久しぶりのディープ1エクササイズクラスを開催出来ました。
コレ、毎回言ってますが、ディープはディープでした!
そもそもウチのワークショップは
「泣けない」
とか
「セリフに真実味がない、嘘っぽい」
とか言われることに対応出来る練習です。
演じていてなぜ「泣けない」のか?
・・・そりゃ、フィクションだからそんなに都合よく悲しくなんかなれないよね!
って、全くその通りなのです。
それを上手くやるのが、プロのお仕事というモノ!
そのことについての解説を今まで多々書いてきました。
このディープ1エクササイズクラスただ単に
「泣けない」
ではなく、演出家からこんなコメントされたはありませんか?
つい大きく表現してしまう・・・
ちゃんと出来ているのに存在感がないと言われる・・・
いつも基本的に自分はダメだと思っている・・・
こういう事案は、もちろんエクササイズクラスでも扱いますが、エクササイズでは無意識にやっていたこれらの行動が意識下に上がってきたりします。
ディープ1エクササイズクラスその原因を探って、やって行きます。
その練習たるや・・・
まー、キツイキツイ笑
みなさん口を揃えておっしゃいます。
「たった4日だと思ってナメてた…」
だからぁ、大変だよって言ったじゃない!人の話聞こうよ 笑
人の行動に潜む オートマチックな回路がこれらを引き起こします。
たとえば、「ちゃんと出来ているのに存在感がない」とコメントで言われる例などは、
子供の頃、とても出来のいいお姉さんがいて、いつも比べられていて自己評価が低いままでいる…
とか、そういう人間が成長する過程で無意識に身についたものであること原因の可能性があります。
それを自覚して表現する作業なのです。
でも、それをクリアすると
「ちゃんと出来ているのに存在感がない」とか
「なんか芝居がおもしろくないんだよね」とか
「本当に泣いているのは見てわかるけど、こっちが全然悲しくない」
など、見た目にはわからない部分にタッチして改善していけるのです。
また、今回興味深かったのは、最初に他の人の話しを聞いているだけで
しんどい、疲れる
を連発する人がいたこと。
エクササイズクラスを経て、よりオープン出来て感じ取る力が増していたから。
そうなんです。感情を感じたり表現してると疲れるのよ。
そうなったらこっちのもの!!
台詞を聞いている時、ただそこに立っている時などが、役の人物として魅力的になっていきます。
そもそも、メインキャストをやるのはすご〜く体力が必要なのです!
これから、キャラクタークラスやシーンクラスに進んでいただいて、その体力を身に付けて行っていただけます!
みんな前進しているなーーーー!!!!
なんだか、本当に、嬉しいよーーーー!!!!