暮れも押し詰まって、懲りずにリピテションクラスでした。
さすがに少人数で、しかもみんな忙しく、遅刻や途中で体調不良早退など。
なんか、今の日本を投影した感じ・・・苦笑。
でも、なんか、スゴカッタ!
2024年を記念して最後の花火を打ち上げたかのような、激しいリピテションでした。
「今日って、ディープだっけ?」(笑)
ただリピテションなのに、怒号、号泣が乱れ飛び、悪魔の笑いが響きわたる💦
みんな、何があったの!!!!
って、冗談はさておき、今年熱心に通ってくれた人たちだったので、「開いて」いる。
今までよりもう一段階深いところへ進んだ気がする。
何度も書くが、「泣く」とか「怒る」が出来ることも大切だが、その結果、その俳優のほんとの顔が見えてくる。
プライドとか、社会的な顔が取れたまさに素顔。
それが俳優として何より魅力的だ。
一人の役者さんが、別の演技レッスンも受けている話をしてくれた。
私はよく知らないのだが、感情には着目しないで「身体が語る」ことを基礎とする(すみません、こんな感じの説明だったと思う)。
その先生に「身体から全然、訴えてこない」と言われた・・・と言った。
マイズナーでは、感情を言葉にして出すが、これは言葉で出さないようにして、身体からにじんで出る・・・ということをやるので、ずいぶん違うなぁ・・・と思ったそうだ。
いやいや、私に言わせれば違わないでしょ!
それを説明した。
こっちでも体を「緩める」というのはずいぶんやる。
感情というインナーの衝動を体・言葉に繋げて、表に出す・・・ことをやっている。
おそらく、彼女の言ったやり方は、同じことの過程の中で「言葉に出す」をやらず、身体で表現することをやっているのだと思う。
体の方が正直でストレートだからね。
※掲載した写真をご覧ください。
リピテション中の役者さんは、まるで、打ち上げでみんなとワイワイやっている時と同じように、それに近い、リラックスした体をしています。
なぜ、そのコが「違う」と思ったか。
それが彼女の課題なのだ。
やはりこっちでも、自分で体を緩ませてインナーを表現することは苦手なのだ。
そこをわかってくれたらなぁ・・・・嬉しいんだけど。
久々に書きますが、
「演技レッスンにいい・悪いはない!
自分に必要ならどんなものでも、それはいいレッスンだ!」
そして
「まっとうなレッスンなら、入口は違っても必ず同じ頂上にたどり着く。」
俳優の皆さん、自分が「必要」と思ったら、結果が出るまで何があっても続ける!
これしかない!
みなさん、一年お疲れ様でした。
来たる2025年も、がんばっていきまっしょい!!!
ちなみに 1~2月エクササイズクラス 絶賛募集中です!
ご興味のあるみなさん、ぜひぜひ!
お待ちしております!!!
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