス。
昨年から引き続き、少人数なのでほぼほぼ個人レッスン。
そして、私もリピテションなどなどに登場しましたぁ~~~~~!
久々にリピテションできて嬉しかった!
ま、私のことはさておき・・・
少人数の時は、リピテションなど「自分のまま、役ではない」ことから「役!自分じゃない」とか「セリフを使って感情表現する」など。インプロのように勝手にセリフやキャラづくりするわけにはいかないけど、その中で自在に自分を動かす練習をたくさんできました。
新年早々言いますが!!!!
リピテションができるだけじゃ、芝居じゃないからね!!!!
リピテションの感覚から、それを台本をに生かすことには、多くの練習が必要です。
今年も、ここもちゃんとやって行きましょう!
で、嬉しいことに昨年頑張って通ってくれたワカモノが、どんどん舞台、映像に出て行ってくれています。
年末年始には私も見に行かせていただきました。
で、終わって話すと
「うまくいかなかった」「シーンの時のようには出来ない」「途中まではうまくいったんだけど、〇〇なことがあってから崩れた」などなど。
一言言わせてください。
そんなん当たり前じゃ~~~~~~!
いくつになっても、どんなベテランでも、いつもいつも100点取れるなんてない!
大谷くんでも毎回ホームラン売ってるわけじゃないでしょ。三振の時のほうが多いでしょ。
おおくん、2023年の打率は3割。それで「物凄い」って言われてんだよ。
いろんな稽古場で自分の苦手なところをレベルアップして、で、仕事に出る。そこでまたうまくいけるようにチャレンジする。
これの繰り返しです。
明石家さんま師匠の言葉だったと思うが
「出来ひんのは当たり前やんけ。失敗した!って落ち込むなんか100年早いわ!」
でござりますよぉ~。
今年も前進あるのみです!!!!!
私もですが。。。。。(笑)
2024年
1月
02日
火
2023年
12月
22日
金
今年最後のリピクラス終了!
今年もみんな頑張った!
人数が少なかったので、リピ以外にもシアターゲームをやりました。
これが結構面白い!!!
リピテションというものをどう台本に繋げるか…が手軽に体感できる。
二人組になって、自分与えられた短いセリフを相手に言って、相手に伝わっているかどうか感じとる。相手もセリフが一つ与えられそれを相手に伝える。そして相手からくるもので影響されて変化しつつ、頑張って自分の言葉を相手に伝えるべく続けていく。
これで、相手を受けられているかどうか・・・、自分が相手にちゃんと言葉を言えているかどうか、よくわかる。
で、そのセリフを言う背景を入れたり、キャラクターを入れたり・・・。
うちの10回のクラスでは、人間一人作り上げる作業だが、これはさっと遊び感覚でやっていく。それでも十分台本の要求を体験できるのがとっても楽しい!
こういう文字通り考えず、芝居=プレイ=遊び のようにやって行くのもとても大事。
今回、インプロをやっている人が台本をやるときに、どんどん台本から離れていく・・・という問題を提起した俳優さんがいた。
そーなのよ!ここ大事なのよ。(いきなりおばさんになって言ってます 笑)
インプロやると、すべては「自分」なので、とても実感がある。ところが台本は所詮他人が書いた「物語」なので、言葉遣いも自分と違ったり、そもそも「あたし、こんな人好きになんてならないし!」なのだ。
それを、まさにインプロやっているときのように「台本通り」に持って行くのは、大きなハードルがある。
まじめに、そこ大変!
エクササイズクラスなどで、自分の殻を脱ぎ捨てて、自分の嫌な部分に直面して乗り越えていくのもとても大変だけど、話はそこで終わらない。
同じくらい、この「実感」のあるまま、台本に書いてあることをクリエイトするのが、また一山超えなくてはならない。
だからこそ、リピテションを会得した後、キャラクター・シーンをきちんとやることがとても大事なのです!
ただ好き勝手にセリフ言って自分が楽しくっても芝居にはならない!・・・ことがほとんど。(笑)
でも、この山越えがまた楽しいんだな!
興味のある皆様、エクササイズクラス募集中!ぜひぜひ!
とにかく、今年も赤字を抱えながらも無事終わっていく。
まわりの世界も戦争やら、災害やら・・・、それでも私たちにできることは芝居だけ。
来年こそ、平穏で明るい一年であって欲しい。
2023年
12月
13日
水
先日、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
なんと、もう今年もあと二週間って!焦ります!
今回のクラス、何人もが苦戦していました。
アクターズワークス のやり方の基本は、各俳優さん方が、一歩でも前進して仕事に生かしてくれる事。
いつも、その考え方に即して個別のは俳優さんに対応しているつもりです。
今回は、シーンに初参加の人が、
「そっか…やはりここか…。これを乗り越えるのは、彼にとって大変なんだ。」
と、チェックポイントがはっきり出てくる人もいれば、、、
「なんでぇ!なんでこの人がここで引っ掛かるの???」
と、私自身、頭を抱えるようもありました。
このレッスンで最終発表に上手く整えるより、毎回各個人のテーマが一歩でも前に進めるように身に付けて欲しくて・・・
でも、ご本人も「ああ、台本・お芝居として上手く出来た」と思えた方がいいのか、つまり見ている方として面白いシーンになるように演出のような手を加えた方がいいのか。
悩めるところなのです。。。
もう一つ、参加俳優から多く出たコメントが「自分の自意識にとらわれて自滅する」という内容のもの。
自意識というのは、そもそも「恥ずかしい」とか、「うまくやろうとする」とか。広げていえば「台本にこう書かれているから」と無意識にそれに沿った演技をする、というのもそうだと言えなくもないかな・・・。
これに対応するためにエクササイズクラスをやっているのですが、エクササイズクラスで自然な感情の流れを知ってしまったがために、そのなっているかどうかが気になってしまう・・・これが曲者!!!!
だからこそ、後半の稽古では「その気持ちを放り捨てて、相手に対応する!感情なんか後からついてくる!この場にしっかり存在する!相手!相手!」を強調しまくりました。
俳優として演じる組み立てはごくシンプル。身に付けてしまえば、この分野は習慣になってくれるから・・・。
でもでもでも、やはり、俳優業は一筋縄ではいかない。一生モノの芸なんだな。
私にとっても学びが多かった今年最後の稽古、最後に迷走していた一人の役者さんが「ちょっとだけだけど、こんな感じでいいのか・・・とつかめたような気がします」と言ってくれた言葉に、涙が出そう・・・(笑)
シビアに稽古できました!
打ち上げは・・・・楽しかったよーーーー!
みんなみんな帰りたくなかった。終電ギリギリ!(笑)
あーーーー、芝居だけして生きていたいねぇ、みんな!!!!
2023年
11月
22日
水
初めて体験型のオープンクラスをやりました。
少人数だった事もあり、初めてお会いする方にじっくりお話し出来て、新鮮な出会い!
2023年
10月
29日
日
ディープ1エクササイズクラスが終わりました。
いつもの事ですが、ディープはディープ!
ディープ1エクササイズクラスとは、自分が役者として表現することを妨げるものを取り除く!コーナー
今回は取りこぼした人もいて、悔しかった。
私のアシストが不十分だったのか?
甘くしてしまったのか? 結果を出すことが大切だけれども、その俳優が「自分でやれる」という自力も鍛えていただかなくては・・・といつも思っている。
トレーナーの優秀さをひけらかす場所ではない!だからそのバランスは難しい。
だからこそ、私自身もゆっくり反省しなくては・・・!
だが、やはりある程度継続している人は、のたうちまわりながらもクリアしてくれた。
2023年
10月
13日
金
昨今、芸能界でもハラスメント問題が沸き起こっている。
私としてはこれを機に、業界全体が良い方向にアップデートして欲しいと願っている。
そういう昨今の中「マイズナーテクニックのレッスンでうまくいかなかった」という話が耳に入ってくる機会が増えた気がする。
これは、マイズナーテクニックに限らない話としてなのだが、悲しいことに「トレーナーに否定された」という内容のことを言う若手に出会っているのは事実だ。
もちろん、すべての人が『〇〇テクニックのレッスン』などですぐに上手くいって名優になれるはずなどないのだが・・・がしかし、そういう人から話を聞くと「その言い方は今は通用しないよな~」という事案や、さらには明らかにトレーナーが自分の権威を示したくて発した言葉としか思えない事案もあるようだ。
私はマイズナーテクニックでのワークショップを20年以上続けてきた人間だ。ほかのテクニック・メソッドについてあれこれ言えないが、自分がこれだ!と思い続けてきたマイズナーテクニックでそういう事案が起こることについては残念!!!以外ない。
たしかにマイズナーテクニックでそれをやられるとダメージは大きいと、私も思う。
何度もこのブログで書いてきたが、このレッスンではまず最初に「感情」を扱う。
だからこそ、いきなり「自分自身に向き合う」体験をする。その入り口でパワハラなどを受けたり、何人もいる参加メンバーの中で明らかに否定されたりすると、心がどうなるか想像に難くない。
私は師匠から、『これは繊細なレッスンで、だからこそ関係者以外見学禁止、俳優は丁寧に扱われなくてはならない』と教えられた。
それまで昭和の昔は、役者の稽古は根性論でかたずけられ、演出家は「先生」であり「絶対君主」だった。どこが悪いのか、何をどう直していけばいいのか・・・演出家に言葉をぶつけると「出来ない役者」と思われ、「〇〇くんの芝居を盗め」と言われる。
上手い人の演技を見るだけでうまくなりゃ稽古なんていらない!!!!
そんな昭和で、これに出会った。きちんとした理論に基づいて、俳優がこんなにも大切にされることに感動したものだ。
もちろん、師匠の個性もある。私の先生はアメリカ人でネイバーフッドプレイハウス出身なのだ。
そんなテクニックなのに、いつの間にそんなことが起こるようになったのか・・・!!!
悲しいし情けない。
そんな若手俳優に対し、まずは自分のモチベーションをリカバーし、自分で自分自身を大切にする機会を作ろう!とこの企画になった。
また、実行委員の意見として
「傷つくまでいかないが、進行が速すぎてついていけなくて、何をやっているかわからない」という人も多い」
という事もあった。
そういう「じゃ〇万円払って何日も・・・ってはどうよ?。でも納得いかないんだよね」と迷っている若手の方の迷いだけでもすっきりさせられれば・・・。
演技未経験の方々に対しても、今やネットの時代でググったときに「マイズナーテクニック パワハラ」とか出てくると、すっかり誤解される。
あああ!ダメじゃん! マイズナーテクニックってそんなんじゃない!
そんな悲しいことは、何とかしたい!
全部の俳優ってわけではないが、こういうレッスンが必要な人、これで上手くいく私のような俳優は確かにいるのだ。
まずは、体験して自分で選んでいただきたい。
演技を上達させる方法はマイズナーテクニックだけではない。
私は「私にはこれが一番合っていた」と思ったから続けているだけで、私の師匠の言葉通り「出来るようになればなんでもOK」なのだ。
要は、それを自分で見つけること!
レッスンの内容も、トレーナーも、自分で自分の成長をあきらめず、探して、見つけて、結果を出して、
仕事しようーーーーー!芝居しようーーーーー!
2023年
10月
01日
日
先日、ショートシーンをやりました。
2023年
9月
19日
火
最近参加者が少なく(愚痴かよ!笑、)来てくれた俳優さんとじっくりゆっくり向き合える。
先日のリピテションクラスに、長々来ている役者さんで「感情」が表現しづらいタイプの役者さんが久々に来てくれた。
じっくり対応でき、2歩も3歩も進めた気がして嬉しい!
その人は感情表現は抑えるタイプだが、いい役者で、目の奥に「悲しみ」とか湛えられる役者だ。
だが、言葉にしたときに嘘っぽくなり相手に伝わらない。
そんなもったいない人だった。
その人が思わず大声を出して、相手にすがるような稽古ができ、私としては「よっしゃー!」だった。
今日は久々に基本的なことをまとめてみようと思う。俳優さんたちが混乱しないように!
ちょっと今日は長文だ、ごめんよー!!
前回のブログで書いたが、
発声・活舌
身体の動き
感情表現(開いていること)
は、仕事の台本をもらってからやっても、遅い!!!! 無理!!!!
役をもらって本番までの稽古では、日頃の力を充分発揮することが大切だ。
言い換えれば、普段の実力以上は出ない!!!!
(例)
台本に「泣く」とト書きがある
練習で泣こうと頑張る
泣けない
演出家が「ここは役は家族から見捨てられて孤独感にさいなまれて一番辛い場面なんだよ!役者なら泣けて当たり前だろ!」とキツイダメ出し
役者あるあるだ。こんな状況は誰でも一度くらい経験があるだろう。
「日頃2オクターブしか出ない人が、いきなり舞台で3オクターブは出ない」
感情表現・インナーも、常日頃発声練習と同じように、日頃2オクターブしか出ない人が3オクターブ出るように基礎錬しなくてはならない。
本番の稽古が始まってから、いきなり「自分の孤独感」を探り始めでも遅いことがほとんどなのだ。
上記の例で、演出家に「おまえ、親と衝突したことくらいあるだろ」とか言われ、その時のことを思い出しても簡単に涙が出るものでもない。
挙句の果て、一生懸命に泣こうとし、やっと泣けたら今度は涙が止まらなくなって
「おまえの個人的な感情なんて必要ないんだよ!!!」
と怒鳴られる。
これは実際にあった話だ。(経験のある人も多々いらっしゃることと・・・苦笑)
映像などでは、個人的な感情であっても「ま、泣いてくれてれば編集で何とか出来るか」とか裏でディレクターがぼやく・・・みたいな。
この問題に関して、では、役者がどんな基礎稽古をしておけばいいか・・・
(感情の仕組み)
小さな男の子は、転んでひざをすり向いて「泣く」
お父さんとか、おじいちゃんとか、「男の子が泣いてたらおかしいぞー」とか言う
子供の脳は「泣いたらおかしいんだ」と学習する
次に我慢して泣かなかったら「偉いぞー」と褒められる
子供の脳は「これでいいんだ!認められてる!愛されている」とインプット
そして徐々に「泣く」という感情すら忘れ去って、オートマチックに「泣かない」男が出来上がる。
全ての人間は、大人になるいうことは多かれ少なかれ、どんな種類の感情かはひとそれぞれで、このようになっている。こうでないと大人としての社会生活はできない。
でも俳優はこれではマズイ!
いっちょ前の男性が「泣か」なくてはならないのだ。
台本をもらう、いきなり頑張って自分の悲しみをほじくり返して「泣こう」とする。
ところが、すでにオートマチックになって、自分の「泣く」という感情・衝動はどこにあるのか自分でもわからない。
必死に「泣こう」として、やっと泣けたら今度は溜まりに溜まった感情が止まらなくなってしまう。
で、「おまえの個人的な感情なんて・・・!」
これが上記にある現象の解説だ。
感情表現の俳優の基礎稽古とは、「感情」を出す習慣を取り戻しておくことだ。
ここのワークショップでは、様々なエクササイズを行って、色々な感情を感じでもらい、何かを感じたらそれを声に出して表現する練習を繰り返し行う。
そして、感情の種類も。
「えー!私もこんな風に感じるんだ」とかをたくさん見つけて、出す!こと。
俳優に与えられた方法は「声を出すこと」と「体を動かすこと」しかないのだから。
最初に書いた、「感情表現は抑えるタイプだが、いい役者で、目の奥に「悲しみ」とか湛えられる役者」さんは、日頃からあまり感情を出さない穏やかなタイプの人だ。だが、「目の奥に・・・」ということは「感情」が乏しいわけではなく豊かな感情を持っている人なのだ。
声にしても噓っぽくならないように、普段から「出す」練習をすることが必要なのだ。
この役者さんは、前々から来てくれている人だと書いた。
そう、この練習はそんなに簡単にできるものではない。
一回泣けたからもう千秋楽まで大丈夫・・・という都合のいいものではないのだ。
歌手の方々は、仕事の合間でも本番前でも発声練習をし続けているではないか。
この役者さんに、「目の奥で感情をたたえる」だけでなく「大声で叫ぶ」が加わったら、役者の幅を広げられる。
今までキャスティングされたのとはまた違う役も取れるかもしれない!!!
ワクワクする!
俳優の基礎訓練は、発声活舌と身体訓練だけではないと思っている。
自分の「感情」を取り扱えるようにしておくこと。
そうすれば、台本を読んだら自分の役の状況がまるで自分のことのように「感じ」られ、その感情を表現できる。
必要なのは「役」に共感した「感情」であって、役者の個人的な感情はいらない・・・というのはそういう意味だ。
演出家とかわされる言葉の中には、また、台本のト書きには、形容詞がたくさんある。
抽象的だ。
それをまさに具体化するのが俳優の仕事なのだ。
追記だが・・・
これを身に付けてくだされば、その俳優の本質が見えてくる。
「泣く」ことを忘れ、「俺は強い男」だった人が、「弱さ」「卑屈さ」なども表現できるようになるのだ。
今までとは違うキャラクターにキャスティングされることができるだろう。
また、
セリフのない、立っているだけの存在感
お客様に愛される魅力
そういうものも身について行っている。
2023年
9月
15日
金
とある稽古で・・・。
レッスンしている俳優のみなさん!
声を大にして言います。
俳優の基礎とは・・・・色々言われるが、
身体がきちんと動くこと
発声活舌
プラス 私は 感情表現のためにオープンしていること
この3つは、仕事に入る前に手に入れておいてください!
台本もらってから、何とかできるものでは、原則・・・ない!!!!!
舞台の稽古に入ってから、ドラマの撮影に入ってから、できる稽古は、台本の読解、キャラクター作り、それくらい。
上の3つは、どんなに天才的な演出家でもトレーナーでも・・・無理!!!!
プロになるなら、心して研鑽してください。
自分自身のために・・・。
2023年
9月
10日
日
少人数だし、開催直前から体調不良も続出のピンチなエクササイズクラスだった。
いや~マジ、ほんとにやれるとは思わなかった(笑)。
だが、来てくれた人たちは意識高くて。人数が少ないので一人づつ掘り下げることができた。
止めなくてよかった。
今回、女子は強え~!
男は、結局甘えたいんかい!(笑)
エクササイズクラスの目的は、役者として自分をガードして邪魔するものに気づいてコントロールできるようにすること。
ちょっと間違うと、「トラウマ」とかという言葉が飛び交って心理学セミナーみたいになりがち。
人間の「感情」の在り方は変わらないのだろうが、目的は「演技!」だ。
これを踏まえて、書いていきます。
今回の「強え~」女子たち。
人間はすべからく、ただ強い人もただ弱い人もいない。
何らかの理由で「弱み」を見せられなくなっているから、「強え~」ところを相手に見せてふるまっていくのだ。
その理由は一人ひとり様々。
私も典型的な「弱みを見せることが苦手な女子」であるが、私の理由は、主には「父親」。
父は私を大変愛していた。
そして、昭和一桁生まれ。
その価値観たるや・・・、ざっくり言えば「男は強く弱音を吐かず家庭を守る。女は父親や亭主に従って立てて生きる」である。
今はだいぶアップデートされてきた。私は早く生まれすぎた女なのだろう、その価値観を全く受け入れられなかった。だから弱みを見せたら「男に従わなくてはならない」のだ。都合が悪い!
私は、男に従うくらいならどんな困難も一人で耐えて見せる!!!・・・だから「弱みは見せられない」女になった。
こんな感じで、医者やカウンセラーが必要な「トラウマ」などではなく、人はみんな社会で生きていくパターンを持っている。
今回の「強え~」女子たちもそれぞれに、パターン・理由を持っている。
「甘えたい」男。
いや、今回だけではなく、ほとんどの男はこれを隠すのか・・・。
やはり男はある意味「強く」なくてはならない、としみついているのだろう。
レッスンでの問題は・・・素直に甘てくれりゃあ問題ないのだが、甘えるまでがまぁーーーー大変!
甘えられなくて不機嫌になって相手を拒絶してみたり、相手から「甘えたい」ことを察してもらおうと画策したり・・・(笑)
あーめんどくせー!爆
「演技」の訓練なので、それらを問題視して何か解決していくコーナーではない。
そのことに気づいて、役を演じていくうえで「弱さ」を見せられるようになること!これが目的だ。
気づいて、認めなければ、そういう台本で観客の心を打つ芝居ができない。
普段強がっている人が、色々な出来事に合い本音をカミングアウトする・・・それがちゃんとできたら、素晴らしいシーンになることだろう。
だからこそ、それに向けて、頑張れ!みんな頑張れ!
いい芝居を見せておくれ!
2023年
8月
16日
水
先日、お盆ですがリピ!でした。
最近残念なことに少人数。
ですが、丁寧に俳優さんたちを見られます。
続けてきてくれている人も多くて、やはり稽古時間は裏切らない!
私もちゃんと発見できて伸びてくれているのは実感します。
久しぶりに参加する俳優さんに改めてここでコメントを。
出来うるならば、アクターズワークスのレッスンや「感情を開ける、オープンさせる」タイプのレッスン(「スーザン・ハドソン」のメソッドとか)は、ある程度集中して受けることをお勧めする。
もちろんそれは、「開けた」状態を自分である程度キープできるために。
私の師匠、キャリー先生の名言がある。
「エクササイズは、社会で生きるために不都合だからわざわざ忘れている感情を無理やり引っ張り出しているのだから、一度できるようになればそれでいい。こんなこと何度もやっているとおかしくなる」
と。
私はこう説明する。
「怪我をしたら血が出て、治るためにカサブタができる。このエクササイズは、わざとこのカサブタをはがして血を流すようなもの。必要以上に何度もやったら炎症を起こして治らなくなってしまう。」
とても心身ともにキツいレッスンを、いい俳優になるために挑むのだ。
でもそれは、演じるために一度見に付ければ、何度もやる必要はない。
そのためには、この「開いた状態」を演じることに結び付けて、「使える」ようにするまでは一定時間続けていただきたい。
それが心身にもベストだし、費用対効果も〇!
「使える」ようになれば、一年ぶり・・・とかでもリカバーは早い。
車の免許を取ってすぐ乗らなくなったらただのペーパードライバーに成り果て、ずっと乗ってた人は何年ぶりに運転しようと思ったらすぐ慣れて乗れるようになる・・・これと同じ。
もちろん、みんな
「参加したい参加したと思っていたんですけど、日にちが合わなくて」
と言ってくれるし、
先日見学したマイケルチェーホフのクラスでも
「舞台の間にワークショップ取るのが難しい。もっと身に付けたいんだけど・・・」
と言ってる俳優さんが。
みんな何とかうまくなりたいと、一生懸命なのだ。
時間と金、焦る気持ちの板挟み!!!
痛いほどわかる。昔の自分を見ているみたい。
だけど、トレーナーとしてはあえてこの文章を書きました。
なんとか、一人でも多くいい仕事をして頂きたい!
ご自分のトレーナーさんと色々細かくお話しするのもいいことだと思う。
私はいつでもメールくださいね!なるだけ早く対応するように頑張ってます。
ぜひ、時間をうまくマネージメントしてください!
エクササイズクラス、まだまだ募集中。これも回数受講というルールを作ってメンバーさんは一回でも受けてもらえる。
仕事の台本に対するサポートクラスも作った。
頑張ろう!仕事しよう!芝居しよう!
2023年
8月
09日
水
谷氏のセクハラ問題で、アクターズワークスの推薦文を削除した件について、また文章の内容について、様々なご意見をいただいた。
その中で、私が一番「ああ!」と思ったのは、
掲載が遅すぎる!
というご意見だ。
私が心を悩ませていたのは、すでに書かせていただいた通り「自分自身がこの目で見ていない、真実
を確認できない案件を、公式のHPでどう扱っていいのか」といこと。
今現在の私自身の個人的な見解は、「残念だが黒」である。
私自身が信頼し尊敬する演劇人で、実際に彼の言動を見聞きしている人からの多数の話を聞いて、「これは黒やむなし」と思っている。
だが、どの時点で「黒」を認定するのか・・・
やはり公には裁判の結果を待つしかないのが法治国家の約束事ではないか・・・。
私のこの意見について、意見をくださった現場のスタッフの方は、
「掲載のタイミングは、事件が明るみになってすぐだ。すぐに何らかのアクションを!」
と言ってくださった。なぜなら・・・
「若い俳優たちで自分が成長するために練習先を探している人たちが、こういうHPで探している。それなのに長々と推薦文を掲載していると『何か特別なつながりがあるのでは?』と疑ってしまう。」
ということだった。
なるほど・・・
と、反省しかない。
そして言ってくださった。
「セクハラやパワハラが多い中、また特にマイズナーテクニックの別の講師の中でセクハラ・パワハラ問題が明るみに出て、マイズナーテクニック自体が敬遠される雰囲気がある中、僕は柚木さんのレッスンはとてもいいレッスンだと思う。だから誤解を生むようなことは避けて欲しい」
ありがたいお言葉で、返す言葉がない。
正直、アクターズワークスでハラスメント問題が起こったことはない。
私の周りで、直接の知り合いでも事件は、谷賢一氏が初めてのことだ。
だから、ちょっとよそ事になっていたのか。。。
ジャニーズ問題もニュースを騒がせ、日本より欧米でより大きな問題になっている。
日本中がアップデートしなければならない。さもないと日本の芸能が世界から取り残されてしまう。
何より、あってはならない!
何かしらの「力」で他人を自分の思い通りに動かそうなどと、許されることではない!
今、誰もが手探りだと思うが、これを反省点として今後、きちんと学習していきたい。
2023年
7月
29日
土
猛暑の中、リピテションやりました。
集まってくれた俳優さんたち、
こないだ舞台が終わりました。
撮影が終わりました。
9月に舞台があります!
みたいな人が大勢!
いやー、嬉しい嬉しい!
こうでなくっちゃ!
いよいよ本当にアフターコロナになって来た!
仕事も動いてきて・・・
お願い!経済ももっと動いて!!!(笑)
※いや、笑い事じゃなくて・・・・
でもその中にも、
「うまく出来なかった。学んできたことは全部ちゃんとやったのに・・・何故かわからない。」
という人も。。。。
もちろん、ちょっと稽古したからと言って何もかもすぐうまく出来るわけはない。
一番問題は「何故かわからない!」ということ。
「あー、あれマズった」とか「もう全然時間なくて間に合わなかった」なら、まだいい。
何が自分の体に起こっているかわかっているから。。。
「なんだかわからない」場合、おそらくはとてもくだらない問題のような気がする。
たとえば・・・
相手役とうまくいってない とか
この台本があまり好きになれない とか
そんなことは「高尚な演技、作品作りにはこんなこと言ってはいけない。関係ない個人的なこと」と思われるが、ところがどっこい、役者という職業はこういうメンタルがとても大切なのだ。
自覚しなくてはならない。
相手役とうまくいかない場合
このことは一見演技とは関係ない・・・ただやりにくいだけ・・・と考える人も多いが、それで対応できる役者は本当に上手いベテラン、もしくはかなり根性の入った役者さん。
これは演技に大きく影響する。
まあぶっちゃけ、あまりお出来にならない役者さんほど相手に注文を付ける傾向はある。
「今のセリフじゃ伝わってこない」とか「ここの場面もうちょっとこうして欲しい」とか・・・溜息
そういった話は若手さんからよく聞く。
俳優同士で簡単に相手に注文を出すのはいかがなものか・・・と個人的には思うが・・・、言ってくるものは仕方ない!(※キチンとコミュニケーションがとれている場合は違います。)
みなさん!
それに動じないくらいの演技力と精神力を身に着けよう!
稽古が終わって相手に文句言うなんて情けないことだと思おう!
自分の演技で相手を変えられるくらい、自分の役の言葉を相手に伝えることを肝に銘じて!
しんどい話だが、それができるようになれば鬼に金棒!
そのために普段の稽古がある!
精進がある!
ファイトだ!
台本に納得いかない場合
そりゃあ、全部の台本が「岸田戯曲賞」「アカデミー賞」というワケにはいかないさ。
作家だって、新人もいれば、スランプもある。
自分の演技力を顧みてみよう。「あ~、人のこと言えない」と思いはしまいか。
何も台本全体を好きになる必要なない。
自分の役を愛そう!
そのために「実在の人物」の一生を使ってキャラクタークラスをやっている。
一人に人間は必ず、どこかに共感するところ、愛らしいところがあるはずだ。
モンスターのような殺人鬼も、なぜそうなっていったのかを丁寧に探ることによって共感できるところがあるはずだ。
というか、見つけるのだ。
「いや、僕の役は2シーンしか出てこないチョイ役だから、そんなのわからない」
チョイ役!?
チャ~~~~ンス!!!!
だって、どうとでも作れるではないか!
1シーンで主役をいじめるだけの部活の先輩役だったら・・・
その子だって新入生の時にいじめられていたかもしれない。そこから「自分が上になったらそんな奴にはなりたくない!」と思っていたはずなのにそうなってしまった時間、物語がある!
面白い!
いつか、自分が大きな役を掴むときに生かせるではないか!
それが引き出しになるのだ。
先日の俳優さんは、こんな理由ではないかもしれない。
本当には、「ダメだった」という俳優さんにじっくり話を聞かなければ本当に理由はわからない。
でも、だからこそ、何もないときには 稽古しよう!!!
稽古は裏切らない!!!
しかし・・・悔しい。。。
上手くいかなかったと聞くと、自分が至らなかったと思えてくる。。。(よくない癖だが・・・)
メンバー向けの、本番にあたっての相談コーナー、新設しようかな。
それ言ったら「やってくれ」コールをもらった。。。
そう言われるとだんだんその気になってくる。
よくない癖?(笑)
でも、必要なのかも・・・・
ちょっと検討してみる!!!ハイ!!!
2023年
7月
19日
水
酷暑の中、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
いやー暑かった!
午後からの日、駅から徒歩7分くらいのスタジオの時は集まってから30分くらい休まないと始められなかった・・・。
みなさん、大丈夫ですか?
9人参加、キャラクター3人シーン3組! コロナ前のキャラクター&シーンクラスが開催出来ました! もう3年ぶりくらい!
おまけに、途中で見学の方も多数、最終日にはお客様が6人。
心底嬉しい!!! 芝居!芝居!
参加俳優さんの出来も良かった。
「出来」というのは、各々が具体的に学んだこと、ちゃんと変化を実感してくれた人が多かった。
誰と比べるわけでなく、昨日の自分より一歩でも二歩でも前進して終わって欲しい。
キャラクタークラス
1人目は役が抱えた本音を申し分なく爆列させてくれた。
エクササイズクラスから引き続いて、役が言いたいことと自分の感情が見事にリンクしていた。
2人目。自分からかけ離れた個性の人物を演じた。
ところが、とても楽しそうに、まさに生き生きと演じてくれた。
その人は自分のことを内向的だと言う。役の人物はもうわがまま?思った通りのことを周りが何と思おうと言ってやってしまう性格。「自分にはできないからうらやましい」と言いつつ、すっごい楽しそう!(笑)。こういう人は本当は内面にイケイケの自分を抱えているんだよー(笑)
3人目は・・・
うーん、あまりうまく役と共感できなかったようだった。
アクターズワークスのレッスンでは、必ず「シェア」する。
まずは俳優さんがやっていてどうだったかを話してもらう。そして私の意見を言って話し合う。3人目の役者さんはどうも昨日の発言を今日の言ってることが違っているように聞こえて、聞き手は「え?」となってしまう。自分自身の中でも混乱してしまうのだろう。
こういう俳優さんは、エクササイズクラス的な課題が残っているような気がする。
俳優は自分で自分のことを客観的にみられて、よくわかっていくことが必須なのだ。
シーン3つ。
一番目、エクササイズクラスから引き続いて「強い感情」をはっきりとぶつけ合うシーン。
人間は生きていて、大人になっていくにつれて「本当のこと」は言わなくなる。
しつけ・教育されて「社会的な自分」を作り上げていく。
最初のシーン参加の方はできるだけ、その「本当の感情」を出さない人間が、本音で相手とぶつかる場面を選ぶことが多い。
初シーンクラスのお二人で組んでもらった。もう爆列シーン!(笑)
初回は、全然掛け合えなくて、片方がガンガン行くとこう片方は恥ずかしくなってにやにや笑ってしまったりして、不成立連発だったが、最終発表日は「やれば出来るじゃん!」な仕上がり。
2つ目はコメディ。
今までシリアスな場面ばかりやってきた俳優さんがやってみると、なんだ合うじゃんこんな役!って感じ。この役者さんとは言わないが、なんかシリアスな役ばかりやりたがる役者さんっている。本当はへらへらした役とか、コメディが似合ったりする。うふふ・・・。
本当にバタバタと天然な感じがよかった。
そして、最後は何度もやっているメンバーで3人のシーン。
最初は感情をぶつけ合うシーンをやるが、もうベテラン勢なので、「本音を隠して葛藤する」シーン。
最初はレアな感情を出せばいいが、本音を隠したシーンは、文字通り隠さなくてはならないので余計高度なシーンになる。
単純に言えば、両方がニコニコして話してるが、テーブルの下で蹴りあっているようなヤツ。
こういうシーンは本音、例えば怒りとかをちゃんと抱えて、それを笑顔で隠してセリフをかわし、会話するごとに変化しなければならない。
別の参加俳優の言葉を借りると「初回は柚木さんが言うように、そわそわ動くことでいろんな衝動を逃がしてしまって相手に負けしまっていたのに(役はお互いがっぷり四つに組んでやりあわなければならないシーン)、最後はどんと座ったまま、セリフと存在感が強い強い」という風に仕上がりました。
ほとんどの人が、前進してくれた。
ここで重要なのは、現場で一人でできること。
これもほとんどの人が、意識しながら10回の稽古に臨んでくれた。
ワークショップなど稽古でいい出来だったからよかった!のではなくて、自力でできる能力を少しでも伸ばしてくれること!
これが一番大切。
そのことも自覚して、次を見ていてくれた人が多かったので、それが一番良かった!
最終日の発表会。
「コロナのおかげで最終日、お客様が入るのをすっかり忘れていました。久しぶりのお客様前の芝居で、伝える相手が相手役だけでなく、お客様にも伝えるんだ~と改めて思えました。」というコメントをくださった方がいて、この方は声優さんだからお客様が入るのは本当に久々ということだが、俳優陣もこのスタジオ発表って、一番きついと思う。
部隊本番やらカメラ前のほうがよっぽど楽だ。本番は照明やら音楽・衣装などなどがあるが、スタジオはもう本当の「素」なので。
いっぱい怖い思いをすれば、仕事やオーディションが楽になる!うん!
打ち上げ!打ち上げ!
みんな、まずは無言で飲む!食う!
暑さと緊張感で、よっぽど体力と精神力を使ったのだね!微笑
で・・・、
参加俳優さん「柚木さん、〇〇チーム、最後いきなりスゴイ良くかったですよね!」
柚木「アタシはもう、『できるんならさっさとやってよ!』って思ってた!」
・・・本人がいてもみんな爆笑!
柚木「みんなの出来が良かったら、一人で『それはみんなアタシの力』って思って寝る。誰もほめてくれないから!」
参加俳優さん「いやいや、柚木さんがいなかったらみんなこんなにうまく出来ませんよ。柚木さんのおかげです。」
・・・と言いながらも全員で爆笑!
充実した時間だった。
また頑張ろう!
いい芝居をしよう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キャラクタークラス
シーンクラス
最後のシェア そして 打ち上げ
2023年
7月
03日
月
リピテション。
少人数でしたが開催しました。
少人数・・・経営的にはどうしたものか!!!ですが(笑)、一人一人とじっくり向き合えて、稽古としては大変重要な時間でした。
リピテションって、同じ人とばかりやっていてもマンネリ化する危険性もありますが、やはりじっくりその人と向き合えます。
もちろん、いろいろな人とリピテションするのも、初めての人とやるのも物凄く大切!
最初のエクササイズクラスは、嵐のように過ぎ去ります。
やってる最中は説明しながらやるので、「なるほどそうか」なんて思ってやっているのですが、色々衝撃が強すぎてぶっ飛びます。実体験(笑)
それを体に定着させるのに月一リピなんかをぜひぜひ利用して欲しいです。
「日程合わないんです!行きたいのに!!」
あー!はい!すみません!頑張って短いクラス増やします。。。
夏の終わりのエクササイズクラスリベンジ!に向けて、ダッシュ!(笑)
2023年
6月
16日
金
6月25日から予定しておりました、エクササイズクラスですが、参加人数が少ないため8月末に延期を決定いたしました。
大変残念ですし、楽しみにしてくださっていた方には本当に申し訳ございません。
コロナ禍があけ、前回も人数が多かったので正直「あれ?」という感じですが、舞台・映像ともども本格的に動き出していることを思えば、嬉しいことです。
また、コロナ禍での我々の業界の収入源の問題も・・・悲しい。
みなさん、一日も早く仕事も収入も取り戻し、また頑張りましょう!
私も負けずに頑張ります。
2023年
6月
12日
月
先日、ショートシーンクラスを開催できた。
ここ一年くらい熱心に来てくださっている方々、久しぶりの方々などワカモノたちの元気な顔が見られました。
このクラスの目的は、「エクササイズクラスで体得した『相手と関わる』ことを実践的に体験すること」だ。
もちろん、それをちゃんとやるのは10回のシーンクラスだが、こっちはぺら一枚のレッスン用の台本を使う。だから「オーディション対策」も兼ねている。
先日のディープ2エクササイズクラスもそうだったが、「積み上げている」ことの偉大さを感じる!
一冊台本を読んで役作りをして・・・というわけではないので、俳優自身の「自分っぽさ」をより鮮明に出してほしいのだが、「相手と本当にやり取りする」ことのちょっとした違いで天と地ほど見え方が違う。
一度入れたシーンの情報を一旦捨てて、ちゃんとやり取りする・・・するとその俳優がもごとに「生きて」くる。
あー!その面白さを早く体得して!
やっぱり芝居は面白い。面白いよ!!!
声を大にしてお伝えしたいことがある。
演技力は向上できる。必ずできる。時間がかかる人もいるが、人それぞれ、自分に合う方法を見つけ、あきらめずやり続ければ必ず光明はある。問題はそれに耐えられるかどうかだ。
アクターズワークスはワークショップ形式でしか開催できないので、よく「柚木さんのところ行きたいけどスケジュールが合わない!!!」と言われる。
(ほんとに申し訳なございません!私も頑張ってるの~!!!)
初回のエクササイズクラスを受講してもらってから、実際の台本をもって演じるシーンクラスまで一年くらいかかる。
その補強のためにも、もうちょっとこんなレッスンを入れたほうがいいんだな。。。
頑張ります。
2023年
5月
23日
火
今月のリピテションは・・・
参加者の俳優さんたちの成長は確実だ!!!
今は、コロナ禍の一期生状態だと思っている。
みんな熱心に積み上げている方々なので、確実に前進している。
このやり方でさっと伸びる人とこれが苦手な人は、当然いる。
どういうやり方であれ、どういう演出家との仕事であれ「合う合わない」「向き不向き」はあるが、肝心なのは個人個人が「自分に何が必要で、何を身につけなければならないか自覚し、それと向き合い、手に入れるまでやり続けること」
苦手な人も、ちょっとづつ前進して、前回とは全然違う顔を見せている。
また、私のほうからも「ああ、この人、ここなんだ!」というポイントが確実に見えてくる。そうするとお互いの進歩は加速する。
まさに「継続は力」
楽し~~~~~い!!!
写真は沸き立つ会場のものを最初に集めてみました。
見ている人が「楽しい」「目が離せない」って何だろう。
芝居になったら、もちろんストーリーがある。
俳優にとっては?
その人が魅力的であり、舞台に出ている人たちがちゃんと関わりあって、見ている人は「次はどうなるんだろう」と思って目が離せなくなること!
私は、まずはこのことだと思う。
早くこのメンバーをシーンまで持って行きたい!
いい演技を見せてくれる日を、私もとっても楽しみにしています!
ファイトだ~~~~~!
※気づいていただけましたでしょうか?
フェイスシールド、なくなってます!!!!!
嬉しい~~~~~~!!!!
この状態が続くことを願ってやみません。
2023年
5月
10日
水
何年振りかのディープ2エクササイズクラスが開催できマました!!!
ほんとに、4年ぶり????
エクササイズクラスからの、だんだんシーンに繋げていく興味深いレッスン。
コロナ禍で、「開く」ことを重視して、ディープ1をリピテション使わない方法にリニューアルしてやってましたが、このディープ2も「開く」ね~~~~!
私自身が超久しぶりなので、こんなに開くとは!!!!(「やらせといて何言ってんだ!」って言われそうですが・・・笑)
やはり、人と関わって行くということの重要性を改めて再認識しました。
今回、写真をめっちゃアップします。(いやー、アシスタントの方々が燃えてくれて、写真多い多い!笑)
よく見ていただくと、「ちょっと待て!なんでこんな格好なの?」というとんでもない変な恰好してる人たちがたくさんいます。
これは・・・・なんでこんな格好になってるんでしょう???
舞台やドラマの芝居の風景の写真と明らかに違う。
リピテションで相手と関わっていると、絶対に自分で予期せね出来事が起こります。それにその場その場で対応するから、なんだか変なことになっていく。。。
なんでVの字に曲がってんねん?
なんで、相手に拝んでんねん?
爆笑
まさにセリフの先読みをしないことにつながります。
そしてここから台本のストーリーをクリアしていく・・・これが次のシーンの練習です。
台本の要求をクリアしてるけど、先を予測しない、何が起こるかわからない!これが新鮮な演技につながるのだと信じます。
そして、これが「相手と一緒に演じる」こと!
稽古中に
「○○くん、キャラやったの? いいなーーー! ほんとに早く○○のキャラクターがやりたいのに、スケジュールが合わない」
と言ってくれた役者さんがいました。
この3年「いつまで続けられるんだろう・・・」と先の分からない時間が続いて、私の中で何かが抜け落ちていたようです。
「あ、こんなに待っててくれる役者さんたちがいるんだ」と、思わずその時泣きそうでした。
もちろん、そんなことしませんでしたよ、なんたってアタシ、先生ですから(笑)
今書いていると、ヤバいです!
コロナが5類になり、連休もどこも人でいっぱい、お店も観光地も以前の姿を取り戻していきます。
やはりうれしい・・・
心の一部、身体の一部の何か冷たくて硬いものが、溶けてほぐれていく感じがします。
で、全員の総意で、打ち上げ!やりましたぁーーーーーーー!!!
堂々と写真、載っけました。
まだまだ注意は怠らず、、、
でも、アクターズワークスも元に戻すぞ!
キャラシーンもショートシーンもやるよ!
芝居しよう! 芝居!!!
最後に・・・、ワークショップが開催できて救われているのは、間違いなく私の方です。
参加してくださっている皆さん、応援してくださっている皆さん、手伝ってくださっている方々、本当にありがとうございます。
2023年
4月
06日
木
先日、キャラクタークラスが無事終了。
今回は、シーンの希望はなく、なんとキャラクターだけ7人!
私も今まで経験したことがない、大変興味深いクラスとなりました。
2023年
2月
11日
土
今年最初のエクササイズからの~リピテションクラスだった。
みんな世間がコロナ禍から脱してきたのだろうか、昨年末くらいからリピテションクラスの人数もだんだん増え始めた。
今年のエクササイズクラスも、雰囲気は「もう、コロナ、いいや」みたいな・・・。
もちろん、まだまだ警戒しながらだが、確実に前進を始めたと思われる。
今回のリピテションクラスも、先日終わったばかりの人から、10年選手なんかも、大勢が集った。
そして、やはりこうやってキープアップクラスに顔を出すくらいの人は、自分の能力をキープしており、いやーーーー面白かった!
人間がだんだん自分の本性をさらしていく姿は、その勇気とともに、喜怒哀楽全方向に感動する。
遠慮なくマウントの取り合いをしたり、よろしい年齢の男性は、コロナになってから何故かリピテションするたびに意味もなく泣く!爆笑
いや、ちゃんとした人間として責任を持って生きている人たちは、表には出さないがストレスをため込んでいるのだろう・・・・。
そして、すでに舞台の稽古を控えた人たちは、このテクニックを現場でどう生かしていくのか・・・、現実に苦慮している。
私から見れば、素晴らしい努力!ということになるが、本人たちは必死!
やはり、演技は、感情を出せるだけでもダメ。本が読めるだけでもダメ。
たくさんのことをこなしていかなくてはならない。
ワークショップを開催する私がこんなことを言っては身のフタもないが、出来るだけ経験を積むしかないのだ。
学問に王道なし!
ローマは一日にして成らず!
千里の道も一歩より!
みんな、頑張ろう!私も頑張る!
※コロナからの復活、今募集中のキャラクター&シーンクラスも応募、早!!!
ご希望方、お早めに!!!!
2023年
2月
02日
木
今年もエクササイズクラスでスタートできました。
そして、無事終了!
思えば、この2年、いつもこの時期に予定しても「緊急事態宣言」だったっけ?そんなヤツで延期・延期を繰り返していました。
それを思うと、感慨深いです。
昨年は、いくつか外注の演技指導をやらせていただき、いかに「結果を出すか・・・」「俳優さんに違いを作るか」ひいては「成長してもらえるか」が難しいことか、身に染みて思いなおしていました。
トレーナーの力もさることながら、環境作り・・・。
「俳優が自分の欠点さえもさらけ出せる安全な場所」を作れるか、そこで参加者みんながそれを共有できるか・・・が大切か、ということを再認識しました。
年齢もキャリアも、普段の活動場所が舞台なのか映像なのか、声優なのか・・・バラバラなパフォーマーが本音でぶつかり合える場所。
これを作れるかどうか・・・そのことが大きく影響していると。
そしてそれを基盤に、受講してくれる俳優さんに「信用してもらえるか」どうか・・・それが勝負なのだということを。
やはり、どんな仕事も始める前の準備でほとんど勝負はついているのか・・・!
改めて、今までアクターズワークスがやってきたことを重く受け止め、やめないで続けていこうと決意しました。
そんな今回、地方からわざわざの参加者という事案も復活し、とても活発なクラスでした。
今回、一人、今まで見た中でダントツで、周りと関わる俳優さんがいました。
その人が、このリピテションという練習に長けているかどうかではなく、エクササイズ・・・ゲームのような基礎練習の時でさえ、周りを巻き込みみんなで大騒ぎ!が何度起こったことか・・・。
とても素晴らしい光景でした。
人から人へ、エネルギーが伝播して何かが起こっていく。
素晴らしい才能だと思いました。
これも改めて思ったことですが、ドラマというのは「見ている人=相手・人間」あってのものなのだと。
関わってなんぼ。
さあ、今年も、みんな関わって行きましょう!!!!
2023年
1月
05日
木
明けましておめでとうございます。
新年なので、景気のいいこと言いたいところですが・・・
コロナが完全に収束するということはなく、新年がスタート。
この状況は我々の業界にとって、心底、打撃がのしかかっています。
そんな中での新しいスタート。
心と体を大切にしながら、サバイバルしましょう!
昨年の数少ないレッスンの中でも「やはり、この丁寧なシステムは結果を残せる」という確信がたくさん生まれました。
気張らずあきらめず、ゆるゆると今まで通り前進していきたいと思います。
開けない夜はない!
2022年
12月
19日
月
例えば
2022年
11月
20日
日
先日、無事に終わりました。
たった3人なので、もう個人レッスンでした。(笑)
受講してくれた方々には満足していただけたようです。
普段できないこと・・・
そのシーンに必要な、台本に書かれていない場面の即興やら、
コロナ禍になってから全くできていない、「登場」の台本版やら・・・
この二つ目は、「芝居をやる時、スタートがとっても大切!」という話。
今回の例でいうと・・・
このシーンは、
家族のために一生懸命に腹立いている夫・仕事を家に持ち込んで休日もパソコンに向かっている。
一生懸命働いているのはわかっているが、家族とも自分ともちゃんと向き合って話をしない夫に不安を感じ、往来の不安にもう限界の妻。
この二人が衝突する場面。(あるあるでんな~)
台本は、二人が口論する場面。
俳優は、ついその場面の状況やら、必要な感情(怒らなきゃ・・・とか、泣かなきゃ・・・とか)だけに注意が行ってしまう。
もちろんそれは重要!
だけど、始まるときに夫は何をしているか・・・
必死でパソコンを打っている。資料を見ながら、仕事相手からのメールに返信したい!!!
なのです。
これをおろそかにしがち。
これをちゃんとやらないと、芝居が始まっていかない。
なんか「お芝居してるぅ~」になってしまう。
だって、夫は早くメール返信して、なんなら自分だって休日は休みたい!昼からビール飲んでグダグダしたい!子供と過ごしたい!と思っていないワケはないのだ。それが人間なのだ!!!!
俳優は「芝居」をしたいから、そういうものがおろそかになる。
それダメぇ~~~~~(笑)
こんな、細かいことが沢山できました!!!!るん!!!
ああ、楽しかった!!!
参加した役者は、男性陣で、終わって「打ち上げ」代わりの「おしゃべり会」をやっていたら、
「こんなに構ってもらえるなんて・・・遠慮なく質問できるなんて・・・、信じられない」
と喜んでいた。
・・・って、
「構ってもらった」・・・そこかい!!!
男ってマジ‼ホンマに!!
「質問」も、遠慮するなよ!いつでも!!!! 時間取っとるやん!!!!
でも、ほんとに、芝居は、ちゃんと時間をかければかけるほど、ちゃんとできるようになる・・・!
改めてそう思いました。
ねばーぎぶあっぷ! やぁ~
2022年
10月
29日
土
先日、リピテションクラスやりました。
久々の6人!おー!!!!
コロナ禍以来、エクササイズクラス以外は特に少人数ばかりなのでちょっと「おー!」です。
町には人があふれハロウィーンも行動制限がないそうですが、ウチの業界は・・・・
相変わらずの7割経済、マスクでの稽古、ストレスがおりの様にたまって来ています。
だからこそ、やはりリピテションは最高!
そしてワカモノのエネルギーの爆発に元気をもらえました。
笑って、泣いて、怒って、転げまわって・・・
芝居は・・・こうでなくっちゃ!!!
どの世代もどの職業も、学生さんも、それぞれに負担をしょって生き抜いていると思います。
そんな人類に元気を感じてもらえる芝居が、早く、自由に、やりたい!!!!
2022年
9月
19日
月
夏、感染拡大して延期になったエクササイズクラス。
これも人数が少数で・・・どうしようか迷いました。
このコロナ禍が今後どうなっていくのか見えなくて、いったんアクターズワークスをお休みした方がいいのか・・・とまで悩みました。
が、エントリーしてくださった方々の意識がとっても高い方々で「これならやれる!」と、開催に踏み切りました。
いやー、楽しかった!
って、私が楽しんでどうする!ってことなのですが・・・
「楽しい」のは参加してくれる俳優さん方が頑張ってくれ、日々、成長してくれるのを実感出来るからです。
お仕事で色々、演技指導に行かせていただくこともあるのですが、そこのタレントさんたちが、「役者になりたい」と言うものの、本当は迷っていたり、何かに抵抗していて一歩踏み出せないままでいるたりすると、どんな稽古をしてもなかなか成果が出てこないものです。
それに比べて、自分で決めて覚悟のうえで参加しているメンバーは、やはり踏ん張りますねー!!!
途中、「いや~、20年やってても人ってわからないものだ」と思ったりもしましたが、やはり「人間は人間」喜怒哀楽を心に宿して生きていることを実感させていただきました。
今回、また再認識したことですが・・・
他の稽古場で全然出来なかったことがあるという俳優さんがいて、同じことをやってもらったのですが、私から見てうまくいかないポイントは明確で、ほんのちょっとしたことでした。
今回は、ほんとに普段の三分の一の人数だったので、やり直してもらえる時間があり、そのポイントを踏まえてやってもらったら、あっさり出来ました。
「やれるじゃん!」
って感じ!
ちょっくら、私の指導能力の自画自賛?(笑)
ですが、そうでもなくて・・・
ちゃんとしたことを、ちゃんとやれば、時間はかかるかもしれないけどほぼほぼ必ず出来る!と思っています。
全員ゼッタイ出来る!とは言いませんが、大体はできない自分にあきらめたり、それを改善する方法を探し出せなくてあきらめたりするのだと・・・。
私自身も、今やっているようなリアルな演技ではなく、「見せる」芝居やら、「お客様を笑わせる」だとかは長い間縁がなく、全くできなったですが、それが自分で自分を許せず、3年越しでやりました。
そう、私は執念深いのです。(爆)
今回はそういう、粘り強いメンバーでした。
みんなの有志をアップさせていただきます。
2022年
7月
18日
月
今、感染者数が増えていたり・・・
社会が動き始めているので、みんなこぞって出演しているので(これは嬉しいこと!)、ワークショップ参加者は今年に入ってからとても少ない。
今はたとえ少人数でも「やりたい!」と思ってエントリーしてくれる人がいればやる!
で、先日、やりました~!
やっぱり面白い!!!
しっかり「感情の楽器」が空いている人たちが、しっかり交流できているリピテションは、最高に面白い!!!!
今回は少人数でたっぷり時間があったので、最初に2人でリピテション、それにだんだん人を加えていくリピテションをたっぷり試せた。
2人以上のリピテションをやると、そこに自然に人間関係が出来てきて、そこでまた新たな感情が生まれてくるのだ。
最初の二人は若い女性。
もう女子!女子丸出し!(笑)
相手を「かわいい」とか「(胸が豊かで)うらやましい」とか・・・
「会話ではないので短い言葉だが、説明すると、
もう、ヤダ、あなたかわいい!
そんなことない、そんなこと言われるの嫌!(容姿にコンプレックスがあるのだろう)
ううん、目が素敵。あ、ウエストほっそ~い!あり得ない!
えー!えー!あ!おっぱい!(すでに触っている)、ある!すっごい!いいなぁ!うらやましい!
え!ううんううん、これいらない、アタシいらない!(と、おっぱいを放り出すしぐさ)
なんでなんで、いーじゃんいーじゃん、捨てるなら欲しい。(とそれを拾う仕草)
もうありありと伝わってくる。
あ~~~!女子高の更衣室か!!爆笑
もうばかばかしすぎるのに、ずーーーーっと見ていられる。
面白すぎる!!!
と、そこへオジサン1投入。
もう、オジサン1、どう関っていいのかわからず、しばし周囲を周回。
やっと気づいてもらって、嬉しそうーに微笑む。
女子1はオジサンに警戒モード全開。
オジサン1は、構ってもらうために上から言ったりした手に出たり・・・(笑)
なんとか女子たちに接近を試みる。
もう、まるで、女子高の生徒に話しかけてあしらわれている学校の学年部長先生みたい。爆
またまたそこへオジサン2投入。
オジサンの見方を得たオジサン1はがぜん元気に!(笑)
ここからまた4人の人間関係含めた、もろもろバトルが展開される!!!!
あー楽しかった。
やっぱリピテション最高!
リピテションという人間の交流がうまくいくと、上記に書いたようにまるで何かのシーンを見ているように思えてくる。
そうなると〆たもの!これを持ち込んでシーンをやると、自然にいろいろな葛藤、深みが出てきて格段に面白なる。
8月エクササイズクラス、まだまだ募集中ですがちょっと人数が厳しそうです。
ご興味のある方はぜひぜひ!
これがダメでもあきらめず続けます。
あ~、早く大人数で、やりたい!
キャラシーンもやりたい!!!
やっぱ楽しい!
※スミマセン、写真ありません、なんせアシスタントさん方も総動員でやりました。(笑)
2022年
6月
30日
木
なんとなんと、今年初めてのブログ更新になるなんて・・・。
申し訳ございません!
ディープ1エクササイズクラス、無事終わりました。
なかなか、コロナ前と同じような活動が帰ってくるわけではありませんね。
いろいろアップデートしなくてはなりません 💦
ですが、アクターズワークスの基本姿勢は変わりません。
ディープ1エクササイズクラスでは、「俳優が自分を表現することに邪魔しているものを取り除く」ことを行っています。
一昨年前から、スーザンハドソンの「ニード」の考え方を取りれ、このクラスを行っています。
たった3人ですが、猛暑もあり、でろでろに疲れました。(笑)
『表現を邪魔するもの』は、たいへんパーソナルな問題です。
そして、ある意味では「え?そんなこと?」と思われる些細なことです。
例えば、家族や兄弟を愛しているからこそ「そういうことはやめてよ」と言えない些細な出来事が、長年積み重なって俳優自身が「悲しみ」を表現できなくなっていたり・・・
小さな子供のころに、親が愛情のために「○○ちゃんはそんなことしなくていいよ」と声をかけたことが、「自分にはできないんだ」と、あきらめる習慣をつけてしまっていたり・・・
人が人生を生きていく間に、そんなことが起こっているのです。
気づいて、それを安全な場所で表現できるようにしていくこと。
エクササイズクラスから引き続いた、重要なクラスです。
今回も、最終日は全員、体中固まりまくりながら(テトニーといいます)、号泣しながらのパフォーマンスになりました。
全く、素晴らしいカオスでした!!!(笑顔)
今年3月にエクササイズクラスは開催したものの、なんだかいろいろな意味で疲れ果てて・・・。
ついついブログが書けませんでした。
今回も、キャラシーンクラスを募集したのですが、なかなかメンバーが揃わず、ディープ1エクササイズクラスに変更になりました。
今、何が起こっているのか・・・
舞台やら撮影やらが、一気に再開しているのです。
コロナを生き延びた俳優たちは今、頑張っています!!!!
嬉しいことです!!!
やっぱり、ゆっくりゆっくり、いわゆる「新しい日常」になっていくのですね。
焦らず、慌てず、気負わず・・・・少しづつ継続! ですね。
参加の皆様、猛暑の中お疲れ様でした!
みんなの舞台、楽しみにしてるよ!!!!
2022年
1月
04日
火
2021年
11月
18日
木
お陰様で無事公演を終えました。
ワークインプログレスということで、それも一生懸命お客様に語り掛けたら、たくさんのご意見をいただけたと思っております。
なにはともあれ、
「やっぱりライブはいいな・・・」
という一言が、とてもたくさんあったのが印象的です。
中には、ライブで実際のパフォーマンスが見られて、涙を流された方までいらっしゃいました。
やってよかった・・・ほんとに。
何度もくじけそうになりましたが、やってよかった!!!
みんな各々、次の公演やら、仕事やらに歩き出しております。
私も、ありがたいことに、次の仕事が入っていて先日衣装合わせに行ってまいりました。
アンケートなども、もうちょっとお時間をいただいて、お客様の感想をまとめてみたいと思います。
その前に・・・・
フォトアルバムを見てやってください!スライダーでどうぞ!
=============================================
まずは、若手公演「人に気も知らないで」!
=============================================
=============================================
次は、「アフタープレイ」Aチームです。
=============================================
=============================================
最後に「アフタープレイ」Bチームです。
=============================================
2021年
11月
10日
水
いよいよ明日から三日間です。
作品作りは三作品とも楽しい楽しい工程でした。
そして、どのキャストも「当たり役」です。
アフタープレイはダブルキャストですが、どちらもその俳優ならではのその役に仕上がっています。
若手チームも、もう、役の人物なのか本人なのか・・・(笑)
みんなで見合っていますが、もう「押し役」が出来てます。
そんなエネルギーを、ぜひぜひ受け取っていただけたらと思います。
13日19時は残念ながら、ソールドアウト
他の13日は多少お席がございます。
11日 12日はまだまだございます。
ぜひぜひ、私たちとエネルギー交換しましょう!お待ちしております。
2021年
10月
22日
金
「今年最後の」、、、もうこんな言葉を書かなくてはなりません。
無事、終わりました。
3回ぶりに、今年初めてシーンクラスが出来ました。
嬉しいことです。
シーン1組 2人 キャラクター4人の参加です。
今回のキャラクタークラスは、実在の人物2人、台本の役2人で、とてもバランスのいいクラスでした。
キャラクタークラスは、自分自身ではない「役の人物」をクリエイトする練習。
実在の人物・・・主に父母などになるのですが、これはエクササイズクラスから続いて自分自身をも見直す機会にもなります。
また、親というものは子供に「親」としての顔しか見せていません。そこから一人の人間を探し出す作業は、情報の少ない台本の役の人物を作りだす練習にもってこいです。
弱みを見せず働き続けた父親の苦悩。
愛情が深いからこそきびしくしつけをした母。
もう、このブログでもずーーーっと、ずーーーっと書いてきたことですが、どんな人にも必ず「ドラマ」があることを思い知ります。
「普通」に生きてきた人が、いきなり失業したり、病気になったり・・・。
その時迎える、本人・家族の葛藤。
自分のすぐそばの家族に起こった出来事は、そのまま台本の中で起こっていく出来事なのです。
それを身をもって体験していただけたと思います。
役の人物は、一人は仕事や結婚に悩む普通のOL役。
役の人物になって、自分のことをしゃべると、お客さまとなっている他の俳優たちが、ガンガン質問したり意見したり。それに役の人物のままで答えていきます。
今回、
「なんでそんなことしたんですか」
「それって社会人としてダメなんじゃないですか」
と、ボコボコに言われ、その役者さんは
「マジ怖かった」と。(笑)
見学に来てたOB俳優さんたちも
「キャラクターでここまでデッドヒートするの珍しいよね。すごいよね」と。
演じるにあたって、普通の人って意外と難しい。
きちんと背景が作れているからこそこういう現象が起きます。
そしてもう一人は・・・
役者定番、精神を病んだ人!の役。
ちょっと慣れた俳優なら、行っちゃった目をしたり、神経質な甲高い笑い声をだしたり、そんなことをすれば、気が狂ってる風にみえますが、それでは台本一冊持つわけない。
そういう人も、私たちと何も変わらない「人間」です。
何を求めて、何か手に入らなかったのか・・・何に対してどんな感情を抱くのか・・・
丁寧に「人間」を作っていく作業でした。
シーンクラスは、感情をもって相手と交流して、脚本家が求める場面・セリフをクリアする練習。
台本を読んで、自分なりに読解して臨みますが、相手から影響を受けたものを排除せず受け取って返す。
まさに「やりとり」を忠実に練習します。
自分の頭で考えたことより、目の前で起こったこと優先。
それをやっても台本が崩れない・・・ということを体験していただけたと思います。
ともあれ、本当に俳優一人一人課題は違うし、持っている「体」も違います。
ある人は、感情を表に出すのが苦手。
ある人は、感情表現は得意だけど小さい。
また、感情を出すけど相手に届かせず、相手の影響を受けられない。
え?そんなはずはない…普段、そんなに大胆やん!なぜ?
自分をさらけ出すのが怖くてそうなっているのか、単に演じる癖なのか、それとも発生の問題なのか・・・。一人一人原因が違う。毎日毎日そこを修正していく。
そして、ローマは一日にして成らず!
ゆっくりじっくり、自分と向き合って手に入れるのが実力になっていきます。
キャラシーンの後のブログって、結局いつもこんな解説みたいな、説教みたいなことになりますが、私自身、毎回、このことを見つめなおし実感し直しています。
今回、稽古に参加してくれた俳優さんが、実況ブログを書いてくれました。
ぜひ、こちらも読んでみて下さい。
佐野みかげさんです。
https://ameblo.jp/girlylife-mikage/
ああ、実感!
2021年
10月
20日
水
若手チームも稽古順調!
稽古すればするほど、作家・横山拓也さんのキャラクターの面白さと、さりげない日常の中にしこんだ劇薬(?笑)の絶妙さに楽しさ爆上がりです!!!
横山さん、愛してますよ~~~~!!!
届け!この愛、大阪まで!
このお芝居は、現代女性の日常の一コマ。
役の人物と、演じる俳優が、だんだん境目がなくなって、どっちが本人かわからんくなってくる・・・これが面白い!
台本に向かう前稽古で、役の人物にどんどん質問をぶつける、その役を演じる俳優が役の人物としてフリートークで答えまくる・・・という稽古したら、もう俳優はタジタジしながらも答え切り、質問をする方もまるで本当に存在する人間に質問をぶつけ・・・
質問する人「綾さんは、どうして〇〇したんですか?」
俳優「いや、それは、私は・・・○○さんに対して、そこまでやらないとわかってもらえないとおもったから・・・」
質問する人「それって人間としてどうなんですか?」
俳優「そうですかね?そういうことじゃ・・・ない、ような・・・」
こういう稽古を繰り返し、人間的でチャーミングな女子たちを、皆様の前にご披露いたします!!!
待っててねぇ~~~!
2021年
10月
16日
土
稽古してます!
演出の上野火山さん…
アフタープレイの稽古を始めた時、火山さんの私の役・ソーニャについての考えに…
「いやぁ、ソーニャはそんなんじゃないんじゃないかなぁ、そんな風にはならないんじゃないかなぁ…」
とか思っていたが、
あれ?
あれれ?
だんだん、そんな風に、なって来ており・・・
ヤバい!ヤバいぞ!
誉め殺しボルケーノ!の手のひらで・・・
ころっ
ころころっ
ヤバい
楽しいぞ!
この転がされてる感、たまらんぞぉ!
アップした写真の笑いの意味は…ですね、
通しの時、柚木ソーニャが
「アンドレイの姿を見た時、思わず キモ!と思ったんですよねー」
という発言をしてしまったのです!
いえいえ、室さんがキモいわけではないです。
アンドレイ、アンドレイがね 
みなさん、キモいアンドレイ、見てみたくありませんかぁ?キモいですよぉ!
シニアの可愛い恋愛。キモ可愛い私たちを、ぜひ見にいらしてください!!!
2021年
10月
10日
日
絶賛稽古中!
チームごとなので、もうわちゃわちゃしながら・・・
一昨日の稽古終わりに相手役の室園さんと、稽古場片付けた後、座り込んだ。
二人とも、しばらく動けない・・・苦笑
いや、年のせいだよ、わかってるよ!!!(くっそーーー!年め!)
ただ、本当に消耗する。
役を生きるのは、どんな役でも自分の一生と被りまくる。
ドッと何かが抜け落ちる。何かが持っていかれる。爆
それでも、止められない!
室さん「一人でいると、何かぐーーーっと内側に入って出て来られなくなりそうな気がしてくる」と。
室さんは、お酒を飲む人だ。
稽古や仕事が終わった後、誰かと・・・、一人でもだが、いっぱいビールを飲んでご飯を食べて帰る・・・それが出来ないことがこんなに人間の気持ちに影響するとは・・・
私は、コロナ禍が始まって、不眠になった。
覚えている限り、毎日といっても過言でないくらい芝居をする夢を見ていた。
それが、この稽古を始めてから見なくなった。
起きられないほど眠い・・・(笑)
きっと、これが私たちにとって生きているということ!
皆さん、ぜひに見来てやってください!!!!
2021年
8月
03日
火
先日、キャラクターが終わりました。
まだ2週間経っていませんが、兎にも角にも発熱などの報告はありません。今回もセーフだったことと思います。
感染者数は激増、今は何の病気や怪我で救急車呼んでも病院には行けない状況なのに、テレビをつければオリンピック。。。
何が現実なのか、どこが現実なのか・・・よくわからない...
稽古内容については、やはり全く少人数なのでゆっくり稽古できた。
他ですでに経験を積んでいる俳優さんは、今まで演出家に言われたコメントや自分の円食いの課題について、一回一回、こんどはこれ試してみよう!次はこれ!と、段階を踏んでお互いに納得のいく積み上げができたと思う。
新人さんや、根本的な課題に直面していいる方々は・・・
一言「直ぐに出来ると思わないで!」
焦っているのか・・・、自分でも長いこと悩んでいるから疲れ果てているのか・・・
(ま、焦るよね。私も20代の自分って焦っているイメージしかない。笑)
ウチのような「感情」を取り扱うレッスンでなくて、普通に劇団や映像の養成所とかで稽古してきた人も覚えがあると思うのですが・・・
役の人物が台本の中で「泣いたりわめいたりする」とする。
「泣いたりわめいたり」は出来るのだが、やったらそれは自分自身のようになってしまう。
演出家に「それじゃ違うよ」と言われ、苦悩して、挙句の糧「泣く・喚く」すらできなくなる。
「泣いたりわめいたり」は感情をオープンさせること。
それがちゃんと役の人物に見えること。これがキャラクター練習の問題。
単純に言うと、
①役の人物への洞察が甘い。
②自分自身の感情をオープンする問題が解消されていない。
この二点です。
「他人」というのは、自分とは感情表現の方法が違うのです。
①「怒る」ポイントが違う。
普段でも「え?そこでそんなに怒るの?」ってこと、あると思います。
なぜ、その人はそのポイントで怒るのか・・・これを理解する必要がある。
そして「怒った」時の表し方が違う。
ある人はストレートに「ムカつく」と叫んだり物を投げたりするが、ある人はそんなことはせず意地悪をする・・・とか。それをまた理解しなくてはならない。
②自分の個人的な感情が支配してしまう。
①の部分は理解できるけど、「怒り」始めたらその理解はぶっ飛んで自分が登場してしまう。
何をやっても同じ芝居に見える・・・と言われる人は、こういう課題が大きいのかと。
これは無意識のレベルだったり、習慣の問題だったりします。
いずれにしても、「ローマは一日にしてならず」!
正しい方法でじっくり取り組みましょう。
また、こんな状況で現場が止まってしまわないか心配な今日この頃。
もし、時間が出来たら、こんな時だからこそ自分を高めることに時間を使って、「来るべき日」の備えましょう!
ああ、待ち望むよね!「来るべき日」!!!
2021年
7月
02日
金
今回も無事、終わることが出来ました。
まだ、二週間経っていないのでわかりませんが、兎にも角にも開催中はみんな変わりありませんでした。感謝ですねぇ!
今回のチーム名を命名すると「甘えたいボーイズ」チーム。爆!
20~30代の男たちが、オープンしてみると押さえている感情は「甘えたい」。
ま、理にかなった反応かと思いますが、いやーなんで同じような人が揃うのかねぇ・・・。どっかでシンクロしてるのかな。笑
そして今回目立ったのが、男女ともに「相手のエリアに踏み込まない人」
このポイントこそがリピテションを行う大きな理由です。
よく日本で「感情解放」といいますが、演技で使う「感情」を「解放」しただけでは役に立たない。
なので私はこの言葉を使いません。
エクササイズを経て自分の感情に気づき、声に出して表現することができるようになって、いざ他に人と面と向かってリピテションをやって交流しようとする時。
作業(アクティビティ)という練習をやるのですが、その時、一人の人は「どうしても急いでやらなければならない作業」をやっているのです。もう一人はその人に「近づきたい」とか「構ってほしい」という気持ちを持つのですが、その気持ちは言えるのだが本当に近づこうとはしない。。。
摩擦を避けるのです。
アシスタントの一人が「今の人は本当に『いい子』で『相手の邪魔をしない』『他人との距離を詰めない』ことが多いですよね」と。
これをやってくれないと、相手に影響を与えられない!つまり関われない!
アシスタントの言う通り、今の人は『相手の状況を忖度する』ことを学習し過ぎているのかもしれません。
より、厄介になってきたのかもなあ・・・!!!!
そして、いつも「よかった」「成果がでた」とばかり言ってる気がするので(嘘ではないですが)、課題を書きます。
コロナ禍で回数を減らしチケット制にしたので、回数が少なくて終了する人がやはり多い。
そうするとやっぱり一定の結果が出るところまで行かない。
この練習は「感情」に対する考え方だけでなく習慣を変えなければならないので、頭でわかってもダメなのだよね。。。
最近は他にもリピテションを使うレッスンが増えているのらしいので、どこでもいいから、出来るようになるまで続けて欲しい。
これは筋トレと一緒なのだよ!!!!
ともあれ、次はキャラクターで待ってます!
2021年
6月
03日
木
先日、スーザン・ハドソンの「NEED」「TRUTH」から、ディープ1エクササイズクラスを新たに作り直した旨、
2021年
6月
01日
火
コロナ禍が続いていて、昨年からディープエクササイズクラスが出来なかった。
昨年、なんとかしたいという気持ちと、家に閉じこもるしかなかった状況から新たな勉強をしようと、いやそうでもしてないとどうしようもない気持ちで勉強を始めた。
スーザン・ハドソンの「NEED」と言う本に書かれている演技訓練方法。
昨年の年明けに、その方法を勉強した某局のドラマのプロデューサーが久しぶりにご連絡くださって色々お話ししたり、こちらのクラスを見に来てくださったりしていた。
その後、コロナ!
昨年の緊急事態宣言中、「NEED」を読んで独学。その後夏~秋にアクターズワークス経験者の若手にお願いして、プレ稽古をし、そのプロデューサーの方に合流していただいたりして勉強会をやっていた。
今回、それを初めて開催した。
私も緊張しながら、手探りしながら進めていったが、あらなた局面を作り出せた気がした。
受講してくれた俳優さんが、そこに導いてくれた気がする。
これまでもアクターズワークスのエクササイズクラスで、あらゆる感情を正直に表現していくことをトライして、行きつくところはその人の「本当の姿」を表に出すこと。
スーザン・ハドソンの「NEED」の考え方を取り入れることによって、より明確に本人自身がそれを自覚して探し出すことに成功できたと思っている。
例えば、負担の多い子供時代を送った人。
父親がアル中、体の弱い母親と貧乏しながらの子供生活・・・とでもしておこうか。
子供ながらに体の弱い母親に気づかい、自分の気持ちを抑えて「いい子」を演じて育ってきた・・・。
としたら、頭では「きっとその子供は『怒り』とか『悲しみ』を抱えていることだろう。だってそんな不幸な生い立ちなんだもの」と考える。
ところが本当に、真実は小説より奇なり・・・
いや、下手な考え休むに似たり(だったっけ?)
見つけ出した「本当に感じていたこと」は「そんな不幸な中にも、私は両親に愛されていたのだ」ということだった。。。
そういうたぐいの出来事が満載だった。
本当に本当にやってみなければわからない、やってみて実感したことは何より力を持っている。
そんな今回のレッスンだった。
でも、でも、それでも・・・
リピテションが出来たら、もっともっといい稽古になった。
心底その俳優さんが「開いた」状態になれた時、本当のチャンスに相手とリピテション・交流できれば・・・!!!
ああ、悔し~~~~~い!
コロナ禍が終わったら、絶対今までのディープ1に今回の成果を結び付けて、最強のディープ1クラスを作ってやる!!!
見てろ!コロナぁ!
って何に向かっているのだ、ワタシ。(笑)
2021年
5月
14日
金
9日にキャラクタークラスが終わりました。
4人という少人数、半分zoom、という感染対策稽古でした。
稽古の仕上がりは・・・
本来10人でやるのをたったの4人なので、充分な時間が取れ、何回もやり直せました。
モノローグドラマ状態になって、普段はそこまでできないのですがシーンのコメントまで出来て、細かい繰り返しも出来、納得の最後でした。
キャラクタークラスで実在の人物・・・自分の母親や父親を演じる、のですが、それにはこういう理由と効果があります。
まずは、役の人物には必ず「一生」という人生があり、どんな人にもドラマがある・・・ということを実感してもらうこと。
そして、エクササイズで経験した「親のからの言葉で身に着けたオートマッチクな習慣」を見つめる機会になる。
最初の効果はわかりやすいと思います。これは台本に行ったときに「脇役」「ちょっとしか出てこない役」にこそとても有効です。
2番目は、今回、それに匹敵する俳優さんが受講していました。
親は自分にとって「行動を規制する人」。子供を心配して「これはやっちゃダメ」「こうなりなさい」を強いて来ている存在。親を演じるためには、なぜそれをやっていたか・・・を肯定的に納得しなくてはならないのです。
親が「目の上のたん瘤」だったコが、「まあ、親も大変だったんだなと・・・」と言えればもう大丈夫。親を演じられることと親と言う存在を受け入れられることがイコールになる人がいます。
その場合、俳優として表現する根本的なところをクリアできることになります。
とても重要で、とても素晴らしい瞬間です!
素晴らしい4人とたっぷりな時間を共有しました!
ですが・・・
もう去年から会計的にはド赤字!
いや、みなさん同じと思いますが・・・。
昨年は文化庁さんのおかげでその赤字を埋め、何とか継続できましたが、これだけ緊急事態宣言などの締め付けが出まくるともう・・・
稽古中にも「〇〇給付金もらった?」「○○はどうやるの?」「柚木さん、忘れてた、領収書ください!!」などの会話が飛び交う。
ついつい「どうなっていくのだろう・・・」と不安な気持ちにもなる。
変異株で感染が広がっていて、自分自身にも受講してくれる若手俳優たちにも「感染させてはならない!」という緊張感が走る。もし後遺症が残って呼吸器に問題が起こったりしたら俳優生命にかかわる。
その反面、政府や東京都の対応には怒りを感じることを否定できない。
「不要不急の外出」???
我々芸能関係は不要不急なのだそうだ・・・!!!!
五輪は感染対策をしているので開催する。医師会の会長は政治資金パーティーをやる。それは黙って前を向いて飲食もしないから100人以上で集まって良くて・・・、なのに映画館は休館!
って、どうゆうことよ~~~~~~~!!!
と、叫びたい。
心が折れそうになる。
つい、「もうアタシなんか後の時間が少ないんだから、なんでこんな事になってんのよ」と言うと、若手は「柚木さんはもうキャリアがあるからいいじゃないですか。俺たち2年間もプロフィールに書く仕事がないんですよ。」と。
なるほど、やっぱりみんな苦労しているんだ。
仲間たちよ、耐えよう!全員で!
ちなみに、この話を仲のいい30歳の女優に話したら「そりゃ、柚木さん、ワカモノの方が大変ですよ」と一括された。。。えーーーん、だれか味方して!(笑)
2021年
4月
19日
月
第4波が終わらない今の状況ですが、緊急事態宣言の時短に翻弄され続けたエクササイズクラスがなんとか全メニューを終えることが出来ました。
感染数が増えている中、ギリギリのギリギリでした。
今は「10人で100㎡!」を合言葉に、必ず人と人の距離が1.5mとれる稽古場を原則にやっています。なので、公共施設を使わざるを得ません。
そこに!時短!
21時終了なので、いつもいつも20:45に私が「撤収!」と叫び、施設の外で最後のコメント、連絡事項・・・という稽古。
最後の2回は東京都の蔓延防止重点措置のためさらなる時短で19:30まで!!!ええええ!!!!
とりあえず一回だけ一般スタジオが空いていたのでそこに変更。4時間やりました。みんなぐでぐでになったことでしょうが、やはり、終わりを気にせずゆっくりできたのは、参加者の方々も充実感があったことでしょう。
※感染対策をすることに反対ではありません。この意味の分からない締め付け。補償が滞っていて全くの不平等。これに強い憤りを感じています。
そんな中だからこそ、一回一回積み上げて、一人一人「開いて」いくのが、いつもより心にしみました。
いつもそうですが、どんどん男っぽくなったり、顔がはっきりくっきりしてくる感じが手に取るようにわかり、生き生きと躍動してきます。
稽古できるのがこんなにも幸せだなんて!
その中で、一人、今回初めて参加して大変苦労している俳優さんがいらっしゃいました。
30代後半。このエクササイズは年齢が高いほど困難なのです。
積極的に前に出てやる。でもできない。躓くところはいつも同じ。私も何度も何度も同じコメントを繰り返す。。。。
本当にキツイと思います。
私は自分のことを思い出します。
そもそも、なぜ私がこんなにも長く「教える」羽目になったのか・・・
出来なかったからです。何度やっても何度やっても出来なくて、それでもあきらめるわけには行かなくて・・・
だから、他の人に提供できるくらいに熟知してしまったのです。
ずっと思いながらコメントを繰り返します。「これさえ越してくれれば・・・」と。
今、ずっと願っています。
あきらめず、きついけど我慢して続けて欲しい。この先にある新しい世界を見て欲しい!
それだけ!
今回、スタッフも大変で・・・写真を撮る余裕もほとんどなく、また、事務所所属の方が多くてみんな怪しいハートマークやカラフルな犯人目かくしをさせて頂きました。(笑)
2021年
2月
20日
土
2021年
1月
02日
土
2020年
12月
16日
水
本当に怒涛の2020年。最後のクラスはキャラクタークラスになった。
先日、無事終了。
とにかく、稽古中に感染者を出すことはなく、みんな元気で最終日を迎えられた。
今年は、まずそのことに感謝しかない。
キャラクタークラスはエクササイズのように対面で強く感情を表現することはないため、感染への心配は少しは楽だった。が、ここに来ての感染急拡大。毎日床からセットまで除菌清掃。
そして、窓を開けるが・・・寒い!
みんな防寒対策しての稽古だった。
今回、こんな中だが・・・いや、こんな中だからこそ本当に熱意のある人が集まってくれた。
今回、前半zoom、後半スタジオだったのだが・・・
「前半のzoomの日程だけでも全額払うから参加する」といって関西から参加した人。
そんなこと言われたら、あたしだってしゃーないやんけ!と言う気持ちになって、持ち運べるパソコンを新規購入。なんとこのアタシが2台持ち!
ビックカメラに買いになった時、「なんでここまで来て、この年で、アタシがパソコンで苦しまなきゃならないのか!」とビックにおにーさんに愚痴りまくった。
そしてスタジオには、一人だけ画像で参加していた。(笑)
静岡県から、後半4回、バスで通った人。
もう、マジか!って感じ。
養成所に行きながら、バイトもしながら、それでも10日間やり切った人たち。
キャラクタークラスは宿題の嵐なのだが・・・!
再演の舞台出演を控えた人。
初演でうまくいかず泥沼だった役を、リベンジを誓って参加。
次回のオーディションでの役を練習する人。
全員、確実な目的を決意をもって参加していた。
やはり、その気持ちを各々自分自身は裏切らない。
稽古途中でそのキャラクターを体にしみこませるために、よく設定の即興をやったりする。
その面白いことと言ったら・・・。
どんどんよくなって、最後はほんとにおもしろい「通し」になった。
そして自分の今いる位置と、今後の課題を確認できる。
そして、俳優はその役の人物の人生を「受け入れ」て「好き」になる。
演技がうまくいかなかった時の、俳優の状態として
「役への愛が薄れたのでは・・・」
「いや、薄れたつもりはないけど、それより自分への注意が上回った」
「役の人物はワガママだから、そうするとすぐそっぽを向く」
という話をした。
この会話、何気に私はとっても気に入っている。
今後使うだろうなぁ・・・この説明!(笑)
あああああああ!
来年こそ、ちゃんとした打ち上げしたいぃ~~~~~!!!!
2020年
11月
27日
金
11月半ば、エクササイズクラス2クール目が終わりました。
感染が急速に拡大し、緊張感が増してきた中、滑り込みセーフみたいな気持ちでした。
もちろん、このWSの中での感染はありませんでしたが「バイト先で感染者が・・・」ということでのお休みも出てきて、じわじわと迫ってくる感じがありました。
演劇界、芸能界 いや日本中・世界中 頑張っていたのに・・・という落胆の気持ちは否めません。
が、若者たちは元気でした。
たくさんの感情を爆発させ、学んでいってくれました。
その「前進したい!!!」というエネルギーに涙が出る思いでした。
追加の回を見学に来てくれた俳優さんが言ってくれたことですが、
「やっている俳優さんの個性が際立っている」
この言葉が一番うれしい感想です。
まずは自分自身を表現する・・・これは簡単なことではありません。
自分の「見られては不都合な自分」を公にさらすのです。こんなキツイことはありません。
このエクササイズに来てくれる俳優さん方は、そのことに果敢にチェレンジしてくれているのです。
この冬はまた我慢の季節になりそうですが、負けないぞ!
果敢な若者たちにエネルギーチャージしてもらいました。
そして、しんどい時、家で見る映画にどれほど気持ちが助けられたか・・・
ほんの2時間、現実から夢の世界へ。
その時間がどれほど大切なものか。
私たちの仕事は、そういう仕事なのだ・・・と改めて強く思いました。
今秋2クールのエクササイズクラスに参加してくれた俳優さん方本当にありがとうございました!
またみんなで前に進もう!!!!
2020年
10月
29日
木
先日9~10月エクササイズクラスが終了しました。
無事、本当に無事に、感染者もなく全メニューが終わりました。
まずはこのことに、参加者の方々、会場の方々、関わってくださった全ての皆様に
ありがとうございます!
です。
コロナ禍で新体制・・・週一回、チケット制、もう対応がバタバタでした。
政府の言う「7割経済」ですが、感染対策やらなにやらで仕事量は1.5倍。。。
真面目に体力勝負です。
今はお店もホテルも、コロナ禍で影響のある職場はみんなそうなのでしょうね。
本当に「皆さん、頑張りましょうね!」という気持ちです。
そして、内容。
メニューを一つ減らし、回数も8回。
「これで結果を残せるだろうか・・・。でも不安がっていても始まらない。やるならやるしかない」そう腹をくくって開催に舵を切りました。
無事終わった感想は「ワークショップは受講した人のものだな」です。
初めて来てくれた役者さん方は、以前を知らないわけで、今回の自分の経験を大切に思ってくれていました。
そして、ちゃんとした訓練の場に出来るかと言う、私の責任は私が負うべきこと。
だからこそ、受講してくださった方々のこの結果、この受け止めを私がきちんと把握して次を見ていく。これしかないと思いました。
どういう稽古もその俳優さん一人一人の成長こそが大切です。
トレーナーの能力はもちろん、一人一人の俳優さんが自覚して自立して成長する、それが一番その人のためになる・・・・
それを改めて感じたWSでした。
フェイスシールドマスクなどでの弊害も、もちろんあります。
何か体につけるということは、それだけ俳優の表現に大切な「身体」に規制をかけます。
こんな小さなものがこれほど影響するのか!と、やりながらとても歯がゆい思いもします。
でも、これも受け入れていくしかない現状です。
現場が十分に動いてない今、ただただ何もせず過ごすという選択はしないほうがいいと思います、特に成長段階の若手にとっては。
「今こそ訓練する時期だ」と思える気持ちが素晴らしい!
まだ10~11月クールのクラスは11月半ばまで続きます。
こちらも安全に最後まで・・・を祈りながら頑張っていきます。
神様仏様・・・!(普段、信心もないのにこんな時ばっかりですが・・・笑)
2020年
9月
10日
木
秋とは思えない残暑!
その中で、ついに始まりました、エクササイズクラス。
GWは緊急事態宣言真っただ中。「延期」と言う名のキャンセルになってしまいました。
その後、それにエントリーしていただいた方々とも連絡を取りながら・・・ついに再開です!
感染対策として、広い稽古場、人数を減らして、もちろんフェイスシールド・マスク・換気。
いつどうなるか分からないので、チケット制導入。
基本、週1回。
・・・何かあっても継続できるように・・・。やめない覚悟!
といっても、週一のエクササイズクラスは私がトレーナーをやるにあたっては初めてのケース。
毎日であろうが週一であろうが、レッスンが始めると俳優たちは・・・なるようになる!
私自身が、気が短い・・・というか、「イラち」なので、どれだけのたうち回ろうともさっさと結果が出したくなってくる。
いかんいかん・・・
焦らず、じっくり、結果がすべて!と言い聞かせる。
私自身が初めて受講したときは、週一で2か月半かかって終わらせた。
効果というか結果はか変わらないと思う。
まだまだあまり現場が動いていない中、しっかり基礎固めを・・・と思って来てくれている俳優さんたちに確かな結果がでるように、じっくりと進んでいきます。
2020年
9月
03日
木
8月はキャラクター&シーンクラスが出来ました!
前半はzoomで、後半は稽古場で。
まだまだ色々な状況の方がおり、対面はちょっと・・・と言う方、対策を講じて稽古場で・・・と言う方。双方の希望を叶えるため、半々で開催しました。
著名な演出家・俳優の方々の言葉通り、やはり芝居は
「暑い体をぶつけあって、唾を飛ばしあってなんぼ」
私もそう思います。
本当に「芝居」が出来るようになるまでまだ時間はかかりそうですが、今出来ることをやり続ける!
それしかないです。
zoomでは、
キャラクターはキャラクター分析と役の人物になってスピーチと会話、モノローグドラマのさわりまで。
シーンは、台本読解とやり取り、キャラクターの確認。
そして、後半は稽古場へ。
稽古場ではもちろん、感染対策の床掃除・セットの椅子やらテーブルやらを毎回全部拭いて。
ずっとフェイスシールドか透明マスクを取らずに練習。
一回シーンが終わるたびに窓全開。
ほんとに体力勝負やーーー!
病院や学校の方々は毎日これをやっているかと思うと頭が下がります。
そんなこんながあっても、フェイスシールドで飲み物を飲む動きが出来なくても・・・・
ああ!対面って最高!!!
人間を感じられるって最高!!!
稽古場初日の全員の言葉。「やっぱりコレだよね!!!」
ウチの稽古はやはりリアリティを重視するタイプの稽古です。
今回の稽古でも・・・いました。
勝手にアドリブ始めちゃう役者。
私が天然と言っているタイプの役者さんです。
そういう人は、私のように頭で、理屈で、芝居をしてしまう役者には羨ましいくらいコロコロと感情が動き、強い感情もがっつり表現できます。
でもその感覚が・・・楽しくなると、気が付くと、すぐアドリブ言ったり台本のストーリーをひっくり返したり・・・。
天然さんは、自分らしくやるのはいいけど、台本の理論・与えられたキャラクターをしっかり守ったまま自分の良さを出さなくてはなりません。
即興演劇でなければ、役者は「セリフ」を言ってなんぼ!
決められた動きが出来てなんぼ!
です。
私は若いころ、ここで右向いてこのセリフ言って・・・みたいなことを「上手」に出来ました。
そしてディレクターに「ちゃんとできている。でもおまえの芝居はちっとも面白くない」と言われ、このような稽古に足を突っ込んで、ここまで来ました。
こんな時期だからこそ、初心に戻って、
「台本に書かれたことを、毎回新鮮に。まるで初めてやるように。」
そして今回、ずーっと地道に続けてきた役者さんが、みごとに開眼!
その役者さんは、おとなしいタイプの人で、言葉遣いも優しく、自分に自信がないような感じでした。
最初はセリフも出てこないし、ただ叫ぶだけになるし、テトニー(体が固まること)起こすし・・・。
でも、稽古が進んでいくと、その原因はその俳優が「自分はまだまだできてないから、何もかもまだ足りない」と思うこと、自信がないこと・・・だということがわかってきました。だからすべて過剰にやってしまう。そうすると相手との交流もうまくいかず、シーンは台本通り進行しない。
自分が読み取った通りに、感じた通りに、失敗を恐れずシーンをやってみると、もう最高の出来でした。その人は今まで充分稽古を積んで力をつけていたのです。
それを自分自身で抑え込んでいたのです。
もったいない話ですね。
自分で自分を知って、勇気をもって表現していってほしいです。
基礎稽古って、そのためにあるのだから・・・!
写真は・・・
マスクなしの集合写真は、直前にマスクを取ってみんな口を真一文字に結んでいます。
稽古中の写真は、フェイスシールドと透明マスクの嵐。
残念ながら光って顔の表情が見えにくいのが悲しい。
それでも、やっぱり、芝居をしたい!!!!!
2020年
8月
22日
土
8月、対面のリピテションが出来ました。
7月はzoomに変更しましたが、やはり、人と人が関わる姿は素晴らしい!
まずは、K’sスタジオさんに感謝です。
久しぶりに行ってみると、換気口が2つも増えて空気を回す扇風機やサーキュレーターを備えていました。安心感倍増でした!!!
今まで通り、養生テープで超えてはいけない川をつくって距離を取ってのリピテションが中心ですが、最後に一回だけその真ん中の「川」がだんだん消えていく・・・バージョンをやりました。
今はすでにみんな、相手と近づくことに緊張感を持っています。
それがきちんとリピテションに反映されていて、リピテション全体が丁寧に繊細になっているのを感じました。
距離を取ることが良い方に作用して、自分で自家発電の感情を振り回してもどうにもならないことが体に落とし込まれているようです。
これをプラスの遺産にしなくては。
転んでもただでは起きないぞ!!!
そして、キャラシーンクラスが昨日から始まっています。
Show must go on!!!!
2020年
7月
29日
水
7月は特別リピが中止になり、zoomでのリピテションでした。
zoomリピに初めて参加した方々もおり、繰り返していただきますが、このzoomリピは俳優としての感性のキープにはなりますが、実際に「人」が目の前にいないということはそれだけ「危険」度がないのです。
人間同士の交流、感情や人体そのもののぶつかり合い、その情熱が魅力の演技においては、本来の練習には及びません。
ですが、この状況を嘆いていても始まらない。
いるのは自分のウチ・・・という状況であっても、みなさん「イキイキ」感をキープしてもらえました。
中には、「え!この子こんな顔してたのか?こんな声してたのか?」とびっくりするコも。
自分のウチということで、リラックスしているのです。
やはり人間一歩外に出ると緊張は否めない、ということを再度実感しました。
来月はぜひ、稽古場でリピをやりたいと思います。
稽古場でもそれくらいリラックスして欲しい!
頑張ろう!人類!!!!
2020年
7月
24日
金
先日、zoomでの「台本一冊全部読む」クラスが終了しました。
今回は映画のシナリオ。
戯曲と違って風景が動く!
当たり前ですが・・・・
映画監督さんのいう「絵」が、素晴らしい演技をしているのが実感できました。
そして、今回の台本の主人公は「殺人犯」。
今回も普段のアクターズワークスのシーンクラスではなかなか扱えない題材です。
そんな台本に出会えること。
zoomという武器で地方の人たちを会えること。
それはコロナの唯一の良かった面ですね。
何度もお仕事した某テレビ局のドラマのプロデューサーの方と先月でしたか・・・お話ししました。
「犯罪者と普通の人は何にも変わらない」
そう言われて、つい「それはそうなんですけどね・・・」という私がいました。
彼は諦めない!
「いや、そうなんだ!」
と。
本当にそれを気持ちの中に叩き込まなくては、こういう台本は理解できない。
途中で「自分とは違う人」というところに逃げそうになる。
私も、改めて立ち向かう覚悟をしました。
みんなで読み込むことの素晴らしさは、本当に多岐にわたる考え方を受け入れられること。
そこから、あきらめずに「殺人」という日常にない行為を落とし込んでいくことが出来ました。
読み方とか、役のキャラクターとかは人の数だけ幅があるということ。
本当にそれを体感したら、いわゆる「ダメ出し」を否定せずに受け入れられると思います。
ま、そこまで読み込まなきゃ!って話ですね。(笑)
8月にはキャラクター&シーンクラス
9月からはチケット制のエクササイズクラス
芝居を続けよう!!!
2020年
7月
01日
水
特別リピを開催できました!!!
特別っていうのは、もちろん「ソーシャルディスタンスリピ」です。
いや、コロナ対策とかソーシャルディスタンスとか、いうのはちょっと悔しくて「特別リピ」と。
かすかな抵抗でしょうか・・・(笑)
緊急事態宣言前に同じリピをやった以来、なんと3か月ぶりです。
もちろん感染対策はできる限り・・・
普段は10人とかそれ以上でやっているのを参加者6人で。
床も椅子も拭いて、消毒用アルコールを並べて、アルコールティッシュも・・・
マスクに透明マスク、フェイスシールドはより取りみどり!(笑)
リピテションは、感情を交流させる練習です。
普段は、言葉と行動の両方ですが、この事態では
・2mの間隔をあけそれ以上は近づけないという制限付き
・椅子を背中合わせに配置、基本的に相手を見ることができない状態で
という2種類をやりました。
人間には、その人なりの「人間距離」というものがあり、他人がその距離から内側に入ってきたら「恐怖感」が作動し「警戒警報」が鳴るものなのです。逆に家族や恋人など親しい人とは「もっと近づきたい」と感じるので、距離があったら「寂しさ」などを感じます。
その距離が保たれているということは、「怖い」という気持ちが起こりにくいので感情の起伏は起こりにくくはありますが、ちゃんと相手を見ること、しっかり声を出して相手に伝えないといけないこと、などはこのほうが鍛えられるという側面もあります。
後ろ向きに至っては「視覚」を奪われるので、もっともっと集中して相手をキャッチしないと交流になりません。
これをやると、できてるかできていないかが露骨にわかる。。。
これも興味深い発見でした。
「こんな事態だからできない」ではなく、出来ることをあきらめないで続けていきたい・・・と改めて思わされました。
3か月ぶりに、生身のメンバーを集えたこと。
涙が出るほど嬉しかった!!!!
でも、やはりこの状態なのでみんな体が硬くなっています。
「恐怖感」を感じると人間は体を固くします。自分を守ろうとする本能ですね。
みんな自分が思っている以上にストレスを感じているのだですね。
運動やストレッチ、大切です。
そして、消毒、ああマジ大変!!!!それだけで一仕事!(苦笑)
それを踏まえて、一生懸命毎日開店しているお店や、病院・介護施設など、頭が下がります。
2020年
6月
19日
金
ブログが大変久しぶりになってしまいました。
5月にはzoomレッスン「台本一冊全部読む」の「ヴェニスの商人」をやりました。
最初の「驟雨」でも書きました、全員がまず言いたい意見を自由に発言して行って台本を導き出していく時間を3日間取りました。
やはり、これはとても重要な時間です。
まずは、自分自身の意見を否定せず、その上で全体の台本の趣旨をくみ取っていく。
どちらが欠けてもダメなのです。
それを手に入れていける大切な時間でした。
その後、緊急事態宣言はどんどん解除され、あれよあれよという間に経済活動再開へ。
全国的にはもう何日も感染者が出ていないところも多く、私の実家のある岡山でも、まさに「日常」を取り戻しつつあるようです。
が、東京は・・・
演劇関係以外の友人からも「外に出ていいんだかいけないんだか全然わからない」と言う声が。
政府や東京都の方向性や対策も、相変わらずデータが示されないままの「掛け声」だけのものに、私には聞こえます。
東京都のステップに従って、対面してセリフを交わさない・いわゆる一人芝居の状態の「キャラクター&特別シーンクラス」を募集開始しましたが、思った以上に参加者の動きがありませんでした。
ここにきて東京都の様子が不安定であることと、それに対する都の対応がよくわからないことで、安心感が持てない人が多いのだと思います。
その感染の怖さもありますが、特に若者たちにとっての経済的不安定が想像以上に大きいと思いました。もちろん、若者だけではありません。事実、私自身も他人ごとではありません。
その2点で、「延期」の決断になりました。
延期を表明した後、メンバーの方々から
「恥ずかしながら収入が・・・」「バイトもやっと始まったばかり」
「親と同居で、やはりまだ不安」
などのコメントが寄せられました。
もちろん「参加を予定していたので残念」のメールも届きました。
こういうコメントをいただくと、延期したことが間違いだったのか・・・!と落ち込みもします。
テレビのニュースなどで、居酒屋で「やっとゆっくり飲める」と言ってビールを酌み交わすサラリーマンや、早々に温泉旅行に行ったりする家族の様子を見ると、「私たちの業界だけなんで!!!!」と、イジけた気持ちになってしまうのですが、「これは違う!みんな不安の中、工夫と努力をしている」と思い直し、気持ちを立て直す毎日です。
7月はもう一度、zoomで「台本一冊全部読む」を開催いたします。
これは格安ですので、皆さん、ぜひぜひご一緒に!
そして・・・私は・・・8月のエクササイズクラスを・・・・あきらめていません!!!
先日のニュースで、中学校の給食が一言もしゃべらず黙々と食べなくてはいけないので「つまらない」と。先生がなんとかしたい!と学校放送でDJを始め、生徒の投稿を読んだりほかの先生の心理テストをしたりで、受けに受けている・・・という記事を見ました。
いい話だと思いました。先生、すごい!
本当の新しいスタイルって、こういうことだな・・・と。
なんとか工夫を凝らして、8月にエクササイズクラスを!
そして、延期したキャラクター&特別シーンクラスを9月に!
3歩進んで2歩下がりながらも、前へ!!!
いつかは、思いっきり叫びあえる日が来ることを信じて!!!
2020年
5月
05日
火
遅くなりましたが、追加のアンケートが来ました。
こちらもご一読ください。
アクターズワークスでは、第二弾を募集開始しました。次は「ヴェニスの商人」です。
あ~~~~大変!(笑)
=============
今回、zoomサポート・読解への参加ができてとても勉強になり
読解に関しては、最初のト書きの部分だけでこんなに想像できるこ
フリーディスカッションは、自分の部屋で話しているので実は稽古
Aさんなど皆さんの解釈にも個性が出ており、それが読みに滲
戯曲読解は苦手意識が強かったのですが、今回のクラスやそれまで
中々、自分の意見に自信を持つことができなくていつも中途半端な
ディスカッションをしている内に、新たな発見も生まれていきまし
今後、zoomで稽古やWSをする機会が増えていくと思うので、
2020年
4月
28日
火
先日の「台本読解」クラスのアンケートをたくさんいただきました。
それをアップさせていただきます。
私があれこれ言うより、これを読んでいただいた方が皆さんによくわかっていただけそうです。(笑)
今回の台本は、岸田國士作「驟雨」でした。
そして、私がプランしたことは・・・参加者みんなの自由で本音のディスカッション。
これは、ミネルバ大学という大変個性的な大学の取材番組を見て、これはとても大事な事だ!と思ったからでした。
日本人はディスカッションにも慣れていないし、演出家は「先生」という習慣があり、つい「先生」の指示待ちになる。これが「俳優」という立場での演劇・映画の創作活動に大いに良くない!と思っていました。
それが引いては「正解探し」といわれる演じ方に繋がっている・・・と。
「台本をちゃんと読みこなすこと」と「それを演出家と話し合えること」この両輪がとても大切。
そのためにはまず、「間違ってる」とか「くだらない」ことからでも自分で言葉にしていくこと!から始めたいと思い、やってみました。
時間が短かったので充分とは言えないけれど、やり続ける必要があると思えました。
どうぞ、読んでみて下さい。
『台本読解は課題であり、やりたかった。勿論今までもやって来ましたが、いまいち自信がなかった。今後も続けたい。』
『あまり戯曲をきちんと読む機会があまりないので、参加してみた。
初めて一人で読んだ時は、なんか(戯曲の)動きがあまり見えず(会話はちらほら面白そうな所はあったのですが)淡々としている話だなと感じていたが、皆んなで感想を述べ合った二日目以降は、だんだん台詞に対して引っかかるようになり、なんでこの人はこう言ったんだろうと言うのに疑問を持って考える事が増えた。
自分と違う意見も、そういう捉え方もある、そう感じるんだと発見もあり楽しかった。
自分の読み方と相手の読み方が違うのも面白かった。』
『一日一日がいい意味で重かったなと・・・』
『やはり1人では気に留めなかったところや、違う意見を聞く事で人間を深めていくことができたなあという印象だった!』
『戯曲、台本をじっくり読む大事さを改めて見直せた。そういう見解もあるんだといい刺激をうけ、これから本読みの幅を見つめ直せそう。事前にもう少し個人で読み込んでおくべきだったなと反省。』
『他の方の読解を聞くことでそんな考え方もあるんだ〜!と思ったり、事前に読んで疑問に思っていた箇所がたくさん質問項目にあがってきていて、「あのこと」とは妄想でこれかな、とか思っていたことが全然違ってすぐ後ろにヒントが書いてあったり…整理できてとても良かった。
台本をもらったらすぐに読み始めていたが、時代や背景をまず調べるところから始めたいと思った。』
『自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。』
『 「自分はこう思った」と意見を言い、かつ人の「自分はこう思った」を聞くと、自分の読みの癖を知ることができたり、自分の引き出しにはない気付き方を知れたりするのでおもしろかった。』
『自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。
よく「正解はない」というものの、それと「自分の妄想」はまた違うし、わかりにくい本や癖のある人物だと「自分に引きつける」読み方で失敗したり行き詰まったりするので、時々こういう台本を読むレッスンには参加していきたいなと思った。』
『台本の読解には苦手意識があったが、改めてやってみるとやはり思い込みが結構激しく、感覚だけで誤って捉えていたことが多かった。
最初はシリアスなシーンとしか捉えていなかった。実は結構笑えるシーンだった。
たくさんの疑問を解きながら読んでいたつもりでも、疑問とも思わずスルーしてしまったところが山ほどあった。。。
また、時代背景に関するアンテナがとても低かったことにも気付いた。今までやってきたのは同世代の作家の現代の作品がほとんどだったので、もっと違う時代のものも知りたい。違う文化圏。』
2020年
4月
23日
木
慌てまくってzoom体制をつくり、メンバーの方も「苦手なんだけど必死で」用意して「台本一冊読む」クラスを無事終えることができました。
リラックス&リピテションと違い、こちらはzoomで充分対応できるとは思っていました。
そのとおり。
普段アクターズワークスでは、一冊読んでの台本読解の練習はやらないので、私自身も大変勉強になりました。
やはり、台本は読めなくっちゃ!!!
台本読解に関しては、他の同じような稽古と変わらないと思います。
私が勉強になったと思ったのは、アクターズワークスでエクササイズクラスからシーンクラスまでのレッスンを地道に続けている人、あるいは他の練習でもきちんと継続していると思われる人は、やはり「読め」ている・・・という実感を持ちました。
「読めない」と思う人のある種は、「自分の思い込が強い」人だと思います。
自分の一方的な見方、価値観でしか、台本が読めない。
台本は、やはりとても客観的に論理的に読む必要があります。
主人公や自分の役の気持ちだけがわかっても台本が読めていることにはなりません。
ウチでやっているエクササイズというレッスンは「自分の感情を知る。認める。」という結果をもたらすので、「自分」がわかると「他人」がわかるようになる・・・、「自分と違う意見、気持ちを持っている他の人がいる」ということを納得するようになります。
そのことも、やはり「台本を読む」ことに効果的に作用していると思えました。
自分自身のコンプレックスや思考のクセを理解して、それはそれとして客観視して、ちゃんと台本を読むことができる・・・とても大切な役者の仕事です。
参加した方々は継続のリクエストを頂きました。
この状況が続く限り、頑張ろうと思います。
みんな、頑張ろう!頑張って生き抜こう!
いつかは必ず終わりが来る!
2020年
4月
13日
月
本格的なコロナウィルスとの戦いが、いよいよ佳境に入ったと思われる今日この頃。
やっとzoomのレッスンの準備ができ、先日リラックス&リピのテストレッスンを2回行った。
これがこれが・・・思った以上の成果だった。
zoomくん、えらい!!!
正直リラックスはできると思っていたが、リピテションは大した効果は望めないと思っていて、「少しでもこの閉塞感を解消する手助け」くらいにしか思っていなかった。
が、俳優としての感覚を維持する効果ははっきりと認められると言っていい。
ちゃんとスタジオで練習する時と違って、ネットを使うのでまず声がちょっと遅れる。人によってネット環境が悪かったり、隣の部屋に家族がいたり、大きな声が出せなかったり・・・様々な規制・障害がある。
それをどれだけ「受け入れ」て、相手と交流できるか。
「受け入れる」というのは、「隣が気になるだから、上手くできない」ではなく、「隣が気になる」ことを無視せず「あ、今自分は隣を気にしている」ことに気づいて、その結果「イライラしている」という感情を相手に伝えられる・・・ということ。
演技に必要な「感情」というものは、自分で気づかなかったり蓋をしてなかったことにするとコントロールできなくなる。
障害が多いほど、いい訓練になっている。
また、音声の環境が悪いので、相手に言葉を伝えることにより神経を使い丁寧にやらないと伝わらない。
相手の言葉を聞くこともそうだ。ほんとに相手に集中しないと聞こえない。
だから、普段、自分一人で喋りがちな人はその欠点がより明らかになる。
どういう状況でも与えられた条件をフルに使って相手と交流する。
改めて、とても重要だと思わされた。
考えてみれば、特に映像のロケなどは障害だらけだ。
時代劇で山の中に連れていかれれば、それはそれで日常と違う環境がいい方に働く。(崖とか・・・笑)
が、そんなところばかりではない。
若いころ、ドラマのロケでごく平日の真っ昼間、普通の商店街でロケをした時、近所のおばちゃんたちが集まってきて指さされたりして、いきなりすっごく恥ずかしくなってドギマギしたことを思い出した。大したシーンではなかったと思う。ごく普通の日常会話のシーンで。
相手は有名な俳優さんだったと思う。
「みんな私なんか見てない」とか「私を見て無名な女優としか思っていないだろう」とか「店員の役で、地味な衣装が恥ずかしい。もっといい役だったらよかった。こんな私は見られたくない」とかとかとか・・・爆笑
もう、自意識のオバケ!
あ~あ、残念!(笑)
覚悟が足りなかったね。甘かったね。若かったね。(笑)
周りの環境は俳優に合わせてはくれない。俳優がそれを受け入れることが重要なのだ。
ただ、やはり、「キープ」に有効であり、「アップ」はあまり望めない。
エクササイズを終わった時点で俳優の感情の表現をブロックしているものにくさびを打ち込み、壊れるまで行かなくてもヒビは入っている。
それがリピテションクラスを継続することで壊れていく・・・そこまでの効果は望めないと思う。
あくまでもメンバーの人たち・・・つまり、このレッスンの内容や意味を理解している人たちへのキープクラスだろう。
それでも充分意味がある。
どういう形になるかわからないがいつかは終息する。いつかは・・・。
その時は一斉に芝居が始まる。舞台が・・・撮影が・・・急ピッチで。
その時にすぐ現場に出られるように!
みんな、生き抜こう!
2020年
3月
23日
月
マイズナーテクニックやメソッドなどを訓練した俳優は、セリフが聞こえない・・・と言われることがある。そういう俳優がいることは私も知っている。
自分の感情などを重視しすぎるあまり、ちゃんとした声を出さない人もいる。
あえて言うが、それはマイズナーテクニックなどの練習方法の問題ではないと思う。
俳優にとって、それは映像だけしかやらない俳優にとっても・・・、発声・滑舌はそれだけでもきちんと学ばなければならない重要な課題だ。
映画しか見てないが、ロバート・デ・ニーロの声が聞き取りにくいと思ったことはない。
念願の西山水木さんボイストレーニングをやっと受けられた。
水木さんに薦められてレポートを書いたので、ここにアップさせていただきます。
声の問題に悩んでいる俳優さん、声優さんがいらっしゃったらぜひ参考にして頂けたら幸いです。
=======================
西山水木さんボイスクラス第一回 2020 3/18
念願の水木さんボイスを受講!半年以上かかったぜい!
最初は声を出す筋肉についてを図解で説明。
声を出すための筋肉とはいわゆる「横隔膜」だけでなく、いや、横隔膜を動かすためにも骨盤底筋をはじめとして脊髄起立筋など多くの筋肉が連携して声を出す。
腹筋だけ鍛えればいい・・・というものではない。
俳優は「ずっとしゃべり続ける」「いきなり大きな声を出す」「寒いロケ地で声を出す」など、通常会話だけできればいいというものではないので、声が出る仕組みを知って体からトレーニングすべき。「声」は体が出す。筋トレは必要。
ラジオ体操は素晴らしいボイトレ筋トレだそうだ。声を出す筋肉をまんべんなく動かせる。また背骨を波にように動かす「波運動」。これも効率的。
また、声モノマネは非常に有効ということ。
声でモノマネをすれば筋肉の「同調感覚」が作動して、その音の出し方を覚えていくということ。
私の若い時は「歌」の先生でボイストレーニングしてきた。当時はそれが当たり前だった。だが、水木さんのように「セリフ」を使ってボイトレしていくということは、「表現」に直結した声が作れると思った。普段の自分の癖で、どこの筋肉が弱いのか使い方が悪いのか・・・などがよくわかる。
滑舌について
これも「背骨でしゃべる」など、やはり体を使うことが基本のということ。
よく言われる「母音法」についての話があった。
これは劇団四季が採用した方法としてよく知られている。
日本語は母音と子音の組み合わせで出来ているので、言葉をすべて母音に直してしゃべることで滑舌をよくする。これは間違いない。私も高校生の頃、みんな四季にあこがれていて遊びのように普段の会話を全部母音でやっていた。本当に子供の頃遊びでやったものってしっかり体に見についている。いまでも何かペラっと文章を渡されてもほとんどすぐに母音に変えられる。
遊びのように・・・これが本当の「芝居の稽古」なのだろう。Don’t forget!「遊び心」
だがこの劇団四季流の「母音法」には一つ問題があって、ただ機械的にやっても変な日本語になる・・・ということだ。それが芝居のリアリティを無くしてしまうので否定する人もいる。
このことは滑舌の問題ではないかもしれない。
日本語は一音一音区切っては日本語に聞こえない。一文節リエゾンするように発音しなくては日本語の意味が通らない。
例えば「青い空が美しい」という言葉があったとして、「あ お い そ ら・・・」と素晴らしく明確にしゃべれても、まるでAIのようになる・・・ということ。
「青い空が美しい」だと2文節。「あ お い そ ら・・・」ではなく、「青い空」なのだ。
また、「青い空」という言葉にイメージやそれに付随する感情がある。「美しい」と来ているのだから、雲一つない・・・とか、そんなイメージか。そしてそれを見ている自分のそういう空を見ている何かしらの感情。それをひっくるめて人間は言葉を発する。
それをきちんと水木さんに説明してもらった凄く納得がいった。これをちゃんと理解していれば「母音法」は素晴らしい方法だ。現場で使おう!っと!
最後のエクササイズ
今回の最後は「声のレッスン」というペーパーを少しやった。
「明るい声」「暗い声」「大きな声」「小さな声」などが書かれていて、その指示に従った声を出す・・・というもの。
これは一人一人やっていって、水木さんが声を聴いて、一人一人にアドバイスしていく。
ある人は「明るい声」が明るく聞こえない。それをどうしたら「明るい」声が出せるか、水木さんの調整にしたがってやっていく。どこを響かせたらいいか・・・とか、どこの筋肉が使えてないからそれを使って・・・とか、どこを開けて・・・とか。
私はマイズナーをやっていて、それは人間の感情、つまり「インナー」と言われるものから演技をアプローチしていく。たった数分の「声を出す」練習とインナーは直結している。「明るい声」に指摘を受けた俳優さんはやはり「開ける」ということが苦手な人だった。
そして私は・・・。「暗い声」の「ら」に明るさが残る・・・ということ。
これは、私が「陽気で、前向きで、明るい」性格であるといったことではない。私の芝居の癖だ。「力で押す」「言葉の最初にエネルギーをたくさん出してしまって、尻切れトンボになってしまいがち」という・・・。
たった一言ですべてバレてしまう・・・。言葉ってスゴイ!
また、それを見抜く水木さん、凄かった。
なんでも歯医者さんと筋肉友達で、声を出すところの図解などもその歯医者さんから教えてもらったりしているそうだ。矢沢永吉のライブ映像を見ながら「すごいね~、この胸鎖乳突筋!声が出るわけだね~」とか言い合っているらしい・・・、
オタク度マックス!!!! ついていけるかしらん・・・(笑)
2020年
3月
05日
木
先日、無事・・・? 今は何が無事なのかわからなくなってきましたが・・・、とにかく熱を出す人も咳き込む人もなく、キャラシーンクラス終了いたしました。
後半のクラスの進行状況をアップさせていただきます。今回も長い!(スミマセン)
第5~8日目
練習の中盤から後半。
キャラクタークラスは・・・
役の人物になって、みんなの前で役の人物の人生で大きな出来事を話す。
結婚やら大きな病気やら、親の介護や死、さらには日本の家庭ではタブー的な家庭の内情。。。
離婚、家族の誰かが引きこもっている、宗教にはまってしまった・・・などなど。
ここまでくるとまさに「劇」だ。
そのへんのドラマや戯曲と何も変わらない。
そして役の人物は、それを真っ向から他人に語ろうとなんてしない・・・という状況が出てくる。
わざといかにも軽いことのように笑いを混ぜたり、それには絶対触れず断固「自分は何も思っていない」という態度だったり。
エクササイズクラスのプリントに「言葉は感情を表す方法の一つに過ぎない」とある。まさにその通り。
ここまでくると、その人が本当のことを話せる設定が必要になってくる。
このあたりからフィクションの「設定」が登場する。
普通の人が辛いことや恥だと思っていることをモノローグドラマにしていく場合、本当はこんなことはなかったかもしれないが、この役の人物が本当の気持ち・普段は出さない感情を表現する場面を作っていく。
酔っぱらったり、亡くなった誰かの遺影に語りかけたり・・・。
今回のキャラクターでは、「えー!その話、人前でするんだ!」と逆にみんなが驚いたケースもあったが・・・(笑)
シーンは・・・
これまでの自分の課題を克服しつつ・・・
だんだん細かいセリフの「言葉の意味」やら、台本の大きな流れ、を注意していく。
これまで感情の流れを重視してやっていた、それを切らないようにしながら・・・たとえば「お父さん」という言葉にこの時どういう思い入れがあったか・・・とかを丁寧に入れていく。
また「ここでこの台本は流れが変わっている」というポイントをちゃんと読んでいく。
ここまでは仲良くやっていたのに、相手のこの言葉のせいでいきなり険悪になったり・・・という「折れ」を明確にしていく。
それがきちんと出来ればできるほど、作家がお客様に何を伝えたかったかがはっきりしてくる。見ていて「面白く」なっていく。
ここでも、やはり俳優個人個人のクセ、特徴が大いに見えてくる。
長所は短所、短所は長所だ。
短所がダメで直さなければならに所・・・ではない。
今回、一組は岸田國士の「紙風船」だった。
言わずと知れた名作で、私も21歳、養成所の時に練習台本としてもらって「これは何!どこがおもしろいの??」と思い、その年齢ではなんなのか全然わからなかった。(笑)
だから、今回の20代の二人ももう「読み」玉砕に近かった。(笑・・・えないが、もうこの年なので笑ったよ!)
一つは、頭では読めている・・・が身体では出来てない事例。
たとえば、この戯曲の途中で夫婦二人がエア旅行をする、「鎌倉」へ。
この昭和元年の時代。中流家庭の新婚夫婦が「鎌倉」へ旅行するのは、今の時代ではどういうことなのか!
「これはどういうこと?」と質問すると「この時代ではとても簡単には出来ない憧れの旅行」と言葉では答える。
が、それが感覚的にどういうことか、わかっていない。
「今、憧れの旅行って何?」とみんなに聞くと、「モルジィブ」とか「イタリアのモンサンミッシェル」とか答えが返ってくる。
ちゃんとそれを「感覚的」に入れてセリフを言えば、全然、シーンが変わってくる。生き生きしてくる。
また、シーンをやっていてその俳優「言えないセリフ」が自分ではっきりしてくる。
その言葉の意味がだんだん分からなくなってきた・・・とか、前のセリフと繋がらなくなっている・・・とか。
それをそのままにしない。そのセリフは、相手を取れていない、自分の気持ちや意味がついて行っていないなど、何か修正が必要な言葉なのだ。それを丁寧に修正していく。
第9~10日目
最後の詰めの日程。
キャラクターは、人生の一大事をモノローグドラマにしてその台本を自分で書いて演じていく。
ここで一番大きなことは「台本のマジック」だ。
これまでは、役の人物になってフリーに話していた。いわば即興。
ここで「台本」登場!
役者って「台本」となるといきなり「次のセリフは何だっけ?」「どうやって終わるんだっけ?」と「頭」が入ってきて、それまでの「自由」さがぶっ飛ぶ。
必ず一度その洗礼を受ける。
必要な体験だ。
こんなに「台本」に捕らわれてしまうのだ。
それがわかったうえで、「自分をオープンした状態に持っていく」「役の人物になる」「このシーンに至った状況を信じ、感情を感じ取っておく」を丁寧に繰り返し、相手を意識して毎回新鮮に相手に言いたいことをちゃんと言っていく。
その結果、これまでにように感情も変化していく。
シーンは・・・
これまで順調にくれば、一般に言う「ミザンス」を入れられる。
このセリフの時はここに座ってて・・・とか、この動きで相手にアプローチして・・・とか。決めていける。決めても自然な流れでそれをこなすことが出来るようになっている。
演出の方々は、相手との距離感で二人の緊張感を表そうとしたり、「見せ場」でどっちかの顔が隠れたりしないように動きを付けていくだろう。それにきちんと答えられる俳優になりたいものだ。
今回のシーンクラスで、とある劇団に所属した俳優さんが参加されていて、やはり「先にミザンスやセリフの言い方」ありきな方が参加されていた。
リピテションで培ってきた「相手とのやり取り」ありき・・・ではなく「ここでこう動く」「で、このセリフはこの動きで」と、決めてかかってしまう。
そのやり方が悪いワケではない。
作品作りは時間との闘いだ。いつまでも俳優の個人練習をしている時間はない。だからミザンスなどの「演出」はどんどんついて行って、「作品」を仕上げていく必要がある。
ただ、私は「俳優の技能訓練」をしている。
だから、それでは身に着かなかったことを、こういうワークショップを開いてスキルアップしようとしている。
その俳優さんにそれを心底理解してもらえなかったことは残念だった。
その場合、どうなったかの一例をあげてみたい。
例えば、『「こっちに来て」というセリフに80%の悲しみが必要だ』と思ったとする。そうするとシーンを進行する中でそのセリフが来ると80%の悲しみを充電するまで「間」をとってしまう。
その間が積もり積もって、全体では3分長い!間延びだ・・・客は飽きる。
そういう事が起きる。
何故、それにこだわるのか!!!
俳優のエゴか!
こういうことに対して、以前、小川絵梨子さんは「感情なんか後で来るんだ」と言った。
そういうことになるよね。
また、動きでもそういうことがある。台本ではとても繊細に「ちょっと触る」なのに、自分の感情ばかりに注視してしまってガバっと相手の手を握りしめてしまう。
台本では「ちょっと触る」から、二人の微妙な関係が表せるのに・・・。
そうすると「相手が手をそのままにしておくのはオカシイ」ということになってしまって、台本が書いているストーリーを変えてしまうことになる。
「この二人は結ばれる話なのに別れちゃうぞ!」
台本を成立させることが、我々俳優のなすべきこと!
もうずっと言い続けているが、俳優のスキルアップには、色々なやり方がある。
そして、いくつになってもこれでいいということはない。
西山水木さんが、セリフ、言葉をとても大切にしていらっしゃる。
そのことから表すことのできる大いなる可能性を。
感情や相手との交流を基礎にやってきた私だが、これから水木さんの「言葉」をもっと身に着けて、もっともっと先に進みたい。
そして、そこから見える景色を・・・その「境地」(?)を体験してみたい。
今は「コロナ危機」で芝居は休眠状態かもしれないが、いつかはこの危機は去っていく。
その時また、歩み始めたい。
2020年
2月
28日
金
今回はダイアリーにしてみました。
前半4日分です。
第一日目
チャート説明
学校のテストのように解答しただけではダメ。体に落とし込むため
1組シーン 読み合わせ
台本の読み方の浅さが露呈する。
第二日
キャラクターは、自分の演じる役の人をみんなの前で話す。
エクササイズを経験しているメンバーなので、本人と似ていいると
シーンは、昨日、台本の読み方についてコメントしたチームは、修
シーンの最初はリピテションのように、感情を使った交流を中心に
そうすると、エクササイズの時の課題が如実に現れ、怒っているけ
エクササイズの重要性。
また、目的をどうしていいかわからなくなり、停滞することがある
見違えるほど、シーンが浮き上がる。
第三〜四日
キャラクター
役の人物になって、みんなの前で自己紹介。
みんな、自分に近しい親兄弟なので、はじめは冷静さを欠き、とに
どうしてもわかんない…という人は、参加者の中で「私、わかる」
近しい親兄弟をやっていると、自分では以外なほど感情が溢れてく
やはり、色々な意味で家族!なのだ。
シーン
まずキャラクターを入れて、シーンの背景を感情的に信じられたら
ここで、もし台本に背いてでも自分の感情の流れに従って、大いに
と言っても、役者はなかなか脱線出来ない。
台本の通りにやろうとする習慣がとことん邪魔をする。
だか、それをやろうとすると、ついさっきまで生き生きしていた姿
やはりエクササイズの成果はすごい!と思う。体は、自分と役が離
そうなったら、それは、自分が楽器を開いてないとか、キャラクタ
それを毎回、修正していく。
レッスンは今日5日目。
5回目からは次回また経過をお知らせします。
コロナウィルスで大変な事態ですが、参加者・見学の人全員、稽古場に着いたらまず手洗い!みんな気を付けてやってくれています。
最終日まで何にも負けず頑張ります!
2020年
2月
22日
土
先日、お忙しい水木さんのツアー公演の合間を縫って、3回目の交換WS.。
水木さんの体力とパワーに頭が下がる。よくこんなスケジュールの間にWSまでやろうとするなぁ・・・。どこからそんなエネルギー、情熱、がでてくるのか・・・。
私の方が後輩なのだが、ついていくのが大変!反省して体力を付けねば・・・!!!!
二人で何も決めないゆる~い集まりを始めて3回目。
ほとんどまず、2人のオバサン女優の愚痴から始まる。(笑) これをやれるのは精神衛生上非常に良い!!!
だが3回目を迎え、少なくとも二人の・・・いや、私の?方向性は見えてきたような気がする。
俳優が演技する能力を数値にして、ワークショップなどの訓練で身に着けられる点数が50点として、演出家が「こいつOK」と思える点数が60点だったとする。
私は自分のWSの中で、もちろん俳優が60点になるように一生懸命やっているが、それは理想論。その現実の中で「必ず違いを作って終わる」ということを自分に戒めている。
ある人は60点に達した!スゴイ! でも、そうでない人も20点だった人を20点のままでは帰さない。1点でも進めて終わらせる!・・・と。
私は演出家・監督ではないので「演出」でその人を生かしてあげることは出来ない。その代わりに私のWSでは「演出家・監督の前に出るまでに俳優がやっておかなければならないこと」に特化して練習しているつもりだ。
もちろん、どのトレーナーさんも自分のポリシーの元、一生懸命レッスンしてらっしゃると思う。
だが、やはり、現場に出たときにすぐに結果を出せるものではない。
もちろん、自分の点数と60点の差を自覚して、それを埋めるために何をしなければならないか理解して身に着けていくのは俳優一人一人の自己責任だが、少しでもその差を埋めるべくトレーナーが前進できることは何か。
水木さんが初回に「やっぱり発表会までやらないと」とおっしゃった。
私ではその経験はさせてあげられない。
私には演出はできない。
もちろん、シーンを成立させることはできる。が、それは作品を作る「演出」ではない。
今回の交換WSでは・・・
前回まで多くは私がやって来たマイズナーテクニックなるものの感覚を使い「交流」を重視したセリフのやり取りを、水木さんに見てもらったり私と水木さんでやってみたりした。
今日はそれに、水木さんの演出が加わったらどうなるのか・・・を試した。
私と黒澤君で「マクベス」を。
もちろん、セリフを覚えているわけではないし、細かく本を読み込んでキャラクターを作っているわけではない、ただセリフを使って交流と目的を意識して読み合わせ・・・から始まって、水木さんの「なんでマクベス夫人は夫にダンカン殺しをさせたいか」「なんでマクベスはこの短い時間に、一旦やめようと思った殺戮を、奥さんに叱咤されたくらいでやることに変わったか」などの思索が始まる。
水木さんは『誤読』という手法をつかって、そのキャラクターの裏側、奥、を探っていって深みを与え、まさに演技を引き上げていってくれた。
これは交換WSなので、私も自分自身が演出を受けて自分の何がどう変わっていくか・・・を気にしながらやってみられた。
自分の中の変化はとても興味深かった。
また、自分ではわからない自分がたくさんいて、それを水木さんが遠慮なくピックアップする。
へぇ~そんなふうに見えてるのか・・・
え?それはいいところ、面白いところなんだ・・・気が付かなかった。
などなど。
自分が教えているWSでは、出来るだけ自分で自覚する部分を多くして、自分で俳優として作品に挑めるようにアプローチしていくが、所詮、自分で自分のことが全部わかるわけではない。
演出家にゆだねて、引き上げて、色を塗ってもらうことの、面白さ大切さ。
これを多く体験することもとても重要なのだ。
車の運転と同じ、身に着くまでやれば自分の手足のように車を運転することが出来る。
だから、現場にたくさん出られる人はがどんどん上手くなるのだな・・・と改めて思った。
黒澤くんが「技術はあるが統合できない・・・」
と言った。
どういう意味かと言うと、今の若手俳優たちは色々な方法論で学んで、例えばマイズナーテクニックならリピテションをやる。それを使って相手と交流はできるがいるまでたってもミザンス通りに動けない。それでは芝居は構築できない。
ほんとは両方できるはずで、やればいいのに・・・なんで?
ということ。
これでは何のために基礎を学んでいるのかわからない。
何度も言うが、自分が一人前の俳優になるために結果を出すのは俳優の自己責任だ。
だが、マイズナーであれルコックであれ、その基礎を現場に繋げていくのは「演出」を付けてもらってやってみることでしか学べないことはたくさんある。
それをしながら、その場面を演出家の要求通りに表現していくために「だからこの練習をやったんだ!これだよ!」とオンタイムで指摘する稽古はとても重要な有益な稽古なのだと思う。
いろいろな優れた演技論、練習方法があるが、それを身に着けたうえで
方法論に固執しない。
それが見に着けば、きっときっと芝居というフィールドでいかにみんなで楽しく遊べるに違いない!
2020年
2月
14日
金
今月2回のリピテションが終わり、来週からキャラクター&シーンクラス。
ただいま絶賛台本選び中です。
アクターズワークス以外でも、演技トレーニングのご依頼を頂くことがあります。有難いことです。
色々な立場・状況の俳優たちが演技力を高め、いい仕事をゲットする、いいパフォーマンスをすることを目指して努力していく所存で頑張ってます。
そんな中で今、話題になっていることの一つに「モチベーション」のことがあります。
新国立のトレーナーをやっていた頃、新国がお招きしていたイギリスのラダという王立の演劇学校(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E7%AB%8B%E6%BC%94%E5%8A%87%E5%AD%A6%E6%A0%A1)の有名なチーフトレーナーとお話しする機会がありました。
その時の彼女が
「『私のセリフはどれ!!! 私にセリフを頂戴!!!』という気持ちだけは、教えることが出来ない」
とおっしゃったのを忘れることが出来ません。
私はアクターズワークスにおいても、他のレッスンに関しても「しつけはしません」とお願いしている。
ダラダラと遅刻したり、セリフを覚えてなかったり・・・そういう人を「怒る」ことは無意味だと思っており、怒られなければやらないならやめてしまえばいい!と思っている。
それはモチベーション?エネルギー?、日本流に言えば気合、を他に人に入れももらう行為だと思うので。自分でそれを高め、集中し、稽古に望めない人は、この仕事は無理だ・・・と。
確かに、10代のまだ高校生という人には教育的側面があるので難しいこともあると思うが、18歳・高校卒業以上は問答無用だと思う。
「役者になる」など、雲をつかむような話。
私自身も親に理解されるわけもなく、「許して欲しい」などとも言えず内容的には「家出」、強引にこの業界に飛び込んでしまった。それしかなかった。
簡単に仕事をもらえるわけではない。
アルバイトづくめの日々。
ずっとオーディション、キャスティングという「競争」にさらされ、隣には成功を収め収入と名声を手に入れた「スター」がいる。この格差状態!
そんな中で「芝居をしたい!」というモチベーションを保ち続けるのは・・・
夢とか、お金とか、意地とか・・・どういう言葉でも言い表せない。
一つ言えることは「自分で自分の心と逃げずに対自する」ことしかないと思う。
自分と同い年はサラリーマンになって家族をもって家でも買っている、自分はこのまま芝居をやっていていいのか、それで自分は幸せなのか、自分の人生が納得できるのか・・・
そういう人たちとも胸を張って一緒にお酒を酌み交わすことが出来るのか・・・
私自身もいまだにそれの連続だ。
役者としても、トレーナーとしても、逃げないで最後まで生き延びたいものだ。
・・・ふぁいと!みんな。ふぁいと!私!
(別記)
「モチベーション」のことに伴い、追記させていただきたいこと。
私&アクターズワークスは20年、この「しつけをしない」立ち位置を守っているのだが、それでも昨今、メールの返信の仕方とか、稽古に対する準備とかがまるで大人とは思えなかったり、「ワークショップなんだから、何か教えてもらえる」という態度だったりする人が増えてきた気はする。
ちょっと変わった人だったり、いわゆるあきらかに社会人不適応なヤツだったりは昔からいたが、普通の真面目な人もそうなって来た。
先日、とあるプロデューサーと話をしていて「今の若者は『大人』にならない。昔の20歳が今の30歳だ」という言葉が出た。
これもしばらく前から言われていたことだが、なおさら顕著になった気がする。
誰が「大人」教育をするのだろう・・・
その責任は・・・親?先生?
私自身の気持ちが路頭に迷う。
真面目に取り組んでいる人、可能性があるワカモノになら意見すべきか?
今のワカモノの親世代っていたら私も入るのだろう・・・
これは俳優だけではなく、すでに「教育」の問題なのだろうが・・・
ここ数年、この件については迷っている。
結論が出るまで迷うしかないが。。。。
こんな話も、水木さんとの交換WSでも出ている。色々なオトナのみなさんと話し合うことを続けて行こうと思う。
2026年
5月
27日
水
今月のリピテションクラスが終わりました。
今回は、3月のエクササイズクラスに参加してくれてたコや、しばらく頑張ってクラスに来ていてついに養成所に受かった子などの若者チームと、いつもの常連のオジサン・オバサン(笑)。
まずは、、、
3月のエクササイズクラスに参加してくれていた子が、別のところではあるけれど、リピリションを続けてくれていたことを知って、もう、すごく嬉しかった。
よかった。
以前、「マイスナーテクニックで傷ついた」と言う投稿があったと聞いて「トレーナーのパワハラなんかがあるんだったら、速攻で言うべきところに言うべき。または、途中でやめてしまったら傷ついただけで終わってしまう可能性がある」
と書いたことがある。
そのコも一回のエクササイズでは、開ききらない途中の状態で終わってしまった。
傷ついただけで諦めてしまわなくて、本当によかったと思った。
っていうか、ホッとした。
このやり方はとっても時間がかかります。(いやこれでなくても、演技を極めるのは一朝一夕ではいきませんよね)
特に「良い子」にとっては…。
以前若者に聞いたんだけど、今はSNSが発達したおかげで、私たち昭和のおばさん以上に忖度していきなければならない時代になってきたようだ。
子供の頃からLINEグループだとか、SNSにアップして問題になったらどうたらこうたらとか…
はみ出さないようにはみ出さないように生きてきているらしい。
役者をやると言う事は、普通じゃない人たちも演じるということで、人間のはみ出した部分、いやはみ出してはいないんだけれど、はみ出したいと思っている願望、これを表現しなければならない。
だから自分のその普段見せない裏の部分を、自覚して表現できるようにする必要がある。
これはとてもしんどい作業なのです。
リピテションは、その練習でもあるのだ。
リピテションをやると、相手の感情を受け取らなくてはいけない。相手がガチで怒っていたら、それを全部受けとらなくては(感じとらなくては)いけない。
相手がガチで怒ってたりしたら、そりゃこっちだって怖いわ、腹が立つわ、悲しいわ・・・わけわかんなくなる。普段の生活でそんなことめったにないから・・・。
ココロが揺れまくるに決まってる。まるで嵐の大海原を行く小舟のように。
その時にその感情から逃げてしまわないで、相手に表現し返す。これでリピテションが成立する。
第一段階が開くまで、本当にしんどいです。そりゃ傷つくさ。
ぜひぜひそこを乗り越えていただきたいと思うばかりです。
皆さん、その先に一筋の光が見えてくるんだよ。
いつもですが、ファイト!みんな!
アタシも頑張る!
2026年
5月
12日
火
ブログが大変遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
まずは先日終わりましたキャラクター&シークラスですが…
今回はベテラン勢(何度もいらっしゃっている方)が、大勢いらっしゃって…。
とても、今までにない細かいところ、よりシーン完成を目指して練習できた気がします。
シーンクラスの初参加の方は…
感情を交流させて、シーンを進行させる(台本の通りの結果に導く。目的ですね。
と言うことを目標とします。
エクササイズクラスでリピテションを練習した結果がここになる!ということがわかっていただきたいのです。
今回、それはもうわかっている方々は・・・
要所要所で、台本の要求することをきちんと踏まえていく…とでも言いましょうか。
分量が増すとか、話が折れると言う言葉で表現するのですが、
例えば、、、
「男女の友達が2人喋っている。ところが、男は、実は女に告白したい」というシーンだとすると、いざ告白すると言う瞬間には、エネルギーというか緊張感ががつっと上がるわけです。
こういうのを分量が増すとか、折れるとか言っているわけです。
こういう箇所をきちんきちんとやっていけば、台本はより面白くなり、見ている人は飽きないわけです。
それはもちろん作家さんが台本の中で狙って書いていることです。
場面がどんどんと進行していくところ、です。
今回は、ベテランゼばかりだったので、より、私の言葉もきつくなっていきました。笑
見学に来てくださった方もいらっしゃいますが、その方々も巻き込んで、シーンを見ていただいた後、
「さぁ、どのくらいで飽きた?」
とか遠慮なく突っ込んでおりました。
そうなのです。
きちんと台本の細かい箇所を踏んでいかないと、見ている人は30秒持たないです。
飽きるのです。
見ている人に
次はどうなるんだろう…。
また興味深い、面白いシーンが進むのであろう…。
と言う集中を惹きつけるためには、本当に繊細な役作りと交流が必要です。
その辺をがっつり突っ込んでみましたー!
相変わらず全員でへろへろ 笑
4月のリピティションクラスのブログも書けなかったのですが、こちらも慣れてきた方が多いので、そういう細かいところを突っ込んでみました。
だいぶ落ち込ませてしまいましたが…。
でも必要なことです。
だからやる事は尽きない、いつまでたってもまだまだ先がある…と感じます。
だからやめられないんですけどね。
※それを知ってか知らずか、みんな小難しい台本選ぶんだよね。わかりやすいの推薦したのに… .笑笑
新たに、新人プロカメラマンが撮影してくださった写真を追加いたします。
ほんとに、、、以前ワークショップを受けてくれていた方々が、仕事が変わっても訪れてくださるのはとても嬉しいです。
さすがのアップショット!!!
4月リピテションクラスの写真です。
2026年
4月
05日
日
先日、今年最初のエクササイズクラスが終わりました。
今回のクラスは、私にとって初心に返って身を引き締め直す体験になりました。
「人間」というものを分かった気になっていてはいけない!!それは傲慢というものだ!
今回、とっても楽器のいい役者さんがご参加くださっていました。
楽器がいい…とは、感情が豊かって言うか、、、まぁ、子供のような天然系の方、、、と思って頂けたら。
私は全く逆で、頭でコントロールをしまくってその結果「おまえの芝居はちゃんとやっているけどちっとも面白くない」と言われるタイプ。
そんな私なのに、うちにはなぜか天然動物系の方々が多くいらっしゃいます。羨ましい、、、、
以前も私は、動物系の方に「そんなに自由なのになんで私のところに来るのよ?自分が動物系のトレーナーのとこ行けば?」とか、よく言ったものです。
動物さん曰く「いや、柚木さん、違うんですよ。動物だからちゃんと社会で生きている為に必死で自分を抑えて生きて来て、それで芝居で『感情を出せ」とか言われても、もうどうしたらいいかわからないんですよ。でもって、同じ動物系のトレーナーの人は、もう動物だから何言ってるか全然わからない!」と、、、
なるほど・・・動物は動物でやはり苦労して社会生活をやっているのか・・・!みんな各々苦労があるんだ!とわかり、だいぶ彼らのパターンを理解したつもりでした。
ところが、今回の動物さんはスーパー野生動物とでも言いましょうか、、、自分で、リピテション中に「あの瞬間、何がなんだか分からなくなって、そのあとは覚えていない」と言ったリピテションで、そのあとも見事に素晴らしいリピテションになっている!という方。
とにかく、こちらには色々な状態でありのままに見えて!把握に苦労しました。「今日のは◯◯に見えたけど、どう?」「ん〜〜、でも、こういう相手にはこうしなきゃ、と決めているから、、、」
えーーー これが頭?オートマチックな習慣?
ぎょえーーー!!!!
このリピテションは、感情表現を使って相手と交流する、、、というシロモノ。自分では普段気づかない悲しみや怒りに、いきなりぶち当たる可能性があります。
だから、トレーナーは繊細に気を配らなくてはならないのです。
強い悲しみに、いきなりぶちあたったらそれは「傷つく」という事になります。だからこそ、感情というシロモノがどういうものか説明し、私たちは何のためにこんな事をやり、何処へ向かうのかをトレーナーは正しく導く必要があります。
そして、エクササイズ中にその役者さんが見せた深い悲しみ。。。
Take a time!
ゆっくり、時間をかけて・・・!
私は、自分の先生から「焦ってはいけない。無理強いしてはいけない。」と教わってきました。
繊細な人間の心、その人自身が「演技のために前進!」という覚悟ができた時にしか後押ししてはならないのです。
無理強いしても、「演技力向上」という結果は手に入らない!それどころかトレーナーと俳優の信頼関係が築けないから・・・。
他にもとても繊細に扱わなくてはならない俳優さんがいらっしゃいました。
焦ってはいけない!
でも、一歩づつ、それがわずか1cmであっても前に進めば、いつか結果はついてくるのです!
信じる者は救われます!!!
必ず!!!
「おまえの芝居はちゃんとやっているけどちっとも面白くない」と言われた私も、40年芝居続けたら何とかなったみたいです。笑笑
連休にキャラクター&シーンクラス開催です。
こちらも見学歓迎!!!
2026年
2月
28日
土
今月ももう終わり。そうそう2月は28日しかないんだ。なんだか焦る!!
今月のリピテションクラス。
みんなの写真に映った顔が面白過ぎます!
いや、冗談で言ってるのではなくこれこそ「生き生き」した表情!
こんな顔を芝居の中で見たいものです。
今日は「リピテションが出来るだけでは芝居は出来ない!」ことについて書いてみます。
別の稽古で、やはりマイズナーテクニックのレッスンをしている若手新人のコが「芝居ってリピテションだけじゃダメなんだな」としみじみ言ってたのが妙に頭にこびりついています。
まず、言いたい!
リピテションはただの基礎トレーニングの一つ!!!!芝居じゃない!!!
芝居は「物語」です。それなりに何重構造です。
例えば・・・「男女、好きなんだけど別れを告げるシーン」とします。
好きだから「好きと告白するシーン」ならわかりやすい。心の中にある「好き」という感情をそのままセリフに乗っければいいのです。
ところが「好き」なんだけど「別れる」というシーンだったら・・・
別れを切り出すにはなんだかの事情があるのです、もちろん。たとえば・・・実際には自分には奥さんがいる、それを黙ったまま気持ちを抑えられず付き合ってしまった、だとします。
そういう時に「役の人物の気持ちは何?」と聞かれて、よく新人さんは「いや、好きなんだけど、申し訳ないからもうやめないと・・・」などと答えます。
その分解の仕方は、頭が「考えて」いる説明なのです。
感情というのは、もっとシンプル。「好き」は「好き」、「嫌い」は「嫌い」なのです。2択オンリー!
上記の場合「好き」なのです。
だからまず俳優は、相手を「好き」と感じなければならないのです。
その上に、「別れなければならない。だって僕はもう結婚しているのだから・・・、あああ僕は彼女をだましてしまった」を重ねていくのです。
感情:好き
目的:別れる
です。
それを明確にしてセリフを行き来させると、頭で計算しないその場で相手を見て起こった感情が表現できます。
つまり「揺れる」のです。
この構造を身に付けるべきです。
で、リピテションの練習は、この「セリフを行き来させると、頭で計算しないその場で相手を見て起こった感情が表現できる」「揺れる」という事を身に付けるための訓練です。
芝居を全部作り上げるためには、そのうえで、キャラクターや台本の読解力、それを表現するための様々なハウツーを身に付けなければなりません。
エクササイズクラスの中で、よく説明に使う言葉ですが「リピテションは筋トレ」。
筋トレが出来て、いくら○○キロのバーベルがすいすい持ち上げられても、大谷翔平さんのようにホームランは打てない!
バットを持って球を打つ練習しろ!
ってことになります。
リピテションが出来ても(○○キロのバーベルは上げられても)、芝居は(ホームラン)は打てない、のです。
じゃ、野球の試合で大切なのは・・・「勝利」=「ホームラン」です。だって点取れないと勝てないもん。
芝居は、演技全体でお客様を感動させることが大切なのです!
3月のエクササイズクラス。
みなさん、手ぐすね引いて!エントリーをお待ちしております!!!
2026年
2月
06日
金
ショートシーンクラス、やりました!
先月、私自身がとある映画監督のワークショップを受け「やはり演技にも時代の流行りはある」などの、旬なオーディション事情を伺って、「とにかくポイント解説するぞーーーー」と前のめりに頑張りました。
今回は「台本当日渡しバージョン」です。
台本一冊読めるわけではない、つまり全体のストーリーはわからず、ペラ一枚をその場で渡されて演じる、というオーディションです。
その場で、台本のポイントをどう読み取るか・・・、今回は台本の中の「変化」をきちんと読み取り演じられること、をピックアップしてみました。
思う限り説明してみましたが、みんなに上手く伝わったか・・・
ただ、やっているうちに、やはりエクササイズクラスからキャラクター、シーンと進んでいくどの要素も削ることができない、と思うばかり・・・。
途中のみんなからのコメントで、、、
「○○のように読み取ったのでそうやってみたんですが・・・」柚「読み取りは間違ってない。でもそう見えないんだよ。」
この場合、もっと感情も身体もちゃんと表現ることが必要。エクササイズクラス!
「それは、私が間違ってるってことなんですか?」柚「いやいや、このペラ一枚だし、そもそも芝居は正解とか不正解とかではない。監督に要望されたらどう変えていけるかの問題」
この場合、いつも「正解」を求める気持ちがあって、それが自己表現を邪魔する・・・という可能背があり。シーンやってそれを習慣化する!勇気!
「なんか監督にコメントされたら、やってる最中にちゃんとできてるか気になって上手くいかなくなる」
演技をスタートしたら、そこにいるのは役の人物だけ。演技を心配している役者にならないこと!そのためには、スタートしたら相手に集中、考えない! ・・・失敗を恐れないことかな。いや、失敗に慣れること。これも習慣にすることと勇気!
などなど・・・
結局シーンクラスで言ってることが丸々やん!(笑)
芝居って「お客様」あってのものです。
ちょっと言葉の選び方は?ですが、見ている人が「つまんない、飽きた」と思ったらだめなのだと思います。
それはもちろん、「お客さんに媚びる」という意味でも「見せ方だけを上手になる」というのではありません。
人間の葛藤を描いている以上、相手と関わって何かが変わって最後を迎える。これがストーリーだと思います。
登場人物がずーっと同じ感情を持ち、なんの出来事も怒らないものをオーディションのシーンに持ってくるはずがないのです。
そもそも、台本というものが起承転結なのです。それをぎゅっと圧縮したと思った方がいいのかもしれません。
なんだか改めて、芝居って深いな・・・・、どこまでも道は続いているな・・・・と思った稽古でした。
俳優諸君、頑張りましょう!
3月エクササイズクラス、絶賛募集中です!!!
※2/24にリピテションクラスあり、見学歓迎! しっかり自分の目で見て自分のレッスンを決めましょう!!!
追伸
普段はほとんどやらないんだけど、「それをやりたいなら、こういう風やったらどう?」という、昔からの「やって見せる」ことを、今回はちょっとやりました。
オーディション対応ならでは・・・かな。
こうすれば、もっとやりたいことがお客様に伝わるんじゃない?という方法かと・・・。
なんだけど、このシーンはチャラい男が、行き遅れて結婚を焦っている年増女に自分の嘘を誤魔化すシーン。
実行委員曰く
「柚木さんが一番 スケコマシ てる」
だって。
・・・・無言
2026年
1月
16日
金
2026最初のリピテションクラスです。
今年も粛々と前進!です。
このリピテションを基本としたマイズナーテクニックも、他のどういう練習方法も魔法のようにすぐに結果が出るというものではないと思います。
「やってもやっても変わらない」と焦る気持ちもとてもとてもよく理解できます。
でも、気が付いたら少しづつ少しづつ変わっていくものだと思います。
今回も、昨年最後にダッシュして頑張った方々が息切れして「なんかエンジンがかからなくて・・・」などという、ちょっとした燃え尽き症候群も見られました。
俳優のみなさん、休憩もとりながら自分のペースでキープゴーイング!です!
今回は、リピテションの後ちょっとしたシアターゲーム的なエクササイズをやりました。
なんせワークショップだけの団体なので、このリピテションという基礎をどう芝居に生かしていくか・・・。
文字通り「わからないから焦る」ことも多いと思います。とりわけ演技経験の少ない新人さんたちは。
そのため、なんとか工夫して一日も早くいい演技を手に入れていい仕事をゲットしていただきたいと思っています。
今年もファイト!
自分で自分に言い聞かせています、「止めないなら前に進むしかない!」
早速3月にはエクササイズクラスをやります!
興味をお持ちの方ぜひ一度!
2025年
12月
31日
水
2025年、最後のリピテションクラスです。
前回のディープ1エクササイズクラスが終わったばかりの人や、久々のベテラン陣が揃いました。
もう、何も書くことはございません!
「開いている」「オープンしている」彼らの生き生きした表情をたっぷり見てやってください。
※顔出しNGで、出せない表情があるのがホントに悔しい!(笑)
一日も早くその人たちの顔・身体からあふれすエネルギー、舞台の上や画面の中に登場して欲しいです。
そして、今年もあと数時間。早いものです。
今年もワークショップを続けられたことには感謝しかありません。
皆さま、ありがとうございました。
来年も日本が平和で、努力して一皮も二皮も向けた役者さんがたくさん活躍できることを祈っております。
よいお年をお迎えください。
来年も、前進あるのみ!!!
2025年
12月
31日
水
アクターズワークスの今年最後のメインワークショップはディープ1エクササイズクラスでした。
まあ、それはそれは・・・濃厚な4日間でした。
こちらのレッスンの方向性などはその都度書かせていただいているので、今回は今年の〆として、「開いている状態 オープンした状態」について久々に書かせていただきます。
「開いている状態 オープンした状態」
は、なじみのある人とない人に分かれると思います。
これは何?
ウチのクラスでは「相手の感情を感じ取れ、自分の本当に感じている感情を相手に伝えられる状態」と規定しています。
重ねて・・・何それ?
つまり、芝居の台本において例えばメンズが好きな女子に告白する場面では、
まず、彼女を呼び出して対面する・・・両者「緊張」などの感情があります。
男性:そりゃまあ、想像に難くない。フラれるかもしれない・・・。ダメになったら友達でもいられないかも・・・。Etc
女性:自分も相手を好きだったりしたら「期待」「喜び」からの、相手の緊張感を受けて「緊張」「もし私の勘違いだったら・・・不安」など。
全然気にしてなかったら・・・最初は「何だろう?」くらいの状態が相手の緊張感を受けて変化していく。
これが感情の動きになります。
役者はまず、好きでもない相手を「好き」という感情を持ち込まなければならない。
設定を信じられることがお仕事になります。
いやいや、相手役は全然好みのタイプじゃないから無理!とか、自分はやってるつもりでも端から見たら「全然ドキドキしないじゃん!」みたいになったら、お仕事できていないワケです。
次に、相手の緊張感を感じ取ってこっちも「緊張する」とかが出来なくては、いわゆる一人で芝居してることになります。
これらを解消するためには「開いている状態 オープンした状態」を手に入れることが必要になります。
これ、実は結構大変。
人間は自分の都合のいい感情は感じ取りますが、そうではないものは排除します。
生きていくための知恵・・・みたいなものです。
親が子供を心配して色々助言する。これは愛情の表れです。だから子供は「いいコ」になろうとします。
もちろん、それで社会の中で生きていけるようになるのですが、本当の感情は「ウザい」とか「めんどくさい」などが潜んでいることがあります。
それは、自分にとって表現してはいけない感情であり生きていくためには不都合な感情なのです。
多くの人にはこの自覚はありません。
エクササイズクラスでなんとなく気づき、ディープ1エクササイズクラスではそれを白日の下にさらさなければなりません。
俳優はとても辛くしんどいことに対面し続ける4日間になります。
そして、隠し続けた「怒り」やら「悲しみ」やら「チャラい気持ち」などを出し切るまでやり続けます。
そうでないと「開いている状態 オープンした状態」にはなれないからです。
なんとも難儀な仕事です、役者って。
でも、それをやり遂げると本当に「生き生き」します。
その魅力を手に入れた役者さんたちをたくさん見てきていると、やはりやらずにはいられない・・・(笑)
年末に、みんな頑張ってくださいました。
どうぞ雄志の姿を見てやってください!!!
2025年
12月
13日
土
アップ、遅くなってしまいました。申し訳ございません。
今月初め、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
私は、こんなことを延々長々と・・・20年以上やってますが、芝居って本当に終わりのない芸ですね。
大変だけど、だから面白い。
ホントに小さな一歩一歩を歩んでくださっている人を見ていると感動します。
このレッスンのしくみなんかは、いつもいつも書いているので今回は少し違う視点で書いてみます。
稽古をしていると、「コレ、演技指導の問題か?」という所にたどり着くことがあります。
いや、これは演技だけでなくどんな仕事にも言えることと思いますが・・・。
色々わかっているのに上手くいかない・・・人。
なんか、一人で焦っていて、ちゃんとやれば出来るのに・・・とか、こないだは出来たのに・・・と思える人。
これはもう、他人の目を気にする・・・。「出来る人」でありたい・・・。
この気持ちが強く、それが無意識にその人を支配している以外考えられない。
「本当に自分がこう演じたい」という気持ちより「演出家がこうして欲しい」と思っているはず!だと無意識にオートマチックに思っている。
だからどうしたらいいのか、わけがわからなくなって自分から迷宮へ入っていく。
演技で説明するとわかりにくいかもしれないが、例えば化粧品のセールスとかで、マニュアルにハマって、ホントに目の前の人とコミュニケーションが取れない人とか・・・いません?
あんな感じに似てると思います。
そのお化粧品を勧めるなら、まず目の前のお客様と「話」ができること、そしてその後は自分がその化粧品をホントに好きで理解していること・・・ではないでしょうか?
まず「売らなきゃ」とか「ノルマ果たしてない」とか、「こういう風にしゃべらなきゃ」があったら、上手くいかないと思います。
これと同じではないかと思っています。
そりゃ仕事ですから・・・自分の好きな役が出来るわけではないけど、与えられた役を深く考察して(キャラクタークラスで特化してやります)、その役の人物に共感する。そして「だったら自分はこう演じてみたい」という気持ち!
私はこれが一番大切かな・・・と思っています。
だって、我々は「表現者」なのですから。
演出家の言う通り、何度も同じことをするなら、それこそAIでいいんじゃね?
私たちは心がある人間なのですから・・・!!!
この事は、せっかく身に付けた「演技」の技術を宝の持ち腐れにしてしまうと思います。
ちゃんと身に付けた通りにやれば、完璧じゃなくても一つ一つ階段を上がっていけるのに・・・。途中で「あ、アタシ、これでいいのかしら、上手くいっているのかしら」なんてオートマチック衝動が起こって、振り出しに戻り、いつまでもどこにも行きつけない。。。
ぜひぜひ、一度落ち着いて、自分がこれまでやってきたことを振り返って自分を信じていただければ・・・と切に思います。
「自分が本当にどうしたいか」
これを探れる稽古が、この後予定している「ディープ1エクササイズクラス」です。
うふふふふ・・・・
実は、私自身が一番苦しんだのもコレ、「自分が本当にどうしたいか」なのです。
ぜひ少しでも多くの人にいい結果を手に入れていただき、いい仕事を
して欲しいです!
今年の〆!
頑張りマス!
参加俳優の諸君!走るよぉ~~~~
見学歓迎!
2025年
11月
17日
月
もう、先月になってしまいましたが、
数年ぶりにリレーションクラス開催出来ました。
アップが遅くなって申し訳ございません。
リレーション・・・人間関係 それを作る練習です。
劇の設定は親子・夫婦・恋人など、親密というか関係の濃い設定がたくさん出てきます。
我々俳優は、ついつい「恋人」=仲良し、ラブラブ・・・・とか、頭のインプットが邪魔することが多々あります。
だけど現実は・・・
恋人と一言に言っても、愛しい気持ちになったり、可愛さ余って憎さ百倍!ってことも。
養成所とかのレッスンに行くと、どうもケンカするシーンの方が難しいようです。
「恋人なんだから、こんなケンカ出来ない」とか、真顔でいう人もいました。
ケンカするよ、コンビと何だから!って思いません?
ちょっと引いて考えるとそうなんですが、これが芝居をする大変さです。
また、特に映像の場合ですが「今日、柚木さんの旦那さん役のAさんです。」と紹介され、先方は関係を作ろうとか、一生懸命話しかけてくれるのですが、話しかけられれば話しかけられるほどアタシの心は離れていく・・・ヤバい!
これは私の昔の実体験です。(笑)
愛しかろうと、ウザかろうと、彼氏は彼氏!母親は母親・・・
どうにかしてこれを認めたいですね。
ウチのリレーション、そんな稽古でした。
今回も爆笑シーン連発!
自分の彼女が怪しい投資をやってることがわかって、イラっとするのですが、彼女役の女子に後ろから抱きしめられたら、一瞬で・・・落ちた!(笑)
あ~あ、このカップル結婚できんわ!!!
何するの??? そこは文章では上手く説明できませんが・・・うふふ
来年もエクササイズクラス、おそらく3月ごろには開催したいと思っています。ご興味がわいたらぜひぜひ!
只今、キャラクター&シーンクラスリスト絶賛開催中!見学歓迎!
2025年
10月
04日
土
猛暑からのエクササイズクラスが終了しました。
インフルエンザやらコロナまで、なぜかこの時期に流行って・・・、みんな体調が心配されましたが、無事乗り切りました。
今回は、またあの話・・・
「別のレッスンでパワハラを受けた」というコの参加が・・・!
全く、この期に及んでまだそんなことやってるヤツがいるのか!!!!
自分より若い、まだまだ何も知らない真っ白な20歳やそこらの新人に「バカ」だの「全然ダメ」だの見下して・・・自分が偉くなった気でもするんだろうか?何が面白いんだろう。全く理解できない。
オープンなワークショップの中でそのコを特別視することはないのだが、実行委員全員に共有して気を付けて見ていた。
パワハラをやるヤツはソイツが悪い!絶対!
ただ、我々役者は、交通事故のようにそういう目に合うことは、まだまだあるだろう。
だからこそ、強く言ったのは「自分の役者としての価値観をしっかり確立すること」。
そんな輩に、自分の人生を左右させないように・・・。
私はそのためにクラスを続け、その最初の一歩がこのエクササイズクラスをやっている。
まずは、自分自身が本当にどういうやつかを知って魅力的に生き生きすること!
それが、表現者の第一歩だと思う。
今回は、いいコ、良き社会人の集まりだった。
「先輩や演出家の意見に一喜一憂して、もう、私、どうしていいかわからない」
「なんか、声がちいさいと言われる。なんでかわからない」「大げさだと思われるのが怖い」
などが、アンケートで出ていた。
役者あるあるだ。誰でもそんな記憶がおありだろう。
レッスンが進むにつれ、日一日とその人の本当の顔、表情が表れてきて、本当に面白かった。
そのパワハラに傷ついた若いコは、自分自身では「エネルギーが少ないのが悩み」だと言っていたが・・・
最後にはオジサン相手のリピテションで、鼻の下を伸ばして近づいてくるのを一瞥で瞬殺、それでもニヤけている顔を見て「チョロい」と一言。オジサンは全然近づけない。
もう場内大爆笑!
ったく、どの口で「エネルギーが少ない」って言っていたのか・・・(笑笑)
最後のシェアでは、他の人がどんどん魅力的になっていくのを見て、自分も毎日楽しくて幸せだった・・・と。
色々な人の評価に一喜一憂してた役者さんは、女子ですが、オープンしたら「姉御」を通り過ぎて「オヤジ」の域に達していた。
女の子相手に「かわいい」を連発。年上美人にはまるで推し活してる女子が初めて推しに会って狂喜乱舞みたいな・・・(笑)もううるさいうるさい・・・
最終日にはまるで「極道の妻」のような迫力で風を切って歩いていた。(笑)
みんな抜群に素敵だった。
そうやって、まずは自分の表現体を明確にして行って、台本に臨んでいく。
「正解探し」でなく、自分の表現を持って演出家に対峙できるように俳優としての自分を磨いていって欲しい。
みなさん、俳優は表現者なのです。
表現・・・表に現す!
何を?
自分の役をもらって台本を読んで、「ああ!こんな風に演じてみたい!」
という気持ち。これを自分でどう体現できるか!
これがスタートだし、これがなかったら役者をやるのは面白くもなんともない!!!
そこから、役のキャラクター、台本の読解と進めて行って、「生き生きと演じる」
お客様もそんな役者に拍手をくれるのだと思います。
さあ、稽古しよう!!!
俳優として生き生きしているために・・・!
2025年
9月
13日
土
エクササイズクラス前のリピテションクラス。
次回に再受講する方々もいらっしゃいました。
じっくりと感じるのは、やっぱり「継続は力」
あんなに苦労した人が、こんなパフォーマンスを・・・!と思うと、もうウルウルしてしまう。
そして、やはり、ある程度出来るようになったら、「感情」というものはとてもシンプルなものだと・・・。
好きは好き だし、怒りは怒り。それ以外ではない。
それが自覚できると、相手との交流がすごく楽になるし、深くなる。
今回のリピテションで、
Aが相手の膝に足を乗っける。
Bはそれを嫌がってやり返す。
Aはかわす。まるで自分の方が運動神経がいいと自慢するように・・・。
B意地になっていたが、やがてまんざらでもなくちょっと楽しくなる
という交流が起こっていた。
感情的には
A 面白い
B むかつく
Aさらに楽しい
B むかつく、からの楽しい
ただそれだけ。(笑)
いやいや、膝にのっけてどうの・・・って、全く劇的ではない、なんことっちゃない友達同士の戯れ。そんなことが芝居に何の関係がある!と思われるかもしれないが、これが面白い!
こんなことでも、二人が本当にその時相手を感じ取りあっていたら、見ていて最高に面白い。飽きない。
大それた不倫ドラマも、国家存亡の政治ドラマもすべてはここから!
いよいよ来週からエクササイズクラススタート!
ご興味のある方は見学歓迎です!
2025年
9月
08日
月
久々にショートシーンクラスが出来ました。
オーディション対応・・・ということで、オーディション形式でやりました。
個々の俳優さんには色々あるのですが、コメントとしては結局いつもシーンクラスで言ってる事に集約してしまいました。
「セリフ」をいかに自分の「言葉」に落とし込んでこられるか・・・。
「(役として)セリフを言いたくないのに言ってる」
「相手と交流が出来ていない・・・相手を見られて、感じとれていない」
「相手のセリフを初めて聞けていない」
エトセトラエトセトラ
もう、ここからこのA4一枚で10日間のシーンクラス出来るぞぉおおお!
役者がオーディションを受けた時のあるある、「稽古場では出来てるのに・・・」とか「こないだの舞台ではあんなに良かったのに」とか言われる状態なのだな・・・と感じた。
舞台もワークショップなどの稽古場では何回か練習期間があるし、安全な場所になっている。
オーディションでは、そこで身に付けたものを失敗を恐れずにチャレンジをかける!
この精神を忘れない!!!という事ではないかと思う。
稽古場で60点の実力だったとする。それがオーディションでは失敗を恐れて50点とか40点の演技を自らやってしまっている。
そんな気がする。
例えば「行かないで」というセリフで、本当に相手をここにとどめて置きたいという設定なら、本来はその場で相手を感じ取ってその一言で相手をここにとどめられるセリフを相手に投げかける。そして(設定によるが)腕をつかむとか、回り込んで立ちふさがる・・・とかの動き、いうことになる。
それを、つい習慣的に、段取りで強めの語気でそこに立ったままセリフ言う・・・みたいな・・・。
もっとリスクを背負えーーーーー!と言いたい。
なんでこんな嫌な事言うか、、、
アタシの人生振り返って自分の失敗例を根限り伝えておきたいからです!!!
前任者の経験を肥やしにして乗り越えてください、お願いだからぁーーーー
今回、ちょっと私がしゃべっているところの動画をのっけてみました。
上記に書いたように、台本が「セリフ」なのでつい「どう台詞を言うか」になってしまう・・・という事案について、説明してます。
ちょっとわかってもらえると嬉しいです。
※写真、写真NGの人が多くて・・・💦一組だけアップしました。
2025年
7月
27日
日
先日、リピテションクラス終わりました。
超久々の方も参加してくれました!
で、今回はちょっと違った観点からコメントを・・・。
当アクターズワークスでは、どのクラスでも一番最初に「疑問・質問・言い分、なんでもどうぞ」みたいなシェアの時間がある。
この時間で、今回
「演技に事とは関係ないんだけど、最近のハラスメントのことで、後輩との接し方に苦労しているんですが・・・」
と。
あらら・・・
もちろん本来、そういうコーナーではなく、「緊張してます」とか、「次回の舞台の稽古で演出家に○○のようなダメだしされたのですが・・・」など、演技についてなのですが・・・。
でもでもでも・・・・
で、私の回答。
「○○くんの個人的事情は、ま、個人で解決していただくとして・・・」と前置きしたうえでですが。
いろいろなハラスメントがあるけれど、それが起きる大きな要因の一つに「相手を見ていない」ということがあると思う。「見る」というのは世間的には「相手の状況を理解する」ということになるのだが、こちらでいうと「相手を感じ取る」ことに繋がっている。
ハラスメントを行う時の人間は、自分の意見・言い分ばかりを優先しているのではないか。
パワハラやモラハラでは「自分は正しい」「自分は正義だ」とか・・・。
確かに正しいかもしれないが、相手の言い分は?都合は?気持ちは?
それをわかったうえで、あえてその自分の意見を言うなら、それは議論になっていくだろうが、相手を無視して強行すればハラスメントになっていくのでは・・・。
ここで、ウチで練習しているリピテションというのは「相手が何を感じているか」を感じ取ることの練習なのだ!
現実社会でもそうだが、演技はもっともと一方通行にならないことが重要なのだ。
私は別にクラスで人生相談しているわけではない。
そんな偉くもないし・・・。
ただ、本当に「演じる」とは「人間」を理解していくことにほかならない。そう考えると、どんな人のどんな言動も大事な教材なのだ!
「ハラスメント」が描かれている場面で、自分の役がパワハラをやっちゃう人の役だったら、どう演じるか・・・。
相手を自分の力でねじ伏せるようにセリフが言えたら、もしかしたら素晴らしい場面になるかも。
そして、その役の人物が「ハラスメント」を行ってしまうに至る状況とは・・・どんな背景があるのだろうか!
役者にとっては「人生」そのものが「教材」ですね!!!
いやー、やっぱり人間は面白い!いとおしい!
そのスタートであるエクササイズクラス。
次回は9月です!
ご興味ある方々、ぜひぜひご一報ください!!
2025年
7月
15日
火
先日、無事キャラクター&シーンが終わりました。
今年になって、エクササイズクラスにたくさんの方々が応募してくれて、そして次々とレッスンに応募してくれ、連続しての開催になりました。ありがたいことです。
今回は、前回キャラクタークラスにいらっしゃった方が直行でシーンへ!という方々で、シーンがたくさんあった。
今回は、「台本の主題」と「俳優の演技」関連について書こうと思う。
主題・・・テーマ・・・作り手(作家・演出家)がお客様に伝えたいこと。
マイズナーテクニックっていったら感情表現ばかりフューチャーされるが、私が初めてこのレッスンを受けた時に感動したのは、このキャラクター作りと台本の読み込みの圧倒的な「理論」だった。
今では、俳優のための演技論もたくさん紹介されているのだが、なんせ昭和~平成前半だったからねぇ。
演出の先生にダメだしされて「どうしたらいいんですか?」と質問したら、「盗め」と言われた。ダメダメだったアタシはどうしたらいいのよ!!!!って気持ち。
確かにその感性も必要なのはわかるが・・・。
テーマ「台本の主題」とは・・・
例えば鬼滅の刃。
(私、いくつかしかみないアニメの一つで、結構好きなの・・・うふふ)
大正時代。「鬼」が出てきて、剣士たちが人間を鬼から守る・・・というストーリー。
これを見て・・・っていうか、初めて見た時がなんせコロナ禍だったから、主役の少年・炭治郎が「あきらめるなーーー」と叫んで頑張る姿はを見てオバサンも、「う、アタシも生きなければ・・・」なんて思ったのですよ。(笑)
見ている人が「自分も頑張らないと」と思える。
これが「テーマ」
役者は自分の役をやる時に、それに従って「役作り」をやる・・・ということみんなよくわかってると思う。
それは、自分の役の背景を理解すること。
役の背景とは・・・
この役が、こうなる理由。
例えば炭治郎。
山で炭焼きをしてのどかに暮らしていたが、家族全員を鬼に殺され、妹も鬼にされてしまう。
見てる人が「そりゃあ、鬼をせん滅しようと思うよね」と納得!
鬼側も・・・。
例えば「遊郭編」というのに出てきた鬼。
貧乏で醜くて人から蔑まれて、ただ一人の肉親・妹を惨殺される。大正という貧富の差が激しい時代で人として扱われなかった過去が描かれる。
「そうか・・・。そんな人生だったら、もしかしたら僕も・・・」
これが役の背景。
役者はこれを読み取る必要がある。
これらは説明のために解かりやすい「鬼滅の刃」にしたけど、もっともっと読み取りが複雑なものもある。どんな台本でも、俳優は自分の役の背景を理解・共感するのがマスト!
「俳優の演技」関連
で、今回言いたいのは・・・「テーマ」を表現するように演じる。
「100通りの演じ方がある」とよく言われる。
じゃ、その100通りから、それを選ぶのよ???という話。
炭治郎の同期で実弥というのがいる。
炭治郎くんほど強くないので、炭治郎に反発しているし、鬼を食って怪我がすぐ治る体にして戦う・・・という禁じ手まで使う。
そして、炭治郎は正義の味方っぽいけど、実弥は性格の悪いし、根性の曲がったてコンプレックス強い。
青春ドラマとかでもよくあるパターン。
自分がこんな役であれば、その背景(実弥も、家族を鬼に殺されるという背景。)を作るだけでなく、この役が「テーマ」を表現するために必要なことは・・・?
お客様は「あきらめるな」のために、「鬼まで食った!スゴイ!自分も・・・」とはならないだろう。(笑)
ポイントは、戦いの中で反発していた炭治郎と協力し始めて一緒に鬼をやっつけること!その気持ちの変化。
「鬼を食う」のも炭治郎に反発するのも、自分が「弱い」というコンプレックス。
実際の鬼との闘いが始まって、一人ではなくチームで戦うことを身につけて行く。その過程をきちんと演じることが、テーマを表現することになる。
で、お客に納得してもらえるのはキレイごとではなく鬼との闘いはすさまじいもので、自分のちっぽけなコンプレックスなど言ってる場合じゃない!そんなことしてたらこっちが全滅!という「闘い」をきちんと描くこと。
このポイントを理解して演ずることができればお客様も「ああ、そうだよな、僕だって大した人間じゃない。コンプレックスにだらけで・・・。炭治郎にはなれないけど、『あきらめないーーー』」と思ってもらえることだろう。
そして、剣士の中にはいろいろな人がいて、みんなで闘っている・・・ことを描ければ、作品に厚みが出る。
お客様は「これ、面白い!」と思ってくれることだろう。
ちょっと例題に「鬼滅の刃」ってどうよ!とも思うのですが、色んな方がたにわかりやすく・・と思ってつい💦
たとえば、戦争物でもそのテーマが「戦争の悲惨さ、二度とこんなことを起こしてはいけない」なのか、「こんな参事があっても強く生きていく人間のたくましさ」なのか違うと思う。
その中で、自分の与えられた「役」をいかに客観的に読み取れるか・・・。
で、その役を、ちょっと軽い感じで演じるのか、重厚に演じるのか・・・どっちがより「テーマ」に生かせるのか・・・。
マイズナーテクニックは、私にそれを教えてくれました。
次回、エクササイズクラスは9月後半。
まもなく募集開始!
みんな、ファイト!!!!
2025年
5月
29日
木
先日、やっとキャラクター&シーンクラス終了しました。
大人数のエクササイズクラスからの、その参加者の方々が大量参加しまして・・・定員増加し、日程を一日増やし、時間も大幅に伸ばしてやっと終了いたしました。
って、それはいいんですが・・・
途中、5月なのに30度越えが3日ほど・・・自律神経のか弱いワタクシはめまいするやら胃腸不良やらで、コロナ後初めて東京でタクシーに乗ったとさ。。。
もう!!!いい加減にしてぇ~~~!
誰が悪いのぉ~~~~!
今年も猛暑のようで・・・皆様、お体にお気を付けて・・・。
キャラクタークラスは、お馴染みの丸ごと個人情報の身内のキャラクターを取材する激ハードバージョン。
これも、レッスン当初から新国立劇場研究所時代でも、何人も何人もいらっしゃる
「柚木さん、俺、親に役者反対されて、10年くらい音信不通なんですけど・・・」
という人たち。(笑)
それでも言います!
「ダメ、取材して!」
今回も、若干名いらっしゃいましたよ!
昔ですが・・・こういう方いらっしゃました。
親へ取材を悩みに悩んで決断できず、時間ばかりが経って、もう切羽詰まって、キャラクターチャートという取材のシートを黙ってFAXで父親あてに送り付けたら、数日後、深夜バイトから帰ったら家のFAXが巻物のごとく回答が来ていた・・・。
もうびっくり!と言ってましたが、やはり、どんなことであれ子供が自分に興味を持ってくれるなんて、嬉しくない親はほとんどいないのですヨ。
今回もそのパターンの方が・・・って、今はラインですけどね。(笑)
稽古が始まって、私に背中を押されてラインで情報を送ったら2日くらいか後、稽古場で
「返信、来ましたぁ~」
と発言。
稽古場全員、拍手!(笑)
ここで興味深いのは、子供は家庭での親はよく知っているけれど、親御さんがサラリーマンなど外で働いている場合、その時の顔を全く知らないことが多いということ。
家の中では威張っていても、会社では腰も低く、下手な冗談を言いまくっているとか・・・
その役の人物像は、外の世界の方が本人らしかったりもしますよね。
その役者さんは
「外の情報を初めて知ったので、色々、最終の『この人の人生で大変だったこと』のチョイスが全く変わってしまう」
と言いました。
家の中の仏頂面も、何とか職場でのあれこれの大変さを家庭に持ち込まないよう、一生懸命だったりするのです。
そこを体験できたのが素晴らしい!!!!
台本の人物も、そのお話が会社でのストーリーであっても必ず別の顔があることを忘れないようにしてくださいね。
シーンクラスでは、私もなるほど・・・と思わされる出来ごとが・・・。
その役者さんのシーンがどうしてもうまくいかず、私もそのコも理由がわからなかった。
リピテションは上手くいっている人なのに・・・
「もう、どうしていいかわからない・・・」
と言われ、私も困り果てて・・・。こっちも苦しくなり・・・。
で、最後の最後で
「私は体育会系育ちで、劇団も上下関係キビシイ完全昭和状態だった。とにかく怒られないように・・・。台本に「怒る」と書いてれば怒れるように・・・。演出家に嫌われないように過ごしてきた。ここではそんなことは必要ないとわかっていても、無意識にそうは出来なかった」
と話してくれた。
あのド激しいエクササイズクラス、ひっくり返りそうなダメージのキャラクタークラス、それを超えて、ここまで来てそんなことあるんだ!!!
ちょっと、愕然とした。
それほどまでに習慣って大きいんだ!!!
もちろん、「この稽古場は安全だ」とわかっていても現場ではなかなか・・・という事は多々ある。
演出家によってタイプは様々だし、なにより、作品作りというのは本番まで時間制限があるので、そりゃ「出来」ないと困るさ。そのプレッシャーに耐え、たくさんのスタッフや共演者の目の中で演じつ行かなくてはならないのだから。
とにかく、それを発見してからのそのコの演技ののびのびした感じは、忘れられない。
みなさん、まずは自分が本をちゃんと読んで、きちんと自分で練習したうえで「私はこう表現したいんだ!」ということを、勇気をもってやりましょう!!!!
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!!!
ですよ。
ファイト!!!!
================================
フォトギャラリー キャラクターチーム
================================
フォトギャラリー シーンチーム
2025年
4月
17日
木
先日エクササイズクラスが終わった。
久々の大人数!(何が起こったの???笑)
連休明けから、キャラクター&シーンクラスが始まるのだが、こちらも早々定員に達しその調整が大変だったのでブログが遅くなってしまった。
エクササイズクラスの内容とかに関しては、これまでもその都度書いてきたので、ちょっと置いといて…今回はちょっとした自
ウチのレッスンは、毎回、最終日にシェアして、一人一人「自分の課題はどうだったかクリアで
その時に、なんと2人から同じことを言われた。
「柚木さんの事は、信用できる。さらけ出しても安心だと思えた・・・!」
きゃー! ⤴⤴⤴(上がる、上がる、上がる!)
私は、実は相当なテレ屋だ。いやいや、プライドが高いだけなんだけれ
とは言え、ハラスメント問題が取り沙汰されている昨今、ト
「これってハラスメントになるの?ならないの?」
その挙句、ブラック企業ならぬホワイトすぎる企業が登場し、若者
どないせぇっちゅうねん!!!!
おじさんとおばさんはため息しかない。苦笑
演劇を活用して、こういうコミュニケーション問題を打開していく
結局は、お互いの信頼関係が構築できるかどうか…と言うところに
私の師匠、キャリーさんに言われたことがある。
人は自分を信用しなければ、絶対に自分の言う事は聞かない。俳優
ずるい言葉かもしれないが、やはりここに尽きると思う。
このエクササイズクラスのトレーニングは、まだ台本を扱わない。エクササイズクラスの中で「役」になることはない。
だからこそ、とてもプライベート内容になる。
よりセンシティブに・・・。
ある「感情」「衝動」を表現できない状態は、子供のころからの長い間の「習慣」の積み重ねなのだ。
例えば、最近のワカモノに特にみられる特徴だと思うが、「はみ出さないようにする」
仲間からはみ出すことをとても恐れる。
妙に仲良しなのだ・・・
イジメが陰湿になり激しくなっていると聞く。SNSの影響が大きいようだ・・・
その結果、自分が感じていることがストレートに言えない。
それが積もり積もって「怒り」になっていたりする。それに気づかず、感情が出せない。
この社会的問題はちょっと置いとして、俳優としてはそういうことの積み重ねが、その人の俳優としての言葉を空虚なものにし、ひいては存在感を希薄にしている。
そこに立ち向かうレッスンだ。
このレッスン期間は、心はとてももろくなり不安になったりする。
社会を生きているために手に入れた鎧を脱いだ状態だからだ。
そんな中で自分をわかってくれる人がいる…それは大きな力だ。
そう思ってくれたから、信頼してもらえたようだ。良かった。
いや、その結果、いい役者になってもらえたら・・・
昭和のおばさんにできることだったら、できる限りやるよ!
だから、1人でも多く、まっとうな方法で(早く日本はオーディシ
私も負けないぞ!頑張ろうっ・・・と。
で、連休後のキャンペーン&シーンクラスも引き続き大人数。キャンセル待ちまで出ている。
嬉しい限りだが、こっちも責任重大!
さあ、みんな、今度は頭・脳みそを戻して、しっかり調べて考えて・・・!
芝居、やるぞーーーーー!!!
2025年
2月
27日
木
急日程のキャラクター&シーンクラス終了。
なんか、私、いつもバタバタしている。
今回は、何度も出ている人と初シーン組に別れていて、私としても発見が多かった。
まずは、何度も参加のメンバー
本当に成長が止まってて、、、笑 (これを読んだら怒ってるかも…笑)
でも今回、何かを突破した!
そんな時、人は理屈じゃない。顔付きや言葉の端々が変わる。内側から何かが滲み出してくる。
ああ、苦しかったんだろうな。。。
嬉しい
私は、心からほっとする
こっちの言い分だけど、苦しんでいる役者相手に「違う」と言い続けるのは、楽じゃないのよ、、、
私も役者なので相手の気持ちは分かりすぎて、、、
俳優が直面する壁は10人いれば10通り。こっちは「え?!ここで止まるの???マジか!なんでよ!」となるのだが、その俳優の個性、環境(つまり、どういう仕事やレッスンを受けていて、普段何を言われているか…)。もう千差万別。最終的には本人が見つけ出すしかない。私はその手伝いしかできない。
「待つ」のみ!
とにかく、スキルを手に入れて現場に羽ばたいてくれる事を願うのみ!
で、新人チームですが、、、
二つに分かれる。
すでに現場経験や、色々なレッスンを経ている人は、もう何が課題か…ぶっちゃけ言えば、今までどんなダメ出しされて来たかわかっている。
それを克服したくて来ているのだ。
だけどね、頭ではわかっているけど、これが中々出来ないのよねー 笑笑
ほぼエクササイズクラス的な要因の場合が多い。
こういう役者さんは、それを乗り越えれば、芝居の経験はあるのでスラっと成長する。
打ち上げでは、自分で納得いくまで出来なかったのだろう「もう、何が何だかわからない!」と落ち込んで、先輩メンバーに「僕もそうだった」話を聞かせてもらっていた。
頑張れ!頑張れ!乗り越えろ!!!
それを超えたら新しい美しい草原がキミを迎えてくれるのだ!!!
そして、演技も新人さん。
こちらは、何をやっているか終着駅をミッシングしていた。
エクササイズクラスでは、普段表現できなくなっている衝動・感情を…。
キャラクタークラスでは、人には誰もかれも歴史がありドラマがあることを学習する。台本の中に出てくる役はなぜそんなことになっちゃっているのか、なぜそういうことをやるのか…その理由と共感し演られるように学習する。
その積み重ねの上でのシーンクラス。
ところが、その日その日の私のコメントで、それだけにとらわれ、結局表面的な結果になってしまった。
例えば、ある時は深い感情が表現できて、「よかった」となって、「でも、キャラクターが、なんかいい子過ぎるよね」みたいになったとしたら、次回はキャラクターいいのだけれど全然切なくないじゃん!!!…という感じ。
これも舞台の稽古場なんかではあるあるだ。
「一個だけできればいいってもんじゃない!」(笑)
そして、役者はつい無難な演技をする。演出家にダメ出しをされない演技を・・・・
つまんないじゃん!!!
まず、自分を表現しないと・・・
誰がやってもいいっていう演技になっちゃうよ。
奇をてらって…ではない。丁寧に積み上げてこそお客様に感動してもらえると、私は思っている。
頑張れ、ワカモノ!!!
いつもよりももっともっと怒涛のキャラクター&シーンクラスだった。
でも、やっぱり「芝居は面白い!!!!」
みんな、懲りずにまたやろうぜ!
次回キャラクター&シーンクラスは連休明けの予定!
レッスンに興味を持っている俳優の方々、ぜひ一緒にやりましょう!
エクササイズクラスは3/24からです。
まだまだ定員空いてます!(笑)
急日程のキャラクター&シーンクラス終了。
なんか、私、いつもバタバタしている。
今回は、何度も出ている人と初シーン組に別れていて、私としても発見が多かった。
まずは、何度も参加のメンバー
本当に成長が止まってて、、、笑 (これを読んだら怒ってるかも…笑)
でも今回、何かを突破した!
そんな時、人は理屈じゃない。顔付きや言葉の端々が変わる。内側から何かが滲み出してくる。
ああ、苦しかったんだろうな。。。
嬉しい
私は、心からほっとする
こっちの言い分だけど、苦しんでいる役者相手に「違う」と言い続けるのは、楽じゃないのよ、、、
私も役者なので相手の気持ちは分かりすぎて、、、
俳優が直面する壁は10人いれば10通り。こっちは「え?!ここで止まるの???マジか!なんでよ!」となるのだが、その俳優の個性、環境(つまり、どういう仕事やレッスンを受けていて、普段何を言われているか…)。もう千差万別。最終的には本人が見つけ出すしかない。私はその手伝いしかできない。
「待つ」のみ!
とにかく、スキルを手に入れて現場に羽ばたいてくれる事を願うのみ!
で、新人チームですが、、、
二つに分かれる。
すでに現場経験や、色々なレッスンを経ている人は、もう何が課題か…ぶっちゃけ言えば、今までどんなダメ出しされて来たかわかっている。
それを克服したくて来ているのだ。
だけどね、頭ではわかっているけど、これが中々出来ないのよねー 笑笑
ほぼエクササイズクラス的な要因の場合が多い。
こういう役者さんは、それを乗り越えれば、芝居の経験はあるのでスラっと成長する。
打ち上げでは、自分で納得いくまで出来なかったのだろう「もう、何が何だかわからない!」と落ち込んで、先輩メンバーに「僕もそうだった」話を聞かせてもらっていた。
頑張れ!頑張れ!乗り越えろ!!!
それを超えたら新しい美しい草原がキミを迎えてくれるのだ!!!
演技も新人さん。
こちらは、何をやっているか終着駅をミッシングしていた。
エクササイズクラスでは、普段表現できなくなっている衝動・感情を…。
キャラクタークラスでは、人には誰もかれも歴史がありドラマがあることを学習する。台本の中に出てくる役はなぜそんなことになっちゃっているのか、なぜそういうことをやるのか…その理由と共感し演られるように学習する。
その積み重ねの上でのシーンクラス。
ところが、その日その日の私のコメントで、それだけにとらわれ、結局表面的な結果になってしまった。
例えば、ある時は深い感情が表現できて、「よかった」となって、「でも、キャラクターが、なんかいい子過ぎるよね」みたいになったとしたら、次回はキャラクターいいのだけれど全然切なくないじゃん!!!…という感じ。
これも舞台の稽古場なんかではあるあるだ。
「一個だけできればいいってもんじゃない!」(笑)
そして、役者はつい無難な演技をする。演出家にダメ出しをされない演技を・・・・
つまんないじゃん!!!
まず、自分を表現しないと・・・
誰がやってもいいっていう演技になっちゃうよ。
奇をてらって…ではない。丁寧に積み上げてこそお客様に感動してもらえると、私は思っている。
頑張れ、ワカモノ!!!
いつもよりももっともっと怒涛のキャラクター&シーンクラスだった。
でも、やっぱり「芝居は面白い!!!!」
みんな、懲りずにまたやろうぜ!
次回キャラクター&シーンクラスは連休明けの予定!
レッスンに興味を持っている俳優の方々、ぜひ一緒にやりましょう!
エクササイズクラスは3/24からです。
まだまだ定員空いてます!(笑)
2025年
1月
21日
火
2025 ファーストコンタクト!(笑)
エクササイズクラスが延期になってしまったので、しゅんとしていたのですが、リピテションクラス大盛況!!!!マックスの人数で開催!!!
何が起こったの??!! 天変地異、起こらないでね!爆
数年ぶりの方々も参加
地方で数年にわたり劇団をやっていた役者さんがカムバック
エクササイズクラスだけしか終わってないけど、もうオーディション受けまくりで頑張ってきた人
みたいな方々と、去年くらいから常連となって精進していた人たちのコラボリピ!
継続チームも久しぶりチームも、現場でスキルアップしてくれてました。
みんながエクササイズクラスでたどり着いたところからさらに深い表現へ進んでくれていて、最高な出だしでした!
もーーーー、新年、明けましたぁぁぁ!おめでとうございますぅぅぅ!
複数人数のリピテションも復活しました。
基本、2人でやるリピテションも複数人になると、それだけで人間関係が出来、個々の感情表現も豊かになっていきます。
3人いて、関わりあうってことになると、2対1みたいになって、
「こっちむいてぇ!さびしいぃーーー!」と大声出してくれたり、わざとこっちの人を奪っちゃうヤツが出てきたり・・・・
それだけで面白い!!!!
お客様は、「ったく、人間って!」という「うふふ」な気持ちになる。
表情たっぷりの写真集をお楽しみください!
新年の素敵なスタートが切れた。
俳優の皆さん、色々大変な時代になって来たけど、、、頑張ろう!!!!
止めないならやるだけ!!!!
2025年
1月
04日
土
2024年
12月
24日
火
暮れも押し詰まって、懲りずにリピテションクラスでした。
さすがに少人数で、しかもみんな忙しく、遅刻や途中で体調不良早退など。
なんか、今の日本を投影した感じ・・・苦笑。
でも、なんか、スゴカッタ!
2024年を記念して最後の花火を打ち上げたかのような、激しいリピテションでした。
「今日って、ディープだっけ?」(笑)
ただリピテションなのに、怒号、号泣が乱れ飛び、悪魔の笑いが響きわたる💦
みんな、何があったの!!!!
って、冗談はさておき、今年熱心に通ってくれた人たちだったので、「開いて」いる。
今までよりもう一段階深いところへ進んだ気がする。
何度も書くが、「泣く」とか「怒る」が出来ることも大切だが、その結果、その俳優のほんとの顔が見えてくる。
プライドとか、社会的な顔が取れたまさに素顔。
それが俳優として何より魅力的だ。
一人の役者さんが、別の演技レッスンも受けている話をしてくれた。
私はよく知らないのだが、感情には着目しないで「身体が語る」ことを基礎とする(すみません、こんな感じの説明だったと思う)。
その先生に「身体から全然、訴えてこない」と言われた・・・と言った。
マイズナーでは、感情を言葉にして出すが、これは言葉で出さないようにして、身体からにじんで出る・・・ということをやるので、ずいぶん違うなぁ・・・と思ったそうだ。
いやいや、私に言わせれば違わないでしょ!
それを説明した。
こっちでも体を「緩める」というのはずいぶんやる。
感情というインナーの衝動を体・言葉に繋げて、表に出す・・・ことをやっている。
おそらく、彼女の言ったやり方は、同じことの過程の中で「言葉に出す」をやらず、身体で表現することをやっているのだと思う。
体の方が正直でストレートだからね。
※掲載した写真をご覧ください。
リピテション中の役者さんは、まるで、打ち上げでみんなとワイワイやっている時と同じように、それに近い、リラックスした体をしています。
なぜ、そのコが「違う」と思ったか。
それが彼女の課題なのだ。
やはりこっちでも、自分で体を緩ませてインナーを表現することは苦手なのだ。
そこをわかってくれたらなぁ・・・・嬉しいんだけど。
久々に書きますが、
「演技レッスンにいい・悪いはない!
自分に必要ならどんなものでも、それはいいレッスンだ!」
そして
「まっとうなレッスンなら、入口は違っても必ず同じ頂上にたどり着く。」
俳優の皆さん、自分が「必要」と思ったら、結果が出るまで何があっても続ける!
これしかない!
みなさん、一年お疲れ様でした。
来たる2025年も、がんばっていきまっしょい!!!
ちなみに 1~2月エクササイズクラス 絶賛募集中です!
ご興味のあるみなさん、ぜひぜひ!
お待ちしております!!!
2024年
12月
05日
木
今年も最後のキャラクター&シーンクラスが開催出来ました。
今回は4人のキャラクタークラスの参加者。
見学に来てくれた見学メンバーの一致した意見、「やっぱりキャラは重いですね~」(笑)
それは、生きている人間には誰にもがドラマがあるということ。
この20年、「実在の人物を演じる」というレッスンを続けていて、参加俳優さん方が、もうそんじょそこらの連ドラに負けないくらい生々しい経験をしている方々を見せてくれました。
実在の人物、多くはキャストの家族を演じています。
これまでの20年で、、、
第二次世界大戦、日本が無条件降伏し、その情報もよくわからないまま満州から引き揚げたおじいちゃん。後ろからソ連兵が追いかけてきていた・・・
新興宗教団体に老後に資金を全部寄付してしまった母親。
リーマンショックで自分の会社が潰れて自殺した父親。
などなど
本当に参加俳優の家族だったのです。
そのレベルのスゴイ家族を、昭和の私は「火サス」チームと呼んでいます。(昭和の「火曜サスペンス劇場」くらい劇的…という意味)
その人々は、参加俳優さん方の2~3割も・・・。
考えてみてください。
そこにいる人々の2~3割はニュースのメインになってもおかしくない人生なのです。電車に乗って同じ車両に10人いたらそのうちの3人くらいは、こんな感じの人生を背負っているかもしれないのです。
そう思うと何気に見ているドラマや映画がどれほど身近なものか・・・!
そこまで「劇的」ではなくても、普通に生きている人間には、人生で一回くらい「死にたい!」と思う事はあるはずです。99.9%死なないけど!
「消えてなくなりたい」「なんでこんな親のところに生まれたんだろう!」エトセトラ・・・
失恋、いじめ、死別、事故・・・
人はみんな、そんな思いを心に秘めて笑っている。。。
このキャラクタークラスを経験していただくと、そんな「人間のドラマ」を体で実感して台本を読めるようになっていけると思います。
それを通過しての、シーン。
今回は5名。
革命後の復讐劇や引きこもりの娘の将来を案じる、キャラの濃い母親などなど。
革命さえなかったら、この人たちは普通に生きていた・・・でも・・・
まずは、みんな「普通」の人たちなのです。それを見失わないで演じていかなくてはあなりません。
人はみな、「そんなひどいことはやりたくない」と思っていても、「やらなくては自分がやられる」「身内がひどい目にあった」「つい魔が差した」「こんなになるとは思ってもいなかった」・・・
気が付いたら「普通」の自分が、他人を殴っていた、女を強姦していた、盗みを働いていた・・・
(アレ?それって最近の「闇バイト事件」でよく聞く状況・・・って思いませんか?)
その台本のような状況になるのです。
そこをブレずに演じることがいかに大変か・・・!
「引きこもりの娘の将来を案じる母親」と聞けば、「いい母」「気の毒」なんて思うじゃないですか。でも・・・その母の性格は・・・超ウザい!ああ!(笑)
あるある・・・・これがリアルだと思いませんか?
そういう人、私の身近にもいます(笑)。
「生きる死ぬ」ではなくても、登場人物の心は大きく動いている。
いや、「生きる死ぬ」でないから、台本からその繊細なドラマを読み取り、演じるのはとても難しいです。
かれらの人生を体に落とし込んで、お客様の前に存在する!
それが出来れば、お客様の心をも動かくことができます。
今回、3名の見学者が来てくれました。
多くのシーンで、「息が詰まった」「はーーー深呼吸したい」「いいキャラだった」との感想をいただきました。
そんなキャラシーン。
見学メンバーも合流して、打ち上げ、大騒ぎでした!
エクササイズ以上に、なんだかわけのわからないところが開いてるっていうか、ナチュラルハイっていうか・・・、もううるさいうるさい(笑)
見学の方々もなんか、役者チーム以上にハイでした(爆)
今回は、そのハイな打ち上げ中の写真もアップしてみました。どうぞ見てやってください。
2024年
10月
28日
月
久しぶりのディープ1エクササイズクラスを開催出来ました。
コレ、毎回言ってますが、ディープはディープでした!
そもそもウチのワークショップは
「泣けない」
とか
「セリフに真実味がない、嘘っぽい」
とか言われることに対応出来る練習です。
演じていてなぜ「泣けない」のか?
・・・そりゃ、フィクションだからそんなに都合よく悲しくなんかなれないよね!
って、全くその通りなのです。
2024年
10月
20日
日
舞台のお仕事も終わり、リピテションクラス再開です!
久しぶりのメンバーさんが来てくれました。
そして、いつものメンバーの方でも、新たな自分の行動を発見したり・・・
やはりリピテションは面白い!人間の行動は深い!
今、ディープエクササイズクラスが始まりましたが、俳優にとって人間の「オートマチックな行動」に向き合う事の大切さをあたらめて感じます。
それは、対、相手との距離の持ち方・・・とでも言いますか・・・
つまり、我々役者は今日会った他人と「恋人役」とかやるワケです。
「私は役者だから、どんな相手でも平気!」な~んて、はっきり言いますが、嘘です!
そんなワケない!!だって人間ですもの。
本当は「私、こういうタイプの男性、苦手なのよね・・・」とか、ちゃんと「感じ」ている。
でも、なかなかそれが自覚できない。
それは、役者の心理としては「やらなきゃダメ、仕事だもの、出来ないなんて言えない・・・!」
だから自分で自分をごまかしていく。
そうすると魅力的な演技にならない・・・
大事なことは、まず、「私、この人苦手」ということを自覚できること。
そこから、色眼鏡をかけず、その瞬間瞬間の相手を本当に感じ取って、ゆっくり相手との距離を掴んでいくこと。
同じ目標を持っているもの同士、どこか共感できるところは必ずあるはず!
久しぶりに来てくれた役者さんが「最初より全然改善されている」と言ってくれました。
しっかり、今の自分を自覚して挑んでくれたことが嬉しかったです。
で、今回も、ちょっとだけ台本、やりましたーーー!
今回のテーマは、長ゼリをどう聞くか・・・!
今月初めまで、シェイクスピアやらギリシャ悲劇のセリフがちりばめられたワケのわからないタイプの難解系芝居に出演しておりまして・・・
「長ゼリを聞く」というのを死ぬほど練習いたしました!(笑)
その成果をおすそ分け!
ちゃんと聞いている人の存在の仕方は素晴らしかった!!!!
来月からのキャラクター&シーンクラスに活かしていきたいと思います。
2024年
9月
03日
火
9月に私が舞台の稽古中で出来ないため、8月2回目~~~~!
続けて参加してくださる俳優さんは、やはり伸びる。
どのレッスンも同じだろうが、継続は力なり!だし、鉄は熱いうちに打て!ということだ。
そして、面白い!!!!
人間が生き生きと動いている。
これを台本で出来るようになって欲しい!!!
で、最近人数が参加少ない事と、ウチのワークショップは「プロのための・・・」とか看板を掲げているので、みなさんオーディションやら舞台本番やらをやりつつ、参加してくれている。
そのためにも、メンバーをみつつリピテションクラスの後半、短いセリフを使ったゲームで、台本のシーンに、このリピテションというのがどう生きてくるか・・・という練習を組み込んでいる。
今回はほんの半ページのセリフを使って、相手を説得するという練習をした。
感情をバンバンぶつけるのではなく、「やり取りする中で感情も生まれてくる・・・という事」が出来るだけ明確にわかる場面を頑張って選んでみた。
いや!やはりリピテションが上手くいっている人たちのシーンは面白い!
どんな場面もそうだが、
役の人物で、その場に居て、相手と交流!これが出来ればとりあえず「おっけー」ですよね!
それを妨げるものとして、
①俳優個人の緊張とか・・・自意識とか・・・
②台本の読解が出来ていない・・・
③なんなら、セリフ覚えてない・・・・かぁ(笑)
3つ目は「覚えろよ!!!」で終わりだが、①と②は職業訓練が必要。
言わせていただけるなら、2つ目は演出家とか監督とか、誰かが説明すればかなり理解が出来る。だが、そこから自分の体に落とし込んで、役として立ち上げていく・・・・これが専門職たるゆえんだと思う。
ウチのワークショップは、①の部分に特化したエクササイズクラスを用意して、そこから台本に向けて発展させていく練習方法だ。
だから、短いシーンなら「読解」とかはさほど問題ではない。リピテションが上手くいっていると、そのシーンは面白くなる。
リアクションの取り方もわかってくる。
相手のセリフに「反応」していれば出来るのだから。
これをやっていると、演技初心者の人が今まで「ここでうなづいてもいいのかな・・・」とか、なぜか思っていたのが、嘘のように自由になってくる。
いいぞいいぞ~~~~
みんな、オーディション受かれぇ~~~~~~!!!!!
10月は楽しい楽しいディープ1エクササイズクラス。(ディープですよぉ~)
11~12月にキャラクター&シーンクラス。
来年の1~2月にエクササイズクラス。
見学歓迎!!!!
楽しいです!!!!キツイけど・・・・(笑)
2024年
8月
07日
水
前回のエクササイズクラス終了後、初めてのリピテションクラス。
前回初参加メンバーが何人も来てくれました。
その人たちが、全然戻っていない、むしろ進化していて・・・感動!!!
で、私のスケジュールの都合でしばらくリピテションクラスが出来ないかも・・・という事情で、「目的」のゲームからの、ほんの短いシーンへの移行の練習を入れてみました。
そのときにも、エクササイズで手に入れた個性を失わず、さらに相手とのやり取りもちゃんとできて「セリフ」言えました!
印象的だったのは・・・
〇俳優1:とってもしっかりした感じの女性
エクササイズでは、その人の弱い部分、「怖い」とか「つらい」みたいな・・・、これらは普段出さないので、演技してもなんかムダに頑張っている、力入ってる感じ。
その彼女が、「怖い」を隠さないで演じてみると、なんか弱いんだけど一生懸命なキャラがすんなりやれた。いやいや全然セリフ通りだよ!オーディションならなんかすごく印象的。
〇俳優2:真面目な感じ?自分を出さないと言われていた若手新人
エクササイズ中、特にシェアしているとき、そこコがおもしろいと感じる人にツボるようになった。
ゲラだったのだ!
ちゃんとしてないと「変なヤツ」と思われると、無意識に抑えていたようで・・・
その彼、リピテション中には「涙ながらに相手に要求する」「絶対引かない」状態に入り、相手に「めんどくせー」を連発されていた。場内爆笑!
セリフでは、なんだか自己中な、めんどくさい、自意識過剰な、すぐマウント取りたがるワカモノを「演じ」られた。これもセリフ通り! そして場内爆笑!
役者の個性が爆発してくれて、嬉しいよーーーー
ちなみに、9月のリピテションクラスはお休み・・・ですが、代わりに8月29日にもう一回やるよーーー!!!
2024年
7月
19日
金
終わりました。。。
もう!!!7月初めから35度って何!怒
ただでさえウチのエクササイズはみんな死ぬ思いなのに・・・!
2人ほど途中、熱中症っぽくなりました。
と、1人は押しとどめていた感情をさんざん出しまくったら、すっかり元気、イケイケ状態でしたが・・・(笑)
エクササイズクラスは最近、いつもなんだか似たタイプの人が集まる傾向です。
今回は、みんな「おとなしいです、私」的なメンバーでした。
いやいや、こういう人たちに限って・・・
という私の20年の積み重た経験値は大当たり。
もう、エネルギー強い強い。
俳優目指してて「おとなしい」と、周りから言われてる人、そういう人はエネルギーをため込んでるんですよ。これを「出す」ことを覚えれば、私みたいに一見強そうに?しっかりしてるように見せてる人より数段エネルギー強いです。
そういう方々、「おとなしそうに見えて頑固」とか言われてませんか? (笑)
内在したエネルギーを出しまくった10回でした。
今回興味深い発言は、もう最後の方に差し掛かったころ、とある男性がシェアしているだけで泣き出してしまうように楽器が開いた女性を見て、「僕はそんなに急に感情を出すことができない」と悔しそうに言った。
私は「えーーーーー!!!??? ちょっと〇〇ちゃん」
と別の女優さんに声かけた。
そしたら悔しそうだった俳優さんが、「ぶっ!」と噴き出して大笑い。
いや、その彼のツボにはまる女優さんの顔を見ただけで、ただ顔を見ただけ・・・
「急に感情出るじゃん」
と私。
俳優くん、すっごい納得!
なんか、役者で「感情表現」と言ったら、「泣く」とか「激怒」とか、なんなら若手の男性諸氏は「殺人」とか「世界を救う」的な、つらい・・・負の・・・感情ばっかりに目を向けがち。
特に日本は「マジメ」なお国柄だからかもしれませんが。
いやいやいやいや・・・・
笑う、おちゃらける、アホ丸出し
大事大事!
アホになれないと役者は出来まへん!!!
その彼は、まだまだ俳優になって年月が浅い若手さんで、やはり「レッスン」に来る以上真面目に・・・という頭が働いていたのでしょう。
もちろん、真面目にやっていただかなくてはダメですが、その彼がツボってゲラゲラ大笑いして、いつまでも止まらないのを見てたら、こっちまで可笑しくて・・・。それはお客様に笑いを届けているのです。
無事全員元気で10回を駆け抜け、打ち上げは大盛り上がりでした。
久々に酒豪女子が揃ってて・・・。最近のワカモノには珍しい。
自称「おとなしい」女子は酒豪なのか???? (笑笑)
2024年
6月
14日
金
先日、リピテションクラス開催!
これはエクササイズクラスが終わった方々のキープアップクラス。
最近は、常連も増えたためにリピテションだけではなく、参加メンバーの顔触れを見て「目的」を入れたシアターゲームみたいな稽古も取り入れている。
これもなかなか楽しい!
基本的には、ここは「リピテション」を基本として練習する。
リピテションという練習方法はサンフォードマイズナーさんのまさに「グッドジョブ」!
世紀の発明だと思っている、少なくともとっては・・・!
演技にとって一番大切な「相手」「感情を伴った相手との交流」のためにこんなに的確な練習はないと思っている。(もちろん「すべての俳優に」なんて「絶対」トークをするつもりはないけれど・・・)
でも、そこから台本の演技にむずびつけるのが難しい人も確かにいる。
アクターズワークスのエクササイズクラスでリピテションを経験しただけで「今までわからなかったことが、もう雲が晴れるみたいだった。オーディションにも受かるようになった」という人ももちろんいるが・・・。
「感情」を出しただけでは「演技」ではない。
色々な俳優がいる。
旧大全とした演技方法で、自分だけで芝居を「お上手」にやるタイプ。
映像演技で、アップ撮る感じで一人でカメラ前で「泣く」とか「怒る」とかで「OK」と思っているタイプ。
「言葉」では表現できるけど、連動して身体が動かない人。
逆に身体は動くけど「声」が出ない人。
などなど・・・
人によってポイントは様々。
その役者さんのどの部分が、課題として残るか、それはその人それぞれだ。
昨日はたとえば、「身体が動かない」タイプの人がいて、これがなかなか面白かった。
「とにかくリピテション中に体のどこかを動かしていて!」というノルマを課してリピテションスタート!
いや、「動く」と思えばうごくのよ!
探っていくとやはり、身体を動かすとエネルギーが相手に伝わり、そしたら必ず相手からのリアクションが返ってくる。「それが怖いのよぉぉぉ~」とリピテション中に叫んでいた。
あきらめろ! わはははは・・・・爆
何度も言いますが、我々トレーナーは自分の信じる様々な演技訓練方法で声・身体から演技に結び付けようを懸命にやっている。(もちろん!)
俳優各自がそのことによって、自分の課題を見つけ、それをクリアするレッスンを選んで受講して欲しい。
その人一人一人の大切な人生だから。
パワハラ、セクハラに負けず、そんなトレーナーや演出家はあっさり無視して、自分の本当のキャリアアップに邁進していただきたい。
先日のリピテションで、改めて心に染みてきたことは・・・一人の女優さんの発言。
演出家に「〇〇さんは、なんでそんな風に役を解釈するの?違うよね。」と言われ、改めて「私が世界標準じゃないんだ」としみじみ思った・・・と。
エクササイズクラスを経験すると、自分の備わっている価値観とか、ものの見方がどういう状態かがよくわかるようになる。
その女優さんは、精神的にかなりハードな人生を歩んできた。エクササイズクラスでも泣きわめきまくっていた。
そんな彼女だから台本をもらった時に、自分の「役」を無意識に自分と同じだと思って読んでしまう。「親子関係ってそんなものだ」という価値観がしみついているのだ。
台本では「両親に愛されて幸せに育った」女性なのに、本人を投影しすぎてしまう。
だから演出家に「〇〇さんは、なんでそんな風に役を解釈するの?違うよね。」と言われるまで、自分のキャラクター作りの何が違うのかわからなかった・・・と。
そして、エクササイズクラスで発見したことを改めて「こういうことか!」と。
そういう事なんだよね。。。
もちろん頭ではわかっている。
役者はおそらく自分よりもハードな人生の役を理解する方が楽なのかも・・・。
「親を殺した」な~んて設定だと、もう、ずーーーっとそれを探り続け、やっと本番までに入口くらいまでたどり着く?(笑) そんな毎日を過ごすだろう。
逆は・・・・???
自分より幸せな生い立ち。。。
私も・・・、いや、私はそんな劇的な悲劇を背負って生きてきたワケじゃないのですヨ・・・、キャラクタークラスの時「親には文句はない。ほんとによくしてくれた。大好きだ。尊敬している。僕もああいう父親になりたい。」と言ったワカモノに唖然とし、どっか信じられなかった。(よっぽど性格が悪い?・・・笑)
台本を、出来事を俯瞰で見るって本当に難しい。
でも、それをこのエクササイズとリピテションがわからせてくれ、自分ではない「役」という人物の人生に導いてくれる。
なんて素敵な仕事なんだろう!!!
皆さん、暑さの中のエクササイズクラスは超ハードですが・・・ぜひ一緒にやりましょう!!!!待ってるよーーーー!!!!
2024年
6月
02日
日
今、エクササイズクラス募集中。
そしてとある所でワカモノたちの演技指導のお仕事をしている私。
エクササイズクラス募集中ということもあり、「エクササイズクラス」って何なのよ?という疑問にお答えするような解説文を書いてみようと思います。
アクターズワークスでは
エクササイズクラス → キャラクタークラス → シーンクラス
と3つの段階を設けている。
何故か?
それは、よくやられている「短い台本を使った演技のレッスン」の「ダメ出し」はごちゃごちゃしていてわかりにくいからだ。
例えば今流行ってる「野球」(大谷サンか?(笑))なら、
基礎トレーニング → バッティング練習 → ゲーム練習 からの 本番の試合
こんな流れかな?細かくはわからないけど・・・。
試合を勝ち抜くためにオフの時に、筋トレして体を作って(オオタニサンは「一回り体が大きくなった」とか言われてますよね)、その後バッティング練習でフォームを確認したり、投げてもらっていろんなコースの球を打つ練習してるよね。
体は出来てきたけど、フォームが良くない・・・とか、カーブが打ちにくいとか、
この選手はどこが弱点で何をしたからよくなった!ということがわかりやすい!
それに比べてなんで芝居の稽古はごちゃごちゃなんだろう?と私は思っていた。
レッスンと言えば演出家・監督が「キミはここが違うんだよ」とか「ここはいいけど、なんでここは出来てないの?」とか「この場面のこの役はもっとつらい設定だよね」などなど。
言われてることは頭ではわかるけど、どーすればいいのよ?!ってなる。
これをもって「ごちゃごちゃ」と言っている。
野球になぞらえて・・・
〇基礎トレーニング
演技の基礎って何だろう? 発声?身体訓練?
多くの考え方があるが、そこで私が学んだマイズナーテクニックでは「感情表現」と「交流」になる。
「感情表現」を様々なエクササイズが、「交流」をリピテション練習が担っている。
〇バッティング練習=技能トレーニング
全部がイコールではないけど・・・
ここを一応、「キャラクター作り」と「台本の読解」にしている。
〇ゲーム練習
これは間違いなくシーンをやってみる練習。
私がマイズナーテクニックのこのメニューに基づいたレッスンを受けた時、なんだかほっとした。
自分の欠点がどこなのか、すごくよく分かった。そこを強化していけばもっと上手くなれる!と。
演技を習得したいワカモノ、ダメ出しされて悩む俳優さん方も、自分のどこが肝なのかわかったらもっと上手くなると思わないだろうか!!!
雇われシーンレッスンで、教えてても思うのだ、「彼は自分の起こった感情・衝動をもっと出すことが出来たらこのシーンクリア!だって台本は読めてるもん」とか「いやいやいやいや、さめざめと泣けてるけど、それはただのアナタの個人的感情。台本違うだろ!」とか。
「感情・衝動」を出すのが苦手なら、集中的にその稽古すれば上達は早いだろう。
台本読めてないなら、読解に力を入れようよ!
とってもシンプルだと思いません?
役者って、オオタニサンのように100何キロ?の小さい球をほんの何センチの木の棒でぶっ飛ばす身みたいな普段しないことをしているわけではない。
素人でもわかる「私には出来ない技」と。
それに比べて演技って、「話す」とか「泣く・笑う」とか、ひいては「息をする」とか・・・普段人間が生きてて普通にやっていることの積み重ね。
その中で、普通の人が出来ないことを身に付けるのが俳優と言いう仕事。スタートからわかりにくいよね(笑)
ただでさえややこしい演技の中で、自分のしっかりの訓練すべきポイントをしっかり見つけて、「演技」という「技」を身に付けたい!
「きっと私みたいな人がちょっとはいるに違いない」と思い、私はこのワークショップを続けている。
俳優を目指すワカモノたち、世間の「タイパ」に負けずしっかり2時間の物語を演じられる俳優になろうぜ!!!!
2024年
5月
29日
水
キャラシーンクラス終了。
気候変動で、女子チームの体調がボロボロ(風邪、自律神経失調症、からの良性発作性頭位めまい症まで。なんで男はこんな中で元気なの!!!)・・・の中、助け合ってみんなで最後まで走り切りました。!
今回は、キャラクターの人はエントリーがなく、シーンクラス3組でした。
でもしぶとく来てくれている再々?受講組が多く、内容の濃いレッスンになりました。
ある人は自分の苦手なキャラに・・・ある人は大作に・・・チャレンジ満載でした。
特に嬉しかったバージョン2つ!
養成所で演出に「違う」ばかり言われてたコ。
天然タイプで、確かに自分の感情のコントロールはむずかしい役者さん。
エクササイズクラスではとても苦労していました。最初は相手をシャットアウトして引きこもるか相手を殴りそうになって威嚇するか二択(笑・・・いや笑ってる場合じゃ・・・)
そこから約1年半。
地道に執念深く通ってくれ、相変わらず自分のことを説明する言葉は下手ですが、シーンにおいては天性のカンを発揮!相手との交流は天才的!
だんだん細かい読み込みもできてきて、一つコメントすると次には必ずそれをクリアしてくれました。
そして、根が天然なので毎回新鮮で面白い事この上なし!
養成所でも「変わった」と言われているみたいで、「次は一緒にシーンやりたい」とオファーを受け、みんなから「最大の誉め言葉」と言われていました!!!!
よっしゃーーーー!るんるんるん!!!!
新劇から、一人芝居が多い役者さん。
この方もド天然で・・・
いや、マジで、、、天然の方って自分を社会に適応するために完璧に自分の感情を抑えて世間に合わせている方が多く、自分の正直な感情をオープンさせると暴走する人がたくさんいます。野生動物みたい。。。
読み合わせでは上手くいってたのに、立ちに入ったらイキナリ「昔の新劇(ディスってません!絶対!)風のお芝居」を始めた。
なにこれ~~どしたぁ~~~~ って感じ💦
大きな舞台の役者さんでいるタイプです。
まずは「普通にしゃべろう!」
映像の演技というわけではなく、目の前の相手にきちんとセリフを言って相手に言葉を届けるところから始める必要があります。
舞台は広い客席の後ろまで声を届けなくては・・・という思いから「大芝居」をする人もいます。それはちょっと誤解。(歌舞伎の方でも映像演技抜群の方はたくさんいっらしゃいますね!)
まずは相手との空間できちんと演じ、大きな舞台はそれを失しないで客席への意識をもってエネルギーを大きくしていくものと思っている。
そこから始めると、びっくりするほどの変化。
もう~~~~~出来るじゃん!
本人もびっくり(笑)
2パターンの「天然」
そういえば昔、そのタイプの人が「エクササイズ終わって野生に返る快感を手に入れたら、台本は檻だから、どうやって台本に合わせて自由に演じたらいいかわからない。」
と泣かれて、私もうううーーーっと考えて
「檻じゃなく、牧場くらいは広い。そこなら動物は自由に駆け回っている」
と言ったら、
「わかった放牧!!!! それなら出来る!」
と言って、それからは素晴らしく生き生き演じてくれたことがあった。
ずーーーーっと「放牧」って言ってましたっけ(笑)
天然の人って、そう見えない人が多いけど実はとても頭いい。前述のように、他者に説明するのが苦手なだけで、とても理解力にたけている人が多いです。
そこを見いだせたことは、私の自慢です!!!
るんるんるん!!!!
毎回この〆ですはありますが、やっぱり芝居は面白い!
これでなくっちゃ生きてるって言えない。
そんな役者さん方、ぜひぜひ一緒にやりましょう!!!!
※今回は受講俳優さんも写真に参加。大量写真集です!!!✌
2024年
5月
17日
金
先日シーンクラスがスタートしました。
どんな練習をしているか、お知らせしようと思います。
最初は
このクラス独特の 読み合わせ
リピテションからのシーンなので、相手との交流を最重視!
その読み合わせは・・・
まず、キャラクターを入れて、設定を理解しその状態になる。
※たとえば恋人とケンカするシーンなら、ケンカの理由を理解して、怒りの気持ちを感じ取る。
2024年
4月
26日
金
今年もショートシーンクラスを開催しました。
参加してくれた俳優さんが、最後帰る前に
「何かつかめた気がする」
と言ってくれた。
こういうのが最高に嬉しい!!!!
このためにワークショップとかやってんだよねぇ!
その役者さんは、あまり自分を言葉で説明することが得意じゃない人。
私は、シーンやった後とかエクササイズの稽古後で、「どうでした?」と必ず聞くんですが、そういう時「うーん、よくわからない」「なんかこう・・・」と言う言葉しか出てこない感じの、こちらでいう「動物系」の方。
勘で、感性で、芝居するタイプ。
その人がはっきりと「見え方が変わった気がする」「うまくいっているときは〇〇だとわかった」といってくれた。
よっしゃ!!!!
嬉しいよね、こういう時って・・・ニコニコ😊👆
ショートシーンクラスをやる目的は・・・
①当ワークショップは、段階を踏んでエクササイズクラス→キャラクタークラス→シーンクラス、と進んでいただくのでどうしてもシーンを演じるまで時間がかかる、それまでせっかくエクササイズなどで身に付けたことを生かせない・・・のも悔しいので、とにかく「演じて」いただく機会を増やすため。
②当方のカリキュラムでカバーできない、複数人数でのシーンや、「行動」に着目しての練習、などを入れる。
この2点くらい。
今回のポイントは、「大きな感情を持っているが、それを表にあらわさない」シーンの練習。
これも、マイズナーテクニックやらメソッドでは陥りがちの
「感情ばっかり追いかける演技になりがち」
の欠点をカバーするため。
二人のシーンにしましたが、どちらの役もしんどい背景を持っているが、表面は明るくしゃべるシーンです。
こういうシーンって、俳優が本当に空っぽだと、本当になーんにもない何だかわからない場面になっちゃうんだよねー(笑)
でも、やはり、台本の中で感情を爆発させてやり取りする場面より、こういうさりげない場面のほうが多い。こういう稽古も本当に大事だと思います。
芝居はゴールがないねー だから楽しい!!!!
少人数特訓だったから、またまた私も飛び入り!(笑)
※番外コメント
今回、役の片方が「あまりしゃべらないキャラ」
たとえばいわゆる「オタク」?
で、私がお笑いの「宮下草薙」っていうコンビの草薙さんのほうが、再現ドラマで構成されるクイズ番組で「突破ファイル」っていう番組があって、その中で草薙さんが出る「バイトシリーズ」があって、草薙さんはオタクの役、相手に必ずイケメンで出来のいい役のコとコンビっていうシリーズがある。草薙さんの決まり台詞が
「黙れイケメン!!!!」
って言うのがあって、ワタシそれが大好きで。こういう演技って俳優はできないよね・・・って話をしてたら、次の通しでそのキャラをパクるヤツがいて・・・
柚木「すぐパクるじゃない!ばかぁぁぁ!!!」
今ではパワハラワードですが、会場中(やった本人も)大笑い!
いや、楽しくていいんだけどねーーー 笑って溜息
2024年
4月
24日
水
4月のリピテションクラス、やりました。
少人数特訓となり、私も参戦!(笑)
リピテションには慣れた人たちなので、「目的ゲーム」をやりました。
リピテションはあくまでも基礎稽古。それが上手になるだけで「芝居」が上手くなるわけではない。
リピテションをやる意味は・・・
場面に流れる役の人物の感情を、俳優が感じ取れ、相手との交流で「動く」ようにする練習。
普通に「演技する」ことは、その感情の流れの上に「ほんとは怒っているんだけど彼女に嫌われるのが怖いので笑う」とか、「目立ちたくないから黙ってる」などの人間そのものの行動をやるのが演技!って説明してもいいと思う。
そして、その場面には役の人物が登場する目的がある。
例えば「プロポーズする」とか「仕事もらう」とか、もっと心理的なものでは「認めてもらう」とか。
「目的ゲーム」はリピテションからシーンに行く途中練習するようなもの。
相手と交流をなくさないようにしながら、自分に与えられた具体的な目的、「相手の頬っぺたにチューする」とか「靴を脱がす」とか、を果たそうと行動していくゲーム。
リピテションで培った相手との交流をなくさず、目的達成までの行動をしていくと、様々な葛藤やら感情の爆発やらの豊かな表現ができてたいそう面白い。
今回、急遽私も参戦した
自分のことを話せば、こんな感じの練習。
私は、相手の若手男性のジャケットを脱がす・・・という目的だった。
最初は、なんせワタシ、先生なので上から命令してみようと思いやってみたが、すぐ破綻。(笑)
「やばい、どうしよう」と思いつつ相手をいじっていたら、
相手も何かしらの目的を持ってるから何かしらの仕掛けをして来るワケで・・・
なんかちょっといじったら何故か大きくジタバタするので、チャンスを見計らって腕が上に上がったとき思い切ってジャケットをはがした。
そうしたら、ゾンビのように両手を振り回して迫って来たから、ホントに!マジで!怖くなって、大声で叫びながらジャケットを振り回してぶったたきながら逃げ回った。
この辺りではもう考える余裕もなく、ひたすら逃げる!
こうなると会場大爆笑。
ここでタイムアップ!
もう、床にへたり込む。
タイムキープしてくれてたアシスタントの俳優さんが「いやー、柚木さんが困ってる逃げ回ってるのが面白かったので時間延ばそうかと思った」(「き、貴様ぁ~~~!」心の中で・・・)
そう、人が本気で困っているとか、わめいて逃げ回るって、こんなに面白いことはない。
相手のコの目的は「私の頬にさわる」。彼曰く「ジャケットを取られて、あ、これだったんだ、と思ったんだけど、ジャケットを脱がせで挙げたんだから交換条件だぁ~~~と思って迫ってみた。」
って。
だからゾンビのように両手で迫って来たみたい。
改めてみんなで大笑い。
あー、やっぱ、芝居はおもろいワ!
エクササイズクラス募集中!!!
みなさん、一緒にやりましょう!
2024年
3月
29日
金
先日リピテションクラスがありました。
コロナ禍以来、少人数開催ばかりでしたが、先日は久々に人数が集まりました。
経営上のこと・・・ももちろんありますが(笑)、芝居は「相手」があって初めて成立する表現です。色々の人が一緒にやることがとても大切で効果が高いのです。
また、超久しぶりのメンバーもいて気持ちが⤴でした。
久しぶりの方も、最初は「新人」なみでしたが、終わるころにはすっかりリカバー出来てました。
さすがですね!
そして、久々メンバーでこのところ頑張っていらしてくださっている俳優さんが終わってからコメントをくれました。
「本当にとーーーっても楽しいリピでした!!
もしかすると次に順番が回ってくるかもしれないような状況で、他の人がリピをやっているのを観て、心の底から楽しめる余裕を持ててた自分に驚いています…!
2024年
2月
22日
木
いよいよ本格的に2024のワークショップが始まった気持ちです。
何度も何度も書きますが、「目指せ、自立!」です。
現場で演出家のダメ出しに対応できず、ほぼほぼ稽古場のさらし者。
他のワークショップで「トラウマ」とか言いたいほどヘコまされる。
誰にも何も言われない・・・自分がいい芝居出来てるとは思わないのに・・・、自分なんか相手にされていない。
などなど、みなさん誰でもご経験がおありと思います。(演出家やトレーナーのパワハラの場合は、別問題ですが・・・)
そこで前進するのをやめるのか、自分の納得する演技を手に入れてまた現場に打って出るのか!
人生の選択です!!!
さあ、辞めないなら行きましょう!
今回はまだまだ少人数ながら、初日からうるさすぎる(笑)メンバーで・・・。これでたった6人か!と言う思いでスタート。
それから稽古が進むにつれて、本来ならおとなしく(? 笑)なることもあるのですが、今回のみなさんは全員最後までエネルギッシュでした。
そして、怪獣が三匹出来上がりました。(爆笑)
いるよね、幼稚園のお遊戯室に、わがまま放題の怪獣のような子供。アレです。アレ。
アレが、三匹もいました!(笑)
想像してください。そんな彼らがそのエネルギーをぐっと抑えて怪しい塊のようになって稽古場にうずくまっている姿。
不気味で、妖しくて、近寄りたくない・・・笑
いえいえ、冗談はさておき、、、
そういう場合、そのエネルギーをまず解き放って相手と交流し、芝居に使わなくては!
もったいない!
それが出来ると、とってもいい顔になって、生き生きしてきます。
今回「自立」と改めて書いたのは、一定の演出家、監督、トレーナーの価値観に縛られるワカモノが、一定数いること。
ま、自分が若いころを振り返っても、芝居を始める時に「養成所」とか「劇団」とかになると閉鎖社会だから、そこで「ダメ」とか「それは違う」とか言われると、もうそれでどこにも出口がなくなった挫折感を抱きますよね。
本当にダメかもしれない、自分は役者に向いてないかもしれない・・・でも、それを決めるのは自分だよ!!!
本当にダメか、職業替えするのか、いろんなことをやるだけやってから決めよう!自分自身で!!!
新年最初に私の先生、キャリー・ジベッツさんに言われた言葉
「レッスンにいいレッスンと悪いレッスンは無い。自分に合うレッスンが『いいレッスン』だ」
さあ、今年も「目指せ自立」!!!
続いて4月にキャラクター&シーンクラス、やるよ!
さらに自立だーーーーー!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
とっても面白かったので、写真が大量!
二段階分けました。
まずはエクササイズと言われるものからのリピテション系
コンプライアンスもあり、動画でお届けできないのが残念ですが、役者さんの表情の「生き生き」を見てやってください。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
次は「アクティビティ」と言われるものです。
~からのぉ~~~ 打ち上げぇ!!!
2024年
1月
14日
日
今年最初のリピテションクラス。
昨年から引き続き、少人数なのでほぼほぼ個人レッスン。
そして、私もリピテションなどなどに登場しましたぁ~~~~~!
久々にリピテションできて嬉しかった!
ま、私のことはさておき・・・
少人数の時は、リピテションなど「自分のまま、役ではない」ことから「役!自分じゃない」とか「セリフを使って感情表現する」など。インプロのように勝手にセリフやキャラづくりするわけにはいかないけど、その中で自在に自分を動かす練習をたくさんできました。
新年早々言いますが!!!!
リピテションができるだけじゃ、芝居じゃないからね!!!!
リピテションの感覚から、それを台本をに生かすことには、多くの練習が必要です。
今年も、ここもちゃんとやって行きましょう!
で、嬉しいことに昨年頑張って通ってくれたワカモノが、どんどん舞台、映像に出て行ってくれています。
年末年始には私も見に行かせていただきました。
で、終わって話すと
「うまくいかなかった」「シーンの時のようには出来ない」「途中まではうまくいったんだけど、〇〇なことがあってから崩れた」などなど。
一言言わせてください。
そんなん当たり前じゃ~~~~~~!
いくつになっても、どんなベテランでも、いつもいつも100点取れるなんてない!
大谷くんでも毎回ホームラン売ってるわけじゃないでしょ。三振の時のほうが多いでしょ。
おおくん、2023年の打率は3割。それで「物凄い」って言われてんだよ。
いろんな稽古場で自分の苦手なところをレベルアップして、で、仕事に出る。そこでまたうまくいけるようにチャレンジする。
これの繰り返しです。
明石家さんま師匠の言葉だったと思うが
「出来ひんのは当たり前やんけ。失敗した!って落ち込むなんか100年早いわ!」
でござりますよぉ~。
今年も前進あるのみです!!!!!
私もですが。。。。。(笑)
2024年
1月
02日
火
2023年
12月
22日
金
今年最後のリピクラス終了!
今年もみんな頑張った!
人数が少なかったので、リピ以外にもシアターゲームをやりました。
これが結構面白い!!!
リピテションというものをどう台本に繋げるか…が手軽に体感できる。
二人組になって、自分与えられた短いセリフを相手に言って、相手に伝わっているかどうか感じとる。相手もセリフが一つ与えられそれを相手に伝える。そして相手からくるもので影響されて変化しつつ、頑張って自分の言葉を相手に伝えるべく続けていく。
これで、相手を受けられているかどうか・・・、自分が相手にちゃんと言葉を言えているかどうか、よくわかる。
で、そのセリフを言う背景を入れたり、キャラクターを入れたり・・・。
うちの10回のクラスでは、人間一人作り上げる作業だが、これはさっと遊び感覚でやっていく。それでも十分台本の要求を体験できるのがとっても楽しい!
こういう文字通り考えず、芝居=プレイ=遊び のようにやって行くのもとても大事。
今回、インプロをやっている人が台本をやるときに、どんどん台本から離れていく・・・という問題を提起した俳優さんがいた。
そーなのよ!ここ大事なのよ。(いきなりおばさんになって言ってます 笑)
インプロやると、すべては「自分」なので、とても実感がある。ところが台本は所詮他人が書いた「物語」なので、言葉遣いも自分と違ったり、そもそも「あたし、こんな人好きになんてならないし!」なのだ。
それを、まさにインプロやっているときのように「台本通り」に持って行くのは、大きなハードルがある。
まじめに、そこ大変!
エクササイズクラスなどで、自分の殻を脱ぎ捨てて、自分の嫌な部分に直面して乗り越えていくのもとても大変だけど、話はそこで終わらない。
同じくらい、この「実感」のあるまま、台本に書いてあることをクリエイトするのが、また一山超えなくてはならない。
だからこそ、リピテションを会得した後、キャラクター・シーンをきちんとやることがとても大事なのです!
ただ好き勝手にセリフ言って自分が楽しくっても芝居にはならない!・・・ことがほとんど。(笑)
でも、この山越えがまた楽しいんだな!
興味のある皆様、エクササイズクラス募集中!ぜひぜひ!
とにかく、今年も赤字を抱えながらも無事終わっていく。
まわりの世界も戦争やら、災害やら・・・、それでも私たちにできることは芝居だけ。
来年こそ、平穏で明るい一年であって欲しい。
2023年
12月
13日
水
先日、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
なんと、もう今年もあと二週間って!焦ります!
今回のクラス、何人もが苦戦していました。
アクターズワークス のやり方の基本は、各俳優さん方が、一歩でも前進して仕事に生かしてくれる事。
いつも、その考え方に即して個別のは俳優さんに対応しているつもりです。
今回は、シーンに初参加の人が、
「そっか…やはりここか…。これを乗り越えるのは、彼にとって大変なんだ。」
と、チェックポイントがはっきり出てくる人もいれば、、、
「なんでぇ!なんでこの人がここで引っ掛かるの???」
と、私自身、頭を抱えるようもありました。
このレッスンで最終発表に上手く整えるより、毎回各個人のテーマが一歩でも前に進めるように身に付けて欲しくて・・・
でも、ご本人も「ああ、台本・お芝居として上手く出来た」と思えた方がいいのか、つまり見ている方として面白いシーンになるように演出のような手を加えた方がいいのか。
悩めるところなのです。。。
もう一つ、参加俳優から多く出たコメントが「自分の自意識にとらわれて自滅する」という内容のもの。
自意識というのは、そもそも「恥ずかしい」とか、「うまくやろうとする」とか。広げていえば「台本にこう書かれているから」と無意識にそれに沿った演技をする、というのもそうだと言えなくもないかな・・・。
これに対応するためにエクササイズクラスをやっているのですが、エクササイズクラスで自然な感情の流れを知ってしまったがために、そのなっているかどうかが気になってしまう・・・これが曲者!!!!
だからこそ、後半の稽古では「その気持ちを放り捨てて、相手に対応する!感情なんか後からついてくる!この場にしっかり存在する!相手!相手!」を強調しまくりました。
俳優として演じる組み立てはごくシンプル。身に付けてしまえば、この分野は習慣になってくれるから・・・。
でもでもでも、やはり、俳優業は一筋縄ではいかない。一生モノの芸なんだな。
私にとっても学びが多かった今年最後の稽古、最後に迷走していた一人の役者さんが「ちょっとだけだけど、こんな感じでいいのか・・・とつかめたような気がします」と言ってくれた言葉に、涙が出そう・・・(笑)
シビアに稽古できました!
打ち上げは・・・・楽しかったよーーーー!
みんなみんな帰りたくなかった。終電ギリギリ!(笑)
あーーーー、芝居だけして生きていたいねぇ、みんな!!!!
2023年
11月
22日
水
初めて体験型のオープンクラスをやりました。
少人数だった事もあり、初めてお会いする方にじっくりお話し出来て、新鮮な出会い!
2023年
10月
29日
日
ディープ1エクササイズクラスが終わりました。
いつもの事ですが、ディープはディープ!
ディープ1エクササイズクラスとは、自分が役者として表現することを妨げるものを取り除く!コーナー
今回は取りこぼした人もいて、悔しかった。
私のアシストが不十分だったのか?
甘くしてしまったのか? 結果を出すことが大切だけれども、その俳優が「自分でやれる」という自力も鍛えていただかなくては・・・といつも思っている。
トレーナーの優秀さをひけらかす場所ではない!だからそのバランスは難しい。
だからこそ、私自身もゆっくり反省しなくては・・・!
だが、やはりある程度継続している人は、のたうちまわりながらもクリアしてくれた。
2023年
10月
13日
金
昨今、芸能界でもハラスメント問題が沸き起こっている。
私としてはこれを機に、業界全体が良い方向にアップデートして欲しいと願っている。
そういう昨今の中「マイズナーテクニックのレッスンでうまくいかなかった」という話が耳に入ってくる機会が増えた気がする。
これは、マイズナーテクニックに限らない話としてなのだが、悲しいことに「トレーナーに否定された」という内容のことを言う若手に出会っているのは事実だ。
もちろん、すべての人が『〇〇テクニックのレッスン』などですぐに上手くいって名優になれるはずなどないのだが・・・がしかし、そういう人から話を聞くと「その言い方は今は通用しないよな~」という事案や、さらには明らかにトレーナーが自分の権威を示したくて発した言葉としか思えない事案もあるようだ。
私はマイズナーテクニックでのワークショップを20年以上続けてきた人間だ。ほかのテクニック・メソッドについてあれこれ言えないが、自分がこれだ!と思い続けてきたマイズナーテクニックでそういう事案が起こることについては残念!!!以外ない。
たしかにマイズナーテクニックでそれをやられるとダメージは大きいと、私も思う。
何度もこのブログで書いてきたが、このレッスンではまず最初に「感情」を扱う。
だからこそ、いきなり「自分自身に向き合う」体験をする。その入り口でパワハラなどを受けたり、何人もいる参加メンバーの中で明らかに否定されたりすると、心がどうなるか想像に難くない。
私は師匠から、『これは繊細なレッスンで、だからこそ関係者以外見学禁止、俳優は丁寧に扱われなくてはならない』と教えられた。
それまで昭和の昔は、役者の稽古は根性論でかたずけられ、演出家は「先生」であり「絶対君主」だった。どこが悪いのか、何をどう直していけばいいのか・・・演出家に言葉をぶつけると「出来ない役者」と思われ、「〇〇くんの芝居を盗め」と言われる。
上手い人の演技を見るだけでうまくなりゃ稽古なんていらない!!!!
そんな昭和で、これに出会った。きちんとした理論に基づいて、俳優がこんなにも大切にされることに感動したものだ。
もちろん、師匠の個性もある。私の先生はアメリカ人でネイバーフッドプレイハウス出身なのだ。
そんなテクニックなのに、いつの間にそんなことが起こるようになったのか・・・!!!
悲しいし情けない。
そんな若手俳優に対し、まずは自分のモチベーションをリカバーし、自分で自分自身を大切にする機会を作ろう!とこの企画になった。
また、実行委員の意見として
「傷つくまでいかないが、進行が速すぎてついていけなくて、何をやっているかわからない」という人も多い」
という事もあった。
そういう「じゃ〇万円払って何日も・・・ってはどうよ?。でも納得いかないんだよね」と迷っている若手の方の迷いだけでもすっきりさせられれば・・・。
演技未経験の方々に対しても、今やネットの時代でググったときに「マイズナーテクニック パワハラ」とか出てくると、すっかり誤解される。
あああ!ダメじゃん! マイズナーテクニックってそんなんじゃない!
そんな悲しいことは、何とかしたい!
全部の俳優ってわけではないが、こういうレッスンが必要な人、これで上手くいく私のような俳優は確かにいるのだ。
まずは、体験して自分で選んでいただきたい。
演技を上達させる方法はマイズナーテクニックだけではない。
私は「私にはこれが一番合っていた」と思ったから続けているだけで、私の師匠の言葉通り「出来るようになればなんでもOK」なのだ。
要は、それを自分で見つけること!
レッスンの内容も、トレーナーも、自分で自分の成長をあきらめず、探して、見つけて、結果を出して、
仕事しようーーーーー!芝居しようーーーーー!
2023年
10月
01日
日
先日、ショートシーンをやりました。
2023年
9月
19日
火
最近参加者が少なく(愚痴かよ!笑、)来てくれた俳優さんとじっくりゆっくり向き合える。
先日のリピテションクラスに、長々来ている役者さんで「感情」が表現しづらいタイプの役者さんが久々に来てくれた。
じっくり対応でき、2歩も3歩も進めた気がして嬉しい!
その人は感情表現は抑えるタイプだが、いい役者で、目の奥に「悲しみ」とか湛えられる役者だ。
だが、言葉にしたときに嘘っぽくなり相手に伝わらない。
そんなもったいない人だった。
その人が思わず大声を出して、相手にすがるような稽古ができ、私としては「よっしゃー!」だった。
今日は久々に基本的なことをまとめてみようと思う。俳優さんたちが混乱しないように!
ちょっと今日は長文だ、ごめんよー!!
前回のブログで書いたが、
発声・活舌
身体の動き
感情表現(開いていること)
は、仕事の台本をもらってからやっても、遅い!!!! 無理!!!!
役をもらって本番までの稽古では、日頃の力を充分発揮することが大切だ。
言い換えれば、普段の実力以上は出ない!!!!
(例)
台本に「泣く」とト書きがある
練習で泣こうと頑張る
泣けない
演出家が「ここは役は家族から見捨てられて孤独感にさいなまれて一番辛い場面なんだよ!役者なら泣けて当たり前だろ!」とキツイダメ出し
役者あるあるだ。こんな状況は誰でも一度くらい経験があるだろう。
「日頃2オクターブしか出ない人が、いきなり舞台で3オクターブは出ない」
感情表現・インナーも、常日頃発声練習と同じように、日頃2オクターブしか出ない人が3オクターブ出るように基礎錬しなくてはならない。
本番の稽古が始まってから、いきなり「自分の孤独感」を探り始めでも遅いことがほとんどなのだ。
上記の例で、演出家に「おまえ、親と衝突したことくらいあるだろ」とか言われ、その時のことを思い出しても簡単に涙が出るものでもない。
挙句の果て、一生懸命に泣こうとし、やっと泣けたら今度は涙が止まらなくなって
「おまえの個人的な感情なんて必要ないんだよ!!!」
と怒鳴られる。
これは実際にあった話だ。(経験のある人も多々いらっしゃることと・・・苦笑)
映像などでは、個人的な感情であっても「ま、泣いてくれてれば編集で何とか出来るか」とか裏でディレクターがぼやく・・・みたいな。
この問題に関して、では、役者がどんな基礎稽古をしておけばいいか・・・
(感情の仕組み)
小さな男の子は、転んでひざをすり向いて「泣く」
お父さんとか、おじいちゃんとか、「男の子が泣いてたらおかしいぞー」とか言う
子供の脳は「泣いたらおかしいんだ」と学習する
次に我慢して泣かなかったら「偉いぞー」と褒められる
子供の脳は「これでいいんだ!認められてる!愛されている」とインプット
そして徐々に「泣く」という感情すら忘れ去って、オートマチックに「泣かない」男が出来上がる。
全ての人間は、大人になるいうことは多かれ少なかれ、どんな種類の感情かはひとそれぞれで、このようになっている。こうでないと大人としての社会生活はできない。
でも俳優はこれではマズイ!
いっちょ前の男性が「泣か」なくてはならないのだ。
台本をもらう、いきなり頑張って自分の悲しみをほじくり返して「泣こう」とする。
ところが、すでにオートマチックになって、自分の「泣く」という感情・衝動はどこにあるのか自分でもわからない。
必死に「泣こう」として、やっと泣けたら今度は溜まりに溜まった感情が止まらなくなってしまう。
で、「おまえの個人的な感情なんて・・・!」
これが上記にある現象の解説だ。
感情表現の俳優の基礎稽古とは、「感情」を出す習慣を取り戻しておくことだ。
ここのワークショップでは、様々なエクササイズを行って、色々な感情を感じでもらい、何かを感じたらそれを声に出して表現する練習を繰り返し行う。
そして、感情の種類も。
「えー!私もこんな風に感じるんだ」とかをたくさん見つけて、出す!こと。
俳優に与えられた方法は「声を出すこと」と「体を動かすこと」しかないのだから。
最初に書いた、「感情表現は抑えるタイプだが、いい役者で、目の奥に「悲しみ」とか湛えられる役者」さんは、日頃からあまり感情を出さない穏やかなタイプの人だ。だが、「目の奥に・・・」ということは「感情」が乏しいわけではなく豊かな感情を持っている人なのだ。
声にしても噓っぽくならないように、普段から「出す」練習をすることが必要なのだ。
この役者さんは、前々から来てくれている人だと書いた。
そう、この練習はそんなに簡単にできるものではない。
一回泣けたからもう千秋楽まで大丈夫・・・という都合のいいものではないのだ。
歌手の方々は、仕事の合間でも本番前でも発声練習をし続けているではないか。
この役者さんに、「目の奥で感情をたたえる」だけでなく「大声で叫ぶ」が加わったら、役者の幅を広げられる。
今までキャスティングされたのとはまた違う役も取れるかもしれない!!!
ワクワクする!
俳優の基礎訓練は、発声活舌と身体訓練だけではないと思っている。
自分の「感情」を取り扱えるようにしておくこと。
そうすれば、台本を読んだら自分の役の状況がまるで自分のことのように「感じ」られ、その感情を表現できる。
必要なのは「役」に共感した「感情」であって、役者の個人的な感情はいらない・・・というのはそういう意味だ。
演出家とかわされる言葉の中には、また、台本のト書きには、形容詞がたくさんある。
抽象的だ。
それをまさに具体化するのが俳優の仕事なのだ。
追記だが・・・
これを身に付けてくだされば、その俳優の本質が見えてくる。
「泣く」ことを忘れ、「俺は強い男」だった人が、「弱さ」「卑屈さ」なども表現できるようになるのだ。
今までとは違うキャラクターにキャスティングされることができるだろう。
また、
セリフのない、立っているだけの存在感
お客様に愛される魅力
そういうものも身について行っている。
2023年
9月
15日
金
とある稽古で・・・。
レッスンしている俳優のみなさん!
声を大にして言います。
俳優の基礎とは・・・・色々言われるが、
身体がきちんと動くこと
発声活舌
プラス 私は 感情表現のためにオープンしていること
この3つは、仕事に入る前に手に入れておいてください!
台本もらってから、何とかできるものでは、原則・・・ない!!!!!
舞台の稽古に入ってから、ドラマの撮影に入ってから、できる稽古は、台本の読解、キャラクター作り、それくらい。
上の3つは、どんなに天才的な演出家でもトレーナーでも・・・無理!!!!
プロになるなら、心して研鑽してください。
自分自身のために・・・。
2023年
9月
10日
日
少人数だし、開催直前から体調不良も続出のピンチなエクササイズクラスだった。
いや~マジ、ほんとにやれるとは思わなかった(笑)。
だが、来てくれた人たちは意識高くて。人数が少ないので一人づつ掘り下げることができた。
止めなくてよかった。
今回、女子は強え~!
男は、結局甘えたいんかい!(笑)
エクササイズクラスの目的は、役者として自分をガードして邪魔するものに気づいてコントロールできるようにすること。
ちょっと間違うと、「トラウマ」とかという言葉が飛び交って心理学セミナーみたいになりがち。
人間の「感情」の在り方は変わらないのだろうが、目的は「演技!」だ。
これを踏まえて、書いていきます。
今回の「強え~」女子たち。
人間はすべからく、ただ強い人もただ弱い人もいない。
何らかの理由で「弱み」を見せられなくなっているから、「強え~」ところを相手に見せてふるまっていくのだ。
その理由は一人ひとり様々。
私も典型的な「弱みを見せることが苦手な女子」であるが、私の理由は、主には「父親」。
父は私を大変愛していた。
そして、昭和一桁生まれ。
その価値観たるや・・・、ざっくり言えば「男は強く弱音を吐かず家庭を守る。女は父親や亭主に従って立てて生きる」である。
今はだいぶアップデートされてきた。私は早く生まれすぎた女なのだろう、その価値観を全く受け入れられなかった。だから弱みを見せたら「男に従わなくてはならない」のだ。都合が悪い!
私は、男に従うくらいならどんな困難も一人で耐えて見せる!!!・・・だから「弱みは見せられない」女になった。
こんな感じで、医者やカウンセラーが必要な「トラウマ」などではなく、人はみんな社会で生きていくパターンを持っている。
今回の「強え~」女子たちもそれぞれに、パターン・理由を持っている。
「甘えたい」男。
いや、今回だけではなく、ほとんどの男はこれを隠すのか・・・。
やはり男はある意味「強く」なくてはならない、としみついているのだろう。
レッスンでの問題は・・・素直に甘てくれりゃあ問題ないのだが、甘えるまでがまぁーーーー大変!
甘えられなくて不機嫌になって相手を拒絶してみたり、相手から「甘えたい」ことを察してもらおうと画策したり・・・(笑)
あーめんどくせー!爆
「演技」の訓練なので、それらを問題視して何か解決していくコーナーではない。
そのことに気づいて、役を演じていくうえで「弱さ」を見せられるようになること!これが目的だ。
気づいて、認めなければ、そういう台本で観客の心を打つ芝居ができない。
普段強がっている人が、色々な出来事に合い本音をカミングアウトする・・・それがちゃんとできたら、素晴らしいシーンになることだろう。
だからこそ、それに向けて、頑張れ!みんな頑張れ!
いい芝居を見せておくれ!
2023年
8月
16日
水
先日、お盆ですがリピ!でした。
最近残念なことに少人数。
ですが、丁寧に俳優さんたちを見られます。
続けてきてくれている人も多くて、やはり稽古時間は裏切らない!
私もちゃんと発見できて伸びてくれているのは実感します。
久しぶりに参加する俳優さんに改めてここでコメントを。
出来うるならば、アクターズワークスのレッスンや「感情を開ける、オープンさせる」タイプのレッスン(「スーザン・ハドソン」のメソッドとか)は、ある程度集中して受けることをお勧めする。
もちろんそれは、「開けた」状態を自分である程度キープできるために。
私の師匠、キャリー先生の名言がある。
「エクササイズは、社会で生きるために不都合だからわざわざ忘れている感情を無理やり引っ張り出しているのだから、一度できるようになればそれでいい。こんなこと何度もやっているとおかしくなる」
と。
私はこう説明する。
「怪我をしたら血が出て、治るためにカサブタができる。このエクササイズは、わざとこのカサブタをはがして血を流すようなもの。必要以上に何度もやったら炎症を起こして治らなくなってしまう。」
とても心身ともにキツいレッスンを、いい俳優になるために挑むのだ。
でもそれは、演じるために一度見に付ければ、何度もやる必要はない。
そのためには、この「開いた状態」を演じることに結び付けて、「使える」ようにするまでは一定時間続けていただきたい。
それが心身にもベストだし、費用対効果も〇!
「使える」ようになれば、一年ぶり・・・とかでもリカバーは早い。
車の免許を取ってすぐ乗らなくなったらただのペーパードライバーに成り果て、ずっと乗ってた人は何年ぶりに運転しようと思ったらすぐ慣れて乗れるようになる・・・これと同じ。
もちろん、みんな
「参加したい参加したと思っていたんですけど、日にちが合わなくて」
と言ってくれるし、
先日見学したマイケルチェーホフのクラスでも
「舞台の間にワークショップ取るのが難しい。もっと身に付けたいんだけど・・・」
と言ってる俳優さんが。
みんな何とかうまくなりたいと、一生懸命なのだ。
時間と金、焦る気持ちの板挟み!!!
痛いほどわかる。昔の自分を見ているみたい。
だけど、トレーナーとしてはあえてこの文章を書きました。
なんとか、一人でも多くいい仕事をして頂きたい!
ご自分のトレーナーさんと色々細かくお話しするのもいいことだと思う。
私はいつでもメールくださいね!なるだけ早く対応するように頑張ってます。
ぜひ、時間をうまくマネージメントしてください!
エクササイズクラス、まだまだ募集中。これも回数受講というルールを作ってメンバーさんは一回でも受けてもらえる。
仕事の台本に対するサポートクラスも作った。
頑張ろう!仕事しよう!芝居しよう!
2023年
8月
09日
水
谷氏のセクハラ問題で、アクターズワークスの推薦文を削除した件について、また文章の内容について、様々なご意見をいただいた。
その中で、私が一番「ああ!」と思ったのは、
掲載が遅すぎる!
というご意見だ。
私が心を悩ませていたのは、すでに書かせていただいた通り「自分自身がこの目で見ていない、真実
を確認できない案件を、公式のHPでどう扱っていいのか」といこと。
今現在の私自身の個人的な見解は、「残念だが黒」である。
私自身が信頼し尊敬する演劇人で、実際に彼の言動を見聞きしている人からの多数の話を聞いて、「これは黒やむなし」と思っている。
だが、どの時点で「黒」を認定するのか・・・
やはり公には裁判の結果を待つしかないのが法治国家の約束事ではないか・・・。
私のこの意見について、意見をくださった現場のスタッフの方は、
「掲載のタイミングは、事件が明るみになってすぐだ。すぐに何らかのアクションを!」
と言ってくださった。なぜなら・・・
「若い俳優たちで自分が成長するために練習先を探している人たちが、こういうHPで探している。それなのに長々と推薦文を掲載していると『何か特別なつながりがあるのでは?』と疑ってしまう。」
ということだった。
なるほど・・・
と、反省しかない。
そして言ってくださった。
「セクハラやパワハラが多い中、また特にマイズナーテクニックの別の講師の中でセクハラ・パワハラ問題が明るみに出て、マイズナーテクニック自体が敬遠される雰囲気がある中、僕は柚木さんのレッスンはとてもいいレッスンだと思う。だから誤解を生むようなことは避けて欲しい」
ありがたいお言葉で、返す言葉がない。
正直、アクターズワークスでハラスメント問題が起こったことはない。
私の周りで、直接の知り合いでも事件は、谷賢一氏が初めてのことだ。
だから、ちょっとよそ事になっていたのか。。。
ジャニーズ問題もニュースを騒がせ、日本より欧米でより大きな問題になっている。
日本中がアップデートしなければならない。さもないと日本の芸能が世界から取り残されてしまう。
何より、あってはならない!
何かしらの「力」で他人を自分の思い通りに動かそうなどと、許されることではない!
今、誰もが手探りだと思うが、これを反省点として今後、きちんと学習していきたい。
2023年
7月
29日
土
猛暑の中、リピテションやりました。
集まってくれた俳優さんたち、
こないだ舞台が終わりました。
撮影が終わりました。
9月に舞台があります!
みたいな人が大勢!
いやー、嬉しい嬉しい!
こうでなくっちゃ!
いよいよ本当にアフターコロナになって来た!
仕事も動いてきて・・・
お願い!経済ももっと動いて!!!(笑)
※いや、笑い事じゃなくて・・・・
でもその中にも、
「うまく出来なかった。学んできたことは全部ちゃんとやったのに・・・何故かわからない。」
という人も。。。。
もちろん、ちょっと稽古したからと言って何もかもすぐうまく出来るわけはない。
一番問題は「何故かわからない!」ということ。
「あー、あれマズった」とか「もう全然時間なくて間に合わなかった」なら、まだいい。
何が自分の体に起こっているかわかっているから。。。
「なんだかわからない」場合、おそらくはとてもくだらない問題のような気がする。
たとえば・・・
相手役とうまくいってない とか
この台本があまり好きになれない とか
そんなことは「高尚な演技、作品作りにはこんなこと言ってはいけない。関係ない個人的なこと」と思われるが、ところがどっこい、役者という職業はこういうメンタルがとても大切なのだ。
自覚しなくてはならない。
相手役とうまくいかない場合
このことは一見演技とは関係ない・・・ただやりにくいだけ・・・と考える人も多いが、それで対応できる役者は本当に上手いベテラン、もしくはかなり根性の入った役者さん。
これは演技に大きく影響する。
まあぶっちゃけ、あまりお出来にならない役者さんほど相手に注文を付ける傾向はある。
「今のセリフじゃ伝わってこない」とか「ここの場面もうちょっとこうして欲しい」とか・・・溜息
そういった話は若手さんからよく聞く。
俳優同士で簡単に相手に注文を出すのはいかがなものか・・・と個人的には思うが・・・、言ってくるものは仕方ない!(※キチンとコミュニケーションがとれている場合は違います。)
みなさん!
それに動じないくらいの演技力と精神力を身に着けよう!
稽古が終わって相手に文句言うなんて情けないことだと思おう!
自分の演技で相手を変えられるくらい、自分の役の言葉を相手に伝えることを肝に銘じて!
しんどい話だが、それができるようになれば鬼に金棒!
そのために普段の稽古がある!
精進がある!
ファイトだ!
台本に納得いかない場合
そりゃあ、全部の台本が「岸田戯曲賞」「アカデミー賞」というワケにはいかないさ。
作家だって、新人もいれば、スランプもある。
自分の演技力を顧みてみよう。「あ~、人のこと言えない」と思いはしまいか。
何も台本全体を好きになる必要なない。
自分の役を愛そう!
そのために「実在の人物」の一生を使ってキャラクタークラスをやっている。
一人に人間は必ず、どこかに共感するところ、愛らしいところがあるはずだ。
モンスターのような殺人鬼も、なぜそうなっていったのかを丁寧に探ることによって共感できるところがあるはずだ。
というか、見つけるのだ。
「いや、僕の役は2シーンしか出てこないチョイ役だから、そんなのわからない」
チョイ役!?
チャ~~~~ンス!!!!
だって、どうとでも作れるではないか!
1シーンで主役をいじめるだけの部活の先輩役だったら・・・
その子だって新入生の時にいじめられていたかもしれない。そこから「自分が上になったらそんな奴にはなりたくない!」と思っていたはずなのにそうなってしまった時間、物語がある!
面白い!
いつか、自分が大きな役を掴むときに生かせるではないか!
それが引き出しになるのだ。
先日の俳優さんは、こんな理由ではないかもしれない。
本当には、「ダメだった」という俳優さんにじっくり話を聞かなければ本当に理由はわからない。
でも、だからこそ、何もないときには 稽古しよう!!!
稽古は裏切らない!!!
しかし・・・悔しい。。。
上手くいかなかったと聞くと、自分が至らなかったと思えてくる。。。(よくない癖だが・・・)
メンバー向けの、本番にあたっての相談コーナー、新設しようかな。
それ言ったら「やってくれ」コールをもらった。。。
そう言われるとだんだんその気になってくる。
よくない癖?(笑)
でも、必要なのかも・・・・
ちょっと検討してみる!!!ハイ!!!
2023年
7月
19日
水
酷暑の中、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
いやー暑かった!
午後からの日、駅から徒歩7分くらいのスタジオの時は集まってから30分くらい休まないと始められなかった・・・。
みなさん、大丈夫ですか?
9人参加、キャラクター3人シーン3組! コロナ前のキャラクター&シーンクラスが開催出来ました! もう3年ぶりくらい!
おまけに、途中で見学の方も多数、最終日にはお客様が6人。
心底嬉しい!!! 芝居!芝居!
参加俳優さんの出来も良かった。
「出来」というのは、各々が具体的に学んだこと、ちゃんと変化を実感してくれた人が多かった。
誰と比べるわけでなく、昨日の自分より一歩でも二歩でも前進して終わって欲しい。
キャラクタークラス
1人目は役が抱えた本音を申し分なく爆列させてくれた。
エクササイズクラスから引き続いて、役が言いたいことと自分の感情が見事にリンクしていた。
2人目。自分からかけ離れた個性の人物を演じた。
ところが、とても楽しそうに、まさに生き生きと演じてくれた。
その人は自分のことを内向的だと言う。役の人物はもうわがまま?思った通りのことを周りが何と思おうと言ってやってしまう性格。「自分にはできないからうらやましい」と言いつつ、すっごい楽しそう!(笑)。こういう人は本当は内面にイケイケの自分を抱えているんだよー(笑)
3人目は・・・
うーん、あまりうまく役と共感できなかったようだった。
アクターズワークスのレッスンでは、必ず「シェア」する。
まずは俳優さんがやっていてどうだったかを話してもらう。そして私の意見を言って話し合う。3人目の役者さんはどうも昨日の発言を今日の言ってることが違っているように聞こえて、聞き手は「え?」となってしまう。自分自身の中でも混乱してしまうのだろう。
こういう俳優さんは、エクササイズクラス的な課題が残っているような気がする。
俳優は自分で自分のことを客観的にみられて、よくわかっていくことが必須なのだ。
シーン3つ。
一番目、エクササイズクラスから引き続いて「強い感情」をはっきりとぶつけ合うシーン。
人間は生きていて、大人になっていくにつれて「本当のこと」は言わなくなる。
しつけ・教育されて「社会的な自分」を作り上げていく。
最初のシーン参加の方はできるだけ、その「本当の感情」を出さない人間が、本音で相手とぶつかる場面を選ぶことが多い。
初シーンクラスのお二人で組んでもらった。もう爆列シーン!(笑)
初回は、全然掛け合えなくて、片方がガンガン行くとこう片方は恥ずかしくなってにやにや笑ってしまったりして、不成立連発だったが、最終発表日は「やれば出来るじゃん!」な仕上がり。
2つ目はコメディ。
今までシリアスな場面ばかりやってきた俳優さんがやってみると、なんだ合うじゃんこんな役!って感じ。この役者さんとは言わないが、なんかシリアスな役ばかりやりたがる役者さんっている。本当はへらへらした役とか、コメディが似合ったりする。うふふ・・・。
本当にバタバタと天然な感じがよかった。
そして、最後は何度もやっているメンバーで3人のシーン。
最初は感情をぶつけ合うシーンをやるが、もうベテラン勢なので、「本音を隠して葛藤する」シーン。
最初はレアな感情を出せばいいが、本音を隠したシーンは、文字通り隠さなくてはならないので余計高度なシーンになる。
単純に言えば、両方がニコニコして話してるが、テーブルの下で蹴りあっているようなヤツ。
こういうシーンは本音、例えば怒りとかをちゃんと抱えて、それを笑顔で隠してセリフをかわし、会話するごとに変化しなければならない。
別の参加俳優の言葉を借りると「初回は柚木さんが言うように、そわそわ動くことでいろんな衝動を逃がしてしまって相手に負けしまっていたのに(役はお互いがっぷり四つに組んでやりあわなければならないシーン)、最後はどんと座ったまま、セリフと存在感が強い強い」という風に仕上がりました。
ほとんどの人が、前進してくれた。
ここで重要なのは、現場で一人でできること。
これもほとんどの人が、意識しながら10回の稽古に臨んでくれた。
ワークショップなど稽古でいい出来だったからよかった!のではなくて、自力でできる能力を少しでも伸ばしてくれること!
これが一番大切。
そのことも自覚して、次を見ていてくれた人が多かったので、それが一番良かった!
最終日の発表会。
「コロナのおかげで最終日、お客様が入るのをすっかり忘れていました。久しぶりのお客様前の芝居で、伝える相手が相手役だけでなく、お客様にも伝えるんだ~と改めて思えました。」というコメントをくださった方がいて、この方は声優さんだからお客様が入るのは本当に久々ということだが、俳優陣もこのスタジオ発表って、一番きついと思う。
部隊本番やらカメラ前のほうがよっぽど楽だ。本番は照明やら音楽・衣装などなどがあるが、スタジオはもう本当の「素」なので。
いっぱい怖い思いをすれば、仕事やオーディションが楽になる!うん!
打ち上げ!打ち上げ!
みんな、まずは無言で飲む!食う!
暑さと緊張感で、よっぽど体力と精神力を使ったのだね!微笑
で・・・、
参加俳優さん「柚木さん、〇〇チーム、最後いきなりスゴイ良くかったですよね!」
柚木「アタシはもう、『できるんならさっさとやってよ!』って思ってた!」
・・・本人がいてもみんな爆笑!
柚木「みんなの出来が良かったら、一人で『それはみんなアタシの力』って思って寝る。誰もほめてくれないから!」
参加俳優さん「いやいや、柚木さんがいなかったらみんなこんなにうまく出来ませんよ。柚木さんのおかげです。」
・・・と言いながらも全員で爆笑!
充実した時間だった。
また頑張ろう!
いい芝居をしよう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キャラクタークラス
シーンクラス
最後のシェア そして 打ち上げ
2023年
7月
03日
月
リピテション。
少人数でしたが開催しました。
少人数・・・経営的にはどうしたものか!!!ですが(笑)、一人一人とじっくり向き合えて、稽古としては大変重要な時間でした。
リピテションって、同じ人とばかりやっていてもマンネリ化する危険性もありますが、やはりじっくりその人と向き合えます。
もちろん、いろいろな人とリピテションするのも、初めての人とやるのも物凄く大切!
最初のエクササイズクラスは、嵐のように過ぎ去ります。
やってる最中は説明しながらやるので、「なるほどそうか」なんて思ってやっているのですが、色々衝撃が強すぎてぶっ飛びます。実体験(笑)
それを体に定着させるのに月一リピなんかをぜひぜひ利用して欲しいです。
「日程合わないんです!行きたいのに!!」
あー!はい!すみません!頑張って短いクラス増やします。。。
夏の終わりのエクササイズクラスリベンジ!に向けて、ダッシュ!(笑)
2023年
6月
16日
金
6月25日から予定しておりました、エクササイズクラスですが、参加人数が少ないため8月末に延期を決定いたしました。
大変残念ですし、楽しみにしてくださっていた方には本当に申し訳ございません。
コロナ禍があけ、前回も人数が多かったので正直「あれ?」という感じですが、舞台・映像ともども本格的に動き出していることを思えば、嬉しいことです。
また、コロナ禍での我々の業界の収入源の問題も・・・悲しい。
みなさん、一日も早く仕事も収入も取り戻し、また頑張りましょう!
私も負けずに頑張ります。
2023年
6月
12日
月
先日、ショートシーンクラスを開催できた。
ここ一年くらい熱心に来てくださっている方々、久しぶりの方々などワカモノたちの元気な顔が見られました。
このクラスの目的は、「エクササイズクラスで体得した『相手と関わる』ことを実践的に体験すること」だ。
もちろん、それをちゃんとやるのは10回のシーンクラスだが、こっちはぺら一枚のレッスン用の台本を使う。だから「オーディション対策」も兼ねている。
先日のディープ2エクササイズクラスもそうだったが、「積み上げている」ことの偉大さを感じる!
一冊台本を読んで役作りをして・・・というわけではないので、俳優自身の「自分っぽさ」をより鮮明に出してほしいのだが、「相手と本当にやり取りする」ことのちょっとした違いで天と地ほど見え方が違う。
一度入れたシーンの情報を一旦捨てて、ちゃんとやり取りする・・・するとその俳優がもごとに「生きて」くる。
あー!その面白さを早く体得して!
やっぱり芝居は面白い。面白いよ!!!
声を大にしてお伝えしたいことがある。
演技力は向上できる。必ずできる。時間がかかる人もいるが、人それぞれ、自分に合う方法を見つけ、あきらめずやり続ければ必ず光明はある。問題はそれに耐えられるかどうかだ。
アクターズワークスはワークショップ形式でしか開催できないので、よく「柚木さんのところ行きたいけどスケジュールが合わない!!!」と言われる。
(ほんとに申し訳なございません!私も頑張ってるの~!!!)
初回のエクササイズクラスを受講してもらってから、実際の台本をもって演じるシーンクラスまで一年くらいかかる。
その補強のためにも、もうちょっとこんなレッスンを入れたほうがいいんだな。。。
頑張ります。
2023年
5月
23日
火
今月のリピテションは・・・
参加者の俳優さんたちの成長は確実だ!!!
今は、コロナ禍の一期生状態だと思っている。
みんな熱心に積み上げている方々なので、確実に前進している。
このやり方でさっと伸びる人とこれが苦手な人は、当然いる。
どういうやり方であれ、どういう演出家との仕事であれ「合う合わない」「向き不向き」はあるが、肝心なのは個人個人が「自分に何が必要で、何を身につけなければならないか自覚し、それと向き合い、手に入れるまでやり続けること」
苦手な人も、ちょっとづつ前進して、前回とは全然違う顔を見せている。
また、私のほうからも「ああ、この人、ここなんだ!」というポイントが確実に見えてくる。そうするとお互いの進歩は加速する。
まさに「継続は力」
楽し~~~~~い!!!
写真は沸き立つ会場のものを最初に集めてみました。
見ている人が「楽しい」「目が離せない」って何だろう。
芝居になったら、もちろんストーリーがある。
俳優にとっては?
その人が魅力的であり、舞台に出ている人たちがちゃんと関わりあって、見ている人は「次はどうなるんだろう」と思って目が離せなくなること!
私は、まずはこのことだと思う。
早くこのメンバーをシーンまで持って行きたい!
いい演技を見せてくれる日を、私もとっても楽しみにしています!
ファイトだ~~~~~!
※気づいていただけましたでしょうか?
フェイスシールド、なくなってます!!!!!
嬉しい~~~~~~!!!!
この状態が続くことを願ってやみません。
2023年
5月
10日
水
何年振りかのディープ2エクササイズクラスが開催できマました!!!
ほんとに、4年ぶり????
エクササイズクラスからの、だんだんシーンに繋げていく興味深いレッスン。
コロナ禍で、「開く」ことを重視して、ディープ1をリピテション使わない方法にリニューアルしてやってましたが、このディープ2も「開く」ね~~~~!
私自身が超久しぶりなので、こんなに開くとは!!!!(「やらせといて何言ってんだ!」って言われそうですが・・・笑)
やはり、人と関わって行くということの重要性を改めて再認識しました。
今回、写真をめっちゃアップします。(いやー、アシスタントの方々が燃えてくれて、写真多い多い!笑)
よく見ていただくと、「ちょっと待て!なんでこんな格好なの?」というとんでもない変な恰好してる人たちがたくさんいます。
これは・・・・なんでこんな格好になってるんでしょう???
舞台やドラマの芝居の風景の写真と明らかに違う。
リピテションで相手と関わっていると、絶対に自分で予期せね出来事が起こります。それにその場その場で対応するから、なんだか変なことになっていく。。。
なんでVの字に曲がってんねん?
なんで、相手に拝んでんねん?
爆笑
まさにセリフの先読みをしないことにつながります。
そしてここから台本のストーリーをクリアしていく・・・これが次のシーンの練習です。
台本の要求をクリアしてるけど、先を予測しない、何が起こるかわからない!これが新鮮な演技につながるのだと信じます。
そして、これが「相手と一緒に演じる」こと!
稽古中に
「○○くん、キャラやったの? いいなーーー! ほんとに早く○○のキャラクターがやりたいのに、スケジュールが合わない」
と言ってくれた役者さんがいました。
この3年「いつまで続けられるんだろう・・・」と先の分からない時間が続いて、私の中で何かが抜け落ちていたようです。
「あ、こんなに待っててくれる役者さんたちがいるんだ」と、思わずその時泣きそうでした。
もちろん、そんなことしませんでしたよ、なんたってアタシ、先生ですから(笑)
今書いていると、ヤバいです!
コロナが5類になり、連休もどこも人でいっぱい、お店も観光地も以前の姿を取り戻していきます。
やはりうれしい・・・
心の一部、身体の一部の何か冷たくて硬いものが、溶けてほぐれていく感じがします。
で、全員の総意で、打ち上げ!やりましたぁーーーーーーー!!!
堂々と写真、載っけました。
まだまだ注意は怠らず、、、
でも、アクターズワークスも元に戻すぞ!
キャラシーンもショートシーンもやるよ!
芝居しよう! 芝居!!!
最後に・・・、ワークショップが開催できて救われているのは、間違いなく私の方です。
参加してくださっている皆さん、応援してくださっている皆さん、手伝ってくださっている方々、本当にありがとうございます。
2023年
4月
06日
木
先日、キャラクタークラスが無事終了。
今回は、シーンの希望はなく、なんとキャラクターだけ7人!
私も今まで経験したことがない、大変興味深いクラスとなりました。
2023年
2月
11日
土
今年最初のエクササイズからの~リピテションクラスだった。
みんな世間がコロナ禍から脱してきたのだろうか、昨年末くらいからリピテションクラスの人数もだんだん増え始めた。
今年のエクササイズクラスも、雰囲気は「もう、コロナ、いいや」みたいな・・・。
もちろん、まだまだ警戒しながらだが、確実に前進を始めたと思われる。
今回のリピテションクラスも、先日終わったばかりの人から、10年選手なんかも、大勢が集った。
そして、やはりこうやってキープアップクラスに顔を出すくらいの人は、自分の能力をキープしており、いやーーーー面白かった!
人間がだんだん自分の本性をさらしていく姿は、その勇気とともに、喜怒哀楽全方向に感動する。
遠慮なくマウントの取り合いをしたり、よろしい年齢の男性は、コロナになってから何故かリピテションするたびに意味もなく泣く!爆笑
いや、ちゃんとした人間として責任を持って生きている人たちは、表には出さないがストレスをため込んでいるのだろう・・・・。
そして、すでに舞台の稽古を控えた人たちは、このテクニックを現場でどう生かしていくのか・・・、現実に苦慮している。
私から見れば、素晴らしい努力!ということになるが、本人たちは必死!
やはり、演技は、感情を出せるだけでもダメ。本が読めるだけでもダメ。
たくさんのことをこなしていかなくてはならない。
ワークショップを開催する私がこんなことを言っては身のフタもないが、出来るだけ経験を積むしかないのだ。
学問に王道なし!
ローマは一日にして成らず!
千里の道も一歩より!
みんな、頑張ろう!私も頑張る!
※コロナからの復活、今募集中のキャラクター&シーンクラスも応募、早!!!
ご希望方、お早めに!!!!
2023年
2月
02日
木
今年もエクササイズクラスでスタートできました。
そして、無事終了!
思えば、この2年、いつもこの時期に予定しても「緊急事態宣言」だったっけ?そんなヤツで延期・延期を繰り返していました。
それを思うと、感慨深いです。
昨年は、いくつか外注の演技指導をやらせていただき、いかに「結果を出すか・・・」「俳優さんに違いを作るか」ひいては「成長してもらえるか」が難しいことか、身に染みて思いなおしていました。
トレーナーの力もさることながら、環境作り・・・。
「俳優が自分の欠点さえもさらけ出せる安全な場所」を作れるか、そこで参加者みんながそれを共有できるか・・・が大切か、ということを再認識しました。
年齢もキャリアも、普段の活動場所が舞台なのか映像なのか、声優なのか・・・バラバラなパフォーマーが本音でぶつかり合える場所。
これを作れるかどうか・・・そのことが大きく影響していると。
そしてそれを基盤に、受講してくれる俳優さんに「信用してもらえるか」どうか・・・それが勝負なのだということを。
やはり、どんな仕事も始める前の準備でほとんど勝負はついているのか・・・!
改めて、今までアクターズワークスがやってきたことを重く受け止め、やめないで続けていこうと決意しました。
そんな今回、地方からわざわざの参加者という事案も復活し、とても活発なクラスでした。
今回、一人、今まで見た中でダントツで、周りと関わる俳優さんがいました。
その人が、このリピテションという練習に長けているかどうかではなく、エクササイズ・・・ゲームのような基礎練習の時でさえ、周りを巻き込みみんなで大騒ぎ!が何度起こったことか・・・。
とても素晴らしい光景でした。
人から人へ、エネルギーが伝播して何かが起こっていく。
素晴らしい才能だと思いました。
これも改めて思ったことですが、ドラマというのは「見ている人=相手・人間」あってのものなのだと。
関わってなんぼ。
さあ、今年も、みんな関わって行きましょう!!!!
2023年
1月
05日
木
明けましておめでとうございます。
新年なので、景気のいいこと言いたいところですが・・・
コロナが完全に収束するということはなく、新年がスタート。
この状況は我々の業界にとって、心底、打撃がのしかかっています。
そんな中での新しいスタート。
心と体を大切にしながら、サバイバルしましょう!
昨年の数少ないレッスンの中でも「やはり、この丁寧なシステムは結果を残せる」という確信がたくさん生まれました。
気張らずあきらめず、ゆるゆると今まで通り前進していきたいと思います。
開けない夜はない!
2022年
12月
19日
月
例えば
2022年
11月
20日
日
先日、無事に終わりました。
たった3人なので、もう個人レッスンでした。(笑)
受講してくれた方々には満足していただけたようです。
普段できないこと・・・
そのシーンに必要な、台本に書かれていない場面の即興やら、
コロナ禍になってから全くできていない、「登場」の台本版やら・・・
この二つ目は、「芝居をやる時、スタートがとっても大切!」という話。
今回の例でいうと・・・
このシーンは、
家族のために一生懸命に腹立いている夫・仕事を家に持ち込んで休日もパソコンに向かっている。
一生懸命働いているのはわかっているが、家族とも自分ともちゃんと向き合って話をしない夫に不安を感じ、往来の不安にもう限界の妻。
この二人が衝突する場面。(あるあるでんな~)
台本は、二人が口論する場面。
俳優は、ついその場面の状況やら、必要な感情(怒らなきゃ・・・とか、泣かなきゃ・・・とか)だけに注意が行ってしまう。
もちろんそれは重要!
だけど、始まるときに夫は何をしているか・・・
必死でパソコンを打っている。資料を見ながら、仕事相手からのメールに返信したい!!!
なのです。
これをおろそかにしがち。
これをちゃんとやらないと、芝居が始まっていかない。
なんか「お芝居してるぅ~」になってしまう。
だって、夫は早くメール返信して、なんなら自分だって休日は休みたい!昼からビール飲んでグダグダしたい!子供と過ごしたい!と思っていないワケはないのだ。それが人間なのだ!!!!
俳優は「芝居」をしたいから、そういうものがおろそかになる。
それダメぇ~~~~~(笑)
こんな、細かいことが沢山できました!!!!るん!!!
ああ、楽しかった!!!
参加した役者は、男性陣で、終わって「打ち上げ」代わりの「おしゃべり会」をやっていたら、
「こんなに構ってもらえるなんて・・・遠慮なく質問できるなんて・・・、信じられない」
と喜んでいた。
・・・って、
「構ってもらった」・・・そこかい!!!
男ってマジ‼ホンマに!!
「質問」も、遠慮するなよ!いつでも!!!! 時間取っとるやん!!!!
でも、ほんとに、芝居は、ちゃんと時間をかければかけるほど、ちゃんとできるようになる・・・!
改めてそう思いました。
ねばーぎぶあっぷ! やぁ~
2022年
10月
29日
土
先日、リピテションクラスやりました。
久々の6人!おー!!!!
コロナ禍以来、エクササイズクラス以外は特に少人数ばかりなのでちょっと「おー!」です。
町には人があふれハロウィーンも行動制限がないそうですが、ウチの業界は・・・・
相変わらずの7割経済、マスクでの稽古、ストレスがおりの様にたまって来ています。
だからこそ、やはりリピテションは最高!
そしてワカモノのエネルギーの爆発に元気をもらえました。
笑って、泣いて、怒って、転げまわって・・・
芝居は・・・こうでなくっちゃ!!!
どの世代もどの職業も、学生さんも、それぞれに負担をしょって生き抜いていると思います。
そんな人類に元気を感じてもらえる芝居が、早く、自由に、やりたい!!!!
2022年
9月
19日
月
夏、感染拡大して延期になったエクササイズクラス。
これも人数が少数で・・・どうしようか迷いました。
このコロナ禍が今後どうなっていくのか見えなくて、いったんアクターズワークスをお休みした方がいいのか・・・とまで悩みました。
が、エントリーしてくださった方々の意識がとっても高い方々で「これならやれる!」と、開催に踏み切りました。
いやー、楽しかった!
って、私が楽しんでどうする!ってことなのですが・・・
「楽しい」のは参加してくれる俳優さん方が頑張ってくれ、日々、成長してくれるのを実感出来るからです。
お仕事で色々、演技指導に行かせていただくこともあるのですが、そこのタレントさんたちが、「役者になりたい」と言うものの、本当は迷っていたり、何かに抵抗していて一歩踏み出せないままでいるたりすると、どんな稽古をしてもなかなか成果が出てこないものです。
それに比べて、自分で決めて覚悟のうえで参加しているメンバーは、やはり踏ん張りますねー!!!
途中、「いや~、20年やってても人ってわからないものだ」と思ったりもしましたが、やはり「人間は人間」喜怒哀楽を心に宿して生きていることを実感させていただきました。
今回、また再認識したことですが・・・
他の稽古場で全然出来なかったことがあるという俳優さんがいて、同じことをやってもらったのですが、私から見てうまくいかないポイントは明確で、ほんのちょっとしたことでした。
今回は、ほんとに普段の三分の一の人数だったので、やり直してもらえる時間があり、そのポイントを踏まえてやってもらったら、あっさり出来ました。
「やれるじゃん!」
って感じ!
ちょっくら、私の指導能力の自画自賛?(笑)
ですが、そうでもなくて・・・
ちゃんとしたことを、ちゃんとやれば、時間はかかるかもしれないけどほぼほぼ必ず出来る!と思っています。
全員ゼッタイ出来る!とは言いませんが、大体はできない自分にあきらめたり、それを改善する方法を探し出せなくてあきらめたりするのだと・・・。
私自身も、今やっているようなリアルな演技ではなく、「見せる」芝居やら、「お客様を笑わせる」だとかは長い間縁がなく、全くできなったですが、それが自分で自分を許せず、3年越しでやりました。
そう、私は執念深いのです。(爆)
今回はそういう、粘り強いメンバーでした。
みんなの有志をアップさせていただきます。
2022年
7月
18日
月
今、感染者数が増えていたり・・・
社会が動き始めているので、みんなこぞって出演しているので(これは嬉しいこと!)、ワークショップ参加者は今年に入ってからとても少ない。
今はたとえ少人数でも「やりたい!」と思ってエントリーしてくれる人がいればやる!
で、先日、やりました~!
やっぱり面白い!!!
しっかり「感情の楽器」が空いている人たちが、しっかり交流できているリピテションは、最高に面白い!!!!
今回は少人数でたっぷり時間があったので、最初に2人でリピテション、それにだんだん人を加えていくリピテションをたっぷり試せた。
2人以上のリピテションをやると、そこに自然に人間関係が出来てきて、そこでまた新たな感情が生まれてくるのだ。
最初の二人は若い女性。
もう女子!女子丸出し!(笑)
相手を「かわいい」とか「(胸が豊かで)うらやましい」とか・・・
「会話ではないので短い言葉だが、説明すると、
もう、ヤダ、あなたかわいい!
そんなことない、そんなこと言われるの嫌!(容姿にコンプレックスがあるのだろう)
ううん、目が素敵。あ、ウエストほっそ~い!あり得ない!
えー!えー!あ!おっぱい!(すでに触っている)、ある!すっごい!いいなぁ!うらやましい!
え!ううんううん、これいらない、アタシいらない!(と、おっぱいを放り出すしぐさ)
なんでなんで、いーじゃんいーじゃん、捨てるなら欲しい。(とそれを拾う仕草)
もうありありと伝わってくる。
あ~~~!女子高の更衣室か!!爆笑
もうばかばかしすぎるのに、ずーーーーっと見ていられる。
面白すぎる!!!
と、そこへオジサン1投入。
もう、オジサン1、どう関っていいのかわからず、しばし周囲を周回。
やっと気づいてもらって、嬉しそうーに微笑む。
女子1はオジサンに警戒モード全開。
オジサン1は、構ってもらうために上から言ったりした手に出たり・・・(笑)
なんとか女子たちに接近を試みる。
もう、まるで、女子高の生徒に話しかけてあしらわれている学校の学年部長先生みたい。爆
またまたそこへオジサン2投入。
オジサンの見方を得たオジサン1はがぜん元気に!(笑)
ここからまた4人の人間関係含めた、もろもろバトルが展開される!!!!
あー楽しかった。
やっぱリピテション最高!
リピテションという人間の交流がうまくいくと、上記に書いたようにまるで何かのシーンを見ているように思えてくる。
そうなると〆たもの!これを持ち込んでシーンをやると、自然にいろいろな葛藤、深みが出てきて格段に面白なる。
8月エクササイズクラス、まだまだ募集中ですがちょっと人数が厳しそうです。
ご興味のある方はぜひぜひ!
これがダメでもあきらめず続けます。
あ~、早く大人数で、やりたい!
キャラシーンもやりたい!!!
やっぱ楽しい!
※スミマセン、写真ありません、なんせアシスタントさん方も総動員でやりました。(笑)
2022年
6月
30日
木
なんとなんと、今年初めてのブログ更新になるなんて・・・。
申し訳ございません!
ディープ1エクササイズクラス、無事終わりました。
なかなか、コロナ前と同じような活動が帰ってくるわけではありませんね。
いろいろアップデートしなくてはなりません 💦
ですが、アクターズワークスの基本姿勢は変わりません。
ディープ1エクササイズクラスでは、「俳優が自分を表現することに邪魔しているものを取り除く」ことを行っています。
一昨年前から、スーザンハドソンの「ニード」の考え方を取りれ、このクラスを行っています。
たった3人ですが、猛暑もあり、でろでろに疲れました。(笑)
『表現を邪魔するもの』は、たいへんパーソナルな問題です。
そして、ある意味では「え?そんなこと?」と思われる些細なことです。
例えば、家族や兄弟を愛しているからこそ「そういうことはやめてよ」と言えない些細な出来事が、長年積み重なって俳優自身が「悲しみ」を表現できなくなっていたり・・・
小さな子供のころに、親が愛情のために「○○ちゃんはそんなことしなくていいよ」と声をかけたことが、「自分にはできないんだ」と、あきらめる習慣をつけてしまっていたり・・・
人が人生を生きていく間に、そんなことが起こっているのです。
気づいて、それを安全な場所で表現できるようにしていくこと。
エクササイズクラスから引き続いた、重要なクラスです。
今回も、最終日は全員、体中固まりまくりながら(テトニーといいます)、号泣しながらのパフォーマンスになりました。
全く、素晴らしいカオスでした!!!(笑顔)
今年3月にエクササイズクラスは開催したものの、なんだかいろいろな意味で疲れ果てて・・・。
ついついブログが書けませんでした。
今回も、キャラシーンクラスを募集したのですが、なかなかメンバーが揃わず、ディープ1エクササイズクラスに変更になりました。
今、何が起こっているのか・・・
舞台やら撮影やらが、一気に再開しているのです。
コロナを生き延びた俳優たちは今、頑張っています!!!!
嬉しいことです!!!
やっぱり、ゆっくりゆっくり、いわゆる「新しい日常」になっていくのですね。
焦らず、慌てず、気負わず・・・・少しづつ継続! ですね。
参加の皆様、猛暑の中お疲れ様でした!
みんなの舞台、楽しみにしてるよ!!!!
2022年
1月
04日
火
2021年
11月
18日
木
お陰様で無事公演を終えました。
ワークインプログレスということで、それも一生懸命お客様に語り掛けたら、たくさんのご意見をいただけたと思っております。
なにはともあれ、
「やっぱりライブはいいな・・・」
という一言が、とてもたくさんあったのが印象的です。
中には、ライブで実際のパフォーマンスが見られて、涙を流された方までいらっしゃいました。
やってよかった・・・ほんとに。
何度もくじけそうになりましたが、やってよかった!!!
みんな各々、次の公演やら、仕事やらに歩き出しております。
私も、ありがたいことに、次の仕事が入っていて先日衣装合わせに行ってまいりました。
アンケートなども、もうちょっとお時間をいただいて、お客様の感想をまとめてみたいと思います。
その前に・・・・
フォトアルバムを見てやってください!スライダーでどうぞ!
=============================================
まずは、若手公演「人に気も知らないで」!
=============================================
=============================================
次は、「アフタープレイ」Aチームです。
=============================================
=============================================
最後に「アフタープレイ」Bチームです。
=============================================
2021年
11月
10日
水
いよいよ明日から三日間です。
作品作りは三作品とも楽しい楽しい工程でした。
そして、どのキャストも「当たり役」です。
アフタープレイはダブルキャストですが、どちらもその俳優ならではのその役に仕上がっています。
若手チームも、もう、役の人物なのか本人なのか・・・(笑)
みんなで見合っていますが、もう「押し役」が出来てます。
そんなエネルギーを、ぜひぜひ受け取っていただけたらと思います。
13日19時は残念ながら、ソールドアウト
他の13日は多少お席がございます。
11日 12日はまだまだございます。
ぜひぜひ、私たちとエネルギー交換しましょう!お待ちしております。
2021年
10月
22日
金
「今年最後の」、、、もうこんな言葉を書かなくてはなりません。
無事、終わりました。
3回ぶりに、今年初めてシーンクラスが出来ました。
嬉しいことです。
シーン1組 2人 キャラクター4人の参加です。
今回のキャラクタークラスは、実在の人物2人、台本の役2人で、とてもバランスのいいクラスでした。
キャラクタークラスは、自分自身ではない「役の人物」をクリエイトする練習。
実在の人物・・・主に父母などになるのですが、これはエクササイズクラスから続いて自分自身をも見直す機会にもなります。
また、親というものは子供に「親」としての顔しか見せていません。そこから一人の人間を探し出す作業は、情報の少ない台本の役の人物を作りだす練習にもってこいです。
弱みを見せず働き続けた父親の苦悩。
愛情が深いからこそきびしくしつけをした母。
もう、このブログでもずーーーっと、ずーーーっと書いてきたことですが、どんな人にも必ず「ドラマ」があることを思い知ります。
「普通」に生きてきた人が、いきなり失業したり、病気になったり・・・。
その時迎える、本人・家族の葛藤。
自分のすぐそばの家族に起こった出来事は、そのまま台本の中で起こっていく出来事なのです。
それを身をもって体験していただけたと思います。
役の人物は、一人は仕事や結婚に悩む普通のOL役。
役の人物になって、自分のことをしゃべると、お客さまとなっている他の俳優たちが、ガンガン質問したり意見したり。それに役の人物のままで答えていきます。
今回、
「なんでそんなことしたんですか」
「それって社会人としてダメなんじゃないですか」
と、ボコボコに言われ、その役者さんは
「マジ怖かった」と。(笑)
見学に来てたOB俳優さんたちも
「キャラクターでここまでデッドヒートするの珍しいよね。すごいよね」と。
演じるにあたって、普通の人って意外と難しい。
きちんと背景が作れているからこそこういう現象が起きます。
そしてもう一人は・・・
役者定番、精神を病んだ人!の役。
ちょっと慣れた俳優なら、行っちゃった目をしたり、神経質な甲高い笑い声をだしたり、そんなことをすれば、気が狂ってる風にみえますが、それでは台本一冊持つわけない。
そういう人も、私たちと何も変わらない「人間」です。
何を求めて、何か手に入らなかったのか・・・何に対してどんな感情を抱くのか・・・
丁寧に「人間」を作っていく作業でした。
シーンクラスは、感情をもって相手と交流して、脚本家が求める場面・セリフをクリアする練習。
台本を読んで、自分なりに読解して臨みますが、相手から影響を受けたものを排除せず受け取って返す。
まさに「やりとり」を忠実に練習します。
自分の頭で考えたことより、目の前で起こったこと優先。
それをやっても台本が崩れない・・・ということを体験していただけたと思います。
ともあれ、本当に俳優一人一人課題は違うし、持っている「体」も違います。
ある人は、感情を表に出すのが苦手。
ある人は、感情表現は得意だけど小さい。
また、感情を出すけど相手に届かせず、相手の影響を受けられない。
え?そんなはずはない…普段、そんなに大胆やん!なぜ?
自分をさらけ出すのが怖くてそうなっているのか、単に演じる癖なのか、それとも発生の問題なのか・・・。一人一人原因が違う。毎日毎日そこを修正していく。
そして、ローマは一日にして成らず!
ゆっくりじっくり、自分と向き合って手に入れるのが実力になっていきます。
キャラシーンの後のブログって、結局いつもこんな解説みたいな、説教みたいなことになりますが、私自身、毎回、このことを見つめなおし実感し直しています。
今回、稽古に参加してくれた俳優さんが、実況ブログを書いてくれました。
ぜひ、こちらも読んでみて下さい。
佐野みかげさんです。
https://ameblo.jp/girlylife-mikage/
ああ、実感!
2021年
10月
20日
水
若手チームも稽古順調!
稽古すればするほど、作家・横山拓也さんのキャラクターの面白さと、さりげない日常の中にしこんだ劇薬(?笑)の絶妙さに楽しさ爆上がりです!!!
横山さん、愛してますよ~~~~!!!
届け!この愛、大阪まで!
このお芝居は、現代女性の日常の一コマ。
役の人物と、演じる俳優が、だんだん境目がなくなって、どっちが本人かわからんくなってくる・・・これが面白い!
台本に向かう前稽古で、役の人物にどんどん質問をぶつける、その役を演じる俳優が役の人物としてフリートークで答えまくる・・・という稽古したら、もう俳優はタジタジしながらも答え切り、質問をする方もまるで本当に存在する人間に質問をぶつけ・・・
質問する人「綾さんは、どうして〇〇したんですか?」
俳優「いや、それは、私は・・・○○さんに対して、そこまでやらないとわかってもらえないとおもったから・・・」
質問する人「それって人間としてどうなんですか?」
俳優「そうですかね?そういうことじゃ・・・ない、ような・・・」
こういう稽古を繰り返し、人間的でチャーミングな女子たちを、皆様の前にご披露いたします!!!
待っててねぇ~~~!
2021年
10月
16日
土
稽古してます!
演出の上野火山さん…
アフタープレイの稽古を始めた時、火山さんの私の役・ソーニャについての考えに…
「いやぁ、ソーニャはそんなんじゃないんじゃないかなぁ、そんな風にはならないんじゃないかなぁ…」
とか思っていたが、
あれ?
あれれ?
だんだん、そんな風に、なって来ており・・・
ヤバい!ヤバいぞ!
誉め殺しボルケーノ!の手のひらで・・・
ころっ
ころころっ
ヤバい
楽しいぞ!
この転がされてる感、たまらんぞぉ!
アップした写真の笑いの意味は…ですね、
通しの時、柚木ソーニャが
「アンドレイの姿を見た時、思わず キモ!と思ったんですよねー」
という発言をしてしまったのです!
いえいえ、室さんがキモいわけではないです。
アンドレイ、アンドレイがね 
みなさん、キモいアンドレイ、見てみたくありませんかぁ?キモいですよぉ!
シニアの可愛い恋愛。キモ可愛い私たちを、ぜひ見にいらしてください!!!
2021年
10月
10日
日
絶賛稽古中!
チームごとなので、もうわちゃわちゃしながら・・・
一昨日の稽古終わりに相手役の室園さんと、稽古場片付けた後、座り込んだ。
二人とも、しばらく動けない・・・苦笑
いや、年のせいだよ、わかってるよ!!!(くっそーーー!年め!)
ただ、本当に消耗する。
役を生きるのは、どんな役でも自分の一生と被りまくる。
ドッと何かが抜け落ちる。何かが持っていかれる。爆
それでも、止められない!
室さん「一人でいると、何かぐーーーっと内側に入って出て来られなくなりそうな気がしてくる」と。
室さんは、お酒を飲む人だ。
稽古や仕事が終わった後、誰かと・・・、一人でもだが、いっぱいビールを飲んでご飯を食べて帰る・・・それが出来ないことがこんなに人間の気持ちに影響するとは・・・
私は、コロナ禍が始まって、不眠になった。
覚えている限り、毎日といっても過言でないくらい芝居をする夢を見ていた。
それが、この稽古を始めてから見なくなった。
起きられないほど眠い・・・(笑)
きっと、これが私たちにとって生きているということ!
皆さん、ぜひに見来てやってください!!!!
2021年
8月
03日
火
先日、キャラクターが終わりました。
まだ2週間経っていませんが、兎にも角にも発熱などの報告はありません。今回もセーフだったことと思います。
感染者数は激増、今は何の病気や怪我で救急車呼んでも病院には行けない状況なのに、テレビをつければオリンピック。。。
何が現実なのか、どこが現実なのか・・・よくわからない...
稽古内容については、やはり全く少人数なのでゆっくり稽古できた。
他ですでに経験を積んでいる俳優さんは、今まで演出家に言われたコメントや自分の円食いの課題について、一回一回、こんどはこれ試してみよう!次はこれ!と、段階を踏んでお互いに納得のいく積み上げができたと思う。
新人さんや、根本的な課題に直面していいる方々は・・・
一言「直ぐに出来ると思わないで!」
焦っているのか・・・、自分でも長いこと悩んでいるから疲れ果てているのか・・・
(ま、焦るよね。私も20代の自分って焦っているイメージしかない。笑)
ウチのような「感情」を取り扱うレッスンでなくて、普通に劇団や映像の養成所とかで稽古してきた人も覚えがあると思うのですが・・・
役の人物が台本の中で「泣いたりわめいたりする」とする。
「泣いたりわめいたり」は出来るのだが、やったらそれは自分自身のようになってしまう。
演出家に「それじゃ違うよ」と言われ、苦悩して、挙句の糧「泣く・喚く」すらできなくなる。
「泣いたりわめいたり」は感情をオープンさせること。
それがちゃんと役の人物に見えること。これがキャラクター練習の問題。
単純に言うと、
①役の人物への洞察が甘い。
②自分自身の感情をオープンする問題が解消されていない。
この二点です。
「他人」というのは、自分とは感情表現の方法が違うのです。
①「怒る」ポイントが違う。
普段でも「え?そこでそんなに怒るの?」ってこと、あると思います。
なぜ、その人はそのポイントで怒るのか・・・これを理解する必要がある。
そして「怒った」時の表し方が違う。
ある人はストレートに「ムカつく」と叫んだり物を投げたりするが、ある人はそんなことはせず意地悪をする・・・とか。それをまた理解しなくてはならない。
②自分の個人的な感情が支配してしまう。
①の部分は理解できるけど、「怒り」始めたらその理解はぶっ飛んで自分が登場してしまう。
何をやっても同じ芝居に見える・・・と言われる人は、こういう課題が大きいのかと。
これは無意識のレベルだったり、習慣の問題だったりします。
いずれにしても、「ローマは一日にしてならず」!
正しい方法でじっくり取り組みましょう。
また、こんな状況で現場が止まってしまわないか心配な今日この頃。
もし、時間が出来たら、こんな時だからこそ自分を高めることに時間を使って、「来るべき日」の備えましょう!
ああ、待ち望むよね!「来るべき日」!!!
2021年
7月
02日
金
今回も無事、終わることが出来ました。
まだ、二週間経っていないのでわかりませんが、兎にも角にも開催中はみんな変わりありませんでした。感謝ですねぇ!
今回のチーム名を命名すると「甘えたいボーイズ」チーム。爆!
20~30代の男たちが、オープンしてみると押さえている感情は「甘えたい」。
ま、理にかなった反応かと思いますが、いやーなんで同じような人が揃うのかねぇ・・・。どっかでシンクロしてるのかな。笑
そして今回目立ったのが、男女ともに「相手のエリアに踏み込まない人」
このポイントこそがリピテションを行う大きな理由です。
よく日本で「感情解放」といいますが、演技で使う「感情」を「解放」しただけでは役に立たない。
なので私はこの言葉を使いません。
エクササイズを経て自分の感情に気づき、声に出して表現することができるようになって、いざ他に人と面と向かってリピテションをやって交流しようとする時。
作業(アクティビティ)という練習をやるのですが、その時、一人の人は「どうしても急いでやらなければならない作業」をやっているのです。もう一人はその人に「近づきたい」とか「構ってほしい」という気持ちを持つのですが、その気持ちは言えるのだが本当に近づこうとはしない。。。
摩擦を避けるのです。
アシスタントの一人が「今の人は本当に『いい子』で『相手の邪魔をしない』『他人との距離を詰めない』ことが多いですよね」と。
これをやってくれないと、相手に影響を与えられない!つまり関われない!
アシスタントの言う通り、今の人は『相手の状況を忖度する』ことを学習し過ぎているのかもしれません。
より、厄介になってきたのかもなあ・・・!!!!
そして、いつも「よかった」「成果がでた」とばかり言ってる気がするので(嘘ではないですが)、課題を書きます。
コロナ禍で回数を減らしチケット制にしたので、回数が少なくて終了する人がやはり多い。
そうするとやっぱり一定の結果が出るところまで行かない。
この練習は「感情」に対する考え方だけでなく習慣を変えなければならないので、頭でわかってもダメなのだよね。。。
最近は他にもリピテションを使うレッスンが増えているのらしいので、どこでもいいから、出来るようになるまで続けて欲しい。
これは筋トレと一緒なのだよ!!!!
ともあれ、次はキャラクターで待ってます!
2021年
6月
03日
木
先日、スーザン・ハドソンの「NEED」「TRUTH」から、ディープ1エクササイズクラスを新たに作り直した旨、
2021年
6月
01日
火
コロナ禍が続いていて、昨年からディープエクササイズクラスが出来なかった。
昨年、なんとかしたいという気持ちと、家に閉じこもるしかなかった状況から新たな勉強をしようと、いやそうでもしてないとどうしようもない気持ちで勉強を始めた。
スーザン・ハドソンの「NEED」と言う本に書かれている演技訓練方法。
昨年の年明けに、その方法を勉強した某局のドラマのプロデューサーが久しぶりにご連絡くださって色々お話ししたり、こちらのクラスを見に来てくださったりしていた。
その後、コロナ!
昨年の緊急事態宣言中、「NEED」を読んで独学。その後夏~秋にアクターズワークス経験者の若手にお願いして、プレ稽古をし、そのプロデューサーの方に合流していただいたりして勉強会をやっていた。
今回、それを初めて開催した。
私も緊張しながら、手探りしながら進めていったが、あらなた局面を作り出せた気がした。
受講してくれた俳優さんが、そこに導いてくれた気がする。
これまでもアクターズワークスのエクササイズクラスで、あらゆる感情を正直に表現していくことをトライして、行きつくところはその人の「本当の姿」を表に出すこと。
スーザン・ハドソンの「NEED」の考え方を取り入れることによって、より明確に本人自身がそれを自覚して探し出すことに成功できたと思っている。
例えば、負担の多い子供時代を送った人。
父親がアル中、体の弱い母親と貧乏しながらの子供生活・・・とでもしておこうか。
子供ながらに体の弱い母親に気づかい、自分の気持ちを抑えて「いい子」を演じて育ってきた・・・。
としたら、頭では「きっとその子供は『怒り』とか『悲しみ』を抱えていることだろう。だってそんな不幸な生い立ちなんだもの」と考える。
ところが本当に、真実は小説より奇なり・・・
いや、下手な考え休むに似たり(だったっけ?)
見つけ出した「本当に感じていたこと」は「そんな不幸な中にも、私は両親に愛されていたのだ」ということだった。。。
そういうたぐいの出来事が満載だった。
本当に本当にやってみなければわからない、やってみて実感したことは何より力を持っている。
そんな今回のレッスンだった。
でも、でも、それでも・・・
リピテションが出来たら、もっともっといい稽古になった。
心底その俳優さんが「開いた」状態になれた時、本当のチャンスに相手とリピテション・交流できれば・・・!!!
ああ、悔し~~~~~い!
コロナ禍が終わったら、絶対今までのディープ1に今回の成果を結び付けて、最強のディープ1クラスを作ってやる!!!
見てろ!コロナぁ!
って何に向かっているのだ、ワタシ。(笑)
2021年
5月
14日
金
9日にキャラクタークラスが終わりました。
4人という少人数、半分zoom、という感染対策稽古でした。
稽古の仕上がりは・・・
本来10人でやるのをたったの4人なので、充分な時間が取れ、何回もやり直せました。
モノローグドラマ状態になって、普段はそこまでできないのですがシーンのコメントまで出来て、細かい繰り返しも出来、納得の最後でした。
キャラクタークラスで実在の人物・・・自分の母親や父親を演じる、のですが、それにはこういう理由と効果があります。
まずは、役の人物には必ず「一生」という人生があり、どんな人にもドラマがある・・・ということを実感してもらうこと。
そして、エクササイズで経験した「親のからの言葉で身に着けたオートマッチクな習慣」を見つめる機会になる。
最初の効果はわかりやすいと思います。これは台本に行ったときに「脇役」「ちょっとしか出てこない役」にこそとても有効です。
2番目は、今回、それに匹敵する俳優さんが受講していました。
親は自分にとって「行動を規制する人」。子供を心配して「これはやっちゃダメ」「こうなりなさい」を強いて来ている存在。親を演じるためには、なぜそれをやっていたか・・・を肯定的に納得しなくてはならないのです。
親が「目の上のたん瘤」だったコが、「まあ、親も大変だったんだなと・・・」と言えればもう大丈夫。親を演じられることと親と言う存在を受け入れられることがイコールになる人がいます。
その場合、俳優として表現する根本的なところをクリアできることになります。
とても重要で、とても素晴らしい瞬間です!
素晴らしい4人とたっぷりな時間を共有しました!
ですが・・・
もう去年から会計的にはド赤字!
いや、みなさん同じと思いますが・・・。
昨年は文化庁さんのおかげでその赤字を埋め、何とか継続できましたが、これだけ緊急事態宣言などの締め付けが出まくるともう・・・
稽古中にも「〇〇給付金もらった?」「○○はどうやるの?」「柚木さん、忘れてた、領収書ください!!」などの会話が飛び交う。
ついつい「どうなっていくのだろう・・・」と不安な気持ちにもなる。
変異株で感染が広がっていて、自分自身にも受講してくれる若手俳優たちにも「感染させてはならない!」という緊張感が走る。もし後遺症が残って呼吸器に問題が起こったりしたら俳優生命にかかわる。
その反面、政府や東京都の対応には怒りを感じることを否定できない。
「不要不急の外出」???
我々芸能関係は不要不急なのだそうだ・・・!!!!
五輪は感染対策をしているので開催する。医師会の会長は政治資金パーティーをやる。それは黙って前を向いて飲食もしないから100人以上で集まって良くて・・・、なのに映画館は休館!
って、どうゆうことよ~~~~~~~!!!
と、叫びたい。
心が折れそうになる。
つい、「もうアタシなんか後の時間が少ないんだから、なんでこんな事になってんのよ」と言うと、若手は「柚木さんはもうキャリアがあるからいいじゃないですか。俺たち2年間もプロフィールに書く仕事がないんですよ。」と。
なるほど、やっぱりみんな苦労しているんだ。
仲間たちよ、耐えよう!全員で!
ちなみに、この話を仲のいい30歳の女優に話したら「そりゃ、柚木さん、ワカモノの方が大変ですよ」と一括された。。。えーーーん、だれか味方して!(笑)
2021年
4月
19日
月
第4波が終わらない今の状況ですが、緊急事態宣言の時短に翻弄され続けたエクササイズクラスがなんとか全メニューを終えることが出来ました。
感染数が増えている中、ギリギリのギリギリでした。
今は「10人で100㎡!」を合言葉に、必ず人と人の距離が1.5mとれる稽古場を原則にやっています。なので、公共施設を使わざるを得ません。
そこに!時短!
21時終了なので、いつもいつも20:45に私が「撤収!」と叫び、施設の外で最後のコメント、連絡事項・・・という稽古。
最後の2回は東京都の蔓延防止重点措置のためさらなる時短で19:30まで!!!ええええ!!!!
とりあえず一回だけ一般スタジオが空いていたのでそこに変更。4時間やりました。みんなぐでぐでになったことでしょうが、やはり、終わりを気にせずゆっくりできたのは、参加者の方々も充実感があったことでしょう。
※感染対策をすることに反対ではありません。この意味の分からない締め付け。補償が滞っていて全くの不平等。これに強い憤りを感じています。
そんな中だからこそ、一回一回積み上げて、一人一人「開いて」いくのが、いつもより心にしみました。
いつもそうですが、どんどん男っぽくなったり、顔がはっきりくっきりしてくる感じが手に取るようにわかり、生き生きと躍動してきます。
稽古できるのがこんなにも幸せだなんて!
その中で、一人、今回初めて参加して大変苦労している俳優さんがいらっしゃいました。
30代後半。このエクササイズは年齢が高いほど困難なのです。
積極的に前に出てやる。でもできない。躓くところはいつも同じ。私も何度も何度も同じコメントを繰り返す。。。。
本当にキツイと思います。
私は自分のことを思い出します。
そもそも、なぜ私がこんなにも長く「教える」羽目になったのか・・・
出来なかったからです。何度やっても何度やっても出来なくて、それでもあきらめるわけには行かなくて・・・
だから、他の人に提供できるくらいに熟知してしまったのです。
ずっと思いながらコメントを繰り返します。「これさえ越してくれれば・・・」と。
今、ずっと願っています。
あきらめず、きついけど我慢して続けて欲しい。この先にある新しい世界を見て欲しい!
それだけ!
今回、スタッフも大変で・・・写真を撮る余裕もほとんどなく、また、事務所所属の方が多くてみんな怪しいハートマークやカラフルな犯人目かくしをさせて頂きました。(笑)
2021年
2月
20日
土
2021年
1月
02日
土
2020年
12月
16日
水
本当に怒涛の2020年。最後のクラスはキャラクタークラスになった。
先日、無事終了。
とにかく、稽古中に感染者を出すことはなく、みんな元気で最終日を迎えられた。
今年は、まずそのことに感謝しかない。
キャラクタークラスはエクササイズのように対面で強く感情を表現することはないため、感染への心配は少しは楽だった。が、ここに来ての感染急拡大。毎日床からセットまで除菌清掃。
そして、窓を開けるが・・・寒い!
みんな防寒対策しての稽古だった。
今回、こんな中だが・・・いや、こんな中だからこそ本当に熱意のある人が集まってくれた。
今回、前半zoom、後半スタジオだったのだが・・・
「前半のzoomの日程だけでも全額払うから参加する」といって関西から参加した人。
そんなこと言われたら、あたしだってしゃーないやんけ!と言う気持ちになって、持ち運べるパソコンを新規購入。なんとこのアタシが2台持ち!
ビックカメラに買いになった時、「なんでここまで来て、この年で、アタシがパソコンで苦しまなきゃならないのか!」とビックにおにーさんに愚痴りまくった。
そしてスタジオには、一人だけ画像で参加していた。(笑)
静岡県から、後半4回、バスで通った人。
もう、マジか!って感じ。
養成所に行きながら、バイトもしながら、それでも10日間やり切った人たち。
キャラクタークラスは宿題の嵐なのだが・・・!
再演の舞台出演を控えた人。
初演でうまくいかず泥沼だった役を、リベンジを誓って参加。
次回のオーディションでの役を練習する人。
全員、確実な目的を決意をもって参加していた。
やはり、その気持ちを各々自分自身は裏切らない。
稽古途中でそのキャラクターを体にしみこませるために、よく設定の即興をやったりする。
その面白いことと言ったら・・・。
どんどんよくなって、最後はほんとにおもしろい「通し」になった。
そして自分の今いる位置と、今後の課題を確認できる。
そして、俳優はその役の人物の人生を「受け入れ」て「好き」になる。
演技がうまくいかなかった時の、俳優の状態として
「役への愛が薄れたのでは・・・」
「いや、薄れたつもりはないけど、それより自分への注意が上回った」
「役の人物はワガママだから、そうするとすぐそっぽを向く」
という話をした。
この会話、何気に私はとっても気に入っている。
今後使うだろうなぁ・・・この説明!(笑)
あああああああ!
来年こそ、ちゃんとした打ち上げしたいぃ~~~~~!!!!
2020年
11月
27日
金
11月半ば、エクササイズクラス2クール目が終わりました。
感染が急速に拡大し、緊張感が増してきた中、滑り込みセーフみたいな気持ちでした。
もちろん、このWSの中での感染はありませんでしたが「バイト先で感染者が・・・」ということでのお休みも出てきて、じわじわと迫ってくる感じがありました。
演劇界、芸能界 いや日本中・世界中 頑張っていたのに・・・という落胆の気持ちは否めません。
が、若者たちは元気でした。
たくさんの感情を爆発させ、学んでいってくれました。
その「前進したい!!!」というエネルギーに涙が出る思いでした。
追加の回を見学に来てくれた俳優さんが言ってくれたことですが、
「やっている俳優さんの個性が際立っている」
この言葉が一番うれしい感想です。
まずは自分自身を表現する・・・これは簡単なことではありません。
自分の「見られては不都合な自分」を公にさらすのです。こんなキツイことはありません。
このエクササイズに来てくれる俳優さん方は、そのことに果敢にチェレンジしてくれているのです。
この冬はまた我慢の季節になりそうですが、負けないぞ!
果敢な若者たちにエネルギーチャージしてもらいました。
そして、しんどい時、家で見る映画にどれほど気持ちが助けられたか・・・
ほんの2時間、現実から夢の世界へ。
その時間がどれほど大切なものか。
私たちの仕事は、そういう仕事なのだ・・・と改めて強く思いました。
今秋2クールのエクササイズクラスに参加してくれた俳優さん方本当にありがとうございました!
またみんなで前に進もう!!!!
2020年
10月
29日
木
先日9~10月エクササイズクラスが終了しました。
無事、本当に無事に、感染者もなく全メニューが終わりました。
まずはこのことに、参加者の方々、会場の方々、関わってくださった全ての皆様に
ありがとうございます!
です。
コロナ禍で新体制・・・週一回、チケット制、もう対応がバタバタでした。
政府の言う「7割経済」ですが、感染対策やらなにやらで仕事量は1.5倍。。。
真面目に体力勝負です。
今はお店もホテルも、コロナ禍で影響のある職場はみんなそうなのでしょうね。
本当に「皆さん、頑張りましょうね!」という気持ちです。
そして、内容。
メニューを一つ減らし、回数も8回。
「これで結果を残せるだろうか・・・。でも不安がっていても始まらない。やるならやるしかない」そう腹をくくって開催に舵を切りました。
無事終わった感想は「ワークショップは受講した人のものだな」です。
初めて来てくれた役者さん方は、以前を知らないわけで、今回の自分の経験を大切に思ってくれていました。
そして、ちゃんとした訓練の場に出来るかと言う、私の責任は私が負うべきこと。
だからこそ、受講してくださった方々のこの結果、この受け止めを私がきちんと把握して次を見ていく。これしかないと思いました。
どういう稽古もその俳優さん一人一人の成長こそが大切です。
トレーナーの能力はもちろん、一人一人の俳優さんが自覚して自立して成長する、それが一番その人のためになる・・・・
それを改めて感じたWSでした。
フェイスシールドマスクなどでの弊害も、もちろんあります。
何か体につけるということは、それだけ俳優の表現に大切な「身体」に規制をかけます。
こんな小さなものがこれほど影響するのか!と、やりながらとても歯がゆい思いもします。
でも、これも受け入れていくしかない現状です。
現場が十分に動いてない今、ただただ何もせず過ごすという選択はしないほうがいいと思います、特に成長段階の若手にとっては。
「今こそ訓練する時期だ」と思える気持ちが素晴らしい!
まだ10~11月クールのクラスは11月半ばまで続きます。
こちらも安全に最後まで・・・を祈りながら頑張っていきます。
神様仏様・・・!(普段、信心もないのにこんな時ばっかりですが・・・笑)
2020年
9月
10日
木
秋とは思えない残暑!
その中で、ついに始まりました、エクササイズクラス。
GWは緊急事態宣言真っただ中。「延期」と言う名のキャンセルになってしまいました。
その後、それにエントリーしていただいた方々とも連絡を取りながら・・・ついに再開です!
感染対策として、広い稽古場、人数を減らして、もちろんフェイスシールド・マスク・換気。
いつどうなるか分からないので、チケット制導入。
基本、週1回。
・・・何かあっても継続できるように・・・。やめない覚悟!
といっても、週一のエクササイズクラスは私がトレーナーをやるにあたっては初めてのケース。
毎日であろうが週一であろうが、レッスンが始めると俳優たちは・・・なるようになる!
私自身が、気が短い・・・というか、「イラち」なので、どれだけのたうち回ろうともさっさと結果が出したくなってくる。
いかんいかん・・・
焦らず、じっくり、結果がすべて!と言い聞かせる。
私自身が初めて受講したときは、週一で2か月半かかって終わらせた。
効果というか結果はか変わらないと思う。
まだまだあまり現場が動いていない中、しっかり基礎固めを・・・と思って来てくれている俳優さんたちに確かな結果がでるように、じっくりと進んでいきます。
2020年
9月
03日
木
8月はキャラクター&シーンクラスが出来ました!
前半はzoomで、後半は稽古場で。
まだまだ色々な状況の方がおり、対面はちょっと・・・と言う方、対策を講じて稽古場で・・・と言う方。双方の希望を叶えるため、半々で開催しました。
著名な演出家・俳優の方々の言葉通り、やはり芝居は
「暑い体をぶつけあって、唾を飛ばしあってなんぼ」
私もそう思います。
本当に「芝居」が出来るようになるまでまだ時間はかかりそうですが、今出来ることをやり続ける!
それしかないです。
zoomでは、
キャラクターはキャラクター分析と役の人物になってスピーチと会話、モノローグドラマのさわりまで。
シーンは、台本読解とやり取り、キャラクターの確認。
そして、後半は稽古場へ。
稽古場ではもちろん、感染対策の床掃除・セットの椅子やらテーブルやらを毎回全部拭いて。
ずっとフェイスシールドか透明マスクを取らずに練習。
一回シーンが終わるたびに窓全開。
ほんとに体力勝負やーーー!
病院や学校の方々は毎日これをやっているかと思うと頭が下がります。
そんなこんながあっても、フェイスシールドで飲み物を飲む動きが出来なくても・・・・
ああ!対面って最高!!!
人間を感じられるって最高!!!
稽古場初日の全員の言葉。「やっぱりコレだよね!!!」
ウチの稽古はやはりリアリティを重視するタイプの稽古です。
今回の稽古でも・・・いました。
勝手にアドリブ始めちゃう役者。
私が天然と言っているタイプの役者さんです。
そういう人は、私のように頭で、理屈で、芝居をしてしまう役者には羨ましいくらいコロコロと感情が動き、強い感情もがっつり表現できます。
でもその感覚が・・・楽しくなると、気が付くと、すぐアドリブ言ったり台本のストーリーをひっくり返したり・・・。
天然さんは、自分らしくやるのはいいけど、台本の理論・与えられたキャラクターをしっかり守ったまま自分の良さを出さなくてはなりません。
即興演劇でなければ、役者は「セリフ」を言ってなんぼ!
決められた動きが出来てなんぼ!
です。
私は若いころ、ここで右向いてこのセリフ言って・・・みたいなことを「上手」に出来ました。
そしてディレクターに「ちゃんとできている。でもおまえの芝居はちっとも面白くない」と言われ、このような稽古に足を突っ込んで、ここまで来ました。
こんな時期だからこそ、初心に戻って、
「台本に書かれたことを、毎回新鮮に。まるで初めてやるように。」
そして今回、ずーっと地道に続けてきた役者さんが、みごとに開眼!
その役者さんは、おとなしいタイプの人で、言葉遣いも優しく、自分に自信がないような感じでした。
最初はセリフも出てこないし、ただ叫ぶだけになるし、テトニー(体が固まること)起こすし・・・。
でも、稽古が進んでいくと、その原因はその俳優が「自分はまだまだできてないから、何もかもまだ足りない」と思うこと、自信がないこと・・・だということがわかってきました。だからすべて過剰にやってしまう。そうすると相手との交流もうまくいかず、シーンは台本通り進行しない。
自分が読み取った通りに、感じた通りに、失敗を恐れずシーンをやってみると、もう最高の出来でした。その人は今まで充分稽古を積んで力をつけていたのです。
それを自分自身で抑え込んでいたのです。
もったいない話ですね。
自分で自分を知って、勇気をもって表現していってほしいです。
基礎稽古って、そのためにあるのだから・・・!
写真は・・・
マスクなしの集合写真は、直前にマスクを取ってみんな口を真一文字に結んでいます。
稽古中の写真は、フェイスシールドと透明マスクの嵐。
残念ながら光って顔の表情が見えにくいのが悲しい。
それでも、やっぱり、芝居をしたい!!!!!
2020年
8月
22日
土
8月、対面のリピテションが出来ました。
7月はzoomに変更しましたが、やはり、人と人が関わる姿は素晴らしい!
まずは、K’sスタジオさんに感謝です。
久しぶりに行ってみると、換気口が2つも増えて空気を回す扇風機やサーキュレーターを備えていました。安心感倍増でした!!!
今まで通り、養生テープで超えてはいけない川をつくって距離を取ってのリピテションが中心ですが、最後に一回だけその真ん中の「川」がだんだん消えていく・・・バージョンをやりました。
今はすでにみんな、相手と近づくことに緊張感を持っています。
それがきちんとリピテションに反映されていて、リピテション全体が丁寧に繊細になっているのを感じました。
距離を取ることが良い方に作用して、自分で自家発電の感情を振り回してもどうにもならないことが体に落とし込まれているようです。
これをプラスの遺産にしなくては。
転んでもただでは起きないぞ!!!
そして、キャラシーンクラスが昨日から始まっています。
Show must go on!!!!
2020年
7月
29日
水
7月は特別リピが中止になり、zoomでのリピテションでした。
zoomリピに初めて参加した方々もおり、繰り返していただきますが、このzoomリピは俳優としての感性のキープにはなりますが、実際に「人」が目の前にいないということはそれだけ「危険」度がないのです。
人間同士の交流、感情や人体そのもののぶつかり合い、その情熱が魅力の演技においては、本来の練習には及びません。
ですが、この状況を嘆いていても始まらない。
いるのは自分のウチ・・・という状況であっても、みなさん「イキイキ」感をキープしてもらえました。
中には、「え!この子こんな顔してたのか?こんな声してたのか?」とびっくりするコも。
自分のウチということで、リラックスしているのです。
やはり人間一歩外に出ると緊張は否めない、ということを再度実感しました。
来月はぜひ、稽古場でリピをやりたいと思います。
稽古場でもそれくらいリラックスして欲しい!
頑張ろう!人類!!!!
2020年
7月
24日
金
先日、zoomでの「台本一冊全部読む」クラスが終了しました。
今回は映画のシナリオ。
戯曲と違って風景が動く!
当たり前ですが・・・・
映画監督さんのいう「絵」が、素晴らしい演技をしているのが実感できました。
そして、今回の台本の主人公は「殺人犯」。
今回も普段のアクターズワークスのシーンクラスではなかなか扱えない題材です。
そんな台本に出会えること。
zoomという武器で地方の人たちを会えること。
それはコロナの唯一の良かった面ですね。
何度もお仕事した某テレビ局のドラマのプロデューサーの方と先月でしたか・・・お話ししました。
「犯罪者と普通の人は何にも変わらない」
そう言われて、つい「それはそうなんですけどね・・・」という私がいました。
彼は諦めない!
「いや、そうなんだ!」
と。
本当にそれを気持ちの中に叩き込まなくては、こういう台本は理解できない。
途中で「自分とは違う人」というところに逃げそうになる。
私も、改めて立ち向かう覚悟をしました。
みんなで読み込むことの素晴らしさは、本当に多岐にわたる考え方を受け入れられること。
そこから、あきらめずに「殺人」という日常にない行為を落とし込んでいくことが出来ました。
読み方とか、役のキャラクターとかは人の数だけ幅があるということ。
本当にそれを体感したら、いわゆる「ダメ出し」を否定せずに受け入れられると思います。
ま、そこまで読み込まなきゃ!って話ですね。(笑)
8月にはキャラクター&シーンクラス
9月からはチケット制のエクササイズクラス
芝居を続けよう!!!
2020年
7月
01日
水
特別リピを開催できました!!!
特別っていうのは、もちろん「ソーシャルディスタンスリピ」です。
いや、コロナ対策とかソーシャルディスタンスとか、いうのはちょっと悔しくて「特別リピ」と。
かすかな抵抗でしょうか・・・(笑)
緊急事態宣言前に同じリピをやった以来、なんと3か月ぶりです。
もちろん感染対策はできる限り・・・
普段は10人とかそれ以上でやっているのを参加者6人で。
床も椅子も拭いて、消毒用アルコールを並べて、アルコールティッシュも・・・
マスクに透明マスク、フェイスシールドはより取りみどり!(笑)
リピテションは、感情を交流させる練習です。
普段は、言葉と行動の両方ですが、この事態では
・2mの間隔をあけそれ以上は近づけないという制限付き
・椅子を背中合わせに配置、基本的に相手を見ることができない状態で
という2種類をやりました。
人間には、その人なりの「人間距離」というものがあり、他人がその距離から内側に入ってきたら「恐怖感」が作動し「警戒警報」が鳴るものなのです。逆に家族や恋人など親しい人とは「もっと近づきたい」と感じるので、距離があったら「寂しさ」などを感じます。
その距離が保たれているということは、「怖い」という気持ちが起こりにくいので感情の起伏は起こりにくくはありますが、ちゃんと相手を見ること、しっかり声を出して相手に伝えないといけないこと、などはこのほうが鍛えられるという側面もあります。
後ろ向きに至っては「視覚」を奪われるので、もっともっと集中して相手をキャッチしないと交流になりません。
これをやると、できてるかできていないかが露骨にわかる。。。
これも興味深い発見でした。
「こんな事態だからできない」ではなく、出来ることをあきらめないで続けていきたい・・・と改めて思わされました。
3か月ぶりに、生身のメンバーを集えたこと。
涙が出るほど嬉しかった!!!!
でも、やはりこの状態なのでみんな体が硬くなっています。
「恐怖感」を感じると人間は体を固くします。自分を守ろうとする本能ですね。
みんな自分が思っている以上にストレスを感じているのだですね。
運動やストレッチ、大切です。
そして、消毒、ああマジ大変!!!!それだけで一仕事!(苦笑)
それを踏まえて、一生懸命毎日開店しているお店や、病院・介護施設など、頭が下がります。
2020年
6月
19日
金
ブログが大変久しぶりになってしまいました。
5月にはzoomレッスン「台本一冊全部読む」の「ヴェニスの商人」をやりました。
最初の「驟雨」でも書きました、全員がまず言いたい意見を自由に発言して行って台本を導き出していく時間を3日間取りました。
やはり、これはとても重要な時間です。
まずは、自分自身の意見を否定せず、その上で全体の台本の趣旨をくみ取っていく。
どちらが欠けてもダメなのです。
それを手に入れていける大切な時間でした。
その後、緊急事態宣言はどんどん解除され、あれよあれよという間に経済活動再開へ。
全国的にはもう何日も感染者が出ていないところも多く、私の実家のある岡山でも、まさに「日常」を取り戻しつつあるようです。
が、東京は・・・
演劇関係以外の友人からも「外に出ていいんだかいけないんだか全然わからない」と言う声が。
政府や東京都の方向性や対策も、相変わらずデータが示されないままの「掛け声」だけのものに、私には聞こえます。
東京都のステップに従って、対面してセリフを交わさない・いわゆる一人芝居の状態の「キャラクター&特別シーンクラス」を募集開始しましたが、思った以上に参加者の動きがありませんでした。
ここにきて東京都の様子が不安定であることと、それに対する都の対応がよくわからないことで、安心感が持てない人が多いのだと思います。
その感染の怖さもありますが、特に若者たちにとっての経済的不安定が想像以上に大きいと思いました。もちろん、若者だけではありません。事実、私自身も他人ごとではありません。
その2点で、「延期」の決断になりました。
延期を表明した後、メンバーの方々から
「恥ずかしながら収入が・・・」「バイトもやっと始まったばかり」
「親と同居で、やはりまだ不安」
などのコメントが寄せられました。
もちろん「参加を予定していたので残念」のメールも届きました。
こういうコメントをいただくと、延期したことが間違いだったのか・・・!と落ち込みもします。
テレビのニュースなどで、居酒屋で「やっとゆっくり飲める」と言ってビールを酌み交わすサラリーマンや、早々に温泉旅行に行ったりする家族の様子を見ると、「私たちの業界だけなんで!!!!」と、イジけた気持ちになってしまうのですが、「これは違う!みんな不安の中、工夫と努力をしている」と思い直し、気持ちを立て直す毎日です。
7月はもう一度、zoomで「台本一冊全部読む」を開催いたします。
これは格安ですので、皆さん、ぜひぜひご一緒に!
そして・・・私は・・・8月のエクササイズクラスを・・・・あきらめていません!!!
先日のニュースで、中学校の給食が一言もしゃべらず黙々と食べなくてはいけないので「つまらない」と。先生がなんとかしたい!と学校放送でDJを始め、生徒の投稿を読んだりほかの先生の心理テストをしたりで、受けに受けている・・・という記事を見ました。
いい話だと思いました。先生、すごい!
本当の新しいスタイルって、こういうことだな・・・と。
なんとか工夫を凝らして、8月にエクササイズクラスを!
そして、延期したキャラクター&特別シーンクラスを9月に!
3歩進んで2歩下がりながらも、前へ!!!
いつかは、思いっきり叫びあえる日が来ることを信じて!!!
2020年
5月
05日
火
遅くなりましたが、追加のアンケートが来ました。
こちらもご一読ください。
アクターズワークスでは、第二弾を募集開始しました。次は「ヴェニスの商人」です。
あ~~~~大変!(笑)
=============
今回、zoomサポート・読解への参加ができてとても勉強になり
読解に関しては、最初のト書きの部分だけでこんなに想像できるこ
フリーディスカッションは、自分の部屋で話しているので実は稽古
Aさんなど皆さんの解釈にも個性が出ており、それが読みに滲
戯曲読解は苦手意識が強かったのですが、今回のクラスやそれまで
中々、自分の意見に自信を持つことができなくていつも中途半端な
ディスカッションをしている内に、新たな発見も生まれていきまし
今後、zoomで稽古やWSをする機会が増えていくと思うので、
2020年
4月
28日
火
先日の「台本読解」クラスのアンケートをたくさんいただきました。
それをアップさせていただきます。
私があれこれ言うより、これを読んでいただいた方が皆さんによくわかっていただけそうです。(笑)
今回の台本は、岸田國士作「驟雨」でした。
そして、私がプランしたことは・・・参加者みんなの自由で本音のディスカッション。
これは、ミネルバ大学という大変個性的な大学の取材番組を見て、これはとても大事な事だ!と思ったからでした。
日本人はディスカッションにも慣れていないし、演出家は「先生」という習慣があり、つい「先生」の指示待ちになる。これが「俳優」という立場での演劇・映画の創作活動に大いに良くない!と思っていました。
それが引いては「正解探し」といわれる演じ方に繋がっている・・・と。
「台本をちゃんと読みこなすこと」と「それを演出家と話し合えること」この両輪がとても大切。
そのためにはまず、「間違ってる」とか「くだらない」ことからでも自分で言葉にしていくこと!から始めたいと思い、やってみました。
時間が短かったので充分とは言えないけれど、やり続ける必要があると思えました。
どうぞ、読んでみて下さい。
『台本読解は課題であり、やりたかった。勿論今までもやって来ましたが、いまいち自信がなかった。今後も続けたい。』
『あまり戯曲をきちんと読む機会があまりないので、参加してみた。
初めて一人で読んだ時は、なんか(戯曲の)動きがあまり見えず(会話はちらほら面白そうな所はあったのですが)淡々としている話だなと感じていたが、皆んなで感想を述べ合った二日目以降は、だんだん台詞に対して引っかかるようになり、なんでこの人はこう言ったんだろうと言うのに疑問を持って考える事が増えた。
自分と違う意見も、そういう捉え方もある、そう感じるんだと発見もあり楽しかった。
自分の読み方と相手の読み方が違うのも面白かった。』
『一日一日がいい意味で重かったなと・・・』
『やはり1人では気に留めなかったところや、違う意見を聞く事で人間を深めていくことができたなあという印象だった!』
『戯曲、台本をじっくり読む大事さを改めて見直せた。そういう見解もあるんだといい刺激をうけ、これから本読みの幅を見つめ直せそう。事前にもう少し個人で読み込んでおくべきだったなと反省。』
『他の方の読解を聞くことでそんな考え方もあるんだ〜!と思ったり、事前に読んで疑問に思っていた箇所がたくさん質問項目にあがってきていて、「あのこと」とは妄想でこれかな、とか思っていたことが全然違ってすぐ後ろにヒントが書いてあったり…整理できてとても良かった。
台本をもらったらすぐに読み始めていたが、時代や背景をまず調べるところから始めたいと思った。』
『自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。』
『 「自分はこう思った」と意見を言い、かつ人の「自分はこう思った」を聞くと、自分の読みの癖を知ることができたり、自分の引き出しにはない気付き方を知れたりするのでおもしろかった。』
『自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。
よく「正解はない」というものの、それと「自分の妄想」はまた違うし、わかりにくい本や癖のある人物だと「自分に引きつける」読み方で失敗したり行き詰まったりするので、時々こういう台本を読むレッスンには参加していきたいなと思った。』
『台本の読解には苦手意識があったが、改めてやってみるとやはり思い込みが結構激しく、感覚だけで誤って捉えていたことが多かった。
最初はシリアスなシーンとしか捉えていなかった。実は結構笑えるシーンだった。
たくさんの疑問を解きながら読んでいたつもりでも、疑問とも思わずスルーしてしまったところが山ほどあった。。。
また、時代背景に関するアンテナがとても低かったことにも気付いた。今までやってきたのは同世代の作家の現代の作品がほとんどだったので、もっと違う時代のものも知りたい。違う文化圏。』
2020年
4月
23日
木
慌てまくってzoom体制をつくり、メンバーの方も「苦手なんだけど必死で」用意して「台本一冊読む」クラスを無事終えることができました。
リラックス&リピテションと違い、こちらはzoomで充分対応できるとは思っていました。
そのとおり。
普段アクターズワークスでは、一冊読んでの台本読解の練習はやらないので、私自身も大変勉強になりました。
やはり、台本は読めなくっちゃ!!!
台本読解に関しては、他の同じような稽古と変わらないと思います。
私が勉強になったと思ったのは、アクターズワークスでエクササイズクラスからシーンクラスまでのレッスンを地道に続けている人、あるいは他の練習でもきちんと継続していると思われる人は、やはり「読め」ている・・・という実感を持ちました。
「読めない」と思う人のある種は、「自分の思い込が強い」人だと思います。
自分の一方的な見方、価値観でしか、台本が読めない。
台本は、やはりとても客観的に論理的に読む必要があります。
主人公や自分の役の気持ちだけがわかっても台本が読めていることにはなりません。
ウチでやっているエクササイズというレッスンは「自分の感情を知る。認める。」という結果をもたらすので、「自分」がわかると「他人」がわかるようになる・・・、「自分と違う意見、気持ちを持っている他の人がいる」ということを納得するようになります。
そのことも、やはり「台本を読む」ことに効果的に作用していると思えました。
自分自身のコンプレックスや思考のクセを理解して、それはそれとして客観視して、ちゃんと台本を読むことができる・・・とても大切な役者の仕事です。
参加した方々は継続のリクエストを頂きました。
この状況が続く限り、頑張ろうと思います。
みんな、頑張ろう!頑張って生き抜こう!
いつかは必ず終わりが来る!
2020年
4月
13日
月
本格的なコロナウィルスとの戦いが、いよいよ佳境に入ったと思われる今日この頃。
やっとzoomのレッスンの準備ができ、先日リラックス&リピのテストレッスンを2回行った。
これがこれが・・・思った以上の成果だった。
zoomくん、えらい!!!
正直リラックスはできると思っていたが、リピテションは大した効果は望めないと思っていて、「少しでもこの閉塞感を解消する手助け」くらいにしか思っていなかった。
が、俳優としての感覚を維持する効果ははっきりと認められると言っていい。
ちゃんとスタジオで練習する時と違って、ネットを使うのでまず声がちょっと遅れる。人によってネット環境が悪かったり、隣の部屋に家族がいたり、大きな声が出せなかったり・・・様々な規制・障害がある。
それをどれだけ「受け入れ」て、相手と交流できるか。
「受け入れる」というのは、「隣が気になるだから、上手くできない」ではなく、「隣が気になる」ことを無視せず「あ、今自分は隣を気にしている」ことに気づいて、その結果「イライラしている」という感情を相手に伝えられる・・・ということ。
演技に必要な「感情」というものは、自分で気づかなかったり蓋をしてなかったことにするとコントロールできなくなる。
障害が多いほど、いい訓練になっている。
また、音声の環境が悪いので、相手に言葉を伝えることにより神経を使い丁寧にやらないと伝わらない。
相手の言葉を聞くこともそうだ。ほんとに相手に集中しないと聞こえない。
だから、普段、自分一人で喋りがちな人はその欠点がより明らかになる。
どういう状況でも与えられた条件をフルに使って相手と交流する。
改めて、とても重要だと思わされた。
考えてみれば、特に映像のロケなどは障害だらけだ。
時代劇で山の中に連れていかれれば、それはそれで日常と違う環境がいい方に働く。(崖とか・・・笑)
が、そんなところばかりではない。
若いころ、ドラマのロケでごく平日の真っ昼間、普通の商店街でロケをした時、近所のおばちゃんたちが集まってきて指さされたりして、いきなりすっごく恥ずかしくなってドギマギしたことを思い出した。大したシーンではなかったと思う。ごく普通の日常会話のシーンで。
相手は有名な俳優さんだったと思う。
「みんな私なんか見てない」とか「私を見て無名な女優としか思っていないだろう」とか「店員の役で、地味な衣装が恥ずかしい。もっといい役だったらよかった。こんな私は見られたくない」とかとかとか・・・爆笑
もう、自意識のオバケ!
あ~あ、残念!(笑)
覚悟が足りなかったね。甘かったね。若かったね。(笑)
周りの環境は俳優に合わせてはくれない。俳優がそれを受け入れることが重要なのだ。
ただ、やはり、「キープ」に有効であり、「アップ」はあまり望めない。
エクササイズを終わった時点で俳優の感情の表現をブロックしているものにくさびを打ち込み、壊れるまで行かなくてもヒビは入っている。
それがリピテションクラスを継続することで壊れていく・・・そこまでの効果は望めないと思う。
あくまでもメンバーの人たち・・・つまり、このレッスンの内容や意味を理解している人たちへのキープクラスだろう。
それでも充分意味がある。
どういう形になるかわからないがいつかは終息する。いつかは・・・。
その時は一斉に芝居が始まる。舞台が・・・撮影が・・・急ピッチで。
その時にすぐ現場に出られるように!
みんな、生き抜こう!
2020年
3月
23日
月
マイズナーテクニックやメソッドなどを訓練した俳優は、セリフが聞こえない・・・と言われることがある。そういう俳優がいることは私も知っている。
自分の感情などを重視しすぎるあまり、ちゃんとした声を出さない人もいる。
あえて言うが、それはマイズナーテクニックなどの練習方法の問題ではないと思う。
俳優にとって、それは映像だけしかやらない俳優にとっても・・・、発声・滑舌はそれだけでもきちんと学ばなければならない重要な課題だ。
映画しか見てないが、ロバート・デ・ニーロの声が聞き取りにくいと思ったことはない。
念願の西山水木さんボイストレーニングをやっと受けられた。
水木さんに薦められてレポートを書いたので、ここにアップさせていただきます。
声の問題に悩んでいる俳優さん、声優さんがいらっしゃったらぜひ参考にして頂けたら幸いです。
=======================
西山水木さんボイスクラス第一回 2020 3/18
念願の水木さんボイスを受講!半年以上かかったぜい!
最初は声を出す筋肉についてを図解で説明。
声を出すための筋肉とはいわゆる「横隔膜」だけでなく、いや、横隔膜を動かすためにも骨盤底筋をはじめとして脊髄起立筋など多くの筋肉が連携して声を出す。
腹筋だけ鍛えればいい・・・というものではない。
俳優は「ずっとしゃべり続ける」「いきなり大きな声を出す」「寒いロケ地で声を出す」など、通常会話だけできればいいというものではないので、声が出る仕組みを知って体からトレーニングすべき。「声」は体が出す。筋トレは必要。
ラジオ体操は素晴らしいボイトレ筋トレだそうだ。声を出す筋肉をまんべんなく動かせる。また背骨を波にように動かす「波運動」。これも効率的。
また、声モノマネは非常に有効ということ。
声でモノマネをすれば筋肉の「同調感覚」が作動して、その音の出し方を覚えていくということ。
私の若い時は「歌」の先生でボイストレーニングしてきた。当時はそれが当たり前だった。だが、水木さんのように「セリフ」を使ってボイトレしていくということは、「表現」に直結した声が作れると思った。普段の自分の癖で、どこの筋肉が弱いのか使い方が悪いのか・・・などがよくわかる。
滑舌について
これも「背骨でしゃべる」など、やはり体を使うことが基本のということ。
よく言われる「母音法」についての話があった。
これは劇団四季が採用した方法としてよく知られている。
日本語は母音と子音の組み合わせで出来ているので、言葉をすべて母音に直してしゃべることで滑舌をよくする。これは間違いない。私も高校生の頃、みんな四季にあこがれていて遊びのように普段の会話を全部母音でやっていた。本当に子供の頃遊びでやったものってしっかり体に見についている。いまでも何かペラっと文章を渡されてもほとんどすぐに母音に変えられる。
遊びのように・・・これが本当の「芝居の稽古」なのだろう。Don’t forget!「遊び心」
だがこの劇団四季流の「母音法」には一つ問題があって、ただ機械的にやっても変な日本語になる・・・ということだ。それが芝居のリアリティを無くしてしまうので否定する人もいる。
このことは滑舌の問題ではないかもしれない。
日本語は一音一音区切っては日本語に聞こえない。一文節リエゾンするように発音しなくては日本語の意味が通らない。
例えば「青い空が美しい」という言葉があったとして、「あ お い そ ら・・・」と素晴らしく明確にしゃべれても、まるでAIのようになる・・・ということ。
「青い空が美しい」だと2文節。「あ お い そ ら・・・」ではなく、「青い空」なのだ。
また、「青い空」という言葉にイメージやそれに付随する感情がある。「美しい」と来ているのだから、雲一つない・・・とか、そんなイメージか。そしてそれを見ている自分のそういう空を見ている何かしらの感情。それをひっくるめて人間は言葉を発する。
それをきちんと水木さんに説明してもらった凄く納得がいった。これをちゃんと理解していれば「母音法」は素晴らしい方法だ。現場で使おう!っと!
最後のエクササイズ
今回の最後は「声のレッスン」というペーパーを少しやった。
「明るい声」「暗い声」「大きな声」「小さな声」などが書かれていて、その指示に従った声を出す・・・というもの。
これは一人一人やっていって、水木さんが声を聴いて、一人一人にアドバイスしていく。
ある人は「明るい声」が明るく聞こえない。それをどうしたら「明るい」声が出せるか、水木さんの調整にしたがってやっていく。どこを響かせたらいいか・・・とか、どこの筋肉が使えてないからそれを使って・・・とか、どこを開けて・・・とか。
私はマイズナーをやっていて、それは人間の感情、つまり「インナー」と言われるものから演技をアプローチしていく。たった数分の「声を出す」練習とインナーは直結している。「明るい声」に指摘を受けた俳優さんはやはり「開ける」ということが苦手な人だった。
そして私は・・・。「暗い声」の「ら」に明るさが残る・・・ということ。
これは、私が「陽気で、前向きで、明るい」性格であるといったことではない。私の芝居の癖だ。「力で押す」「言葉の最初にエネルギーをたくさん出してしまって、尻切れトンボになってしまいがち」という・・・。
たった一言ですべてバレてしまう・・・。言葉ってスゴイ!
また、それを見抜く水木さん、凄かった。
なんでも歯医者さんと筋肉友達で、声を出すところの図解などもその歯医者さんから教えてもらったりしているそうだ。矢沢永吉のライブ映像を見ながら「すごいね~、この胸鎖乳突筋!声が出るわけだね~」とか言い合っているらしい・・・、
オタク度マックス!!!! ついていけるかしらん・・・(笑)
2020年
3月
05日
木
先日、無事・・・? 今は何が無事なのかわからなくなってきましたが・・・、とにかく熱を出す人も咳き込む人もなく、キャラシーンクラス終了いたしました。
後半のクラスの進行状況をアップさせていただきます。今回も長い!(スミマセン)
第5~8日目
練習の中盤から後半。
キャラクタークラスは・・・
役の人物になって、みんなの前で役の人物の人生で大きな出来事を話す。
結婚やら大きな病気やら、親の介護や死、さらには日本の家庭ではタブー的な家庭の内情。。。
離婚、家族の誰かが引きこもっている、宗教にはまってしまった・・・などなど。
ここまでくるとまさに「劇」だ。
そのへんのドラマや戯曲と何も変わらない。
そして役の人物は、それを真っ向から他人に語ろうとなんてしない・・・という状況が出てくる。
わざといかにも軽いことのように笑いを混ぜたり、それには絶対触れず断固「自分は何も思っていない」という態度だったり。
エクササイズクラスのプリントに「言葉は感情を表す方法の一つに過ぎない」とある。まさにその通り。
ここまでくると、その人が本当のことを話せる設定が必要になってくる。
このあたりからフィクションの「設定」が登場する。
普通の人が辛いことや恥だと思っていることをモノローグドラマにしていく場合、本当はこんなことはなかったかもしれないが、この役の人物が本当の気持ち・普段は出さない感情を表現する場面を作っていく。
酔っぱらったり、亡くなった誰かの遺影に語りかけたり・・・。
今回のキャラクターでは、「えー!その話、人前でするんだ!」と逆にみんなが驚いたケースもあったが・・・(笑)
シーンは・・・
これまでの自分の課題を克服しつつ・・・
だんだん細かいセリフの「言葉の意味」やら、台本の大きな流れ、を注意していく。
これまで感情の流れを重視してやっていた、それを切らないようにしながら・・・たとえば「お父さん」という言葉にこの時どういう思い入れがあったか・・・とかを丁寧に入れていく。
また「ここでこの台本は流れが変わっている」というポイントをちゃんと読んでいく。
ここまでは仲良くやっていたのに、相手のこの言葉のせいでいきなり険悪になったり・・・という「折れ」を明確にしていく。
それがきちんと出来ればできるほど、作家がお客様に何を伝えたかったかがはっきりしてくる。見ていて「面白く」なっていく。
ここでも、やはり俳優個人個人のクセ、特徴が大いに見えてくる。
長所は短所、短所は長所だ。
短所がダメで直さなければならに所・・・ではない。
今回、一組は岸田國士の「紙風船」だった。
言わずと知れた名作で、私も21歳、養成所の時に練習台本としてもらって「これは何!どこがおもしろいの??」と思い、その年齢ではなんなのか全然わからなかった。(笑)
だから、今回の20代の二人ももう「読み」玉砕に近かった。(笑・・・えないが、もうこの年なので笑ったよ!)
一つは、頭では読めている・・・が身体では出来てない事例。
たとえば、この戯曲の途中で夫婦二人がエア旅行をする、「鎌倉」へ。
この昭和元年の時代。中流家庭の新婚夫婦が「鎌倉」へ旅行するのは、今の時代ではどういうことなのか!
「これはどういうこと?」と質問すると「この時代ではとても簡単には出来ない憧れの旅行」と言葉では答える。
が、それが感覚的にどういうことか、わかっていない。
「今、憧れの旅行って何?」とみんなに聞くと、「モルジィブ」とか「イタリアのモンサンミッシェル」とか答えが返ってくる。
ちゃんとそれを「感覚的」に入れてセリフを言えば、全然、シーンが変わってくる。生き生きしてくる。
また、シーンをやっていてその俳優「言えないセリフ」が自分ではっきりしてくる。
その言葉の意味がだんだん分からなくなってきた・・・とか、前のセリフと繋がらなくなっている・・・とか。
それをそのままにしない。そのセリフは、相手を取れていない、自分の気持ちや意味がついて行っていないなど、何か修正が必要な言葉なのだ。それを丁寧に修正していく。
第9~10日目
最後の詰めの日程。
キャラクターは、人生の一大事をモノローグドラマにしてその台本を自分で書いて演じていく。
ここで一番大きなことは「台本のマジック」だ。
これまでは、役の人物になってフリーに話していた。いわば即興。
ここで「台本」登場!
役者って「台本」となるといきなり「次のセリフは何だっけ?」「どうやって終わるんだっけ?」と「頭」が入ってきて、それまでの「自由」さがぶっ飛ぶ。
必ず一度その洗礼を受ける。
必要な体験だ。
こんなに「台本」に捕らわれてしまうのだ。
それがわかったうえで、「自分をオープンした状態に持っていく」「役の人物になる」「このシーンに至った状況を信じ、感情を感じ取っておく」を丁寧に繰り返し、相手を意識して毎回新鮮に相手に言いたいことをちゃんと言っていく。
その結果、これまでにように感情も変化していく。
シーンは・・・
これまで順調にくれば、一般に言う「ミザンス」を入れられる。
このセリフの時はここに座ってて・・・とか、この動きで相手にアプローチして・・・とか。決めていける。決めても自然な流れでそれをこなすことが出来るようになっている。
演出の方々は、相手との距離感で二人の緊張感を表そうとしたり、「見せ場」でどっちかの顔が隠れたりしないように動きを付けていくだろう。それにきちんと答えられる俳優になりたいものだ。
今回のシーンクラスで、とある劇団に所属した俳優さんが参加されていて、やはり「先にミザンスやセリフの言い方」ありきな方が参加されていた。
リピテションで培ってきた「相手とのやり取り」ありき・・・ではなく「ここでこう動く」「で、このセリフはこの動きで」と、決めてかかってしまう。
そのやり方が悪いワケではない。
作品作りは時間との闘いだ。いつまでも俳優の個人練習をしている時間はない。だからミザンスなどの「演出」はどんどんついて行って、「作品」を仕上げていく必要がある。
ただ、私は「俳優の技能訓練」をしている。
だから、それでは身に着かなかったことを、こういうワークショップを開いてスキルアップしようとしている。
その俳優さんにそれを心底理解してもらえなかったことは残念だった。
その場合、どうなったかの一例をあげてみたい。
例えば、『「こっちに来て」というセリフに80%の悲しみが必要だ』と思ったとする。そうするとシーンを進行する中でそのセリフが来ると80%の悲しみを充電するまで「間」をとってしまう。
その間が積もり積もって、全体では3分長い!間延びだ・・・客は飽きる。
そういう事が起きる。
何故、それにこだわるのか!!!
俳優のエゴか!
こういうことに対して、以前、小川絵梨子さんは「感情なんか後で来るんだ」と言った。
そういうことになるよね。
また、動きでもそういうことがある。台本ではとても繊細に「ちょっと触る」なのに、自分の感情ばかりに注視してしまってガバっと相手の手を握りしめてしまう。
台本では「ちょっと触る」から、二人の微妙な関係が表せるのに・・・。
そうすると「相手が手をそのままにしておくのはオカシイ」ということになってしまって、台本が書いているストーリーを変えてしまうことになる。
「この二人は結ばれる話なのに別れちゃうぞ!」
台本を成立させることが、我々俳優のなすべきこと!
もうずっと言い続けているが、俳優のスキルアップには、色々なやり方がある。
そして、いくつになってもこれでいいということはない。
西山水木さんが、セリフ、言葉をとても大切にしていらっしゃる。
そのことから表すことのできる大いなる可能性を。
感情や相手との交流を基礎にやってきた私だが、これから水木さんの「言葉」をもっと身に着けて、もっともっと先に進みたい。
そして、そこから見える景色を・・・その「境地」(?)を体験してみたい。
今は「コロナ危機」で芝居は休眠状態かもしれないが、いつかはこの危機は去っていく。
その時また、歩み始めたい。
2020年
2月
28日
金
今回はダイアリーにしてみました。
前半4日分です。
第一日目
チャート説明
学校のテストのように解答しただけではダメ。体に落とし込むため
1組シーン 読み合わせ
台本の読み方の浅さが露呈する。
第二日
キャラクターは、自分の演じる役の人をみんなの前で話す。
エクササイズを経験しているメンバーなので、本人と似ていいると
シーンは、昨日、台本の読み方についてコメントしたチームは、修
シーンの最初はリピテションのように、感情を使った交流を中心に
そうすると、エクササイズの時の課題が如実に現れ、怒っているけ
エクササイズの重要性。
また、目的をどうしていいかわからなくなり、停滞することがある
見違えるほど、シーンが浮き上がる。
第三〜四日
キャラクター
役の人物になって、みんなの前で自己紹介。
みんな、自分に近しい親兄弟なので、はじめは冷静さを欠き、とに
どうしてもわかんない…という人は、参加者の中で「私、わかる」
近しい親兄弟をやっていると、自分では以外なほど感情が溢れてく
やはり、色々な意味で家族!なのだ。
シーン
まずキャラクターを入れて、シーンの背景を感情的に信じられたら
ここで、もし台本に背いてでも自分の感情の流れに従って、大いに
と言っても、役者はなかなか脱線出来ない。
台本の通りにやろうとする習慣がとことん邪魔をする。
だか、それをやろうとすると、ついさっきまで生き生きしていた姿
やはりエクササイズの成果はすごい!と思う。体は、自分と役が離
そうなったら、それは、自分が楽器を開いてないとか、キャラクタ
それを毎回、修正していく。
レッスンは今日5日目。
5回目からは次回また経過をお知らせします。
コロナウィルスで大変な事態ですが、参加者・見学の人全員、稽古場に着いたらまず手洗い!みんな気を付けてやってくれています。
最終日まで何にも負けず頑張ります!
2020年
2月
22日
土
先日、お忙しい水木さんのツアー公演の合間を縫って、3回目の交換WS.。
水木さんの体力とパワーに頭が下がる。よくこんなスケジュールの間にWSまでやろうとするなぁ・・・。どこからそんなエネルギー、情熱、がでてくるのか・・・。
私の方が後輩なのだが、ついていくのが大変!反省して体力を付けねば・・・!!!!
二人で何も決めないゆる~い集まりを始めて3回目。
ほとんどまず、2人のオバサン女優の愚痴から始まる。(笑) これをやれるのは精神衛生上非常に良い!!!
だが3回目を迎え、少なくとも二人の・・・いや、私の?方向性は見えてきたような気がする。
俳優が演技する能力を数値にして、ワークショップなどの訓練で身に着けられる点数が50点として、演出家が「こいつOK」と思える点数が60点だったとする。
私は自分のWSの中で、もちろん俳優が60点になるように一生懸命やっているが、それは理想論。その現実の中で「必ず違いを作って終わる」ということを自分に戒めている。
ある人は60点に達した!スゴイ! でも、そうでない人も20点だった人を20点のままでは帰さない。1点でも進めて終わらせる!・・・と。
私は演出家・監督ではないので「演出」でその人を生かしてあげることは出来ない。その代わりに私のWSでは「演出家・監督の前に出るまでに俳優がやっておかなければならないこと」に特化して練習しているつもりだ。
もちろん、どのトレーナーさんも自分のポリシーの元、一生懸命レッスンしてらっしゃると思う。
だが、やはり、現場に出たときにすぐに結果を出せるものではない。
もちろん、自分の点数と60点の差を自覚して、それを埋めるために何をしなければならないか理解して身に着けていくのは俳優一人一人の自己責任だが、少しでもその差を埋めるべくトレーナーが前進できることは何か。
水木さんが初回に「やっぱり発表会までやらないと」とおっしゃった。
私ではその経験はさせてあげられない。
私には演出はできない。
もちろん、シーンを成立させることはできる。が、それは作品を作る「演出」ではない。
今回の交換WSでは・・・
前回まで多くは私がやって来たマイズナーテクニックなるものの感覚を使い「交流」を重視したセリフのやり取りを、水木さんに見てもらったり私と水木さんでやってみたりした。
今日はそれに、水木さんの演出が加わったらどうなるのか・・・を試した。
私と黒澤君で「マクベス」を。
もちろん、セリフを覚えているわけではないし、細かく本を読み込んでキャラクターを作っているわけではない、ただセリフを使って交流と目的を意識して読み合わせ・・・から始まって、水木さんの「なんでマクベス夫人は夫にダンカン殺しをさせたいか」「なんでマクベスはこの短い時間に、一旦やめようと思った殺戮を、奥さんに叱咤されたくらいでやることに変わったか」などの思索が始まる。
水木さんは『誤読』という手法をつかって、そのキャラクターの裏側、奥、を探っていって深みを与え、まさに演技を引き上げていってくれた。
これは交換WSなので、私も自分自身が演出を受けて自分の何がどう変わっていくか・・・を気にしながらやってみられた。
自分の中の変化はとても興味深かった。
また、自分ではわからない自分がたくさんいて、それを水木さんが遠慮なくピックアップする。
へぇ~そんなふうに見えてるのか・・・
え?それはいいところ、面白いところなんだ・・・気が付かなかった。
などなど。
自分が教えているWSでは、出来るだけ自分で自覚する部分を多くして、自分で俳優として作品に挑めるようにアプローチしていくが、所詮、自分で自分のことが全部わかるわけではない。
演出家にゆだねて、引き上げて、色を塗ってもらうことの、面白さ大切さ。
これを多く体験することもとても重要なのだ。
車の運転と同じ、身に着くまでやれば自分の手足のように車を運転することが出来る。
だから、現場にたくさん出られる人はがどんどん上手くなるのだな・・・と改めて思った。
黒澤くんが「技術はあるが統合できない・・・」
と言った。
どういう意味かと言うと、今の若手俳優たちは色々な方法論で学んで、例えばマイズナーテクニックならリピテションをやる。それを使って相手と交流はできるがいるまでたってもミザンス通りに動けない。それでは芝居は構築できない。
ほんとは両方できるはずで、やればいいのに・・・なんで?
ということ。
これでは何のために基礎を学んでいるのかわからない。
何度も言うが、自分が一人前の俳優になるために結果を出すのは俳優の自己責任だ。
だが、マイズナーであれルコックであれ、その基礎を現場に繋げていくのは「演出」を付けてもらってやってみることでしか学べないことはたくさんある。
それをしながら、その場面を演出家の要求通りに表現していくために「だからこの練習をやったんだ!これだよ!」とオンタイムで指摘する稽古はとても重要な有益な稽古なのだと思う。
いろいろな優れた演技論、練習方法があるが、それを身に着けたうえで
方法論に固執しない。
それが見に着けば、きっときっと芝居というフィールドでいかにみんなで楽しく遊べるに違いない!
2020年
2月
14日
金
今月2回のリピテションが終わり、来週からキャラクター&シーンクラス。
ただいま絶賛台本選び中です。
アクターズワークス以外でも、演技トレーニングのご依頼を頂くことがあります。有難いことです。
色々な立場・状況の俳優たちが演技力を高め、いい仕事をゲットする、いいパフォーマンスをすることを目指して努力していく所存で頑張ってます。
そんな中で今、話題になっていることの一つに「モチベーション」のことがあります。
新国立のトレーナーをやっていた頃、新国がお招きしていたイギリスのラダという王立の演劇学校(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E7%AB%8B%E6%BC%94%E5%8A%87%E5%AD%A6%E6%A0%A1)の有名なチーフトレーナーとお話しする機会がありました。
その時の彼女が
「『私のセリフはどれ!!! 私にセリフを頂戴!!!』という気持ちだけは、教えることが出来ない」
とおっしゃったのを忘れることが出来ません。
私はアクターズワークスにおいても、他のレッスンに関しても「しつけはしません」とお願いしている。
ダラダラと遅刻したり、セリフを覚えてなかったり・・・そういう人を「怒る」ことは無意味だと思っており、怒られなければやらないならやめてしまえばいい!と思っている。
それはモチベーション?エネルギー?、日本流に言えば気合、を他に人に入れももらう行為だと思うので。自分でそれを高め、集中し、稽古に望めない人は、この仕事は無理だ・・・と。
確かに、10代のまだ高校生という人には教育的側面があるので難しいこともあると思うが、18歳・高校卒業以上は問答無用だと思う。
「役者になる」など、雲をつかむような話。
私自身も親に理解されるわけもなく、「許して欲しい」などとも言えず内容的には「家出」、強引にこの業界に飛び込んでしまった。それしかなかった。
簡単に仕事をもらえるわけではない。
アルバイトづくめの日々。
ずっとオーディション、キャスティングという「競争」にさらされ、隣には成功を収め収入と名声を手に入れた「スター」がいる。この格差状態!
そんな中で「芝居をしたい!」というモチベーションを保ち続けるのは・・・
夢とか、お金とか、意地とか・・・どういう言葉でも言い表せない。
一つ言えることは「自分で自分の心と逃げずに対自する」ことしかないと思う。
自分と同い年はサラリーマンになって家族をもって家でも買っている、自分はこのまま芝居をやっていていいのか、それで自分は幸せなのか、自分の人生が納得できるのか・・・
そういう人たちとも胸を張って一緒にお酒を酌み交わすことが出来るのか・・・
私自身もいまだにそれの連続だ。
役者としても、トレーナーとしても、逃げないで最後まで生き延びたいものだ。
・・・ふぁいと!みんな。ふぁいと!私!
(別記)
「モチベーション」のことに伴い、追記させていただきたいこと。
私&アクターズワークスは20年、この「しつけをしない」立ち位置を守っているのだが、それでも昨今、メールの返信の仕方とか、稽古に対する準備とかがまるで大人とは思えなかったり、「ワークショップなんだから、何か教えてもらえる」という態度だったりする人が増えてきた気はする。
ちょっと変わった人だったり、いわゆるあきらかに社会人不適応なヤツだったりは昔からいたが、普通の真面目な人もそうなって来た。
先日、とあるプロデューサーと話をしていて「今の若者は『大人』にならない。昔の20歳が今の30歳だ」という言葉が出た。
これもしばらく前から言われていたことだが、なおさら顕著になった気がする。
誰が「大人」教育をするのだろう・・・
その責任は・・・親?先生?
私自身の気持ちが路頭に迷う。
真面目に取り組んでいる人、可能性があるワカモノになら意見すべきか?
今のワカモノの親世代っていたら私も入るのだろう・・・
これは俳優だけではなく、すでに「教育」の問題なのだろうが・・・
ここ数年、この件については迷っている。
結論が出るまで迷うしかないが。。。。
こんな話も、水木さんとの交換WSでも出ている。色々なオトナのみなさんと話し合うことを続けて行こうと思う。
2026年
5月
27日
水
今月のリピテションクラスが終わりました。
今回は、3月のエクササイズクラスに参加してくれてたコや、しばらく頑張ってクラスに来ていてついに養成所に受かった子などの若者チームと、いつもの常連のオジサン・オバサン(笑)。
まずは、、、
3月のエクササイズクラスに参加してくれていた子が、別のところではあるけれど、リピリションを続けてくれていたことを知って、もう、すごく嬉しかった。
よかった。
以前、「マイスナーテクニックで傷ついた」と言う投稿があったと聞いて「トレーナーのパワハラなんかがあるんだったら、速攻で言うべきところに言うべき。または、途中でやめてしまったら傷ついただけで終わってしまう可能性がある」
と書いたことがある。
そのコも一回のエクササイズでは、開ききらない途中の状態で終わってしまった。
傷ついただけで諦めてしまわなくて、本当によかったと思った。
っていうか、ホッとした。
このやり方はとっても時間がかかります。(いやこれでなくても、演技を極めるのは一朝一夕ではいきませんよね)
特に「良い子」にとっては…。
以前若者に聞いたんだけど、今はSNSが発達したおかげで、私たち昭和のおばさん以上に忖度していきなければならない時代になってきたようだ。
子供の頃からLINEグループだとか、SNSにアップして問題になったらどうたらこうたらとか…
はみ出さないようにはみ出さないように生きてきているらしい。
役者をやると言う事は、普通じゃない人たちも演じるということで、人間のはみ出した部分、いやはみ出してはいないんだけれど、はみ出したいと思っている願望、これを表現しなければならない。
だから自分のその普段見せない裏の部分を、自覚して表現できるようにする必要がある。
これはとてもしんどい作業なのです。
リピテションは、その練習でもあるのだ。
リピテションをやると、相手の感情を受け取らなくてはいけない。相手がガチで怒っていたら、それを全部受けとらなくては(感じとらなくては)いけない。
相手がガチで怒ってたりしたら、そりゃこっちだって怖いわ、腹が立つわ、悲しいわ・・・わけわかんなくなる。普段の生活でそんなことめったにないから・・・。
ココロが揺れまくるに決まってる。まるで嵐の大海原を行く小舟のように。
その時にその感情から逃げてしまわないで、相手に表現し返す。これでリピテションが成立する。
第一段階が開くまで、本当にしんどいです。そりゃ傷つくさ。
ぜひぜひそこを乗り越えていただきたいと思うばかりです。
皆さん、その先に一筋の光が見えてくるんだよ。
いつもですが、ファイト!みんな!
アタシも頑張る!
2026年
5月
12日
火
ブログが大変遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
まずは先日終わりましたキャラクター&シークラスですが…
今回はベテラン勢(何度もいらっしゃっている方)が、大勢いらっしゃって…。
とても、今までにない細かいところ、よりシーン完成を目指して練習できた気がします。
シーンクラスの初参加の方は…
感情を交流させて、シーンを進行させる(台本の通りの結果に導く。目的ですね。
と言うことを目標とします。
エクササイズクラスでリピテションを練習した結果がここになる!ということがわかっていただきたいのです。
今回、それはもうわかっている方々は・・・
要所要所で、台本の要求することをきちんと踏まえていく…とでも言いましょうか。
分量が増すとか、話が折れると言う言葉で表現するのですが、
例えば、、、
「男女の友達が2人喋っている。ところが、男は、実は女に告白したい」というシーンだとすると、いざ告白すると言う瞬間には、エネルギーというか緊張感ががつっと上がるわけです。
こういうのを分量が増すとか、折れるとか言っているわけです。
こういう箇所をきちんきちんとやっていけば、台本はより面白くなり、見ている人は飽きないわけです。
それはもちろん作家さんが台本の中で狙って書いていることです。
場面がどんどんと進行していくところ、です。
今回は、ベテランゼばかりだったので、より、私の言葉もきつくなっていきました。笑
見学に来てくださった方もいらっしゃいますが、その方々も巻き込んで、シーンを見ていただいた後、
「さぁ、どのくらいで飽きた?」
とか遠慮なく突っ込んでおりました。
そうなのです。
きちんと台本の細かい箇所を踏んでいかないと、見ている人は30秒持たないです。
飽きるのです。
見ている人に
次はどうなるんだろう…。
また興味深い、面白いシーンが進むのであろう…。
と言う集中を惹きつけるためには、本当に繊細な役作りと交流が必要です。
その辺をがっつり突っ込んでみましたー!
相変わらず全員でへろへろ 笑
4月のリピティションクラスのブログも書けなかったのですが、こちらも慣れてきた方が多いので、そういう細かいところを突っ込んでみました。
だいぶ落ち込ませてしまいましたが…。
でも必要なことです。
だからやる事は尽きない、いつまでたってもまだまだ先がある…と感じます。
だからやめられないんですけどね。
※それを知ってか知らずか、みんな小難しい台本選ぶんだよね。わかりやすいの推薦したのに… .笑笑
新たに、新人プロカメラマンが撮影してくださった写真を追加いたします。
ほんとに、、、以前ワークショップを受けてくれていた方々が、仕事が変わっても訪れてくださるのはとても嬉しいです。
さすがのアップショット!!!
4月リピテションクラスの写真です。
2026年
4月
05日
日
先日、今年最初のエクササイズクラスが終わりました。
今回のクラスは、私にとって初心に返って身を引き締め直す体験になりました。
「人間」というものを分かった気になっていてはいけない!!それは傲慢というものだ!
今回、とっても楽器のいい役者さんがご参加くださっていました。
楽器がいい…とは、感情が豊かって言うか、、、まぁ、子供のような天然系の方、、、と思って頂けたら。
私は全く逆で、頭でコントロールをしまくってその結果「おまえの芝居はちゃんとやっているけどちっとも面白くない」と言われるタイプ。
そんな私なのに、うちにはなぜか天然動物系の方々が多くいらっしゃいます。羨ましい、、、、
以前も私は、動物系の方に「そんなに自由なのになんで私のところに来るのよ?自分が動物系のトレーナーのとこ行けば?」とか、よく言ったものです。
動物さん曰く「いや、柚木さん、違うんですよ。動物だからちゃんと社会で生きている為に必死で自分を抑えて生きて来て、それで芝居で『感情を出せ」とか言われても、もうどうしたらいいかわからないんですよ。でもって、同じ動物系のトレーナーの人は、もう動物だから何言ってるか全然わからない!」と、、、
なるほど・・・動物は動物でやはり苦労して社会生活をやっているのか・・・!みんな各々苦労があるんだ!とわかり、だいぶ彼らのパターンを理解したつもりでした。
ところが、今回の動物さんはスーパー野生動物とでも言いましょうか、、、自分で、リピテション中に「あの瞬間、何がなんだか分からなくなって、そのあとは覚えていない」と言ったリピテションで、そのあとも見事に素晴らしいリピテションになっている!という方。
とにかく、こちらには色々な状態でありのままに見えて!把握に苦労しました。「今日のは◯◯に見えたけど、どう?」「ん〜〜、でも、こういう相手にはこうしなきゃ、と決めているから、、、」
えーーー これが頭?オートマチックな習慣?
ぎょえーーー!!!!
このリピテションは、感情表現を使って相手と交流する、、、というシロモノ。自分では普段気づかない悲しみや怒りに、いきなりぶち当たる可能性があります。
だから、トレーナーは繊細に気を配らなくてはならないのです。
強い悲しみに、いきなりぶちあたったらそれは「傷つく」という事になります。だからこそ、感情というシロモノがどういうものか説明し、私たちは何のためにこんな事をやり、何処へ向かうのかをトレーナーは正しく導く必要があります。
そして、エクササイズ中にその役者さんが見せた深い悲しみ。。。
Take a time!
ゆっくり、時間をかけて・・・!
私は、自分の先生から「焦ってはいけない。無理強いしてはいけない。」と教わってきました。
繊細な人間の心、その人自身が「演技のために前進!」という覚悟ができた時にしか後押ししてはならないのです。
無理強いしても、「演技力向上」という結果は手に入らない!それどころかトレーナーと俳優の信頼関係が築けないから・・・。
他にもとても繊細に扱わなくてはならない俳優さんがいらっしゃいました。
焦ってはいけない!
でも、一歩づつ、それがわずか1cmであっても前に進めば、いつか結果はついてくるのです!
信じる者は救われます!!!
必ず!!!
「おまえの芝居はちゃんとやっているけどちっとも面白くない」と言われた私も、40年芝居続けたら何とかなったみたいです。笑笑
連休にキャラクター&シーンクラス開催です。
こちらも見学歓迎!!!
2026年
2月
28日
土
今月ももう終わり。そうそう2月は28日しかないんだ。なんだか焦る!!
今月のリピテションクラス。
みんなの写真に映った顔が面白過ぎます!
いや、冗談で言ってるのではなくこれこそ「生き生き」した表情!
こんな顔を芝居の中で見たいものです。
今日は「リピテションが出来るだけでは芝居は出来ない!」ことについて書いてみます。
別の稽古で、やはりマイズナーテクニックのレッスンをしている若手新人のコが「芝居ってリピテションだけじゃダメなんだな」としみじみ言ってたのが妙に頭にこびりついています。
まず、言いたい!
リピテションはただの基礎トレーニングの一つ!!!!芝居じゃない!!!
芝居は「物語」です。それなりに何重構造です。
例えば・・・「男女、好きなんだけど別れを告げるシーン」とします。
好きだから「好きと告白するシーン」ならわかりやすい。心の中にある「好き」という感情をそのままセリフに乗っければいいのです。
ところが「好き」なんだけど「別れる」というシーンだったら・・・
別れを切り出すにはなんだかの事情があるのです、もちろん。たとえば・・・実際には自分には奥さんがいる、それを黙ったまま気持ちを抑えられず付き合ってしまった、だとします。
そういう時に「役の人物の気持ちは何?」と聞かれて、よく新人さんは「いや、好きなんだけど、申し訳ないからもうやめないと・・・」などと答えます。
その分解の仕方は、頭が「考えて」いる説明なのです。
感情というのは、もっとシンプル。「好き」は「好き」、「嫌い」は「嫌い」なのです。2択オンリー!
上記の場合「好き」なのです。
だからまず俳優は、相手を「好き」と感じなければならないのです。
その上に、「別れなければならない。だって僕はもう結婚しているのだから・・・、あああ僕は彼女をだましてしまった」を重ねていくのです。
感情:好き
目的:別れる
です。
それを明確にしてセリフを行き来させると、頭で計算しないその場で相手を見て起こった感情が表現できます。
つまり「揺れる」のです。
この構造を身に付けるべきです。
で、リピテションの練習は、この「セリフを行き来させると、頭で計算しないその場で相手を見て起こった感情が表現できる」「揺れる」という事を身に付けるための訓練です。
芝居を全部作り上げるためには、そのうえで、キャラクターや台本の読解力、それを表現するための様々なハウツーを身に付けなければなりません。
エクササイズクラスの中で、よく説明に使う言葉ですが「リピテションは筋トレ」。
筋トレが出来て、いくら○○キロのバーベルがすいすい持ち上げられても、大谷翔平さんのようにホームランは打てない!
バットを持って球を打つ練習しろ!
ってことになります。
リピテションが出来ても(○○キロのバーベルは上げられても)、芝居は(ホームラン)は打てない、のです。
じゃ、野球の試合で大切なのは・・・「勝利」=「ホームラン」です。だって点取れないと勝てないもん。
芝居は、演技全体でお客様を感動させることが大切なのです!
3月のエクササイズクラス。
みなさん、手ぐすね引いて!エントリーをお待ちしております!!!
2026年
2月
06日
金
ショートシーンクラス、やりました!
先月、私自身がとある映画監督のワークショップを受け「やはり演技にも時代の流行りはある」などの、旬なオーディション事情を伺って、「とにかくポイント解説するぞーーーー」と前のめりに頑張りました。
今回は「台本当日渡しバージョン」です。
台本一冊読めるわけではない、つまり全体のストーリーはわからず、ペラ一枚をその場で渡されて演じる、というオーディションです。
その場で、台本のポイントをどう読み取るか・・・、今回は台本の中の「変化」をきちんと読み取り演じられること、をピックアップしてみました。
思う限り説明してみましたが、みんなに上手く伝わったか・・・
ただ、やっているうちに、やはりエクササイズクラスからキャラクター、シーンと進んでいくどの要素も削ることができない、と思うばかり・・・。
途中のみんなからのコメントで、、、
「○○のように読み取ったのでそうやってみたんですが・・・」柚「読み取りは間違ってない。でもそう見えないんだよ。」
この場合、もっと感情も身体もちゃんと表現ることが必要。エクササイズクラス!
「それは、私が間違ってるってことなんですか?」柚「いやいや、このペラ一枚だし、そもそも芝居は正解とか不正解とかではない。監督に要望されたらどう変えていけるかの問題」
この場合、いつも「正解」を求める気持ちがあって、それが自己表現を邪魔する・・・という可能背があり。シーンやってそれを習慣化する!勇気!
「なんか監督にコメントされたら、やってる最中にちゃんとできてるか気になって上手くいかなくなる」
演技をスタートしたら、そこにいるのは役の人物だけ。演技を心配している役者にならないこと!そのためには、スタートしたら相手に集中、考えない! ・・・失敗を恐れないことかな。いや、失敗に慣れること。これも習慣にすることと勇気!
などなど・・・
結局シーンクラスで言ってることが丸々やん!(笑)
芝居って「お客様」あってのものです。
ちょっと言葉の選び方は?ですが、見ている人が「つまんない、飽きた」と思ったらだめなのだと思います。
それはもちろん、「お客さんに媚びる」という意味でも「見せ方だけを上手になる」というのではありません。
人間の葛藤を描いている以上、相手と関わって何かが変わって最後を迎える。これがストーリーだと思います。
登場人物がずーっと同じ感情を持ち、なんの出来事も怒らないものをオーディションのシーンに持ってくるはずがないのです。
そもそも、台本というものが起承転結なのです。それをぎゅっと圧縮したと思った方がいいのかもしれません。
なんだか改めて、芝居って深いな・・・・、どこまでも道は続いているな・・・・と思った稽古でした。
俳優諸君、頑張りましょう!
3月エクササイズクラス、絶賛募集中です!!!
※2/24にリピテションクラスあり、見学歓迎! しっかり自分の目で見て自分のレッスンを決めましょう!!!
追伸
普段はほとんどやらないんだけど、「それをやりたいなら、こういう風やったらどう?」という、昔からの「やって見せる」ことを、今回はちょっとやりました。
オーディション対応ならでは・・・かな。
こうすれば、もっとやりたいことがお客様に伝わるんじゃない?という方法かと・・・。
なんだけど、このシーンはチャラい男が、行き遅れて結婚を焦っている年増女に自分の嘘を誤魔化すシーン。
実行委員曰く
「柚木さんが一番 スケコマシ てる」
だって。
・・・・無言
2026年
1月
16日
金
2026最初のリピテションクラスです。
今年も粛々と前進!です。
このリピテションを基本としたマイズナーテクニックも、他のどういう練習方法も魔法のようにすぐに結果が出るというものではないと思います。
「やってもやっても変わらない」と焦る気持ちもとてもとてもよく理解できます。
でも、気が付いたら少しづつ少しづつ変わっていくものだと思います。
今回も、昨年最後にダッシュして頑張った方々が息切れして「なんかエンジンがかからなくて・・・」などという、ちょっとした燃え尽き症候群も見られました。
俳優のみなさん、休憩もとりながら自分のペースでキープゴーイング!です!
今回は、リピテションの後ちょっとしたシアターゲーム的なエクササイズをやりました。
なんせワークショップだけの団体なので、このリピテションという基礎をどう芝居に生かしていくか・・・。
文字通り「わからないから焦る」ことも多いと思います。とりわけ演技経験の少ない新人さんたちは。
そのため、なんとか工夫して一日も早くいい演技を手に入れていい仕事をゲットしていただきたいと思っています。
今年もファイト!
自分で自分に言い聞かせています、「止めないなら前に進むしかない!」
早速3月にはエクササイズクラスをやります!
興味をお持ちの方ぜひ一度!
2025年
12月
31日
水
2025年、最後のリピテションクラスです。
前回のディープ1エクササイズクラスが終わったばかりの人や、久々のベテラン陣が揃いました。
もう、何も書くことはございません!
「開いている」「オープンしている」彼らの生き生きした表情をたっぷり見てやってください。
※顔出しNGで、出せない表情があるのがホントに悔しい!(笑)
一日も早くその人たちの顔・身体からあふれすエネルギー、舞台の上や画面の中に登場して欲しいです。
そして、今年もあと数時間。早いものです。
今年もワークショップを続けられたことには感謝しかありません。
皆さま、ありがとうございました。
来年も日本が平和で、努力して一皮も二皮も向けた役者さんがたくさん活躍できることを祈っております。
よいお年をお迎えください。
来年も、前進あるのみ!!!
2025年
12月
31日
水
アクターズワークスの今年最後のメインワークショップはディープ1エクササイズクラスでした。
まあ、それはそれは・・・濃厚な4日間でした。
こちらのレッスンの方向性などはその都度書かせていただいているので、今回は今年の〆として、「開いている状態 オープンした状態」について久々に書かせていただきます。
「開いている状態 オープンした状態」
は、なじみのある人とない人に分かれると思います。
これは何?
ウチのクラスでは「相手の感情を感じ取れ、自分の本当に感じている感情を相手に伝えられる状態」と規定しています。
重ねて・・・何それ?
つまり、芝居の台本において例えばメンズが好きな女子に告白する場面では、
まず、彼女を呼び出して対面する・・・両者「緊張」などの感情があります。
男性:そりゃまあ、想像に難くない。フラれるかもしれない・・・。ダメになったら友達でもいられないかも・・・。Etc
女性:自分も相手を好きだったりしたら「期待」「喜び」からの、相手の緊張感を受けて「緊張」「もし私の勘違いだったら・・・不安」など。
全然気にしてなかったら・・・最初は「何だろう?」くらいの状態が相手の緊張感を受けて変化していく。
これが感情の動きになります。
役者はまず、好きでもない相手を「好き」という感情を持ち込まなければならない。
設定を信じられることがお仕事になります。
いやいや、相手役は全然好みのタイプじゃないから無理!とか、自分はやってるつもりでも端から見たら「全然ドキドキしないじゃん!」みたいになったら、お仕事できていないワケです。
次に、相手の緊張感を感じ取ってこっちも「緊張する」とかが出来なくては、いわゆる一人で芝居してることになります。
これらを解消するためには「開いている状態 オープンした状態」を手に入れることが必要になります。
これ、実は結構大変。
人間は自分の都合のいい感情は感じ取りますが、そうではないものは排除します。
生きていくための知恵・・・みたいなものです。
親が子供を心配して色々助言する。これは愛情の表れです。だから子供は「いいコ」になろうとします。
もちろん、それで社会の中で生きていけるようになるのですが、本当の感情は「ウザい」とか「めんどくさい」などが潜んでいることがあります。
それは、自分にとって表現してはいけない感情であり生きていくためには不都合な感情なのです。
多くの人にはこの自覚はありません。
エクササイズクラスでなんとなく気づき、ディープ1エクササイズクラスではそれを白日の下にさらさなければなりません。
俳優はとても辛くしんどいことに対面し続ける4日間になります。
そして、隠し続けた「怒り」やら「悲しみ」やら「チャラい気持ち」などを出し切るまでやり続けます。
そうでないと「開いている状態 オープンした状態」にはなれないからです。
なんとも難儀な仕事です、役者って。
でも、それをやり遂げると本当に「生き生き」します。
その魅力を手に入れた役者さんたちをたくさん見てきていると、やはりやらずにはいられない・・・(笑)
年末に、みんな頑張ってくださいました。
どうぞ雄志の姿を見てやってください!!!
2025年
12月
13日
土
アップ、遅くなってしまいました。申し訳ございません。
今月初め、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
私は、こんなことを延々長々と・・・20年以上やってますが、芝居って本当に終わりのない芸ですね。
大変だけど、だから面白い。
ホントに小さな一歩一歩を歩んでくださっている人を見ていると感動します。
このレッスンのしくみなんかは、いつもいつも書いているので今回は少し違う視点で書いてみます。
稽古をしていると、「コレ、演技指導の問題か?」という所にたどり着くことがあります。
いや、これは演技だけでなくどんな仕事にも言えることと思いますが・・・。
色々わかっているのに上手くいかない・・・人。
なんか、一人で焦っていて、ちゃんとやれば出来るのに・・・とか、こないだは出来たのに・・・と思える人。
これはもう、他人の目を気にする・・・。「出来る人」でありたい・・・。
この気持ちが強く、それが無意識にその人を支配している以外考えられない。
「本当に自分がこう演じたい」という気持ちより「演出家がこうして欲しい」と思っているはず!だと無意識にオートマチックに思っている。
だからどうしたらいいのか、わけがわからなくなって自分から迷宮へ入っていく。
演技で説明するとわかりにくいかもしれないが、例えば化粧品のセールスとかで、マニュアルにハマって、ホントに目の前の人とコミュニケーションが取れない人とか・・・いません?
あんな感じに似てると思います。
そのお化粧品を勧めるなら、まず目の前のお客様と「話」ができること、そしてその後は自分がその化粧品をホントに好きで理解していること・・・ではないでしょうか?
まず「売らなきゃ」とか「ノルマ果たしてない」とか、「こういう風にしゃべらなきゃ」があったら、上手くいかないと思います。
これと同じではないかと思っています。
そりゃ仕事ですから・・・自分の好きな役が出来るわけではないけど、与えられた役を深く考察して(キャラクタークラスで特化してやります)、その役の人物に共感する。そして「だったら自分はこう演じてみたい」という気持ち!
私はこれが一番大切かな・・・と思っています。
だって、我々は「表現者」なのですから。
演出家の言う通り、何度も同じことをするなら、それこそAIでいいんじゃね?
私たちは心がある人間なのですから・・・!!!
この事は、せっかく身に付けた「演技」の技術を宝の持ち腐れにしてしまうと思います。
ちゃんと身に付けた通りにやれば、完璧じゃなくても一つ一つ階段を上がっていけるのに・・・。途中で「あ、アタシ、これでいいのかしら、上手くいっているのかしら」なんてオートマチック衝動が起こって、振り出しに戻り、いつまでもどこにも行きつけない。。。
ぜひぜひ、一度落ち着いて、自分がこれまでやってきたことを振り返って自分を信じていただければ・・・と切に思います。
「自分が本当にどうしたいか」
これを探れる稽古が、この後予定している「ディープ1エクササイズクラス」です。
うふふふふ・・・・
実は、私自身が一番苦しんだのもコレ、「自分が本当にどうしたいか」なのです。
ぜひ少しでも多くの人にいい結果を手に入れていただき、いい仕事を
して欲しいです!
今年の〆!
頑張りマス!
参加俳優の諸君!走るよぉ~~~~
見学歓迎!
2025年
11月
17日
月
もう、先月になってしまいましたが、
数年ぶりにリレーションクラス開催出来ました。
アップが遅くなって申し訳ございません。
リレーション・・・人間関係 それを作る練習です。
劇の設定は親子・夫婦・恋人など、親密というか関係の濃い設定がたくさん出てきます。
我々俳優は、ついつい「恋人」=仲良し、ラブラブ・・・・とか、頭のインプットが邪魔することが多々あります。
だけど現実は・・・
恋人と一言に言っても、愛しい気持ちになったり、可愛さ余って憎さ百倍!ってことも。
養成所とかのレッスンに行くと、どうもケンカするシーンの方が難しいようです。
「恋人なんだから、こんなケンカ出来ない」とか、真顔でいう人もいました。
ケンカするよ、コンビと何だから!って思いません?
ちょっと引いて考えるとそうなんですが、これが芝居をする大変さです。
また、特に映像の場合ですが「今日、柚木さんの旦那さん役のAさんです。」と紹介され、先方は関係を作ろうとか、一生懸命話しかけてくれるのですが、話しかけられれば話しかけられるほどアタシの心は離れていく・・・ヤバい!
これは私の昔の実体験です。(笑)
愛しかろうと、ウザかろうと、彼氏は彼氏!母親は母親・・・
どうにかしてこれを認めたいですね。
ウチのリレーション、そんな稽古でした。
今回も爆笑シーン連発!
自分の彼女が怪しい投資をやってることがわかって、イラっとするのですが、彼女役の女子に後ろから抱きしめられたら、一瞬で・・・落ちた!(笑)
あ~あ、このカップル結婚できんわ!!!
何するの??? そこは文章では上手く説明できませんが・・・うふふ
来年もエクササイズクラス、おそらく3月ごろには開催したいと思っています。ご興味がわいたらぜひぜひ!
只今、キャラクター&シーンクラスリスト絶賛開催中!見学歓迎!
2025年
10月
04日
土
猛暑からのエクササイズクラスが終了しました。
インフルエンザやらコロナまで、なぜかこの時期に流行って・・・、みんな体調が心配されましたが、無事乗り切りました。
今回は、またあの話・・・
「別のレッスンでパワハラを受けた」というコの参加が・・・!
全く、この期に及んでまだそんなことやってるヤツがいるのか!!!!
自分より若い、まだまだ何も知らない真っ白な20歳やそこらの新人に「バカ」だの「全然ダメ」だの見下して・・・自分が偉くなった気でもするんだろうか?何が面白いんだろう。全く理解できない。
オープンなワークショップの中でそのコを特別視することはないのだが、実行委員全員に共有して気を付けて見ていた。
パワハラをやるヤツはソイツが悪い!絶対!
ただ、我々役者は、交通事故のようにそういう目に合うことは、まだまだあるだろう。
だからこそ、強く言ったのは「自分の役者としての価値観をしっかり確立すること」。
そんな輩に、自分の人生を左右させないように・・・。
私はそのためにクラスを続け、その最初の一歩がこのエクササイズクラスをやっている。
まずは、自分自身が本当にどういうやつかを知って魅力的に生き生きすること!
それが、表現者の第一歩だと思う。
今回は、いいコ、良き社会人の集まりだった。
「先輩や演出家の意見に一喜一憂して、もう、私、どうしていいかわからない」
「なんか、声がちいさいと言われる。なんでかわからない」「大げさだと思われるのが怖い」
などが、アンケートで出ていた。
役者あるあるだ。誰でもそんな記憶がおありだろう。
レッスンが進むにつれ、日一日とその人の本当の顔、表情が表れてきて、本当に面白かった。
そのパワハラに傷ついた若いコは、自分自身では「エネルギーが少ないのが悩み」だと言っていたが・・・
最後にはオジサン相手のリピテションで、鼻の下を伸ばして近づいてくるのを一瞥で瞬殺、それでもニヤけている顔を見て「チョロい」と一言。オジサンは全然近づけない。
もう場内大爆笑!
ったく、どの口で「エネルギーが少ない」って言っていたのか・・・(笑笑)
最後のシェアでは、他の人がどんどん魅力的になっていくのを見て、自分も毎日楽しくて幸せだった・・・と。
色々な人の評価に一喜一憂してた役者さんは、女子ですが、オープンしたら「姉御」を通り過ぎて「オヤジ」の域に達していた。
女の子相手に「かわいい」を連発。年上美人にはまるで推し活してる女子が初めて推しに会って狂喜乱舞みたいな・・・(笑)もううるさいうるさい・・・
最終日にはまるで「極道の妻」のような迫力で風を切って歩いていた。(笑)
みんな抜群に素敵だった。
そうやって、まずは自分の表現体を明確にして行って、台本に臨んでいく。
「正解探し」でなく、自分の表現を持って演出家に対峙できるように俳優としての自分を磨いていって欲しい。
みなさん、俳優は表現者なのです。
表現・・・表に現す!
何を?
自分の役をもらって台本を読んで、「ああ!こんな風に演じてみたい!」
という気持ち。これを自分でどう体現できるか!
これがスタートだし、これがなかったら役者をやるのは面白くもなんともない!!!
そこから、役のキャラクター、台本の読解と進めて行って、「生き生きと演じる」
お客様もそんな役者に拍手をくれるのだと思います。
さあ、稽古しよう!!!
俳優として生き生きしているために・・・!
2025年
9月
13日
土
エクササイズクラス前のリピテションクラス。
次回に再受講する方々もいらっしゃいました。
じっくりと感じるのは、やっぱり「継続は力」
あんなに苦労した人が、こんなパフォーマンスを・・・!と思うと、もうウルウルしてしまう。
そして、やはり、ある程度出来るようになったら、「感情」というものはとてもシンプルなものだと・・・。
好きは好き だし、怒りは怒り。それ以外ではない。
それが自覚できると、相手との交流がすごく楽になるし、深くなる。
今回のリピテションで、
Aが相手の膝に足を乗っける。
Bはそれを嫌がってやり返す。
Aはかわす。まるで自分の方が運動神経がいいと自慢するように・・・。
B意地になっていたが、やがてまんざらでもなくちょっと楽しくなる
という交流が起こっていた。
感情的には
A 面白い
B むかつく
Aさらに楽しい
B むかつく、からの楽しい
ただそれだけ。(笑)
いやいや、膝にのっけてどうの・・・って、全く劇的ではない、なんことっちゃない友達同士の戯れ。そんなことが芝居に何の関係がある!と思われるかもしれないが、これが面白い!
こんなことでも、二人が本当にその時相手を感じ取りあっていたら、見ていて最高に面白い。飽きない。
大それた不倫ドラマも、国家存亡の政治ドラマもすべてはここから!
いよいよ来週からエクササイズクラススタート!
ご興味のある方は見学歓迎です!
2025年
9月
08日
月
久々にショートシーンクラスが出来ました。
オーディション対応・・・ということで、オーディション形式でやりました。
個々の俳優さんには色々あるのですが、コメントとしては結局いつもシーンクラスで言ってる事に集約してしまいました。
「セリフ」をいかに自分の「言葉」に落とし込んでこられるか・・・。
「(役として)セリフを言いたくないのに言ってる」
「相手と交流が出来ていない・・・相手を見られて、感じとれていない」
「相手のセリフを初めて聞けていない」
エトセトラエトセトラ
もう、ここからこのA4一枚で10日間のシーンクラス出来るぞぉおおお!
役者がオーディションを受けた時のあるある、「稽古場では出来てるのに・・・」とか「こないだの舞台ではあんなに良かったのに」とか言われる状態なのだな・・・と感じた。
舞台もワークショップなどの稽古場では何回か練習期間があるし、安全な場所になっている。
オーディションでは、そこで身に付けたものを失敗を恐れずにチャレンジをかける!
この精神を忘れない!!!という事ではないかと思う。
稽古場で60点の実力だったとする。それがオーディションでは失敗を恐れて50点とか40点の演技を自らやってしまっている。
そんな気がする。
例えば「行かないで」というセリフで、本当に相手をここにとどめて置きたいという設定なら、本来はその場で相手を感じ取ってその一言で相手をここにとどめられるセリフを相手に投げかける。そして(設定によるが)腕をつかむとか、回り込んで立ちふさがる・・・とかの動き、いうことになる。
それを、つい習慣的に、段取りで強めの語気でそこに立ったままセリフ言う・・・みたいな・・・。
もっとリスクを背負えーーーーー!と言いたい。
なんでこんな嫌な事言うか、、、
アタシの人生振り返って自分の失敗例を根限り伝えておきたいからです!!!
前任者の経験を肥やしにして乗り越えてください、お願いだからぁーーーー
今回、ちょっと私がしゃべっているところの動画をのっけてみました。
上記に書いたように、台本が「セリフ」なのでつい「どう台詞を言うか」になってしまう・・・という事案について、説明してます。
ちょっとわかってもらえると嬉しいです。
※写真、写真NGの人が多くて・・・💦一組だけアップしました。
2025年
7月
27日
日
先日、リピテションクラス終わりました。
超久々の方も参加してくれました!
で、今回はちょっと違った観点からコメントを・・・。
当アクターズワークスでは、どのクラスでも一番最初に「疑問・質問・言い分、なんでもどうぞ」みたいなシェアの時間がある。
この時間で、今回
「演技に事とは関係ないんだけど、最近のハラスメントのことで、後輩との接し方に苦労しているんですが・・・」
と。
あらら・・・
もちろん本来、そういうコーナーではなく、「緊張してます」とか、「次回の舞台の稽古で演出家に○○のようなダメだしされたのですが・・・」など、演技についてなのですが・・・。
でもでもでも・・・・
で、私の回答。
「○○くんの個人的事情は、ま、個人で解決していただくとして・・・」と前置きしたうえでですが。
いろいろなハラスメントがあるけれど、それが起きる大きな要因の一つに「相手を見ていない」ということがあると思う。「見る」というのは世間的には「相手の状況を理解する」ということになるのだが、こちらでいうと「相手を感じ取る」ことに繋がっている。
ハラスメントを行う時の人間は、自分の意見・言い分ばかりを優先しているのではないか。
パワハラやモラハラでは「自分は正しい」「自分は正義だ」とか・・・。
確かに正しいかもしれないが、相手の言い分は?都合は?気持ちは?
それをわかったうえで、あえてその自分の意見を言うなら、それは議論になっていくだろうが、相手を無視して強行すればハラスメントになっていくのでは・・・。
ここで、ウチで練習しているリピテションというのは「相手が何を感じているか」を感じ取ることの練習なのだ!
現実社会でもそうだが、演技はもっともと一方通行にならないことが重要なのだ。
私は別にクラスで人生相談しているわけではない。
そんな偉くもないし・・・。
ただ、本当に「演じる」とは「人間」を理解していくことにほかならない。そう考えると、どんな人のどんな言動も大事な教材なのだ!
「ハラスメント」が描かれている場面で、自分の役がパワハラをやっちゃう人の役だったら、どう演じるか・・・。
相手を自分の力でねじ伏せるようにセリフが言えたら、もしかしたら素晴らしい場面になるかも。
そして、その役の人物が「ハラスメント」を行ってしまうに至る状況とは・・・どんな背景があるのだろうか!
役者にとっては「人生」そのものが「教材」ですね!!!
いやー、やっぱり人間は面白い!いとおしい!
そのスタートであるエクササイズクラス。
次回は9月です!
ご興味ある方々、ぜひぜひご一報ください!!
2025年
7月
15日
火
先日、無事キャラクター&シーンが終わりました。
今年になって、エクササイズクラスにたくさんの方々が応募してくれて、そして次々とレッスンに応募してくれ、連続しての開催になりました。ありがたいことです。
今回は、前回キャラクタークラスにいらっしゃった方が直行でシーンへ!という方々で、シーンがたくさんあった。
今回は、「台本の主題」と「俳優の演技」関連について書こうと思う。
主題・・・テーマ・・・作り手(作家・演出家)がお客様に伝えたいこと。
マイズナーテクニックっていったら感情表現ばかりフューチャーされるが、私が初めてこのレッスンを受けた時に感動したのは、このキャラクター作りと台本の読み込みの圧倒的な「理論」だった。
今では、俳優のための演技論もたくさん紹介されているのだが、なんせ昭和~平成前半だったからねぇ。
演出の先生にダメだしされて「どうしたらいいんですか?」と質問したら、「盗め」と言われた。ダメダメだったアタシはどうしたらいいのよ!!!!って気持ち。
確かにその感性も必要なのはわかるが・・・。
テーマ「台本の主題」とは・・・
例えば鬼滅の刃。
(私、いくつかしかみないアニメの一つで、結構好きなの・・・うふふ)
大正時代。「鬼」が出てきて、剣士たちが人間を鬼から守る・・・というストーリー。
これを見て・・・っていうか、初めて見た時がなんせコロナ禍だったから、主役の少年・炭治郎が「あきらめるなーーー」と叫んで頑張る姿はを見てオバサンも、「う、アタシも生きなければ・・・」なんて思ったのですよ。(笑)
見ている人が「自分も頑張らないと」と思える。
これが「テーマ」
役者は自分の役をやる時に、それに従って「役作り」をやる・・・ということみんなよくわかってると思う。
それは、自分の役の背景を理解すること。
役の背景とは・・・
この役が、こうなる理由。
例えば炭治郎。
山で炭焼きをしてのどかに暮らしていたが、家族全員を鬼に殺され、妹も鬼にされてしまう。
見てる人が「そりゃあ、鬼をせん滅しようと思うよね」と納得!
鬼側も・・・。
例えば「遊郭編」というのに出てきた鬼。
貧乏で醜くて人から蔑まれて、ただ一人の肉親・妹を惨殺される。大正という貧富の差が激しい時代で人として扱われなかった過去が描かれる。
「そうか・・・。そんな人生だったら、もしかしたら僕も・・・」
これが役の背景。
役者はこれを読み取る必要がある。
これらは説明のために解かりやすい「鬼滅の刃」にしたけど、もっともっと読み取りが複雑なものもある。どんな台本でも、俳優は自分の役の背景を理解・共感するのがマスト!
「俳優の演技」関連
で、今回言いたいのは・・・「テーマ」を表現するように演じる。
「100通りの演じ方がある」とよく言われる。
じゃ、その100通りから、それを選ぶのよ???という話。
炭治郎の同期で実弥というのがいる。
炭治郎くんほど強くないので、炭治郎に反発しているし、鬼を食って怪我がすぐ治る体にして戦う・・・という禁じ手まで使う。
そして、炭治郎は正義の味方っぽいけど、実弥は性格の悪いし、根性の曲がったてコンプレックス強い。
青春ドラマとかでもよくあるパターン。
自分がこんな役であれば、その背景(実弥も、家族を鬼に殺されるという背景。)を作るだけでなく、この役が「テーマ」を表現するために必要なことは・・・?
お客様は「あきらめるな」のために、「鬼まで食った!スゴイ!自分も・・・」とはならないだろう。(笑)
ポイントは、戦いの中で反発していた炭治郎と協力し始めて一緒に鬼をやっつけること!その気持ちの変化。
「鬼を食う」のも炭治郎に反発するのも、自分が「弱い」というコンプレックス。
実際の鬼との闘いが始まって、一人ではなくチームで戦うことを身につけて行く。その過程をきちんと演じることが、テーマを表現することになる。
で、お客に納得してもらえるのはキレイごとではなく鬼との闘いはすさまじいもので、自分のちっぽけなコンプレックスなど言ってる場合じゃない!そんなことしてたらこっちが全滅!という「闘い」をきちんと描くこと。
このポイントを理解して演ずることができればお客様も「ああ、そうだよな、僕だって大した人間じゃない。コンプレックスにだらけで・・・。炭治郎にはなれないけど、『あきらめないーーー』」と思ってもらえることだろう。
そして、剣士の中にはいろいろな人がいて、みんなで闘っている・・・ことを描ければ、作品に厚みが出る。
お客様は「これ、面白い!」と思ってくれることだろう。
ちょっと例題に「鬼滅の刃」ってどうよ!とも思うのですが、色んな方がたにわかりやすく・・と思ってつい💦
たとえば、戦争物でもそのテーマが「戦争の悲惨さ、二度とこんなことを起こしてはいけない」なのか、「こんな参事があっても強く生きていく人間のたくましさ」なのか違うと思う。
その中で、自分の与えられた「役」をいかに客観的に読み取れるか・・・。
で、その役を、ちょっと軽い感じで演じるのか、重厚に演じるのか・・・どっちがより「テーマ」に生かせるのか・・・。
マイズナーテクニックは、私にそれを教えてくれました。
次回、エクササイズクラスは9月後半。
まもなく募集開始!
みんな、ファイト!!!!
2025年
5月
29日
木
先日、やっとキャラクター&シーンクラス終了しました。
大人数のエクササイズクラスからの、その参加者の方々が大量参加しまして・・・定員増加し、日程を一日増やし、時間も大幅に伸ばしてやっと終了いたしました。
って、それはいいんですが・・・
途中、5月なのに30度越えが3日ほど・・・自律神経のか弱いワタクシはめまいするやら胃腸不良やらで、コロナ後初めて東京でタクシーに乗ったとさ。。。
もう!!!いい加減にしてぇ~~~!
誰が悪いのぉ~~~~!
今年も猛暑のようで・・・皆様、お体にお気を付けて・・・。
キャラクタークラスは、お馴染みの丸ごと個人情報の身内のキャラクターを取材する激ハードバージョン。
これも、レッスン当初から新国立劇場研究所時代でも、何人も何人もいらっしゃる
「柚木さん、俺、親に役者反対されて、10年くらい音信不通なんですけど・・・」
という人たち。(笑)
それでも言います!
「ダメ、取材して!」
今回も、若干名いらっしゃいましたよ!
昔ですが・・・こういう方いらっしゃました。
親へ取材を悩みに悩んで決断できず、時間ばかりが経って、もう切羽詰まって、キャラクターチャートという取材のシートを黙ってFAXで父親あてに送り付けたら、数日後、深夜バイトから帰ったら家のFAXが巻物のごとく回答が来ていた・・・。
もうびっくり!と言ってましたが、やはり、どんなことであれ子供が自分に興味を持ってくれるなんて、嬉しくない親はほとんどいないのですヨ。
今回もそのパターンの方が・・・って、今はラインですけどね。(笑)
稽古が始まって、私に背中を押されてラインで情報を送ったら2日くらいか後、稽古場で
「返信、来ましたぁ~」
と発言。
稽古場全員、拍手!(笑)
ここで興味深いのは、子供は家庭での親はよく知っているけれど、親御さんがサラリーマンなど外で働いている場合、その時の顔を全く知らないことが多いということ。
家の中では威張っていても、会社では腰も低く、下手な冗談を言いまくっているとか・・・
その役の人物像は、外の世界の方が本人らしかったりもしますよね。
その役者さんは
「外の情報を初めて知ったので、色々、最終の『この人の人生で大変だったこと』のチョイスが全く変わってしまう」
と言いました。
家の中の仏頂面も、何とか職場でのあれこれの大変さを家庭に持ち込まないよう、一生懸命だったりするのです。
そこを体験できたのが素晴らしい!!!!
台本の人物も、そのお話が会社でのストーリーであっても必ず別の顔があることを忘れないようにしてくださいね。
シーンクラスでは、私もなるほど・・・と思わされる出来ごとが・・・。
その役者さんのシーンがどうしてもうまくいかず、私もそのコも理由がわからなかった。
リピテションは上手くいっている人なのに・・・
「もう、どうしていいかわからない・・・」
と言われ、私も困り果てて・・・。こっちも苦しくなり・・・。
で、最後の最後で
「私は体育会系育ちで、劇団も上下関係キビシイ完全昭和状態だった。とにかく怒られないように・・・。台本に「怒る」と書いてれば怒れるように・・・。演出家に嫌われないように過ごしてきた。ここではそんなことは必要ないとわかっていても、無意識にそうは出来なかった」
と話してくれた。
あのド激しいエクササイズクラス、ひっくり返りそうなダメージのキャラクタークラス、それを超えて、ここまで来てそんなことあるんだ!!!
ちょっと、愕然とした。
それほどまでに習慣って大きいんだ!!!
もちろん、「この稽古場は安全だ」とわかっていても現場ではなかなか・・・という事は多々ある。
演出家によってタイプは様々だし、なにより、作品作りというのは本番まで時間制限があるので、そりゃ「出来」ないと困るさ。そのプレッシャーに耐え、たくさんのスタッフや共演者の目の中で演じつ行かなくてはならないのだから。
とにかく、それを発見してからのそのコの演技ののびのびした感じは、忘れられない。
みなさん、まずは自分が本をちゃんと読んで、きちんと自分で練習したうえで「私はこう表現したいんだ!」ということを、勇気をもってやりましょう!!!!
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!!!
ですよ。
ファイト!!!!
================================
フォトギャラリー キャラクターチーム
================================
フォトギャラリー シーンチーム
2025年
4月
17日
木
先日エクササイズクラスが終わった。
久々の大人数!(何が起こったの???笑)
連休明けから、キャラクター&シーンクラスが始まるのだが、こちらも早々定員に達しその調整が大変だったのでブログが遅くなってしまった。
エクササイズクラスの内容とかに関しては、これまでもその都度書いてきたので、ちょっと置いといて…今回はちょっとした自
ウチのレッスンは、毎回、最終日にシェアして、一人一人「自分の課題はどうだったかクリアで
その時に、なんと2人から同じことを言われた。
「柚木さんの事は、信用できる。さらけ出しても安心だと思えた・・・!」
きゃー! ⤴⤴⤴(上がる、上がる、上がる!)
私は、実は相当なテレ屋だ。いやいや、プライドが高いだけなんだけれ
とは言え、ハラスメント問題が取り沙汰されている昨今、ト
「これってハラスメントになるの?ならないの?」
その挙句、ブラック企業ならぬホワイトすぎる企業が登場し、若者
どないせぇっちゅうねん!!!!
おじさんとおばさんはため息しかない。苦笑
演劇を活用して、こういうコミュニケーション問題を打開していく
結局は、お互いの信頼関係が構築できるかどうか…と言うところに
私の師匠、キャリーさんに言われたことがある。
人は自分を信用しなければ、絶対に自分の言う事は聞かない。俳優
ずるい言葉かもしれないが、やはりここに尽きると思う。
このエクササイズクラスのトレーニングは、まだ台本を扱わない。エクササイズクラスの中で「役」になることはない。
だからこそ、とてもプライベート内容になる。
よりセンシティブに・・・。
ある「感情」「衝動」を表現できない状態は、子供のころからの長い間の「習慣」の積み重ねなのだ。
例えば、最近のワカモノに特にみられる特徴だと思うが、「はみ出さないようにする」
仲間からはみ出すことをとても恐れる。
妙に仲良しなのだ・・・
イジメが陰湿になり激しくなっていると聞く。SNSの影響が大きいようだ・・・
その結果、自分が感じていることがストレートに言えない。
それが積もり積もって「怒り」になっていたりする。それに気づかず、感情が出せない。
この社会的問題はちょっと置いとして、俳優としてはそういうことの積み重ねが、その人の俳優としての言葉を空虚なものにし、ひいては存在感を希薄にしている。
そこに立ち向かうレッスンだ。
このレッスン期間は、心はとてももろくなり不安になったりする。
社会を生きているために手に入れた鎧を脱いだ状態だからだ。
そんな中で自分をわかってくれる人がいる…それは大きな力だ。
そう思ってくれたから、信頼してもらえたようだ。良かった。
いや、その結果、いい役者になってもらえたら・・・
昭和のおばさんにできることだったら、できる限りやるよ!
だから、1人でも多く、まっとうな方法で(早く日本はオーディシ
私も負けないぞ!頑張ろうっ・・・と。
で、連休後のキャンペーン&シーンクラスも引き続き大人数。キャンセル待ちまで出ている。
嬉しい限りだが、こっちも責任重大!
さあ、みんな、今度は頭・脳みそを戻して、しっかり調べて考えて・・・!
芝居、やるぞーーーーー!!!
2025年
2月
27日
木
急日程のキャラクター&シーンクラス終了。
なんか、私、いつもバタバタしている。
今回は、何度も出ている人と初シーン組に別れていて、私としても発見が多かった。
まずは、何度も参加のメンバー
本当に成長が止まってて、、、笑 (これを読んだら怒ってるかも…笑)
でも今回、何かを突破した!
そんな時、人は理屈じゃない。顔付きや言葉の端々が変わる。内側から何かが滲み出してくる。
ああ、苦しかったんだろうな。。。
嬉しい
私は、心からほっとする
こっちの言い分だけど、苦しんでいる役者相手に「違う」と言い続けるのは、楽じゃないのよ、、、
私も役者なので相手の気持ちは分かりすぎて、、、
俳優が直面する壁は10人いれば10通り。こっちは「え?!ここで止まるの???マジか!なんでよ!」となるのだが、その俳優の個性、環境(つまり、どういう仕事やレッスンを受けていて、普段何を言われているか…)。もう千差万別。最終的には本人が見つけ出すしかない。私はその手伝いしかできない。
「待つ」のみ!
とにかく、スキルを手に入れて現場に羽ばたいてくれる事を願うのみ!
で、新人チームですが、、、
二つに分かれる。
すでに現場経験や、色々なレッスンを経ている人は、もう何が課題か…ぶっちゃけ言えば、今までどんなダメ出しされて来たかわかっている。
それを克服したくて来ているのだ。
だけどね、頭ではわかっているけど、これが中々出来ないのよねー 笑笑
ほぼエクササイズクラス的な要因の場合が多い。
こういう役者さんは、それを乗り越えれば、芝居の経験はあるのでスラっと成長する。
打ち上げでは、自分で納得いくまで出来なかったのだろう「もう、何が何だかわからない!」と落ち込んで、先輩メンバーに「僕もそうだった」話を聞かせてもらっていた。
頑張れ!頑張れ!乗り越えろ!!!
それを超えたら新しい美しい草原がキミを迎えてくれるのだ!!!
そして、演技も新人さん。
こちらは、何をやっているか終着駅をミッシングしていた。
エクササイズクラスでは、普段表現できなくなっている衝動・感情を…。
キャラクタークラスでは、人には誰もかれも歴史がありドラマがあることを学習する。台本の中に出てくる役はなぜそんなことになっちゃっているのか、なぜそういうことをやるのか…その理由と共感し演られるように学習する。
その積み重ねの上でのシーンクラス。
ところが、その日その日の私のコメントで、それだけにとらわれ、結局表面的な結果になってしまった。
例えば、ある時は深い感情が表現できて、「よかった」となって、「でも、キャラクターが、なんかいい子過ぎるよね」みたいになったとしたら、次回はキャラクターいいのだけれど全然切なくないじゃん!!!…という感じ。
これも舞台の稽古場なんかではあるあるだ。
「一個だけできればいいってもんじゃない!」(笑)
そして、役者はつい無難な演技をする。演出家にダメ出しをされない演技を・・・・
つまんないじゃん!!!
まず、自分を表現しないと・・・
誰がやってもいいっていう演技になっちゃうよ。
奇をてらって…ではない。丁寧に積み上げてこそお客様に感動してもらえると、私は思っている。
頑張れ、ワカモノ!!!
いつもよりももっともっと怒涛のキャラクター&シーンクラスだった。
でも、やっぱり「芝居は面白い!!!!」
みんな、懲りずにまたやろうぜ!
次回キャラクター&シーンクラスは連休明けの予定!
レッスンに興味を持っている俳優の方々、ぜひ一緒にやりましょう!
エクササイズクラスは3/24からです。
まだまだ定員空いてます!(笑)
急日程のキャラクター&シーンクラス終了。
なんか、私、いつもバタバタしている。
今回は、何度も出ている人と初シーン組に別れていて、私としても発見が多かった。
まずは、何度も参加のメンバー
本当に成長が止まってて、、、笑 (これを読んだら怒ってるかも…笑)
でも今回、何かを突破した!
そんな時、人は理屈じゃない。顔付きや言葉の端々が変わる。内側から何かが滲み出してくる。
ああ、苦しかったんだろうな。。。
嬉しい
私は、心からほっとする
こっちの言い分だけど、苦しんでいる役者相手に「違う」と言い続けるのは、楽じゃないのよ、、、
私も役者なので相手の気持ちは分かりすぎて、、、
俳優が直面する壁は10人いれば10通り。こっちは「え?!ここで止まるの???マジか!なんでよ!」となるのだが、その俳優の個性、環境(つまり、どういう仕事やレッスンを受けていて、普段何を言われているか…)。もう千差万別。最終的には本人が見つけ出すしかない。私はその手伝いしかできない。
「待つ」のみ!
とにかく、スキルを手に入れて現場に羽ばたいてくれる事を願うのみ!
で、新人チームですが、、、
二つに分かれる。
すでに現場経験や、色々なレッスンを経ている人は、もう何が課題か…ぶっちゃけ言えば、今までどんなダメ出しされて来たかわかっている。
それを克服したくて来ているのだ。
だけどね、頭ではわかっているけど、これが中々出来ないのよねー 笑笑
ほぼエクササイズクラス的な要因の場合が多い。
こういう役者さんは、それを乗り越えれば、芝居の経験はあるのでスラっと成長する。
打ち上げでは、自分で納得いくまで出来なかったのだろう「もう、何が何だかわからない!」と落ち込んで、先輩メンバーに「僕もそうだった」話を聞かせてもらっていた。
頑張れ!頑張れ!乗り越えろ!!!
それを超えたら新しい美しい草原がキミを迎えてくれるのだ!!!
演技も新人さん。
こちらは、何をやっているか終着駅をミッシングしていた。
エクササイズクラスでは、普段表現できなくなっている衝動・感情を…。
キャラクタークラスでは、人には誰もかれも歴史がありドラマがあることを学習する。台本の中に出てくる役はなぜそんなことになっちゃっているのか、なぜそういうことをやるのか…その理由と共感し演られるように学習する。
その積み重ねの上でのシーンクラス。
ところが、その日その日の私のコメントで、それだけにとらわれ、結局表面的な結果になってしまった。
例えば、ある時は深い感情が表現できて、「よかった」となって、「でも、キャラクターが、なんかいい子過ぎるよね」みたいになったとしたら、次回はキャラクターいいのだけれど全然切なくないじゃん!!!…という感じ。
これも舞台の稽古場なんかではあるあるだ。
「一個だけできればいいってもんじゃない!」(笑)
そして、役者はつい無難な演技をする。演出家にダメ出しをされない演技を・・・・
つまんないじゃん!!!
まず、自分を表現しないと・・・
誰がやってもいいっていう演技になっちゃうよ。
奇をてらって…ではない。丁寧に積み上げてこそお客様に感動してもらえると、私は思っている。
頑張れ、ワカモノ!!!
いつもよりももっともっと怒涛のキャラクター&シーンクラスだった。
でも、やっぱり「芝居は面白い!!!!」
みんな、懲りずにまたやろうぜ!
次回キャラクター&シーンクラスは連休明けの予定!
レッスンに興味を持っている俳優の方々、ぜひ一緒にやりましょう!
エクササイズクラスは3/24からです。
まだまだ定員空いてます!(笑)
2025年
1月
21日
火
2025 ファーストコンタクト!(笑)
エクササイズクラスが延期になってしまったので、しゅんとしていたのですが、リピテションクラス大盛況!!!!マックスの人数で開催!!!
何が起こったの??!! 天変地異、起こらないでね!爆
数年ぶりの方々も参加
地方で数年にわたり劇団をやっていた役者さんがカムバック
エクササイズクラスだけしか終わってないけど、もうオーディション受けまくりで頑張ってきた人
みたいな方々と、去年くらいから常連となって精進していた人たちのコラボリピ!
継続チームも久しぶりチームも、現場でスキルアップしてくれてました。
みんながエクササイズクラスでたどり着いたところからさらに深い表現へ進んでくれていて、最高な出だしでした!
もーーーー、新年、明けましたぁぁぁ!おめでとうございますぅぅぅ!
複数人数のリピテションも復活しました。
基本、2人でやるリピテションも複数人になると、それだけで人間関係が出来、個々の感情表現も豊かになっていきます。
3人いて、関わりあうってことになると、2対1みたいになって、
「こっちむいてぇ!さびしいぃーーー!」と大声出してくれたり、わざとこっちの人を奪っちゃうヤツが出てきたり・・・・
それだけで面白い!!!!
お客様は、「ったく、人間って!」という「うふふ」な気持ちになる。
表情たっぷりの写真集をお楽しみください!
新年の素敵なスタートが切れた。
俳優の皆さん、色々大変な時代になって来たけど、、、頑張ろう!!!!
止めないならやるだけ!!!!
2025年
1月
04日
土
2024年
12月
24日
火
暮れも押し詰まって、懲りずにリピテションクラスでした。
さすがに少人数で、しかもみんな忙しく、遅刻や途中で体調不良早退など。
なんか、今の日本を投影した感じ・・・苦笑。
でも、なんか、スゴカッタ!
2024年を記念して最後の花火を打ち上げたかのような、激しいリピテションでした。
「今日って、ディープだっけ?」(笑)
ただリピテションなのに、怒号、号泣が乱れ飛び、悪魔の笑いが響きわたる💦
みんな、何があったの!!!!
って、冗談はさておき、今年熱心に通ってくれた人たちだったので、「開いて」いる。
今までよりもう一段階深いところへ進んだ気がする。
何度も書くが、「泣く」とか「怒る」が出来ることも大切だが、その結果、その俳優のほんとの顔が見えてくる。
プライドとか、社会的な顔が取れたまさに素顔。
それが俳優として何より魅力的だ。
一人の役者さんが、別の演技レッスンも受けている話をしてくれた。
私はよく知らないのだが、感情には着目しないで「身体が語る」ことを基礎とする(すみません、こんな感じの説明だったと思う)。
その先生に「身体から全然、訴えてこない」と言われた・・・と言った。
マイズナーでは、感情を言葉にして出すが、これは言葉で出さないようにして、身体からにじんで出る・・・ということをやるので、ずいぶん違うなぁ・・・と思ったそうだ。
いやいや、私に言わせれば違わないでしょ!
それを説明した。
こっちでも体を「緩める」というのはずいぶんやる。
感情というインナーの衝動を体・言葉に繋げて、表に出す・・・ことをやっている。
おそらく、彼女の言ったやり方は、同じことの過程の中で「言葉に出す」をやらず、身体で表現することをやっているのだと思う。
体の方が正直でストレートだからね。
※掲載した写真をご覧ください。
リピテション中の役者さんは、まるで、打ち上げでみんなとワイワイやっている時と同じように、それに近い、リラックスした体をしています。
なぜ、そのコが「違う」と思ったか。
それが彼女の課題なのだ。
やはりこっちでも、自分で体を緩ませてインナーを表現することは苦手なのだ。
そこをわかってくれたらなぁ・・・・嬉しいんだけど。
久々に書きますが、
「演技レッスンにいい・悪いはない!
自分に必要ならどんなものでも、それはいいレッスンだ!」
そして
「まっとうなレッスンなら、入口は違っても必ず同じ頂上にたどり着く。」
俳優の皆さん、自分が「必要」と思ったら、結果が出るまで何があっても続ける!
これしかない!
みなさん、一年お疲れ様でした。
来たる2025年も、がんばっていきまっしょい!!!
ちなみに 1~2月エクササイズクラス 絶賛募集中です!
ご興味のあるみなさん、ぜひぜひ!
お待ちしております!!!
2024年
12月
05日
木
今年も最後のキャラクター&シーンクラスが開催出来ました。
今回は4人のキャラクタークラスの参加者。
見学に来てくれた見学メンバーの一致した意見、「やっぱりキャラは重いですね~」(笑)
それは、生きている人間には誰にもがドラマがあるということ。
この20年、「実在の人物を演じる」というレッスンを続けていて、参加俳優さん方が、もうそんじょそこらの連ドラに負けないくらい生々しい経験をしている方々を見せてくれました。
実在の人物、多くはキャストの家族を演じています。
これまでの20年で、、、
第二次世界大戦、日本が無条件降伏し、その情報もよくわからないまま満州から引き揚げたおじいちゃん。後ろからソ連兵が追いかけてきていた・・・
新興宗教団体に老後に資金を全部寄付してしまった母親。
リーマンショックで自分の会社が潰れて自殺した父親。
などなど
本当に参加俳優の家族だったのです。
そのレベルのスゴイ家族を、昭和の私は「火サス」チームと呼んでいます。(昭和の「火曜サスペンス劇場」くらい劇的…という意味)
その人々は、参加俳優さん方の2~3割も・・・。
考えてみてください。
そこにいる人々の2~3割はニュースのメインになってもおかしくない人生なのです。電車に乗って同じ車両に10人いたらそのうちの3人くらいは、こんな感じの人生を背負っているかもしれないのです。
そう思うと何気に見ているドラマや映画がどれほど身近なものか・・・!
そこまで「劇的」ではなくても、普通に生きている人間には、人生で一回くらい「死にたい!」と思う事はあるはずです。99.9%死なないけど!
「消えてなくなりたい」「なんでこんな親のところに生まれたんだろう!」エトセトラ・・・
失恋、いじめ、死別、事故・・・
人はみんな、そんな思いを心に秘めて笑っている。。。
このキャラクタークラスを経験していただくと、そんな「人間のドラマ」を体で実感して台本を読めるようになっていけると思います。
それを通過しての、シーン。
今回は5名。
革命後の復讐劇や引きこもりの娘の将来を案じる、キャラの濃い母親などなど。
革命さえなかったら、この人たちは普通に生きていた・・・でも・・・
まずは、みんな「普通」の人たちなのです。それを見失わないで演じていかなくてはあなりません。
人はみな、「そんなひどいことはやりたくない」と思っていても、「やらなくては自分がやられる」「身内がひどい目にあった」「つい魔が差した」「こんなになるとは思ってもいなかった」・・・
気が付いたら「普通」の自分が、他人を殴っていた、女を強姦していた、盗みを働いていた・・・
(アレ?それって最近の「闇バイト事件」でよく聞く状況・・・って思いませんか?)
その台本のような状況になるのです。
そこをブレずに演じることがいかに大変か・・・!
「引きこもりの娘の将来を案じる母親」と聞けば、「いい母」「気の毒」なんて思うじゃないですか。でも・・・その母の性格は・・・超ウザい!ああ!(笑)
あるある・・・・これがリアルだと思いませんか?
そういう人、私の身近にもいます(笑)。
「生きる死ぬ」ではなくても、登場人物の心は大きく動いている。
いや、「生きる死ぬ」でないから、台本からその繊細なドラマを読み取り、演じるのはとても難しいです。
かれらの人生を体に落とし込んで、お客様の前に存在する!
それが出来れば、お客様の心をも動かくことができます。
今回、3名の見学者が来てくれました。
多くのシーンで、「息が詰まった」「はーーー深呼吸したい」「いいキャラだった」との感想をいただきました。
そんなキャラシーン。
見学メンバーも合流して、打ち上げ、大騒ぎでした!
エクササイズ以上に、なんだかわけのわからないところが開いてるっていうか、ナチュラルハイっていうか・・・、もううるさいうるさい(笑)
見学の方々もなんか、役者チーム以上にハイでした(爆)
今回は、そのハイな打ち上げ中の写真もアップしてみました。どうぞ見てやってください。
2024年
10月
28日
月
久しぶりのディープ1エクササイズクラスを開催出来ました。
コレ、毎回言ってますが、ディープはディープでした!
そもそもウチのワークショップは
「泣けない」
とか
「セリフに真実味がない、嘘っぽい」
とか言われることに対応出来る練習です。
演じていてなぜ「泣けない」のか?
・・・そりゃ、フィクションだからそんなに都合よく悲しくなんかなれないよね!
って、全くその通りなのです。
2024年
10月
20日
日
舞台のお仕事も終わり、リピテションクラス再開です!
久しぶりのメンバーさんが来てくれました。
そして、いつものメンバーの方でも、新たな自分の行動を発見したり・・・
やはりリピテションは面白い!人間の行動は深い!
今、ディープエクササイズクラスが始まりましたが、俳優にとって人間の「オートマチックな行動」に向き合う事の大切さをあたらめて感じます。
それは、対、相手との距離の持ち方・・・とでも言いますか・・・
つまり、我々役者は今日会った他人と「恋人役」とかやるワケです。
「私は役者だから、どんな相手でも平気!」な~んて、はっきり言いますが、嘘です!
そんなワケない!!だって人間ですもの。
本当は「私、こういうタイプの男性、苦手なのよね・・・」とか、ちゃんと「感じ」ている。
でも、なかなかそれが自覚できない。
それは、役者の心理としては「やらなきゃダメ、仕事だもの、出来ないなんて言えない・・・!」
だから自分で自分をごまかしていく。
そうすると魅力的な演技にならない・・・
大事なことは、まず、「私、この人苦手」ということを自覚できること。
そこから、色眼鏡をかけず、その瞬間瞬間の相手を本当に感じ取って、ゆっくり相手との距離を掴んでいくこと。
同じ目標を持っているもの同士、どこか共感できるところは必ずあるはず!
久しぶりに来てくれた役者さんが「最初より全然改善されている」と言ってくれました。
しっかり、今の自分を自覚して挑んでくれたことが嬉しかったです。
で、今回も、ちょっとだけ台本、やりましたーーー!
今回のテーマは、長ゼリをどう聞くか・・・!
今月初めまで、シェイクスピアやらギリシャ悲劇のセリフがちりばめられたワケのわからないタイプの難解系芝居に出演しておりまして・・・
「長ゼリを聞く」というのを死ぬほど練習いたしました!(笑)
その成果をおすそ分け!
ちゃんと聞いている人の存在の仕方は素晴らしかった!!!!
来月からのキャラクター&シーンクラスに活かしていきたいと思います。
2024年
9月
03日
火
9月に私が舞台の稽古中で出来ないため、8月2回目~~~~!
続けて参加してくださる俳優さんは、やはり伸びる。
どのレッスンも同じだろうが、継続は力なり!だし、鉄は熱いうちに打て!ということだ。
そして、面白い!!!!
人間が生き生きと動いている。
これを台本で出来るようになって欲しい!!!
で、最近人数が参加少ない事と、ウチのワークショップは「プロのための・・・」とか看板を掲げているので、みなさんオーディションやら舞台本番やらをやりつつ、参加してくれている。
そのためにも、メンバーをみつつリピテションクラスの後半、短いセリフを使ったゲームで、台本のシーンに、このリピテションというのがどう生きてくるか・・・という練習を組み込んでいる。
今回はほんの半ページのセリフを使って、相手を説得するという練習をした。
感情をバンバンぶつけるのではなく、「やり取りする中で感情も生まれてくる・・・という事」が出来るだけ明確にわかる場面を頑張って選んでみた。
いや!やはりリピテションが上手くいっている人たちのシーンは面白い!
どんな場面もそうだが、
役の人物で、その場に居て、相手と交流!これが出来ればとりあえず「おっけー」ですよね!
それを妨げるものとして、
①俳優個人の緊張とか・・・自意識とか・・・
②台本の読解が出来ていない・・・
③なんなら、セリフ覚えてない・・・・かぁ(笑)
3つ目は「覚えろよ!!!」で終わりだが、①と②は職業訓練が必要。
言わせていただけるなら、2つ目は演出家とか監督とか、誰かが説明すればかなり理解が出来る。だが、そこから自分の体に落とし込んで、役として立ち上げていく・・・・これが専門職たるゆえんだと思う。
ウチのワークショップは、①の部分に特化したエクササイズクラスを用意して、そこから台本に向けて発展させていく練習方法だ。
だから、短いシーンなら「読解」とかはさほど問題ではない。リピテションが上手くいっていると、そのシーンは面白くなる。
リアクションの取り方もわかってくる。
相手のセリフに「反応」していれば出来るのだから。
これをやっていると、演技初心者の人が今まで「ここでうなづいてもいいのかな・・・」とか、なぜか思っていたのが、嘘のように自由になってくる。
いいぞいいぞ~~~~
みんな、オーディション受かれぇ~~~~~~!!!!!
10月は楽しい楽しいディープ1エクササイズクラス。(ディープですよぉ~)
11~12月にキャラクター&シーンクラス。
来年の1~2月にエクササイズクラス。
見学歓迎!!!!
楽しいです!!!!キツイけど・・・・(笑)
2024年
8月
07日
水
前回のエクササイズクラス終了後、初めてのリピテションクラス。
前回初参加メンバーが何人も来てくれました。
その人たちが、全然戻っていない、むしろ進化していて・・・感動!!!
で、私のスケジュールの都合でしばらくリピテションクラスが出来ないかも・・・という事情で、「目的」のゲームからの、ほんの短いシーンへの移行の練習を入れてみました。
そのときにも、エクササイズで手に入れた個性を失わず、さらに相手とのやり取りもちゃんとできて「セリフ」言えました!
印象的だったのは・・・
〇俳優1:とってもしっかりした感じの女性
エクササイズでは、その人の弱い部分、「怖い」とか「つらい」みたいな・・・、これらは普段出さないので、演技してもなんかムダに頑張っている、力入ってる感じ。
その彼女が、「怖い」を隠さないで演じてみると、なんか弱いんだけど一生懸命なキャラがすんなりやれた。いやいや全然セリフ通りだよ!オーディションならなんかすごく印象的。
〇俳優2:真面目な感じ?自分を出さないと言われていた若手新人
エクササイズ中、特にシェアしているとき、そこコがおもしろいと感じる人にツボるようになった。
ゲラだったのだ!
ちゃんとしてないと「変なヤツ」と思われると、無意識に抑えていたようで・・・
その彼、リピテション中には「涙ながらに相手に要求する」「絶対引かない」状態に入り、相手に「めんどくせー」を連発されていた。場内爆笑!
セリフでは、なんだか自己中な、めんどくさい、自意識過剰な、すぐマウント取りたがるワカモノを「演じ」られた。これもセリフ通り! そして場内爆笑!
役者の個性が爆発してくれて、嬉しいよーーーー
ちなみに、9月のリピテションクラスはお休み・・・ですが、代わりに8月29日にもう一回やるよーーー!!!
2024年
7月
19日
金
終わりました。。。
もう!!!7月初めから35度って何!怒
ただでさえウチのエクササイズはみんな死ぬ思いなのに・・・!
2人ほど途中、熱中症っぽくなりました。
と、1人は押しとどめていた感情をさんざん出しまくったら、すっかり元気、イケイケ状態でしたが・・・(笑)
エクササイズクラスは最近、いつもなんだか似たタイプの人が集まる傾向です。
今回は、みんな「おとなしいです、私」的なメンバーでした。
いやいや、こういう人たちに限って・・・
という私の20年の積み重た経験値は大当たり。
もう、エネルギー強い強い。
俳優目指してて「おとなしい」と、周りから言われてる人、そういう人はエネルギーをため込んでるんですよ。これを「出す」ことを覚えれば、私みたいに一見強そうに?しっかりしてるように見せてる人より数段エネルギー強いです。
そういう方々、「おとなしそうに見えて頑固」とか言われてませんか? (笑)
内在したエネルギーを出しまくった10回でした。
今回興味深い発言は、もう最後の方に差し掛かったころ、とある男性がシェアしているだけで泣き出してしまうように楽器が開いた女性を見て、「僕はそんなに急に感情を出すことができない」と悔しそうに言った。
私は「えーーーーー!!!??? ちょっと〇〇ちゃん」
と別の女優さんに声かけた。
そしたら悔しそうだった俳優さんが、「ぶっ!」と噴き出して大笑い。
いや、その彼のツボにはまる女優さんの顔を見ただけで、ただ顔を見ただけ・・・
「急に感情出るじゃん」
と私。
俳優くん、すっごい納得!
なんか、役者で「感情表現」と言ったら、「泣く」とか「激怒」とか、なんなら若手の男性諸氏は「殺人」とか「世界を救う」的な、つらい・・・負の・・・感情ばっかりに目を向けがち。
特に日本は「マジメ」なお国柄だからかもしれませんが。
いやいやいやいや・・・・
笑う、おちゃらける、アホ丸出し
大事大事!
アホになれないと役者は出来まへん!!!
その彼は、まだまだ俳優になって年月が浅い若手さんで、やはり「レッスン」に来る以上真面目に・・・という頭が働いていたのでしょう。
もちろん、真面目にやっていただかなくてはダメですが、その彼がツボってゲラゲラ大笑いして、いつまでも止まらないのを見てたら、こっちまで可笑しくて・・・。それはお客様に笑いを届けているのです。
無事全員元気で10回を駆け抜け、打ち上げは大盛り上がりでした。
久々に酒豪女子が揃ってて・・・。最近のワカモノには珍しい。
自称「おとなしい」女子は酒豪なのか???? (笑笑)
2024年
6月
14日
金
先日、リピテションクラス開催!
これはエクササイズクラスが終わった方々のキープアップクラス。
最近は、常連も増えたためにリピテションだけではなく、参加メンバーの顔触れを見て「目的」を入れたシアターゲームみたいな稽古も取り入れている。
これもなかなか楽しい!
基本的には、ここは「リピテション」を基本として練習する。
リピテションという練習方法はサンフォードマイズナーさんのまさに「グッドジョブ」!
世紀の発明だと思っている、少なくともとっては・・・!
演技にとって一番大切な「相手」「感情を伴った相手との交流」のためにこんなに的確な練習はないと思っている。(もちろん「すべての俳優に」なんて「絶対」トークをするつもりはないけれど・・・)
でも、そこから台本の演技にむずびつけるのが難しい人も確かにいる。
アクターズワークスのエクササイズクラスでリピテションを経験しただけで「今までわからなかったことが、もう雲が晴れるみたいだった。オーディションにも受かるようになった」という人ももちろんいるが・・・。
「感情」を出しただけでは「演技」ではない。
色々な俳優がいる。
旧大全とした演技方法で、自分だけで芝居を「お上手」にやるタイプ。
映像演技で、アップ撮る感じで一人でカメラ前で「泣く」とか「怒る」とかで「OK」と思っているタイプ。
「言葉」では表現できるけど、連動して身体が動かない人。
逆に身体は動くけど「声」が出ない人。
などなど・・・
人によってポイントは様々。
その役者さんのどの部分が、課題として残るか、それはその人それぞれだ。
昨日はたとえば、「身体が動かない」タイプの人がいて、これがなかなか面白かった。
「とにかくリピテション中に体のどこかを動かしていて!」というノルマを課してリピテションスタート!
いや、「動く」と思えばうごくのよ!
探っていくとやはり、身体を動かすとエネルギーが相手に伝わり、そしたら必ず相手からのリアクションが返ってくる。「それが怖いのよぉぉぉ~」とリピテション中に叫んでいた。
あきらめろ! わはははは・・・・爆
何度も言いますが、我々トレーナーは自分の信じる様々な演技訓練方法で声・身体から演技に結び付けようを懸命にやっている。(もちろん!)
俳優各自がそのことによって、自分の課題を見つけ、それをクリアするレッスンを選んで受講して欲しい。
その人一人一人の大切な人生だから。
パワハラ、セクハラに負けず、そんなトレーナーや演出家はあっさり無視して、自分の本当のキャリアアップに邁進していただきたい。
先日のリピテションで、改めて心に染みてきたことは・・・一人の女優さんの発言。
演出家に「〇〇さんは、なんでそんな風に役を解釈するの?違うよね。」と言われ、改めて「私が世界標準じゃないんだ」としみじみ思った・・・と。
エクササイズクラスを経験すると、自分の備わっている価値観とか、ものの見方がどういう状態かがよくわかるようになる。
その女優さんは、精神的にかなりハードな人生を歩んできた。エクササイズクラスでも泣きわめきまくっていた。
そんな彼女だから台本をもらった時に、自分の「役」を無意識に自分と同じだと思って読んでしまう。「親子関係ってそんなものだ」という価値観がしみついているのだ。
台本では「両親に愛されて幸せに育った」女性なのに、本人を投影しすぎてしまう。
だから演出家に「〇〇さんは、なんでそんな風に役を解釈するの?違うよね。」と言われるまで、自分のキャラクター作りの何が違うのかわからなかった・・・と。
そして、エクササイズクラスで発見したことを改めて「こういうことか!」と。
そういう事なんだよね。。。
もちろん頭ではわかっている。
役者はおそらく自分よりもハードな人生の役を理解する方が楽なのかも・・・。
「親を殺した」な~んて設定だと、もう、ずーーーっとそれを探り続け、やっと本番までに入口くらいまでたどり着く?(笑) そんな毎日を過ごすだろう。
逆は・・・・???
自分より幸せな生い立ち。。。
私も・・・、いや、私はそんな劇的な悲劇を背負って生きてきたワケじゃないのですヨ・・・、キャラクタークラスの時「親には文句はない。ほんとによくしてくれた。大好きだ。尊敬している。僕もああいう父親になりたい。」と言ったワカモノに唖然とし、どっか信じられなかった。(よっぽど性格が悪い?・・・笑)
台本を、出来事を俯瞰で見るって本当に難しい。
でも、それをこのエクササイズとリピテションがわからせてくれ、自分ではない「役」という人物の人生に導いてくれる。
なんて素敵な仕事なんだろう!!!
皆さん、暑さの中のエクササイズクラスは超ハードですが・・・ぜひ一緒にやりましょう!!!!待ってるよーーーー!!!!
2024年
6月
02日
日
今、エクササイズクラス募集中。
そしてとある所でワカモノたちの演技指導のお仕事をしている私。
エクササイズクラス募集中ということもあり、「エクササイズクラス」って何なのよ?という疑問にお答えするような解説文を書いてみようと思います。
アクターズワークスでは
エクササイズクラス → キャラクタークラス → シーンクラス
と3つの段階を設けている。
何故か?
それは、よくやられている「短い台本を使った演技のレッスン」の「ダメ出し」はごちゃごちゃしていてわかりにくいからだ。
例えば今流行ってる「野球」(大谷サンか?(笑))なら、
基礎トレーニング → バッティング練習 → ゲーム練習 からの 本番の試合
こんな流れかな?細かくはわからないけど・・・。
試合を勝ち抜くためにオフの時に、筋トレして体を作って(オオタニサンは「一回り体が大きくなった」とか言われてますよね)、その後バッティング練習でフォームを確認したり、投げてもらっていろんなコースの球を打つ練習してるよね。
体は出来てきたけど、フォームが良くない・・・とか、カーブが打ちにくいとか、
この選手はどこが弱点で何をしたからよくなった!ということがわかりやすい!
それに比べてなんで芝居の稽古はごちゃごちゃなんだろう?と私は思っていた。
レッスンと言えば演出家・監督が「キミはここが違うんだよ」とか「ここはいいけど、なんでここは出来てないの?」とか「この場面のこの役はもっとつらい設定だよね」などなど。
言われてることは頭ではわかるけど、どーすればいいのよ?!ってなる。
これをもって「ごちゃごちゃ」と言っている。
野球になぞらえて・・・
〇基礎トレーニング
演技の基礎って何だろう? 発声?身体訓練?
多くの考え方があるが、そこで私が学んだマイズナーテクニックでは「感情表現」と「交流」になる。
「感情表現」を様々なエクササイズが、「交流」をリピテション練習が担っている。
〇バッティング練習=技能トレーニング
全部がイコールではないけど・・・
ここを一応、「キャラクター作り」と「台本の読解」にしている。
〇ゲーム練習
これは間違いなくシーンをやってみる練習。
私がマイズナーテクニックのこのメニューに基づいたレッスンを受けた時、なんだかほっとした。
自分の欠点がどこなのか、すごくよく分かった。そこを強化していけばもっと上手くなれる!と。
演技を習得したいワカモノ、ダメ出しされて悩む俳優さん方も、自分のどこが肝なのかわかったらもっと上手くなると思わないだろうか!!!
雇われシーンレッスンで、教えてても思うのだ、「彼は自分の起こった感情・衝動をもっと出すことが出来たらこのシーンクリア!だって台本は読めてるもん」とか「いやいやいやいや、さめざめと泣けてるけど、それはただのアナタの個人的感情。台本違うだろ!」とか。
「感情・衝動」を出すのが苦手なら、集中的にその稽古すれば上達は早いだろう。
台本読めてないなら、読解に力を入れようよ!
とってもシンプルだと思いません?
役者って、オオタニサンのように100何キロ?の小さい球をほんの何センチの木の棒でぶっ飛ばす身みたいな普段しないことをしているわけではない。
素人でもわかる「私には出来ない技」と。
それに比べて演技って、「話す」とか「泣く・笑う」とか、ひいては「息をする」とか・・・普段人間が生きてて普通にやっていることの積み重ね。
その中で、普通の人が出来ないことを身に付けるのが俳優と言いう仕事。スタートからわかりにくいよね(笑)
ただでさえややこしい演技の中で、自分のしっかりの訓練すべきポイントをしっかり見つけて、「演技」という「技」を身に付けたい!
「きっと私みたいな人がちょっとはいるに違いない」と思い、私はこのワークショップを続けている。
俳優を目指すワカモノたち、世間の「タイパ」に負けずしっかり2時間の物語を演じられる俳優になろうぜ!!!!
2024年
5月
29日
水
キャラシーンクラス終了。
気候変動で、女子チームの体調がボロボロ(風邪、自律神経失調症、からの良性発作性頭位めまい症まで。なんで男はこんな中で元気なの!!!)・・・の中、助け合ってみんなで最後まで走り切りました。!
今回は、キャラクターの人はエントリーがなく、シーンクラス3組でした。
でもしぶとく来てくれている再々?受講組が多く、内容の濃いレッスンになりました。
ある人は自分の苦手なキャラに・・・ある人は大作に・・・チャレンジ満載でした。
特に嬉しかったバージョン2つ!
養成所で演出に「違う」ばかり言われてたコ。
天然タイプで、確かに自分の感情のコントロールはむずかしい役者さん。
エクササイズクラスではとても苦労していました。最初は相手をシャットアウトして引きこもるか相手を殴りそうになって威嚇するか二択(笑・・・いや笑ってる場合じゃ・・・)
そこから約1年半。
地道に執念深く通ってくれ、相変わらず自分のことを説明する言葉は下手ですが、シーンにおいては天性のカンを発揮!相手との交流は天才的!
だんだん細かい読み込みもできてきて、一つコメントすると次には必ずそれをクリアしてくれました。
そして、根が天然なので毎回新鮮で面白い事この上なし!
養成所でも「変わった」と言われているみたいで、「次は一緒にシーンやりたい」とオファーを受け、みんなから「最大の誉め言葉」と言われていました!!!!
よっしゃーーーー!るんるんるん!!!!
新劇から、一人芝居が多い役者さん。
この方もド天然で・・・
いや、マジで、、、天然の方って自分を社会に適応するために完璧に自分の感情を抑えて世間に合わせている方が多く、自分の正直な感情をオープンさせると暴走する人がたくさんいます。野生動物みたい。。。
読み合わせでは上手くいってたのに、立ちに入ったらイキナリ「昔の新劇(ディスってません!絶対!)風のお芝居」を始めた。
なにこれ~~どしたぁ~~~~ って感じ💦
大きな舞台の役者さんでいるタイプです。
まずは「普通にしゃべろう!」
映像の演技というわけではなく、目の前の相手にきちんとセリフを言って相手に言葉を届けるところから始める必要があります。
舞台は広い客席の後ろまで声を届けなくては・・・という思いから「大芝居」をする人もいます。それはちょっと誤解。(歌舞伎の方でも映像演技抜群の方はたくさんいっらしゃいますね!)
まずは相手との空間できちんと演じ、大きな舞台はそれを失しないで客席への意識をもってエネルギーを大きくしていくものと思っている。
そこから始めると、びっくりするほどの変化。
もう~~~~~出来るじゃん!
本人もびっくり(笑)
2パターンの「天然」
そういえば昔、そのタイプの人が「エクササイズ終わって野生に返る快感を手に入れたら、台本は檻だから、どうやって台本に合わせて自由に演じたらいいかわからない。」
と泣かれて、私もうううーーーっと考えて
「檻じゃなく、牧場くらいは広い。そこなら動物は自由に駆け回っている」
と言ったら、
「わかった放牧!!!! それなら出来る!」
と言って、それからは素晴らしく生き生き演じてくれたことがあった。
ずーーーーっと「放牧」って言ってましたっけ(笑)
天然の人って、そう見えない人が多いけど実はとても頭いい。前述のように、他者に説明するのが苦手なだけで、とても理解力にたけている人が多いです。
そこを見いだせたことは、私の自慢です!!!
るんるんるん!!!!
毎回この〆ですはありますが、やっぱり芝居は面白い!
これでなくっちゃ生きてるって言えない。
そんな役者さん方、ぜひぜひ一緒にやりましょう!!!!
※今回は受講俳優さんも写真に参加。大量写真集です!!!✌
2024年
5月
17日
金
先日シーンクラスがスタートしました。
どんな練習をしているか、お知らせしようと思います。
最初は
このクラス独特の 読み合わせ
リピテションからのシーンなので、相手との交流を最重視!
その読み合わせは・・・
まず、キャラクターを入れて、設定を理解しその状態になる。
※たとえば恋人とケンカするシーンなら、ケンカの理由を理解して、怒りの気持ちを感じ取る。
2024年
4月
26日
金
今年もショートシーンクラスを開催しました。
参加してくれた俳優さんが、最後帰る前に
「何かつかめた気がする」
と言ってくれた。
こういうのが最高に嬉しい!!!!
このためにワークショップとかやってんだよねぇ!
その役者さんは、あまり自分を言葉で説明することが得意じゃない人。
私は、シーンやった後とかエクササイズの稽古後で、「どうでした?」と必ず聞くんですが、そういう時「うーん、よくわからない」「なんかこう・・・」と言う言葉しか出てこない感じの、こちらでいう「動物系」の方。
勘で、感性で、芝居するタイプ。
その人がはっきりと「見え方が変わった気がする」「うまくいっているときは〇〇だとわかった」といってくれた。
よっしゃ!!!!
嬉しいよね、こういう時って・・・ニコニコ😊👆
ショートシーンクラスをやる目的は・・・
①当ワークショップは、段階を踏んでエクササイズクラス→キャラクタークラス→シーンクラス、と進んでいただくのでどうしてもシーンを演じるまで時間がかかる、それまでせっかくエクササイズなどで身に付けたことを生かせない・・・のも悔しいので、とにかく「演じて」いただく機会を増やすため。
②当方のカリキュラムでカバーできない、複数人数でのシーンや、「行動」に着目しての練習、などを入れる。
この2点くらい。
今回のポイントは、「大きな感情を持っているが、それを表にあらわさない」シーンの練習。
これも、マイズナーテクニックやらメソッドでは陥りがちの
「感情ばっかり追いかける演技になりがち」
の欠点をカバーするため。
二人のシーンにしましたが、どちらの役もしんどい背景を持っているが、表面は明るくしゃべるシーンです。
こういうシーンって、俳優が本当に空っぽだと、本当になーんにもない何だかわからない場面になっちゃうんだよねー(笑)
でも、やはり、台本の中で感情を爆発させてやり取りする場面より、こういうさりげない場面のほうが多い。こういう稽古も本当に大事だと思います。
芝居はゴールがないねー だから楽しい!!!!
少人数特訓だったから、またまた私も飛び入り!(笑)
※番外コメント
今回、役の片方が「あまりしゃべらないキャラ」
たとえばいわゆる「オタク」?
で、私がお笑いの「宮下草薙」っていうコンビの草薙さんのほうが、再現ドラマで構成されるクイズ番組で「突破ファイル」っていう番組があって、その中で草薙さんが出る「バイトシリーズ」があって、草薙さんはオタクの役、相手に必ずイケメンで出来のいい役のコとコンビっていうシリーズがある。草薙さんの決まり台詞が
「黙れイケメン!!!!」
って言うのがあって、ワタシそれが大好きで。こういう演技って俳優はできないよね・・・って話をしてたら、次の通しでそのキャラをパクるヤツがいて・・・
柚木「すぐパクるじゃない!ばかぁぁぁ!!!」
今ではパワハラワードですが、会場中(やった本人も)大笑い!
いや、楽しくていいんだけどねーーー 笑って溜息
2024年
4月
24日
水
4月のリピテションクラス、やりました。
少人数特訓となり、私も参戦!(笑)
リピテションには慣れた人たちなので、「目的ゲーム」をやりました。
リピテションはあくまでも基礎稽古。それが上手になるだけで「芝居」が上手くなるわけではない。
リピテションをやる意味は・・・
場面に流れる役の人物の感情を、俳優が感じ取れ、相手との交流で「動く」ようにする練習。
普通に「演技する」ことは、その感情の流れの上に「ほんとは怒っているんだけど彼女に嫌われるのが怖いので笑う」とか、「目立ちたくないから黙ってる」などの人間そのものの行動をやるのが演技!って説明してもいいと思う。
そして、その場面には役の人物が登場する目的がある。
例えば「プロポーズする」とか「仕事もらう」とか、もっと心理的なものでは「認めてもらう」とか。
「目的ゲーム」はリピテションからシーンに行く途中練習するようなもの。
相手と交流をなくさないようにしながら、自分に与えられた具体的な目的、「相手の頬っぺたにチューする」とか「靴を脱がす」とか、を果たそうと行動していくゲーム。
リピテションで培った相手との交流をなくさず、目的達成までの行動をしていくと、様々な葛藤やら感情の爆発やらの豊かな表現ができてたいそう面白い。
今回、急遽私も参戦した
自分のことを話せば、こんな感じの練習。
私は、相手の若手男性のジャケットを脱がす・・・という目的だった。
最初は、なんせワタシ、先生なので上から命令してみようと思いやってみたが、すぐ破綻。(笑)
「やばい、どうしよう」と思いつつ相手をいじっていたら、
相手も何かしらの目的を持ってるから何かしらの仕掛けをして来るワケで・・・
なんかちょっといじったら何故か大きくジタバタするので、チャンスを見計らって腕が上に上がったとき思い切ってジャケットをはがした。
そうしたら、ゾンビのように両手を振り回して迫って来たから、ホントに!マジで!怖くなって、大声で叫びながらジャケットを振り回してぶったたきながら逃げ回った。
この辺りではもう考える余裕もなく、ひたすら逃げる!
こうなると会場大爆笑。
ここでタイムアップ!
もう、床にへたり込む。
タイムキープしてくれてたアシスタントの俳優さんが「いやー、柚木さんが困ってる逃げ回ってるのが面白かったので時間延ばそうかと思った」(「き、貴様ぁ~~~!」心の中で・・・)
そう、人が本気で困っているとか、わめいて逃げ回るって、こんなに面白いことはない。
相手のコの目的は「私の頬にさわる」。彼曰く「ジャケットを取られて、あ、これだったんだ、と思ったんだけど、ジャケットを脱がせで挙げたんだから交換条件だぁ~~~と思って迫ってみた。」
って。
だからゾンビのように両手で迫って来たみたい。
改めてみんなで大笑い。
あー、やっぱ、芝居はおもろいワ!
エクササイズクラス募集中!!!
みなさん、一緒にやりましょう!
2024年
3月
29日
金
先日リピテションクラスがありました。
コロナ禍以来、少人数開催ばかりでしたが、先日は久々に人数が集まりました。
経営上のこと・・・ももちろんありますが(笑)、芝居は「相手」があって初めて成立する表現です。色々の人が一緒にやることがとても大切で効果が高いのです。
また、超久しぶりのメンバーもいて気持ちが⤴でした。
久しぶりの方も、最初は「新人」なみでしたが、終わるころにはすっかりリカバー出来てました。
さすがですね!
そして、久々メンバーでこのところ頑張っていらしてくださっている俳優さんが終わってからコメントをくれました。
「本当にとーーーっても楽しいリピでした!!
もしかすると次に順番が回ってくるかもしれないような状況で、他の人がリピをやっているのを観て、心の底から楽しめる余裕を持ててた自分に驚いています…!
2024年
2月
22日
木
いよいよ本格的に2024のワークショップが始まった気持ちです。
何度も何度も書きますが、「目指せ、自立!」です。
現場で演出家のダメ出しに対応できず、ほぼほぼ稽古場のさらし者。
他のワークショップで「トラウマ」とか言いたいほどヘコまされる。
誰にも何も言われない・・・自分がいい芝居出来てるとは思わないのに・・・、自分なんか相手にされていない。
などなど、みなさん誰でもご経験がおありと思います。(演出家やトレーナーのパワハラの場合は、別問題ですが・・・)
そこで前進するのをやめるのか、自分の納得する演技を手に入れてまた現場に打って出るのか!
人生の選択です!!!
さあ、辞めないなら行きましょう!
今回はまだまだ少人数ながら、初日からうるさすぎる(笑)メンバーで・・・。これでたった6人か!と言う思いでスタート。
それから稽古が進むにつれて、本来ならおとなしく(? 笑)なることもあるのですが、今回のみなさんは全員最後までエネルギッシュでした。
そして、怪獣が三匹出来上がりました。(爆笑)
いるよね、幼稚園のお遊戯室に、わがまま放題の怪獣のような子供。アレです。アレ。
アレが、三匹もいました!(笑)
想像してください。そんな彼らがそのエネルギーをぐっと抑えて怪しい塊のようになって稽古場にうずくまっている姿。
不気味で、妖しくて、近寄りたくない・・・笑
いえいえ、冗談はさておき、、、
そういう場合、そのエネルギーをまず解き放って相手と交流し、芝居に使わなくては!
もったいない!
それが出来ると、とってもいい顔になって、生き生きしてきます。
今回「自立」と改めて書いたのは、一定の演出家、監督、トレーナーの価値観に縛られるワカモノが、一定数いること。
ま、自分が若いころを振り返っても、芝居を始める時に「養成所」とか「劇団」とかになると閉鎖社会だから、そこで「ダメ」とか「それは違う」とか言われると、もうそれでどこにも出口がなくなった挫折感を抱きますよね。
本当にダメかもしれない、自分は役者に向いてないかもしれない・・・でも、それを決めるのは自分だよ!!!
本当にダメか、職業替えするのか、いろんなことをやるだけやってから決めよう!自分自身で!!!
新年最初に私の先生、キャリー・ジベッツさんに言われた言葉
「レッスンにいいレッスンと悪いレッスンは無い。自分に合うレッスンが『いいレッスン』だ」
さあ、今年も「目指せ自立」!!!
続いて4月にキャラクター&シーンクラス、やるよ!
さらに自立だーーーーー!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
とっても面白かったので、写真が大量!
二段階分けました。
まずはエクササイズと言われるものからのリピテション系
コンプライアンスもあり、動画でお届けできないのが残念ですが、役者さんの表情の「生き生き」を見てやってください。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
次は「アクティビティ」と言われるものです。
~からのぉ~~~ 打ち上げぇ!!!
2024年
1月
14日
日
今年最初のリピテションクラス。
昨年から引き続き、少人数なのでほぼほぼ個人レッスン。
そして、私もリピテションなどなどに登場しましたぁ~~~~~!
久々にリピテションできて嬉しかった!
ま、私のことはさておき・・・
少人数の時は、リピテションなど「自分のまま、役ではない」ことから「役!自分じゃない」とか「セリフを使って感情表現する」など。インプロのように勝手にセリフやキャラづくりするわけにはいかないけど、その中で自在に自分を動かす練習をたくさんできました。
新年早々言いますが!!!!
リピテションができるだけじゃ、芝居じゃないからね!!!!
リピテションの感覚から、それを台本をに生かすことには、多くの練習が必要です。
今年も、ここもちゃんとやって行きましょう!
で、嬉しいことに昨年頑張って通ってくれたワカモノが、どんどん舞台、映像に出て行ってくれています。
年末年始には私も見に行かせていただきました。
で、終わって話すと
「うまくいかなかった」「シーンの時のようには出来ない」「途中まではうまくいったんだけど、〇〇なことがあってから崩れた」などなど。
一言言わせてください。
そんなん当たり前じゃ~~~~~~!
いくつになっても、どんなベテランでも、いつもいつも100点取れるなんてない!
大谷くんでも毎回ホームラン売ってるわけじゃないでしょ。三振の時のほうが多いでしょ。
おおくん、2023年の打率は3割。それで「物凄い」って言われてんだよ。
いろんな稽古場で自分の苦手なところをレベルアップして、で、仕事に出る。そこでまたうまくいけるようにチャレンジする。
これの繰り返しです。
明石家さんま師匠の言葉だったと思うが
「出来ひんのは当たり前やんけ。失敗した!って落ち込むなんか100年早いわ!」
でござりますよぉ~。
今年も前進あるのみです!!!!!
私もですが。。。。。(笑)
2024年
1月
02日
火
2023年
12月
22日
金
今年最後のリピクラス終了!
今年もみんな頑張った!
人数が少なかったので、リピ以外にもシアターゲームをやりました。
これが結構面白い!!!
リピテションというものをどう台本に繋げるか…が手軽に体感できる。
二人組になって、自分与えられた短いセリフを相手に言って、相手に伝わっているかどうか感じとる。相手もセリフが一つ与えられそれを相手に伝える。そして相手からくるもので影響されて変化しつつ、頑張って自分の言葉を相手に伝えるべく続けていく。
これで、相手を受けられているかどうか・・・、自分が相手にちゃんと言葉を言えているかどうか、よくわかる。
で、そのセリフを言う背景を入れたり、キャラクターを入れたり・・・。
うちの10回のクラスでは、人間一人作り上げる作業だが、これはさっと遊び感覚でやっていく。それでも十分台本の要求を体験できるのがとっても楽しい!
こういう文字通り考えず、芝居=プレイ=遊び のようにやって行くのもとても大事。
今回、インプロをやっている人が台本をやるときに、どんどん台本から離れていく・・・という問題を提起した俳優さんがいた。
そーなのよ!ここ大事なのよ。(いきなりおばさんになって言ってます 笑)
インプロやると、すべては「自分」なので、とても実感がある。ところが台本は所詮他人が書いた「物語」なので、言葉遣いも自分と違ったり、そもそも「あたし、こんな人好きになんてならないし!」なのだ。
それを、まさにインプロやっているときのように「台本通り」に持って行くのは、大きなハードルがある。
まじめに、そこ大変!
エクササイズクラスなどで、自分の殻を脱ぎ捨てて、自分の嫌な部分に直面して乗り越えていくのもとても大変だけど、話はそこで終わらない。
同じくらい、この「実感」のあるまま、台本に書いてあることをクリエイトするのが、また一山超えなくてはならない。
だからこそ、リピテションを会得した後、キャラクター・シーンをきちんとやることがとても大事なのです!
ただ好き勝手にセリフ言って自分が楽しくっても芝居にはならない!・・・ことがほとんど。(笑)
でも、この山越えがまた楽しいんだな!
興味のある皆様、エクササイズクラス募集中!ぜひぜひ!
とにかく、今年も赤字を抱えながらも無事終わっていく。
まわりの世界も戦争やら、災害やら・・・、それでも私たちにできることは芝居だけ。
来年こそ、平穏で明るい一年であって欲しい。
2023年
12月
13日
水
先日、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
なんと、もう今年もあと二週間って!焦ります!
今回のクラス、何人もが苦戦していました。
アクターズワークス のやり方の基本は、各俳優さん方が、一歩でも前進して仕事に生かしてくれる事。
いつも、その考え方に即して個別のは俳優さんに対応しているつもりです。
今回は、シーンに初参加の人が、
「そっか…やはりここか…。これを乗り越えるのは、彼にとって大変なんだ。」
と、チェックポイントがはっきり出てくる人もいれば、、、
「なんでぇ!なんでこの人がここで引っ掛かるの???」
と、私自身、頭を抱えるようもありました。
このレッスンで最終発表に上手く整えるより、毎回各個人のテーマが一歩でも前に進めるように身に付けて欲しくて・・・
でも、ご本人も「ああ、台本・お芝居として上手く出来た」と思えた方がいいのか、つまり見ている方として面白いシーンになるように演出のような手を加えた方がいいのか。
悩めるところなのです。。。
もう一つ、参加俳優から多く出たコメントが「自分の自意識にとらわれて自滅する」という内容のもの。
自意識というのは、そもそも「恥ずかしい」とか、「うまくやろうとする」とか。広げていえば「台本にこう書かれているから」と無意識にそれに沿った演技をする、というのもそうだと言えなくもないかな・・・。
これに対応するためにエクササイズクラスをやっているのですが、エクササイズクラスで自然な感情の流れを知ってしまったがために、そのなっているかどうかが気になってしまう・・・これが曲者!!!!
だからこそ、後半の稽古では「その気持ちを放り捨てて、相手に対応する!感情なんか後からついてくる!この場にしっかり存在する!相手!相手!」を強調しまくりました。
俳優として演じる組み立てはごくシンプル。身に付けてしまえば、この分野は習慣になってくれるから・・・。
でもでもでも、やはり、俳優業は一筋縄ではいかない。一生モノの芸なんだな。
私にとっても学びが多かった今年最後の稽古、最後に迷走していた一人の役者さんが「ちょっとだけだけど、こんな感じでいいのか・・・とつかめたような気がします」と言ってくれた言葉に、涙が出そう・・・(笑)
シビアに稽古できました!
打ち上げは・・・・楽しかったよーーーー!
みんなみんな帰りたくなかった。終電ギリギリ!(笑)
あーーーー、芝居だけして生きていたいねぇ、みんな!!!!
2023年
11月
22日
水
初めて体験型のオープンクラスをやりました。
少人数だった事もあり、初めてお会いする方にじっくりお話し出来て、新鮮な出会い!
2023年
10月
29日
日
ディープ1エクササイズクラスが終わりました。
いつもの事ですが、ディープはディープ!
ディープ1エクササイズクラスとは、自分が役者として表現することを妨げるものを取り除く!コーナー
今回は取りこぼした人もいて、悔しかった。
私のアシストが不十分だったのか?
甘くしてしまったのか? 結果を出すことが大切だけれども、その俳優が「自分でやれる」という自力も鍛えていただかなくては・・・といつも思っている。
トレーナーの優秀さをひけらかす場所ではない!だからそのバランスは難しい。
だからこそ、私自身もゆっくり反省しなくては・・・!
だが、やはりある程度継続している人は、のたうちまわりながらもクリアしてくれた。
2023年
10月
13日
金
昨今、芸能界でもハラスメント問題が沸き起こっている。
私としてはこれを機に、業界全体が良い方向にアップデートして欲しいと願っている。
そういう昨今の中「マイズナーテクニックのレッスンでうまくいかなかった」という話が耳に入ってくる機会が増えた気がする。
これは、マイズナーテクニックに限らない話としてなのだが、悲しいことに「トレーナーに否定された」という内容のことを言う若手に出会っているのは事実だ。
もちろん、すべての人が『〇〇テクニックのレッスン』などですぐに上手くいって名優になれるはずなどないのだが・・・がしかし、そういう人から話を聞くと「その言い方は今は通用しないよな~」という事案や、さらには明らかにトレーナーが自分の権威を示したくて発した言葉としか思えない事案もあるようだ。
私はマイズナーテクニックでのワークショップを20年以上続けてきた人間だ。ほかのテクニック・メソッドについてあれこれ言えないが、自分がこれだ!と思い続けてきたマイズナーテクニックでそういう事案が起こることについては残念!!!以外ない。
たしかにマイズナーテクニックでそれをやられるとダメージは大きいと、私も思う。
何度もこのブログで書いてきたが、このレッスンではまず最初に「感情」を扱う。
だからこそ、いきなり「自分自身に向き合う」体験をする。その入り口でパワハラなどを受けたり、何人もいる参加メンバーの中で明らかに否定されたりすると、心がどうなるか想像に難くない。
私は師匠から、『これは繊細なレッスンで、だからこそ関係者以外見学禁止、俳優は丁寧に扱われなくてはならない』と教えられた。
それまで昭和の昔は、役者の稽古は根性論でかたずけられ、演出家は「先生」であり「絶対君主」だった。どこが悪いのか、何をどう直していけばいいのか・・・演出家に言葉をぶつけると「出来ない役者」と思われ、「〇〇くんの芝居を盗め」と言われる。
上手い人の演技を見るだけでうまくなりゃ稽古なんていらない!!!!
そんな昭和で、これに出会った。きちんとした理論に基づいて、俳優がこんなにも大切にされることに感動したものだ。
もちろん、師匠の個性もある。私の先生はアメリカ人でネイバーフッドプレイハウス出身なのだ。
そんなテクニックなのに、いつの間にそんなことが起こるようになったのか・・・!!!
悲しいし情けない。
そんな若手俳優に対し、まずは自分のモチベーションをリカバーし、自分で自分自身を大切にする機会を作ろう!とこの企画になった。
また、実行委員の意見として
「傷つくまでいかないが、進行が速すぎてついていけなくて、何をやっているかわからない」という人も多い」
という事もあった。
そういう「じゃ〇万円払って何日も・・・ってはどうよ?。でも納得いかないんだよね」と迷っている若手の方の迷いだけでもすっきりさせられれば・・・。
演技未経験の方々に対しても、今やネットの時代でググったときに「マイズナーテクニック パワハラ」とか出てくると、すっかり誤解される。
あああ!ダメじゃん! マイズナーテクニックってそんなんじゃない!
そんな悲しいことは、何とかしたい!
全部の俳優ってわけではないが、こういうレッスンが必要な人、これで上手くいく私のような俳優は確かにいるのだ。
まずは、体験して自分で選んでいただきたい。
演技を上達させる方法はマイズナーテクニックだけではない。
私は「私にはこれが一番合っていた」と思ったから続けているだけで、私の師匠の言葉通り「出来るようになればなんでもOK」なのだ。
要は、それを自分で見つけること!
レッスンの内容も、トレーナーも、自分で自分の成長をあきらめず、探して、見つけて、結果を出して、
仕事しようーーーーー!芝居しようーーーーー!
2023年
10月
01日
日
先日、ショートシーンをやりました。
2023年
9月
19日
火
最近参加者が少なく(愚痴かよ!笑、)来てくれた俳優さんとじっくりゆっくり向き合える。
先日のリピテションクラスに、長々来ている役者さんで「感情」が表現しづらいタイプの役者さんが久々に来てくれた。
じっくり対応でき、2歩も3歩も進めた気がして嬉しい!
その人は感情表現は抑えるタイプだが、いい役者で、目の奥に「悲しみ」とか湛えられる役者だ。
だが、言葉にしたときに嘘っぽくなり相手に伝わらない。
そんなもったいない人だった。
その人が思わず大声を出して、相手にすがるような稽古ができ、私としては「よっしゃー!」だった。
今日は久々に基本的なことをまとめてみようと思う。俳優さんたちが混乱しないように!
ちょっと今日は長文だ、ごめんよー!!
前回のブログで書いたが、
発声・活舌
身体の動き
感情表現(開いていること)
は、仕事の台本をもらってからやっても、遅い!!!! 無理!!!!
役をもらって本番までの稽古では、日頃の力を充分発揮することが大切だ。
言い換えれば、普段の実力以上は出ない!!!!
(例)
台本に「泣く」とト書きがある
練習で泣こうと頑張る
泣けない
演出家が「ここは役は家族から見捨てられて孤独感にさいなまれて一番辛い場面なんだよ!役者なら泣けて当たり前だろ!」とキツイダメ出し
役者あるあるだ。こんな状況は誰でも一度くらい経験があるだろう。
「日頃2オクターブしか出ない人が、いきなり舞台で3オクターブは出ない」
感情表現・インナーも、常日頃発声練習と同じように、日頃2オクターブしか出ない人が3オクターブ出るように基礎錬しなくてはならない。
本番の稽古が始まってから、いきなり「自分の孤独感」を探り始めでも遅いことがほとんどなのだ。
上記の例で、演出家に「おまえ、親と衝突したことくらいあるだろ」とか言われ、その時のことを思い出しても簡単に涙が出るものでもない。
挙句の果て、一生懸命に泣こうとし、やっと泣けたら今度は涙が止まらなくなって
「おまえの個人的な感情なんて必要ないんだよ!!!」
と怒鳴られる。
これは実際にあった話だ。(経験のある人も多々いらっしゃることと・・・苦笑)
映像などでは、個人的な感情であっても「ま、泣いてくれてれば編集で何とか出来るか」とか裏でディレクターがぼやく・・・みたいな。
この問題に関して、では、役者がどんな基礎稽古をしておけばいいか・・・
(感情の仕組み)
小さな男の子は、転んでひざをすり向いて「泣く」
お父さんとか、おじいちゃんとか、「男の子が泣いてたらおかしいぞー」とか言う
子供の脳は「泣いたらおかしいんだ」と学習する
次に我慢して泣かなかったら「偉いぞー」と褒められる
子供の脳は「これでいいんだ!認められてる!愛されている」とインプット
そして徐々に「泣く」という感情すら忘れ去って、オートマチックに「泣かない」男が出来上がる。
全ての人間は、大人になるいうことは多かれ少なかれ、どんな種類の感情かはひとそれぞれで、このようになっている。こうでないと大人としての社会生活はできない。
でも俳優はこれではマズイ!
いっちょ前の男性が「泣か」なくてはならないのだ。
台本をもらう、いきなり頑張って自分の悲しみをほじくり返して「泣こう」とする。
ところが、すでにオートマチックになって、自分の「泣く」という感情・衝動はどこにあるのか自分でもわからない。
必死に「泣こう」として、やっと泣けたら今度は溜まりに溜まった感情が止まらなくなってしまう。
で、「おまえの個人的な感情なんて・・・!」
これが上記にある現象の解説だ。
感情表現の俳優の基礎稽古とは、「感情」を出す習慣を取り戻しておくことだ。
ここのワークショップでは、様々なエクササイズを行って、色々な感情を感じでもらい、何かを感じたらそれを声に出して表現する練習を繰り返し行う。
そして、感情の種類も。
「えー!私もこんな風に感じるんだ」とかをたくさん見つけて、出す!こと。
俳優に与えられた方法は「声を出すこと」と「体を動かすこと」しかないのだから。
最初に書いた、「感情表現は抑えるタイプだが、いい役者で、目の奥に「悲しみ」とか湛えられる役者」さんは、日頃からあまり感情を出さない穏やかなタイプの人だ。だが、「目の奥に・・・」ということは「感情」が乏しいわけではなく豊かな感情を持っている人なのだ。
声にしても噓っぽくならないように、普段から「出す」練習をすることが必要なのだ。
この役者さんは、前々から来てくれている人だと書いた。
そう、この練習はそんなに簡単にできるものではない。
一回泣けたからもう千秋楽まで大丈夫・・・という都合のいいものではないのだ。
歌手の方々は、仕事の合間でも本番前でも発声練習をし続けているではないか。
この役者さんに、「目の奥で感情をたたえる」だけでなく「大声で叫ぶ」が加わったら、役者の幅を広げられる。
今までキャスティングされたのとはまた違う役も取れるかもしれない!!!
ワクワクする!
俳優の基礎訓練は、発声活舌と身体訓練だけではないと思っている。
自分の「感情」を取り扱えるようにしておくこと。
そうすれば、台本を読んだら自分の役の状況がまるで自分のことのように「感じ」られ、その感情を表現できる。
必要なのは「役」に共感した「感情」であって、役者の個人的な感情はいらない・・・というのはそういう意味だ。
演出家とかわされる言葉の中には、また、台本のト書きには、形容詞がたくさんある。
抽象的だ。
それをまさに具体化するのが俳優の仕事なのだ。
追記だが・・・
これを身に付けてくだされば、その俳優の本質が見えてくる。
「泣く」ことを忘れ、「俺は強い男」だった人が、「弱さ」「卑屈さ」なども表現できるようになるのだ。
今までとは違うキャラクターにキャスティングされることができるだろう。
また、
セリフのない、立っているだけの存在感
お客様に愛される魅力
そういうものも身について行っている。
2023年
9月
15日
金
とある稽古で・・・。
レッスンしている俳優のみなさん!
声を大にして言います。
俳優の基礎とは・・・・色々言われるが、
身体がきちんと動くこと
発声活舌
プラス 私は 感情表現のためにオープンしていること
この3つは、仕事に入る前に手に入れておいてください!
台本もらってから、何とかできるものでは、原則・・・ない!!!!!
舞台の稽古に入ってから、ドラマの撮影に入ってから、できる稽古は、台本の読解、キャラクター作り、それくらい。
上の3つは、どんなに天才的な演出家でもトレーナーでも・・・無理!!!!
プロになるなら、心して研鑽してください。
自分自身のために・・・。
2023年
9月
10日
日
少人数だし、開催直前から体調不良も続出のピンチなエクササイズクラスだった。
いや~マジ、ほんとにやれるとは思わなかった(笑)。
だが、来てくれた人たちは意識高くて。人数が少ないので一人づつ掘り下げることができた。
止めなくてよかった。
今回、女子は強え~!
男は、結局甘えたいんかい!(笑)
エクササイズクラスの目的は、役者として自分をガードして邪魔するものに気づいてコントロールできるようにすること。
ちょっと間違うと、「トラウマ」とかという言葉が飛び交って心理学セミナーみたいになりがち。
人間の「感情」の在り方は変わらないのだろうが、目的は「演技!」だ。
これを踏まえて、書いていきます。
今回の「強え~」女子たち。
人間はすべからく、ただ強い人もただ弱い人もいない。
何らかの理由で「弱み」を見せられなくなっているから、「強え~」ところを相手に見せてふるまっていくのだ。
その理由は一人ひとり様々。
私も典型的な「弱みを見せることが苦手な女子」であるが、私の理由は、主には「父親」。
父は私を大変愛していた。
そして、昭和一桁生まれ。
その価値観たるや・・・、ざっくり言えば「男は強く弱音を吐かず家庭を守る。女は父親や亭主に従って立てて生きる」である。
今はだいぶアップデートされてきた。私は早く生まれすぎた女なのだろう、その価値観を全く受け入れられなかった。だから弱みを見せたら「男に従わなくてはならない」のだ。都合が悪い!
私は、男に従うくらいならどんな困難も一人で耐えて見せる!!!・・・だから「弱みは見せられない」女になった。
こんな感じで、医者やカウンセラーが必要な「トラウマ」などではなく、人はみんな社会で生きていくパターンを持っている。
今回の「強え~」女子たちもそれぞれに、パターン・理由を持っている。
「甘えたい」男。
いや、今回だけではなく、ほとんどの男はこれを隠すのか・・・。
やはり男はある意味「強く」なくてはならない、としみついているのだろう。
レッスンでの問題は・・・素直に甘てくれりゃあ問題ないのだが、甘えるまでがまぁーーーー大変!
甘えられなくて不機嫌になって相手を拒絶してみたり、相手から「甘えたい」ことを察してもらおうと画策したり・・・(笑)
あーめんどくせー!爆
「演技」の訓練なので、それらを問題視して何か解決していくコーナーではない。
そのことに気づいて、役を演じていくうえで「弱さ」を見せられるようになること!これが目的だ。
気づいて、認めなければ、そういう台本で観客の心を打つ芝居ができない。
普段強がっている人が、色々な出来事に合い本音をカミングアウトする・・・それがちゃんとできたら、素晴らしいシーンになることだろう。
だからこそ、それに向けて、頑張れ!みんな頑張れ!
いい芝居を見せておくれ!
2023年
8月
16日
水
先日、お盆ですがリピ!でした。
最近残念なことに少人数。
ですが、丁寧に俳優さんたちを見られます。
続けてきてくれている人も多くて、やはり稽古時間は裏切らない!
私もちゃんと発見できて伸びてくれているのは実感します。
久しぶりに参加する俳優さんに改めてここでコメントを。
出来うるならば、アクターズワークスのレッスンや「感情を開ける、オープンさせる」タイプのレッスン(「スーザン・ハドソン」のメソッドとか)は、ある程度集中して受けることをお勧めする。
もちろんそれは、「開けた」状態を自分である程度キープできるために。
私の師匠、キャリー先生の名言がある。
「エクササイズは、社会で生きるために不都合だからわざわざ忘れている感情を無理やり引っ張り出しているのだから、一度できるようになればそれでいい。こんなこと何度もやっているとおかしくなる」
と。
私はこう説明する。
「怪我をしたら血が出て、治るためにカサブタができる。このエクササイズは、わざとこのカサブタをはがして血を流すようなもの。必要以上に何度もやったら炎症を起こして治らなくなってしまう。」
とても心身ともにキツいレッスンを、いい俳優になるために挑むのだ。
でもそれは、演じるために一度見に付ければ、何度もやる必要はない。
そのためには、この「開いた状態」を演じることに結び付けて、「使える」ようにするまでは一定時間続けていただきたい。
それが心身にもベストだし、費用対効果も〇!
「使える」ようになれば、一年ぶり・・・とかでもリカバーは早い。
車の免許を取ってすぐ乗らなくなったらただのペーパードライバーに成り果て、ずっと乗ってた人は何年ぶりに運転しようと思ったらすぐ慣れて乗れるようになる・・・これと同じ。
もちろん、みんな
「参加したい参加したと思っていたんですけど、日にちが合わなくて」
と言ってくれるし、
先日見学したマイケルチェーホフのクラスでも
「舞台の間にワークショップ取るのが難しい。もっと身に付けたいんだけど・・・」
と言ってる俳優さんが。
みんな何とかうまくなりたいと、一生懸命なのだ。
時間と金、焦る気持ちの板挟み!!!
痛いほどわかる。昔の自分を見ているみたい。
だけど、トレーナーとしてはあえてこの文章を書きました。
なんとか、一人でも多くいい仕事をして頂きたい!
ご自分のトレーナーさんと色々細かくお話しするのもいいことだと思う。
私はいつでもメールくださいね!なるだけ早く対応するように頑張ってます。
ぜひ、時間をうまくマネージメントしてください!
エクササイズクラス、まだまだ募集中。これも回数受講というルールを作ってメンバーさんは一回でも受けてもらえる。
仕事の台本に対するサポートクラスも作った。
頑張ろう!仕事しよう!芝居しよう!
2023年
8月
09日
水
谷氏のセクハラ問題で、アクターズワークスの推薦文を削除した件について、また文章の内容について、様々なご意見をいただいた。
その中で、私が一番「ああ!」と思ったのは、
掲載が遅すぎる!
というご意見だ。
私が心を悩ませていたのは、すでに書かせていただいた通り「自分自身がこの目で見ていない、真実
を確認できない案件を、公式のHPでどう扱っていいのか」といこと。
今現在の私自身の個人的な見解は、「残念だが黒」である。
私自身が信頼し尊敬する演劇人で、実際に彼の言動を見聞きしている人からの多数の話を聞いて、「これは黒やむなし」と思っている。
だが、どの時点で「黒」を認定するのか・・・
やはり公には裁判の結果を待つしかないのが法治国家の約束事ではないか・・・。
私のこの意見について、意見をくださった現場のスタッフの方は、
「掲載のタイミングは、事件が明るみになってすぐだ。すぐに何らかのアクションを!」
と言ってくださった。なぜなら・・・
「若い俳優たちで自分が成長するために練習先を探している人たちが、こういうHPで探している。それなのに長々と推薦文を掲載していると『何か特別なつながりがあるのでは?』と疑ってしまう。」
ということだった。
なるほど・・・
と、反省しかない。
そして言ってくださった。
「セクハラやパワハラが多い中、また特にマイズナーテクニックの別の講師の中でセクハラ・パワハラ問題が明るみに出て、マイズナーテクニック自体が敬遠される雰囲気がある中、僕は柚木さんのレッスンはとてもいいレッスンだと思う。だから誤解を生むようなことは避けて欲しい」
ありがたいお言葉で、返す言葉がない。
正直、アクターズワークスでハラスメント問題が起こったことはない。
私の周りで、直接の知り合いでも事件は、谷賢一氏が初めてのことだ。
だから、ちょっとよそ事になっていたのか。。。
ジャニーズ問題もニュースを騒がせ、日本より欧米でより大きな問題になっている。
日本中がアップデートしなければならない。さもないと日本の芸能が世界から取り残されてしまう。
何より、あってはならない!
何かしらの「力」で他人を自分の思い通りに動かそうなどと、許されることではない!
今、誰もが手探りだと思うが、これを反省点として今後、きちんと学習していきたい。
2023年
7月
29日
土
猛暑の中、リピテションやりました。
集まってくれた俳優さんたち、
こないだ舞台が終わりました。
撮影が終わりました。
9月に舞台があります!
みたいな人が大勢!
いやー、嬉しい嬉しい!
こうでなくっちゃ!
いよいよ本当にアフターコロナになって来た!
仕事も動いてきて・・・
お願い!経済ももっと動いて!!!(笑)
※いや、笑い事じゃなくて・・・・
でもその中にも、
「うまく出来なかった。学んできたことは全部ちゃんとやったのに・・・何故かわからない。」
という人も。。。。
もちろん、ちょっと稽古したからと言って何もかもすぐうまく出来るわけはない。
一番問題は「何故かわからない!」ということ。
「あー、あれマズった」とか「もう全然時間なくて間に合わなかった」なら、まだいい。
何が自分の体に起こっているかわかっているから。。。
「なんだかわからない」場合、おそらくはとてもくだらない問題のような気がする。
たとえば・・・
相手役とうまくいってない とか
この台本があまり好きになれない とか
そんなことは「高尚な演技、作品作りにはこんなこと言ってはいけない。関係ない個人的なこと」と思われるが、ところがどっこい、役者という職業はこういうメンタルがとても大切なのだ。
自覚しなくてはならない。
相手役とうまくいかない場合
このことは一見演技とは関係ない・・・ただやりにくいだけ・・・と考える人も多いが、それで対応できる役者は本当に上手いベテラン、もしくはかなり根性の入った役者さん。
これは演技に大きく影響する。
まあぶっちゃけ、あまりお出来にならない役者さんほど相手に注文を付ける傾向はある。
「今のセリフじゃ伝わってこない」とか「ここの場面もうちょっとこうして欲しい」とか・・・溜息
そういった話は若手さんからよく聞く。
俳優同士で簡単に相手に注文を出すのはいかがなものか・・・と個人的には思うが・・・、言ってくるものは仕方ない!(※キチンとコミュニケーションがとれている場合は違います。)
みなさん!
それに動じないくらいの演技力と精神力を身に着けよう!
稽古が終わって相手に文句言うなんて情けないことだと思おう!
自分の演技で相手を変えられるくらい、自分の役の言葉を相手に伝えることを肝に銘じて!
しんどい話だが、それができるようになれば鬼に金棒!
そのために普段の稽古がある!
精進がある!
ファイトだ!
台本に納得いかない場合
そりゃあ、全部の台本が「岸田戯曲賞」「アカデミー賞」というワケにはいかないさ。
作家だって、新人もいれば、スランプもある。
自分の演技力を顧みてみよう。「あ~、人のこと言えない」と思いはしまいか。
何も台本全体を好きになる必要なない。
自分の役を愛そう!
そのために「実在の人物」の一生を使ってキャラクタークラスをやっている。
一人に人間は必ず、どこかに共感するところ、愛らしいところがあるはずだ。
モンスターのような殺人鬼も、なぜそうなっていったのかを丁寧に探ることによって共感できるところがあるはずだ。
というか、見つけるのだ。
「いや、僕の役は2シーンしか出てこないチョイ役だから、そんなのわからない」
チョイ役!?
チャ~~~~ンス!!!!
だって、どうとでも作れるではないか!
1シーンで主役をいじめるだけの部活の先輩役だったら・・・
その子だって新入生の時にいじめられていたかもしれない。そこから「自分が上になったらそんな奴にはなりたくない!」と思っていたはずなのにそうなってしまった時間、物語がある!
面白い!
いつか、自分が大きな役を掴むときに生かせるではないか!
それが引き出しになるのだ。
先日の俳優さんは、こんな理由ではないかもしれない。
本当には、「ダメだった」という俳優さんにじっくり話を聞かなければ本当に理由はわからない。
でも、だからこそ、何もないときには 稽古しよう!!!
稽古は裏切らない!!!
しかし・・・悔しい。。。
上手くいかなかったと聞くと、自分が至らなかったと思えてくる。。。(よくない癖だが・・・)
メンバー向けの、本番にあたっての相談コーナー、新設しようかな。
それ言ったら「やってくれ」コールをもらった。。。
そう言われるとだんだんその気になってくる。
よくない癖?(笑)
でも、必要なのかも・・・・
ちょっと検討してみる!!!ハイ!!!
2023年
7月
19日
水
酷暑の中、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
いやー暑かった!
午後からの日、駅から徒歩7分くらいのスタジオの時は集まってから30分くらい休まないと始められなかった・・・。
みなさん、大丈夫ですか?
9人参加、キャラクター3人シーン3組! コロナ前のキャラクター&シーンクラスが開催出来ました! もう3年ぶりくらい!
おまけに、途中で見学の方も多数、最終日にはお客様が6人。
心底嬉しい!!! 芝居!芝居!
参加俳優さんの出来も良かった。
「出来」というのは、各々が具体的に学んだこと、ちゃんと変化を実感してくれた人が多かった。
誰と比べるわけでなく、昨日の自分より一歩でも二歩でも前進して終わって欲しい。
キャラクタークラス
1人目は役が抱えた本音を申し分なく爆列させてくれた。
エクササイズクラスから引き続いて、役が言いたいことと自分の感情が見事にリンクしていた。
2人目。自分からかけ離れた個性の人物を演じた。
ところが、とても楽しそうに、まさに生き生きと演じてくれた。
その人は自分のことを内向的だと言う。役の人物はもうわがまま?思った通りのことを周りが何と思おうと言ってやってしまう性格。「自分にはできないからうらやましい」と言いつつ、すっごい楽しそう!(笑)。こういう人は本当は内面にイケイケの自分を抱えているんだよー(笑)
3人目は・・・
うーん、あまりうまく役と共感できなかったようだった。
アクターズワークスのレッスンでは、必ず「シェア」する。
まずは俳優さんがやっていてどうだったかを話してもらう。そして私の意見を言って話し合う。3人目の役者さんはどうも昨日の発言を今日の言ってることが違っているように聞こえて、聞き手は「え?」となってしまう。自分自身の中でも混乱してしまうのだろう。
こういう俳優さんは、エクササイズクラス的な課題が残っているような気がする。
俳優は自分で自分のことを客観的にみられて、よくわかっていくことが必須なのだ。
シーン3つ。
一番目、エクササイズクラスから引き続いて「強い感情」をはっきりとぶつけ合うシーン。
人間は生きていて、大人になっていくにつれて「本当のこと」は言わなくなる。
しつけ・教育されて「社会的な自分」を作り上げていく。
最初のシーン参加の方はできるだけ、その「本当の感情」を出さない人間が、本音で相手とぶつかる場面を選ぶことが多い。
初シーンクラスのお二人で組んでもらった。もう爆列シーン!(笑)
初回は、全然掛け合えなくて、片方がガンガン行くとこう片方は恥ずかしくなってにやにや笑ってしまったりして、不成立連発だったが、最終発表日は「やれば出来るじゃん!」な仕上がり。
2つ目はコメディ。
今までシリアスな場面ばかりやってきた俳優さんがやってみると、なんだ合うじゃんこんな役!って感じ。この役者さんとは言わないが、なんかシリアスな役ばかりやりたがる役者さんっている。本当はへらへらした役とか、コメディが似合ったりする。うふふ・・・。
本当にバタバタと天然な感じがよかった。
そして、最後は何度もやっているメンバーで3人のシーン。
最初は感情をぶつけ合うシーンをやるが、もうベテラン勢なので、「本音を隠して葛藤する」シーン。
最初はレアな感情を出せばいいが、本音を隠したシーンは、文字通り隠さなくてはならないので余計高度なシーンになる。
単純に言えば、両方がニコニコして話してるが、テーブルの下で蹴りあっているようなヤツ。
こういうシーンは本音、例えば怒りとかをちゃんと抱えて、それを笑顔で隠してセリフをかわし、会話するごとに変化しなければならない。
別の参加俳優の言葉を借りると「初回は柚木さんが言うように、そわそわ動くことでいろんな衝動を逃がしてしまって相手に負けしまっていたのに(役はお互いがっぷり四つに組んでやりあわなければならないシーン)、最後はどんと座ったまま、セリフと存在感が強い強い」という風に仕上がりました。
ほとんどの人が、前進してくれた。
ここで重要なのは、現場で一人でできること。
これもほとんどの人が、意識しながら10回の稽古に臨んでくれた。
ワークショップなど稽古でいい出来だったからよかった!のではなくて、自力でできる能力を少しでも伸ばしてくれること!
これが一番大切。
そのことも自覚して、次を見ていてくれた人が多かったので、それが一番良かった!
最終日の発表会。
「コロナのおかげで最終日、お客様が入るのをすっかり忘れていました。久しぶりのお客様前の芝居で、伝える相手が相手役だけでなく、お客様にも伝えるんだ~と改めて思えました。」というコメントをくださった方がいて、この方は声優さんだからお客様が入るのは本当に久々ということだが、俳優陣もこのスタジオ発表って、一番きついと思う。
部隊本番やらカメラ前のほうがよっぽど楽だ。本番は照明やら音楽・衣装などなどがあるが、スタジオはもう本当の「素」なので。
いっぱい怖い思いをすれば、仕事やオーディションが楽になる!うん!
打ち上げ!打ち上げ!
みんな、まずは無言で飲む!食う!
暑さと緊張感で、よっぽど体力と精神力を使ったのだね!微笑
で・・・、
参加俳優さん「柚木さん、〇〇チーム、最後いきなりスゴイ良くかったですよね!」
柚木「アタシはもう、『できるんならさっさとやってよ!』って思ってた!」
・・・本人がいてもみんな爆笑!
柚木「みんなの出来が良かったら、一人で『それはみんなアタシの力』って思って寝る。誰もほめてくれないから!」
参加俳優さん「いやいや、柚木さんがいなかったらみんなこんなにうまく出来ませんよ。柚木さんのおかげです。」
・・・と言いながらも全員で爆笑!
充実した時間だった。
また頑張ろう!
いい芝居をしよう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キャラクタークラス
シーンクラス
最後のシェア そして 打ち上げ
2023年
7月
03日
月
リピテション。
少人数でしたが開催しました。
少人数・・・経営的にはどうしたものか!!!ですが(笑)、一人一人とじっくり向き合えて、稽古としては大変重要な時間でした。
リピテションって、同じ人とばかりやっていてもマンネリ化する危険性もありますが、やはりじっくりその人と向き合えます。
もちろん、いろいろな人とリピテションするのも、初めての人とやるのも物凄く大切!
最初のエクササイズクラスは、嵐のように過ぎ去ります。
やってる最中は説明しながらやるので、「なるほどそうか」なんて思ってやっているのですが、色々衝撃が強すぎてぶっ飛びます。実体験(笑)
それを体に定着させるのに月一リピなんかをぜひぜひ利用して欲しいです。
「日程合わないんです!行きたいのに!!」
あー!はい!すみません!頑張って短いクラス増やします。。。
夏の終わりのエクササイズクラスリベンジ!に向けて、ダッシュ!(笑)
2023年
6月
16日
金
6月25日から予定しておりました、エクササイズクラスですが、参加人数が少ないため8月末に延期を決定いたしました。
大変残念ですし、楽しみにしてくださっていた方には本当に申し訳ございません。
コロナ禍があけ、前回も人数が多かったので正直「あれ?」という感じですが、舞台・映像ともども本格的に動き出していることを思えば、嬉しいことです。
また、コロナ禍での我々の業界の収入源の問題も・・・悲しい。
みなさん、一日も早く仕事も収入も取り戻し、また頑張りましょう!
私も負けずに頑張ります。
2023年
6月
12日
月
先日、ショートシーンクラスを開催できた。
ここ一年くらい熱心に来てくださっている方々、久しぶりの方々などワカモノたちの元気な顔が見られました。
このクラスの目的は、「エクササイズクラスで体得した『相手と関わる』ことを実践的に体験すること」だ。
もちろん、それをちゃんとやるのは10回のシーンクラスだが、こっちはぺら一枚のレッスン用の台本を使う。だから「オーディション対策」も兼ねている。
先日のディープ2エクササイズクラスもそうだったが、「積み上げている」ことの偉大さを感じる!
一冊台本を読んで役作りをして・・・というわけではないので、俳優自身の「自分っぽさ」をより鮮明に出してほしいのだが、「相手と本当にやり取りする」ことのちょっとした違いで天と地ほど見え方が違う。
一度入れたシーンの情報を一旦捨てて、ちゃんとやり取りする・・・するとその俳優がもごとに「生きて」くる。
あー!その面白さを早く体得して!
やっぱり芝居は面白い。面白いよ!!!
声を大にしてお伝えしたいことがある。
演技力は向上できる。必ずできる。時間がかかる人もいるが、人それぞれ、自分に合う方法を見つけ、あきらめずやり続ければ必ず光明はある。問題はそれに耐えられるかどうかだ。
アクターズワークスはワークショップ形式でしか開催できないので、よく「柚木さんのところ行きたいけどスケジュールが合わない!!!」と言われる。
(ほんとに申し訳なございません!私も頑張ってるの~!!!)
初回のエクササイズクラスを受講してもらってから、実際の台本をもって演じるシーンクラスまで一年くらいかかる。
その補強のためにも、もうちょっとこんなレッスンを入れたほうがいいんだな。。。
頑張ります。
2023年
5月
23日
火
今月のリピテションは・・・
参加者の俳優さんたちの成長は確実だ!!!
今は、コロナ禍の一期生状態だと思っている。
みんな熱心に積み上げている方々なので、確実に前進している。
このやり方でさっと伸びる人とこれが苦手な人は、当然いる。
どういうやり方であれ、どういう演出家との仕事であれ「合う合わない」「向き不向き」はあるが、肝心なのは個人個人が「自分に何が必要で、何を身につけなければならないか自覚し、それと向き合い、手に入れるまでやり続けること」
苦手な人も、ちょっとづつ前進して、前回とは全然違う顔を見せている。
また、私のほうからも「ああ、この人、ここなんだ!」というポイントが確実に見えてくる。そうするとお互いの進歩は加速する。
まさに「継続は力」
楽し~~~~~い!!!
写真は沸き立つ会場のものを最初に集めてみました。
見ている人が「楽しい」「目が離せない」って何だろう。
芝居になったら、もちろんストーリーがある。
俳優にとっては?
その人が魅力的であり、舞台に出ている人たちがちゃんと関わりあって、見ている人は「次はどうなるんだろう」と思って目が離せなくなること!
私は、まずはこのことだと思う。
早くこのメンバーをシーンまで持って行きたい!
いい演技を見せてくれる日を、私もとっても楽しみにしています!
ファイトだ~~~~~!
※気づいていただけましたでしょうか?
フェイスシールド、なくなってます!!!!!
嬉しい~~~~~~!!!!
この状態が続くことを願ってやみません。
2023年
5月
10日
水
何年振りかのディープ2エクササイズクラスが開催できマました!!!
ほんとに、4年ぶり????
エクササイズクラスからの、だんだんシーンに繋げていく興味深いレッスン。
コロナ禍で、「開く」ことを重視して、ディープ1をリピテション使わない方法にリニューアルしてやってましたが、このディープ2も「開く」ね~~~~!
私自身が超久しぶりなので、こんなに開くとは!!!!(「やらせといて何言ってんだ!」って言われそうですが・・・笑)
やはり、人と関わって行くということの重要性を改めて再認識しました。
今回、写真をめっちゃアップします。(いやー、アシスタントの方々が燃えてくれて、写真多い多い!笑)
よく見ていただくと、「ちょっと待て!なんでこんな格好なの?」というとんでもない変な恰好してる人たちがたくさんいます。
これは・・・・なんでこんな格好になってるんでしょう???
舞台やドラマの芝居の風景の写真と明らかに違う。
リピテションで相手と関わっていると、絶対に自分で予期せね出来事が起こります。それにその場その場で対応するから、なんだか変なことになっていく。。。
なんでVの字に曲がってんねん?
なんで、相手に拝んでんねん?
爆笑
まさにセリフの先読みをしないことにつながります。
そしてここから台本のストーリーをクリアしていく・・・これが次のシーンの練習です。
台本の要求をクリアしてるけど、先を予測しない、何が起こるかわからない!これが新鮮な演技につながるのだと信じます。
そして、これが「相手と一緒に演じる」こと!
稽古中に
「○○くん、キャラやったの? いいなーーー! ほんとに早く○○のキャラクターがやりたいのに、スケジュールが合わない」
と言ってくれた役者さんがいました。
この3年「いつまで続けられるんだろう・・・」と先の分からない時間が続いて、私の中で何かが抜け落ちていたようです。
「あ、こんなに待っててくれる役者さんたちがいるんだ」と、思わずその時泣きそうでした。
もちろん、そんなことしませんでしたよ、なんたってアタシ、先生ですから(笑)
今書いていると、ヤバいです!
コロナが5類になり、連休もどこも人でいっぱい、お店も観光地も以前の姿を取り戻していきます。
やはりうれしい・・・
心の一部、身体の一部の何か冷たくて硬いものが、溶けてほぐれていく感じがします。
で、全員の総意で、打ち上げ!やりましたぁーーーーーーー!!!
堂々と写真、載っけました。
まだまだ注意は怠らず、、、
でも、アクターズワークスも元に戻すぞ!
キャラシーンもショートシーンもやるよ!
芝居しよう! 芝居!!!
最後に・・・、ワークショップが開催できて救われているのは、間違いなく私の方です。
参加してくださっている皆さん、応援してくださっている皆さん、手伝ってくださっている方々、本当にありがとうございます。
2023年
4月
06日
木
先日、キャラクタークラスが無事終了。
今回は、シーンの希望はなく、なんとキャラクターだけ7人!
私も今まで経験したことがない、大変興味深いクラスとなりました。
2023年
2月
11日
土
今年最初のエクササイズからの~リピテションクラスだった。
みんな世間がコロナ禍から脱してきたのだろうか、昨年末くらいからリピテションクラスの人数もだんだん増え始めた。
今年のエクササイズクラスも、雰囲気は「もう、コロナ、いいや」みたいな・・・。
もちろん、まだまだ警戒しながらだが、確実に前進を始めたと思われる。
今回のリピテションクラスも、先日終わったばかりの人から、10年選手なんかも、大勢が集った。
そして、やはりこうやってキープアップクラスに顔を出すくらいの人は、自分の能力をキープしており、いやーーーー面白かった!
人間がだんだん自分の本性をさらしていく姿は、その勇気とともに、喜怒哀楽全方向に感動する。
遠慮なくマウントの取り合いをしたり、よろしい年齢の男性は、コロナになってから何故かリピテションするたびに意味もなく泣く!爆笑
いや、ちゃんとした人間として責任を持って生きている人たちは、表には出さないがストレスをため込んでいるのだろう・・・・。
そして、すでに舞台の稽古を控えた人たちは、このテクニックを現場でどう生かしていくのか・・・、現実に苦慮している。
私から見れば、素晴らしい努力!ということになるが、本人たちは必死!
やはり、演技は、感情を出せるだけでもダメ。本が読めるだけでもダメ。
たくさんのことをこなしていかなくてはならない。
ワークショップを開催する私がこんなことを言っては身のフタもないが、出来るだけ経験を積むしかないのだ。
学問に王道なし!
ローマは一日にして成らず!
千里の道も一歩より!
みんな、頑張ろう!私も頑張る!
※コロナからの復活、今募集中のキャラクター&シーンクラスも応募、早!!!
ご希望方、お早めに!!!!
2023年
2月
02日
木
今年もエクササイズクラスでスタートできました。
そして、無事終了!
思えば、この2年、いつもこの時期に予定しても「緊急事態宣言」だったっけ?そんなヤツで延期・延期を繰り返していました。
それを思うと、感慨深いです。
昨年は、いくつか外注の演技指導をやらせていただき、いかに「結果を出すか・・・」「俳優さんに違いを作るか」ひいては「成長してもらえるか」が難しいことか、身に染みて思いなおしていました。
トレーナーの力もさることながら、環境作り・・・。
「俳優が自分の欠点さえもさらけ出せる安全な場所」を作れるか、そこで参加者みんながそれを共有できるか・・・が大切か、ということを再認識しました。
年齢もキャリアも、普段の活動場所が舞台なのか映像なのか、声優なのか・・・バラバラなパフォーマーが本音でぶつかり合える場所。
これを作れるかどうか・・・そのことが大きく影響していると。
そしてそれを基盤に、受講してくれる俳優さんに「信用してもらえるか」どうか・・・それが勝負なのだということを。
やはり、どんな仕事も始める前の準備でほとんど勝負はついているのか・・・!
改めて、今までアクターズワークスがやってきたことを重く受け止め、やめないで続けていこうと決意しました。
そんな今回、地方からわざわざの参加者という事案も復活し、とても活発なクラスでした。
今回、一人、今まで見た中でダントツで、周りと関わる俳優さんがいました。
その人が、このリピテションという練習に長けているかどうかではなく、エクササイズ・・・ゲームのような基礎練習の時でさえ、周りを巻き込みみんなで大騒ぎ!が何度起こったことか・・・。
とても素晴らしい光景でした。
人から人へ、エネルギーが伝播して何かが起こっていく。
素晴らしい才能だと思いました。
これも改めて思ったことですが、ドラマというのは「見ている人=相手・人間」あってのものなのだと。
関わってなんぼ。
さあ、今年も、みんな関わって行きましょう!!!!
2023年
1月
05日
木
明けましておめでとうございます。
新年なので、景気のいいこと言いたいところですが・・・
コロナが完全に収束するということはなく、新年がスタート。
この状況は我々の業界にとって、心底、打撃がのしかかっています。
そんな中での新しいスタート。
心と体を大切にしながら、サバイバルしましょう!
昨年の数少ないレッスンの中でも「やはり、この丁寧なシステムは結果を残せる」という確信がたくさん生まれました。
気張らずあきらめず、ゆるゆると今まで通り前進していきたいと思います。
開けない夜はない!
2022年
12月
19日
月
例えば
2022年
11月
20日
日
先日、無事に終わりました。
たった3人なので、もう個人レッスンでした。(笑)
受講してくれた方々には満足していただけたようです。
普段できないこと・・・
そのシーンに必要な、台本に書かれていない場面の即興やら、
コロナ禍になってから全くできていない、「登場」の台本版やら・・・
この二つ目は、「芝居をやる時、スタートがとっても大切!」という話。
今回の例でいうと・・・
このシーンは、
家族のために一生懸命に腹立いている夫・仕事を家に持ち込んで休日もパソコンに向かっている。
一生懸命働いているのはわかっているが、家族とも自分ともちゃんと向き合って話をしない夫に不安を感じ、往来の不安にもう限界の妻。
この二人が衝突する場面。(あるあるでんな~)
台本は、二人が口論する場面。
俳優は、ついその場面の状況やら、必要な感情(怒らなきゃ・・・とか、泣かなきゃ・・・とか)だけに注意が行ってしまう。
もちろんそれは重要!
だけど、始まるときに夫は何をしているか・・・
必死でパソコンを打っている。資料を見ながら、仕事相手からのメールに返信したい!!!
なのです。
これをおろそかにしがち。
これをちゃんとやらないと、芝居が始まっていかない。
なんか「お芝居してるぅ~」になってしまう。
だって、夫は早くメール返信して、なんなら自分だって休日は休みたい!昼からビール飲んでグダグダしたい!子供と過ごしたい!と思っていないワケはないのだ。それが人間なのだ!!!!
俳優は「芝居」をしたいから、そういうものがおろそかになる。
それダメぇ~~~~~(笑)
こんな、細かいことが沢山できました!!!!るん!!!
ああ、楽しかった!!!
参加した役者は、男性陣で、終わって「打ち上げ」代わりの「おしゃべり会」をやっていたら、
「こんなに構ってもらえるなんて・・・遠慮なく質問できるなんて・・・、信じられない」
と喜んでいた。
・・・って、
「構ってもらった」・・・そこかい!!!
男ってマジ‼ホンマに!!
「質問」も、遠慮するなよ!いつでも!!!! 時間取っとるやん!!!!
でも、ほんとに、芝居は、ちゃんと時間をかければかけるほど、ちゃんとできるようになる・・・!
改めてそう思いました。
ねばーぎぶあっぷ! やぁ~
2022年
10月
29日
土
先日、リピテションクラスやりました。
久々の6人!おー!!!!
コロナ禍以来、エクササイズクラス以外は特に少人数ばかりなのでちょっと「おー!」です。
町には人があふれハロウィーンも行動制限がないそうですが、ウチの業界は・・・・
相変わらずの7割経済、マスクでの稽古、ストレスがおりの様にたまって来ています。
だからこそ、やはりリピテションは最高!
そしてワカモノのエネルギーの爆発に元気をもらえました。
笑って、泣いて、怒って、転げまわって・・・
芝居は・・・こうでなくっちゃ!!!
どの世代もどの職業も、学生さんも、それぞれに負担をしょって生き抜いていると思います。
そんな人類に元気を感じてもらえる芝居が、早く、自由に、やりたい!!!!
2022年
9月
19日
月
夏、感染拡大して延期になったエクササイズクラス。
これも人数が少数で・・・どうしようか迷いました。
このコロナ禍が今後どうなっていくのか見えなくて、いったんアクターズワークスをお休みした方がいいのか・・・とまで悩みました。
が、エントリーしてくださった方々の意識がとっても高い方々で「これならやれる!」と、開催に踏み切りました。
いやー、楽しかった!
って、私が楽しんでどうする!ってことなのですが・・・
「楽しい」のは参加してくれる俳優さん方が頑張ってくれ、日々、成長してくれるのを実感出来るからです。
お仕事で色々、演技指導に行かせていただくこともあるのですが、そこのタレントさんたちが、「役者になりたい」と言うものの、本当は迷っていたり、何かに抵抗していて一歩踏み出せないままでいるたりすると、どんな稽古をしてもなかなか成果が出てこないものです。
それに比べて、自分で決めて覚悟のうえで参加しているメンバーは、やはり踏ん張りますねー!!!
途中、「いや~、20年やってても人ってわからないものだ」と思ったりもしましたが、やはり「人間は人間」喜怒哀楽を心に宿して生きていることを実感させていただきました。
今回、また再認識したことですが・・・
他の稽古場で全然出来なかったことがあるという俳優さんがいて、同じことをやってもらったのですが、私から見てうまくいかないポイントは明確で、ほんのちょっとしたことでした。
今回は、ほんとに普段の三分の一の人数だったので、やり直してもらえる時間があり、そのポイントを踏まえてやってもらったら、あっさり出来ました。
「やれるじゃん!」
って感じ!
ちょっくら、私の指導能力の自画自賛?(笑)
ですが、そうでもなくて・・・
ちゃんとしたことを、ちゃんとやれば、時間はかかるかもしれないけどほぼほぼ必ず出来る!と思っています。
全員ゼッタイ出来る!とは言いませんが、大体はできない自分にあきらめたり、それを改善する方法を探し出せなくてあきらめたりするのだと・・・。
私自身も、今やっているようなリアルな演技ではなく、「見せる」芝居やら、「お客様を笑わせる」だとかは長い間縁がなく、全くできなったですが、それが自分で自分を許せず、3年越しでやりました。
そう、私は執念深いのです。(爆)
今回はそういう、粘り強いメンバーでした。
みんなの有志をアップさせていただきます。
2022年
7月
18日
月
今、感染者数が増えていたり・・・
社会が動き始めているので、みんなこぞって出演しているので(これは嬉しいこと!)、ワークショップ参加者は今年に入ってからとても少ない。
今はたとえ少人数でも「やりたい!」と思ってエントリーしてくれる人がいればやる!
で、先日、やりました~!
やっぱり面白い!!!
しっかり「感情の楽器」が空いている人たちが、しっかり交流できているリピテションは、最高に面白い!!!!
今回は少人数でたっぷり時間があったので、最初に2人でリピテション、それにだんだん人を加えていくリピテションをたっぷり試せた。
2人以上のリピテションをやると、そこに自然に人間関係が出来てきて、そこでまた新たな感情が生まれてくるのだ。
最初の二人は若い女性。
もう女子!女子丸出し!(笑)
相手を「かわいい」とか「(胸が豊かで)うらやましい」とか・・・
「会話ではないので短い言葉だが、説明すると、
もう、ヤダ、あなたかわいい!
そんなことない、そんなこと言われるの嫌!(容姿にコンプレックスがあるのだろう)
ううん、目が素敵。あ、ウエストほっそ~い!あり得ない!
えー!えー!あ!おっぱい!(すでに触っている)、ある!すっごい!いいなぁ!うらやましい!
え!ううんううん、これいらない、アタシいらない!(と、おっぱいを放り出すしぐさ)
なんでなんで、いーじゃんいーじゃん、捨てるなら欲しい。(とそれを拾う仕草)
もうありありと伝わってくる。
あ~~~!女子高の更衣室か!!爆笑
もうばかばかしすぎるのに、ずーーーーっと見ていられる。
面白すぎる!!!
と、そこへオジサン1投入。
もう、オジサン1、どう関っていいのかわからず、しばし周囲を周回。
やっと気づいてもらって、嬉しそうーに微笑む。
女子1はオジサンに警戒モード全開。
オジサン1は、構ってもらうために上から言ったりした手に出たり・・・(笑)
なんとか女子たちに接近を試みる。
もう、まるで、女子高の生徒に話しかけてあしらわれている学校の学年部長先生みたい。爆
またまたそこへオジサン2投入。
オジサンの見方を得たオジサン1はがぜん元気に!(笑)
ここからまた4人の人間関係含めた、もろもろバトルが展開される!!!!
あー楽しかった。
やっぱリピテション最高!
リピテションという人間の交流がうまくいくと、上記に書いたようにまるで何かのシーンを見ているように思えてくる。
そうなると〆たもの!これを持ち込んでシーンをやると、自然にいろいろな葛藤、深みが出てきて格段に面白なる。
8月エクササイズクラス、まだまだ募集中ですがちょっと人数が厳しそうです。
ご興味のある方はぜひぜひ!
これがダメでもあきらめず続けます。
あ~、早く大人数で、やりたい!
キャラシーンもやりたい!!!
やっぱ楽しい!
※スミマセン、写真ありません、なんせアシスタントさん方も総動員でやりました。(笑)
2022年
6月
30日
木
なんとなんと、今年初めてのブログ更新になるなんて・・・。
申し訳ございません!
ディープ1エクササイズクラス、無事終わりました。
なかなか、コロナ前と同じような活動が帰ってくるわけではありませんね。
いろいろアップデートしなくてはなりません 💦
ですが、アクターズワークスの基本姿勢は変わりません。
ディープ1エクササイズクラスでは、「俳優が自分を表現することに邪魔しているものを取り除く」ことを行っています。
一昨年前から、スーザンハドソンの「ニード」の考え方を取りれ、このクラスを行っています。
たった3人ですが、猛暑もあり、でろでろに疲れました。(笑)
『表現を邪魔するもの』は、たいへんパーソナルな問題です。
そして、ある意味では「え?そんなこと?」と思われる些細なことです。
例えば、家族や兄弟を愛しているからこそ「そういうことはやめてよ」と言えない些細な出来事が、長年積み重なって俳優自身が「悲しみ」を表現できなくなっていたり・・・
小さな子供のころに、親が愛情のために「○○ちゃんはそんなことしなくていいよ」と声をかけたことが、「自分にはできないんだ」と、あきらめる習慣をつけてしまっていたり・・・
人が人生を生きていく間に、そんなことが起こっているのです。
気づいて、それを安全な場所で表現できるようにしていくこと。
エクササイズクラスから引き続いた、重要なクラスです。
今回も、最終日は全員、体中固まりまくりながら(テトニーといいます)、号泣しながらのパフォーマンスになりました。
全く、素晴らしいカオスでした!!!(笑顔)
今年3月にエクササイズクラスは開催したものの、なんだかいろいろな意味で疲れ果てて・・・。
ついついブログが書けませんでした。
今回も、キャラシーンクラスを募集したのですが、なかなかメンバーが揃わず、ディープ1エクササイズクラスに変更になりました。
今、何が起こっているのか・・・
舞台やら撮影やらが、一気に再開しているのです。
コロナを生き延びた俳優たちは今、頑張っています!!!!
嬉しいことです!!!
やっぱり、ゆっくりゆっくり、いわゆる「新しい日常」になっていくのですね。
焦らず、慌てず、気負わず・・・・少しづつ継続! ですね。
参加の皆様、猛暑の中お疲れ様でした!
みんなの舞台、楽しみにしてるよ!!!!
2022年
1月
04日
火
2021年
11月
18日
木
お陰様で無事公演を終えました。
ワークインプログレスということで、それも一生懸命お客様に語り掛けたら、たくさんのご意見をいただけたと思っております。
なにはともあれ、
「やっぱりライブはいいな・・・」
という一言が、とてもたくさんあったのが印象的です。
中には、ライブで実際のパフォーマンスが見られて、涙を流された方までいらっしゃいました。
やってよかった・・・ほんとに。
何度もくじけそうになりましたが、やってよかった!!!
みんな各々、次の公演やら、仕事やらに歩き出しております。
私も、ありがたいことに、次の仕事が入っていて先日衣装合わせに行ってまいりました。
アンケートなども、もうちょっとお時間をいただいて、お客様の感想をまとめてみたいと思います。
その前に・・・・
フォトアルバムを見てやってください!スライダーでどうぞ!
=============================================
まずは、若手公演「人に気も知らないで」!
=============================================
=============================================
次は、「アフタープレイ」Aチームです。
=============================================
=============================================
最後に「アフタープレイ」Bチームです。
=============================================
2021年
11月
10日
水
いよいよ明日から三日間です。
作品作りは三作品とも楽しい楽しい工程でした。
そして、どのキャストも「当たり役」です。
アフタープレイはダブルキャストですが、どちらもその俳優ならではのその役に仕上がっています。
若手チームも、もう、役の人物なのか本人なのか・・・(笑)
みんなで見合っていますが、もう「押し役」が出来てます。
そんなエネルギーを、ぜひぜひ受け取っていただけたらと思います。
13日19時は残念ながら、ソールドアウト
他の13日は多少お席がございます。
11日 12日はまだまだございます。
ぜひぜひ、私たちとエネルギー交換しましょう!お待ちしております。
2021年
10月
22日
金
「今年最後の」、、、もうこんな言葉を書かなくてはなりません。
無事、終わりました。
3回ぶりに、今年初めてシーンクラスが出来ました。
嬉しいことです。
シーン1組 2人 キャラクター4人の参加です。
今回のキャラクタークラスは、実在の人物2人、台本の役2人で、とてもバランスのいいクラスでした。
キャラクタークラスは、自分自身ではない「役の人物」をクリエイトする練習。
実在の人物・・・主に父母などになるのですが、これはエクササイズクラスから続いて自分自身をも見直す機会にもなります。
また、親というものは子供に「親」としての顔しか見せていません。そこから一人の人間を探し出す作業は、情報の少ない台本の役の人物を作りだす練習にもってこいです。
弱みを見せず働き続けた父親の苦悩。
愛情が深いからこそきびしくしつけをした母。
もう、このブログでもずーーーっと、ずーーーっと書いてきたことですが、どんな人にも必ず「ドラマ」があることを思い知ります。
「普通」に生きてきた人が、いきなり失業したり、病気になったり・・・。
その時迎える、本人・家族の葛藤。
自分のすぐそばの家族に起こった出来事は、そのまま台本の中で起こっていく出来事なのです。
それを身をもって体験していただけたと思います。
役の人物は、一人は仕事や結婚に悩む普通のOL役。
役の人物になって、自分のことをしゃべると、お客さまとなっている他の俳優たちが、ガンガン質問したり意見したり。それに役の人物のままで答えていきます。
今回、
「なんでそんなことしたんですか」
「それって社会人としてダメなんじゃないですか」
と、ボコボコに言われ、その役者さんは
「マジ怖かった」と。(笑)
見学に来てたOB俳優さんたちも
「キャラクターでここまでデッドヒートするの珍しいよね。すごいよね」と。
演じるにあたって、普通の人って意外と難しい。
きちんと背景が作れているからこそこういう現象が起きます。
そしてもう一人は・・・
役者定番、精神を病んだ人!の役。
ちょっと慣れた俳優なら、行っちゃった目をしたり、神経質な甲高い笑い声をだしたり、そんなことをすれば、気が狂ってる風にみえますが、それでは台本一冊持つわけない。
そういう人も、私たちと何も変わらない「人間」です。
何を求めて、何か手に入らなかったのか・・・何に対してどんな感情を抱くのか・・・
丁寧に「人間」を作っていく作業でした。
シーンクラスは、感情をもって相手と交流して、脚本家が求める場面・セリフをクリアする練習。
台本を読んで、自分なりに読解して臨みますが、相手から影響を受けたものを排除せず受け取って返す。
まさに「やりとり」を忠実に練習します。
自分の頭で考えたことより、目の前で起こったこと優先。
それをやっても台本が崩れない・・・ということを体験していただけたと思います。
ともあれ、本当に俳優一人一人課題は違うし、持っている「体」も違います。
ある人は、感情を表に出すのが苦手。
ある人は、感情表現は得意だけど小さい。
また、感情を出すけど相手に届かせず、相手の影響を受けられない。
え?そんなはずはない…普段、そんなに大胆やん!なぜ?
自分をさらけ出すのが怖くてそうなっているのか、単に演じる癖なのか、それとも発生の問題なのか・・・。一人一人原因が違う。毎日毎日そこを修正していく。
そして、ローマは一日にして成らず!
ゆっくりじっくり、自分と向き合って手に入れるのが実力になっていきます。
キャラシーンの後のブログって、結局いつもこんな解説みたいな、説教みたいなことになりますが、私自身、毎回、このことを見つめなおし実感し直しています。
今回、稽古に参加してくれた俳優さんが、実況ブログを書いてくれました。
ぜひ、こちらも読んでみて下さい。
佐野みかげさんです。
https://ameblo.jp/girlylife-mikage/
ああ、実感!
2021年
10月
20日
水
若手チームも稽古順調!
稽古すればするほど、作家・横山拓也さんのキャラクターの面白さと、さりげない日常の中にしこんだ劇薬(?笑)の絶妙さに楽しさ爆上がりです!!!
横山さん、愛してますよ~~~~!!!
届け!この愛、大阪まで!
このお芝居は、現代女性の日常の一コマ。
役の人物と、演じる俳優が、だんだん境目がなくなって、どっちが本人かわからんくなってくる・・・これが面白い!
台本に向かう前稽古で、役の人物にどんどん質問をぶつける、その役を演じる俳優が役の人物としてフリートークで答えまくる・・・という稽古したら、もう俳優はタジタジしながらも答え切り、質問をする方もまるで本当に存在する人間に質問をぶつけ・・・
質問する人「綾さんは、どうして〇〇したんですか?」
俳優「いや、それは、私は・・・○○さんに対して、そこまでやらないとわかってもらえないとおもったから・・・」
質問する人「それって人間としてどうなんですか?」
俳優「そうですかね?そういうことじゃ・・・ない、ような・・・」
こういう稽古を繰り返し、人間的でチャーミングな女子たちを、皆様の前にご披露いたします!!!
待っててねぇ~~~!
2021年
10月
16日
土
稽古してます!
演出の上野火山さん…
アフタープレイの稽古を始めた時、火山さんの私の役・ソーニャについての考えに…
「いやぁ、ソーニャはそんなんじゃないんじゃないかなぁ、そんな風にはならないんじゃないかなぁ…」
とか思っていたが、
あれ?
あれれ?
だんだん、そんな風に、なって来ており・・・
ヤバい!ヤバいぞ!
誉め殺しボルケーノ!の手のひらで・・・
ころっ
ころころっ
ヤバい
楽しいぞ!
この転がされてる感、たまらんぞぉ!
アップした写真の笑いの意味は…ですね、
通しの時、柚木ソーニャが
「アンドレイの姿を見た時、思わず キモ!と思ったんですよねー」
という発言をしてしまったのです!
いえいえ、室さんがキモいわけではないです。
アンドレイ、アンドレイがね 
みなさん、キモいアンドレイ、見てみたくありませんかぁ?キモいですよぉ!
シニアの可愛い恋愛。キモ可愛い私たちを、ぜひ見にいらしてください!!!
2021年
10月
10日
日
絶賛稽古中!
チームごとなので、もうわちゃわちゃしながら・・・
一昨日の稽古終わりに相手役の室園さんと、稽古場片付けた後、座り込んだ。
二人とも、しばらく動けない・・・苦笑
いや、年のせいだよ、わかってるよ!!!(くっそーーー!年め!)
ただ、本当に消耗する。
役を生きるのは、どんな役でも自分の一生と被りまくる。
ドッと何かが抜け落ちる。何かが持っていかれる。爆
それでも、止められない!
室さん「一人でいると、何かぐーーーっと内側に入って出て来られなくなりそうな気がしてくる」と。
室さんは、お酒を飲む人だ。
稽古や仕事が終わった後、誰かと・・・、一人でもだが、いっぱいビールを飲んでご飯を食べて帰る・・・それが出来ないことがこんなに人間の気持ちに影響するとは・・・
私は、コロナ禍が始まって、不眠になった。
覚えている限り、毎日といっても過言でないくらい芝居をする夢を見ていた。
それが、この稽古を始めてから見なくなった。
起きられないほど眠い・・・(笑)
きっと、これが私たちにとって生きているということ!
皆さん、ぜひに見来てやってください!!!!
2021年
8月
03日
火
先日、キャラクターが終わりました。
まだ2週間経っていませんが、兎にも角にも発熱などの報告はありません。今回もセーフだったことと思います。
感染者数は激増、今は何の病気や怪我で救急車呼んでも病院には行けない状況なのに、テレビをつければオリンピック。。。
何が現実なのか、どこが現実なのか・・・よくわからない...
稽古内容については、やはり全く少人数なのでゆっくり稽古できた。
他ですでに経験を積んでいる俳優さんは、今まで演出家に言われたコメントや自分の円食いの課題について、一回一回、こんどはこれ試してみよう!次はこれ!と、段階を踏んでお互いに納得のいく積み上げができたと思う。
新人さんや、根本的な課題に直面していいる方々は・・・
一言「直ぐに出来ると思わないで!」
焦っているのか・・・、自分でも長いこと悩んでいるから疲れ果てているのか・・・
(ま、焦るよね。私も20代の自分って焦っているイメージしかない。笑)
ウチのような「感情」を取り扱うレッスンでなくて、普通に劇団や映像の養成所とかで稽古してきた人も覚えがあると思うのですが・・・
役の人物が台本の中で「泣いたりわめいたりする」とする。
「泣いたりわめいたり」は出来るのだが、やったらそれは自分自身のようになってしまう。
演出家に「それじゃ違うよ」と言われ、苦悩して、挙句の糧「泣く・喚く」すらできなくなる。
「泣いたりわめいたり」は感情をオープンさせること。
それがちゃんと役の人物に見えること。これがキャラクター練習の問題。
単純に言うと、
①役の人物への洞察が甘い。
②自分自身の感情をオープンする問題が解消されていない。
この二点です。
「他人」というのは、自分とは感情表現の方法が違うのです。
①「怒る」ポイントが違う。
普段でも「え?そこでそんなに怒るの?」ってこと、あると思います。
なぜ、その人はそのポイントで怒るのか・・・これを理解する必要がある。
そして「怒った」時の表し方が違う。
ある人はストレートに「ムカつく」と叫んだり物を投げたりするが、ある人はそんなことはせず意地悪をする・・・とか。それをまた理解しなくてはならない。
②自分の個人的な感情が支配してしまう。
①の部分は理解できるけど、「怒り」始めたらその理解はぶっ飛んで自分が登場してしまう。
何をやっても同じ芝居に見える・・・と言われる人は、こういう課題が大きいのかと。
これは無意識のレベルだったり、習慣の問題だったりします。
いずれにしても、「ローマは一日にしてならず」!
正しい方法でじっくり取り組みましょう。
また、こんな状況で現場が止まってしまわないか心配な今日この頃。
もし、時間が出来たら、こんな時だからこそ自分を高めることに時間を使って、「来るべき日」の備えましょう!
ああ、待ち望むよね!「来るべき日」!!!
2021年
7月
02日
金
今回も無事、終わることが出来ました。
まだ、二週間経っていないのでわかりませんが、兎にも角にも開催中はみんな変わりありませんでした。感謝ですねぇ!
今回のチーム名を命名すると「甘えたいボーイズ」チーム。爆!
20~30代の男たちが、オープンしてみると押さえている感情は「甘えたい」。
ま、理にかなった反応かと思いますが、いやーなんで同じような人が揃うのかねぇ・・・。どっかでシンクロしてるのかな。笑
そして今回目立ったのが、男女ともに「相手のエリアに踏み込まない人」
このポイントこそがリピテションを行う大きな理由です。
よく日本で「感情解放」といいますが、演技で使う「感情」を「解放」しただけでは役に立たない。
なので私はこの言葉を使いません。
エクササイズを経て自分の感情に気づき、声に出して表現することができるようになって、いざ他に人と面と向かってリピテションをやって交流しようとする時。
作業(アクティビティ)という練習をやるのですが、その時、一人の人は「どうしても急いでやらなければならない作業」をやっているのです。もう一人はその人に「近づきたい」とか「構ってほしい」という気持ちを持つのですが、その気持ちは言えるのだが本当に近づこうとはしない。。。
摩擦を避けるのです。
アシスタントの一人が「今の人は本当に『いい子』で『相手の邪魔をしない』『他人との距離を詰めない』ことが多いですよね」と。
これをやってくれないと、相手に影響を与えられない!つまり関われない!
アシスタントの言う通り、今の人は『相手の状況を忖度する』ことを学習し過ぎているのかもしれません。
より、厄介になってきたのかもなあ・・・!!!!
そして、いつも「よかった」「成果がでた」とばかり言ってる気がするので(嘘ではないですが)、課題を書きます。
コロナ禍で回数を減らしチケット制にしたので、回数が少なくて終了する人がやはり多い。
そうするとやっぱり一定の結果が出るところまで行かない。
この練習は「感情」に対する考え方だけでなく習慣を変えなければならないので、頭でわかってもダメなのだよね。。。
最近は他にもリピテションを使うレッスンが増えているのらしいので、どこでもいいから、出来るようになるまで続けて欲しい。
これは筋トレと一緒なのだよ!!!!
ともあれ、次はキャラクターで待ってます!
2021年
6月
03日
木
先日、スーザン・ハドソンの「NEED」「TRUTH」から、ディープ1エクササイズクラスを新たに作り直した旨、
2021年
6月
01日
火
コロナ禍が続いていて、昨年からディープエクササイズクラスが出来なかった。
昨年、なんとかしたいという気持ちと、家に閉じこもるしかなかった状況から新たな勉強をしようと、いやそうでもしてないとどうしようもない気持ちで勉強を始めた。
スーザン・ハドソンの「NEED」と言う本に書かれている演技訓練方法。
昨年の年明けに、その方法を勉強した某局のドラマのプロデューサーが久しぶりにご連絡くださって色々お話ししたり、こちらのクラスを見に来てくださったりしていた。
その後、コロナ!
昨年の緊急事態宣言中、「NEED」を読んで独学。その後夏~秋にアクターズワークス経験者の若手にお願いして、プレ稽古をし、そのプロデューサーの方に合流していただいたりして勉強会をやっていた。
今回、それを初めて開催した。
私も緊張しながら、手探りしながら進めていったが、あらなた局面を作り出せた気がした。
受講してくれた俳優さんが、そこに導いてくれた気がする。
これまでもアクターズワークスのエクササイズクラスで、あらゆる感情を正直に表現していくことをトライして、行きつくところはその人の「本当の姿」を表に出すこと。
スーザン・ハドソンの「NEED」の考え方を取り入れることによって、より明確に本人自身がそれを自覚して探し出すことに成功できたと思っている。
例えば、負担の多い子供時代を送った人。
父親がアル中、体の弱い母親と貧乏しながらの子供生活・・・とでもしておこうか。
子供ながらに体の弱い母親に気づかい、自分の気持ちを抑えて「いい子」を演じて育ってきた・・・。
としたら、頭では「きっとその子供は『怒り』とか『悲しみ』を抱えていることだろう。だってそんな不幸な生い立ちなんだもの」と考える。
ところが本当に、真実は小説より奇なり・・・
いや、下手な考え休むに似たり(だったっけ?)
見つけ出した「本当に感じていたこと」は「そんな不幸な中にも、私は両親に愛されていたのだ」ということだった。。。
そういうたぐいの出来事が満載だった。
本当に本当にやってみなければわからない、やってみて実感したことは何より力を持っている。
そんな今回のレッスンだった。
でも、でも、それでも・・・
リピテションが出来たら、もっともっといい稽古になった。
心底その俳優さんが「開いた」状態になれた時、本当のチャンスに相手とリピテション・交流できれば・・・!!!
ああ、悔し~~~~~い!
コロナ禍が終わったら、絶対今までのディープ1に今回の成果を結び付けて、最強のディープ1クラスを作ってやる!!!
見てろ!コロナぁ!
って何に向かっているのだ、ワタシ。(笑)
2021年
5月
14日
金
9日にキャラクタークラスが終わりました。
4人という少人数、半分zoom、という感染対策稽古でした。
稽古の仕上がりは・・・
本来10人でやるのをたったの4人なので、充分な時間が取れ、何回もやり直せました。
モノローグドラマ状態になって、普段はそこまでできないのですがシーンのコメントまで出来て、細かい繰り返しも出来、納得の最後でした。
キャラクタークラスで実在の人物・・・自分の母親や父親を演じる、のですが、それにはこういう理由と効果があります。
まずは、役の人物には必ず「一生」という人生があり、どんな人にもドラマがある・・・ということを実感してもらうこと。
そして、エクササイズで経験した「親のからの言葉で身に着けたオートマッチクな習慣」を見つめる機会になる。
最初の効果はわかりやすいと思います。これは台本に行ったときに「脇役」「ちょっとしか出てこない役」にこそとても有効です。
2番目は、今回、それに匹敵する俳優さんが受講していました。
親は自分にとって「行動を規制する人」。子供を心配して「これはやっちゃダメ」「こうなりなさい」を強いて来ている存在。親を演じるためには、なぜそれをやっていたか・・・を肯定的に納得しなくてはならないのです。
親が「目の上のたん瘤」だったコが、「まあ、親も大変だったんだなと・・・」と言えればもう大丈夫。親を演じられることと親と言う存在を受け入れられることがイコールになる人がいます。
その場合、俳優として表現する根本的なところをクリアできることになります。
とても重要で、とても素晴らしい瞬間です!
素晴らしい4人とたっぷりな時間を共有しました!
ですが・・・
もう去年から会計的にはド赤字!
いや、みなさん同じと思いますが・・・。
昨年は文化庁さんのおかげでその赤字を埋め、何とか継続できましたが、これだけ緊急事態宣言などの締め付けが出まくるともう・・・
稽古中にも「〇〇給付金もらった?」「○○はどうやるの?」「柚木さん、忘れてた、領収書ください!!」などの会話が飛び交う。
ついつい「どうなっていくのだろう・・・」と不安な気持ちにもなる。
変異株で感染が広がっていて、自分自身にも受講してくれる若手俳優たちにも「感染させてはならない!」という緊張感が走る。もし後遺症が残って呼吸器に問題が起こったりしたら俳優生命にかかわる。
その反面、政府や東京都の対応には怒りを感じることを否定できない。
「不要不急の外出」???
我々芸能関係は不要不急なのだそうだ・・・!!!!
五輪は感染対策をしているので開催する。医師会の会長は政治資金パーティーをやる。それは黙って前を向いて飲食もしないから100人以上で集まって良くて・・・、なのに映画館は休館!
って、どうゆうことよ~~~~~~~!!!
と、叫びたい。
心が折れそうになる。
つい、「もうアタシなんか後の時間が少ないんだから、なんでこんな事になってんのよ」と言うと、若手は「柚木さんはもうキャリアがあるからいいじゃないですか。俺たち2年間もプロフィールに書く仕事がないんですよ。」と。
なるほど、やっぱりみんな苦労しているんだ。
仲間たちよ、耐えよう!全員で!
ちなみに、この話を仲のいい30歳の女優に話したら「そりゃ、柚木さん、ワカモノの方が大変ですよ」と一括された。。。えーーーん、だれか味方して!(笑)
2021年
4月
19日
月
第4波が終わらない今の状況ですが、緊急事態宣言の時短に翻弄され続けたエクササイズクラスがなんとか全メニューを終えることが出来ました。
感染数が増えている中、ギリギリのギリギリでした。
今は「10人で100㎡!」を合言葉に、必ず人と人の距離が1.5mとれる稽古場を原則にやっています。なので、公共施設を使わざるを得ません。
そこに!時短!
21時終了なので、いつもいつも20:45に私が「撤収!」と叫び、施設の外で最後のコメント、連絡事項・・・という稽古。
最後の2回は東京都の蔓延防止重点措置のためさらなる時短で19:30まで!!!ええええ!!!!
とりあえず一回だけ一般スタジオが空いていたのでそこに変更。4時間やりました。みんなぐでぐでになったことでしょうが、やはり、終わりを気にせずゆっくりできたのは、参加者の方々も充実感があったことでしょう。
※感染対策をすることに反対ではありません。この意味の分からない締め付け。補償が滞っていて全くの不平等。これに強い憤りを感じています。
そんな中だからこそ、一回一回積み上げて、一人一人「開いて」いくのが、いつもより心にしみました。
いつもそうですが、どんどん男っぽくなったり、顔がはっきりくっきりしてくる感じが手に取るようにわかり、生き生きと躍動してきます。
稽古できるのがこんなにも幸せだなんて!
その中で、一人、今回初めて参加して大変苦労している俳優さんがいらっしゃいました。
30代後半。このエクササイズは年齢が高いほど困難なのです。
積極的に前に出てやる。でもできない。躓くところはいつも同じ。私も何度も何度も同じコメントを繰り返す。。。。
本当にキツイと思います。
私は自分のことを思い出します。
そもそも、なぜ私がこんなにも長く「教える」羽目になったのか・・・
出来なかったからです。何度やっても何度やっても出来なくて、それでもあきらめるわけには行かなくて・・・
だから、他の人に提供できるくらいに熟知してしまったのです。
ずっと思いながらコメントを繰り返します。「これさえ越してくれれば・・・」と。
今、ずっと願っています。
あきらめず、きついけど我慢して続けて欲しい。この先にある新しい世界を見て欲しい!
それだけ!
今回、スタッフも大変で・・・写真を撮る余裕もほとんどなく、また、事務所所属の方が多くてみんな怪しいハートマークやカラフルな犯人目かくしをさせて頂きました。(笑)
2021年
2月
20日
土
2021年
1月
02日
土
2020年
12月
16日
水
本当に怒涛の2020年。最後のクラスはキャラクタークラスになった。
先日、無事終了。
とにかく、稽古中に感染者を出すことはなく、みんな元気で最終日を迎えられた。
今年は、まずそのことに感謝しかない。
キャラクタークラスはエクササイズのように対面で強く感情を表現することはないため、感染への心配は少しは楽だった。が、ここに来ての感染急拡大。毎日床からセットまで除菌清掃。
そして、窓を開けるが・・・寒い!
みんな防寒対策しての稽古だった。
今回、こんな中だが・・・いや、こんな中だからこそ本当に熱意のある人が集まってくれた。
今回、前半zoom、後半スタジオだったのだが・・・
「前半のzoomの日程だけでも全額払うから参加する」といって関西から参加した人。
そんなこと言われたら、あたしだってしゃーないやんけ!と言う気持ちになって、持ち運べるパソコンを新規購入。なんとこのアタシが2台持ち!
ビックカメラに買いになった時、「なんでここまで来て、この年で、アタシがパソコンで苦しまなきゃならないのか!」とビックにおにーさんに愚痴りまくった。
そしてスタジオには、一人だけ画像で参加していた。(笑)
静岡県から、後半4回、バスで通った人。
もう、マジか!って感じ。
養成所に行きながら、バイトもしながら、それでも10日間やり切った人たち。
キャラクタークラスは宿題の嵐なのだが・・・!
再演の舞台出演を控えた人。
初演でうまくいかず泥沼だった役を、リベンジを誓って参加。
次回のオーディションでの役を練習する人。
全員、確実な目的を決意をもって参加していた。
やはり、その気持ちを各々自分自身は裏切らない。
稽古途中でそのキャラクターを体にしみこませるために、よく設定の即興をやったりする。
その面白いことと言ったら・・・。
どんどんよくなって、最後はほんとにおもしろい「通し」になった。
そして自分の今いる位置と、今後の課題を確認できる。
そして、俳優はその役の人物の人生を「受け入れ」て「好き」になる。
演技がうまくいかなかった時の、俳優の状態として
「役への愛が薄れたのでは・・・」
「いや、薄れたつもりはないけど、それより自分への注意が上回った」
「役の人物はワガママだから、そうするとすぐそっぽを向く」
という話をした。
この会話、何気に私はとっても気に入っている。
今後使うだろうなぁ・・・この説明!(笑)
あああああああ!
来年こそ、ちゃんとした打ち上げしたいぃ~~~~~!!!!
2020年
11月
27日
金
11月半ば、エクササイズクラス2クール目が終わりました。
感染が急速に拡大し、緊張感が増してきた中、滑り込みセーフみたいな気持ちでした。
もちろん、このWSの中での感染はありませんでしたが「バイト先で感染者が・・・」ということでのお休みも出てきて、じわじわと迫ってくる感じがありました。
演劇界、芸能界 いや日本中・世界中 頑張っていたのに・・・という落胆の気持ちは否めません。
が、若者たちは元気でした。
たくさんの感情を爆発させ、学んでいってくれました。
その「前進したい!!!」というエネルギーに涙が出る思いでした。
追加の回を見学に来てくれた俳優さんが言ってくれたことですが、
「やっている俳優さんの個性が際立っている」
この言葉が一番うれしい感想です。
まずは自分自身を表現する・・・これは簡単なことではありません。
自分の「見られては不都合な自分」を公にさらすのです。こんなキツイことはありません。
このエクササイズに来てくれる俳優さん方は、そのことに果敢にチェレンジしてくれているのです。
この冬はまた我慢の季節になりそうですが、負けないぞ!
果敢な若者たちにエネルギーチャージしてもらいました。
そして、しんどい時、家で見る映画にどれほど気持ちが助けられたか・・・
ほんの2時間、現実から夢の世界へ。
その時間がどれほど大切なものか。
私たちの仕事は、そういう仕事なのだ・・・と改めて強く思いました。
今秋2クールのエクササイズクラスに参加してくれた俳優さん方本当にありがとうございました!
またみんなで前に進もう!!!!
2020年
10月
29日
木
先日9~10月エクササイズクラスが終了しました。
無事、本当に無事に、感染者もなく全メニューが終わりました。
まずはこのことに、参加者の方々、会場の方々、関わってくださった全ての皆様に
ありがとうございます!
です。
コロナ禍で新体制・・・週一回、チケット制、もう対応がバタバタでした。
政府の言う「7割経済」ですが、感染対策やらなにやらで仕事量は1.5倍。。。
真面目に体力勝負です。
今はお店もホテルも、コロナ禍で影響のある職場はみんなそうなのでしょうね。
本当に「皆さん、頑張りましょうね!」という気持ちです。
そして、内容。
メニューを一つ減らし、回数も8回。
「これで結果を残せるだろうか・・・。でも不安がっていても始まらない。やるならやるしかない」そう腹をくくって開催に舵を切りました。
無事終わった感想は「ワークショップは受講した人のものだな」です。
初めて来てくれた役者さん方は、以前を知らないわけで、今回の自分の経験を大切に思ってくれていました。
そして、ちゃんとした訓練の場に出来るかと言う、私の責任は私が負うべきこと。
だからこそ、受講してくださった方々のこの結果、この受け止めを私がきちんと把握して次を見ていく。これしかないと思いました。
どういう稽古もその俳優さん一人一人の成長こそが大切です。
トレーナーの能力はもちろん、一人一人の俳優さんが自覚して自立して成長する、それが一番その人のためになる・・・・
それを改めて感じたWSでした。
フェイスシールドマスクなどでの弊害も、もちろんあります。
何か体につけるということは、それだけ俳優の表現に大切な「身体」に規制をかけます。
こんな小さなものがこれほど影響するのか!と、やりながらとても歯がゆい思いもします。
でも、これも受け入れていくしかない現状です。
現場が十分に動いてない今、ただただ何もせず過ごすという選択はしないほうがいいと思います、特に成長段階の若手にとっては。
「今こそ訓練する時期だ」と思える気持ちが素晴らしい!
まだ10~11月クールのクラスは11月半ばまで続きます。
こちらも安全に最後まで・・・を祈りながら頑張っていきます。
神様仏様・・・!(普段、信心もないのにこんな時ばっかりですが・・・笑)
2020年
9月
10日
木
秋とは思えない残暑!
その中で、ついに始まりました、エクササイズクラス。
GWは緊急事態宣言真っただ中。「延期」と言う名のキャンセルになってしまいました。
その後、それにエントリーしていただいた方々とも連絡を取りながら・・・ついに再開です!
感染対策として、広い稽古場、人数を減らして、もちろんフェイスシールド・マスク・換気。
いつどうなるか分からないので、チケット制導入。
基本、週1回。
・・・何かあっても継続できるように・・・。やめない覚悟!
といっても、週一のエクササイズクラスは私がトレーナーをやるにあたっては初めてのケース。
毎日であろうが週一であろうが、レッスンが始めると俳優たちは・・・なるようになる!
私自身が、気が短い・・・というか、「イラち」なので、どれだけのたうち回ろうともさっさと結果が出したくなってくる。
いかんいかん・・・
焦らず、じっくり、結果がすべて!と言い聞かせる。
私自身が初めて受講したときは、週一で2か月半かかって終わらせた。
効果というか結果はか変わらないと思う。
まだまだあまり現場が動いていない中、しっかり基礎固めを・・・と思って来てくれている俳優さんたちに確かな結果がでるように、じっくりと進んでいきます。
2020年
9月
03日
木
8月はキャラクター&シーンクラスが出来ました!
前半はzoomで、後半は稽古場で。
まだまだ色々な状況の方がおり、対面はちょっと・・・と言う方、対策を講じて稽古場で・・・と言う方。双方の希望を叶えるため、半々で開催しました。
著名な演出家・俳優の方々の言葉通り、やはり芝居は
「暑い体をぶつけあって、唾を飛ばしあってなんぼ」
私もそう思います。
本当に「芝居」が出来るようになるまでまだ時間はかかりそうですが、今出来ることをやり続ける!
それしかないです。
zoomでは、
キャラクターはキャラクター分析と役の人物になってスピーチと会話、モノローグドラマのさわりまで。
シーンは、台本読解とやり取り、キャラクターの確認。
そして、後半は稽古場へ。
稽古場ではもちろん、感染対策の床掃除・セットの椅子やらテーブルやらを毎回全部拭いて。
ずっとフェイスシールドか透明マスクを取らずに練習。
一回シーンが終わるたびに窓全開。
ほんとに体力勝負やーーー!
病院や学校の方々は毎日これをやっているかと思うと頭が下がります。
そんなこんながあっても、フェイスシールドで飲み物を飲む動きが出来なくても・・・・
ああ!対面って最高!!!
人間を感じられるって最高!!!
稽古場初日の全員の言葉。「やっぱりコレだよね!!!」
ウチの稽古はやはりリアリティを重視するタイプの稽古です。
今回の稽古でも・・・いました。
勝手にアドリブ始めちゃう役者。
私が天然と言っているタイプの役者さんです。
そういう人は、私のように頭で、理屈で、芝居をしてしまう役者には羨ましいくらいコロコロと感情が動き、強い感情もがっつり表現できます。
でもその感覚が・・・楽しくなると、気が付くと、すぐアドリブ言ったり台本のストーリーをひっくり返したり・・・。
天然さんは、自分らしくやるのはいいけど、台本の理論・与えられたキャラクターをしっかり守ったまま自分の良さを出さなくてはなりません。
即興演劇でなければ、役者は「セリフ」を言ってなんぼ!
決められた動きが出来てなんぼ!
です。
私は若いころ、ここで右向いてこのセリフ言って・・・みたいなことを「上手」に出来ました。
そしてディレクターに「ちゃんとできている。でもおまえの芝居はちっとも面白くない」と言われ、このような稽古に足を突っ込んで、ここまで来ました。
こんな時期だからこそ、初心に戻って、
「台本に書かれたことを、毎回新鮮に。まるで初めてやるように。」
そして今回、ずーっと地道に続けてきた役者さんが、みごとに開眼!
その役者さんは、おとなしいタイプの人で、言葉遣いも優しく、自分に自信がないような感じでした。
最初はセリフも出てこないし、ただ叫ぶだけになるし、テトニー(体が固まること)起こすし・・・。
でも、稽古が進んでいくと、その原因はその俳優が「自分はまだまだできてないから、何もかもまだ足りない」と思うこと、自信がないこと・・・だということがわかってきました。だからすべて過剰にやってしまう。そうすると相手との交流もうまくいかず、シーンは台本通り進行しない。
自分が読み取った通りに、感じた通りに、失敗を恐れずシーンをやってみると、もう最高の出来でした。その人は今まで充分稽古を積んで力をつけていたのです。
それを自分自身で抑え込んでいたのです。
もったいない話ですね。
自分で自分を知って、勇気をもって表現していってほしいです。
基礎稽古って、そのためにあるのだから・・・!
写真は・・・
マスクなしの集合写真は、直前にマスクを取ってみんな口を真一文字に結んでいます。
稽古中の写真は、フェイスシールドと透明マスクの嵐。
残念ながら光って顔の表情が見えにくいのが悲しい。
それでも、やっぱり、芝居をしたい!!!!!
2020年
8月
22日
土
8月、対面のリピテションが出来ました。
7月はzoomに変更しましたが、やはり、人と人が関わる姿は素晴らしい!
まずは、K’sスタジオさんに感謝です。
久しぶりに行ってみると、換気口が2つも増えて空気を回す扇風機やサーキュレーターを備えていました。安心感倍増でした!!!
今まで通り、養生テープで超えてはいけない川をつくって距離を取ってのリピテションが中心ですが、最後に一回だけその真ん中の「川」がだんだん消えていく・・・バージョンをやりました。
今はすでにみんな、相手と近づくことに緊張感を持っています。
それがきちんとリピテションに反映されていて、リピテション全体が丁寧に繊細になっているのを感じました。
距離を取ることが良い方に作用して、自分で自家発電の感情を振り回してもどうにもならないことが体に落とし込まれているようです。
これをプラスの遺産にしなくては。
転んでもただでは起きないぞ!!!
そして、キャラシーンクラスが昨日から始まっています。
Show must go on!!!!
2020年
7月
29日
水
7月は特別リピが中止になり、zoomでのリピテションでした。
zoomリピに初めて参加した方々もおり、繰り返していただきますが、このzoomリピは俳優としての感性のキープにはなりますが、実際に「人」が目の前にいないということはそれだけ「危険」度がないのです。
人間同士の交流、感情や人体そのもののぶつかり合い、その情熱が魅力の演技においては、本来の練習には及びません。
ですが、この状況を嘆いていても始まらない。
いるのは自分のウチ・・・という状況であっても、みなさん「イキイキ」感をキープしてもらえました。
中には、「え!この子こんな顔してたのか?こんな声してたのか?」とびっくりするコも。
自分のウチということで、リラックスしているのです。
やはり人間一歩外に出ると緊張は否めない、ということを再度実感しました。
来月はぜひ、稽古場でリピをやりたいと思います。
稽古場でもそれくらいリラックスして欲しい!
頑張ろう!人類!!!!
2020年
7月
24日
金
先日、zoomでの「台本一冊全部読む」クラスが終了しました。
今回は映画のシナリオ。
戯曲と違って風景が動く!
当たり前ですが・・・・
映画監督さんのいう「絵」が、素晴らしい演技をしているのが実感できました。
そして、今回の台本の主人公は「殺人犯」。
今回も普段のアクターズワークスのシーンクラスではなかなか扱えない題材です。
そんな台本に出会えること。
zoomという武器で地方の人たちを会えること。
それはコロナの唯一の良かった面ですね。
何度もお仕事した某テレビ局のドラマのプロデューサーの方と先月でしたか・・・お話ししました。
「犯罪者と普通の人は何にも変わらない」
そう言われて、つい「それはそうなんですけどね・・・」という私がいました。
彼は諦めない!
「いや、そうなんだ!」
と。
本当にそれを気持ちの中に叩き込まなくては、こういう台本は理解できない。
途中で「自分とは違う人」というところに逃げそうになる。
私も、改めて立ち向かう覚悟をしました。
みんなで読み込むことの素晴らしさは、本当に多岐にわたる考え方を受け入れられること。
そこから、あきらめずに「殺人」という日常にない行為を落とし込んでいくことが出来ました。
読み方とか、役のキャラクターとかは人の数だけ幅があるということ。
本当にそれを体感したら、いわゆる「ダメ出し」を否定せずに受け入れられると思います。
ま、そこまで読み込まなきゃ!って話ですね。(笑)
8月にはキャラクター&シーンクラス
9月からはチケット制のエクササイズクラス
芝居を続けよう!!!
2020年
7月
01日
水
特別リピを開催できました!!!
特別っていうのは、もちろん「ソーシャルディスタンスリピ」です。
いや、コロナ対策とかソーシャルディスタンスとか、いうのはちょっと悔しくて「特別リピ」と。
かすかな抵抗でしょうか・・・(笑)
緊急事態宣言前に同じリピをやった以来、なんと3か月ぶりです。
もちろん感染対策はできる限り・・・
普段は10人とかそれ以上でやっているのを参加者6人で。
床も椅子も拭いて、消毒用アルコールを並べて、アルコールティッシュも・・・
マスクに透明マスク、フェイスシールドはより取りみどり!(笑)
リピテションは、感情を交流させる練習です。
普段は、言葉と行動の両方ですが、この事態では
・2mの間隔をあけそれ以上は近づけないという制限付き
・椅子を背中合わせに配置、基本的に相手を見ることができない状態で
という2種類をやりました。
人間には、その人なりの「人間距離」というものがあり、他人がその距離から内側に入ってきたら「恐怖感」が作動し「警戒警報」が鳴るものなのです。逆に家族や恋人など親しい人とは「もっと近づきたい」と感じるので、距離があったら「寂しさ」などを感じます。
その距離が保たれているということは、「怖い」という気持ちが起こりにくいので感情の起伏は起こりにくくはありますが、ちゃんと相手を見ること、しっかり声を出して相手に伝えないといけないこと、などはこのほうが鍛えられるという側面もあります。
後ろ向きに至っては「視覚」を奪われるので、もっともっと集中して相手をキャッチしないと交流になりません。
これをやると、できてるかできていないかが露骨にわかる。。。
これも興味深い発見でした。
「こんな事態だからできない」ではなく、出来ることをあきらめないで続けていきたい・・・と改めて思わされました。
3か月ぶりに、生身のメンバーを集えたこと。
涙が出るほど嬉しかった!!!!
でも、やはりこの状態なのでみんな体が硬くなっています。
「恐怖感」を感じると人間は体を固くします。自分を守ろうとする本能ですね。
みんな自分が思っている以上にストレスを感じているのだですね。
運動やストレッチ、大切です。
そして、消毒、ああマジ大変!!!!それだけで一仕事!(苦笑)
それを踏まえて、一生懸命毎日開店しているお店や、病院・介護施設など、頭が下がります。
2020年
6月
19日
金
ブログが大変久しぶりになってしまいました。
5月にはzoomレッスン「台本一冊全部読む」の「ヴェニスの商人」をやりました。
最初の「驟雨」でも書きました、全員がまず言いたい意見を自由に発言して行って台本を導き出していく時間を3日間取りました。
やはり、これはとても重要な時間です。
まずは、自分自身の意見を否定せず、その上で全体の台本の趣旨をくみ取っていく。
どちらが欠けてもダメなのです。
それを手に入れていける大切な時間でした。
その後、緊急事態宣言はどんどん解除され、あれよあれよという間に経済活動再開へ。
全国的にはもう何日も感染者が出ていないところも多く、私の実家のある岡山でも、まさに「日常」を取り戻しつつあるようです。
が、東京は・・・
演劇関係以外の友人からも「外に出ていいんだかいけないんだか全然わからない」と言う声が。
政府や東京都の方向性や対策も、相変わらずデータが示されないままの「掛け声」だけのものに、私には聞こえます。
東京都のステップに従って、対面してセリフを交わさない・いわゆる一人芝居の状態の「キャラクター&特別シーンクラス」を募集開始しましたが、思った以上に参加者の動きがありませんでした。
ここにきて東京都の様子が不安定であることと、それに対する都の対応がよくわからないことで、安心感が持てない人が多いのだと思います。
その感染の怖さもありますが、特に若者たちにとっての経済的不安定が想像以上に大きいと思いました。もちろん、若者だけではありません。事実、私自身も他人ごとではありません。
その2点で、「延期」の決断になりました。
延期を表明した後、メンバーの方々から
「恥ずかしながら収入が・・・」「バイトもやっと始まったばかり」
「親と同居で、やはりまだ不安」
などのコメントが寄せられました。
もちろん「参加を予定していたので残念」のメールも届きました。
こういうコメントをいただくと、延期したことが間違いだったのか・・・!と落ち込みもします。
テレビのニュースなどで、居酒屋で「やっとゆっくり飲める」と言ってビールを酌み交わすサラリーマンや、早々に温泉旅行に行ったりする家族の様子を見ると、「私たちの業界だけなんで!!!!」と、イジけた気持ちになってしまうのですが、「これは違う!みんな不安の中、工夫と努力をしている」と思い直し、気持ちを立て直す毎日です。
7月はもう一度、zoomで「台本一冊全部読む」を開催いたします。
これは格安ですので、皆さん、ぜひぜひご一緒に!
そして・・・私は・・・8月のエクササイズクラスを・・・・あきらめていません!!!
先日のニュースで、中学校の給食が一言もしゃべらず黙々と食べなくてはいけないので「つまらない」と。先生がなんとかしたい!と学校放送でDJを始め、生徒の投稿を読んだりほかの先生の心理テストをしたりで、受けに受けている・・・という記事を見ました。
いい話だと思いました。先生、すごい!
本当の新しいスタイルって、こういうことだな・・・と。
なんとか工夫を凝らして、8月にエクササイズクラスを!
そして、延期したキャラクター&特別シーンクラスを9月に!
3歩進んで2歩下がりながらも、前へ!!!
いつかは、思いっきり叫びあえる日が来ることを信じて!!!
2020年
5月
05日
火
遅くなりましたが、追加のアンケートが来ました。
こちらもご一読ください。
アクターズワークスでは、第二弾を募集開始しました。次は「ヴェニスの商人」です。
あ~~~~大変!(笑)
=============
今回、zoomサポート・読解への参加ができてとても勉強になり
読解に関しては、最初のト書きの部分だけでこんなに想像できるこ
フリーディスカッションは、自分の部屋で話しているので実は稽古
Aさんなど皆さんの解釈にも個性が出ており、それが読みに滲
戯曲読解は苦手意識が強かったのですが、今回のクラスやそれまで
中々、自分の意見に自信を持つことができなくていつも中途半端な
ディスカッションをしている内に、新たな発見も生まれていきまし
今後、zoomで稽古やWSをする機会が増えていくと思うので、
2020年
4月
28日
火
先日の「台本読解」クラスのアンケートをたくさんいただきました。
それをアップさせていただきます。
私があれこれ言うより、これを読んでいただいた方が皆さんによくわかっていただけそうです。(笑)
今回の台本は、岸田國士作「驟雨」でした。
そして、私がプランしたことは・・・参加者みんなの自由で本音のディスカッション。
これは、ミネルバ大学という大変個性的な大学の取材番組を見て、これはとても大事な事だ!と思ったからでした。
日本人はディスカッションにも慣れていないし、演出家は「先生」という習慣があり、つい「先生」の指示待ちになる。これが「俳優」という立場での演劇・映画の創作活動に大いに良くない!と思っていました。
それが引いては「正解探し」といわれる演じ方に繋がっている・・・と。
「台本をちゃんと読みこなすこと」と「それを演出家と話し合えること」この両輪がとても大切。
そのためにはまず、「間違ってる」とか「くだらない」ことからでも自分で言葉にしていくこと!から始めたいと思い、やってみました。
時間が短かったので充分とは言えないけれど、やり続ける必要があると思えました。
どうぞ、読んでみて下さい。
『台本読解は課題であり、やりたかった。勿論今までもやって来ましたが、いまいち自信がなかった。今後も続けたい。』
『あまり戯曲をきちんと読む機会があまりないので、参加してみた。
初めて一人で読んだ時は、なんか(戯曲の)動きがあまり見えず(会話はちらほら面白そうな所はあったのですが)淡々としている話だなと感じていたが、皆んなで感想を述べ合った二日目以降は、だんだん台詞に対して引っかかるようになり、なんでこの人はこう言ったんだろうと言うのに疑問を持って考える事が増えた。
自分と違う意見も、そういう捉え方もある、そう感じるんだと発見もあり楽しかった。
自分の読み方と相手の読み方が違うのも面白かった。』
『一日一日がいい意味で重かったなと・・・』
『やはり1人では気に留めなかったところや、違う意見を聞く事で人間を深めていくことができたなあという印象だった!』
『戯曲、台本をじっくり読む大事さを改めて見直せた。そういう見解もあるんだといい刺激をうけ、これから本読みの幅を見つめ直せそう。事前にもう少し個人で読み込んでおくべきだったなと反省。』
『他の方の読解を聞くことでそんな考え方もあるんだ〜!と思ったり、事前に読んで疑問に思っていた箇所がたくさん質問項目にあがってきていて、「あのこと」とは妄想でこれかな、とか思っていたことが全然違ってすぐ後ろにヒントが書いてあったり…整理できてとても良かった。
台本をもらったらすぐに読み始めていたが、時代や背景をまず調べるところから始めたいと思った。』
『自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。』
『 「自分はこう思った」と意見を言い、かつ人の「自分はこう思った」を聞くと、自分の読みの癖を知ることができたり、自分の引き出しにはない気付き方を知れたりするのでおもしろかった。』
『自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。
よく「正解はない」というものの、それと「自分の妄想」はまた違うし、わかりにくい本や癖のある人物だと「自分に引きつける」読み方で失敗したり行き詰まったりするので、時々こういう台本を読むレッスンには参加していきたいなと思った。』
『台本の読解には苦手意識があったが、改めてやってみるとやはり思い込みが結構激しく、感覚だけで誤って捉えていたことが多かった。
最初はシリアスなシーンとしか捉えていなかった。実は結構笑えるシーンだった。
たくさんの疑問を解きながら読んでいたつもりでも、疑問とも思わずスルーしてしまったところが山ほどあった。。。
また、時代背景に関するアンテナがとても低かったことにも気付いた。今までやってきたのは同世代の作家の現代の作品がほとんどだったので、もっと違う時代のものも知りたい。違う文化圏。』
2020年
4月
23日
木
慌てまくってzoom体制をつくり、メンバーの方も「苦手なんだけど必死で」用意して「台本一冊読む」クラスを無事終えることができました。
リラックス&リピテションと違い、こちらはzoomで充分対応できるとは思っていました。
そのとおり。
普段アクターズワークスでは、一冊読んでの台本読解の練習はやらないので、私自身も大変勉強になりました。
やはり、台本は読めなくっちゃ!!!
台本読解に関しては、他の同じような稽古と変わらないと思います。
私が勉強になったと思ったのは、アクターズワークスでエクササイズクラスからシーンクラスまでのレッスンを地道に続けている人、あるいは他の練習でもきちんと継続していると思われる人は、やはり「読め」ている・・・という実感を持ちました。
「読めない」と思う人のある種は、「自分の思い込が強い」人だと思います。
自分の一方的な見方、価値観でしか、台本が読めない。
台本は、やはりとても客観的に論理的に読む必要があります。
主人公や自分の役の気持ちだけがわかっても台本が読めていることにはなりません。
ウチでやっているエクササイズというレッスンは「自分の感情を知る。認める。」という結果をもたらすので、「自分」がわかると「他人」がわかるようになる・・・、「自分と違う意見、気持ちを持っている他の人がいる」ということを納得するようになります。
そのことも、やはり「台本を読む」ことに効果的に作用していると思えました。
自分自身のコンプレックスや思考のクセを理解して、それはそれとして客観視して、ちゃんと台本を読むことができる・・・とても大切な役者の仕事です。
参加した方々は継続のリクエストを頂きました。
この状況が続く限り、頑張ろうと思います。
みんな、頑張ろう!頑張って生き抜こう!
いつかは必ず終わりが来る!
2020年
4月
13日
月
本格的なコロナウィルスとの戦いが、いよいよ佳境に入ったと思われる今日この頃。
やっとzoomのレッスンの準備ができ、先日リラックス&リピのテストレッスンを2回行った。
これがこれが・・・思った以上の成果だった。
zoomくん、えらい!!!
正直リラックスはできると思っていたが、リピテションは大した効果は望めないと思っていて、「少しでもこの閉塞感を解消する手助け」くらいにしか思っていなかった。
が、俳優としての感覚を維持する効果ははっきりと認められると言っていい。
ちゃんとスタジオで練習する時と違って、ネットを使うのでまず声がちょっと遅れる。人によってネット環境が悪かったり、隣の部屋に家族がいたり、大きな声が出せなかったり・・・様々な規制・障害がある。
それをどれだけ「受け入れ」て、相手と交流できるか。
「受け入れる」というのは、「隣が気になるだから、上手くできない」ではなく、「隣が気になる」ことを無視せず「あ、今自分は隣を気にしている」ことに気づいて、その結果「イライラしている」という感情を相手に伝えられる・・・ということ。
演技に必要な「感情」というものは、自分で気づかなかったり蓋をしてなかったことにするとコントロールできなくなる。
障害が多いほど、いい訓練になっている。
また、音声の環境が悪いので、相手に言葉を伝えることにより神経を使い丁寧にやらないと伝わらない。
相手の言葉を聞くこともそうだ。ほんとに相手に集中しないと聞こえない。
だから、普段、自分一人で喋りがちな人はその欠点がより明らかになる。
どういう状況でも与えられた条件をフルに使って相手と交流する。
改めて、とても重要だと思わされた。
考えてみれば、特に映像のロケなどは障害だらけだ。
時代劇で山の中に連れていかれれば、それはそれで日常と違う環境がいい方に働く。(崖とか・・・笑)
が、そんなところばかりではない。
若いころ、ドラマのロケでごく平日の真っ昼間、普通の商店街でロケをした時、近所のおばちゃんたちが集まってきて指さされたりして、いきなりすっごく恥ずかしくなってドギマギしたことを思い出した。大したシーンではなかったと思う。ごく普通の日常会話のシーンで。
相手は有名な俳優さんだったと思う。
「みんな私なんか見てない」とか「私を見て無名な女優としか思っていないだろう」とか「店員の役で、地味な衣装が恥ずかしい。もっといい役だったらよかった。こんな私は見られたくない」とかとかとか・・・爆笑
もう、自意識のオバケ!
あ~あ、残念!(笑)
覚悟が足りなかったね。甘かったね。若かったね。(笑)
周りの環境は俳優に合わせてはくれない。俳優がそれを受け入れることが重要なのだ。
ただ、やはり、「キープ」に有効であり、「アップ」はあまり望めない。
エクササイズを終わった時点で俳優の感情の表現をブロックしているものにくさびを打ち込み、壊れるまで行かなくてもヒビは入っている。
それがリピテションクラスを継続することで壊れていく・・・そこまでの効果は望めないと思う。
あくまでもメンバーの人たち・・・つまり、このレッスンの内容や意味を理解している人たちへのキープクラスだろう。
それでも充分意味がある。
どういう形になるかわからないがいつかは終息する。いつかは・・・。
その時は一斉に芝居が始まる。舞台が・・・撮影が・・・急ピッチで。
その時にすぐ現場に出られるように!
みんな、生き抜こう!
2020年
3月
23日
月
マイズナーテクニックやメソッドなどを訓練した俳優は、セリフが聞こえない・・・と言われることがある。そういう俳優がいることは私も知っている。
自分の感情などを重視しすぎるあまり、ちゃんとした声を出さない人もいる。
あえて言うが、それはマイズナーテクニックなどの練習方法の問題ではないと思う。
俳優にとって、それは映像だけしかやらない俳優にとっても・・・、発声・滑舌はそれだけでもきちんと学ばなければならない重要な課題だ。
映画しか見てないが、ロバート・デ・ニーロの声が聞き取りにくいと思ったことはない。
念願の西山水木さんボイストレーニングをやっと受けられた。
水木さんに薦められてレポートを書いたので、ここにアップさせていただきます。
声の問題に悩んでいる俳優さん、声優さんがいらっしゃったらぜひ参考にして頂けたら幸いです。
=======================
西山水木さんボイスクラス第一回 2020 3/18
念願の水木さんボイスを受講!半年以上かかったぜい!
最初は声を出す筋肉についてを図解で説明。
声を出すための筋肉とはいわゆる「横隔膜」だけでなく、いや、横隔膜を動かすためにも骨盤底筋をはじめとして脊髄起立筋など多くの筋肉が連携して声を出す。
腹筋だけ鍛えればいい・・・というものではない。
俳優は「ずっとしゃべり続ける」「いきなり大きな声を出す」「寒いロケ地で声を出す」など、通常会話だけできればいいというものではないので、声が出る仕組みを知って体からトレーニングすべき。「声」は体が出す。筋トレは必要。
ラジオ体操は素晴らしいボイトレ筋トレだそうだ。声を出す筋肉をまんべんなく動かせる。また背骨を波にように動かす「波運動」。これも効率的。
また、声モノマネは非常に有効ということ。
声でモノマネをすれば筋肉の「同調感覚」が作動して、その音の出し方を覚えていくということ。
私の若い時は「歌」の先生でボイストレーニングしてきた。当時はそれが当たり前だった。だが、水木さんのように「セリフ」を使ってボイトレしていくということは、「表現」に直結した声が作れると思った。普段の自分の癖で、どこの筋肉が弱いのか使い方が悪いのか・・・などがよくわかる。
滑舌について
これも「背骨でしゃべる」など、やはり体を使うことが基本のということ。
よく言われる「母音法」についての話があった。
これは劇団四季が採用した方法としてよく知られている。
日本語は母音と子音の組み合わせで出来ているので、言葉をすべて母音に直してしゃべることで滑舌をよくする。これは間違いない。私も高校生の頃、みんな四季にあこがれていて遊びのように普段の会話を全部母音でやっていた。本当に子供の頃遊びでやったものってしっかり体に見についている。いまでも何かペラっと文章を渡されてもほとんどすぐに母音に変えられる。
遊びのように・・・これが本当の「芝居の稽古」なのだろう。Don’t forget!「遊び心」
だがこの劇団四季流の「母音法」には一つ問題があって、ただ機械的にやっても変な日本語になる・・・ということだ。それが芝居のリアリティを無くしてしまうので否定する人もいる。
このことは滑舌の問題ではないかもしれない。
日本語は一音一音区切っては日本語に聞こえない。一文節リエゾンするように発音しなくては日本語の意味が通らない。
例えば「青い空が美しい」という言葉があったとして、「あ お い そ ら・・・」と素晴らしく明確にしゃべれても、まるでAIのようになる・・・ということ。
「青い空が美しい」だと2文節。「あ お い そ ら・・・」ではなく、「青い空」なのだ。
また、「青い空」という言葉にイメージやそれに付随する感情がある。「美しい」と来ているのだから、雲一つない・・・とか、そんなイメージか。そしてそれを見ている自分のそういう空を見ている何かしらの感情。それをひっくるめて人間は言葉を発する。
それをきちんと水木さんに説明してもらった凄く納得がいった。これをちゃんと理解していれば「母音法」は素晴らしい方法だ。現場で使おう!っと!
最後のエクササイズ
今回の最後は「声のレッスン」というペーパーを少しやった。
「明るい声」「暗い声」「大きな声」「小さな声」などが書かれていて、その指示に従った声を出す・・・というもの。
これは一人一人やっていって、水木さんが声を聴いて、一人一人にアドバイスしていく。
ある人は「明るい声」が明るく聞こえない。それをどうしたら「明るい」声が出せるか、水木さんの調整にしたがってやっていく。どこを響かせたらいいか・・・とか、どこの筋肉が使えてないからそれを使って・・・とか、どこを開けて・・・とか。
私はマイズナーをやっていて、それは人間の感情、つまり「インナー」と言われるものから演技をアプローチしていく。たった数分の「声を出す」練習とインナーは直結している。「明るい声」に指摘を受けた俳優さんはやはり「開ける」ということが苦手な人だった。
そして私は・・・。「暗い声」の「ら」に明るさが残る・・・ということ。
これは、私が「陽気で、前向きで、明るい」性格であるといったことではない。私の芝居の癖だ。「力で押す」「言葉の最初にエネルギーをたくさん出してしまって、尻切れトンボになってしまいがち」という・・・。
たった一言ですべてバレてしまう・・・。言葉ってスゴイ!
また、それを見抜く水木さん、凄かった。
なんでも歯医者さんと筋肉友達で、声を出すところの図解などもその歯医者さんから教えてもらったりしているそうだ。矢沢永吉のライブ映像を見ながら「すごいね~、この胸鎖乳突筋!声が出るわけだね~」とか言い合っているらしい・・・、
オタク度マックス!!!! ついていけるかしらん・・・(笑)
2020年
3月
05日
木
先日、無事・・・? 今は何が無事なのかわからなくなってきましたが・・・、とにかく熱を出す人も咳き込む人もなく、キャラシーンクラス終了いたしました。
後半のクラスの進行状況をアップさせていただきます。今回も長い!(スミマセン)
第5~8日目
練習の中盤から後半。
キャラクタークラスは・・・
役の人物になって、みんなの前で役の人物の人生で大きな出来事を話す。
結婚やら大きな病気やら、親の介護や死、さらには日本の家庭ではタブー的な家庭の内情。。。
離婚、家族の誰かが引きこもっている、宗教にはまってしまった・・・などなど。
ここまでくるとまさに「劇」だ。
そのへんのドラマや戯曲と何も変わらない。
そして役の人物は、それを真っ向から他人に語ろうとなんてしない・・・という状況が出てくる。
わざといかにも軽いことのように笑いを混ぜたり、それには絶対触れず断固「自分は何も思っていない」という態度だったり。
エクササイズクラスのプリントに「言葉は感情を表す方法の一つに過ぎない」とある。まさにその通り。
ここまでくると、その人が本当のことを話せる設定が必要になってくる。
このあたりからフィクションの「設定」が登場する。
普通の人が辛いことや恥だと思っていることをモノローグドラマにしていく場合、本当はこんなことはなかったかもしれないが、この役の人物が本当の気持ち・普段は出さない感情を表現する場面を作っていく。
酔っぱらったり、亡くなった誰かの遺影に語りかけたり・・・。
今回のキャラクターでは、「えー!その話、人前でするんだ!」と逆にみんなが驚いたケースもあったが・・・(笑)
シーンは・・・
これまでの自分の課題を克服しつつ・・・
だんだん細かいセリフの「言葉の意味」やら、台本の大きな流れ、を注意していく。
これまで感情の流れを重視してやっていた、それを切らないようにしながら・・・たとえば「お父さん」という言葉にこの時どういう思い入れがあったか・・・とかを丁寧に入れていく。
また「ここでこの台本は流れが変わっている」というポイントをちゃんと読んでいく。
ここまでは仲良くやっていたのに、相手のこの言葉のせいでいきなり険悪になったり・・・という「折れ」を明確にしていく。
それがきちんと出来ればできるほど、作家がお客様に何を伝えたかったかがはっきりしてくる。見ていて「面白く」なっていく。
ここでも、やはり俳優個人個人のクセ、特徴が大いに見えてくる。
長所は短所、短所は長所だ。
短所がダメで直さなければならに所・・・ではない。
今回、一組は岸田國士の「紙風船」だった。
言わずと知れた名作で、私も21歳、養成所の時に練習台本としてもらって「これは何!どこがおもしろいの??」と思い、その年齢ではなんなのか全然わからなかった。(笑)
だから、今回の20代の二人ももう「読み」玉砕に近かった。(笑・・・えないが、もうこの年なので笑ったよ!)
一つは、頭では読めている・・・が身体では出来てない事例。
たとえば、この戯曲の途中で夫婦二人がエア旅行をする、「鎌倉」へ。
この昭和元年の時代。中流家庭の新婚夫婦が「鎌倉」へ旅行するのは、今の時代ではどういうことなのか!
「これはどういうこと?」と質問すると「この時代ではとても簡単には出来ない憧れの旅行」と言葉では答える。
が、それが感覚的にどういうことか、わかっていない。
「今、憧れの旅行って何?」とみんなに聞くと、「モルジィブ」とか「イタリアのモンサンミッシェル」とか答えが返ってくる。
ちゃんとそれを「感覚的」に入れてセリフを言えば、全然、シーンが変わってくる。生き生きしてくる。
また、シーンをやっていてその俳優「言えないセリフ」が自分ではっきりしてくる。
その言葉の意味がだんだん分からなくなってきた・・・とか、前のセリフと繋がらなくなっている・・・とか。
それをそのままにしない。そのセリフは、相手を取れていない、自分の気持ちや意味がついて行っていないなど、何か修正が必要な言葉なのだ。それを丁寧に修正していく。
第9~10日目
最後の詰めの日程。
キャラクターは、人生の一大事をモノローグドラマにしてその台本を自分で書いて演じていく。
ここで一番大きなことは「台本のマジック」だ。
これまでは、役の人物になってフリーに話していた。いわば即興。
ここで「台本」登場!
役者って「台本」となるといきなり「次のセリフは何だっけ?」「どうやって終わるんだっけ?」と「頭」が入ってきて、それまでの「自由」さがぶっ飛ぶ。
必ず一度その洗礼を受ける。
必要な体験だ。
こんなに「台本」に捕らわれてしまうのだ。
それがわかったうえで、「自分をオープンした状態に持っていく」「役の人物になる」「このシーンに至った状況を信じ、感情を感じ取っておく」を丁寧に繰り返し、相手を意識して毎回新鮮に相手に言いたいことをちゃんと言っていく。
その結果、これまでにように感情も変化していく。
シーンは・・・
これまで順調にくれば、一般に言う「ミザンス」を入れられる。
このセリフの時はここに座ってて・・・とか、この動きで相手にアプローチして・・・とか。決めていける。決めても自然な流れでそれをこなすことが出来るようになっている。
演出の方々は、相手との距離感で二人の緊張感を表そうとしたり、「見せ場」でどっちかの顔が隠れたりしないように動きを付けていくだろう。それにきちんと答えられる俳優になりたいものだ。
今回のシーンクラスで、とある劇団に所属した俳優さんが参加されていて、やはり「先にミザンスやセリフの言い方」ありきな方が参加されていた。
リピテションで培ってきた「相手とのやり取り」ありき・・・ではなく「ここでこう動く」「で、このセリフはこの動きで」と、決めてかかってしまう。
そのやり方が悪いワケではない。
作品作りは時間との闘いだ。いつまでも俳優の個人練習をしている時間はない。だからミザンスなどの「演出」はどんどんついて行って、「作品」を仕上げていく必要がある。
ただ、私は「俳優の技能訓練」をしている。
だから、それでは身に着かなかったことを、こういうワークショップを開いてスキルアップしようとしている。
その俳優さんにそれを心底理解してもらえなかったことは残念だった。
その場合、どうなったかの一例をあげてみたい。
例えば、『「こっちに来て」というセリフに80%の悲しみが必要だ』と思ったとする。そうするとシーンを進行する中でそのセリフが来ると80%の悲しみを充電するまで「間」をとってしまう。
その間が積もり積もって、全体では3分長い!間延びだ・・・客は飽きる。
そういう事が起きる。
何故、それにこだわるのか!!!
俳優のエゴか!
こういうことに対して、以前、小川絵梨子さんは「感情なんか後で来るんだ」と言った。
そういうことになるよね。
また、動きでもそういうことがある。台本ではとても繊細に「ちょっと触る」なのに、自分の感情ばかりに注視してしまってガバっと相手の手を握りしめてしまう。
台本では「ちょっと触る」から、二人の微妙な関係が表せるのに・・・。
そうすると「相手が手をそのままにしておくのはオカシイ」ということになってしまって、台本が書いているストーリーを変えてしまうことになる。
「この二人は結ばれる話なのに別れちゃうぞ!」
台本を成立させることが、我々俳優のなすべきこと!
もうずっと言い続けているが、俳優のスキルアップには、色々なやり方がある。
そして、いくつになってもこれでいいということはない。
西山水木さんが、セリフ、言葉をとても大切にしていらっしゃる。
そのことから表すことのできる大いなる可能性を。
感情や相手との交流を基礎にやってきた私だが、これから水木さんの「言葉」をもっと身に着けて、もっともっと先に進みたい。
そして、そこから見える景色を・・・その「境地」(?)を体験してみたい。
今は「コロナ危機」で芝居は休眠状態かもしれないが、いつかはこの危機は去っていく。
その時また、歩み始めたい。
2020年
2月
28日
金
今回はダイアリーにしてみました。
前半4日分です。
第一日目
チャート説明
学校のテストのように解答しただけではダメ。体に落とし込むため
1組シーン 読み合わせ
台本の読み方の浅さが露呈する。
第二日
キャラクターは、自分の演じる役の人をみんなの前で話す。
エクササイズを経験しているメンバーなので、本人と似ていいると
シーンは、昨日、台本の読み方についてコメントしたチームは、修
シーンの最初はリピテションのように、感情を使った交流を中心に
そうすると、エクササイズの時の課題が如実に現れ、怒っているけ
エクササイズの重要性。
また、目的をどうしていいかわからなくなり、停滞することがある
見違えるほど、シーンが浮き上がる。
第三〜四日
キャラクター
役の人物になって、みんなの前で自己紹介。
みんな、自分に近しい親兄弟なので、はじめは冷静さを欠き、とに
どうしてもわかんない…という人は、参加者の中で「私、わかる」
近しい親兄弟をやっていると、自分では以外なほど感情が溢れてく
やはり、色々な意味で家族!なのだ。
シーン
まずキャラクターを入れて、シーンの背景を感情的に信じられたら
ここで、もし台本に背いてでも自分の感情の流れに従って、大いに
と言っても、役者はなかなか脱線出来ない。
台本の通りにやろうとする習慣がとことん邪魔をする。
だか、それをやろうとすると、ついさっきまで生き生きしていた姿
やはりエクササイズの成果はすごい!と思う。体は、自分と役が離
そうなったら、それは、自分が楽器を開いてないとか、キャラクタ
それを毎回、修正していく。
レッスンは今日5日目。
5回目からは次回また経過をお知らせします。
コロナウィルスで大変な事態ですが、参加者・見学の人全員、稽古場に着いたらまず手洗い!みんな気を付けてやってくれています。
最終日まで何にも負けず頑張ります!
2020年
2月
22日
土
先日、お忙しい水木さんのツアー公演の合間を縫って、3回目の交換WS.。
水木さんの体力とパワーに頭が下がる。よくこんなスケジュールの間にWSまでやろうとするなぁ・・・。どこからそんなエネルギー、情熱、がでてくるのか・・・。
私の方が後輩なのだが、ついていくのが大変!反省して体力を付けねば・・・!!!!
二人で何も決めないゆる~い集まりを始めて3回目。
ほとんどまず、2人のオバサン女優の愚痴から始まる。(笑) これをやれるのは精神衛生上非常に良い!!!
だが3回目を迎え、少なくとも二人の・・・いや、私の?方向性は見えてきたような気がする。
俳優が演技する能力を数値にして、ワークショップなどの訓練で身に着けられる点数が50点として、演出家が「こいつOK」と思える点数が60点だったとする。
私は自分のWSの中で、もちろん俳優が60点になるように一生懸命やっているが、それは理想論。その現実の中で「必ず違いを作って終わる」ということを自分に戒めている。
ある人は60点に達した!スゴイ! でも、そうでない人も20点だった人を20点のままでは帰さない。1点でも進めて終わらせる!・・・と。
私は演出家・監督ではないので「演出」でその人を生かしてあげることは出来ない。その代わりに私のWSでは「演出家・監督の前に出るまでに俳優がやっておかなければならないこと」に特化して練習しているつもりだ。
もちろん、どのトレーナーさんも自分のポリシーの元、一生懸命レッスンしてらっしゃると思う。
だが、やはり、現場に出たときにすぐに結果を出せるものではない。
もちろん、自分の点数と60点の差を自覚して、それを埋めるために何をしなければならないか理解して身に着けていくのは俳優一人一人の自己責任だが、少しでもその差を埋めるべくトレーナーが前進できることは何か。
水木さんが初回に「やっぱり発表会までやらないと」とおっしゃった。
私ではその経験はさせてあげられない。
私には演出はできない。
もちろん、シーンを成立させることはできる。が、それは作品を作る「演出」ではない。
今回の交換WSでは・・・
前回まで多くは私がやって来たマイズナーテクニックなるものの感覚を使い「交流」を重視したセリフのやり取りを、水木さんに見てもらったり私と水木さんでやってみたりした。
今日はそれに、水木さんの演出が加わったらどうなるのか・・・を試した。
私と黒澤君で「マクベス」を。
もちろん、セリフを覚えているわけではないし、細かく本を読み込んでキャラクターを作っているわけではない、ただセリフを使って交流と目的を意識して読み合わせ・・・から始まって、水木さんの「なんでマクベス夫人は夫にダンカン殺しをさせたいか」「なんでマクベスはこの短い時間に、一旦やめようと思った殺戮を、奥さんに叱咤されたくらいでやることに変わったか」などの思索が始まる。
水木さんは『誤読』という手法をつかって、そのキャラクターの裏側、奥、を探っていって深みを与え、まさに演技を引き上げていってくれた。
これは交換WSなので、私も自分自身が演出を受けて自分の何がどう変わっていくか・・・を気にしながらやってみられた。
自分の中の変化はとても興味深かった。
また、自分ではわからない自分がたくさんいて、それを水木さんが遠慮なくピックアップする。
へぇ~そんなふうに見えてるのか・・・
え?それはいいところ、面白いところなんだ・・・気が付かなかった。
などなど。
自分が教えているWSでは、出来るだけ自分で自覚する部分を多くして、自分で俳優として作品に挑めるようにアプローチしていくが、所詮、自分で自分のことが全部わかるわけではない。
演出家にゆだねて、引き上げて、色を塗ってもらうことの、面白さ大切さ。
これを多く体験することもとても重要なのだ。
車の運転と同じ、身に着くまでやれば自分の手足のように車を運転することが出来る。
だから、現場にたくさん出られる人はがどんどん上手くなるのだな・・・と改めて思った。
黒澤くんが「技術はあるが統合できない・・・」
と言った。
どういう意味かと言うと、今の若手俳優たちは色々な方法論で学んで、例えばマイズナーテクニックならリピテションをやる。それを使って相手と交流はできるがいるまでたってもミザンス通りに動けない。それでは芝居は構築できない。
ほんとは両方できるはずで、やればいいのに・・・なんで?
ということ。
これでは何のために基礎を学んでいるのかわからない。
何度も言うが、自分が一人前の俳優になるために結果を出すのは俳優の自己責任だ。
だが、マイズナーであれルコックであれ、その基礎を現場に繋げていくのは「演出」を付けてもらってやってみることでしか学べないことはたくさんある。
それをしながら、その場面を演出家の要求通りに表現していくために「だからこの練習をやったんだ!これだよ!」とオンタイムで指摘する稽古はとても重要な有益な稽古なのだと思う。
いろいろな優れた演技論、練習方法があるが、それを身に着けたうえで
方法論に固執しない。
それが見に着けば、きっときっと芝居というフィールドでいかにみんなで楽しく遊べるに違いない!
2020年
2月
14日
金
今月2回のリピテションが終わり、来週からキャラクター&シーンクラス。
ただいま絶賛台本選び中です。
アクターズワークス以外でも、演技トレーニングのご依頼を頂くことがあります。有難いことです。
色々な立場・状況の俳優たちが演技力を高め、いい仕事をゲットする、いいパフォーマンスをすることを目指して努力していく所存で頑張ってます。
そんな中で今、話題になっていることの一つに「モチベーション」のことがあります。
新国立のトレーナーをやっていた頃、新国がお招きしていたイギリスのラダという王立の演劇学校(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E7%AB%8B%E6%BC%94%E5%8A%87%E5%AD%A6%E6%A0%A1)の有名なチーフトレーナーとお話しする機会がありました。
その時の彼女が
「『私のセリフはどれ!!! 私にセリフを頂戴!!!』という気持ちだけは、教えることが出来ない」
とおっしゃったのを忘れることが出来ません。
私はアクターズワークスにおいても、他のレッスンに関しても「しつけはしません」とお願いしている。
ダラダラと遅刻したり、セリフを覚えてなかったり・・・そういう人を「怒る」ことは無意味だと思っており、怒られなければやらないならやめてしまえばいい!と思っている。
それはモチベーション?エネルギー?、日本流に言えば気合、を他に人に入れももらう行為だと思うので。自分でそれを高め、集中し、稽古に望めない人は、この仕事は無理だ・・・と。
確かに、10代のまだ高校生という人には教育的側面があるので難しいこともあると思うが、18歳・高校卒業以上は問答無用だと思う。
「役者になる」など、雲をつかむような話。
私自身も親に理解されるわけもなく、「許して欲しい」などとも言えず内容的には「家出」、強引にこの業界に飛び込んでしまった。それしかなかった。
簡単に仕事をもらえるわけではない。
アルバイトづくめの日々。
ずっとオーディション、キャスティングという「競争」にさらされ、隣には成功を収め収入と名声を手に入れた「スター」がいる。この格差状態!
そんな中で「芝居をしたい!」というモチベーションを保ち続けるのは・・・
夢とか、お金とか、意地とか・・・どういう言葉でも言い表せない。
一つ言えることは「自分で自分の心と逃げずに対自する」ことしかないと思う。
自分と同い年はサラリーマンになって家族をもって家でも買っている、自分はこのまま芝居をやっていていいのか、それで自分は幸せなのか、自分の人生が納得できるのか・・・
そういう人たちとも胸を張って一緒にお酒を酌み交わすことが出来るのか・・・
私自身もいまだにそれの連続だ。
役者としても、トレーナーとしても、逃げないで最後まで生き延びたいものだ。
・・・ふぁいと!みんな。ふぁいと!私!
(別記)
「モチベーション」のことに伴い、追記させていただきたいこと。
私&アクターズワークスは20年、この「しつけをしない」立ち位置を守っているのだが、それでも昨今、メールの返信の仕方とか、稽古に対する準備とかがまるで大人とは思えなかったり、「ワークショップなんだから、何か教えてもらえる」という態度だったりする人が増えてきた気はする。
ちょっと変わった人だったり、いわゆるあきらかに社会人不適応なヤツだったりは昔からいたが、普通の真面目な人もそうなって来た。
先日、とあるプロデューサーと話をしていて「今の若者は『大人』にならない。昔の20歳が今の30歳だ」という言葉が出た。
これもしばらく前から言われていたことだが、なおさら顕著になった気がする。
誰が「大人」教育をするのだろう・・・
その責任は・・・親?先生?
私自身の気持ちが路頭に迷う。
真面目に取り組んでいる人、可能性があるワカモノになら意見すべきか?
今のワカモノの親世代っていたら私も入るのだろう・・・
これは俳優だけではなく、すでに「教育」の問題なのだろうが・・・
ここ数年、この件については迷っている。
結論が出るまで迷うしかないが。。。。
こんな話も、水木さんとの交換WSでも出ている。色々なオトナのみなさんと話し合うことを続けて行こうと思う。
2026年
5月
27日
水
今月のリピテションクラスが終わりました。
今回は、3月のエクササイズクラスに参加してくれてたコや、しばらく頑張ってクラスに来ていてついに養成所に受かった子などの若者チームと、いつもの常連のオジサン・オバサン(笑)。
まずは、、、
3月のエクササイズクラスに参加してくれていた子が、別のところではあるけれど、リピリションを続けてくれていたことを知って、もう、すごく嬉しかった。
よかった。
以前、「マイスナーテクニックで傷ついた」と言う投稿があったと聞いて「トレーナーのパワハラなんかがあるんだったら、速攻で言うべきところに言うべき。または、途中でやめてしまったら傷ついただけで終わってしまう可能性がある」
と書いたことがある。
そのコも一回のエクササイズでは、開ききらない途中の状態で終わってしまった。
傷ついただけで諦めてしまわなくて、本当によかったと思った。
っていうか、ホッとした。
このやり方はとっても時間がかかります。(いやこれでなくても、演技を極めるのは一朝一夕ではいきませんよね)
特に「良い子」にとっては…。
以前若者に聞いたんだけど、今はSNSが発達したおかげで、私たち昭和のおばさん以上に忖度していきなければならない時代になってきたようだ。
子供の頃からLINEグループだとか、SNSにアップして問題になったらどうたらこうたらとか…
はみ出さないようにはみ出さないように生きてきているらしい。
役者をやると言う事は、普通じゃない人たちも演じるということで、人間のはみ出した部分、いやはみ出してはいないんだけれど、はみ出したいと思っている願望、これを表現しなければならない。
だから自分のその普段見せない裏の部分を、自覚して表現できるようにする必要がある。
これはとてもしんどい作業なのです。
リピテションは、その練習でもあるのだ。
リピテションをやると、相手の感情を受け取らなくてはいけない。相手がガチで怒っていたら、それを全部受けとらなくては(感じとらなくては)いけない。
相手がガチで怒ってたりしたら、そりゃこっちだって怖いわ、腹が立つわ、悲しいわ・・・わけわかんなくなる。普段の生活でそんなことめったにないから・・・。
ココロが揺れまくるに決まってる。まるで嵐の大海原を行く小舟のように。
その時にその感情から逃げてしまわないで、相手に表現し返す。これでリピテションが成立する。
第一段階が開くまで、本当にしんどいです。そりゃ傷つくさ。
ぜひぜひそこを乗り越えていただきたいと思うばかりです。
皆さん、その先に一筋の光が見えてくるんだよ。
いつもですが、ファイト!みんな!
アタシも頑張る!
2026年
5月
12日
火
ブログが大変遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
まずは先日終わりましたキャラクター&シークラスですが…
今回はベテラン勢(何度もいらっしゃっている方)が、大勢いらっしゃって…。
とても、今までにない細かいところ、よりシーン完成を目指して練習できた気がします。
シーンクラスの初参加の方は…
感情を交流させて、シーンを進行させる(台本の通りの結果に導く。目的ですね。
と言うことを目標とします。
エクササイズクラスでリピテションを練習した結果がここになる!ということがわかっていただきたいのです。
今回、それはもうわかっている方々は・・・
要所要所で、台本の要求することをきちんと踏まえていく…とでも言いましょうか。
分量が増すとか、話が折れると言う言葉で表現するのですが、
例えば、、、
「男女の友達が2人喋っている。ところが、男は、実は女に告白したい」というシーンだとすると、いざ告白すると言う瞬間には、エネルギーというか緊張感ががつっと上がるわけです。
こういうのを分量が増すとか、折れるとか言っているわけです。
こういう箇所をきちんきちんとやっていけば、台本はより面白くなり、見ている人は飽きないわけです。
それはもちろん作家さんが台本の中で狙って書いていることです。
場面がどんどんと進行していくところ、です。
今回は、ベテランゼばかりだったので、より、私の言葉もきつくなっていきました。笑
見学に来てくださった方もいらっしゃいますが、その方々も巻き込んで、シーンを見ていただいた後、
「さぁ、どのくらいで飽きた?」
とか遠慮なく突っ込んでおりました。
そうなのです。
きちんと台本の細かい箇所を踏んでいかないと、見ている人は30秒持たないです。
飽きるのです。
見ている人に
次はどうなるんだろう…。
また興味深い、面白いシーンが進むのであろう…。
と言う集中を惹きつけるためには、本当に繊細な役作りと交流が必要です。
その辺をがっつり突っ込んでみましたー!
相変わらず全員でへろへろ 笑
4月のリピティションクラスのブログも書けなかったのですが、こちらも慣れてきた方が多いので、そういう細かいところを突っ込んでみました。
だいぶ落ち込ませてしまいましたが…。
でも必要なことです。
だからやる事は尽きない、いつまでたってもまだまだ先がある…と感じます。
だからやめられないんですけどね。
※それを知ってか知らずか、みんな小難しい台本選ぶんだよね。わかりやすいの推薦したのに… .笑笑
新たに、新人プロカメラマンが撮影してくださった写真を追加いたします。
ほんとに、、、以前ワークショップを受けてくれていた方々が、仕事が変わっても訪れてくださるのはとても嬉しいです。
さすがのアップショット!!!
4月リピテションクラスの写真です。
2026年
4月
05日
日
先日、今年最初のエクササイズクラスが終わりました。
今回のクラスは、私にとって初心に返って身を引き締め直す体験になりました。
「人間」というものを分かった気になっていてはいけない!!それは傲慢というものだ!
今回、とっても楽器のいい役者さんがご参加くださっていました。
楽器がいい…とは、感情が豊かって言うか、、、まぁ、子供のような天然系の方、、、と思って頂けたら。
私は全く逆で、頭でコントロールをしまくってその結果「おまえの芝居はちゃんとやっているけどちっとも面白くない」と言われるタイプ。
そんな私なのに、うちにはなぜか天然動物系の方々が多くいらっしゃいます。羨ましい、、、、
以前も私は、動物系の方に「そんなに自由なのになんで私のところに来るのよ?自分が動物系のトレーナーのとこ行けば?」とか、よく言ったものです。
動物さん曰く「いや、柚木さん、違うんですよ。動物だからちゃんと社会で生きている為に必死で自分を抑えて生きて来て、それで芝居で『感情を出せ」とか言われても、もうどうしたらいいかわからないんですよ。でもって、同じ動物系のトレーナーの人は、もう動物だから何言ってるか全然わからない!」と、、、
なるほど・・・動物は動物でやはり苦労して社会生活をやっているのか・・・!みんな各々苦労があるんだ!とわかり、だいぶ彼らのパターンを理解したつもりでした。
ところが、今回の動物さんはスーパー野生動物とでも言いましょうか、、、自分で、リピテション中に「あの瞬間、何がなんだか分からなくなって、そのあとは覚えていない」と言ったリピテションで、そのあとも見事に素晴らしいリピテションになっている!という方。
とにかく、こちらには色々な状態でありのままに見えて!把握に苦労しました。「今日のは◯◯に見えたけど、どう?」「ん〜〜、でも、こういう相手にはこうしなきゃ、と決めているから、、、」
えーーー これが頭?オートマチックな習慣?
ぎょえーーー!!!!
このリピテションは、感情表現を使って相手と交流する、、、というシロモノ。自分では普段気づかない悲しみや怒りに、いきなりぶち当たる可能性があります。
だから、トレーナーは繊細に気を配らなくてはならないのです。
強い悲しみに、いきなりぶちあたったらそれは「傷つく」という事になります。だからこそ、感情というシロモノがどういうものか説明し、私たちは何のためにこんな事をやり、何処へ向かうのかをトレーナーは正しく導く必要があります。
そして、エクササイズ中にその役者さんが見せた深い悲しみ。。。
Take a time!
ゆっくり、時間をかけて・・・!
私は、自分の先生から「焦ってはいけない。無理強いしてはいけない。」と教わってきました。
繊細な人間の心、その人自身が「演技のために前進!」という覚悟ができた時にしか後押ししてはならないのです。
無理強いしても、「演技力向上」という結果は手に入らない!それどころかトレーナーと俳優の信頼関係が築けないから・・・。
他にもとても繊細に扱わなくてはならない俳優さんがいらっしゃいました。
焦ってはいけない!
でも、一歩づつ、それがわずか1cmであっても前に進めば、いつか結果はついてくるのです!
信じる者は救われます!!!
必ず!!!
「おまえの芝居はちゃんとやっているけどちっとも面白くない」と言われた私も、40年芝居続けたら何とかなったみたいです。笑笑
連休にキャラクター&シーンクラス開催です。
こちらも見学歓迎!!!
2026年
2月
28日
土
今月ももう終わり。そうそう2月は28日しかないんだ。なんだか焦る!!
今月のリピテションクラス。
みんなの写真に映った顔が面白過ぎます!
いや、冗談で言ってるのではなくこれこそ「生き生き」した表情!
こんな顔を芝居の中で見たいものです。
今日は「リピテションが出来るだけでは芝居は出来ない!」ことについて書いてみます。
別の稽古で、やはりマイズナーテクニックのレッスンをしている若手新人のコが「芝居ってリピテションだけじゃダメなんだな」としみじみ言ってたのが妙に頭にこびりついています。
まず、言いたい!
リピテションはただの基礎トレーニングの一つ!!!!芝居じゃない!!!
芝居は「物語」です。それなりに何重構造です。
例えば・・・「男女、好きなんだけど別れを告げるシーン」とします。
好きだから「好きと告白するシーン」ならわかりやすい。心の中にある「好き」という感情をそのままセリフに乗っければいいのです。
ところが「好き」なんだけど「別れる」というシーンだったら・・・
別れを切り出すにはなんだかの事情があるのです、もちろん。たとえば・・・実際には自分には奥さんがいる、それを黙ったまま気持ちを抑えられず付き合ってしまった、だとします。
そういう時に「役の人物の気持ちは何?」と聞かれて、よく新人さんは「いや、好きなんだけど、申し訳ないからもうやめないと・・・」などと答えます。
その分解の仕方は、頭が「考えて」いる説明なのです。
感情というのは、もっとシンプル。「好き」は「好き」、「嫌い」は「嫌い」なのです。2択オンリー!
上記の場合「好き」なのです。
だからまず俳優は、相手を「好き」と感じなければならないのです。
その上に、「別れなければならない。だって僕はもう結婚しているのだから・・・、あああ僕は彼女をだましてしまった」を重ねていくのです。
感情:好き
目的:別れる
です。
それを明確にしてセリフを行き来させると、頭で計算しないその場で相手を見て起こった感情が表現できます。
つまり「揺れる」のです。
この構造を身に付けるべきです。
で、リピテションの練習は、この「セリフを行き来させると、頭で計算しないその場で相手を見て起こった感情が表現できる」「揺れる」という事を身に付けるための訓練です。
芝居を全部作り上げるためには、そのうえで、キャラクターや台本の読解力、それを表現するための様々なハウツーを身に付けなければなりません。
エクササイズクラスの中で、よく説明に使う言葉ですが「リピテションは筋トレ」。
筋トレが出来て、いくら○○キロのバーベルがすいすい持ち上げられても、大谷翔平さんのようにホームランは打てない!
バットを持って球を打つ練習しろ!
ってことになります。
リピテションが出来ても(○○キロのバーベルは上げられても)、芝居は(ホームラン)は打てない、のです。
じゃ、野球の試合で大切なのは・・・「勝利」=「ホームラン」です。だって点取れないと勝てないもん。
芝居は、演技全体でお客様を感動させることが大切なのです!
3月のエクササイズクラス。
みなさん、手ぐすね引いて!エントリーをお待ちしております!!!
2026年
2月
06日
金
ショートシーンクラス、やりました!
先月、私自身がとある映画監督のワークショップを受け「やはり演技にも時代の流行りはある」などの、旬なオーディション事情を伺って、「とにかくポイント解説するぞーーーー」と前のめりに頑張りました。
今回は「台本当日渡しバージョン」です。
台本一冊読めるわけではない、つまり全体のストーリーはわからず、ペラ一枚をその場で渡されて演じる、というオーディションです。
その場で、台本のポイントをどう読み取るか・・・、今回は台本の中の「変化」をきちんと読み取り演じられること、をピックアップしてみました。
思う限り説明してみましたが、みんなに上手く伝わったか・・・
ただ、やっているうちに、やはりエクササイズクラスからキャラクター、シーンと進んでいくどの要素も削ることができない、と思うばかり・・・。
途中のみんなからのコメントで、、、
「○○のように読み取ったのでそうやってみたんですが・・・」柚「読み取りは間違ってない。でもそう見えないんだよ。」
この場合、もっと感情も身体もちゃんと表現ることが必要。エクササイズクラス!
「それは、私が間違ってるってことなんですか?」柚「いやいや、このペラ一枚だし、そもそも芝居は正解とか不正解とかではない。監督に要望されたらどう変えていけるかの問題」
この場合、いつも「正解」を求める気持ちがあって、それが自己表現を邪魔する・・・という可能背があり。シーンやってそれを習慣化する!勇気!
「なんか監督にコメントされたら、やってる最中にちゃんとできてるか気になって上手くいかなくなる」
演技をスタートしたら、そこにいるのは役の人物だけ。演技を心配している役者にならないこと!そのためには、スタートしたら相手に集中、考えない! ・・・失敗を恐れないことかな。いや、失敗に慣れること。これも習慣にすることと勇気!
などなど・・・
結局シーンクラスで言ってることが丸々やん!(笑)
芝居って「お客様」あってのものです。
ちょっと言葉の選び方は?ですが、見ている人が「つまんない、飽きた」と思ったらだめなのだと思います。
それはもちろん、「お客さんに媚びる」という意味でも「見せ方だけを上手になる」というのではありません。
人間の葛藤を描いている以上、相手と関わって何かが変わって最後を迎える。これがストーリーだと思います。
登場人物がずーっと同じ感情を持ち、なんの出来事も怒らないものをオーディションのシーンに持ってくるはずがないのです。
そもそも、台本というものが起承転結なのです。それをぎゅっと圧縮したと思った方がいいのかもしれません。
なんだか改めて、芝居って深いな・・・・、どこまでも道は続いているな・・・・と思った稽古でした。
俳優諸君、頑張りましょう!
3月エクササイズクラス、絶賛募集中です!!!
※2/24にリピテションクラスあり、見学歓迎! しっかり自分の目で見て自分のレッスンを決めましょう!!!
追伸
普段はほとんどやらないんだけど、「それをやりたいなら、こういう風やったらどう?」という、昔からの「やって見せる」ことを、今回はちょっとやりました。
オーディション対応ならでは・・・かな。
こうすれば、もっとやりたいことがお客様に伝わるんじゃない?という方法かと・・・。
なんだけど、このシーンはチャラい男が、行き遅れて結婚を焦っている年増女に自分の嘘を誤魔化すシーン。
実行委員曰く
「柚木さんが一番 スケコマシ てる」
だって。
・・・・無言
2026年
1月
16日
金
2026最初のリピテションクラスです。
今年も粛々と前進!です。
このリピテションを基本としたマイズナーテクニックも、他のどういう練習方法も魔法のようにすぐに結果が出るというものではないと思います。
「やってもやっても変わらない」と焦る気持ちもとてもとてもよく理解できます。
でも、気が付いたら少しづつ少しづつ変わっていくものだと思います。
今回も、昨年最後にダッシュして頑張った方々が息切れして「なんかエンジンがかからなくて・・・」などという、ちょっとした燃え尽き症候群も見られました。
俳優のみなさん、休憩もとりながら自分のペースでキープゴーイング!です!
今回は、リピテションの後ちょっとしたシアターゲーム的なエクササイズをやりました。
なんせワークショップだけの団体なので、このリピテションという基礎をどう芝居に生かしていくか・・・。
文字通り「わからないから焦る」ことも多いと思います。とりわけ演技経験の少ない新人さんたちは。
そのため、なんとか工夫して一日も早くいい演技を手に入れていい仕事をゲットしていただきたいと思っています。
今年もファイト!
自分で自分に言い聞かせています、「止めないなら前に進むしかない!」
早速3月にはエクササイズクラスをやります!
興味をお持ちの方ぜひ一度!
2025年
12月
31日
水
2025年、最後のリピテションクラスです。
前回のディープ1エクササイズクラスが終わったばかりの人や、久々のベテラン陣が揃いました。
もう、何も書くことはございません!
「開いている」「オープンしている」彼らの生き生きした表情をたっぷり見てやってください。
※顔出しNGで、出せない表情があるのがホントに悔しい!(笑)
一日も早くその人たちの顔・身体からあふれすエネルギー、舞台の上や画面の中に登場して欲しいです。
そして、今年もあと数時間。早いものです。
今年もワークショップを続けられたことには感謝しかありません。
皆さま、ありがとうございました。
来年も日本が平和で、努力して一皮も二皮も向けた役者さんがたくさん活躍できることを祈っております。
よいお年をお迎えください。
来年も、前進あるのみ!!!
2025年
12月
31日
水
アクターズワークスの今年最後のメインワークショップはディープ1エクササイズクラスでした。
まあ、それはそれは・・・濃厚な4日間でした。
こちらのレッスンの方向性などはその都度書かせていただいているので、今回は今年の〆として、「開いている状態 オープンした状態」について久々に書かせていただきます。
「開いている状態 オープンした状態」
は、なじみのある人とない人に分かれると思います。
これは何?
ウチのクラスでは「相手の感情を感じ取れ、自分の本当に感じている感情を相手に伝えられる状態」と規定しています。
重ねて・・・何それ?
つまり、芝居の台本において例えばメンズが好きな女子に告白する場面では、
まず、彼女を呼び出して対面する・・・両者「緊張」などの感情があります。
男性:そりゃまあ、想像に難くない。フラれるかもしれない・・・。ダメになったら友達でもいられないかも・・・。Etc
女性:自分も相手を好きだったりしたら「期待」「喜び」からの、相手の緊張感を受けて「緊張」「もし私の勘違いだったら・・・不安」など。
全然気にしてなかったら・・・最初は「何だろう?」くらいの状態が相手の緊張感を受けて変化していく。
これが感情の動きになります。
役者はまず、好きでもない相手を「好き」という感情を持ち込まなければならない。
設定を信じられることがお仕事になります。
いやいや、相手役は全然好みのタイプじゃないから無理!とか、自分はやってるつもりでも端から見たら「全然ドキドキしないじゃん!」みたいになったら、お仕事できていないワケです。
次に、相手の緊張感を感じ取ってこっちも「緊張する」とかが出来なくては、いわゆる一人で芝居してることになります。
これらを解消するためには「開いている状態 オープンした状態」を手に入れることが必要になります。
これ、実は結構大変。
人間は自分の都合のいい感情は感じ取りますが、そうではないものは排除します。
生きていくための知恵・・・みたいなものです。
親が子供を心配して色々助言する。これは愛情の表れです。だから子供は「いいコ」になろうとします。
もちろん、それで社会の中で生きていけるようになるのですが、本当の感情は「ウザい」とか「めんどくさい」などが潜んでいることがあります。
それは、自分にとって表現してはいけない感情であり生きていくためには不都合な感情なのです。
多くの人にはこの自覚はありません。
エクササイズクラスでなんとなく気づき、ディープ1エクササイズクラスではそれを白日の下にさらさなければなりません。
俳優はとても辛くしんどいことに対面し続ける4日間になります。
そして、隠し続けた「怒り」やら「悲しみ」やら「チャラい気持ち」などを出し切るまでやり続けます。
そうでないと「開いている状態 オープンした状態」にはなれないからです。
なんとも難儀な仕事です、役者って。
でも、それをやり遂げると本当に「生き生き」します。
その魅力を手に入れた役者さんたちをたくさん見てきていると、やはりやらずにはいられない・・・(笑)
年末に、みんな頑張ってくださいました。
どうぞ雄志の姿を見てやってください!!!
2025年
12月
13日
土
アップ、遅くなってしまいました。申し訳ございません。
今月初め、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
私は、こんなことを延々長々と・・・20年以上やってますが、芝居って本当に終わりのない芸ですね。
大変だけど、だから面白い。
ホントに小さな一歩一歩を歩んでくださっている人を見ていると感動します。
このレッスンのしくみなんかは、いつもいつも書いているので今回は少し違う視点で書いてみます。
稽古をしていると、「コレ、演技指導の問題か?」という所にたどり着くことがあります。
いや、これは演技だけでなくどんな仕事にも言えることと思いますが・・・。
色々わかっているのに上手くいかない・・・人。
なんか、一人で焦っていて、ちゃんとやれば出来るのに・・・とか、こないだは出来たのに・・・と思える人。
これはもう、他人の目を気にする・・・。「出来る人」でありたい・・・。
この気持ちが強く、それが無意識にその人を支配している以外考えられない。
「本当に自分がこう演じたい」という気持ちより「演出家がこうして欲しい」と思っているはず!だと無意識にオートマチックに思っている。
だからどうしたらいいのか、わけがわからなくなって自分から迷宮へ入っていく。
演技で説明するとわかりにくいかもしれないが、例えば化粧品のセールスとかで、マニュアルにハマって、ホントに目の前の人とコミュニケーションが取れない人とか・・・いません?
あんな感じに似てると思います。
そのお化粧品を勧めるなら、まず目の前のお客様と「話」ができること、そしてその後は自分がその化粧品をホントに好きで理解していること・・・ではないでしょうか?
まず「売らなきゃ」とか「ノルマ果たしてない」とか、「こういう風にしゃべらなきゃ」があったら、上手くいかないと思います。
これと同じではないかと思っています。
そりゃ仕事ですから・・・自分の好きな役が出来るわけではないけど、与えられた役を深く考察して(キャラクタークラスで特化してやります)、その役の人物に共感する。そして「だったら自分はこう演じてみたい」という気持ち!
私はこれが一番大切かな・・・と思っています。
だって、我々は「表現者」なのですから。
演出家の言う通り、何度も同じことをするなら、それこそAIでいいんじゃね?
私たちは心がある人間なのですから・・・!!!
この事は、せっかく身に付けた「演技」の技術を宝の持ち腐れにしてしまうと思います。
ちゃんと身に付けた通りにやれば、完璧じゃなくても一つ一つ階段を上がっていけるのに・・・。途中で「あ、アタシ、これでいいのかしら、上手くいっているのかしら」なんてオートマチック衝動が起こって、振り出しに戻り、いつまでもどこにも行きつけない。。。
ぜひぜひ、一度落ち着いて、自分がこれまでやってきたことを振り返って自分を信じていただければ・・・と切に思います。
「自分が本当にどうしたいか」
これを探れる稽古が、この後予定している「ディープ1エクササイズクラス」です。
うふふふふ・・・・
実は、私自身が一番苦しんだのもコレ、「自分が本当にどうしたいか」なのです。
ぜひ少しでも多くの人にいい結果を手に入れていただき、いい仕事を
して欲しいです!
今年の〆!
頑張りマス!
参加俳優の諸君!走るよぉ~~~~
見学歓迎!
2025年
11月
17日
月
もう、先月になってしまいましたが、
数年ぶりにリレーションクラス開催出来ました。
アップが遅くなって申し訳ございません。
リレーション・・・人間関係 それを作る練習です。
劇の設定は親子・夫婦・恋人など、親密というか関係の濃い設定がたくさん出てきます。
我々俳優は、ついつい「恋人」=仲良し、ラブラブ・・・・とか、頭のインプットが邪魔することが多々あります。
だけど現実は・・・
恋人と一言に言っても、愛しい気持ちになったり、可愛さ余って憎さ百倍!ってことも。
養成所とかのレッスンに行くと、どうもケンカするシーンの方が難しいようです。
「恋人なんだから、こんなケンカ出来ない」とか、真顔でいう人もいました。
ケンカするよ、コンビと何だから!って思いません?
ちょっと引いて考えるとそうなんですが、これが芝居をする大変さです。
また、特に映像の場合ですが「今日、柚木さんの旦那さん役のAさんです。」と紹介され、先方は関係を作ろうとか、一生懸命話しかけてくれるのですが、話しかけられれば話しかけられるほどアタシの心は離れていく・・・ヤバい!
これは私の昔の実体験です。(笑)
愛しかろうと、ウザかろうと、彼氏は彼氏!母親は母親・・・
どうにかしてこれを認めたいですね。
ウチのリレーション、そんな稽古でした。
今回も爆笑シーン連発!
自分の彼女が怪しい投資をやってることがわかって、イラっとするのですが、彼女役の女子に後ろから抱きしめられたら、一瞬で・・・落ちた!(笑)
あ~あ、このカップル結婚できんわ!!!
何するの??? そこは文章では上手く説明できませんが・・・うふふ
来年もエクササイズクラス、おそらく3月ごろには開催したいと思っています。ご興味がわいたらぜひぜひ!
只今、キャラクター&シーンクラスリスト絶賛開催中!見学歓迎!
2025年
10月
04日
土
猛暑からのエクササイズクラスが終了しました。
インフルエンザやらコロナまで、なぜかこの時期に流行って・・・、みんな体調が心配されましたが、無事乗り切りました。
今回は、またあの話・・・
「別のレッスンでパワハラを受けた」というコの参加が・・・!
全く、この期に及んでまだそんなことやってるヤツがいるのか!!!!
自分より若い、まだまだ何も知らない真っ白な20歳やそこらの新人に「バカ」だの「全然ダメ」だの見下して・・・自分が偉くなった気でもするんだろうか?何が面白いんだろう。全く理解できない。
オープンなワークショップの中でそのコを特別視することはないのだが、実行委員全員に共有して気を付けて見ていた。
パワハラをやるヤツはソイツが悪い!絶対!
ただ、我々役者は、交通事故のようにそういう目に合うことは、まだまだあるだろう。
だからこそ、強く言ったのは「自分の役者としての価値観をしっかり確立すること」。
そんな輩に、自分の人生を左右させないように・・・。
私はそのためにクラスを続け、その最初の一歩がこのエクササイズクラスをやっている。
まずは、自分自身が本当にどういうやつかを知って魅力的に生き生きすること!
それが、表現者の第一歩だと思う。
今回は、いいコ、良き社会人の集まりだった。
「先輩や演出家の意見に一喜一憂して、もう、私、どうしていいかわからない」
「なんか、声がちいさいと言われる。なんでかわからない」「大げさだと思われるのが怖い」
などが、アンケートで出ていた。
役者あるあるだ。誰でもそんな記憶がおありだろう。
レッスンが進むにつれ、日一日とその人の本当の顔、表情が表れてきて、本当に面白かった。
そのパワハラに傷ついた若いコは、自分自身では「エネルギーが少ないのが悩み」だと言っていたが・・・
最後にはオジサン相手のリピテションで、鼻の下を伸ばして近づいてくるのを一瞥で瞬殺、それでもニヤけている顔を見て「チョロい」と一言。オジサンは全然近づけない。
もう場内大爆笑!
ったく、どの口で「エネルギーが少ない」って言っていたのか・・・(笑笑)
最後のシェアでは、他の人がどんどん魅力的になっていくのを見て、自分も毎日楽しくて幸せだった・・・と。
色々な人の評価に一喜一憂してた役者さんは、女子ですが、オープンしたら「姉御」を通り過ぎて「オヤジ」の域に達していた。
女の子相手に「かわいい」を連発。年上美人にはまるで推し活してる女子が初めて推しに会って狂喜乱舞みたいな・・・(笑)もううるさいうるさい・・・
最終日にはまるで「極道の妻」のような迫力で風を切って歩いていた。(笑)
みんな抜群に素敵だった。
そうやって、まずは自分の表現体を明確にして行って、台本に臨んでいく。
「正解探し」でなく、自分の表現を持って演出家に対峙できるように俳優としての自分を磨いていって欲しい。
みなさん、俳優は表現者なのです。
表現・・・表に現す!
何を?
自分の役をもらって台本を読んで、「ああ!こんな風に演じてみたい!」
という気持ち。これを自分でどう体現できるか!
これがスタートだし、これがなかったら役者をやるのは面白くもなんともない!!!
そこから、役のキャラクター、台本の読解と進めて行って、「生き生きと演じる」
お客様もそんな役者に拍手をくれるのだと思います。
さあ、稽古しよう!!!
俳優として生き生きしているために・・・!
2025年
9月
13日
土
エクササイズクラス前のリピテションクラス。
次回に再受講する方々もいらっしゃいました。
じっくりと感じるのは、やっぱり「継続は力」
あんなに苦労した人が、こんなパフォーマンスを・・・!と思うと、もうウルウルしてしまう。
そして、やはり、ある程度出来るようになったら、「感情」というものはとてもシンプルなものだと・・・。
好きは好き だし、怒りは怒り。それ以外ではない。
それが自覚できると、相手との交流がすごく楽になるし、深くなる。
今回のリピテションで、
Aが相手の膝に足を乗っける。
Bはそれを嫌がってやり返す。
Aはかわす。まるで自分の方が運動神経がいいと自慢するように・・・。
B意地になっていたが、やがてまんざらでもなくちょっと楽しくなる
という交流が起こっていた。
感情的には
A 面白い
B むかつく
Aさらに楽しい
B むかつく、からの楽しい
ただそれだけ。(笑)
いやいや、膝にのっけてどうの・・・って、全く劇的ではない、なんことっちゃない友達同士の戯れ。そんなことが芝居に何の関係がある!と思われるかもしれないが、これが面白い!
こんなことでも、二人が本当にその時相手を感じ取りあっていたら、見ていて最高に面白い。飽きない。
大それた不倫ドラマも、国家存亡の政治ドラマもすべてはここから!
いよいよ来週からエクササイズクラススタート!
ご興味のある方は見学歓迎です!
2025年
9月
08日
月
久々にショートシーンクラスが出来ました。
オーディション対応・・・ということで、オーディション形式でやりました。
個々の俳優さんには色々あるのですが、コメントとしては結局いつもシーンクラスで言ってる事に集約してしまいました。
「セリフ」をいかに自分の「言葉」に落とし込んでこられるか・・・。
「(役として)セリフを言いたくないのに言ってる」
「相手と交流が出来ていない・・・相手を見られて、感じとれていない」
「相手のセリフを初めて聞けていない」
エトセトラエトセトラ
もう、ここからこのA4一枚で10日間のシーンクラス出来るぞぉおおお!
役者がオーディションを受けた時のあるある、「稽古場では出来てるのに・・・」とか「こないだの舞台ではあんなに良かったのに」とか言われる状態なのだな・・・と感じた。
舞台もワークショップなどの稽古場では何回か練習期間があるし、安全な場所になっている。
オーディションでは、そこで身に付けたものを失敗を恐れずにチャレンジをかける!
この精神を忘れない!!!という事ではないかと思う。
稽古場で60点の実力だったとする。それがオーディションでは失敗を恐れて50点とか40点の演技を自らやってしまっている。
そんな気がする。
例えば「行かないで」というセリフで、本当に相手をここにとどめて置きたいという設定なら、本来はその場で相手を感じ取ってその一言で相手をここにとどめられるセリフを相手に投げかける。そして(設定によるが)腕をつかむとか、回り込んで立ちふさがる・・・とかの動き、いうことになる。
それを、つい習慣的に、段取りで強めの語気でそこに立ったままセリフ言う・・・みたいな・・・。
もっとリスクを背負えーーーーー!と言いたい。
なんでこんな嫌な事言うか、、、
アタシの人生振り返って自分の失敗例を根限り伝えておきたいからです!!!
前任者の経験を肥やしにして乗り越えてください、お願いだからぁーーーー
今回、ちょっと私がしゃべっているところの動画をのっけてみました。
上記に書いたように、台本が「セリフ」なのでつい「どう台詞を言うか」になってしまう・・・という事案について、説明してます。
ちょっとわかってもらえると嬉しいです。
※写真、写真NGの人が多くて・・・💦一組だけアップしました。
2025年
7月
27日
日
先日、リピテションクラス終わりました。
超久々の方も参加してくれました!
で、今回はちょっと違った観点からコメントを・・・。
当アクターズワークスでは、どのクラスでも一番最初に「疑問・質問・言い分、なんでもどうぞ」みたいなシェアの時間がある。
この時間で、今回
「演技に事とは関係ないんだけど、最近のハラスメントのことで、後輩との接し方に苦労しているんですが・・・」
と。
あらら・・・
もちろん本来、そういうコーナーではなく、「緊張してます」とか、「次回の舞台の稽古で演出家に○○のようなダメだしされたのですが・・・」など、演技についてなのですが・・・。
でもでもでも・・・・
で、私の回答。
「○○くんの個人的事情は、ま、個人で解決していただくとして・・・」と前置きしたうえでですが。
いろいろなハラスメントがあるけれど、それが起きる大きな要因の一つに「相手を見ていない」ということがあると思う。「見る」というのは世間的には「相手の状況を理解する」ということになるのだが、こちらでいうと「相手を感じ取る」ことに繋がっている。
ハラスメントを行う時の人間は、自分の意見・言い分ばかりを優先しているのではないか。
パワハラやモラハラでは「自分は正しい」「自分は正義だ」とか・・・。
確かに正しいかもしれないが、相手の言い分は?都合は?気持ちは?
それをわかったうえで、あえてその自分の意見を言うなら、それは議論になっていくだろうが、相手を無視して強行すればハラスメントになっていくのでは・・・。
ここで、ウチで練習しているリピテションというのは「相手が何を感じているか」を感じ取ることの練習なのだ!
現実社会でもそうだが、演技はもっともと一方通行にならないことが重要なのだ。
私は別にクラスで人生相談しているわけではない。
そんな偉くもないし・・・。
ただ、本当に「演じる」とは「人間」を理解していくことにほかならない。そう考えると、どんな人のどんな言動も大事な教材なのだ!
「ハラスメント」が描かれている場面で、自分の役がパワハラをやっちゃう人の役だったら、どう演じるか・・・。
相手を自分の力でねじ伏せるようにセリフが言えたら、もしかしたら素晴らしい場面になるかも。
そして、その役の人物が「ハラスメント」を行ってしまうに至る状況とは・・・どんな背景があるのだろうか!
役者にとっては「人生」そのものが「教材」ですね!!!
いやー、やっぱり人間は面白い!いとおしい!
そのスタートであるエクササイズクラス。
次回は9月です!
ご興味ある方々、ぜひぜひご一報ください!!
2025年
7月
15日
火
先日、無事キャラクター&シーンが終わりました。
今年になって、エクササイズクラスにたくさんの方々が応募してくれて、そして次々とレッスンに応募してくれ、連続しての開催になりました。ありがたいことです。
今回は、前回キャラクタークラスにいらっしゃった方が直行でシーンへ!という方々で、シーンがたくさんあった。
今回は、「台本の主題」と「俳優の演技」関連について書こうと思う。
主題・・・テーマ・・・作り手(作家・演出家)がお客様に伝えたいこと。
マイズナーテクニックっていったら感情表現ばかりフューチャーされるが、私が初めてこのレッスンを受けた時に感動したのは、このキャラクター作りと台本の読み込みの圧倒的な「理論」だった。
今では、俳優のための演技論もたくさん紹介されているのだが、なんせ昭和~平成前半だったからねぇ。
演出の先生にダメだしされて「どうしたらいいんですか?」と質問したら、「盗め」と言われた。ダメダメだったアタシはどうしたらいいのよ!!!!って気持ち。
確かにその感性も必要なのはわかるが・・・。
テーマ「台本の主題」とは・・・
例えば鬼滅の刃。
(私、いくつかしかみないアニメの一つで、結構好きなの・・・うふふ)
大正時代。「鬼」が出てきて、剣士たちが人間を鬼から守る・・・というストーリー。
これを見て・・・っていうか、初めて見た時がなんせコロナ禍だったから、主役の少年・炭治郎が「あきらめるなーーー」と叫んで頑張る姿はを見てオバサンも、「う、アタシも生きなければ・・・」なんて思ったのですよ。(笑)
見ている人が「自分も頑張らないと」と思える。
これが「テーマ」
役者は自分の役をやる時に、それに従って「役作り」をやる・・・ということみんなよくわかってると思う。
それは、自分の役の背景を理解すること。
役の背景とは・・・
この役が、こうなる理由。
例えば炭治郎。
山で炭焼きをしてのどかに暮らしていたが、家族全員を鬼に殺され、妹も鬼にされてしまう。
見てる人が「そりゃあ、鬼をせん滅しようと思うよね」と納得!
鬼側も・・・。
例えば「遊郭編」というのに出てきた鬼。
貧乏で醜くて人から蔑まれて、ただ一人の肉親・妹を惨殺される。大正という貧富の差が激しい時代で人として扱われなかった過去が描かれる。
「そうか・・・。そんな人生だったら、もしかしたら僕も・・・」
これが役の背景。
役者はこれを読み取る必要がある。
これらは説明のために解かりやすい「鬼滅の刃」にしたけど、もっともっと読み取りが複雑なものもある。どんな台本でも、俳優は自分の役の背景を理解・共感するのがマスト!
「俳優の演技」関連
で、今回言いたいのは・・・「テーマ」を表現するように演じる。
「100通りの演じ方がある」とよく言われる。
じゃ、その100通りから、それを選ぶのよ???という話。
炭治郎の同期で実弥というのがいる。
炭治郎くんほど強くないので、炭治郎に反発しているし、鬼を食って怪我がすぐ治る体にして戦う・・・という禁じ手まで使う。
そして、炭治郎は正義の味方っぽいけど、実弥は性格の悪いし、根性の曲がったてコンプレックス強い。
青春ドラマとかでもよくあるパターン。
自分がこんな役であれば、その背景(実弥も、家族を鬼に殺されるという背景。)を作るだけでなく、この役が「テーマ」を表現するために必要なことは・・・?
お客様は「あきらめるな」のために、「鬼まで食った!スゴイ!自分も・・・」とはならないだろう。(笑)
ポイントは、戦いの中で反発していた炭治郎と協力し始めて一緒に鬼をやっつけること!その気持ちの変化。
「鬼を食う」のも炭治郎に反発するのも、自分が「弱い」というコンプレックス。
実際の鬼との闘いが始まって、一人ではなくチームで戦うことを身につけて行く。その過程をきちんと演じることが、テーマを表現することになる。
で、お客に納得してもらえるのはキレイごとではなく鬼との闘いはすさまじいもので、自分のちっぽけなコンプレックスなど言ってる場合じゃない!そんなことしてたらこっちが全滅!という「闘い」をきちんと描くこと。
このポイントを理解して演ずることができればお客様も「ああ、そうだよな、僕だって大した人間じゃない。コンプレックスにだらけで・・・。炭治郎にはなれないけど、『あきらめないーーー』」と思ってもらえることだろう。
そして、剣士の中にはいろいろな人がいて、みんなで闘っている・・・ことを描ければ、作品に厚みが出る。
お客様は「これ、面白い!」と思ってくれることだろう。
ちょっと例題に「鬼滅の刃」ってどうよ!とも思うのですが、色んな方がたにわかりやすく・・と思ってつい💦
たとえば、戦争物でもそのテーマが「戦争の悲惨さ、二度とこんなことを起こしてはいけない」なのか、「こんな参事があっても強く生きていく人間のたくましさ」なのか違うと思う。
その中で、自分の与えられた「役」をいかに客観的に読み取れるか・・・。
で、その役を、ちょっと軽い感じで演じるのか、重厚に演じるのか・・・どっちがより「テーマ」に生かせるのか・・・。
マイズナーテクニックは、私にそれを教えてくれました。
次回、エクササイズクラスは9月後半。
まもなく募集開始!
みんな、ファイト!!!!
2025年
5月
29日
木
先日、やっとキャラクター&シーンクラス終了しました。
大人数のエクササイズクラスからの、その参加者の方々が大量参加しまして・・・定員増加し、日程を一日増やし、時間も大幅に伸ばしてやっと終了いたしました。
って、それはいいんですが・・・
途中、5月なのに30度越えが3日ほど・・・自律神経のか弱いワタクシはめまいするやら胃腸不良やらで、コロナ後初めて東京でタクシーに乗ったとさ。。。
もう!!!いい加減にしてぇ~~~!
誰が悪いのぉ~~~~!
今年も猛暑のようで・・・皆様、お体にお気を付けて・・・。
キャラクタークラスは、お馴染みの丸ごと個人情報の身内のキャラクターを取材する激ハードバージョン。
これも、レッスン当初から新国立劇場研究所時代でも、何人も何人もいらっしゃる
「柚木さん、俺、親に役者反対されて、10年くらい音信不通なんですけど・・・」
という人たち。(笑)
それでも言います!
「ダメ、取材して!」
今回も、若干名いらっしゃいましたよ!
昔ですが・・・こういう方いらっしゃました。
親へ取材を悩みに悩んで決断できず、時間ばかりが経って、もう切羽詰まって、キャラクターチャートという取材のシートを黙ってFAXで父親あてに送り付けたら、数日後、深夜バイトから帰ったら家のFAXが巻物のごとく回答が来ていた・・・。
もうびっくり!と言ってましたが、やはり、どんなことであれ子供が自分に興味を持ってくれるなんて、嬉しくない親はほとんどいないのですヨ。
今回もそのパターンの方が・・・って、今はラインですけどね。(笑)
稽古が始まって、私に背中を押されてラインで情報を送ったら2日くらいか後、稽古場で
「返信、来ましたぁ~」
と発言。
稽古場全員、拍手!(笑)
ここで興味深いのは、子供は家庭での親はよく知っているけれど、親御さんがサラリーマンなど外で働いている場合、その時の顔を全く知らないことが多いということ。
家の中では威張っていても、会社では腰も低く、下手な冗談を言いまくっているとか・・・
その役の人物像は、外の世界の方が本人らしかったりもしますよね。
その役者さんは
「外の情報を初めて知ったので、色々、最終の『この人の人生で大変だったこと』のチョイスが全く変わってしまう」
と言いました。
家の中の仏頂面も、何とか職場でのあれこれの大変さを家庭に持ち込まないよう、一生懸命だったりするのです。
そこを体験できたのが素晴らしい!!!!
台本の人物も、そのお話が会社でのストーリーであっても必ず別の顔があることを忘れないようにしてくださいね。
シーンクラスでは、私もなるほど・・・と思わされる出来ごとが・・・。
その役者さんのシーンがどうしてもうまくいかず、私もそのコも理由がわからなかった。
リピテションは上手くいっている人なのに・・・
「もう、どうしていいかわからない・・・」
と言われ、私も困り果てて・・・。こっちも苦しくなり・・・。
で、最後の最後で
「私は体育会系育ちで、劇団も上下関係キビシイ完全昭和状態だった。とにかく怒られないように・・・。台本に「怒る」と書いてれば怒れるように・・・。演出家に嫌われないように過ごしてきた。ここではそんなことは必要ないとわかっていても、無意識にそうは出来なかった」
と話してくれた。
あのド激しいエクササイズクラス、ひっくり返りそうなダメージのキャラクタークラス、それを超えて、ここまで来てそんなことあるんだ!!!
ちょっと、愕然とした。
それほどまでに習慣って大きいんだ!!!
もちろん、「この稽古場は安全だ」とわかっていても現場ではなかなか・・・という事は多々ある。
演出家によってタイプは様々だし、なにより、作品作りというのは本番まで時間制限があるので、そりゃ「出来」ないと困るさ。そのプレッシャーに耐え、たくさんのスタッフや共演者の目の中で演じつ行かなくてはならないのだから。
とにかく、それを発見してからのそのコの演技ののびのびした感じは、忘れられない。
みなさん、まずは自分が本をちゃんと読んで、きちんと自分で練習したうえで「私はこう表現したいんだ!」ということを、勇気をもってやりましょう!!!!
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!!!
ですよ。
ファイト!!!!
================================
フォトギャラリー キャラクターチーム
================================
フォトギャラリー シーンチーム
2025年
4月
17日
木
先日エクササイズクラスが終わった。
久々の大人数!(何が起こったの???笑)
連休明けから、キャラクター&シーンクラスが始まるのだが、こちらも早々定員に達しその調整が大変だったのでブログが遅くなってしまった。
エクササイズクラスの内容とかに関しては、これまでもその都度書いてきたので、ちょっと置いといて…今回はちょっとした自
ウチのレッスンは、毎回、最終日にシェアして、一人一人「自分の課題はどうだったかクリアで
その時に、なんと2人から同じことを言われた。
「柚木さんの事は、信用できる。さらけ出しても安心だと思えた・・・!」
きゃー! ⤴⤴⤴(上がる、上がる、上がる!)
私は、実は相当なテレ屋だ。いやいや、プライドが高いだけなんだけれ
とは言え、ハラスメント問題が取り沙汰されている昨今、ト
「これってハラスメントになるの?ならないの?」
その挙句、ブラック企業ならぬホワイトすぎる企業が登場し、若者
どないせぇっちゅうねん!!!!
おじさんとおばさんはため息しかない。苦笑
演劇を活用して、こういうコミュニケーション問題を打開していく
結局は、お互いの信頼関係が構築できるかどうか…と言うところに
私の師匠、キャリーさんに言われたことがある。
人は自分を信用しなければ、絶対に自分の言う事は聞かない。俳優
ずるい言葉かもしれないが、やはりここに尽きると思う。
このエクササイズクラスのトレーニングは、まだ台本を扱わない。エクササイズクラスの中で「役」になることはない。
だからこそ、とてもプライベート内容になる。
よりセンシティブに・・・。
ある「感情」「衝動」を表現できない状態は、子供のころからの長い間の「習慣」の積み重ねなのだ。
例えば、最近のワカモノに特にみられる特徴だと思うが、「はみ出さないようにする」
仲間からはみ出すことをとても恐れる。
妙に仲良しなのだ・・・
イジメが陰湿になり激しくなっていると聞く。SNSの影響が大きいようだ・・・
その結果、自分が感じていることがストレートに言えない。
それが積もり積もって「怒り」になっていたりする。それに気づかず、感情が出せない。
この社会的問題はちょっと置いとして、俳優としてはそういうことの積み重ねが、その人の俳優としての言葉を空虚なものにし、ひいては存在感を希薄にしている。
そこに立ち向かうレッスンだ。
このレッスン期間は、心はとてももろくなり不安になったりする。
社会を生きているために手に入れた鎧を脱いだ状態だからだ。
そんな中で自分をわかってくれる人がいる…それは大きな力だ。
そう思ってくれたから、信頼してもらえたようだ。良かった。
いや、その結果、いい役者になってもらえたら・・・
昭和のおばさんにできることだったら、できる限りやるよ!
だから、1人でも多く、まっとうな方法で(早く日本はオーディシ
私も負けないぞ!頑張ろうっ・・・と。
で、連休後のキャンペーン&シーンクラスも引き続き大人数。キャンセル待ちまで出ている。
嬉しい限りだが、こっちも責任重大!
さあ、みんな、今度は頭・脳みそを戻して、しっかり調べて考えて・・・!
芝居、やるぞーーーーー!!!
2025年
2月
27日
木
急日程のキャラクター&シーンクラス終了。
なんか、私、いつもバタバタしている。
今回は、何度も出ている人と初シーン組に別れていて、私としても発見が多かった。
まずは、何度も参加のメンバー
本当に成長が止まってて、、、笑 (これを読んだら怒ってるかも…笑)
でも今回、何かを突破した!
そんな時、人は理屈じゃない。顔付きや言葉の端々が変わる。内側から何かが滲み出してくる。
ああ、苦しかったんだろうな。。。
嬉しい
私は、心からほっとする
こっちの言い分だけど、苦しんでいる役者相手に「違う」と言い続けるのは、楽じゃないのよ、、、
私も役者なので相手の気持ちは分かりすぎて、、、
俳優が直面する壁は10人いれば10通り。こっちは「え?!ここで止まるの???マジか!なんでよ!」となるのだが、その俳優の個性、環境(つまり、どういう仕事やレッスンを受けていて、普段何を言われているか…)。もう千差万別。最終的には本人が見つけ出すしかない。私はその手伝いしかできない。
「待つ」のみ!
とにかく、スキルを手に入れて現場に羽ばたいてくれる事を願うのみ!
で、新人チームですが、、、
二つに分かれる。
すでに現場経験や、色々なレッスンを経ている人は、もう何が課題か…ぶっちゃけ言えば、今までどんなダメ出しされて来たかわかっている。
それを克服したくて来ているのだ。
だけどね、頭ではわかっているけど、これが中々出来ないのよねー 笑笑
ほぼエクササイズクラス的な要因の場合が多い。
こういう役者さんは、それを乗り越えれば、芝居の経験はあるのでスラっと成長する。
打ち上げでは、自分で納得いくまで出来なかったのだろう「もう、何が何だかわからない!」と落ち込んで、先輩メンバーに「僕もそうだった」話を聞かせてもらっていた。
頑張れ!頑張れ!乗り越えろ!!!
それを超えたら新しい美しい草原がキミを迎えてくれるのだ!!!
そして、演技も新人さん。
こちらは、何をやっているか終着駅をミッシングしていた。
エクササイズクラスでは、普段表現できなくなっている衝動・感情を…。
キャラクタークラスでは、人には誰もかれも歴史がありドラマがあることを学習する。台本の中に出てくる役はなぜそんなことになっちゃっているのか、なぜそういうことをやるのか…その理由と共感し演られるように学習する。
その積み重ねの上でのシーンクラス。
ところが、その日その日の私のコメントで、それだけにとらわれ、結局表面的な結果になってしまった。
例えば、ある時は深い感情が表現できて、「よかった」となって、「でも、キャラクターが、なんかいい子過ぎるよね」みたいになったとしたら、次回はキャラクターいいのだけれど全然切なくないじゃん!!!…という感じ。
これも舞台の稽古場なんかではあるあるだ。
「一個だけできればいいってもんじゃない!」(笑)
そして、役者はつい無難な演技をする。演出家にダメ出しをされない演技を・・・・
つまんないじゃん!!!
まず、自分を表現しないと・・・
誰がやってもいいっていう演技になっちゃうよ。
奇をてらって…ではない。丁寧に積み上げてこそお客様に感動してもらえると、私は思っている。
頑張れ、ワカモノ!!!
いつもよりももっともっと怒涛のキャラクター&シーンクラスだった。
でも、やっぱり「芝居は面白い!!!!」
みんな、懲りずにまたやろうぜ!
次回キャラクター&シーンクラスは連休明けの予定!
レッスンに興味を持っている俳優の方々、ぜひ一緒にやりましょう!
エクササイズクラスは3/24からです。
まだまだ定員空いてます!(笑)
急日程のキャラクター&シーンクラス終了。
なんか、私、いつもバタバタしている。
今回は、何度も出ている人と初シーン組に別れていて、私としても発見が多かった。
まずは、何度も参加のメンバー
本当に成長が止まってて、、、笑 (これを読んだら怒ってるかも…笑)
でも今回、何かを突破した!
そんな時、人は理屈じゃない。顔付きや言葉の端々が変わる。内側から何かが滲み出してくる。
ああ、苦しかったんだろうな。。。
嬉しい
私は、心からほっとする
こっちの言い分だけど、苦しんでいる役者相手に「違う」と言い続けるのは、楽じゃないのよ、、、
私も役者なので相手の気持ちは分かりすぎて、、、
俳優が直面する壁は10人いれば10通り。こっちは「え?!ここで止まるの???マジか!なんでよ!」となるのだが、その俳優の個性、環境(つまり、どういう仕事やレッスンを受けていて、普段何を言われているか…)。もう千差万別。最終的には本人が見つけ出すしかない。私はその手伝いしかできない。
「待つ」のみ!
とにかく、スキルを手に入れて現場に羽ばたいてくれる事を願うのみ!
で、新人チームですが、、、
二つに分かれる。
すでに現場経験や、色々なレッスンを経ている人は、もう何が課題か…ぶっちゃけ言えば、今までどんなダメ出しされて来たかわかっている。
それを克服したくて来ているのだ。
だけどね、頭ではわかっているけど、これが中々出来ないのよねー 笑笑
ほぼエクササイズクラス的な要因の場合が多い。
こういう役者さんは、それを乗り越えれば、芝居の経験はあるのでスラっと成長する。
打ち上げでは、自分で納得いくまで出来なかったのだろう「もう、何が何だかわからない!」と落ち込んで、先輩メンバーに「僕もそうだった」話を聞かせてもらっていた。
頑張れ!頑張れ!乗り越えろ!!!
それを超えたら新しい美しい草原がキミを迎えてくれるのだ!!!
演技も新人さん。
こちらは、何をやっているか終着駅をミッシングしていた。
エクササイズクラスでは、普段表現できなくなっている衝動・感情を…。
キャラクタークラスでは、人には誰もかれも歴史がありドラマがあることを学習する。台本の中に出てくる役はなぜそんなことになっちゃっているのか、なぜそういうことをやるのか…その理由と共感し演られるように学習する。
その積み重ねの上でのシーンクラス。
ところが、その日その日の私のコメントで、それだけにとらわれ、結局表面的な結果になってしまった。
例えば、ある時は深い感情が表現できて、「よかった」となって、「でも、キャラクターが、なんかいい子過ぎるよね」みたいになったとしたら、次回はキャラクターいいのだけれど全然切なくないじゃん!!!…という感じ。
これも舞台の稽古場なんかではあるあるだ。
「一個だけできればいいってもんじゃない!」(笑)
そして、役者はつい無難な演技をする。演出家にダメ出しをされない演技を・・・・
つまんないじゃん!!!
まず、自分を表現しないと・・・
誰がやってもいいっていう演技になっちゃうよ。
奇をてらって…ではない。丁寧に積み上げてこそお客様に感動してもらえると、私は思っている。
頑張れ、ワカモノ!!!
いつもよりももっともっと怒涛のキャラクター&シーンクラスだった。
でも、やっぱり「芝居は面白い!!!!」
みんな、懲りずにまたやろうぜ!
次回キャラクター&シーンクラスは連休明けの予定!
レッスンに興味を持っている俳優の方々、ぜひ一緒にやりましょう!
エクササイズクラスは3/24からです。
まだまだ定員空いてます!(笑)
2025年
1月
21日
火
2025 ファーストコンタクト!(笑)
エクササイズクラスが延期になってしまったので、しゅんとしていたのですが、リピテションクラス大盛況!!!!マックスの人数で開催!!!
何が起こったの??!! 天変地異、起こらないでね!爆
数年ぶりの方々も参加
地方で数年にわたり劇団をやっていた役者さんがカムバック
エクササイズクラスだけしか終わってないけど、もうオーディション受けまくりで頑張ってきた人
みたいな方々と、去年くらいから常連となって精進していた人たちのコラボリピ!
継続チームも久しぶりチームも、現場でスキルアップしてくれてました。
みんながエクササイズクラスでたどり着いたところからさらに深い表現へ進んでくれていて、最高な出だしでした!
もーーーー、新年、明けましたぁぁぁ!おめでとうございますぅぅぅ!
複数人数のリピテションも復活しました。
基本、2人でやるリピテションも複数人になると、それだけで人間関係が出来、個々の感情表現も豊かになっていきます。
3人いて、関わりあうってことになると、2対1みたいになって、
「こっちむいてぇ!さびしいぃーーー!」と大声出してくれたり、わざとこっちの人を奪っちゃうヤツが出てきたり・・・・
それだけで面白い!!!!
お客様は、「ったく、人間って!」という「うふふ」な気持ちになる。
表情たっぷりの写真集をお楽しみください!
新年の素敵なスタートが切れた。
俳優の皆さん、色々大変な時代になって来たけど、、、頑張ろう!!!!
止めないならやるだけ!!!!
2025年
1月
04日
土
2024年
12月
24日
火
暮れも押し詰まって、懲りずにリピテションクラスでした。
さすがに少人数で、しかもみんな忙しく、遅刻や途中で体調不良早退など。
なんか、今の日本を投影した感じ・・・苦笑。
でも、なんか、スゴカッタ!
2024年を記念して最後の花火を打ち上げたかのような、激しいリピテションでした。
「今日って、ディープだっけ?」(笑)
ただリピテションなのに、怒号、号泣が乱れ飛び、悪魔の笑いが響きわたる💦
みんな、何があったの!!!!
って、冗談はさておき、今年熱心に通ってくれた人たちだったので、「開いて」いる。
今までよりもう一段階深いところへ進んだ気がする。
何度も書くが、「泣く」とか「怒る」が出来ることも大切だが、その結果、その俳優のほんとの顔が見えてくる。
プライドとか、社会的な顔が取れたまさに素顔。
それが俳優として何より魅力的だ。
一人の役者さんが、別の演技レッスンも受けている話をしてくれた。
私はよく知らないのだが、感情には着目しないで「身体が語る」ことを基礎とする(すみません、こんな感じの説明だったと思う)。
その先生に「身体から全然、訴えてこない」と言われた・・・と言った。
マイズナーでは、感情を言葉にして出すが、これは言葉で出さないようにして、身体からにじんで出る・・・ということをやるので、ずいぶん違うなぁ・・・と思ったそうだ。
いやいや、私に言わせれば違わないでしょ!
それを説明した。
こっちでも体を「緩める」というのはずいぶんやる。
感情というインナーの衝動を体・言葉に繋げて、表に出す・・・ことをやっている。
おそらく、彼女の言ったやり方は、同じことの過程の中で「言葉に出す」をやらず、身体で表現することをやっているのだと思う。
体の方が正直でストレートだからね。
※掲載した写真をご覧ください。
リピテション中の役者さんは、まるで、打ち上げでみんなとワイワイやっている時と同じように、それに近い、リラックスした体をしています。
なぜ、そのコが「違う」と思ったか。
それが彼女の課題なのだ。
やはりこっちでも、自分で体を緩ませてインナーを表現することは苦手なのだ。
そこをわかってくれたらなぁ・・・・嬉しいんだけど。
久々に書きますが、
「演技レッスンにいい・悪いはない!
自分に必要ならどんなものでも、それはいいレッスンだ!」
そして
「まっとうなレッスンなら、入口は違っても必ず同じ頂上にたどり着く。」
俳優の皆さん、自分が「必要」と思ったら、結果が出るまで何があっても続ける!
これしかない!
みなさん、一年お疲れ様でした。
来たる2025年も、がんばっていきまっしょい!!!
ちなみに 1~2月エクササイズクラス 絶賛募集中です!
ご興味のあるみなさん、ぜひぜひ!
お待ちしております!!!
2024年
12月
05日
木
今年も最後のキャラクター&シーンクラスが開催出来ました。
今回は4人のキャラクタークラスの参加者。
見学に来てくれた見学メンバーの一致した意見、「やっぱりキャラは重いですね~」(笑)
それは、生きている人間には誰にもがドラマがあるということ。
この20年、「実在の人物を演じる」というレッスンを続けていて、参加俳優さん方が、もうそんじょそこらの連ドラに負けないくらい生々しい経験をしている方々を見せてくれました。
実在の人物、多くはキャストの家族を演じています。
これまでの20年で、、、
第二次世界大戦、日本が無条件降伏し、その情報もよくわからないまま満州から引き揚げたおじいちゃん。後ろからソ連兵が追いかけてきていた・・・
新興宗教団体に老後に資金を全部寄付してしまった母親。
リーマンショックで自分の会社が潰れて自殺した父親。
などなど
本当に参加俳優の家族だったのです。
そのレベルのスゴイ家族を、昭和の私は「火サス」チームと呼んでいます。(昭和の「火曜サスペンス劇場」くらい劇的…という意味)
その人々は、参加俳優さん方の2~3割も・・・。
考えてみてください。
そこにいる人々の2~3割はニュースのメインになってもおかしくない人生なのです。電車に乗って同じ車両に10人いたらそのうちの3人くらいは、こんな感じの人生を背負っているかもしれないのです。
そう思うと何気に見ているドラマや映画がどれほど身近なものか・・・!
そこまで「劇的」ではなくても、普通に生きている人間には、人生で一回くらい「死にたい!」と思う事はあるはずです。99.9%死なないけど!
「消えてなくなりたい」「なんでこんな親のところに生まれたんだろう!」エトセトラ・・・
失恋、いじめ、死別、事故・・・
人はみんな、そんな思いを心に秘めて笑っている。。。
このキャラクタークラスを経験していただくと、そんな「人間のドラマ」を体で実感して台本を読めるようになっていけると思います。
それを通過しての、シーン。
今回は5名。
革命後の復讐劇や引きこもりの娘の将来を案じる、キャラの濃い母親などなど。
革命さえなかったら、この人たちは普通に生きていた・・・でも・・・
まずは、みんな「普通」の人たちなのです。それを見失わないで演じていかなくてはあなりません。
人はみな、「そんなひどいことはやりたくない」と思っていても、「やらなくては自分がやられる」「身内がひどい目にあった」「つい魔が差した」「こんなになるとは思ってもいなかった」・・・
気が付いたら「普通」の自分が、他人を殴っていた、女を強姦していた、盗みを働いていた・・・
(アレ?それって最近の「闇バイト事件」でよく聞く状況・・・って思いませんか?)
その台本のような状況になるのです。
そこをブレずに演じることがいかに大変か・・・!
「引きこもりの娘の将来を案じる母親」と聞けば、「いい母」「気の毒」なんて思うじゃないですか。でも・・・その母の性格は・・・超ウザい!ああ!(笑)
あるある・・・・これがリアルだと思いませんか?
そういう人、私の身近にもいます(笑)。
「生きる死ぬ」ではなくても、登場人物の心は大きく動いている。
いや、「生きる死ぬ」でないから、台本からその繊細なドラマを読み取り、演じるのはとても難しいです。
かれらの人生を体に落とし込んで、お客様の前に存在する!
それが出来れば、お客様の心をも動かくことができます。
今回、3名の見学者が来てくれました。
多くのシーンで、「息が詰まった」「はーーー深呼吸したい」「いいキャラだった」との感想をいただきました。
そんなキャラシーン。
見学メンバーも合流して、打ち上げ、大騒ぎでした!
エクササイズ以上に、なんだかわけのわからないところが開いてるっていうか、ナチュラルハイっていうか・・・、もううるさいうるさい(笑)
見学の方々もなんか、役者チーム以上にハイでした(爆)
今回は、そのハイな打ち上げ中の写真もアップしてみました。どうぞ見てやってください。
2024年
10月
28日
月
久しぶりのディープ1エクササイズクラスを開催出来ました。
コレ、毎回言ってますが、ディープはディープでした!
そもそもウチのワークショップは
「泣けない」
とか
「セリフに真実味がない、嘘っぽい」
とか言われることに対応出来る練習です。
演じていてなぜ「泣けない」のか?
・・・そりゃ、フィクションだからそんなに都合よく悲しくなんかなれないよね!
って、全くその通りなのです。
2024年
10月
20日
日
舞台のお仕事も終わり、リピテションクラス再開です!
久しぶりのメンバーさんが来てくれました。
そして、いつものメンバーの方でも、新たな自分の行動を発見したり・・・
やはりリピテションは面白い!人間の行動は深い!
今、ディープエクササイズクラスが始まりましたが、俳優にとって人間の「オートマチックな行動」に向き合う事の大切さをあたらめて感じます。
それは、対、相手との距離の持ち方・・・とでも言いますか・・・
つまり、我々役者は今日会った他人と「恋人役」とかやるワケです。
「私は役者だから、どんな相手でも平気!」な~んて、はっきり言いますが、嘘です!
そんなワケない!!だって人間ですもの。
本当は「私、こういうタイプの男性、苦手なのよね・・・」とか、ちゃんと「感じ」ている。
でも、なかなかそれが自覚できない。
それは、役者の心理としては「やらなきゃダメ、仕事だもの、出来ないなんて言えない・・・!」
だから自分で自分をごまかしていく。
そうすると魅力的な演技にならない・・・
大事なことは、まず、「私、この人苦手」ということを自覚できること。
そこから、色眼鏡をかけず、その瞬間瞬間の相手を本当に感じ取って、ゆっくり相手との距離を掴んでいくこと。
同じ目標を持っているもの同士、どこか共感できるところは必ずあるはず!
久しぶりに来てくれた役者さんが「最初より全然改善されている」と言ってくれました。
しっかり、今の自分を自覚して挑んでくれたことが嬉しかったです。
で、今回も、ちょっとだけ台本、やりましたーーー!
今回のテーマは、長ゼリをどう聞くか・・・!
今月初めまで、シェイクスピアやらギリシャ悲劇のセリフがちりばめられたワケのわからないタイプの難解系芝居に出演しておりまして・・・
「長ゼリを聞く」というのを死ぬほど練習いたしました!(笑)
その成果をおすそ分け!
ちゃんと聞いている人の存在の仕方は素晴らしかった!!!!
来月からのキャラクター&シーンクラスに活かしていきたいと思います。
2024年
9月
03日
火
9月に私が舞台の稽古中で出来ないため、8月2回目~~~~!
続けて参加してくださる俳優さんは、やはり伸びる。
どのレッスンも同じだろうが、継続は力なり!だし、鉄は熱いうちに打て!ということだ。
そして、面白い!!!!
人間が生き生きと動いている。
これを台本で出来るようになって欲しい!!!
で、最近人数が参加少ない事と、ウチのワークショップは「プロのための・・・」とか看板を掲げているので、みなさんオーディションやら舞台本番やらをやりつつ、参加してくれている。
そのためにも、メンバーをみつつリピテションクラスの後半、短いセリフを使ったゲームで、台本のシーンに、このリピテションというのがどう生きてくるか・・・という練習を組み込んでいる。
今回はほんの半ページのセリフを使って、相手を説得するという練習をした。
感情をバンバンぶつけるのではなく、「やり取りする中で感情も生まれてくる・・・という事」が出来るだけ明確にわかる場面を頑張って選んでみた。
いや!やはりリピテションが上手くいっている人たちのシーンは面白い!
どんな場面もそうだが、
役の人物で、その場に居て、相手と交流!これが出来ればとりあえず「おっけー」ですよね!
それを妨げるものとして、
①俳優個人の緊張とか・・・自意識とか・・・
②台本の読解が出来ていない・・・
③なんなら、セリフ覚えてない・・・・かぁ(笑)
3つ目は「覚えろよ!!!」で終わりだが、①と②は職業訓練が必要。
言わせていただけるなら、2つ目は演出家とか監督とか、誰かが説明すればかなり理解が出来る。だが、そこから自分の体に落とし込んで、役として立ち上げていく・・・・これが専門職たるゆえんだと思う。
ウチのワークショップは、①の部分に特化したエクササイズクラスを用意して、そこから台本に向けて発展させていく練習方法だ。
だから、短いシーンなら「読解」とかはさほど問題ではない。リピテションが上手くいっていると、そのシーンは面白くなる。
リアクションの取り方もわかってくる。
相手のセリフに「反応」していれば出来るのだから。
これをやっていると、演技初心者の人が今まで「ここでうなづいてもいいのかな・・・」とか、なぜか思っていたのが、嘘のように自由になってくる。
いいぞいいぞ~~~~
みんな、オーディション受かれぇ~~~~~~!!!!!
10月は楽しい楽しいディープ1エクササイズクラス。(ディープですよぉ~)
11~12月にキャラクター&シーンクラス。
来年の1~2月にエクササイズクラス。
見学歓迎!!!!
楽しいです!!!!キツイけど・・・・(笑)
2024年
8月
07日
水
前回のエクササイズクラス終了後、初めてのリピテションクラス。
前回初参加メンバーが何人も来てくれました。
その人たちが、全然戻っていない、むしろ進化していて・・・感動!!!
で、私のスケジュールの都合でしばらくリピテションクラスが出来ないかも・・・という事情で、「目的」のゲームからの、ほんの短いシーンへの移行の練習を入れてみました。
そのときにも、エクササイズで手に入れた個性を失わず、さらに相手とのやり取りもちゃんとできて「セリフ」言えました!
印象的だったのは・・・
〇俳優1:とってもしっかりした感じの女性
エクササイズでは、その人の弱い部分、「怖い」とか「つらい」みたいな・・・、これらは普段出さないので、演技してもなんかムダに頑張っている、力入ってる感じ。
その彼女が、「怖い」を隠さないで演じてみると、なんか弱いんだけど一生懸命なキャラがすんなりやれた。いやいや全然セリフ通りだよ!オーディションならなんかすごく印象的。
〇俳優2:真面目な感じ?自分を出さないと言われていた若手新人
エクササイズ中、特にシェアしているとき、そこコがおもしろいと感じる人にツボるようになった。
ゲラだったのだ!
ちゃんとしてないと「変なヤツ」と思われると、無意識に抑えていたようで・・・
その彼、リピテション中には「涙ながらに相手に要求する」「絶対引かない」状態に入り、相手に「めんどくせー」を連発されていた。場内爆笑!
セリフでは、なんだか自己中な、めんどくさい、自意識過剰な、すぐマウント取りたがるワカモノを「演じ」られた。これもセリフ通り! そして場内爆笑!
役者の個性が爆発してくれて、嬉しいよーーーー
ちなみに、9月のリピテションクラスはお休み・・・ですが、代わりに8月29日にもう一回やるよーーー!!!
2024年
7月
19日
金
終わりました。。。
もう!!!7月初めから35度って何!怒
ただでさえウチのエクササイズはみんな死ぬ思いなのに・・・!
2人ほど途中、熱中症っぽくなりました。
と、1人は押しとどめていた感情をさんざん出しまくったら、すっかり元気、イケイケ状態でしたが・・・(笑)
エクササイズクラスは最近、いつもなんだか似たタイプの人が集まる傾向です。
今回は、みんな「おとなしいです、私」的なメンバーでした。
いやいや、こういう人たちに限って・・・
という私の20年の積み重た経験値は大当たり。
もう、エネルギー強い強い。
俳優目指してて「おとなしい」と、周りから言われてる人、そういう人はエネルギーをため込んでるんですよ。これを「出す」ことを覚えれば、私みたいに一見強そうに?しっかりしてるように見せてる人より数段エネルギー強いです。
そういう方々、「おとなしそうに見えて頑固」とか言われてませんか? (笑)
内在したエネルギーを出しまくった10回でした。
今回興味深い発言は、もう最後の方に差し掛かったころ、とある男性がシェアしているだけで泣き出してしまうように楽器が開いた女性を見て、「僕はそんなに急に感情を出すことができない」と悔しそうに言った。
私は「えーーーーー!!!??? ちょっと〇〇ちゃん」
と別の女優さんに声かけた。
そしたら悔しそうだった俳優さんが、「ぶっ!」と噴き出して大笑い。
いや、その彼のツボにはまる女優さんの顔を見ただけで、ただ顔を見ただけ・・・
「急に感情出るじゃん」
と私。
俳優くん、すっごい納得!
なんか、役者で「感情表現」と言ったら、「泣く」とか「激怒」とか、なんなら若手の男性諸氏は「殺人」とか「世界を救う」的な、つらい・・・負の・・・感情ばっかりに目を向けがち。
特に日本は「マジメ」なお国柄だからかもしれませんが。
いやいやいやいや・・・・
笑う、おちゃらける、アホ丸出し
大事大事!
アホになれないと役者は出来まへん!!!
その彼は、まだまだ俳優になって年月が浅い若手さんで、やはり「レッスン」に来る以上真面目に・・・という頭が働いていたのでしょう。
もちろん、真面目にやっていただかなくてはダメですが、その彼がツボってゲラゲラ大笑いして、いつまでも止まらないのを見てたら、こっちまで可笑しくて・・・。それはお客様に笑いを届けているのです。
無事全員元気で10回を駆け抜け、打ち上げは大盛り上がりでした。
久々に酒豪女子が揃ってて・・・。最近のワカモノには珍しい。
自称「おとなしい」女子は酒豪なのか???? (笑笑)
2024年
6月
14日
金
先日、リピテションクラス開催!
これはエクササイズクラスが終わった方々のキープアップクラス。
最近は、常連も増えたためにリピテションだけではなく、参加メンバーの顔触れを見て「目的」を入れたシアターゲームみたいな稽古も取り入れている。
これもなかなか楽しい!
基本的には、ここは「リピテション」を基本として練習する。
リピテションという練習方法はサンフォードマイズナーさんのまさに「グッドジョブ」!
世紀の発明だと思っている、少なくともとっては・・・!
演技にとって一番大切な「相手」「感情を伴った相手との交流」のためにこんなに的確な練習はないと思っている。(もちろん「すべての俳優に」なんて「絶対」トークをするつもりはないけれど・・・)
でも、そこから台本の演技にむずびつけるのが難しい人も確かにいる。
アクターズワークスのエクササイズクラスでリピテションを経験しただけで「今までわからなかったことが、もう雲が晴れるみたいだった。オーディションにも受かるようになった」という人ももちろんいるが・・・。
「感情」を出しただけでは「演技」ではない。
色々な俳優がいる。
旧大全とした演技方法で、自分だけで芝居を「お上手」にやるタイプ。
映像演技で、アップ撮る感じで一人でカメラ前で「泣く」とか「怒る」とかで「OK」と思っているタイプ。
「言葉」では表現できるけど、連動して身体が動かない人。
逆に身体は動くけど「声」が出ない人。
などなど・・・
人によってポイントは様々。
その役者さんのどの部分が、課題として残るか、それはその人それぞれだ。
昨日はたとえば、「身体が動かない」タイプの人がいて、これがなかなか面白かった。
「とにかくリピテション中に体のどこかを動かしていて!」というノルマを課してリピテションスタート!
いや、「動く」と思えばうごくのよ!
探っていくとやはり、身体を動かすとエネルギーが相手に伝わり、そしたら必ず相手からのリアクションが返ってくる。「それが怖いのよぉぉぉ~」とリピテション中に叫んでいた。
あきらめろ! わはははは・・・・爆
何度も言いますが、我々トレーナーは自分の信じる様々な演技訓練方法で声・身体から演技に結び付けようを懸命にやっている。(もちろん!)
俳優各自がそのことによって、自分の課題を見つけ、それをクリアするレッスンを選んで受講して欲しい。
その人一人一人の大切な人生だから。
パワハラ、セクハラに負けず、そんなトレーナーや演出家はあっさり無視して、自分の本当のキャリアアップに邁進していただきたい。
先日のリピテションで、改めて心に染みてきたことは・・・一人の女優さんの発言。
演出家に「〇〇さんは、なんでそんな風に役を解釈するの?違うよね。」と言われ、改めて「私が世界標準じゃないんだ」としみじみ思った・・・と。
エクササイズクラスを経験すると、自分の備わっている価値観とか、ものの見方がどういう状態かがよくわかるようになる。
その女優さんは、精神的にかなりハードな人生を歩んできた。エクササイズクラスでも泣きわめきまくっていた。
そんな彼女だから台本をもらった時に、自分の「役」を無意識に自分と同じだと思って読んでしまう。「親子関係ってそんなものだ」という価値観がしみついているのだ。
台本では「両親に愛されて幸せに育った」女性なのに、本人を投影しすぎてしまう。
だから演出家に「〇〇さんは、なんでそんな風に役を解釈するの?違うよね。」と言われるまで、自分のキャラクター作りの何が違うのかわからなかった・・・と。
そして、エクササイズクラスで発見したことを改めて「こういうことか!」と。
そういう事なんだよね。。。
もちろん頭ではわかっている。
役者はおそらく自分よりもハードな人生の役を理解する方が楽なのかも・・・。
「親を殺した」な~んて設定だと、もう、ずーーーっとそれを探り続け、やっと本番までに入口くらいまでたどり着く?(笑) そんな毎日を過ごすだろう。
逆は・・・・???
自分より幸せな生い立ち。。。
私も・・・、いや、私はそんな劇的な悲劇を背負って生きてきたワケじゃないのですヨ・・・、キャラクタークラスの時「親には文句はない。ほんとによくしてくれた。大好きだ。尊敬している。僕もああいう父親になりたい。」と言ったワカモノに唖然とし、どっか信じられなかった。(よっぽど性格が悪い?・・・笑)
台本を、出来事を俯瞰で見るって本当に難しい。
でも、それをこのエクササイズとリピテションがわからせてくれ、自分ではない「役」という人物の人生に導いてくれる。
なんて素敵な仕事なんだろう!!!
皆さん、暑さの中のエクササイズクラスは超ハードですが・・・ぜひ一緒にやりましょう!!!!待ってるよーーーー!!!!
2024年
6月
02日
日
今、エクササイズクラス募集中。
そしてとある所でワカモノたちの演技指導のお仕事をしている私。
エクササイズクラス募集中ということもあり、「エクササイズクラス」って何なのよ?という疑問にお答えするような解説文を書いてみようと思います。
アクターズワークスでは
エクササイズクラス → キャラクタークラス → シーンクラス
と3つの段階を設けている。
何故か?
それは、よくやられている「短い台本を使った演技のレッスン」の「ダメ出し」はごちゃごちゃしていてわかりにくいからだ。
例えば今流行ってる「野球」(大谷サンか?(笑))なら、
基礎トレーニング → バッティング練習 → ゲーム練習 からの 本番の試合
こんな流れかな?細かくはわからないけど・・・。
試合を勝ち抜くためにオフの時に、筋トレして体を作って(オオタニサンは「一回り体が大きくなった」とか言われてますよね)、その後バッティング練習でフォームを確認したり、投げてもらっていろんなコースの球を打つ練習してるよね。
体は出来てきたけど、フォームが良くない・・・とか、カーブが打ちにくいとか、
この選手はどこが弱点で何をしたからよくなった!ということがわかりやすい!
それに比べてなんで芝居の稽古はごちゃごちゃなんだろう?と私は思っていた。
レッスンと言えば演出家・監督が「キミはここが違うんだよ」とか「ここはいいけど、なんでここは出来てないの?」とか「この場面のこの役はもっとつらい設定だよね」などなど。
言われてることは頭ではわかるけど、どーすればいいのよ?!ってなる。
これをもって「ごちゃごちゃ」と言っている。
野球になぞらえて・・・
〇基礎トレーニング
演技の基礎って何だろう? 発声?身体訓練?
多くの考え方があるが、そこで私が学んだマイズナーテクニックでは「感情表現」と「交流」になる。
「感情表現」を様々なエクササイズが、「交流」をリピテション練習が担っている。
〇バッティング練習=技能トレーニング
全部がイコールではないけど・・・
ここを一応、「キャラクター作り」と「台本の読解」にしている。
〇ゲーム練習
これは間違いなくシーンをやってみる練習。
私がマイズナーテクニックのこのメニューに基づいたレッスンを受けた時、なんだかほっとした。
自分の欠点がどこなのか、すごくよく分かった。そこを強化していけばもっと上手くなれる!と。
演技を習得したいワカモノ、ダメ出しされて悩む俳優さん方も、自分のどこが肝なのかわかったらもっと上手くなると思わないだろうか!!!
雇われシーンレッスンで、教えてても思うのだ、「彼は自分の起こった感情・衝動をもっと出すことが出来たらこのシーンクリア!だって台本は読めてるもん」とか「いやいやいやいや、さめざめと泣けてるけど、それはただのアナタの個人的感情。台本違うだろ!」とか。
「感情・衝動」を出すのが苦手なら、集中的にその稽古すれば上達は早いだろう。
台本読めてないなら、読解に力を入れようよ!
とってもシンプルだと思いません?
役者って、オオタニサンのように100何キロ?の小さい球をほんの何センチの木の棒でぶっ飛ばす身みたいな普段しないことをしているわけではない。
素人でもわかる「私には出来ない技」と。
それに比べて演技って、「話す」とか「泣く・笑う」とか、ひいては「息をする」とか・・・普段人間が生きてて普通にやっていることの積み重ね。
その中で、普通の人が出来ないことを身に付けるのが俳優と言いう仕事。スタートからわかりにくいよね(笑)
ただでさえややこしい演技の中で、自分のしっかりの訓練すべきポイントをしっかり見つけて、「演技」という「技」を身に付けたい!
「きっと私みたいな人がちょっとはいるに違いない」と思い、私はこのワークショップを続けている。
俳優を目指すワカモノたち、世間の「タイパ」に負けずしっかり2時間の物語を演じられる俳優になろうぜ!!!!
2024年
5月
29日
水
キャラシーンクラス終了。
気候変動で、女子チームの体調がボロボロ(風邪、自律神経失調症、からの良性発作性頭位めまい症まで。なんで男はこんな中で元気なの!!!)・・・の中、助け合ってみんなで最後まで走り切りました。!
今回は、キャラクターの人はエントリーがなく、シーンクラス3組でした。
でもしぶとく来てくれている再々?受講組が多く、内容の濃いレッスンになりました。
ある人は自分の苦手なキャラに・・・ある人は大作に・・・チャレンジ満載でした。
特に嬉しかったバージョン2つ!
養成所で演出に「違う」ばかり言われてたコ。
天然タイプで、確かに自分の感情のコントロールはむずかしい役者さん。
エクササイズクラスではとても苦労していました。最初は相手をシャットアウトして引きこもるか相手を殴りそうになって威嚇するか二択(笑・・・いや笑ってる場合じゃ・・・)
そこから約1年半。
地道に執念深く通ってくれ、相変わらず自分のことを説明する言葉は下手ですが、シーンにおいては天性のカンを発揮!相手との交流は天才的!
だんだん細かい読み込みもできてきて、一つコメントすると次には必ずそれをクリアしてくれました。
そして、根が天然なので毎回新鮮で面白い事この上なし!
養成所でも「変わった」と言われているみたいで、「次は一緒にシーンやりたい」とオファーを受け、みんなから「最大の誉め言葉」と言われていました!!!!
よっしゃーーーー!るんるんるん!!!!
新劇から、一人芝居が多い役者さん。
この方もド天然で・・・
いや、マジで、、、天然の方って自分を社会に適応するために完璧に自分の感情を抑えて世間に合わせている方が多く、自分の正直な感情をオープンさせると暴走する人がたくさんいます。野生動物みたい。。。
読み合わせでは上手くいってたのに、立ちに入ったらイキナリ「昔の新劇(ディスってません!絶対!)風のお芝居」を始めた。
なにこれ~~どしたぁ~~~~ って感じ💦
大きな舞台の役者さんでいるタイプです。
まずは「普通にしゃべろう!」
映像の演技というわけではなく、目の前の相手にきちんとセリフを言って相手に言葉を届けるところから始める必要があります。
舞台は広い客席の後ろまで声を届けなくては・・・という思いから「大芝居」をする人もいます。それはちょっと誤解。(歌舞伎の方でも映像演技抜群の方はたくさんいっらしゃいますね!)
まずは相手との空間できちんと演じ、大きな舞台はそれを失しないで客席への意識をもってエネルギーを大きくしていくものと思っている。
そこから始めると、びっくりするほどの変化。
もう~~~~~出来るじゃん!
本人もびっくり(笑)
2パターンの「天然」
そういえば昔、そのタイプの人が「エクササイズ終わって野生に返る快感を手に入れたら、台本は檻だから、どうやって台本に合わせて自由に演じたらいいかわからない。」
と泣かれて、私もうううーーーっと考えて
「檻じゃなく、牧場くらいは広い。そこなら動物は自由に駆け回っている」
と言ったら、
「わかった放牧!!!! それなら出来る!」
と言って、それからは素晴らしく生き生き演じてくれたことがあった。
ずーーーーっと「放牧」って言ってましたっけ(笑)
天然の人って、そう見えない人が多いけど実はとても頭いい。前述のように、他者に説明するのが苦手なだけで、とても理解力にたけている人が多いです。
そこを見いだせたことは、私の自慢です!!!
るんるんるん!!!!
毎回この〆ですはありますが、やっぱり芝居は面白い!
これでなくっちゃ生きてるって言えない。
そんな役者さん方、ぜひぜひ一緒にやりましょう!!!!
※今回は受講俳優さんも写真に参加。大量写真集です!!!✌
2024年
5月
17日
金
先日シーンクラスがスタートしました。
どんな練習をしているか、お知らせしようと思います。
最初は
このクラス独特の 読み合わせ
リピテションからのシーンなので、相手との交流を最重視!
その読み合わせは・・・
まず、キャラクターを入れて、設定を理解しその状態になる。
※たとえば恋人とケンカするシーンなら、ケンカの理由を理解して、怒りの気持ちを感じ取る。
2024年
4月
26日
金
今年もショートシーンクラスを開催しました。
参加してくれた俳優さんが、最後帰る前に
「何かつかめた気がする」
と言ってくれた。
こういうのが最高に嬉しい!!!!
このためにワークショップとかやってんだよねぇ!
その役者さんは、あまり自分を言葉で説明することが得意じゃない人。
私は、シーンやった後とかエクササイズの稽古後で、「どうでした?」と必ず聞くんですが、そういう時「うーん、よくわからない」「なんかこう・・・」と言う言葉しか出てこない感じの、こちらでいう「動物系」の方。
勘で、感性で、芝居するタイプ。
その人がはっきりと「見え方が変わった気がする」「うまくいっているときは〇〇だとわかった」といってくれた。
よっしゃ!!!!
嬉しいよね、こういう時って・・・ニコニコ😊👆
ショートシーンクラスをやる目的は・・・
①当ワークショップは、段階を踏んでエクササイズクラス→キャラクタークラス→シーンクラス、と進んでいただくのでどうしてもシーンを演じるまで時間がかかる、それまでせっかくエクササイズなどで身に付けたことを生かせない・・・のも悔しいので、とにかく「演じて」いただく機会を増やすため。
②当方のカリキュラムでカバーできない、複数人数でのシーンや、「行動」に着目しての練習、などを入れる。
この2点くらい。
今回のポイントは、「大きな感情を持っているが、それを表にあらわさない」シーンの練習。
これも、マイズナーテクニックやらメソッドでは陥りがちの
「感情ばっかり追いかける演技になりがち」
の欠点をカバーするため。
二人のシーンにしましたが、どちらの役もしんどい背景を持っているが、表面は明るくしゃべるシーンです。
こういうシーンって、俳優が本当に空っぽだと、本当になーんにもない何だかわからない場面になっちゃうんだよねー(笑)
でも、やはり、台本の中で感情を爆発させてやり取りする場面より、こういうさりげない場面のほうが多い。こういう稽古も本当に大事だと思います。
芝居はゴールがないねー だから楽しい!!!!
少人数特訓だったから、またまた私も飛び入り!(笑)
※番外コメント
今回、役の片方が「あまりしゃべらないキャラ」
たとえばいわゆる「オタク」?
で、私がお笑いの「宮下草薙」っていうコンビの草薙さんのほうが、再現ドラマで構成されるクイズ番組で「突破ファイル」っていう番組があって、その中で草薙さんが出る「バイトシリーズ」があって、草薙さんはオタクの役、相手に必ずイケメンで出来のいい役のコとコンビっていうシリーズがある。草薙さんの決まり台詞が
「黙れイケメン!!!!」
って言うのがあって、ワタシそれが大好きで。こういう演技って俳優はできないよね・・・って話をしてたら、次の通しでそのキャラをパクるヤツがいて・・・
柚木「すぐパクるじゃない!ばかぁぁぁ!!!」
今ではパワハラワードですが、会場中(やった本人も)大笑い!
いや、楽しくていいんだけどねーーー 笑って溜息
2024年
4月
24日
水
4月のリピテションクラス、やりました。
少人数特訓となり、私も参戦!(笑)
リピテションには慣れた人たちなので、「目的ゲーム」をやりました。
リピテションはあくまでも基礎稽古。それが上手になるだけで「芝居」が上手くなるわけではない。
リピテションをやる意味は・・・
場面に流れる役の人物の感情を、俳優が感じ取れ、相手との交流で「動く」ようにする練習。
普通に「演技する」ことは、その感情の流れの上に「ほんとは怒っているんだけど彼女に嫌われるのが怖いので笑う」とか、「目立ちたくないから黙ってる」などの人間そのものの行動をやるのが演技!って説明してもいいと思う。
そして、その場面には役の人物が登場する目的がある。
例えば「プロポーズする」とか「仕事もらう」とか、もっと心理的なものでは「認めてもらう」とか。
「目的ゲーム」はリピテションからシーンに行く途中練習するようなもの。
相手と交流をなくさないようにしながら、自分に与えられた具体的な目的、「相手の頬っぺたにチューする」とか「靴を脱がす」とか、を果たそうと行動していくゲーム。
リピテションで培った相手との交流をなくさず、目的達成までの行動をしていくと、様々な葛藤やら感情の爆発やらの豊かな表現ができてたいそう面白い。
今回、急遽私も参戦した
自分のことを話せば、こんな感じの練習。
私は、相手の若手男性のジャケットを脱がす・・・という目的だった。
最初は、なんせワタシ、先生なので上から命令してみようと思いやってみたが、すぐ破綻。(笑)
「やばい、どうしよう」と思いつつ相手をいじっていたら、
相手も何かしらの目的を持ってるから何かしらの仕掛けをして来るワケで・・・
なんかちょっといじったら何故か大きくジタバタするので、チャンスを見計らって腕が上に上がったとき思い切ってジャケットをはがした。
そうしたら、ゾンビのように両手を振り回して迫って来たから、ホントに!マジで!怖くなって、大声で叫びながらジャケットを振り回してぶったたきながら逃げ回った。
この辺りではもう考える余裕もなく、ひたすら逃げる!
こうなると会場大爆笑。
ここでタイムアップ!
もう、床にへたり込む。
タイムキープしてくれてたアシスタントの俳優さんが「いやー、柚木さんが困ってる逃げ回ってるのが面白かったので時間延ばそうかと思った」(「き、貴様ぁ~~~!」心の中で・・・)
そう、人が本気で困っているとか、わめいて逃げ回るって、こんなに面白いことはない。
相手のコの目的は「私の頬にさわる」。彼曰く「ジャケットを取られて、あ、これだったんだ、と思ったんだけど、ジャケットを脱がせで挙げたんだから交換条件だぁ~~~と思って迫ってみた。」
って。
だからゾンビのように両手で迫って来たみたい。
改めてみんなで大笑い。
あー、やっぱ、芝居はおもろいワ!
エクササイズクラス募集中!!!
みなさん、一緒にやりましょう!
2024年
3月
29日
金
先日リピテションクラスがありました。
コロナ禍以来、少人数開催ばかりでしたが、先日は久々に人数が集まりました。
経営上のこと・・・ももちろんありますが(笑)、芝居は「相手」があって初めて成立する表現です。色々の人が一緒にやることがとても大切で効果が高いのです。
また、超久しぶりのメンバーもいて気持ちが⤴でした。
久しぶりの方も、最初は「新人」なみでしたが、終わるころにはすっかりリカバー出来てました。
さすがですね!
そして、久々メンバーでこのところ頑張っていらしてくださっている俳優さんが終わってからコメントをくれました。
「本当にとーーーっても楽しいリピでした!!
もしかすると次に順番が回ってくるかもしれないような状況で、他の人がリピをやっているのを観て、心の底から楽しめる余裕を持ててた自分に驚いています…!
2024年
2月
22日
木
いよいよ本格的に2024のワークショップが始まった気持ちです。
何度も何度も書きますが、「目指せ、自立!」です。
現場で演出家のダメ出しに対応できず、ほぼほぼ稽古場のさらし者。
他のワークショップで「トラウマ」とか言いたいほどヘコまされる。
誰にも何も言われない・・・自分がいい芝居出来てるとは思わないのに・・・、自分なんか相手にされていない。
などなど、みなさん誰でもご経験がおありと思います。(演出家やトレーナーのパワハラの場合は、別問題ですが・・・)
そこで前進するのをやめるのか、自分の納得する演技を手に入れてまた現場に打って出るのか!
人生の選択です!!!
さあ、辞めないなら行きましょう!
今回はまだまだ少人数ながら、初日からうるさすぎる(笑)メンバーで・・・。これでたった6人か!と言う思いでスタート。
それから稽古が進むにつれて、本来ならおとなしく(? 笑)なることもあるのですが、今回のみなさんは全員最後までエネルギッシュでした。
そして、怪獣が三匹出来上がりました。(爆笑)
いるよね、幼稚園のお遊戯室に、わがまま放題の怪獣のような子供。アレです。アレ。
アレが、三匹もいました!(笑)
想像してください。そんな彼らがそのエネルギーをぐっと抑えて怪しい塊のようになって稽古場にうずくまっている姿。
不気味で、妖しくて、近寄りたくない・・・笑
いえいえ、冗談はさておき、、、
そういう場合、そのエネルギーをまず解き放って相手と交流し、芝居に使わなくては!
もったいない!
それが出来ると、とってもいい顔になって、生き生きしてきます。
今回「自立」と改めて書いたのは、一定の演出家、監督、トレーナーの価値観に縛られるワカモノが、一定数いること。
ま、自分が若いころを振り返っても、芝居を始める時に「養成所」とか「劇団」とかになると閉鎖社会だから、そこで「ダメ」とか「それは違う」とか言われると、もうそれでどこにも出口がなくなった挫折感を抱きますよね。
本当にダメかもしれない、自分は役者に向いてないかもしれない・・・でも、それを決めるのは自分だよ!!!
本当にダメか、職業替えするのか、いろんなことをやるだけやってから決めよう!自分自身で!!!
新年最初に私の先生、キャリー・ジベッツさんに言われた言葉
「レッスンにいいレッスンと悪いレッスンは無い。自分に合うレッスンが『いいレッスン』だ」
さあ、今年も「目指せ自立」!!!
続いて4月にキャラクター&シーンクラス、やるよ!
さらに自立だーーーーー!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
とっても面白かったので、写真が大量!
二段階分けました。
まずはエクササイズと言われるものからのリピテション系
コンプライアンスもあり、動画でお届けできないのが残念ですが、役者さんの表情の「生き生き」を見てやってください。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
次は「アクティビティ」と言われるものです。
~からのぉ~~~ 打ち上げぇ!!!
2024年
1月
14日
日
今年最初のリピテションクラス。
昨年から引き続き、少人数なのでほぼほぼ個人レッスン。
そして、私もリピテションなどなどに登場しましたぁ~~~~~!
久々にリピテションできて嬉しかった!
ま、私のことはさておき・・・
少人数の時は、リピテションなど「自分のまま、役ではない」ことから「役!自分じゃない」とか「セリフを使って感情表現する」など。インプロのように勝手にセリフやキャラづくりするわけにはいかないけど、その中で自在に自分を動かす練習をたくさんできました。
新年早々言いますが!!!!
リピテションができるだけじゃ、芝居じゃないからね!!!!
リピテションの感覚から、それを台本をに生かすことには、多くの練習が必要です。
今年も、ここもちゃんとやって行きましょう!
で、嬉しいことに昨年頑張って通ってくれたワカモノが、どんどん舞台、映像に出て行ってくれています。
年末年始には私も見に行かせていただきました。
で、終わって話すと
「うまくいかなかった」「シーンの時のようには出来ない」「途中まではうまくいったんだけど、〇〇なことがあってから崩れた」などなど。
一言言わせてください。
そんなん当たり前じゃ~~~~~~!
いくつになっても、どんなベテランでも、いつもいつも100点取れるなんてない!
大谷くんでも毎回ホームラン売ってるわけじゃないでしょ。三振の時のほうが多いでしょ。
おおくん、2023年の打率は3割。それで「物凄い」って言われてんだよ。
いろんな稽古場で自分の苦手なところをレベルアップして、で、仕事に出る。そこでまたうまくいけるようにチャレンジする。
これの繰り返しです。
明石家さんま師匠の言葉だったと思うが
「出来ひんのは当たり前やんけ。失敗した!って落ち込むなんか100年早いわ!」
でござりますよぉ~。
今年も前進あるのみです!!!!!
私もですが。。。。。(笑)
2024年
1月
02日
火
2023年
12月
22日
金
今年最後のリピクラス終了!
今年もみんな頑張った!
人数が少なかったので、リピ以外にもシアターゲームをやりました。
これが結構面白い!!!
リピテションというものをどう台本に繋げるか…が手軽に体感できる。
二人組になって、自分与えられた短いセリフを相手に言って、相手に伝わっているかどうか感じとる。相手もセリフが一つ与えられそれを相手に伝える。そして相手からくるもので影響されて変化しつつ、頑張って自分の言葉を相手に伝えるべく続けていく。
これで、相手を受けられているかどうか・・・、自分が相手にちゃんと言葉を言えているかどうか、よくわかる。
で、そのセリフを言う背景を入れたり、キャラクターを入れたり・・・。
うちの10回のクラスでは、人間一人作り上げる作業だが、これはさっと遊び感覚でやっていく。それでも十分台本の要求を体験できるのがとっても楽しい!
こういう文字通り考えず、芝居=プレイ=遊び のようにやって行くのもとても大事。
今回、インプロをやっている人が台本をやるときに、どんどん台本から離れていく・・・という問題を提起した俳優さんがいた。
そーなのよ!ここ大事なのよ。(いきなりおばさんになって言ってます 笑)
インプロやると、すべては「自分」なので、とても実感がある。ところが台本は所詮他人が書いた「物語」なので、言葉遣いも自分と違ったり、そもそも「あたし、こんな人好きになんてならないし!」なのだ。
それを、まさにインプロやっているときのように「台本通り」に持って行くのは、大きなハードルがある。
まじめに、そこ大変!
エクササイズクラスなどで、自分の殻を脱ぎ捨てて、自分の嫌な部分に直面して乗り越えていくのもとても大変だけど、話はそこで終わらない。
同じくらい、この「実感」のあるまま、台本に書いてあることをクリエイトするのが、また一山超えなくてはならない。
だからこそ、リピテションを会得した後、キャラクター・シーンをきちんとやることがとても大事なのです!
ただ好き勝手にセリフ言って自分が楽しくっても芝居にはならない!・・・ことがほとんど。(笑)
でも、この山越えがまた楽しいんだな!
興味のある皆様、エクササイズクラス募集中!ぜひぜひ!
とにかく、今年も赤字を抱えながらも無事終わっていく。
まわりの世界も戦争やら、災害やら・・・、それでも私たちにできることは芝居だけ。
来年こそ、平穏で明るい一年であって欲しい。
2023年
12月
13日
水
先日、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
なんと、もう今年もあと二週間って!焦ります!
今回のクラス、何人もが苦戦していました。
アクターズワークス のやり方の基本は、各俳優さん方が、一歩でも前進して仕事に生かしてくれる事。
いつも、その考え方に即して個別のは俳優さんに対応しているつもりです。
今回は、シーンに初参加の人が、
「そっか…やはりここか…。これを乗り越えるのは、彼にとって大変なんだ。」
と、チェックポイントがはっきり出てくる人もいれば、、、
「なんでぇ!なんでこの人がここで引っ掛かるの???」
と、私自身、頭を抱えるようもありました。
このレッスンで最終発表に上手く整えるより、毎回各個人のテーマが一歩でも前に進めるように身に付けて欲しくて・・・
でも、ご本人も「ああ、台本・お芝居として上手く出来た」と思えた方がいいのか、つまり見ている方として面白いシーンになるように演出のような手を加えた方がいいのか。
悩めるところなのです。。。
もう一つ、参加俳優から多く出たコメントが「自分の自意識にとらわれて自滅する」という内容のもの。
自意識というのは、そもそも「恥ずかしい」とか、「うまくやろうとする」とか。広げていえば「台本にこう書かれているから」と無意識にそれに沿った演技をする、というのもそうだと言えなくもないかな・・・。
これに対応するためにエクササイズクラスをやっているのですが、エクササイズクラスで自然な感情の流れを知ってしまったがために、そのなっているかどうかが気になってしまう・・・これが曲者!!!!
だからこそ、後半の稽古では「その気持ちを放り捨てて、相手に対応する!感情なんか後からついてくる!この場にしっかり存在する!相手!相手!」を強調しまくりました。
俳優として演じる組み立てはごくシンプル。身に付けてしまえば、この分野は習慣になってくれるから・・・。
でもでもでも、やはり、俳優業は一筋縄ではいかない。一生モノの芸なんだな。
私にとっても学びが多かった今年最後の稽古、最後に迷走していた一人の役者さんが「ちょっとだけだけど、こんな感じでいいのか・・・とつかめたような気がします」と言ってくれた言葉に、涙が出そう・・・(笑)
シビアに稽古できました!
打ち上げは・・・・楽しかったよーーーー!
みんなみんな帰りたくなかった。終電ギリギリ!(笑)
あーーーー、芝居だけして生きていたいねぇ、みんな!!!!
2023年
11月
22日
水
初めて体験型のオープンクラスをやりました。
少人数だった事もあり、初めてお会いする方にじっくりお話し出来て、新鮮な出会い!
2023年
10月
29日
日
ディープ1エクササイズクラスが終わりました。
いつもの事ですが、ディープはディープ!
ディープ1エクササイズクラスとは、自分が役者として表現することを妨げるものを取り除く!コーナー
今回は取りこぼした人もいて、悔しかった。
私のアシストが不十分だったのか?
甘くしてしまったのか? 結果を出すことが大切だけれども、その俳優が「自分でやれる」という自力も鍛えていただかなくては・・・といつも思っている。
トレーナーの優秀さをひけらかす場所ではない!だからそのバランスは難しい。
だからこそ、私自身もゆっくり反省しなくては・・・!
だが、やはりある程度継続している人は、のたうちまわりながらもクリアしてくれた。
2023年
10月
13日
金
昨今、芸能界でもハラスメント問題が沸き起こっている。
私としてはこれを機に、業界全体が良い方向にアップデートして欲しいと願っている。
そういう昨今の中「マイズナーテクニックのレッスンでうまくいかなかった」という話が耳に入ってくる機会が増えた気がする。
これは、マイズナーテクニックに限らない話としてなのだが、悲しいことに「トレーナーに否定された」という内容のことを言う若手に出会っているのは事実だ。
もちろん、すべての人が『〇〇テクニックのレッスン』などですぐに上手くいって名優になれるはずなどないのだが・・・がしかし、そういう人から話を聞くと「その言い方は今は通用しないよな~」という事案や、さらには明らかにトレーナーが自分の権威を示したくて発した言葉としか思えない事案もあるようだ。
私はマイズナーテクニックでのワークショップを20年以上続けてきた人間だ。ほかのテクニック・メソッドについてあれこれ言えないが、自分がこれだ!と思い続けてきたマイズナーテクニックでそういう事案が起こることについては残念!!!以外ない。
たしかにマイズナーテクニックでそれをやられるとダメージは大きいと、私も思う。
何度もこのブログで書いてきたが、このレッスンではまず最初に「感情」を扱う。
だからこそ、いきなり「自分自身に向き合う」体験をする。その入り口でパワハラなどを受けたり、何人もいる参加メンバーの中で明らかに否定されたりすると、心がどうなるか想像に難くない。
私は師匠から、『これは繊細なレッスンで、だからこそ関係者以外見学禁止、俳優は丁寧に扱われなくてはならない』と教えられた。
それまで昭和の昔は、役者の稽古は根性論でかたずけられ、演出家は「先生」であり「絶対君主」だった。どこが悪いのか、何をどう直していけばいいのか・・・演出家に言葉をぶつけると「出来ない役者」と思われ、「〇〇くんの芝居を盗め」と言われる。
上手い人の演技を見るだけでうまくなりゃ稽古なんていらない!!!!
そんな昭和で、これに出会った。きちんとした理論に基づいて、俳優がこんなにも大切にされることに感動したものだ。
もちろん、師匠の個性もある。私の先生はアメリカ人でネイバーフッドプレイハウス出身なのだ。
そんなテクニックなのに、いつの間にそんなことが起こるようになったのか・・・!!!
悲しいし情けない。
そんな若手俳優に対し、まずは自分のモチベーションをリカバーし、自分で自分自身を大切にする機会を作ろう!とこの企画になった。
また、実行委員の意見として
「傷つくまでいかないが、進行が速すぎてついていけなくて、何をやっているかわからない」という人も多い」
という事もあった。
そういう「じゃ〇万円払って何日も・・・ってはどうよ?。でも納得いかないんだよね」と迷っている若手の方の迷いだけでもすっきりさせられれば・・・。
演技未経験の方々に対しても、今やネットの時代でググったときに「マイズナーテクニック パワハラ」とか出てくると、すっかり誤解される。
あああ!ダメじゃん! マイズナーテクニックってそんなんじゃない!
そんな悲しいことは、何とかしたい!
全部の俳優ってわけではないが、こういうレッスンが必要な人、これで上手くいく私のような俳優は確かにいるのだ。
まずは、体験して自分で選んでいただきたい。
演技を上達させる方法はマイズナーテクニックだけではない。
私は「私にはこれが一番合っていた」と思ったから続けているだけで、私の師匠の言葉通り「出来るようになればなんでもOK」なのだ。
要は、それを自分で見つけること!
レッスンの内容も、トレーナーも、自分で自分の成長をあきらめず、探して、見つけて、結果を出して、
仕事しようーーーーー!芝居しようーーーーー!
2023年
10月
01日
日
先日、ショートシーンをやりました。
2023年
9月
19日
火
最近参加者が少なく(愚痴かよ!笑、)来てくれた俳優さんとじっくりゆっくり向き合える。
先日のリピテションクラスに、長々来ている役者さんで「感情」が表現しづらいタイプの役者さんが久々に来てくれた。
じっくり対応でき、2歩も3歩も進めた気がして嬉しい!
その人は感情表現は抑えるタイプだが、いい役者で、目の奥に「悲しみ」とか湛えられる役者だ。
だが、言葉にしたときに嘘っぽくなり相手に伝わらない。
そんなもったいない人だった。
その人が思わず大声を出して、相手にすがるような稽古ができ、私としては「よっしゃー!」だった。
今日は久々に基本的なことをまとめてみようと思う。俳優さんたちが混乱しないように!
ちょっと今日は長文だ、ごめんよー!!
前回のブログで書いたが、
発声・活舌
身体の動き
感情表現(開いていること)
は、仕事の台本をもらってからやっても、遅い!!!! 無理!!!!
役をもらって本番までの稽古では、日頃の力を充分発揮することが大切だ。
言い換えれば、普段の実力以上は出ない!!!!
(例)
台本に「泣く」とト書きがある
練習で泣こうと頑張る
泣けない
演出家が「ここは役は家族から見捨てられて孤独感にさいなまれて一番辛い場面なんだよ!役者なら泣けて当たり前だろ!」とキツイダメ出し
役者あるあるだ。こんな状況は誰でも一度くらい経験があるだろう。
「日頃2オクターブしか出ない人が、いきなり舞台で3オクターブは出ない」
感情表現・インナーも、常日頃発声練習と同じように、日頃2オクターブしか出ない人が3オクターブ出るように基礎錬しなくてはならない。
本番の稽古が始まってから、いきなり「自分の孤独感」を探り始めでも遅いことがほとんどなのだ。
上記の例で、演出家に「おまえ、親と衝突したことくらいあるだろ」とか言われ、その時のことを思い出しても簡単に涙が出るものでもない。
挙句の果て、一生懸命に泣こうとし、やっと泣けたら今度は涙が止まらなくなって
「おまえの個人的な感情なんて必要ないんだよ!!!」
と怒鳴られる。
これは実際にあった話だ。(経験のある人も多々いらっしゃることと・・・苦笑)
映像などでは、個人的な感情であっても「ま、泣いてくれてれば編集で何とか出来るか」とか裏でディレクターがぼやく・・・みたいな。
この問題に関して、では、役者がどんな基礎稽古をしておけばいいか・・・
(感情の仕組み)
小さな男の子は、転んでひざをすり向いて「泣く」
お父さんとか、おじいちゃんとか、「男の子が泣いてたらおかしいぞー」とか言う
子供の脳は「泣いたらおかしいんだ」と学習する
次に我慢して泣かなかったら「偉いぞー」と褒められる
子供の脳は「これでいいんだ!認められてる!愛されている」とインプット
そして徐々に「泣く」という感情すら忘れ去って、オートマチックに「泣かない」男が出来上がる。
全ての人間は、大人になるいうことは多かれ少なかれ、どんな種類の感情かはひとそれぞれで、このようになっている。こうでないと大人としての社会生活はできない。
でも俳優はこれではマズイ!
いっちょ前の男性が「泣か」なくてはならないのだ。
台本をもらう、いきなり頑張って自分の悲しみをほじくり返して「泣こう」とする。
ところが、すでにオートマチックになって、自分の「泣く」という感情・衝動はどこにあるのか自分でもわからない。
必死に「泣こう」として、やっと泣けたら今度は溜まりに溜まった感情が止まらなくなってしまう。
で、「おまえの個人的な感情なんて・・・!」
これが上記にある現象の解説だ。
感情表現の俳優の基礎稽古とは、「感情」を出す習慣を取り戻しておくことだ。
ここのワークショップでは、様々なエクササイズを行って、色々な感情を感じでもらい、何かを感じたらそれを声に出して表現する練習を繰り返し行う。
そして、感情の種類も。
「えー!私もこんな風に感じるんだ」とかをたくさん見つけて、出す!こと。
俳優に与えられた方法は「声を出すこと」と「体を動かすこと」しかないのだから。
最初に書いた、「感情表現は抑えるタイプだが、いい役者で、目の奥に「悲しみ」とか湛えられる役者」さんは、日頃からあまり感情を出さない穏やかなタイプの人だ。だが、「目の奥に・・・」ということは「感情」が乏しいわけではなく豊かな感情を持っている人なのだ。
声にしても噓っぽくならないように、普段から「出す」練習をすることが必要なのだ。
この役者さんは、前々から来てくれている人だと書いた。
そう、この練習はそんなに簡単にできるものではない。
一回泣けたからもう千秋楽まで大丈夫・・・という都合のいいものではないのだ。
歌手の方々は、仕事の合間でも本番前でも発声練習をし続けているではないか。
この役者さんに、「目の奥で感情をたたえる」だけでなく「大声で叫ぶ」が加わったら、役者の幅を広げられる。
今までキャスティングされたのとはまた違う役も取れるかもしれない!!!
ワクワクする!
俳優の基礎訓練は、発声活舌と身体訓練だけではないと思っている。
自分の「感情」を取り扱えるようにしておくこと。
そうすれば、台本を読んだら自分の役の状況がまるで自分のことのように「感じ」られ、その感情を表現できる。
必要なのは「役」に共感した「感情」であって、役者の個人的な感情はいらない・・・というのはそういう意味だ。
演出家とかわされる言葉の中には、また、台本のト書きには、形容詞がたくさんある。
抽象的だ。
それをまさに具体化するのが俳優の仕事なのだ。
追記だが・・・
これを身に付けてくだされば、その俳優の本質が見えてくる。
「泣く」ことを忘れ、「俺は強い男」だった人が、「弱さ」「卑屈さ」なども表現できるようになるのだ。
今までとは違うキャラクターにキャスティングされることができるだろう。
また、
セリフのない、立っているだけの存在感
お客様に愛される魅力
そういうものも身について行っている。
2023年
9月
15日
金
とある稽古で・・・。
レッスンしている俳優のみなさん!
声を大にして言います。
俳優の基礎とは・・・・色々言われるが、
身体がきちんと動くこと
発声活舌
プラス 私は 感情表現のためにオープンしていること
この3つは、仕事に入る前に手に入れておいてください!
台本もらってから、何とかできるものでは、原則・・・ない!!!!!
舞台の稽古に入ってから、ドラマの撮影に入ってから、できる稽古は、台本の読解、キャラクター作り、それくらい。
上の3つは、どんなに天才的な演出家でもトレーナーでも・・・無理!!!!
プロになるなら、心して研鑽してください。
自分自身のために・・・。
2023年
9月
10日
日
少人数だし、開催直前から体調不良も続出のピンチなエクササイズクラスだった。
いや~マジ、ほんとにやれるとは思わなかった(笑)。
だが、来てくれた人たちは意識高くて。人数が少ないので一人づつ掘り下げることができた。
止めなくてよかった。
今回、女子は強え~!
男は、結局甘えたいんかい!(笑)
エクササイズクラスの目的は、役者として自分をガードして邪魔するものに気づいてコントロールできるようにすること。
ちょっと間違うと、「トラウマ」とかという言葉が飛び交って心理学セミナーみたいになりがち。
人間の「感情」の在り方は変わらないのだろうが、目的は「演技!」だ。
これを踏まえて、書いていきます。
今回の「強え~」女子たち。
人間はすべからく、ただ強い人もただ弱い人もいない。
何らかの理由で「弱み」を見せられなくなっているから、「強え~」ところを相手に見せてふるまっていくのだ。
その理由は一人ひとり様々。
私も典型的な「弱みを見せることが苦手な女子」であるが、私の理由は、主には「父親」。
父は私を大変愛していた。
そして、昭和一桁生まれ。
その価値観たるや・・・、ざっくり言えば「男は強く弱音を吐かず家庭を守る。女は父親や亭主に従って立てて生きる」である。
今はだいぶアップデートされてきた。私は早く生まれすぎた女なのだろう、その価値観を全く受け入れられなかった。だから弱みを見せたら「男に従わなくてはならない」のだ。都合が悪い!
私は、男に従うくらいならどんな困難も一人で耐えて見せる!!!・・・だから「弱みは見せられない」女になった。
こんな感じで、医者やカウンセラーが必要な「トラウマ」などではなく、人はみんな社会で生きていくパターンを持っている。
今回の「強え~」女子たちもそれぞれに、パターン・理由を持っている。
「甘えたい」男。
いや、今回だけではなく、ほとんどの男はこれを隠すのか・・・。
やはり男はある意味「強く」なくてはならない、としみついているのだろう。
レッスンでの問題は・・・素直に甘てくれりゃあ問題ないのだが、甘えるまでがまぁーーーー大変!
甘えられなくて不機嫌になって相手を拒絶してみたり、相手から「甘えたい」ことを察してもらおうと画策したり・・・(笑)
あーめんどくせー!爆
「演技」の訓練なので、それらを問題視して何か解決していくコーナーではない。
そのことに気づいて、役を演じていくうえで「弱さ」を見せられるようになること!これが目的だ。
気づいて、認めなければ、そういう台本で観客の心を打つ芝居ができない。
普段強がっている人が、色々な出来事に合い本音をカミングアウトする・・・それがちゃんとできたら、素晴らしいシーンになることだろう。
だからこそ、それに向けて、頑張れ!みんな頑張れ!
いい芝居を見せておくれ!
2023年
8月
16日
水
先日、お盆ですがリピ!でした。
最近残念なことに少人数。
ですが、丁寧に俳優さんたちを見られます。
続けてきてくれている人も多くて、やはり稽古時間は裏切らない!
私もちゃんと発見できて伸びてくれているのは実感します。
久しぶりに参加する俳優さんに改めてここでコメントを。
出来うるならば、アクターズワークスのレッスンや「感情を開ける、オープンさせる」タイプのレッスン(「スーザン・ハドソン」のメソッドとか)は、ある程度集中して受けることをお勧めする。
もちろんそれは、「開けた」状態を自分である程度キープできるために。
私の師匠、キャリー先生の名言がある。
「エクササイズは、社会で生きるために不都合だからわざわざ忘れている感情を無理やり引っ張り出しているのだから、一度できるようになればそれでいい。こんなこと何度もやっているとおかしくなる」
と。
私はこう説明する。
「怪我をしたら血が出て、治るためにカサブタができる。このエクササイズは、わざとこのカサブタをはがして血を流すようなもの。必要以上に何度もやったら炎症を起こして治らなくなってしまう。」
とても心身ともにキツいレッスンを、いい俳優になるために挑むのだ。
でもそれは、演じるために一度見に付ければ、何度もやる必要はない。
そのためには、この「開いた状態」を演じることに結び付けて、「使える」ようにするまでは一定時間続けていただきたい。
それが心身にもベストだし、費用対効果も〇!
「使える」ようになれば、一年ぶり・・・とかでもリカバーは早い。
車の免許を取ってすぐ乗らなくなったらただのペーパードライバーに成り果て、ずっと乗ってた人は何年ぶりに運転しようと思ったらすぐ慣れて乗れるようになる・・・これと同じ。
もちろん、みんな
「参加したい参加したと思っていたんですけど、日にちが合わなくて」
と言ってくれるし、
先日見学したマイケルチェーホフのクラスでも
「舞台の間にワークショップ取るのが難しい。もっと身に付けたいんだけど・・・」
と言ってる俳優さんが。
みんな何とかうまくなりたいと、一生懸命なのだ。
時間と金、焦る気持ちの板挟み!!!
痛いほどわかる。昔の自分を見ているみたい。
だけど、トレーナーとしてはあえてこの文章を書きました。
なんとか、一人でも多くいい仕事をして頂きたい!
ご自分のトレーナーさんと色々細かくお話しするのもいいことだと思う。
私はいつでもメールくださいね!なるだけ早く対応するように頑張ってます。
ぜひ、時間をうまくマネージメントしてください!
エクササイズクラス、まだまだ募集中。これも回数受講というルールを作ってメンバーさんは一回でも受けてもらえる。
仕事の台本に対するサポートクラスも作った。
頑張ろう!仕事しよう!芝居しよう!
2023年
8月
09日
水
谷氏のセクハラ問題で、アクターズワークスの推薦文を削除した件について、また文章の内容について、様々なご意見をいただいた。
その中で、私が一番「ああ!」と思ったのは、
掲載が遅すぎる!
というご意見だ。
私が心を悩ませていたのは、すでに書かせていただいた通り「自分自身がこの目で見ていない、真実
を確認できない案件を、公式のHPでどう扱っていいのか」といこと。
今現在の私自身の個人的な見解は、「残念だが黒」である。
私自身が信頼し尊敬する演劇人で、実際に彼の言動を見聞きしている人からの多数の話を聞いて、「これは黒やむなし」と思っている。
だが、どの時点で「黒」を認定するのか・・・
やはり公には裁判の結果を待つしかないのが法治国家の約束事ではないか・・・。
私のこの意見について、意見をくださった現場のスタッフの方は、
「掲載のタイミングは、事件が明るみになってすぐだ。すぐに何らかのアクションを!」
と言ってくださった。なぜなら・・・
「若い俳優たちで自分が成長するために練習先を探している人たちが、こういうHPで探している。それなのに長々と推薦文を掲載していると『何か特別なつながりがあるのでは?』と疑ってしまう。」
ということだった。
なるほど・・・
と、反省しかない。
そして言ってくださった。
「セクハラやパワハラが多い中、また特にマイズナーテクニックの別の講師の中でセクハラ・パワハラ問題が明るみに出て、マイズナーテクニック自体が敬遠される雰囲気がある中、僕は柚木さんのレッスンはとてもいいレッスンだと思う。だから誤解を生むようなことは避けて欲しい」
ありがたいお言葉で、返す言葉がない。
正直、アクターズワークスでハラスメント問題が起こったことはない。
私の周りで、直接の知り合いでも事件は、谷賢一氏が初めてのことだ。
だから、ちょっとよそ事になっていたのか。。。
ジャニーズ問題もニュースを騒がせ、日本より欧米でより大きな問題になっている。
日本中がアップデートしなければならない。さもないと日本の芸能が世界から取り残されてしまう。
何より、あってはならない!
何かしらの「力」で他人を自分の思い通りに動かそうなどと、許されることではない!
今、誰もが手探りだと思うが、これを反省点として今後、きちんと学習していきたい。
2023年
7月
29日
土
猛暑の中、リピテションやりました。
集まってくれた俳優さんたち、
こないだ舞台が終わりました。
撮影が終わりました。
9月に舞台があります!
みたいな人が大勢!
いやー、嬉しい嬉しい!
こうでなくっちゃ!
いよいよ本当にアフターコロナになって来た!
仕事も動いてきて・・・
お願い!経済ももっと動いて!!!(笑)
※いや、笑い事じゃなくて・・・・
でもその中にも、
「うまく出来なかった。学んできたことは全部ちゃんとやったのに・・・何故かわからない。」
という人も。。。。
もちろん、ちょっと稽古したからと言って何もかもすぐうまく出来るわけはない。
一番問題は「何故かわからない!」ということ。
「あー、あれマズった」とか「もう全然時間なくて間に合わなかった」なら、まだいい。
何が自分の体に起こっているかわかっているから。。。
「なんだかわからない」場合、おそらくはとてもくだらない問題のような気がする。
たとえば・・・
相手役とうまくいってない とか
この台本があまり好きになれない とか
そんなことは「高尚な演技、作品作りにはこんなこと言ってはいけない。関係ない個人的なこと」と思われるが、ところがどっこい、役者という職業はこういうメンタルがとても大切なのだ。
自覚しなくてはならない。
相手役とうまくいかない場合
このことは一見演技とは関係ない・・・ただやりにくいだけ・・・と考える人も多いが、それで対応できる役者は本当に上手いベテラン、もしくはかなり根性の入った役者さん。
これは演技に大きく影響する。
まあぶっちゃけ、あまりお出来にならない役者さんほど相手に注文を付ける傾向はある。
「今のセリフじゃ伝わってこない」とか「ここの場面もうちょっとこうして欲しい」とか・・・溜息
そういった話は若手さんからよく聞く。
俳優同士で簡単に相手に注文を出すのはいかがなものか・・・と個人的には思うが・・・、言ってくるものは仕方ない!(※キチンとコミュニケーションがとれている場合は違います。)
みなさん!
それに動じないくらいの演技力と精神力を身に着けよう!
稽古が終わって相手に文句言うなんて情けないことだと思おう!
自分の演技で相手を変えられるくらい、自分の役の言葉を相手に伝えることを肝に銘じて!
しんどい話だが、それができるようになれば鬼に金棒!
そのために普段の稽古がある!
精進がある!
ファイトだ!
台本に納得いかない場合
そりゃあ、全部の台本が「岸田戯曲賞」「アカデミー賞」というワケにはいかないさ。
作家だって、新人もいれば、スランプもある。
自分の演技力を顧みてみよう。「あ~、人のこと言えない」と思いはしまいか。
何も台本全体を好きになる必要なない。
自分の役を愛そう!
そのために「実在の人物」の一生を使ってキャラクタークラスをやっている。
一人に人間は必ず、どこかに共感するところ、愛らしいところがあるはずだ。
モンスターのような殺人鬼も、なぜそうなっていったのかを丁寧に探ることによって共感できるところがあるはずだ。
というか、見つけるのだ。
「いや、僕の役は2シーンしか出てこないチョイ役だから、そんなのわからない」
チョイ役!?
チャ~~~~ンス!!!!
だって、どうとでも作れるではないか!
1シーンで主役をいじめるだけの部活の先輩役だったら・・・
その子だって新入生の時にいじめられていたかもしれない。そこから「自分が上になったらそんな奴にはなりたくない!」と思っていたはずなのにそうなってしまった時間、物語がある!
面白い!
いつか、自分が大きな役を掴むときに生かせるではないか!
それが引き出しになるのだ。
先日の俳優さんは、こんな理由ではないかもしれない。
本当には、「ダメだった」という俳優さんにじっくり話を聞かなければ本当に理由はわからない。
でも、だからこそ、何もないときには 稽古しよう!!!
稽古は裏切らない!!!
しかし・・・悔しい。。。
上手くいかなかったと聞くと、自分が至らなかったと思えてくる。。。(よくない癖だが・・・)
メンバー向けの、本番にあたっての相談コーナー、新設しようかな。
それ言ったら「やってくれ」コールをもらった。。。
そう言われるとだんだんその気になってくる。
よくない癖?(笑)
でも、必要なのかも・・・・
ちょっと検討してみる!!!ハイ!!!
2023年
7月
19日
水
酷暑の中、キャラクター&シーンクラスが終わりました。
いやー暑かった!
午後からの日、駅から徒歩7分くらいのスタジオの時は集まってから30分くらい休まないと始められなかった・・・。
みなさん、大丈夫ですか?
9人参加、キャラクター3人シーン3組! コロナ前のキャラクター&シーンクラスが開催出来ました! もう3年ぶりくらい!
おまけに、途中で見学の方も多数、最終日にはお客様が6人。
心底嬉しい!!! 芝居!芝居!
参加俳優さんの出来も良かった。
「出来」というのは、各々が具体的に学んだこと、ちゃんと変化を実感してくれた人が多かった。
誰と比べるわけでなく、昨日の自分より一歩でも二歩でも前進して終わって欲しい。
キャラクタークラス
1人目は役が抱えた本音を申し分なく爆列させてくれた。
エクササイズクラスから引き続いて、役が言いたいことと自分の感情が見事にリンクしていた。
2人目。自分からかけ離れた個性の人物を演じた。
ところが、とても楽しそうに、まさに生き生きと演じてくれた。
その人は自分のことを内向的だと言う。役の人物はもうわがまま?思った通りのことを周りが何と思おうと言ってやってしまう性格。「自分にはできないからうらやましい」と言いつつ、すっごい楽しそう!(笑)。こういう人は本当は内面にイケイケの自分を抱えているんだよー(笑)
3人目は・・・
うーん、あまりうまく役と共感できなかったようだった。
アクターズワークスのレッスンでは、必ず「シェア」する。
まずは俳優さんがやっていてどうだったかを話してもらう。そして私の意見を言って話し合う。3人目の役者さんはどうも昨日の発言を今日の言ってることが違っているように聞こえて、聞き手は「え?」となってしまう。自分自身の中でも混乱してしまうのだろう。
こういう俳優さんは、エクササイズクラス的な課題が残っているような気がする。
俳優は自分で自分のことを客観的にみられて、よくわかっていくことが必須なのだ。
シーン3つ。
一番目、エクササイズクラスから引き続いて「強い感情」をはっきりとぶつけ合うシーン。
人間は生きていて、大人になっていくにつれて「本当のこと」は言わなくなる。
しつけ・教育されて「社会的な自分」を作り上げていく。
最初のシーン参加の方はできるだけ、その「本当の感情」を出さない人間が、本音で相手とぶつかる場面を選ぶことが多い。
初シーンクラスのお二人で組んでもらった。もう爆列シーン!(笑)
初回は、全然掛け合えなくて、片方がガンガン行くとこう片方は恥ずかしくなってにやにや笑ってしまったりして、不成立連発だったが、最終発表日は「やれば出来るじゃん!」な仕上がり。
2つ目はコメディ。
今までシリアスな場面ばかりやってきた俳優さんがやってみると、なんだ合うじゃんこんな役!って感じ。この役者さんとは言わないが、なんかシリアスな役ばかりやりたがる役者さんっている。本当はへらへらした役とか、コメディが似合ったりする。うふふ・・・。
本当にバタバタと天然な感じがよかった。
そして、最後は何度もやっているメンバーで3人のシーン。
最初は感情をぶつけ合うシーンをやるが、もうベテラン勢なので、「本音を隠して葛藤する」シーン。
最初はレアな感情を出せばいいが、本音を隠したシーンは、文字通り隠さなくてはならないので余計高度なシーンになる。
単純に言えば、両方がニコニコして話してるが、テーブルの下で蹴りあっているようなヤツ。
こういうシーンは本音、例えば怒りとかをちゃんと抱えて、それを笑顔で隠してセリフをかわし、会話するごとに変化しなければならない。
別の参加俳優の言葉を借りると「初回は柚木さんが言うように、そわそわ動くことでいろんな衝動を逃がしてしまって相手に負けしまっていたのに(役はお互いがっぷり四つに組んでやりあわなければならないシーン)、最後はどんと座ったまま、セリフと存在感が強い強い」という風に仕上がりました。
ほとんどの人が、前進してくれた。
ここで重要なのは、現場で一人でできること。
これもほとんどの人が、意識しながら10回の稽古に臨んでくれた。
ワークショップなど稽古でいい出来だったからよかった!のではなくて、自力でできる能力を少しでも伸ばしてくれること!
これが一番大切。
そのことも自覚して、次を見ていてくれた人が多かったので、それが一番良かった!
最終日の発表会。
「コロナのおかげで最終日、お客様が入るのをすっかり忘れていました。久しぶりのお客様前の芝居で、伝える相手が相手役だけでなく、お客様にも伝えるんだ~と改めて思えました。」というコメントをくださった方がいて、この方は声優さんだからお客様が入るのは本当に久々ということだが、俳優陣もこのスタジオ発表って、一番きついと思う。
部隊本番やらカメラ前のほうがよっぽど楽だ。本番は照明やら音楽・衣装などなどがあるが、スタジオはもう本当の「素」なので。
いっぱい怖い思いをすれば、仕事やオーディションが楽になる!うん!
打ち上げ!打ち上げ!
みんな、まずは無言で飲む!食う!
暑さと緊張感で、よっぽど体力と精神力を使ったのだね!微笑
で・・・、
参加俳優さん「柚木さん、〇〇チーム、最後いきなりスゴイ良くかったですよね!」
柚木「アタシはもう、『できるんならさっさとやってよ!』って思ってた!」
・・・本人がいてもみんな爆笑!
柚木「みんなの出来が良かったら、一人で『それはみんなアタシの力』って思って寝る。誰もほめてくれないから!」
参加俳優さん「いやいや、柚木さんがいなかったらみんなこんなにうまく出来ませんよ。柚木さんのおかげです。」
・・・と言いながらも全員で爆笑!
充実した時間だった。
また頑張ろう!
いい芝居をしよう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キャラクタークラス
シーンクラス
最後のシェア そして 打ち上げ
2023年
7月
03日
月
リピテション。
少人数でしたが開催しました。
少人数・・・経営的にはどうしたものか!!!ですが(笑)、一人一人とじっくり向き合えて、稽古としては大変重要な時間でした。
リピテションって、同じ人とばかりやっていてもマンネリ化する危険性もありますが、やはりじっくりその人と向き合えます。
もちろん、いろいろな人とリピテションするのも、初めての人とやるのも物凄く大切!
最初のエクササイズクラスは、嵐のように過ぎ去ります。
やってる最中は説明しながらやるので、「なるほどそうか」なんて思ってやっているのですが、色々衝撃が強すぎてぶっ飛びます。実体験(笑)
それを体に定着させるのに月一リピなんかをぜひぜひ利用して欲しいです。
「日程合わないんです!行きたいのに!!」
あー!はい!すみません!頑張って短いクラス増やします。。。
夏の終わりのエクササイズクラスリベンジ!に向けて、ダッシュ!(笑)
2023年
6月
16日
金
6月25日から予定しておりました、エクササイズクラスですが、参加人数が少ないため8月末に延期を決定いたしました。
大変残念ですし、楽しみにしてくださっていた方には本当に申し訳ございません。
コロナ禍があけ、前回も人数が多かったので正直「あれ?」という感じですが、舞台・映像ともども本格的に動き出していることを思えば、嬉しいことです。
また、コロナ禍での我々の業界の収入源の問題も・・・悲しい。
みなさん、一日も早く仕事も収入も取り戻し、また頑張りましょう!
私も負けずに頑張ります。
2023年
6月
12日
月
先日、ショートシーンクラスを開催できた。
ここ一年くらい熱心に来てくださっている方々、久しぶりの方々などワカモノたちの元気な顔が見られました。
このクラスの目的は、「エクササイズクラスで体得した『相手と関わる』ことを実践的に体験すること」だ。
もちろん、それをちゃんとやるのは10回のシーンクラスだが、こっちはぺら一枚のレッスン用の台本を使う。だから「オーディション対策」も兼ねている。
先日のディープ2エクササイズクラスもそうだったが、「積み上げている」ことの偉大さを感じる!
一冊台本を読んで役作りをして・・・というわけではないので、俳優自身の「自分っぽさ」をより鮮明に出してほしいのだが、「相手と本当にやり取りする」ことのちょっとした違いで天と地ほど見え方が違う。
一度入れたシーンの情報を一旦捨てて、ちゃんとやり取りする・・・するとその俳優がもごとに「生きて」くる。
あー!その面白さを早く体得して!
やっぱり芝居は面白い。面白いよ!!!
声を大にしてお伝えしたいことがある。
演技力は向上できる。必ずできる。時間がかかる人もいるが、人それぞれ、自分に合う方法を見つけ、あきらめずやり続ければ必ず光明はある。問題はそれに耐えられるかどうかだ。
アクターズワークスはワークショップ形式でしか開催できないので、よく「柚木さんのところ行きたいけどスケジュールが合わない!!!」と言われる。
(ほんとに申し訳なございません!私も頑張ってるの~!!!)
初回のエクササイズクラスを受講してもらってから、実際の台本をもって演じるシーンクラスまで一年くらいかかる。
その補強のためにも、もうちょっとこんなレッスンを入れたほうがいいんだな。。。
頑張ります。
2023年
5月
23日
火
今月のリピテションは・・・
参加者の俳優さんたちの成長は確実だ!!!
今は、コロナ禍の一期生状態だと思っている。
みんな熱心に積み上げている方々なので、確実に前進している。
このやり方でさっと伸びる人とこれが苦手な人は、当然いる。
どういうやり方であれ、どういう演出家との仕事であれ「合う合わない」「向き不向き」はあるが、肝心なのは個人個人が「自分に何が必要で、何を身につけなければならないか自覚し、それと向き合い、手に入れるまでやり続けること」
苦手な人も、ちょっとづつ前進して、前回とは全然違う顔を見せている。
また、私のほうからも「ああ、この人、ここなんだ!」というポイントが確実に見えてくる。そうするとお互いの進歩は加速する。
まさに「継続は力」
楽し~~~~~い!!!
写真は沸き立つ会場のものを最初に集めてみました。
見ている人が「楽しい」「目が離せない」って何だろう。
芝居になったら、もちろんストーリーがある。
俳優にとっては?
その人が魅力的であり、舞台に出ている人たちがちゃんと関わりあって、見ている人は「次はどうなるんだろう」と思って目が離せなくなること!
私は、まずはこのことだと思う。
早くこのメンバーをシーンまで持って行きたい!
いい演技を見せてくれる日を、私もとっても楽しみにしています!
ファイトだ~~~~~!
※気づいていただけましたでしょうか?
フェイスシールド、なくなってます!!!!!
嬉しい~~~~~~!!!!
この状態が続くことを願ってやみません。
2023年
5月
10日
水
何年振りかのディープ2エクササイズクラスが開催できマました!!!
ほんとに、4年ぶり????
エクササイズクラスからの、だんだんシーンに繋げていく興味深いレッスン。
コロナ禍で、「開く」ことを重視して、ディープ1をリピテション使わない方法にリニューアルしてやってましたが、このディープ2も「開く」ね~~~~!
私自身が超久しぶりなので、こんなに開くとは!!!!(「やらせといて何言ってんだ!」って言われそうですが・・・笑)
やはり、人と関わって行くということの重要性を改めて再認識しました。
今回、写真をめっちゃアップします。(いやー、アシスタントの方々が燃えてくれて、写真多い多い!笑)
よく見ていただくと、「ちょっと待て!なんでこんな格好なの?」というとんでもない変な恰好してる人たちがたくさんいます。
これは・・・・なんでこんな格好になってるんでしょう???
舞台やドラマの芝居の風景の写真と明らかに違う。
リピテションで相手と関わっていると、絶対に自分で予期せね出来事が起こります。それにその場その場で対応するから、なんだか変なことになっていく。。。
なんでVの字に曲がってんねん?
なんで、相手に拝んでんねん?
爆笑
まさにセリフの先読みをしないことにつながります。
そしてここから台本のストーリーをクリアしていく・・・これが次のシーンの練習です。
台本の要求をクリアしてるけど、先を予測しない、何が起こるかわからない!これが新鮮な演技につながるのだと信じます。
そして、これが「相手と一緒に演じる」こと!
稽古中に
「○○くん、キャラやったの? いいなーーー! ほんとに早く○○のキャラクターがやりたいのに、スケジュールが合わない」
と言ってくれた役者さんがいました。
この3年「いつまで続けられるんだろう・・・」と先の分からない時間が続いて、私の中で何かが抜け落ちていたようです。
「あ、こんなに待っててくれる役者さんたちがいるんだ」と、思わずその時泣きそうでした。
もちろん、そんなことしませんでしたよ、なんたってアタシ、先生ですから(笑)
今書いていると、ヤバいです!
コロナが5類になり、連休もどこも人でいっぱい、お店も観光地も以前の姿を取り戻していきます。
やはりうれしい・・・
心の一部、身体の一部の何か冷たくて硬いものが、溶けてほぐれていく感じがします。
で、全員の総意で、打ち上げ!やりましたぁーーーーーーー!!!
堂々と写真、載っけました。
まだまだ注意は怠らず、、、
でも、アクターズワークスも元に戻すぞ!
キャラシーンもショートシーンもやるよ!
芝居しよう! 芝居!!!
最後に・・・、ワークショップが開催できて救われているのは、間違いなく私の方です。
参加してくださっている皆さん、応援してくださっている皆さん、手伝ってくださっている方々、本当にありがとうございます。
2023年
4月
06日
木
先日、キャラクタークラスが無事終了。
今回は、シーンの希望はなく、なんとキャラクターだけ7人!
私も今まで経験したことがない、大変興味深いクラスとなりました。
2023年
2月
11日
土
今年最初のエクササイズからの~リピテションクラスだった。
みんな世間がコロナ禍から脱してきたのだろうか、昨年末くらいからリピテションクラスの人数もだんだん増え始めた。
今年のエクササイズクラスも、雰囲気は「もう、コロナ、いいや」みたいな・・・。
もちろん、まだまだ警戒しながらだが、確実に前進を始めたと思われる。
今回のリピテションクラスも、先日終わったばかりの人から、10年選手なんかも、大勢が集った。
そして、やはりこうやってキープアップクラスに顔を出すくらいの人は、自分の能力をキープしており、いやーーーー面白かった!
人間がだんだん自分の本性をさらしていく姿は、その勇気とともに、喜怒哀楽全方向に感動する。
遠慮なくマウントの取り合いをしたり、よろしい年齢の男性は、コロナになってから何故かリピテションするたびに意味もなく泣く!爆笑
いや、ちゃんとした人間として責任を持って生きている人たちは、表には出さないがストレスをため込んでいるのだろう・・・・。
そして、すでに舞台の稽古を控えた人たちは、このテクニックを現場でどう生かしていくのか・・・、現実に苦慮している。
私から見れば、素晴らしい努力!ということになるが、本人たちは必死!
やはり、演技は、感情を出せるだけでもダメ。本が読めるだけでもダメ。
たくさんのことをこなしていかなくてはならない。
ワークショップを開催する私がこんなことを言っては身のフタもないが、出来るだけ経験を積むしかないのだ。
学問に王道なし!
ローマは一日にして成らず!
千里の道も一歩より!
みんな、頑張ろう!私も頑張る!
※コロナからの復活、今募集中のキャラクター&シーンクラスも応募、早!!!
ご希望方、お早めに!!!!
2023年
2月
02日
木
今年もエクササイズクラスでスタートできました。
そして、無事終了!
思えば、この2年、いつもこの時期に予定しても「緊急事態宣言」だったっけ?そんなヤツで延期・延期を繰り返していました。
それを思うと、感慨深いです。
昨年は、いくつか外注の演技指導をやらせていただき、いかに「結果を出すか・・・」「俳優さんに違いを作るか」ひいては「成長してもらえるか」が難しいことか、身に染みて思いなおしていました。
トレーナーの力もさることながら、環境作り・・・。
「俳優が自分の欠点さえもさらけ出せる安全な場所」を作れるか、そこで参加者みんながそれを共有できるか・・・が大切か、ということを再認識しました。
年齢もキャリアも、普段の活動場所が舞台なのか映像なのか、声優なのか・・・バラバラなパフォーマーが本音でぶつかり合える場所。
これを作れるかどうか・・・そのことが大きく影響していると。
そしてそれを基盤に、受講してくれる俳優さんに「信用してもらえるか」どうか・・・それが勝負なのだということを。
やはり、どんな仕事も始める前の準備でほとんど勝負はついているのか・・・!
改めて、今までアクターズワークスがやってきたことを重く受け止め、やめないで続けていこうと決意しました。
そんな今回、地方からわざわざの参加者という事案も復活し、とても活発なクラスでした。
今回、一人、今まで見た中でダントツで、周りと関わる俳優さんがいました。
その人が、このリピテションという練習に長けているかどうかではなく、エクササイズ・・・ゲームのような基礎練習の時でさえ、周りを巻き込みみんなで大騒ぎ!が何度起こったことか・・・。
とても素晴らしい光景でした。
人から人へ、エネルギーが伝播して何かが起こっていく。
素晴らしい才能だと思いました。
これも改めて思ったことですが、ドラマというのは「見ている人=相手・人間」あってのものなのだと。
関わってなんぼ。
さあ、今年も、みんな関わって行きましょう!!!!
2023年
1月
05日
木
明けましておめでとうございます。
新年なので、景気のいいこと言いたいところですが・・・
コロナが完全に収束するということはなく、新年がスタート。
この状況は我々の業界にとって、心底、打撃がのしかかっています。
そんな中での新しいスタート。
心と体を大切にしながら、サバイバルしましょう!
昨年の数少ないレッスンの中でも「やはり、この丁寧なシステムは結果を残せる」という確信がたくさん生まれました。
気張らずあきらめず、ゆるゆると今まで通り前進していきたいと思います。
開けない夜はない!
2022年
12月
19日
月
例えば
2022年
11月
20日
日
先日、無事に終わりました。
たった3人なので、もう個人レッスンでした。(笑)
受講してくれた方々には満足していただけたようです。
普段できないこと・・・
そのシーンに必要な、台本に書かれていない場面の即興やら、
コロナ禍になってから全くできていない、「登場」の台本版やら・・・
この二つ目は、「芝居をやる時、スタートがとっても大切!」という話。
今回の例でいうと・・・
このシーンは、
家族のために一生懸命に腹立いている夫・仕事を家に持ち込んで休日もパソコンに向かっている。
一生懸命働いているのはわかっているが、家族とも自分ともちゃんと向き合って話をしない夫に不安を感じ、往来の不安にもう限界の妻。
この二人が衝突する場面。(あるあるでんな~)
台本は、二人が口論する場面。
俳優は、ついその場面の状況やら、必要な感情(怒らなきゃ・・・とか、泣かなきゃ・・・とか)だけに注意が行ってしまう。
もちろんそれは重要!
だけど、始まるときに夫は何をしているか・・・
必死でパソコンを打っている。資料を見ながら、仕事相手からのメールに返信したい!!!
なのです。
これをおろそかにしがち。
これをちゃんとやらないと、芝居が始まっていかない。
なんか「お芝居してるぅ~」になってしまう。
だって、夫は早くメール返信して、なんなら自分だって休日は休みたい!昼からビール飲んでグダグダしたい!子供と過ごしたい!と思っていないワケはないのだ。それが人間なのだ!!!!
俳優は「芝居」をしたいから、そういうものがおろそかになる。
それダメぇ~~~~~(笑)
こんな、細かいことが沢山できました!!!!るん!!!
ああ、楽しかった!!!
参加した役者は、男性陣で、終わって「打ち上げ」代わりの「おしゃべり会」をやっていたら、
「こんなに構ってもらえるなんて・・・遠慮なく質問できるなんて・・・、信じられない」
と喜んでいた。
・・・って、
「構ってもらった」・・・そこかい!!!
男ってマジ‼ホンマに!!
「質問」も、遠慮するなよ!いつでも!!!! 時間取っとるやん!!!!
でも、ほんとに、芝居は、ちゃんと時間をかければかけるほど、ちゃんとできるようになる・・・!
改めてそう思いました。
ねばーぎぶあっぷ! やぁ~
2022年
10月
29日
土
先日、リピテションクラスやりました。
久々の6人!おー!!!!
コロナ禍以来、エクササイズクラス以外は特に少人数ばかりなのでちょっと「おー!」です。
町には人があふれハロウィーンも行動制限がないそうですが、ウチの業界は・・・・
相変わらずの7割経済、マスクでの稽古、ストレスがおりの様にたまって来ています。
だからこそ、やはりリピテションは最高!
そしてワカモノのエネルギーの爆発に元気をもらえました。
笑って、泣いて、怒って、転げまわって・・・
芝居は・・・こうでなくっちゃ!!!
どの世代もどの職業も、学生さんも、それぞれに負担をしょって生き抜いていると思います。
そんな人類に元気を感じてもらえる芝居が、早く、自由に、やりたい!!!!
2022年
9月
19日
月
夏、感染拡大して延期になったエクササイズクラス。
これも人数が少数で・・・どうしようか迷いました。
このコロナ禍が今後どうなっていくのか見えなくて、いったんアクターズワークスをお休みした方がいいのか・・・とまで悩みました。
が、エントリーしてくださった方々の意識がとっても高い方々で「これならやれる!」と、開催に踏み切りました。
いやー、楽しかった!
って、私が楽しんでどうする!ってことなのですが・・・
「楽しい」のは参加してくれる俳優さん方が頑張ってくれ、日々、成長してくれるのを実感出来るからです。
お仕事で色々、演技指導に行かせていただくこともあるのですが、そこのタレントさんたちが、「役者になりたい」と言うものの、本当は迷っていたり、何かに抵抗していて一歩踏み出せないままでいるたりすると、どんな稽古をしてもなかなか成果が出てこないものです。
それに比べて、自分で決めて覚悟のうえで参加しているメンバーは、やはり踏ん張りますねー!!!
途中、「いや~、20年やってても人ってわからないものだ」と思ったりもしましたが、やはり「人間は人間」喜怒哀楽を心に宿して生きていることを実感させていただきました。
今回、また再認識したことですが・・・
他の稽古場で全然出来なかったことがあるという俳優さんがいて、同じことをやってもらったのですが、私から見てうまくいかないポイントは明確で、ほんのちょっとしたことでした。
今回は、ほんとに普段の三分の一の人数だったので、やり直してもらえる時間があり、そのポイントを踏まえてやってもらったら、あっさり出来ました。
「やれるじゃん!」
って感じ!
ちょっくら、私の指導能力の自画自賛?(笑)
ですが、そうでもなくて・・・
ちゃんとしたことを、ちゃんとやれば、時間はかかるかもしれないけどほぼほぼ必ず出来る!と思っています。
全員ゼッタイ出来る!とは言いませんが、大体はできない自分にあきらめたり、それを改善する方法を探し出せなくてあきらめたりするのだと・・・。
私自身も、今やっているようなリアルな演技ではなく、「見せる」芝居やら、「お客様を笑わせる」だとかは長い間縁がなく、全くできなったですが、それが自分で自分を許せず、3年越しでやりました。
そう、私は執念深いのです。(爆)
今回はそういう、粘り強いメンバーでした。
みんなの有志をアップさせていただきます。
2022年
7月
18日
月
今、感染者数が増えていたり・・・
社会が動き始めているので、みんなこぞって出演しているので(これは嬉しいこと!)、ワークショップ参加者は今年に入ってからとても少ない。
今はたとえ少人数でも「やりたい!」と思ってエントリーしてくれる人がいればやる!
で、先日、やりました~!
やっぱり面白い!!!
しっかり「感情の楽器」が空いている人たちが、しっかり交流できているリピテションは、最高に面白い!!!!
今回は少人数でたっぷり時間があったので、最初に2人でリピテション、それにだんだん人を加えていくリピテションをたっぷり試せた。
2人以上のリピテションをやると、そこに自然に人間関係が出来てきて、そこでまた新たな感情が生まれてくるのだ。
最初の二人は若い女性。
もう女子!女子丸出し!(笑)
相手を「かわいい」とか「(胸が豊かで)うらやましい」とか・・・
「会話ではないので短い言葉だが、説明すると、
もう、ヤダ、あなたかわいい!
そんなことない、そんなこと言われるの嫌!(容姿にコンプレックスがあるのだろう)
ううん、目が素敵。あ、ウエストほっそ~い!あり得ない!
えー!えー!あ!おっぱい!(すでに触っている)、ある!すっごい!いいなぁ!うらやましい!
え!ううんううん、これいらない、アタシいらない!(と、おっぱいを放り出すしぐさ)
なんでなんで、いーじゃんいーじゃん、捨てるなら欲しい。(とそれを拾う仕草)
もうありありと伝わってくる。
あ~~~!女子高の更衣室か!!爆笑
もうばかばかしすぎるのに、ずーーーーっと見ていられる。
面白すぎる!!!
と、そこへオジサン1投入。
もう、オジサン1、どう関っていいのかわからず、しばし周囲を周回。
やっと気づいてもらって、嬉しそうーに微笑む。
女子1はオジサンに警戒モード全開。
オジサン1は、構ってもらうために上から言ったりした手に出たり・・・(笑)
なんとか女子たちに接近を試みる。
もう、まるで、女子高の生徒に話しかけてあしらわれている学校の学年部長先生みたい。爆
またまたそこへオジサン2投入。
オジサンの見方を得たオジサン1はがぜん元気に!(笑)
ここからまた4人の人間関係含めた、もろもろバトルが展開される!!!!
あー楽しかった。
やっぱリピテション最高!
リピテションという人間の交流がうまくいくと、上記に書いたようにまるで何かのシーンを見ているように思えてくる。
そうなると〆たもの!これを持ち込んでシーンをやると、自然にいろいろな葛藤、深みが出てきて格段に面白なる。
8月エクササイズクラス、まだまだ募集中ですがちょっと人数が厳しそうです。
ご興味のある方はぜひぜひ!
これがダメでもあきらめず続けます。
あ~、早く大人数で、やりたい!
キャラシーンもやりたい!!!
やっぱ楽しい!
※スミマセン、写真ありません、なんせアシスタントさん方も総動員でやりました。(笑)
2022年
6月
30日
木
なんとなんと、今年初めてのブログ更新になるなんて・・・。
申し訳ございません!
ディープ1エクササイズクラス、無事終わりました。
なかなか、コロナ前と同じような活動が帰ってくるわけではありませんね。
いろいろアップデートしなくてはなりません 💦
ですが、アクターズワークスの基本姿勢は変わりません。
ディープ1エクササイズクラスでは、「俳優が自分を表現することに邪魔しているものを取り除く」ことを行っています。
一昨年前から、スーザンハドソンの「ニード」の考え方を取りれ、このクラスを行っています。
たった3人ですが、猛暑もあり、でろでろに疲れました。(笑)
『表現を邪魔するもの』は、たいへんパーソナルな問題です。
そして、ある意味では「え?そんなこと?」と思われる些細なことです。
例えば、家族や兄弟を愛しているからこそ「そういうことはやめてよ」と言えない些細な出来事が、長年積み重なって俳優自身が「悲しみ」を表現できなくなっていたり・・・
小さな子供のころに、親が愛情のために「○○ちゃんはそんなことしなくていいよ」と声をかけたことが、「自分にはできないんだ」と、あきらめる習慣をつけてしまっていたり・・・
人が人生を生きていく間に、そんなことが起こっているのです。
気づいて、それを安全な場所で表現できるようにしていくこと。
エクササイズクラスから引き続いた、重要なクラスです。
今回も、最終日は全員、体中固まりまくりながら(テトニーといいます)、号泣しながらのパフォーマンスになりました。
全く、素晴らしいカオスでした!!!(笑顔)
今年3月にエクササイズクラスは開催したものの、なんだかいろいろな意味で疲れ果てて・・・。
ついついブログが書けませんでした。
今回も、キャラシーンクラスを募集したのですが、なかなかメンバーが揃わず、ディープ1エクササイズクラスに変更になりました。
今、何が起こっているのか・・・
舞台やら撮影やらが、一気に再開しているのです。
コロナを生き延びた俳優たちは今、頑張っています!!!!
嬉しいことです!!!
やっぱり、ゆっくりゆっくり、いわゆる「新しい日常」になっていくのですね。
焦らず、慌てず、気負わず・・・・少しづつ継続! ですね。
参加の皆様、猛暑の中お疲れ様でした!
みんなの舞台、楽しみにしてるよ!!!!
2022年
1月
04日
火
2021年
11月
18日
木
お陰様で無事公演を終えました。
ワークインプログレスということで、それも一生懸命お客様に語り掛けたら、たくさんのご意見をいただけたと思っております。
なにはともあれ、
「やっぱりライブはいいな・・・」
という一言が、とてもたくさんあったのが印象的です。
中には、ライブで実際のパフォーマンスが見られて、涙を流された方までいらっしゃいました。
やってよかった・・・ほんとに。
何度もくじけそうになりましたが、やってよかった!!!
みんな各々、次の公演やら、仕事やらに歩き出しております。
私も、ありがたいことに、次の仕事が入っていて先日衣装合わせに行ってまいりました。
アンケートなども、もうちょっとお時間をいただいて、お客様の感想をまとめてみたいと思います。
その前に・・・・
フォトアルバムを見てやってください!スライダーでどうぞ!
=============================================
まずは、若手公演「人に気も知らないで」!
=============================================
=============================================
次は、「アフタープレイ」Aチームです。
=============================================
=============================================
最後に「アフタープレイ」Bチームです。
=============================================
2021年
11月
10日
水
いよいよ明日から三日間です。
作品作りは三作品とも楽しい楽しい工程でした。
そして、どのキャストも「当たり役」です。
アフタープレイはダブルキャストですが、どちらもその俳優ならではのその役に仕上がっています。
若手チームも、もう、役の人物なのか本人なのか・・・(笑)
みんなで見合っていますが、もう「押し役」が出来てます。
そんなエネルギーを、ぜひぜひ受け取っていただけたらと思います。
13日19時は残念ながら、ソールドアウト
他の13日は多少お席がございます。
11日 12日はまだまだございます。
ぜひぜひ、私たちとエネルギー交換しましょう!お待ちしております。
2021年
10月
22日
金
「今年最後の」、、、もうこんな言葉を書かなくてはなりません。
無事、終わりました。
3回ぶりに、今年初めてシーンクラスが出来ました。
嬉しいことです。
シーン1組 2人 キャラクター4人の参加です。
今回のキャラクタークラスは、実在の人物2人、台本の役2人で、とてもバランスのいいクラスでした。
キャラクタークラスは、自分自身ではない「役の人物」をクリエイトする練習。
実在の人物・・・主に父母などになるのですが、これはエクササイズクラスから続いて自分自身をも見直す機会にもなります。
また、親というものは子供に「親」としての顔しか見せていません。そこから一人の人間を探し出す作業は、情報の少ない台本の役の人物を作りだす練習にもってこいです。
弱みを見せず働き続けた父親の苦悩。
愛情が深いからこそきびしくしつけをした母。
もう、このブログでもずーーーっと、ずーーーっと書いてきたことですが、どんな人にも必ず「ドラマ」があることを思い知ります。
「普通」に生きてきた人が、いきなり失業したり、病気になったり・・・。
その時迎える、本人・家族の葛藤。
自分のすぐそばの家族に起こった出来事は、そのまま台本の中で起こっていく出来事なのです。
それを身をもって体験していただけたと思います。
役の人物は、一人は仕事や結婚に悩む普通のOL役。
役の人物になって、自分のことをしゃべると、お客さまとなっている他の俳優たちが、ガンガン質問したり意見したり。それに役の人物のままで答えていきます。
今回、
「なんでそんなことしたんですか」
「それって社会人としてダメなんじゃないですか」
と、ボコボコに言われ、その役者さんは
「マジ怖かった」と。(笑)
見学に来てたOB俳優さんたちも
「キャラクターでここまでデッドヒートするの珍しいよね。すごいよね」と。
演じるにあたって、普通の人って意外と難しい。
きちんと背景が作れているからこそこういう現象が起きます。
そしてもう一人は・・・
役者定番、精神を病んだ人!の役。
ちょっと慣れた俳優なら、行っちゃった目をしたり、神経質な甲高い笑い声をだしたり、そんなことをすれば、気が狂ってる風にみえますが、それでは台本一冊持つわけない。
そういう人も、私たちと何も変わらない「人間」です。
何を求めて、何か手に入らなかったのか・・・何に対してどんな感情を抱くのか・・・
丁寧に「人間」を作っていく作業でした。
シーンクラスは、感情をもって相手と交流して、脚本家が求める場面・セリフをクリアする練習。
台本を読んで、自分なりに読解して臨みますが、相手から影響を受けたものを排除せず受け取って返す。
まさに「やりとり」を忠実に練習します。
自分の頭で考えたことより、目の前で起こったこと優先。
それをやっても台本が崩れない・・・ということを体験していただけたと思います。
ともあれ、本当に俳優一人一人課題は違うし、持っている「体」も違います。
ある人は、感情を表に出すのが苦手。
ある人は、感情表現は得意だけど小さい。
また、感情を出すけど相手に届かせず、相手の影響を受けられない。
え?そんなはずはない…普段、そんなに大胆やん!なぜ?
自分をさらけ出すのが怖くてそうなっているのか、単に演じる癖なのか、それとも発生の問題なのか・・・。一人一人原因が違う。毎日毎日そこを修正していく。
そして、ローマは一日にして成らず!
ゆっくりじっくり、自分と向き合って手に入れるのが実力になっていきます。
キャラシーンの後のブログって、結局いつもこんな解説みたいな、説教みたいなことになりますが、私自身、毎回、このことを見つめなおし実感し直しています。
今回、稽古に参加してくれた俳優さんが、実況ブログを書いてくれました。
ぜひ、こちらも読んでみて下さい。
佐野みかげさんです。
https://ameblo.jp/girlylife-mikage/
ああ、実感!
2021年
10月
20日
水
若手チームも稽古順調!
稽古すればするほど、作家・横山拓也さんのキャラクターの面白さと、さりげない日常の中にしこんだ劇薬(?笑)の絶妙さに楽しさ爆上がりです!!!
横山さん、愛してますよ~~~~!!!
届け!この愛、大阪まで!
このお芝居は、現代女性の日常の一コマ。
役の人物と、演じる俳優が、だんだん境目がなくなって、どっちが本人かわからんくなってくる・・・これが面白い!
台本に向かう前稽古で、役の人物にどんどん質問をぶつける、その役を演じる俳優が役の人物としてフリートークで答えまくる・・・という稽古したら、もう俳優はタジタジしながらも答え切り、質問をする方もまるで本当に存在する人間に質問をぶつけ・・・
質問する人「綾さんは、どうして〇〇したんですか?」
俳優「いや、それは、私は・・・○○さんに対して、そこまでやらないとわかってもらえないとおもったから・・・」
質問する人「それって人間としてどうなんですか?」
俳優「そうですかね?そういうことじゃ・・・ない、ような・・・」
こういう稽古を繰り返し、人間的でチャーミングな女子たちを、皆様の前にご披露いたします!!!
待っててねぇ~~~!
2021年
10月
16日
土
稽古してます!
演出の上野火山さん…
アフタープレイの稽古を始めた時、火山さんの私の役・ソーニャについての考えに…
「いやぁ、ソーニャはそんなんじゃないんじゃないかなぁ、そんな風にはならないんじゃないかなぁ…」
とか思っていたが、
あれ?
あれれ?
だんだん、そんな風に、なって来ており・・・
ヤバい!ヤバいぞ!
誉め殺しボルケーノ!の手のひらで・・・
ころっ
ころころっ
ヤバい
楽しいぞ!
この転がされてる感、たまらんぞぉ!
アップした写真の笑いの意味は…ですね、
通しの時、柚木ソーニャが
「アンドレイの姿を見た時、思わず キモ!と思ったんですよねー」
という発言をしてしまったのです!
いえいえ、室さんがキモいわけではないです。
アンドレイ、アンドレイがね 
みなさん、キモいアンドレイ、見てみたくありませんかぁ?キモいですよぉ!
シニアの可愛い恋愛。キモ可愛い私たちを、ぜひ見にいらしてください!!!
2021年
10月
10日
日
絶賛稽古中!
チームごとなので、もうわちゃわちゃしながら・・・
一昨日の稽古終わりに相手役の室園さんと、稽古場片付けた後、座り込んだ。
二人とも、しばらく動けない・・・苦笑
いや、年のせいだよ、わかってるよ!!!(くっそーーー!年め!)
ただ、本当に消耗する。
役を生きるのは、どんな役でも自分の一生と被りまくる。
ドッと何かが抜け落ちる。何かが持っていかれる。爆
それでも、止められない!
室さん「一人でいると、何かぐーーーっと内側に入って出て来られなくなりそうな気がしてくる」と。
室さんは、お酒を飲む人だ。
稽古や仕事が終わった後、誰かと・・・、一人でもだが、いっぱいビールを飲んでご飯を食べて帰る・・・それが出来ないことがこんなに人間の気持ちに影響するとは・・・
私は、コロナ禍が始まって、不眠になった。
覚えている限り、毎日といっても過言でないくらい芝居をする夢を見ていた。
それが、この稽古を始めてから見なくなった。
起きられないほど眠い・・・(笑)
きっと、これが私たちにとって生きているということ!
皆さん、ぜひに見来てやってください!!!!
2021年
8月
03日
火
先日、キャラクターが終わりました。
まだ2週間経っていませんが、兎にも角にも発熱などの報告はありません。今回もセーフだったことと思います。
感染者数は激増、今は何の病気や怪我で救急車呼んでも病院には行けない状況なのに、テレビをつければオリンピック。。。
何が現実なのか、どこが現実なのか・・・よくわからない...
稽古内容については、やはり全く少人数なのでゆっくり稽古できた。
他ですでに経験を積んでいる俳優さんは、今まで演出家に言われたコメントや自分の円食いの課題について、一回一回、こんどはこれ試してみよう!次はこれ!と、段階を踏んでお互いに納得のいく積み上げができたと思う。
新人さんや、根本的な課題に直面していいる方々は・・・
一言「直ぐに出来ると思わないで!」
焦っているのか・・・、自分でも長いこと悩んでいるから疲れ果てているのか・・・
(ま、焦るよね。私も20代の自分って焦っているイメージしかない。笑)
ウチのような「感情」を取り扱うレッスンでなくて、普通に劇団や映像の養成所とかで稽古してきた人も覚えがあると思うのですが・・・
役の人物が台本の中で「泣いたりわめいたりする」とする。
「泣いたりわめいたり」は出来るのだが、やったらそれは自分自身のようになってしまう。
演出家に「それじゃ違うよ」と言われ、苦悩して、挙句の糧「泣く・喚く」すらできなくなる。
「泣いたりわめいたり」は感情をオープンさせること。
それがちゃんと役の人物に見えること。これがキャラクター練習の問題。
単純に言うと、
①役の人物への洞察が甘い。
②自分自身の感情をオープンする問題が解消されていない。
この二点です。
「他人」というのは、自分とは感情表現の方法が違うのです。
①「怒る」ポイントが違う。
普段でも「え?そこでそんなに怒るの?」ってこと、あると思います。
なぜ、その人はそのポイントで怒るのか・・・これを理解する必要がある。
そして「怒った」時の表し方が違う。
ある人はストレートに「ムカつく」と叫んだり物を投げたりするが、ある人はそんなことはせず意地悪をする・・・とか。それをまた理解しなくてはならない。
②自分の個人的な感情が支配してしまう。
①の部分は理解できるけど、「怒り」始めたらその理解はぶっ飛んで自分が登場してしまう。
何をやっても同じ芝居に見える・・・と言われる人は、こういう課題が大きいのかと。
これは無意識のレベルだったり、習慣の問題だったりします。
いずれにしても、「ローマは一日にしてならず」!
正しい方法でじっくり取り組みましょう。
また、こんな状況で現場が止まってしまわないか心配な今日この頃。
もし、時間が出来たら、こんな時だからこそ自分を高めることに時間を使って、「来るべき日」の備えましょう!
ああ、待ち望むよね!「来るべき日」!!!
2021年
7月
02日
金
今回も無事、終わることが出来ました。
まだ、二週間経っていないのでわかりませんが、兎にも角にも開催中はみんな変わりありませんでした。感謝ですねぇ!
今回のチーム名を命名すると「甘えたいボーイズ」チーム。爆!
20~30代の男たちが、オープンしてみると押さえている感情は「甘えたい」。
ま、理にかなった反応かと思いますが、いやーなんで同じような人が揃うのかねぇ・・・。どっかでシンクロしてるのかな。笑
そして今回目立ったのが、男女ともに「相手のエリアに踏み込まない人」
このポイントこそがリピテションを行う大きな理由です。
よく日本で「感情解放」といいますが、演技で使う「感情」を「解放」しただけでは役に立たない。
なので私はこの言葉を使いません。
エクササイズを経て自分の感情に気づき、声に出して表現することができるようになって、いざ他に人と面と向かってリピテションをやって交流しようとする時。
作業(アクティビティ)という練習をやるのですが、その時、一人の人は「どうしても急いでやらなければならない作業」をやっているのです。もう一人はその人に「近づきたい」とか「構ってほしい」という気持ちを持つのですが、その気持ちは言えるのだが本当に近づこうとはしない。。。
摩擦を避けるのです。
アシスタントの一人が「今の人は本当に『いい子』で『相手の邪魔をしない』『他人との距離を詰めない』ことが多いですよね」と。
これをやってくれないと、相手に影響を与えられない!つまり関われない!
アシスタントの言う通り、今の人は『相手の状況を忖度する』ことを学習し過ぎているのかもしれません。
より、厄介になってきたのかもなあ・・・!!!!
そして、いつも「よかった」「成果がでた」とばかり言ってる気がするので(嘘ではないですが)、課題を書きます。
コロナ禍で回数を減らしチケット制にしたので、回数が少なくて終了する人がやはり多い。
そうするとやっぱり一定の結果が出るところまで行かない。
この練習は「感情」に対する考え方だけでなく習慣を変えなければならないので、頭でわかってもダメなのだよね。。。
最近は他にもリピテションを使うレッスンが増えているのらしいので、どこでもいいから、出来るようになるまで続けて欲しい。
これは筋トレと一緒なのだよ!!!!
ともあれ、次はキャラクターで待ってます!
2021年
6月
03日
木
先日、スーザン・ハドソンの「NEED」「TRUTH」から、ディープ1エクササイズクラスを新たに作り直した旨、
2021年
6月
01日
火
コロナ禍が続いていて、昨年からディープエクササイズクラスが出来なかった。
昨年、なんとかしたいという気持ちと、家に閉じこもるしかなかった状況から新たな勉強をしようと、いやそうでもしてないとどうしようもない気持ちで勉強を始めた。
スーザン・ハドソンの「NEED」と言う本に書かれている演技訓練方法。
昨年の年明けに、その方法を勉強した某局のドラマのプロデューサーが久しぶりにご連絡くださって色々お話ししたり、こちらのクラスを見に来てくださったりしていた。
その後、コロナ!
昨年の緊急事態宣言中、「NEED」を読んで独学。その後夏~秋にアクターズワークス経験者の若手にお願いして、プレ稽古をし、そのプロデューサーの方に合流していただいたりして勉強会をやっていた。
今回、それを初めて開催した。
私も緊張しながら、手探りしながら進めていったが、あらなた局面を作り出せた気がした。
受講してくれた俳優さんが、そこに導いてくれた気がする。
これまでもアクターズワークスのエクササイズクラスで、あらゆる感情を正直に表現していくことをトライして、行きつくところはその人の「本当の姿」を表に出すこと。
スーザン・ハドソンの「NEED」の考え方を取り入れることによって、より明確に本人自身がそれを自覚して探し出すことに成功できたと思っている。
例えば、負担の多い子供時代を送った人。
父親がアル中、体の弱い母親と貧乏しながらの子供生活・・・とでもしておこうか。
子供ながらに体の弱い母親に気づかい、自分の気持ちを抑えて「いい子」を演じて育ってきた・・・。
としたら、頭では「きっとその子供は『怒り』とか『悲しみ』を抱えていることだろう。だってそんな不幸な生い立ちなんだもの」と考える。
ところが本当に、真実は小説より奇なり・・・
いや、下手な考え休むに似たり(だったっけ?)
見つけ出した「本当に感じていたこと」は「そんな不幸な中にも、私は両親に愛されていたのだ」ということだった。。。
そういうたぐいの出来事が満載だった。
本当に本当にやってみなければわからない、やってみて実感したことは何より力を持っている。
そんな今回のレッスンだった。
でも、でも、それでも・・・
リピテションが出来たら、もっともっといい稽古になった。
心底その俳優さんが「開いた」状態になれた時、本当のチャンスに相手とリピテション・交流できれば・・・!!!
ああ、悔し~~~~~い!
コロナ禍が終わったら、絶対今までのディープ1に今回の成果を結び付けて、最強のディープ1クラスを作ってやる!!!
見てろ!コロナぁ!
って何に向かっているのだ、ワタシ。(笑)
2021年
5月
14日
金
9日にキャラクタークラスが終わりました。
4人という少人数、半分zoom、という感染対策稽古でした。
稽古の仕上がりは・・・
本来10人でやるのをたったの4人なので、充分な時間が取れ、何回もやり直せました。
モノローグドラマ状態になって、普段はそこまでできないのですがシーンのコメントまで出来て、細かい繰り返しも出来、納得の最後でした。
キャラクタークラスで実在の人物・・・自分の母親や父親を演じる、のですが、それにはこういう理由と効果があります。
まずは、役の人物には必ず「一生」という人生があり、どんな人にもドラマがある・・・ということを実感してもらうこと。
そして、エクササイズで経験した「親のからの言葉で身に着けたオートマッチクな習慣」を見つめる機会になる。
最初の効果はわかりやすいと思います。これは台本に行ったときに「脇役」「ちょっとしか出てこない役」にこそとても有効です。
2番目は、今回、それに匹敵する俳優さんが受講していました。
親は自分にとって「行動を規制する人」。子供を心配して「これはやっちゃダメ」「こうなりなさい」を強いて来ている存在。親を演じるためには、なぜそれをやっていたか・・・を肯定的に納得しなくてはならないのです。
親が「目の上のたん瘤」だったコが、「まあ、親も大変だったんだなと・・・」と言えればもう大丈夫。親を演じられることと親と言う存在を受け入れられることがイコールになる人がいます。
その場合、俳優として表現する根本的なところをクリアできることになります。
とても重要で、とても素晴らしい瞬間です!
素晴らしい4人とたっぷりな時間を共有しました!
ですが・・・
もう去年から会計的にはド赤字!
いや、みなさん同じと思いますが・・・。
昨年は文化庁さんのおかげでその赤字を埋め、何とか継続できましたが、これだけ緊急事態宣言などの締め付けが出まくるともう・・・
稽古中にも「〇〇給付金もらった?」「○○はどうやるの?」「柚木さん、忘れてた、領収書ください!!」などの会話が飛び交う。
ついつい「どうなっていくのだろう・・・」と不安な気持ちにもなる。
変異株で感染が広がっていて、自分自身にも受講してくれる若手俳優たちにも「感染させてはならない!」という緊張感が走る。もし後遺症が残って呼吸器に問題が起こったりしたら俳優生命にかかわる。
その反面、政府や東京都の対応には怒りを感じることを否定できない。
「不要不急の外出」???
我々芸能関係は不要不急なのだそうだ・・・!!!!
五輪は感染対策をしているので開催する。医師会の会長は政治資金パーティーをやる。それは黙って前を向いて飲食もしないから100人以上で集まって良くて・・・、なのに映画館は休館!
って、どうゆうことよ~~~~~~~!!!
と、叫びたい。
心が折れそうになる。
つい、「もうアタシなんか後の時間が少ないんだから、なんでこんな事になってんのよ」と言うと、若手は「柚木さんはもうキャリアがあるからいいじゃないですか。俺たち2年間もプロフィールに書く仕事がないんですよ。」と。
なるほど、やっぱりみんな苦労しているんだ。
仲間たちよ、耐えよう!全員で!
ちなみに、この話を仲のいい30歳の女優に話したら「そりゃ、柚木さん、ワカモノの方が大変ですよ」と一括された。。。えーーーん、だれか味方して!(笑)
2021年
4月
19日
月
第4波が終わらない今の状況ですが、緊急事態宣言の時短に翻弄され続けたエクササイズクラスがなんとか全メニューを終えることが出来ました。
感染数が増えている中、ギリギリのギリギリでした。
今は「10人で100㎡!」を合言葉に、必ず人と人の距離が1.5mとれる稽古場を原則にやっています。なので、公共施設を使わざるを得ません。
そこに!時短!
21時終了なので、いつもいつも20:45に私が「撤収!」と叫び、施設の外で最後のコメント、連絡事項・・・という稽古。
最後の2回は東京都の蔓延防止重点措置のためさらなる時短で19:30まで!!!ええええ!!!!
とりあえず一回だけ一般スタジオが空いていたのでそこに変更。4時間やりました。みんなぐでぐでになったことでしょうが、やはり、終わりを気にせずゆっくりできたのは、参加者の方々も充実感があったことでしょう。
※感染対策をすることに反対ではありません。この意味の分からない締め付け。補償が滞っていて全くの不平等。これに強い憤りを感じています。
そんな中だからこそ、一回一回積み上げて、一人一人「開いて」いくのが、いつもより心にしみました。
いつもそうですが、どんどん男っぽくなったり、顔がはっきりくっきりしてくる感じが手に取るようにわかり、生き生きと躍動してきます。
稽古できるのがこんなにも幸せだなんて!
その中で、一人、今回初めて参加して大変苦労している俳優さんがいらっしゃいました。
30代後半。このエクササイズは年齢が高いほど困難なのです。
積極的に前に出てやる。でもできない。躓くところはいつも同じ。私も何度も何度も同じコメントを繰り返す。。。。
本当にキツイと思います。
私は自分のことを思い出します。
そもそも、なぜ私がこんなにも長く「教える」羽目になったのか・・・
出来なかったからです。何度やっても何度やっても出来なくて、それでもあきらめるわけには行かなくて・・・
だから、他の人に提供できるくらいに熟知してしまったのです。
ずっと思いながらコメントを繰り返します。「これさえ越してくれれば・・・」と。
今、ずっと願っています。
あきらめず、きついけど我慢して続けて欲しい。この先にある新しい世界を見て欲しい!
それだけ!
今回、スタッフも大変で・・・写真を撮る余裕もほとんどなく、また、事務所所属の方が多くてみんな怪しいハートマークやカラフルな犯人目かくしをさせて頂きました。(笑)
2021年
2月
20日
土
2021年
1月
02日
土
2020年
12月
16日
水
本当に怒涛の2020年。最後のクラスはキャラクタークラスになった。
先日、無事終了。
とにかく、稽古中に感染者を出すことはなく、みんな元気で最終日を迎えられた。
今年は、まずそのことに感謝しかない。
キャラクタークラスはエクササイズのように対面で強く感情を表現することはないため、感染への心配は少しは楽だった。が、ここに来ての感染急拡大。毎日床からセットまで除菌清掃。
そして、窓を開けるが・・・寒い!
みんな防寒対策しての稽古だった。
今回、こんな中だが・・・いや、こんな中だからこそ本当に熱意のある人が集まってくれた。
今回、前半zoom、後半スタジオだったのだが・・・
「前半のzoomの日程だけでも全額払うから参加する」といって関西から参加した人。
そんなこと言われたら、あたしだってしゃーないやんけ!と言う気持ちになって、持ち運べるパソコンを新規購入。なんとこのアタシが2台持ち!
ビックカメラに買いになった時、「なんでここまで来て、この年で、アタシがパソコンで苦しまなきゃならないのか!」とビックにおにーさんに愚痴りまくった。
そしてスタジオには、一人だけ画像で参加していた。(笑)
静岡県から、後半4回、バスで通った人。
もう、マジか!って感じ。
養成所に行きながら、バイトもしながら、それでも10日間やり切った人たち。
キャラクタークラスは宿題の嵐なのだが・・・!
再演の舞台出演を控えた人。
初演でうまくいかず泥沼だった役を、リベンジを誓って参加。
次回のオーディションでの役を練習する人。
全員、確実な目的を決意をもって参加していた。
やはり、その気持ちを各々自分自身は裏切らない。
稽古途中でそのキャラクターを体にしみこませるために、よく設定の即興をやったりする。
その面白いことと言ったら・・・。
どんどんよくなって、最後はほんとにおもしろい「通し」になった。
そして自分の今いる位置と、今後の課題を確認できる。
そして、俳優はその役の人物の人生を「受け入れ」て「好き」になる。
演技がうまくいかなかった時の、俳優の状態として
「役への愛が薄れたのでは・・・」
「いや、薄れたつもりはないけど、それより自分への注意が上回った」
「役の人物はワガママだから、そうするとすぐそっぽを向く」
という話をした。
この会話、何気に私はとっても気に入っている。
今後使うだろうなぁ・・・この説明!(笑)
あああああああ!
来年こそ、ちゃんとした打ち上げしたいぃ~~~~~!!!!
2020年
11月
27日
金
11月半ば、エクササイズクラス2クール目が終わりました。
感染が急速に拡大し、緊張感が増してきた中、滑り込みセーフみたいな気持ちでした。
もちろん、このWSの中での感染はありませんでしたが「バイト先で感染者が・・・」ということでのお休みも出てきて、じわじわと迫ってくる感じがありました。
演劇界、芸能界 いや日本中・世界中 頑張っていたのに・・・という落胆の気持ちは否めません。
が、若者たちは元気でした。
たくさんの感情を爆発させ、学んでいってくれました。
その「前進したい!!!」というエネルギーに涙が出る思いでした。
追加の回を見学に来てくれた俳優さんが言ってくれたことですが、
「やっている俳優さんの個性が際立っている」
この言葉が一番うれしい感想です。
まずは自分自身を表現する・・・これは簡単なことではありません。
自分の「見られては不都合な自分」を公にさらすのです。こんなキツイことはありません。
このエクササイズに来てくれる俳優さん方は、そのことに果敢にチェレンジしてくれているのです。
この冬はまた我慢の季節になりそうですが、負けないぞ!
果敢な若者たちにエネルギーチャージしてもらいました。
そして、しんどい時、家で見る映画にどれほど気持ちが助けられたか・・・
ほんの2時間、現実から夢の世界へ。
その時間がどれほど大切なものか。
私たちの仕事は、そういう仕事なのだ・・・と改めて強く思いました。
今秋2クールのエクササイズクラスに参加してくれた俳優さん方本当にありがとうございました!
またみんなで前に進もう!!!!
2020年
10月
29日
木
先日9~10月エクササイズクラスが終了しました。
無事、本当に無事に、感染者もなく全メニューが終わりました。
まずはこのことに、参加者の方々、会場の方々、関わってくださった全ての皆様に
ありがとうございます!
です。
コロナ禍で新体制・・・週一回、チケット制、もう対応がバタバタでした。
政府の言う「7割経済」ですが、感染対策やらなにやらで仕事量は1.5倍。。。
真面目に体力勝負です。
今はお店もホテルも、コロナ禍で影響のある職場はみんなそうなのでしょうね。
本当に「皆さん、頑張りましょうね!」という気持ちです。
そして、内容。
メニューを一つ減らし、回数も8回。
「これで結果を残せるだろうか・・・。でも不安がっていても始まらない。やるならやるしかない」そう腹をくくって開催に舵を切りました。
無事終わった感想は「ワークショップは受講した人のものだな」です。
初めて来てくれた役者さん方は、以前を知らないわけで、今回の自分の経験を大切に思ってくれていました。
そして、ちゃんとした訓練の場に出来るかと言う、私の責任は私が負うべきこと。
だからこそ、受講してくださった方々のこの結果、この受け止めを私がきちんと把握して次を見ていく。これしかないと思いました。
どういう稽古もその俳優さん一人一人の成長こそが大切です。
トレーナーの能力はもちろん、一人一人の俳優さんが自覚して自立して成長する、それが一番その人のためになる・・・・
それを改めて感じたWSでした。
フェイスシールドマスクなどでの弊害も、もちろんあります。
何か体につけるということは、それだけ俳優の表現に大切な「身体」に規制をかけます。
こんな小さなものがこれほど影響するのか!と、やりながらとても歯がゆい思いもします。
でも、これも受け入れていくしかない現状です。
現場が十分に動いてない今、ただただ何もせず過ごすという選択はしないほうがいいと思います、特に成長段階の若手にとっては。
「今こそ訓練する時期だ」と思える気持ちが素晴らしい!
まだ10~11月クールのクラスは11月半ばまで続きます。
こちらも安全に最後まで・・・を祈りながら頑張っていきます。
神様仏様・・・!(普段、信心もないのにこんな時ばっかりですが・・・笑)
2020年
9月
10日
木
秋とは思えない残暑!
その中で、ついに始まりました、エクササイズクラス。
GWは緊急事態宣言真っただ中。「延期」と言う名のキャンセルになってしまいました。
その後、それにエントリーしていただいた方々とも連絡を取りながら・・・ついに再開です!
感染対策として、広い稽古場、人数を減らして、もちろんフェイスシールド・マスク・換気。
いつどうなるか分からないので、チケット制導入。
基本、週1回。
・・・何かあっても継続できるように・・・。やめない覚悟!
といっても、週一のエクササイズクラスは私がトレーナーをやるにあたっては初めてのケース。
毎日であろうが週一であろうが、レッスンが始めると俳優たちは・・・なるようになる!
私自身が、気が短い・・・というか、「イラち」なので、どれだけのたうち回ろうともさっさと結果が出したくなってくる。
いかんいかん・・・
焦らず、じっくり、結果がすべて!と言い聞かせる。
私自身が初めて受講したときは、週一で2か月半かかって終わらせた。
効果というか結果はか変わらないと思う。
まだまだあまり現場が動いていない中、しっかり基礎固めを・・・と思って来てくれている俳優さんたちに確かな結果がでるように、じっくりと進んでいきます。
2020年
9月
03日
木
8月はキャラクター&シーンクラスが出来ました!
前半はzoomで、後半は稽古場で。
まだまだ色々な状況の方がおり、対面はちょっと・・・と言う方、対策を講じて稽古場で・・・と言う方。双方の希望を叶えるため、半々で開催しました。
著名な演出家・俳優の方々の言葉通り、やはり芝居は
「暑い体をぶつけあって、唾を飛ばしあってなんぼ」
私もそう思います。
本当に「芝居」が出来るようになるまでまだ時間はかかりそうですが、今出来ることをやり続ける!
それしかないです。
zoomでは、
キャラクターはキャラクター分析と役の人物になってスピーチと会話、モノローグドラマのさわりまで。
シーンは、台本読解とやり取り、キャラクターの確認。
そして、後半は稽古場へ。
稽古場ではもちろん、感染対策の床掃除・セットの椅子やらテーブルやらを毎回全部拭いて。
ずっとフェイスシールドか透明マスクを取らずに練習。
一回シーンが終わるたびに窓全開。
ほんとに体力勝負やーーー!
病院や学校の方々は毎日これをやっているかと思うと頭が下がります。
そんなこんながあっても、フェイスシールドで飲み物を飲む動きが出来なくても・・・・
ああ!対面って最高!!!
人間を感じられるって最高!!!
稽古場初日の全員の言葉。「やっぱりコレだよね!!!」
ウチの稽古はやはりリアリティを重視するタイプの稽古です。
今回の稽古でも・・・いました。
勝手にアドリブ始めちゃう役者。
私が天然と言っているタイプの役者さんです。
そういう人は、私のように頭で、理屈で、芝居をしてしまう役者には羨ましいくらいコロコロと感情が動き、強い感情もがっつり表現できます。
でもその感覚が・・・楽しくなると、気が付くと、すぐアドリブ言ったり台本のストーリーをひっくり返したり・・・。
天然さんは、自分らしくやるのはいいけど、台本の理論・与えられたキャラクターをしっかり守ったまま自分の良さを出さなくてはなりません。
即興演劇でなければ、役者は「セリフ」を言ってなんぼ!
決められた動きが出来てなんぼ!
です。
私は若いころ、ここで右向いてこのセリフ言って・・・みたいなことを「上手」に出来ました。
そしてディレクターに「ちゃんとできている。でもおまえの芝居はちっとも面白くない」と言われ、このような稽古に足を突っ込んで、ここまで来ました。
こんな時期だからこそ、初心に戻って、
「台本に書かれたことを、毎回新鮮に。まるで初めてやるように。」
そして今回、ずーっと地道に続けてきた役者さんが、みごとに開眼!
その役者さんは、おとなしいタイプの人で、言葉遣いも優しく、自分に自信がないような感じでした。
最初はセリフも出てこないし、ただ叫ぶだけになるし、テトニー(体が固まること)起こすし・・・。
でも、稽古が進んでいくと、その原因はその俳優が「自分はまだまだできてないから、何もかもまだ足りない」と思うこと、自信がないこと・・・だということがわかってきました。だからすべて過剰にやってしまう。そうすると相手との交流もうまくいかず、シーンは台本通り進行しない。
自分が読み取った通りに、感じた通りに、失敗を恐れずシーンをやってみると、もう最高の出来でした。その人は今まで充分稽古を積んで力をつけていたのです。
それを自分自身で抑え込んでいたのです。
もったいない話ですね。
自分で自分を知って、勇気をもって表現していってほしいです。
基礎稽古って、そのためにあるのだから・・・!
写真は・・・
マスクなしの集合写真は、直前にマスクを取ってみんな口を真一文字に結んでいます。
稽古中の写真は、フェイスシールドと透明マスクの嵐。
残念ながら光って顔の表情が見えにくいのが悲しい。
それでも、やっぱり、芝居をしたい!!!!!
2020年
8月
22日
土
8月、対面のリピテションが出来ました。
7月はzoomに変更しましたが、やはり、人と人が関わる姿は素晴らしい!
まずは、K’sスタジオさんに感謝です。
久しぶりに行ってみると、換気口が2つも増えて空気を回す扇風機やサーキュレーターを備えていました。安心感倍増でした!!!
今まで通り、養生テープで超えてはいけない川をつくって距離を取ってのリピテションが中心ですが、最後に一回だけその真ん中の「川」がだんだん消えていく・・・バージョンをやりました。
今はすでにみんな、相手と近づくことに緊張感を持っています。
それがきちんとリピテションに反映されていて、リピテション全体が丁寧に繊細になっているのを感じました。
距離を取ることが良い方に作用して、自分で自家発電の感情を振り回してもどうにもならないことが体に落とし込まれているようです。
これをプラスの遺産にしなくては。
転んでもただでは起きないぞ!!!
そして、キャラシーンクラスが昨日から始まっています。
Show must go on!!!!
2020年
7月
29日
水
7月は特別リピが中止になり、zoomでのリピテションでした。
zoomリピに初めて参加した方々もおり、繰り返していただきますが、このzoomリピは俳優としての感性のキープにはなりますが、実際に「人」が目の前にいないということはそれだけ「危険」度がないのです。
人間同士の交流、感情や人体そのもののぶつかり合い、その情熱が魅力の演技においては、本来の練習には及びません。
ですが、この状況を嘆いていても始まらない。
いるのは自分のウチ・・・という状況であっても、みなさん「イキイキ」感をキープしてもらえました。
中には、「え!この子こんな顔してたのか?こんな声してたのか?」とびっくりするコも。
自分のウチということで、リラックスしているのです。
やはり人間一歩外に出ると緊張は否めない、ということを再度実感しました。
来月はぜひ、稽古場でリピをやりたいと思います。
稽古場でもそれくらいリラックスして欲しい!
頑張ろう!人類!!!!
2020年
7月
24日
金
先日、zoomでの「台本一冊全部読む」クラスが終了しました。
今回は映画のシナリオ。
戯曲と違って風景が動く!
当たり前ですが・・・・
映画監督さんのいう「絵」が、素晴らしい演技をしているのが実感できました。
そして、今回の台本の主人公は「殺人犯」。
今回も普段のアクターズワークスのシーンクラスではなかなか扱えない題材です。
そんな台本に出会えること。
zoomという武器で地方の人たちを会えること。
それはコロナの唯一の良かった面ですね。
何度もお仕事した某テレビ局のドラマのプロデューサーの方と先月でしたか・・・お話ししました。
「犯罪者と普通の人は何にも変わらない」
そう言われて、つい「それはそうなんですけどね・・・」という私がいました。
彼は諦めない!
「いや、そうなんだ!」
と。
本当にそれを気持ちの中に叩き込まなくては、こういう台本は理解できない。
途中で「自分とは違う人」というところに逃げそうになる。
私も、改めて立ち向かう覚悟をしました。
みんなで読み込むことの素晴らしさは、本当に多岐にわたる考え方を受け入れられること。
そこから、あきらめずに「殺人」という日常にない行為を落とし込んでいくことが出来ました。
読み方とか、役のキャラクターとかは人の数だけ幅があるということ。
本当にそれを体感したら、いわゆる「ダメ出し」を否定せずに受け入れられると思います。
ま、そこまで読み込まなきゃ!って話ですね。(笑)
8月にはキャラクター&シーンクラス
9月からはチケット制のエクササイズクラス
芝居を続けよう!!!
2020年
7月
01日
水
特別リピを開催できました!!!
特別っていうのは、もちろん「ソーシャルディスタンスリピ」です。
いや、コロナ対策とかソーシャルディスタンスとか、いうのはちょっと悔しくて「特別リピ」と。
かすかな抵抗でしょうか・・・(笑)
緊急事態宣言前に同じリピをやった以来、なんと3か月ぶりです。
もちろん感染対策はできる限り・・・
普段は10人とかそれ以上でやっているのを参加者6人で。
床も椅子も拭いて、消毒用アルコールを並べて、アルコールティッシュも・・・
マスクに透明マスク、フェイスシールドはより取りみどり!(笑)
リピテションは、感情を交流させる練習です。
普段は、言葉と行動の両方ですが、この事態では
・2mの間隔をあけそれ以上は近づけないという制限付き
・椅子を背中合わせに配置、基本的に相手を見ることができない状態で
という2種類をやりました。
人間には、その人なりの「人間距離」というものがあり、他人がその距離から内側に入ってきたら「恐怖感」が作動し「警戒警報」が鳴るものなのです。逆に家族や恋人など親しい人とは「もっと近づきたい」と感じるので、距離があったら「寂しさ」などを感じます。
その距離が保たれているということは、「怖い」という気持ちが起こりにくいので感情の起伏は起こりにくくはありますが、ちゃんと相手を見ること、しっかり声を出して相手に伝えないといけないこと、などはこのほうが鍛えられるという側面もあります。
後ろ向きに至っては「視覚」を奪われるので、もっともっと集中して相手をキャッチしないと交流になりません。
これをやると、できてるかできていないかが露骨にわかる。。。
これも興味深い発見でした。
「こんな事態だからできない」ではなく、出来ることをあきらめないで続けていきたい・・・と改めて思わされました。
3か月ぶりに、生身のメンバーを集えたこと。
涙が出るほど嬉しかった!!!!
でも、やはりこの状態なのでみんな体が硬くなっています。
「恐怖感」を感じると人間は体を固くします。自分を守ろうとする本能ですね。
みんな自分が思っている以上にストレスを感じているのだですね。
運動やストレッチ、大切です。
そして、消毒、ああマジ大変!!!!それだけで一仕事!(苦笑)
それを踏まえて、一生懸命毎日開店しているお店や、病院・介護施設など、頭が下がります。
2020年
6月
19日
金
ブログが大変久しぶりになってしまいました。
5月にはzoomレッスン「台本一冊全部読む」の「ヴェニスの商人」をやりました。
最初の「驟雨」でも書きました、全員がまず言いたい意見を自由に発言して行って台本を導き出していく時間を3日間取りました。
やはり、これはとても重要な時間です。
まずは、自分自身の意見を否定せず、その上で全体の台本の趣旨をくみ取っていく。
どちらが欠けてもダメなのです。
それを手に入れていける大切な時間でした。
その後、緊急事態宣言はどんどん解除され、あれよあれよという間に経済活動再開へ。
全国的にはもう何日も感染者が出ていないところも多く、私の実家のある岡山でも、まさに「日常」を取り戻しつつあるようです。
が、東京は・・・
演劇関係以外の友人からも「外に出ていいんだかいけないんだか全然わからない」と言う声が。
政府や東京都の方向性や対策も、相変わらずデータが示されないままの「掛け声」だけのものに、私には聞こえます。
東京都のステップに従って、対面してセリフを交わさない・いわゆる一人芝居の状態の「キャラクター&特別シーンクラス」を募集開始しましたが、思った以上に参加者の動きがありませんでした。
ここにきて東京都の様子が不安定であることと、それに対する都の対応がよくわからないことで、安心感が持てない人が多いのだと思います。
その感染の怖さもありますが、特に若者たちにとっての経済的不安定が想像以上に大きいと思いました。もちろん、若者だけではありません。事実、私自身も他人ごとではありません。
その2点で、「延期」の決断になりました。
延期を表明した後、メンバーの方々から
「恥ずかしながら収入が・・・」「バイトもやっと始まったばかり」
「親と同居で、やはりまだ不安」
などのコメントが寄せられました。
もちろん「参加を予定していたので残念」のメールも届きました。
こういうコメントをいただくと、延期したことが間違いだったのか・・・!と落ち込みもします。
テレビのニュースなどで、居酒屋で「やっとゆっくり飲める」と言ってビールを酌み交わすサラリーマンや、早々に温泉旅行に行ったりする家族の様子を見ると、「私たちの業界だけなんで!!!!」と、イジけた気持ちになってしまうのですが、「これは違う!みんな不安の中、工夫と努力をしている」と思い直し、気持ちを立て直す毎日です。
7月はもう一度、zoomで「台本一冊全部読む」を開催いたします。
これは格安ですので、皆さん、ぜひぜひご一緒に!
そして・・・私は・・・8月のエクササイズクラスを・・・・あきらめていません!!!
先日のニュースで、中学校の給食が一言もしゃべらず黙々と食べなくてはいけないので「つまらない」と。先生がなんとかしたい!と学校放送でDJを始め、生徒の投稿を読んだりほかの先生の心理テストをしたりで、受けに受けている・・・という記事を見ました。
いい話だと思いました。先生、すごい!
本当の新しいスタイルって、こういうことだな・・・と。
なんとか工夫を凝らして、8月にエクササイズクラスを!
そして、延期したキャラクター&特別シーンクラスを9月に!
3歩進んで2歩下がりながらも、前へ!!!
いつかは、思いっきり叫びあえる日が来ることを信じて!!!
2020年
5月
05日
火
遅くなりましたが、追加のアンケートが来ました。
こちらもご一読ください。
アクターズワークスでは、第二弾を募集開始しました。次は「ヴェニスの商人」です。
あ~~~~大変!(笑)
=============
今回、zoomサポート・読解への参加ができてとても勉強になり
読解に関しては、最初のト書きの部分だけでこんなに想像できるこ
フリーディスカッションは、自分の部屋で話しているので実は稽古
Aさんなど皆さんの解釈にも個性が出ており、それが読みに滲
戯曲読解は苦手意識が強かったのですが、今回のクラスやそれまで
中々、自分の意見に自信を持つことができなくていつも中途半端な
ディスカッションをしている内に、新たな発見も生まれていきまし
今後、zoomで稽古やWSをする機会が増えていくと思うので、
2020年
4月
28日
火
先日の「台本読解」クラスのアンケートをたくさんいただきました。
それをアップさせていただきます。
私があれこれ言うより、これを読んでいただいた方が皆さんによくわかっていただけそうです。(笑)
今回の台本は、岸田國士作「驟雨」でした。
そして、私がプランしたことは・・・参加者みんなの自由で本音のディスカッション。
これは、ミネルバ大学という大変個性的な大学の取材番組を見て、これはとても大事な事だ!と思ったからでした。
日本人はディスカッションにも慣れていないし、演出家は「先生」という習慣があり、つい「先生」の指示待ちになる。これが「俳優」という立場での演劇・映画の創作活動に大いに良くない!と思っていました。
それが引いては「正解探し」といわれる演じ方に繋がっている・・・と。
「台本をちゃんと読みこなすこと」と「それを演出家と話し合えること」この両輪がとても大切。
そのためにはまず、「間違ってる」とか「くだらない」ことからでも自分で言葉にしていくこと!から始めたいと思い、やってみました。
時間が短かったので充分とは言えないけれど、やり続ける必要があると思えました。
どうぞ、読んでみて下さい。
『台本読解は課題であり、やりたかった。勿論今までもやって来ましたが、いまいち自信がなかった。今後も続けたい。』
『あまり戯曲をきちんと読む機会があまりないので、参加してみた。
初めて一人で読んだ時は、なんか(戯曲の)動きがあまり見えず(会話はちらほら面白そうな所はあったのですが)淡々としている話だなと感じていたが、皆んなで感想を述べ合った二日目以降は、だんだん台詞に対して引っかかるようになり、なんでこの人はこう言ったんだろうと言うのに疑問を持って考える事が増えた。
自分と違う意見も、そういう捉え方もある、そう感じるんだと発見もあり楽しかった。
自分の読み方と相手の読み方が違うのも面白かった。』
『一日一日がいい意味で重かったなと・・・』
『やはり1人では気に留めなかったところや、違う意見を聞く事で人間を深めていくことができたなあという印象だった!』
『戯曲、台本をじっくり読む大事さを改めて見直せた。そういう見解もあるんだといい刺激をうけ、これから本読みの幅を見つめ直せそう。事前にもう少し個人で読み込んでおくべきだったなと反省。』
『他の方の読解を聞くことでそんな考え方もあるんだ〜!と思ったり、事前に読んで疑問に思っていた箇所がたくさん質問項目にあがってきていて、「あのこと」とは妄想でこれかな、とか思っていたことが全然違ってすぐ後ろにヒントが書いてあったり…整理できてとても良かった。
台本をもらったらすぐに読み始めていたが、時代や背景をまず調べるところから始めたいと思った。』
『自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。』
『 「自分はこう思った」と意見を言い、かつ人の「自分はこう思った」を聞くと、自分の読みの癖を知ることができたり、自分の引き出しにはない気付き方を知れたりするのでおもしろかった。』
『自分の頭の中ではこれだな、と思ったものでも、人に聞かれて答えるとき言葉にすると、うまく言葉にならなくて案外明確じゃなかったんだなと気付いたり、言葉にしたときに「あれ?違うな」とか「こんなに強く/弱くないな」と初めて気づいたりする瞬間があったので、質問して答える、人に説明するために言葉にする、はとても大事だなと思った。
よく「正解はない」というものの、それと「自分の妄想」はまた違うし、わかりにくい本や癖のある人物だと「自分に引きつける」読み方で失敗したり行き詰まったりするので、時々こういう台本を読むレッスンには参加していきたいなと思った。』
『台本の読解には苦手意識があったが、改めてやってみるとやはり思い込みが結構激しく、感覚だけで誤って捉えていたことが多かった。
最初はシリアスなシーンとしか捉えていなかった。実は結構笑えるシーンだった。
たくさんの疑問を解きながら読んでいたつもりでも、疑問とも思わずスルーしてしまったところが山ほどあった。。。
また、時代背景に関するアンテナがとても低かったことにも気付いた。今までやってきたのは同世代の作家の現代の作品がほとんどだったので、もっと違う時代のものも知りたい。違う文化圏。』
2020年
4月
23日
木
慌てまくってzoom体制をつくり、メンバーの方も「苦手なんだけど必死で」用意して「台本一冊読む」クラスを無事終えることができました。
リラックス&リピテションと違い、こちらはzoomで充分対応できるとは思っていました。
そのとおり。
普段アクターズワークスでは、一冊読んでの台本読解の練習はやらないので、私自身も大変勉強になりました。
やはり、台本は読めなくっちゃ!!!
台本読解に関しては、他の同じような稽古と変わらないと思います。
私が勉強になったと思ったのは、アクターズワークスでエクササイズクラスからシーンクラスまでのレッスンを地道に続けている人、あるいは他の練習でもきちんと継続していると思われる人は、やはり「読め」ている・・・という実感を持ちました。
「読めない」と思う人のある種は、「自分の思い込が強い」人だと思います。
自分の一方的な見方、価値観でしか、台本が読めない。
台本は、やはりとても客観的に論理的に読む必要があります。
主人公や自分の役の気持ちだけがわかっても台本が読めていることにはなりません。
ウチでやっているエクササイズというレッスンは「自分の感情を知る。認める。」という結果をもたらすので、「自分」がわかると「他人」がわかるようになる・・・、「自分と違う意見、気持ちを持っている他の人がいる」ということを納得するようになります。
そのことも、やはり「台本を読む」ことに効果的に作用していると思えました。
自分自身のコンプレックスや思考のクセを理解して、それはそれとして客観視して、ちゃんと台本を読むことができる・・・とても大切な役者の仕事です。
参加した方々は継続のリクエストを頂きました。
この状況が続く限り、頑張ろうと思います。
みんな、頑張ろう!頑張って生き抜こう!
いつかは必ず終わりが来る!
2020年
4月
13日
月
本格的なコロナウィルスとの戦いが、いよいよ佳境に入ったと思われる今日この頃。
やっとzoomのレッスンの準備ができ、先日リラックス&リピのテストレッスンを2回行った。
これがこれが・・・思った以上の成果だった。
zoomくん、えらい!!!
正直リラックスはできると思っていたが、リピテションは大した効果は望めないと思っていて、「少しでもこの閉塞感を解消する手助け」くらいにしか思っていなかった。
が、俳優としての感覚を維持する効果ははっきりと認められると言っていい。
ちゃんとスタジオで練習する時と違って、ネットを使うのでまず声がちょっと遅れる。人によってネット環境が悪かったり、隣の部屋に家族がいたり、大きな声が出せなかったり・・・様々な規制・障害がある。
それをどれだけ「受け入れ」て、相手と交流できるか。
「受け入れる」というのは、「隣が気になるだから、上手くできない」ではなく、「隣が気になる」ことを無視せず「あ、今自分は隣を気にしている」ことに気づいて、その結果「イライラしている」という感情を相手に伝えられる・・・ということ。
演技に必要な「感情」というものは、自分で気づかなかったり蓋をしてなかったことにするとコントロールできなくなる。
障害が多いほど、いい訓練になっている。
また、音声の環境が悪いので、相手に言葉を伝えることにより神経を使い丁寧にやらないと伝わらない。
相手の言葉を聞くこともそうだ。ほんとに相手に集中しないと聞こえない。
だから、普段、自分一人で喋りがちな人はその欠点がより明らかになる。
どういう状況でも与えられた条件をフルに使って相手と交流する。
改めて、とても重要だと思わされた。
考えてみれば、特に映像のロケなどは障害だらけだ。
時代劇で山の中に連れていかれれば、それはそれで日常と違う環境がいい方に働く。(崖とか・・・笑)
が、そんなところばかりではない。
若いころ、ドラマのロケでごく平日の真っ昼間、普通の商店街でロケをした時、近所のおばちゃんたちが集まってきて指さされたりして、いきなりすっごく恥ずかしくなってドギマギしたことを思い出した。大したシーンではなかったと思う。ごく普通の日常会話のシーンで。
相手は有名な俳優さんだったと思う。
「みんな私なんか見てない」とか「私を見て無名な女優としか思っていないだろう」とか「店員の役で、地味な衣装が恥ずかしい。もっといい役だったらよかった。こんな私は見られたくない」とかとかとか・・・爆笑
もう、自意識のオバケ!
あ~あ、残念!(笑)
覚悟が足りなかったね。甘かったね。若かったね。(笑)
周りの環境は俳優に合わせてはくれない。俳優がそれを受け入れることが重要なのだ。
ただ、やはり、「キープ」に有効であり、「アップ」はあまり望めない。
エクササイズを終わった時点で俳優の感情の表現をブロックしているものにくさびを打ち込み、壊れるまで行かなくてもヒビは入っている。
それがリピテションクラスを継続することで壊れていく・・・そこまでの効果は望めないと思う。
あくまでもメンバーの人たち・・・つまり、このレッスンの内容や意味を理解している人たちへのキープクラスだろう。
それでも充分意味がある。
どういう形になるかわからないがいつかは終息する。いつかは・・・。
その時は一斉に芝居が始まる。舞台が・・・撮影が・・・急ピッチで。
その時にすぐ現場に出られるように!
みんな、生き抜こう!
2020年
3月
23日
月
マイズナーテクニックやメソッドなどを訓練した俳優は、セリフが聞こえない・・・と言われることがある。そういう俳優がいることは私も知っている。
自分の感情などを重視しすぎるあまり、ちゃんとした声を出さない人もいる。
あえて言うが、それはマイズナーテクニックなどの練習方法の問題ではないと思う。
俳優にとって、それは映像だけしかやらない俳優にとっても・・・、発声・滑舌はそれだけでもきちんと学ばなければならない重要な課題だ。
映画しか見てないが、ロバート・デ・ニーロの声が聞き取りにくいと思ったことはない。
念願の西山水木さんボイストレーニングをやっと受けられた。
水木さんに薦められてレポートを書いたので、ここにアップさせていただきます。
声の問題に悩んでいる俳優さん、声優さんがいらっしゃったらぜひ参考にして頂けたら幸いです。
=======================
西山水木さんボイスクラス第一回 2020 3/18
念願の水木さんボイスを受講!半年以上かかったぜい!
最初は声を出す筋肉についてを図解で説明。
声を出すための筋肉とはいわゆる「横隔膜」だけでなく、いや、横隔膜を動かすためにも骨盤底筋をはじめとして脊髄起立筋など多くの筋肉が連携して声を出す。
腹筋だけ鍛えればいい・・・というものではない。
俳優は「ずっとしゃべり続ける」「いきなり大きな声を出す」「寒いロケ地で声を出す」など、通常会話だけできればいいというものではないので、声が出る仕組みを知って体からトレーニングすべき。「声」は体が出す。筋トレは必要。
ラジオ体操は素晴らしいボイトレ筋トレだそうだ。声を出す筋肉をまんべんなく動かせる。また背骨を波にように動かす「波運動」。これも効率的。
また、声モノマネは非常に有効ということ。
声でモノマネをすれば筋肉の「同調感覚」が作動して、その音の出し方を覚えていくということ。
私の若い時は「歌」の先生でボイストレーニングしてきた。当時はそれが当たり前だった。だが、水木さんのように「セリフ」を使ってボイトレしていくということは、「表現」に直結した声が作れると思った。普段の自分の癖で、どこの筋肉が弱いのか使い方が悪いのか・・・などがよくわかる。
滑舌について
これも「背骨でしゃべる」など、やはり体を使うことが基本のということ。
よく言われる「母音法」についての話があった。
これは劇団四季が採用した方法としてよく知られている。
日本語は母音と子音の組み合わせで出来ているので、言葉をすべて母音に直してしゃべることで滑舌をよくする。これは間違いない。私も高校生の頃、みんな四季にあこがれていて遊びのように普段の会話を全部母音でやっていた。本当に子供の頃遊びでやったものってしっかり体に見についている。いまでも何かペラっと文章を渡されてもほとんどすぐに母音に変えられる。
遊びのように・・・これが本当の「芝居の稽古」なのだろう。Don’t forget!「遊び心」
だがこの劇団四季流の「母音法」には一つ問題があって、ただ機械的にやっても変な日本語になる・・・ということだ。それが芝居のリアリティを無くしてしまうので否定する人もいる。
このことは滑舌の問題ではないかもしれない。
日本語は一音一音区切っては日本語に聞こえない。一文節リエゾンするように発音しなくては日本語の意味が通らない。
例えば「青い空が美しい」という言葉があったとして、「あ お い そ ら・・・」と素晴らしく明確にしゃべれても、まるでAIのようになる・・・ということ。
「青い空が美しい」だと2文節。「あ お い そ ら・・・」ではなく、「青い空」なのだ。
また、「青い空」という言葉にイメージやそれに付随する感情がある。「美しい」と来ているのだから、雲一つない・・・とか、そんなイメージか。そしてそれを見ている自分のそういう空を見ている何かしらの感情。それをひっくるめて人間は言葉を発する。
それをきちんと水木さんに説明してもらった凄く納得がいった。これをちゃんと理解していれば「母音法」は素晴らしい方法だ。現場で使おう!っと!
最後のエクササイズ
今回の最後は「声のレッスン」というペーパーを少しやった。
「明るい声」「暗い声」「大きな声」「小さな声」などが書かれていて、その指示に従った声を出す・・・というもの。
これは一人一人やっていって、水木さんが声を聴いて、一人一人にアドバイスしていく。
ある人は「明るい声」が明るく聞こえない。それをどうしたら「明るい」声が出せるか、水木さんの調整にしたがってやっていく。どこを響かせたらいいか・・・とか、どこの筋肉が使えてないからそれを使って・・・とか、どこを開けて・・・とか。
私はマイズナーをやっていて、それは人間の感情、つまり「インナー」と言われるものから演技をアプローチしていく。たった数分の「声を出す」練習とインナーは直結している。「明るい声」に指摘を受けた俳優さんはやはり「開ける」ということが苦手な人だった。
そして私は・・・。「暗い声」の「ら」に明るさが残る・・・ということ。
これは、私が「陽気で、前向きで、明るい」性格であるといったことではない。私の芝居の癖だ。「力で押す」「言葉の最初にエネルギーをたくさん出してしまって、尻切れトンボになってしまいがち」という・・・。
たった一言ですべてバレてしまう・・・。言葉ってスゴイ!
また、それを見抜く水木さん、凄かった。
なんでも歯医者さんと筋肉友達で、声を出すところの図解などもその歯医者さんから教えてもらったりしているそうだ。矢沢永吉のライブ映像を見ながら「すごいね~、この胸鎖乳突筋!声が出るわけだね~」とか言い合っているらしい・・・、
オタク度マックス!!!! ついていけるかしらん・・・(笑)
2020年
3月
05日
木
先日、無事・・・? 今は何が無事なのかわからなくなってきましたが・・・、とにかく熱を出す人も咳き込む人もなく、キャラシーンクラス終了いたしました。
後半のクラスの進行状況をアップさせていただきます。今回も長い!(スミマセン)
第5~8日目
練習の中盤から後半。
キャラクタークラスは・・・
役の人物になって、みんなの前で役の人物の人生で大きな出来事を話す。
結婚やら大きな病気やら、親の介護や死、さらには日本の家庭ではタブー的な家庭の内情。。。
離婚、家族の誰かが引きこもっている、宗教にはまってしまった・・・などなど。
ここまでくるとまさに「劇」だ。
そのへんのドラマや戯曲と何も変わらない。
そして役の人物は、それを真っ向から他人に語ろうとなんてしない・・・という状況が出てくる。
わざといかにも軽いことのように笑いを混ぜたり、それには絶対触れず断固「自分は何も思っていない」という態度だったり。
エクササイズクラスのプリントに「言葉は感情を表す方法の一つに過ぎない」とある。まさにその通り。
ここまでくると、その人が本当のことを話せる設定が必要になってくる。
このあたりからフィクションの「設定」が登場する。
普通の人が辛いことや恥だと思っていることをモノローグドラマにしていく場合、本当はこんなことはなかったかもしれないが、この役の人物が本当の気持ち・普段は出さない感情を表現する場面を作っていく。
酔っぱらったり、亡くなった誰かの遺影に語りかけたり・・・。
今回のキャラクターでは、「えー!その話、人前でするんだ!」と逆にみんなが驚いたケースもあったが・・・(笑)
シーンは・・・
これまでの自分の課題を克服しつつ・・・
だんだん細かいセリフの「言葉の意味」やら、台本の大きな流れ、を注意していく。
これまで感情の流れを重視してやっていた、それを切らないようにしながら・・・たとえば「お父さん」という言葉にこの時どういう思い入れがあったか・・・とかを丁寧に入れていく。
また「ここでこの台本は流れが変わっている」というポイントをちゃんと読んでいく。
ここまでは仲良くやっていたのに、相手のこの言葉のせいでいきなり険悪になったり・・・という「折れ」を明確にしていく。
それがきちんと出来ればできるほど、作家がお客様に何を伝えたかったかがはっきりしてくる。見ていて「面白く」なっていく。
ここでも、やはり俳優個人個人のクセ、特徴が大いに見えてくる。
長所は短所、短所は長所だ。
短所がダメで直さなければならに所・・・ではない。
今回、一組は岸田國士の「紙風船」だった。
言わずと知れた名作で、私も21歳、養成所の時に練習台本としてもらって「これは何!どこがおもしろいの??」と思い、その年齢ではなんなのか全然わからなかった。(笑)
だから、今回の20代の二人ももう「読み」玉砕に近かった。(笑・・・えないが、もうこの年なので笑ったよ!)
一つは、頭では読めている・・・が身体では出来てない事例。
たとえば、この戯曲の途中で夫婦二人がエア旅行をする、「鎌倉」へ。
この昭和元年の時代。中流家庭の新婚夫婦が「鎌倉」へ旅行するのは、今の時代ではどういうことなのか!
「これはどういうこと?」と質問すると「この時代ではとても簡単には出来ない憧れの旅行」と言葉では答える。
が、それが感覚的にどういうことか、わかっていない。
「今、憧れの旅行って何?」とみんなに聞くと、「モルジィブ」とか「イタリアのモンサンミッシェル」とか答えが返ってくる。
ちゃんとそれを「感覚的」に入れてセリフを言えば、全然、シーンが変わってくる。生き生きしてくる。
また、シーンをやっていてその俳優「言えないセリフ」が自分ではっきりしてくる。
その言葉の意味がだんだん分からなくなってきた・・・とか、前のセリフと繋がらなくなっている・・・とか。
それをそのままにしない。そのセリフは、相手を取れていない、自分の気持ちや意味がついて行っていないなど、何か修正が必要な言葉なのだ。それを丁寧に修正していく。
第9~10日目
最後の詰めの日程。
キャラクターは、人生の一大事をモノローグドラマにしてその台本を自分で書いて演じていく。
ここで一番大きなことは「台本のマジック」だ。
これまでは、役の人物になってフリーに話していた。いわば即興。
ここで「台本」登場!
役者って「台本」となるといきなり「次のセリフは何だっけ?」「どうやって終わるんだっけ?」と「頭」が入ってきて、それまでの「自由」さがぶっ飛ぶ。
必ず一度その洗礼を受ける。
必要な体験だ。
こんなに「台本」に捕らわれてしまうのだ。
それがわかったうえで、「自分をオープンした状態に持っていく」「役の人物になる」「このシーンに至った状況を信じ、感情を感じ取っておく」を丁寧に繰り返し、相手を意識して毎回新鮮に相手に言いたいことをちゃんと言っていく。
その結果、これまでにように感情も変化していく。
シーンは・・・
これまで順調にくれば、一般に言う「ミザンス」を入れられる。
このセリフの時はここに座ってて・・・とか、この動きで相手にアプローチして・・・とか。決めていける。決めても自然な流れでそれをこなすことが出来るようになっている。
演出の方々は、相手との距離感で二人の緊張感を表そうとしたり、「見せ場」でどっちかの顔が隠れたりしないように動きを付けていくだろう。それにきちんと答えられる俳優になりたいものだ。
今回のシーンクラスで、とある劇団に所属した俳優さんが参加されていて、やはり「先にミザンスやセリフの言い方」ありきな方が参加されていた。
リピテションで培ってきた「相手とのやり取り」ありき・・・ではなく「ここでこう動く」「で、このセリフはこの動きで」と、決めてかかってしまう。
そのやり方が悪いワケではない。
作品作りは時間との闘いだ。いつまでも俳優の個人練習をしている時間はない。だからミザンスなどの「演出」はどんどんついて行って、「作品」を仕上げていく必要がある。
ただ、私は「俳優の技能訓練」をしている。
だから、それでは身に着かなかったことを、こういうワークショップを開いてスキルアップしようとしている。
その俳優さんにそれを心底理解してもらえなかったことは残念だった。
その場合、どうなったかの一例をあげてみたい。
例えば、『「こっちに来て」というセリフに80%の悲しみが必要だ』と思ったとする。そうするとシーンを進行する中でそのセリフが来ると80%の悲しみを充電するまで「間」をとってしまう。
その間が積もり積もって、全体では3分長い!間延びだ・・・客は飽きる。
そういう事が起きる。
何故、それにこだわるのか!!!
俳優のエゴか!
こういうことに対して、以前、小川絵梨子さんは「感情なんか後で来るんだ」と言った。
そういうことになるよね。
また、動きでもそういうことがある。台本ではとても繊細に「ちょっと触る」なのに、自分の感情ばかりに注視してしまってガバっと相手の手を握りしめてしまう。
台本では「ちょっと触る」から、二人の微妙な関係が表せるのに・・・。
そうすると「相手が手をそのままにしておくのはオカシイ」ということになってしまって、台本が書いているストーリーを変えてしまうことになる。
「この二人は結ばれる話なのに別れちゃうぞ!」
台本を成立させることが、我々俳優のなすべきこと!
もうずっと言い続けているが、俳優のスキルアップには、色々なやり方がある。
そして、いくつになってもこれでいいということはない。
西山水木さんが、セリフ、言葉をとても大切にしていらっしゃる。
そのことから表すことのできる大いなる可能性を。
感情や相手との交流を基礎にやってきた私だが、これから水木さんの「言葉」をもっと身に着けて、もっともっと先に進みたい。
そして、そこから見える景色を・・・その「境地」(?)を体験してみたい。
今は「コロナ危機」で芝居は休眠状態かもしれないが、いつかはこの危機は去っていく。
その時また、歩み始めたい。
2020年
2月
28日
金
今回はダイアリーにしてみました。
前半4日分です。
第一日目
チャート説明
学校のテストのように解答しただけではダメ。体に落とし込むため
1組シーン 読み合わせ
台本の読み方の浅さが露呈する。
第二日
キャラクターは、自分の演じる役の人をみんなの前で話す。
エクササイズを経験しているメンバーなので、本人と似ていいると
シーンは、昨日、台本の読み方についてコメントしたチームは、修
シーンの最初はリピテションのように、感情を使った交流を中心に
そうすると、エクササイズの時の課題が如実に現れ、怒っているけ
エクササイズの重要性。
また、目的をどうしていいかわからなくなり、停滞することがある
見違えるほど、シーンが浮き上がる。
第三〜四日
キャラクター
役の人物になって、みんなの前で自己紹介。
みんな、自分に近しい親兄弟なので、はじめは冷静さを欠き、とに
どうしてもわかんない…という人は、参加者の中で「私、わかる」
近しい親兄弟をやっていると、自分では以外なほど感情が溢れてく
やはり、色々な意味で家族!なのだ。
シーン
まずキャラクターを入れて、シーンの背景を感情的に信じられたら
ここで、もし台本に背いてでも自分の感情の流れに従って、大いに
と言っても、役者はなかなか脱線出来ない。
台本の通りにやろうとする習慣がとことん邪魔をする。
だか、それをやろうとすると、ついさっきまで生き生きしていた姿
やはりエクササイズの成果はすごい!と思う。体は、自分と役が離
そうなったら、それは、自分が楽器を開いてないとか、キャラクタ
それを毎回、修正していく。
レッスンは今日5日目。
5回目からは次回また経過をお知らせします。
コロナウィルスで大変な事態ですが、参加者・見学の人全員、稽古場に着いたらまず手洗い!みんな気を付けてやってくれています。
最終日まで何にも負けず頑張ります!
2020年
2月
22日
土
先日、お忙しい水木さんのツアー公演の合間を縫って、3回目の交換WS.。
水木さんの体力とパワーに頭が下がる。よくこんなスケジュールの間にWSまでやろうとするなぁ・・・。どこからそんなエネルギー、情熱、がでてくるのか・・・。
私の方が後輩なのだが、ついていくのが大変!反省して体力を付けねば・・・!!!!
二人で何も決めないゆる~い集まりを始めて3回目。
ほとんどまず、2人のオバサン女優の愚痴から始まる。(笑) これをやれるのは精神衛生上非常に良い!!!
だが3回目を迎え、少なくとも二人の・・・いや、私の?方向性は見えてきたような気がする。
俳優が演技する能力を数値にして、ワークショップなどの訓練で身に着けられる点数が50点として、演出家が「こいつOK」と思える点数が60点だったとする。
私は自分のWSの中で、もちろん俳優が60点になるように一生懸命やっているが、それは理想論。その現実の中で「必ず違いを作って終わる」ということを自分に戒めている。
ある人は60点に達した!スゴイ! でも、そうでない人も20点だった人を20点のままでは帰さない。1点でも進めて終わらせる!・・・と。
私は演出家・監督ではないので「演出」でその人を生かしてあげることは出来ない。その代わりに私のWSでは「演出家・監督の前に出るまでに俳優がやっておかなければならないこと」に特化して練習しているつもりだ。
もちろん、どのトレーナーさんも自分のポリシーの元、一生懸命レッスンしてらっしゃると思う。
だが、やはり、現場に出たときにすぐに結果を出せるものではない。
もちろん、自分の点数と60点の差を自覚して、それを埋めるために何をしなければならないか理解して身に着けていくのは俳優一人一人の自己責任だが、少しでもその差を埋めるべくトレーナーが前進できることは何か。
水木さんが初回に「やっぱり発表会までやらないと」とおっしゃった。
私ではその経験はさせてあげられない。
私には演出はできない。
もちろん、シーンを成立させることはできる。が、それは作品を作る「演出」ではない。
今回の交換WSでは・・・
前回まで多くは私がやって来たマイズナーテクニックなるものの感覚を使い「交流」を重視したセリフのやり取りを、水木さんに見てもらったり私と水木さんでやってみたりした。
今日はそれに、水木さんの演出が加わったらどうなるのか・・・を試した。
私と黒澤君で「マクベス」を。
もちろん、セリフを覚えているわけではないし、細かく本を読み込んでキャラクターを作っているわけではない、ただセリフを使って交流と目的を意識して読み合わせ・・・から始まって、水木さんの「なんでマクベス夫人は夫にダンカン殺しをさせたいか」「なんでマクベスはこの短い時間に、一旦やめようと思った殺戮を、奥さんに叱咤されたくらいでやることに変わったか」などの思索が始まる。
水木さんは『誤読』という手法をつかって、そのキャラクターの裏側、奥、を探っていって深みを与え、まさに演技を引き上げていってくれた。
これは交換WSなので、私も自分自身が演出を受けて自分の何がどう変わっていくか・・・を気にしながらやってみられた。
自分の中の変化はとても興味深かった。
また、自分ではわからない自分がたくさんいて、それを水木さんが遠慮なくピックアップする。
へぇ~そんなふうに見えてるのか・・・
え?それはいいところ、面白いところなんだ・・・気が付かなかった。
などなど。
自分が教えているWSでは、出来るだけ自分で自覚する部分を多くして、自分で俳優として作品に挑めるようにアプローチしていくが、所詮、自分で自分のことが全部わかるわけではない。
演出家にゆだねて、引き上げて、色を塗ってもらうことの、面白さ大切さ。
これを多く体験することもとても重要なのだ。
車の運転と同じ、身に着くまでやれば自分の手足のように車を運転することが出来る。
だから、現場にたくさん出られる人はがどんどん上手くなるのだな・・・と改めて思った。
黒澤くんが「技術はあるが統合できない・・・」
と言った。
どういう意味かと言うと、今の若手俳優たちは色々な方法論で学んで、例えばマイズナーテクニックならリピテションをやる。それを使って相手と交流はできるがいるまでたってもミザンス通りに動けない。それでは芝居は構築できない。
ほんとは両方できるはずで、やればいいのに・・・なんで?
ということ。
これでは何のために基礎を学んでいるのかわからない。
何度も言うが、自分が一人前の俳優になるために結果を出すのは俳優の自己責任だ。
だが、マイズナーであれルコックであれ、その基礎を現場に繋げていくのは「演出」を付けてもらってやってみることでしか学べないことはたくさんある。
それをしながら、その場面を演出家の要求通りに表現していくために「だからこの練習をやったんだ!これだよ!」とオンタイムで指摘する稽古はとても重要な有益な稽古なのだと思う。
いろいろな優れた演技論、練習方法があるが、それを身に着けたうえで
方法論に固執しない。
それが見に着けば、きっときっと芝居というフィールドでいかにみんなで楽しく遊べるに違いない!
2020年
2月
14日
金
今月2回のリピテションが終わり、来週からキャラクター&シーンクラス。
ただいま絶賛台本選び中です。
アクターズワークス以外でも、演技トレーニングのご依頼を頂くことがあります。有難いことです。
色々な立場・状況の俳優たちが演技力を高め、いい仕事をゲットする、いいパフォーマンスをすることを目指して努力していく所存で頑張ってます。
そんな中で今、話題になっていることの一つに「モチベーション」のことがあります。
新国立のトレーナーをやっていた頃、新国がお招きしていたイギリスのラダという王立の演劇学校(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E7%AB%8B%E6%BC%94%E5%8A%87%E5%AD%A6%E6%A0%A1)の有名なチーフトレーナーとお話しする機会がありました。
その時の彼女が
「『私のセリフはどれ!!! 私にセリフを頂戴!!!』という気持ちだけは、教えることが出来ない」
とおっしゃったのを忘れることが出来ません。
私はアクターズワークスにおいても、他のレッスンに関しても「しつけはしません」とお願いしている。
ダラダラと遅刻したり、セリフを覚えてなかったり・・・そういう人を「怒る」ことは無意味だと思っており、怒られなければやらないならやめてしまえばいい!と思っている。
それはモチベーション?エネルギー?、日本流に言えば気合、を他に人に入れももらう行為だと思うので。自分でそれを高め、集中し、稽古に望めない人は、この仕事は無理だ・・・と。
確かに、10代のまだ高校生という人には教育的側面があるので難しいこともあると思うが、18歳・高校卒業以上は問答無用だと思う。
「役者になる」など、雲をつかむような話。
私自身も親に理解されるわけもなく、「許して欲しい」などとも言えず内容的には「家出」、強引にこの業界に飛び込んでしまった。それしかなかった。
簡単に仕事をもらえるわけではない。
アルバイトづくめの日々。
ずっとオーディション、キャスティングという「競争」にさらされ、隣には成功を収め収入と名声を手に入れた「スター」がいる。この格差状態!
そんな中で「芝居をしたい!」というモチベーションを保ち続けるのは・・・
夢とか、お金とか、意地とか・・・どういう言葉でも言い表せない。
一つ言えることは「自分で自分の心と逃げずに対自する」ことしかないと思う。
自分と同い年はサラリーマンになって家族をもって家でも買っている、自分はこのまま芝居をやっていていいのか、それで自分は幸せなのか、自分の人生が納得できるのか・・・
そういう人たちとも胸を張って一緒にお酒を酌み交わすことが出来るのか・・・
私自身もいまだにそれの連続だ。
役者としても、トレーナーとしても、逃げないで最後まで生き延びたいものだ。
・・・ふぁいと!みんな。ふぁいと!私!
(別記)
「モチベーション」のことに伴い、追記させていただきたいこと。
私&アクターズワークスは20年、この「しつけをしない」立ち位置を守っているのだが、それでも昨今、メールの返信の仕方とか、稽古に対する準備とかがまるで大人とは思えなかったり、「ワークショップなんだから、何か教えてもらえる」という態度だったりする人が増えてきた気はする。
ちょっと変わった人だったり、いわゆるあきらかに社会人不適応なヤツだったりは昔からいたが、普通の真面目な人もそうなって来た。
先日、とあるプロデューサーと話をしていて「今の若者は『大人』にならない。昔の20歳が今の30歳だ」という言葉が出た。
これもしばらく前から言われていたことだが、なおさら顕著になった気がする。
誰が「大人」教育をするのだろう・・・
その責任は・・・親?先生?
私自身の気持ちが路頭に迷う。
真面目に取り組んでいる人、可能性があるワカモノになら意見すべきか?
今のワカモノの親世代っていたら私も入るのだろう・・・
これは俳優だけではなく、すでに「教育」の問題なのだろうが・・・
ここ数年、この件については迷っている。
結論が出るまで迷うしかないが。。。。
こんな話も、水木さんとの交換WSでも出ている。色々なオトナのみなさんと話し合うことを続けて行こうと思う。