先日、キャラクターが終わりました。
まだ2週間経っていませんが、兎にも角にも発熱などの報告はありません。今回もセーフだったことと思います。
感染者数は激増、今は何の病気や怪我で救急車呼んでも病院には行けない状況なのに、テレビをつければオリンピック。。。
何が現実なのか、どこが現実なのか・・・よくわからない...
稽古内容については、やはり全く少人数なのでゆっくり稽古できた。
他ですでに経験を積んでいる俳優さんは、今まで演出家に言われたコメントや自分の円食いの課題について、一回一回、こんどはこれ試してみよう!次はこれ!と、段階を踏んでお互いに納得のいく積み上げができたと思う。
新人さんや、根本的な課題に直面していいる方々は・・・
一言「直ぐに出来ると思わないで!」
焦っているのか・・・、自分でも長いこと悩んでいるから疲れ果てているのか・・・
(ま、焦るよね。私も20代の自分って焦っているイメージしかない。笑)
ウチのような「感情」を取り扱うレッスンでなくて、普通に劇団や映像の養成所とかで稽古してきた人も覚えがあると思うのですが・・・
役の人物が台本の中で「泣いたりわめいたりする」とする。
「泣いたりわめいたり」は出来るのだが、やったらそれは自分自身のようになってしまう。
演出家に「それじゃ違うよ」と言われ、苦悩して、挙句の糧「泣く・喚く」すらできなくなる。
「泣いたりわめいたり」は感情をオープンさせること。
それがちゃんと役の人物に見えること。これがキャラクター練習の問題。
単純に言うと、
①役の人物への洞察が甘い。
②自分自身の感情をオープンする問題が解消されていない。
この二点です。
「他人」というのは、自分とは感情表現の方法が違うのです。
①「怒る」ポイントが違う。
普段でも「え?そこでそんなに怒るの?」ってこと、あると思います。
なぜ、その人はそのポイントで怒るのか・・・これを理解する必要がある。
そして「怒った」時の表し方が違う。
ある人はストレートに「ムカつく」と叫んだり物を投げたりするが、ある人はそんなことはせず意地悪をする・・・とか。それをまた理解しなくてはならない。
②自分の個人的な感情が支配してしまう。
①の部分は理解できるけど、「怒り」始めたらその理解はぶっ飛んで自分が登場してしまう。
何をやっても同じ芝居に見える・・・と言われる人は、こういう課題が大きいのかと。
これは無意識のレベルだったり、習慣の問題だったりします。
いずれにしても、「ローマは一日にしてならず」!
正しい方法でじっくり取り組みましょう。
また、こんな状況で現場が止まってしまわないか心配な今日この頃。
もし、時間が出来たら、こんな時だからこそ自分を高めることに時間を使って、「来るべき日」の備えましょう!
ああ、待ち望むよね!「来るべき日」!!!
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