前回の恋愛がらみの台本についての追記だが・・・。
そういう練習は、よくあると思う。
キス、抱擁・・・
昔から言われていたダメ出しのあるある。
「上手に『愛してるわ』とか言って抱き着いても、腰が引けてるぞ」
と。
これはセリフ言ってるだけです。芝居ではない。
私のシーンの考え方、稽古のやり方は、
これが勝負!
別に、チューしなくても、本当に相手に触れたい触りたい・・・という気持ちがあるなら、手を握区だけでもいいし、なんなら見つめあうだけでもいい。
まずそれを大切にする!これが何より大切!
そこまでできれば、本当にキスすることは大きな問題ではない。
実際に唇を合わせなくてもlそう見える角度で演じることもできるだろうし、映像などで本当に必要でも、気持ちがついて行けば必ず出来るようになるはず。
演じることの本質をきちんと理解することは、ハラスメント問題にも大切なのでは・・・。
とあるトレーナーの仕事で、恋愛がらみの台本を使うことになった。
ト書きには「唇を合わせる」的な表現がある。
担当者に台本を配ってもらってから、ハタと気づいた。
「了解、大丈夫かな?」
私の主宰の稽古場ではないから、事前にどの台本にするか相談したうえで決まったことなので、私が心配することではないかもしれないが、昨今の情勢で・・・💦
念のため、先方にメールした。
「了解とれてますよね?」と。
昭和の私としては、「台本にあるものなら、それをやるのが私たち俳優の仕事なので当たり前だろ!」なのだが・・・。
こういう意識も、現場によって違うから正直戸惑う。
うっかりミスはなくさなくては・・・と。
俳優さん方も気を付けて、仕事を受ける時お互い最初に話し合う習慣をつけるといいのだろう。
そして、私の稽古ではいつも、アクターズワークス稽古の時同様
「何かあったら、どんなくだらないことでも発言してください。」
と、毎回言って、最初と最後に
「なんかありますか?」
と、発言コーナーを設ける。
もちろん、練習の内容もだが、ほんとになんでも。
こちらも環境づくりに努力するが、役者さんたちもぜひ「勇気」を持って発言して欲しいと願う。
※いや、ほんと、私も昭和なので「柚木さん、今のセクハラですよ、令和では!」とか、どうぞ言ってください。マジで・・・。
今年に入ってから、谷賢一氏にセクハラの訴訟が起こりました。
私の教え子の一人であり、
この推薦文をどう扱うべきか、正直のところ悩んでおりました。
谷氏本人は訴訟内容を認めていない・・・
私自身がセクハラやパワハラの現場は見ていない・・・
ネットや世間の情報だけで未確認で行動してよいものか?
よく考えてみれば何が「真実」か知るすべはあるのか??
そういう思いで保留してまいりましたが、、
ここで谷賢一氏の推薦文を一旦取り下げさせていただきます。
この後、裁判という場で決着がついた後、
アクターズワークスは、
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