猛暑の中、リピテションやりました。
集まってくれた俳優さんたち、
こないだ舞台が終わりました。
撮影が終わりました。
9月に舞台があります!
みたいな人が大勢!
いやー、嬉しい嬉しい!
こうでなくっちゃ!
いよいよ本当にアフターコロナになって来た!
仕事も動いてきて・・・
お願い!経済ももっと動いて!!!(笑)
※いや、笑い事じゃなくて・・・・
でもその中にも、
「うまく出来なかった。学んできたことは全部ちゃんとやったのに・・・何故かわからない。」
という人も。。。。
もちろん、ちょっと稽古したからと言って何もかもすぐうまく出来るわけはない。
一番問題は「何故かわからない!」ということ。
「あー、あれマズった」とか「もう全然時間なくて間に合わなかった」なら、まだいい。
何が自分の体に起こっているかわかっているから。。。
「なんだかわからない」場合、おそらくはとてもくだらない問題のような気がする。
たとえば・・・
相手役とうまくいってない とか
この台本があまり好きになれない とか
そんなことは「高尚な演技、作品作りにはこんなこと言ってはいけない。関係ない個人的なこと」と思われるが、ところがどっこい、役者という職業はこういうメンタルがとても大切なのだ。
自覚しなくてはならない。
相手役とうまくいかない場合
このことは一見演技とは関係ない・・・ただやりにくいだけ・・・と考える人も多いが、それで対応できる役者は本当に上手いベテラン、もしくはかなり根性の入った役者さん。
これは演技に大きく影響する。
まあぶっちゃけ、あまりお出来にならない役者さんほど相手に注文を付ける傾向はある。
「今のセリフじゃ伝わってこない」とか「ここの場面もうちょっとこうして欲しい」とか・・・溜息
そういった話は若手さんからよく聞く。
俳優同士で簡単に相手に注文を出すのはいかがなものか・・・と個人的には思うが・・・、言ってくるものは仕方ない!(※キチンとコミュニケーションがとれている場合は違います。)
みなさん!
それに動じないくらいの演技力と精神力を身に着けよう!
稽古が終わって相手に文句言うなんて情けないことだと思おう!
自分の演技で相手を変えられるくらい、自分の役の言葉を相手に伝えることを肝に銘じて!
しんどい話だが、それができるようになれば鬼に金棒!
そのために普段の稽古がある!
精進がある!
ファイトだ!
台本に納得いかない場合
そりゃあ、全部の台本が「岸田戯曲賞」「アカデミー賞」というワケにはいかないさ。
作家だって、新人もいれば、スランプもある。
自分の演技力を顧みてみよう。「あ~、人のこと言えない」と思いはしまいか。
何も台本全体を好きになる必要なない。
自分の役を愛そう!
そのために「実在の人物」の一生を使ってキャラクタークラスをやっている。
一人に人間は必ず、どこかに共感するところ、愛らしいところがあるはずだ。
モンスターのような殺人鬼も、なぜそうなっていったのかを丁寧に探ることによって共感できるところがあるはずだ。
というか、見つけるのだ。
「いや、僕の役は2シーンしか出てこないチョイ役だから、そんなのわからない」
チョイ役!?
チャ~~~~ンス!!!!
だって、どうとでも作れるではないか!
1シーンで主役をいじめるだけの部活の先輩役だったら・・・
その子だって新入生の時にいじめられていたかもしれない。そこから「自分が上になったらそんな奴にはなりたくない!」と思っていたはずなのにそうなってしまった時間、物語がある!
面白い!
いつか、自分が大きな役を掴むときに生かせるではないか!
それが引き出しになるのだ。
先日の俳優さんは、こんな理由ではないかもしれない。
本当には、「ダメだった」という俳優さんにじっくり話を聞かなければ本当に理由はわからない。
でも、だからこそ、何もないときには 稽古しよう!!!
稽古は裏切らない!!!
しかし・・・悔しい。。。
上手くいかなかったと聞くと、自分が至らなかったと思えてくる。。。(よくない癖だが・・・)
メンバー向けの、本番にあたっての相談コーナー、新設しようかな。
それ言ったら「やってくれ」コールをもらった。。。
そう言われるとだんだんその気になってくる。
よくない癖?(笑)
でも、必要なのかも・・・・
ちょっと検討してみる!!!ハイ!!!
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新年最初、大盛況のリピテションをアップしました。1/21
2025年のご挨拶を書きました。1/4
★ハラスメントについて文化庁の窓口についてのURLを書き添えました。
★メンバー対応の「個人サポートクラス」を新設しました。