少人数だし、開催直前から体調不良も続出のピンチなエクササイズクラスだった。
いや~マジ、ほんとにやれるとは思わなかった(笑)。
だが、来てくれた人たちは意識高くて。人数が少ないので一人づつ掘り下げることができた。
止めなくてよかった。
今回、女子は強え~!
男は、結局甘えたいんかい!(笑)
エクササイズクラスの目的は、役者として自分をガードして邪魔するものに気づいてコントロールできるようにすること。
ちょっと間違うと、「トラウマ」とかという言葉が飛び交って心理学セミナーみたいになりがち。
人間の「感情」の在り方は変わらないのだろうが、目的は「演技!」だ。
これを踏まえて、書いていきます。
今回の「強え~」女子たち。
人間はすべからく、ただ強い人もただ弱い人もいない。
何らかの理由で「弱み」を見せられなくなっているから、「強え~」ところを相手に見せてふるまっていくのだ。
その理由は一人ひとり様々。
私も典型的な「弱みを見せることが苦手な女子」であるが、私の理由は、主には「父親」。
父は私を大変愛していた。
そして、昭和一桁生まれ。
その価値観たるや・・・、ざっくり言えば「男は強く弱音を吐かず家庭を守る。女は父親や亭主に従って立てて生きる」である。
今はだいぶアップデートされてきた。私は早く生まれすぎた女なのだろう、その価値観を全く受け入れられなかった。だから弱みを見せたら「男に従わなくてはならない」のだ。都合が悪い!
私は、男に従うくらいならどんな困難も一人で耐えて見せる!!!・・・だから「弱みは見せられない」女になった。
こんな感じで、医者やカウンセラーが必要な「トラウマ」などではなく、人はみんな社会で生きていくパターンを持っている。
今回の「強え~」女子たちもそれぞれに、パターン・理由を持っている。
「甘えたい」男。
いや、今回だけではなく、ほとんどの男はこれを隠すのか・・・。
やはり男はある意味「強く」なくてはならない、としみついているのだろう。
レッスンでの問題は・・・素直に甘てくれりゃあ問題ないのだが、甘えるまでがまぁーーーー大変!
甘えられなくて不機嫌になって相手を拒絶してみたり、相手から「甘えたい」ことを察してもらおうと画策したり・・・(笑)
あーめんどくせー!爆
「演技」の訓練なので、それらを問題視して何か解決していくコーナーではない。
そのことに気づいて、役を演じていくうえで「弱さ」を見せられるようになること!これが目的だ。
気づいて、認めなければ、そういう台本で観客の心を打つ芝居ができない。
普段強がっている人が、色々な出来事に合い本音をカミングアウトする・・・それがちゃんとできたら、素晴らしいシーンになることだろう。
だからこそ、それに向けて、頑張れ!みんな頑張れ!
いい芝居を見せておくれ!
★ブログ
新年最初、大盛況のリピテションをアップしました。1/21
2025年のご挨拶を書きました。1/4
★ハラスメントについて文化庁の窓口についてのURLを書き添えました。
★メンバー対応の「個人サポートクラス」を新設しました。