ディープ1 4年ぶり!

ディープ1エクササイズクラスが終わりました。
いつもの事ですが、ディープはディープ!

ディープ1エクササイズクラスとは、自分が役者として表現することを妨げるものを取り除く!コーナー


今回は取りこぼした人もいて、悔しかった。
私のアシストが不十分だったのか?
甘くしてしまったのか? 結果を出すことが大切だけれども、その俳優が「自分でやれる」という自力も鍛えていただかなくては・・・といつも思っている。

トレーナーの優秀さをひけらかす場所ではない!だからそのバランスは難しい。
だからこそ、私自身もゆっくり反省しなくては・・・!


だが、やはりある程度継続している人は、のたうちまわりながらもクリアしてくれた。

いつもながら感動しかない!
ワークスのワークショップの中で出来るかできないか・・・よりも肝心なのは自分の演技の進むべき方向を確認すること。
俳優が一番しんどいのは、どうしたらいいかワケがわからない時。
今は出来なかったことも、私はこういう演技がしたいんだ!と自覚して、練習を継続できる自分を作り出すこと。

今回、最後まで吹っ切れなかった人も、かつての例でいくと、硬い岩盤にくさびを打ち込まれている。
例えば、怒りが苦手な人だとすると、こういう経験をすることによって、自分の体が演技の中で「怒り」を表現していいんだ、ということを覚えていく。
そして、徐々に影響が出て、ある時堤防欠壊!してくれている。
信じよう!



超久しぶりに来てくれたワカモノがいた。(それがディープって 笑)
イキナリどうした?
顔を見せてなかった間、仕事を頑張っていて、その内で課題がはっきり見えてきた、不幸にも仕事がボツってしまったが、その隙間に来てくれた。
もう、一番嬉しいパターンだ。

わざわざ打ち上げで、
エクササイズでやったことは、本当に役に立っていたと話してくれた。
ワークショップで身に付けた演技力を使って現場で生かしていく、これが本来の形だ!
こんな事があると、心底やってて良かった!と思う。


ちょっと話しは変わるが、こないだ何気なくニュース情報番組を見ていたら、最近「ゆるブラック」って言葉があるそうで、缶コーヒーの名前かよ?と思いきや、企業の事だそうだ。
若者たちの就職やら働き方の問題で、一時のブラック企業とは違いパワハラとかないが、やりがいがなく成長できない会社だそうだ。

なんだか色々出てくるなー、、、
と思いつつ見てると、コメンテーターの意見は、
「甘い!どこに居ても成長出来るはず…」と「今の企業事情をよく察知している、わかる!」
という二種類。
専門家の話しでは、これから日本企業もどんどんジョブ型に移行して行く、むしろ企業の方が焦っていて、国際競争力をつけようとしている。
働き手も、自分は何が出来るかというスキルがないと稼げないようになる。ワカモノはそれを察知していて焦っているのでは、という見解だった。

なるほど。

やはりどこの世界でも変化は起きている。
芝居の世界でいうと・・・
「上手い役者をよく見ろ!盗め!」とか、「見てれば出来るだろう」とか、なんなら怒鳴って努力根性義理人情に頼る演出家や先生は、トレーナーとしての能力がないのかよ!と思う。
一方、「何を教えてくれるんですか」「教えてくれないから出来ない」と、与えられるのを待っている役者も違うだろう!と言いたい。

番組の中では、自分のやりたい事がはっきりしている人は、さっさと行動できる。どんな仕事がやりたいのか、どうしたいかがわからないとただ転職を繰り返す事になりがち、と。

本当に。
ただただワークショップ巡りをして、成長してつもりになっても仕方ない。お稽古場スターになってはダメ。
自分で自分に必要なものを見つけて、身に付けられるところに行く!
またこれ言うと昭和のオバサンになりそうだが、誰か一人の演出家やトレーナーの意見だけに固執しないで欲しい。そういう意味で「負けないで!」と言いたい。
「負けないで」自分の意見を持てるようになろう!

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★4月のリピテションクラスの「目的ゲーム」やりました。詳細をアップしました。

 

★ハラスメントについても少し書き添えました。

 

 

★メンバー対応の「個人サポートクラス」を新設しました。

 

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